2022年10月11日
今度はルノー4「カトル」が電気自動車として復活か?ラリーレイドのイメージ漂うアクティブ系コンセプトカーとして、パリショーに登場
先日は5(サンク)をモチーフとした電動コンセプトモデルを発表したルノーが、また新しいレジェンドの復活計画を発表した。2022年10月17日から開催される2022 Mondial de l’Auto in Paris(通称パリモーターショー)に、世界で愛されたハッチバック「4(キャトル)」の新たな取り組みを見せてくれるという。
オフローダーのテイストは、SDGsなラリーレイドに由来
1961年から1992年にかけて大きくモデルチェンジすることなく、世界屈指の生産台数を誇った伝説的大衆車が「ルノー4(カトル)」だ。フォルクスワーゲン タイプIやシトロエン2CVなどとともに、個性的で実用性にも富んだオシャレなハッチバックモデルとして、愛された。
2021年には生誕60周年を迎え、さまざまなアニバーサリー企画が催されたが、その多くはキュートな実用車としての側面にスポットを当てたものが多かった。しかし今回は、少々趣向が違う。さらに「リアル市販化」が期待される1台になりそうだ。
基本デザインは、ルノーのデザインチームが、ルノーにとってアイコンとも言えるモデルのフォルムに対してひねりを加えたものになる。一方、アレンジのテーマは、モロッコの砂漠を横断して行われたラリーレイド「4L トロフィー」に由来するようだ。
1997年から開催されたこのラリーが目的としていたのは、ボルドーやパリといったフランスの都市から、モロッコの子供たちに学用品を届けること。環境性能にもこだわりがあるルノー4Lを使って、環境保護を訴える活動の一環として催された。新しい4Lも電気自動車であり、SDGs的観点からも「先代」の主義主張を受け継いでいる可能性が高い。
今年はその25周年に当たると言うことで進められている復活計画だが、全貌が見えるのは10月17日のパリモーターショーにて。シルエットで見る限り、小ぶりなボディに大径タイヤを装備、オフロードライクなルーフキャリといったアクティブ系ビークルの新提案ということになりそうだ。
ルノー「4」がEV車になって復活!ルノー「4Ever」へ
■ルノー「4」がEVになって帰ってくる
1961年~1994年まで製造されていたルノー「4」。
世界中の人に愛される車として「ブルージーンズのような車」のコンセプトで作られ、そのコンセプト通りモデルチェンジのない量産車として世界3位の生産台数を記録、なかでもフランス車としては世界販売台数1位に輝いている車です。
2030年までに欧州販売車を最大90%完全にEV車にする計画があるルノーは、海外メディアによると今回ルノー誕生60周年を機に、大人気だったルノー「4」をEV車として復活させると発表しました。
■ルノー「4」とはどんな車?
1980年中頃のルノー「4」の車両情報は以下のとおりです。
・全長:3,665mm
・全幅:1,485mm
・全高:1,470mm
実はルノー「4」はホイールベースが左右で50mmずれ、異なっています。
一見バランスが悪く思われがちですが、これは左右とも車体幅いっぱいのトーションバーを持つサスペンションが原因です。
車内空間を圧迫しないよう配慮されたこの作りは、左右のリアタイヤの前後位置が異なるためにホイールベースも左右で異なってしまっています。
しかしFF車であるルノー「4」の場合、多少バランスが悪くてもまっすぐ走るのでこのバランスの悪さは問題にはなりませんでした。
では、なぜ問題がなかったルノー「4」は姿を消してしまったのでしょうか。
■人気なのに消えたルノー「4」がEVで復活へ
車内スペースを犠牲にせず、シンプルで頑丈なボディで人気を博し、フランス車として世界販売台数1位と 生産台数世界3位を記録した人気のルノー「4」はなぜ生産終了してしまったのでしょうか。
ルノー「4」は、1980年代に入ると基本設計が古くなりすぎてしまい、安全基準を満たせなくなってしまいます。
そのため、1986年にフランスでの生産を終了してスペインでの生産に移したものの、ルノー「4」の代わりとなるルノー「トゥインゴ」が発表。その影に追いやられ1992年12月、ルノー「4」の生産終了を発表しました。
そんなルノー「4」は今回、EV車として約30年ぶりに帰ってくることになりました。
■ルノー「4」のコンセプトカーをパリモーターショーで初公開予定
ルノーは、2022年10月17日~23日まで行われるパリモーターショー2022にてルノー「4」のコンセプトカーを初公開予定です。
2024年に発売予定とされる新型ルノー「4」はルノー「4Ever(フォーエバー)」とされ、コンパクトなクロスオーバーになると思われます。
海外メディアによるとそのデザインは、レトロモダンなスタイリングが採用される見込みです。
また、ルノー「4Ever」は最大走行距離400km強のバッテリーを搭載するとの情報もあります。
パリモーターショー2022でのルノーからの発表に注目です。
ルノー、誕生60周年の『4』に敬意…コンセプトカーをパリモーターショー2022で発表へ
ルノー(Renault)は10月4日、フランスで10月17日に開幕するパリモーターショー2022において、ルノー『4』(キャトル)に敬意を示したコンセプトカーを初公開すると発表した。
ルノー4は1961年に発表された。コンパクトボディに広い室内空間を備えていたのが特徴だった。あらゆるシーンで使い勝手の良いルノー4は、20世紀後半のカーライフを代表する車のひとつだ。1961年の発売から1992年までの30年間に、800万台を超えるルノー4が、ルノーのフランス工場から世界約100か国の顧客に届けられた。とくに、フランスでは乗用車史上最多の生産台数を記録し、「クルマのジーンズ」と称されている。フランス本国では、ルノー『4L』(キャトレール)と呼ばれる。
ルノーはパリモーターショー2022において、このルノー4に敬意を示したコンセプトカーを初公開する予定だ。誕生60周年を迎えたルノー4だが、ティザー写真からは、コンセプトカーがクロスオーバー車になるのが見て取れる。
ルノー4 高級志向の電動クロスオーバーとして復活 10月パリで発表
ルノーの名車 EVとして復活へ
名車ルノー4が、2025年にレトロな雰囲気の電動クロスオーバーとして復活する。10月17日開幕のパリ・モーターショーで、そのコンセプトモデルが公開される予定だ。
パリで披露されるのは、今年25周年を迎えるダカール・ラリーで活躍した「4Lトロフィー」にインスパイアされたオフロード車である。
公式のプレビュー画像では、近代的なLEDライトを装備しているとはいえ、初代4にも似たレトロなフロントデザインが確認できる。ルーフボックスや高い地上高は、4Lトロフィーを意識したものだが、市販車には採用されないと思われる。
次期ルノー4は、2024年発売のルノー5の上に位置するEVで、名前とスタイリングだけが1960年代の名車になぞらえられることになる。そのため、初代のような安価なハッチバックとして販売されるのではなく、プレミアム志向のクロスオーバーとなる可能性が高い。
5と同様、ルノー・日産の小型車用プラットフォーム「CMF-BEV」を採用し、現在開発中の新しいバッテリーとモーター技術が採用される予定。
ルノーは2030年までに欧州販売台数の最大90%をEVにする計画で、2025年までに4台の新型EVを発売する予定。パリ・モーターショーでは、この4台に加え、新型メガーヌEテック・エレクトリックと新型オーストラルも出展される。
また、ルノー傘下のアルピーヌは、将来のEVを予見させる新しいスポーツカー・コンセプトを公開する予定だ。
Posted at 2022/10/11 01:04:07 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年10月06日
アルピーヌ、”過激”な性能追求した新グレード『A110R』を世界初公開。F1日本GP直前のエステバン・オコンがPR
10月4日(火)、F1日本GP開催を週末に控えたこの日、アルピーヌは横浜で同社の販売するライトウェイトスポーツカーA110の高性能グレードである『A110R』のワールドプレミアを行なった。
2017年にアルピーヌ復活の”ローンチタイトル”として登場したA110。1963年に登場しラリー界をほしいままにした初代A110を、現代に再解釈したデザインとマシンコンセプトが多くの注目を集めた。
2018年に日本上陸を果たして以来、マイナーチェンジモデルが発売されてきた本車だが、今回追加されるバージョンは、高性能グレードの”R”だ。
発表会で公開されたマシンは、アルピーヌらしくブルーのカラーリングを纏ったモノ。しかしその中身は非常に”過激”なモノとなっており、”R=Radical(過激な、極端な)”を冠するだけあって、グレードアップが図られているという。
A110Rは軽量化を図るだけではなく、ダウンフォースを含めた空力性能も強化。カーボンファイバーによるボディ、ホイールが採用されるなど、その本気度は非常に高い。なおA110 Rの動力性能の一つの指標となる、0から100km/hまでの加速にかかる時間は、3.9秒。A110 Sに比べて0.3秒短縮されている。
なおこのワールドプレミアには、週末行なわれる3年ぶりの開催となるF1日本GPを目前に控えたエステバン・オコンも登場。A110 Rをドライビングして登場するなど、PRを行なった。
オコンは鈴鹿サーキットでの日本GPに向けては、「3年ぶりに鈴鹿に来られるのは、素晴らしいよ。正直、とても長かったね」とコメントするなど、気合は十分と言った様子だった。
アルピーヌ A110 に「R」、0-100km/h加速3.9秒で最高速285km/h 10月4日発表
アルピーヌは10月1日、ワールドプレミアを10月4日に行う予定の『A110 R』(Alpine A110 R)のティザー映像を公開した。
A110 Rは、アルピーヌ『A110』の高性能バージョンに位置付けられる。「R」はラディカル(過激な)を意味する。サーキットでも公道でも、卓越したパフォーマンスと息をのむような感覚を実現するために開発されるという。
アルピーヌは今回、このA110 Rのティザー映像を公開した。同車のパフォーマンスデータの一部が紹介され、0~100km/h加速は3.9秒で駆け抜け、最高速は285km/hに到達することが明らかにされている。
アルピーヌ、新グレード「A110 R」世界初公開 ローラン・ロッシCEO「完璧さを追求したA110 Rを披露するのは日本しかなかった」
2022年10月4日 開催
アルピーヌ・ジャポンは10月4日、2ドアミッドシップスポーツカー「A110(エーワンテン)」の追加グレード「A110 R」を神奈川県横浜市の山下埠頭で世界初公開した。
新たに発表されたA110 Rは、アルピーヌが「A110の性能を極限まで引き出した」と表現するモデル。車名に与えられたRは「RADICAL」(ラディカル:急進的、過激な)の頭文字で、この車両がシリーズで最も過激な1台になあることを意味している。受注開始は11月末の予定で、納車開始は2023年夏ごろになる。なお、価格は後日発表されるとのこと。
ボディはカーボンファイバーを用いたフロント、サイド、リアのディフューザーとスワンネックマウントで固定されたリアスポイラー、フラットアンダーフロアなどによってエアロダイナミクスを最適化。ダウンフォースと空気抵抗の最適なバランスを追求し、車両の接地感をさらに高めており、具体的には、A110 Rは従来からラインアップしている「A110 S」と比較して、最高速での走行時に発生するリアダウンフォースが29kg増加している。
専用設定となるシャシー性能では、26段階で減衰力を調節可能なダンパーと剛性を10%アップさせたスプリングを組み合わせて採用。車高はこれまでより10mm下げられ、さらに10mm引き下げることも可能になっている。また、アンチロールバーの剛性もA110 Sと比較してフロントが10%、リアが25%引き上げられ、よりラディカルなボディコントロールが可能になるという。
このほかに足まわりでは、フロントバンパーのエアスクープ、フロア下に設置されたダクトなどの効果でブレーキの冷却性能が高められ、サーキット走行時の耐久性、効率性が20%以上改善している。
さらにA110 Rでは、ほとんどをカーボン素材で構成する新形状のボンネット、ガラス製からカーボン製にスイッチされたリアウィンドウ、レーシングマシンのホイールも手がけるDuqueineと共同開発した100%カーボン製のオリジナルホイールなどの採用により、もともと軽量なA110をさらに軽量化。これまで最も軽量だった「A110」「A110 S アセンション」の1110kgより28kg軽い1082kgという車両重量を実現。エアロダイナミクスの最適化と軽量化によって0-1000m加速は21.9秒、トップスピードはA110シリーズで最高となる285km/hをマークし、3.6kg/PSのパワーウエイトレシオを実現している。
インテリアは“レーシングコックピット”のイメージを楽しめるようデザインされ、骨格部分をすべてカーボンとしたサベルト製シングルシェルシートを採用。ステアリングやインパネ、ドアトリムなどを覆う表皮にはマイクロファイバー生地を使い、グレーのステッチを設定。ステアリングの0時位置やドアストラップなどにレッドを差し色としてアクセントとしている。
■ 完璧さを追求したA110 Rを理解してもらえるのは日本市場だけ
A110 Rのワールドプレミアとなった発表会では、最初にアルピーヌ CEO ローラン・ロッシ氏がスピーチ。
「日本のマーケットをアルピーヌはとても楽しみにしています。モータースポーツの知識がこの日本というマーケットにおいて変換され、重要なものとなっているのです。日本はアルピーヌにとって4番目に重要なマーケットであり、欧州以外では最大の市場です。さらに日本ではA110の販売台数が1000台となりました。去年までA110は1万台が生産されてきましたが、そのうち10%が日本で売られたことになります。これに加えて日本ではモータースポーツに対する情熱も高く、新たな『A110 R』をこの重要なマーケットに提供することで恩返しがしたいと思っているのです」。
「A110 Rを日本でローンチした理由はもう1つあります。性能を突き詰めたA110 Rを初公開する市場は日本しかないと思ったからです。さらなるパフォーマンスを求めるため、軽量化も限界まで追求しております。私たちはグラム単位での軽量化をキロ単位まで積み重ね、ダウンフォースも少しずつ積み重ね、ラップタイムの削減も絶え間なく追求してきました。もちろん、信頼性も決して妥協していません」。
「パフォーマンスを追求し、規律をマスターしようと追い求めたことを理解してもらえるのは日本市場だけであると考えたのです。茶道、剣道、合気道、空手道、柔道など、すべてをパーフェクトにマスターするために突き詰めていく日本人の思いは、もはやアートに昇華しています。つまり、私たちが完璧さを追求したA110 Rをお披露目するのは、まさに日本しかなかったのです」とコメント。茶道、剣道といった日本の文化を引き合いに出し、性能を突き詰めたA110 Rと日本市場の親和性の高さを説明した。
ロッシ氏のスピーチに続き、ルノー・ジャポン 代表取締役社長 小川隼平氏が登壇。「2018年に2代目アルピーヌ A110日本市場に導入して以降、軽量化を追求することで俊敏性を磨き上げたそのパッケージングに対し、日に日に期待が高まっていることを感じています。グレードの個性をより明確にした2022年のマイナーチェンジ以降は販売台数も拡大しており、日本においても近々1000台目の納車を迎えることとなりました。立ち上げ時には14店舗だったネットワークですが、現在は19店舗まで拡大しており、これは実は世界第2位のネットワーク数を誇るものとなっています。2021年の販売台数は、マイナーチェンジに伴う生産台数のブラックアウトによって世界5位の販売台数となってしまいましたが、今後は本国のフランスに次ぐ世界2位のマーケットになり、日本のお客さまの期待にさらに応えていけるブランドに成長させていきたいと考えております」と語り、日本市場におけるアルピーヌのこれまでの展開と今後に向けた意気込みを述べた、
さらに「このたびお披露目となりましたA110 Rですが、もちろん日本市場にも導入いたします。A110 Rをグレードに追加することで、A110シリーズがさらに個性のはっきりとしたカルテットになると思っています。ラディカルという言葉は『過激』という意味を持つ一方、『徹底的な』『根本的な』という意味も含んでいます。軽量・俊敏というA110が持つ唯一無二のキャラクターを徹底的に磨き上げたA110 Rは、走りを愛する日本のお客さまに確実に受け入れていただけると確信しております」と説明。新たに登場したA110 Rも日本のユーザーに受け入れられるだろうと自信を見せた。
カーボン武装で超過激!なアルピーヌ「A110 R」を発表。軽さと空力性能を磨き抜いて、ピュアスポーツの王道を極める
2022年10月4日、アルピーヌ・ジャポンはピュアスポーツカーのA110に新グレード「アルピーヌ A110 R(ALPINE A110 R)」を追加することを発表した。軽量高剛性なカーボンパーツを多用して、より本格的なスポーツ仕様に仕上げたという。
さらに磨きがかかった軽さ&圧倒的インパクトで違いを主張
現代に蘇ったアルピーヌ A110。2018年に日本デビューを果たしたときピュアとリネージというふたつのグレード展開から始まり、よりハイパワーなエンジンを搭載した「A110 S」や、ロングツーリングでの快適性を取り入れた「A110 GT」といったグレードがこれまでに展開されてきた。
そのほかにも、初代で人気だったボディカラー「ソリッドイエロー」の復刻や、左ハンドル仕様など台数限定車の導入(現在は右/左ハンドルを選択できる)も話題になった。
そんなA110シリーズに、2022年10月4日、もっともスポーツ色の強い新グレード「A110 R」が発表された。名称につけられた「R」とは「過激な」という意味もある「RADICAL」の略で、モータースポーツ由来のさまざまな技術を投入したグレードであるという。
発表会に登場した「A110 R」は、ベースモデルの優雅さを内包したピュアスポーツカーという印象とは大きく異なり、カーボンパーツをいたるとこに採用されたその名のとおり過激さを感じさせるもの。
そもそもA110はコンパクトで軽量な設計を施されたモデルでA110 Sで1120kgの車両重量だが、A110 Rはボンネットフードやルーフだけでなく、リアのエンジンルームを覆うリアウインドウも軽量・高剛性なカーボン製とすることで新たなスポーツ性を獲得。日本仕様の車両重量は正式発表されていないものの、欧州仕様で1100kgを下まわる1082kgになるという。
このほかにも、サーキットをはじめとする高速域での走行安定性を強化するためのフロントアンダースポイラーや大型のリアディフューザー、サイドアンダースカートもカーボン製として装着。トランクリッドにマウントされるリアスポイラーは形状こそA110 Sと同じものの、より後方へ配置、エアリフトを軽減するため「スワンネック」方式で固定されている。
A110 Rはカタログモデルとして11月下旬に発売
ここまでやるのかと驚かされたのが4本のホイールで、Duqueine社との共同開発によって生み出されたフルカーボン製である。しかも、前後異なるデザインを施されて、リアにはディッシュ形状を取り入れている。空力性能を高めるだけでなく、ブレーキ冷却性能も高められる専用デザインだという。
装着されるタイヤは、サイズこそA110 Sと同じく前215/40R18・後245/40R18となるが、銘柄はミシュラン パイロットスポーツ4よりもサーキット走行性能を求めて開発された「ミシュラン パイロットスポーツカップ2」を履く。ブレーキキャリパーは複合素材によるブレンボ製で、前後320mmのブレーキディスクが組み合わされる。
最低地上高は低められ、車高調整機能や減衰力調整機能つきのダンパーが搭載されている。アンチロールバーの剛性もA110Sよりもフロントで10%、リアで25%強化、サスペンションスプリングも同様に10%以上強化されているという。
パワートレーンはA110 Sから変更されていないようで、ミッドシップされた1.8L直4ターボエンジンのパワーは300ps/340Nmで、7速DCTを組み合わせることが発表されている。ただし、空力性能の向上や軽量化などにより最高速は285km/h(A110 Sは275km/h)に高められ、ローンチコントロールを使用した0→100km/h加速は3.9秒、パワーウエイトレシオは3.6kg/psとまさにスーパーカー並みの数値を誇る。
Sabelt社製のシングルシェルシートもまた、スポーツ性を強く感じさせるカーボンファイバー製で、運転席と助手席ともに6点式競技用ハーネスを装備する。安全性を確保して本格スポーツカーらしさを演出しつつも、快適性も同時に提供するという。
A110 Rは限定車ではなくカタログモデルとして用意され、後日に車両価格を公開するとしている。受注開始は2022年11月下旬から、デリバリーは2023年夏頃を予定している。
A110の最も過激なモデル「アルピーヌ A110 R」横浜でワールドプレミア
アルピーヌ本社とアルピーヌ・ジャポンは2022年10月4日、F1やラリーなどモータースポーツで培ったノウハウを活用し、エアロダイナミクスを突き詰め、軽量なアルピーヌ A110の車体をさらに軽量化し、専用シャシーにより走りの性能を極限にまで高めた、ラインアップ中で最も過激でスパルタン・モデルとなる「アルピーヌ A110 R」を発表し、11月下旬から受注を開始する。
ルノーのロラン・ロッシCEOも来日。横浜の山下埠頭でワールドプレミアが行われた。
VIDEO
アルピーヌ A110 Rは、カーボン・ボンネット、カーボン・エンジンカバー、フルカーボン製ホイール、サベルト製の専用カーボン・シート(6点式シートベルトを装備) など、軽さと強度に優れたカーボン材を大幅に採用したことでさらなる軽量化を図り、A110 Sと比べていっそう軽量で、車両重量1082kgとなっている。その結果、馬力荷重は3.6kg/psを達成。
また、エアロダイナミクスをさらに向上させるため、新形状の本格的な大型ディフューザー、スワンネックタイプのリヤスポイラー・マウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットが採用されている。
300ps/340Nmを発生する 1.8L直噴ターボエンジン、全体がマイクロファイバー生地で覆れたレーシングカーのようなインテリア・デザインと装備により、A110 R はかつてないドライビング・プレジャーを現実のものとしている。なおローンチコントロールも装備され、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は285km/hに達する。
さらにエキゾーストは、ポスト噴射システムと 2層デュアル構造エキゾーストパイプにより、一段と力強いサウンドとなっている。2層デュアルエキゾーストパイプ内部の形状の変更や、排気バルブを配したことにより、より調律されたエンジン・サウンドが奏でられ、車内でもエンジンの音をより強烈に感じられるよう、設計されている。
エンジンサウンドを直接楽しめるように、ガラスのパーティションをより軽量なアルミのパーティションへと変更し、エンジンの防音加工を撤去。インテークには、インテークレゾネーターが設置され、吸排気サウンドのハーモニーを楽しむことができる。
また専用サスペンションはアルピーヌ A110 S よりも車高が低められ、ロール剛性が高められ、さらに車高調整機能と、減衰力調整機能付ダンパーが組み合わされている。タイヤはフロントが215/40R18、リヤが245/40R18サイズのミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2 タイヤ、つまり超高性能なセミスリック・タイヤが装着されている。
ブレーキはブレンボ製で、ディスク2ピース構造で前後ともに320mmサイズ。またサーキット走行のために、アッパーアーム両側に取り付けられたエアスクープと、車体下部のフェアリングに取り付けられたダクトから成るブレーキ冷却システムを装備。
ワールドプレミアの会場にはF1日本GPを控えたエステバン・オコン氏も登場した今回発表された車両の印象的なボディカラーは、アルピーヌ F1チームの今期マシン「A522」と同じレーシング マットブルーとなっている。
なお、このアルピーヌ A110 Rは限定モデルではなく、A110、A110 GT、A110 S と同様にカタログモデルとして販売される。
アルピーヌ A110 Rの価格は11月下旬に発表される予定となっている。
Posted at 2022/10/06 00:03:21 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年10月05日
ルノー新型サンクに「ターボ 3E」出現!ドリフトモードも備えた後輪駆動のスポーツEVだ
「ドリフトするためにデザインされた高性能モデル」という、なんとも威勢の良いキャッチを掲げて、新型ルノー5(サンク)のスペシャルモデル「R5 ターボ 3E」が発表された。名車の伝統を受け継ぐフル電動スポーツカーは、愉快痛快きわまりない怪物くんとしてショーデビューの時を迎える。
「電動化」という記号性が生んだスポーツカーの新たな可能性
2022年、ルノー5(サンク)生誕50周年を祝う特別なモデルがまた1台、現れた。
それがこちらの「R5 ターボ 3E」。80年代、WRCのホモロゲーションモデルとして世界中のコンパクトスポーツファンを熱狂させた「5ターボ」と「5ターボ2」をオマージュする、フルバッテリースポーツEVだ。2022年9月25日開催のショーでワールドプレミアされた後、10月17日から始まるパリモーターショー2022にも出品される。
「R5 ターボ 3E」という車名は、ターボ2の伝統を受け継ぐことを示す「3」と、全モデル電動化の未来へとつながる「E」を組み合わせている。伝統ある名車の歴史に電動化という記号性を加えることで、ルノー流コンパクトホットハッチの新たな理想形を作り上げた。
実車が初めてお披露目されるのは、CHANTILLY ARTS &ELEGANCE (シャンティイ・アーツ&エレガンス)というイベント。「クルマの未来とファッション、ライフスタイル」をテーマに、パリ郊外にあるシャンティイ城の敷地で開催される。エレガントな雰囲気が漂うコンテストだけに、プレミアの演出もそうとう凝ったものになるようだ。
A HIGH PERFORMER DESIGNED TO DRIFTとは、なんとも刺激的
直訳すれば「ドリフトするためにデザインされた高性能モデル」といった意味合いだろうか。左右の後輪にはそれぞれ電気モーターがビルトインされ、バッテリーはフロアの中心に位置する。パワートレーンのレイアウトは、リアミッドに強力なターボユニットを搭載し後輪を駆動したご先祖様たちと同様となる。
それにしても1トンに満たない全長4mほどの小さなボディを、最高出力380ps、最大トルク700Nmで「押し出す」というのだから、遅いハズはない。
公表されているポテンシャルは、停止状態から100メートルの加速がわずか3.5秒(ドリフトモードでは3.9秒)、最高速度は200 km / hに達するという。バッテリー容量は42kWh。トラックを数周攻め込んだり、ジムカーナ競技を全開で楽しむには十二分な余裕を確保している。
ボディはチューブラーシャシーで構成され、フラットな床面とFIA規定に合致したロールバーによって守られる。あえてターボ2ライクにデザインされたボンネット、ドアなどは、カーボンファイバーを採用した。リアフェンダーのエアインレットもまたある意味、伝統を象徴するデザインモチーフと言えるだろう。しっかり2シーターとされているのもまた、こだわりというところか。
そこかしこにノスタルジーを感じさせながらも、細部の機能性はしっかり現代のものであり、遊び心に富んでいる。たとえばボンネット上のエアインテークには、バッテリーを純電するためのソケットが設定されている。またテールライト上部などのシースルー化された部分は、あえて電動パワートレーンを「見せる」ためのアレンジだ。
リアルでありながら同時に、NFTを介してバーチャルゲーム向けにもリリースを予定しているというあたりも、これからのスポーツカーのありようを象徴している。実車を手に入れるのはなかなか難しいけれど、バーチャルなら・・・と、ひそかに妄想を巡らせるのも、まさに「今どきの楽しみ方」と言えるだろう。
■R5 TURBO 3E 主要諸元
全長:4006mm(リアスポイラー含む)
全幅:2020mm
全高:1320mm
ホイールベース:2540mm
オーバーハング 前・後/625・740mm
車両重量:980kg(うちバッテリー重量は520kg)
パワートレーン:電気モーター
最高出力:280kW(380hp)
最大トルク:700Nm
バッテリー種類・容量:リチウムイオン・42kWh
最高速度:200km/h
タイヤサイズ前・後:225/35R19・3255/25R20
0→100km/h加速:3.5秒(ドリフトモード時:3.9秒)
ルノーのWRCマシン『5ターボ』、EVで甦る…380馬力ツインモーター搭載
ルノーは9月22日、ルノー『5』(Renault 5)の50周年を祝う新たなコンセプトEV『R5 ターボ 3E』を欧州発表した。実車は9月25日、「Chantilly Arts & Elegance 2022」で初公開される予定だ。
このコンセプトEVは、当時のルノー5の最も伝説的な高性能モデル『5ターボ』(サンクターボ)へのオマージュだ。5ターボはルノー5をベースに、エンジンをミッドシップマウントに変更。WRC(世界ラリー選手権)のグループ4 参戦のホモロゲーションモデルとして開発されたモンスターマシンだった。
R5 ターボ 3Eには、最大出力380hp、最大トルク71.4kgmを発生するツインモーターをリアに搭載し、後輪を駆動する。0~100km/h加速3.5秒、最高速200km/hの性能を可能にした。バッテリーは蓄電容量42kWhのリチウムイオン。ドリフトモードも採用している。
ルノー、「サンク」50周年を記念してバッテリEV「R5 TURBO 3E」公開 後輪駆動のドリフトモデル
2022年9月22日(現地時間)発表
仏ルノーは9月22日(現地時間)、「ルノー5(サンク)」の50周年記念の一環としてBEV(バッテリ電気自動車)のコンセプトモデル「R5 TURBO 3E」を発表した。実車は9月25日開催のシャンティイ・アート&エレガンス2022で世界初公開され、10月のパリモーターショー 2022でも披露される。
ルノーは欧州市場において2030年までにラインアップの全電動化を目指すとともに、歴史あるモデルのBEV化を推進している。2021年1月に発表されたBEVの「ルノー5 プロトタイプ」をはじめ、今回のR5 TURBO 3Eもその一環。
R5 TURBO 3Eはサンクターボ、サンクターボ2をオマージュし、車名にはターボ2に続くことから「3」、電動モデルを意味する「E」が付けられた。パフォーマンス、トラック、ドリフトをキーワードとし、2つのモーターがそれぞれの車輪を動かす後輪駆動を採用するとともに、2名乗車仕様に仕立てられた。42kWhのリチウムイオンバッテリはフロアのセンターにレイアウトされるという。
モーターの最高出力は280kW(380HP相当)、最大トルクは700Nmで、0-100km/h加速3.5秒(ドリフトモードでは3.9秒)、最高速200km/hというスペックを誇る。
またボディパネルはカーボンファイバー製とし、サイズは4000×2020×1320mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2540mm。ロールバーなどを含めた車体重量は980kgで、これにバッテリの520kgが加算される。車体前後にはピンク、ブルー、イエローのLEDストリップが用意され、クルマがドリフトすると点滅し、1980年代・1990年代のビデオゲームの雰囲気を醸し出すという。
インテリアではSabelt製のカーボンファイバー製レーシングバケットシート、セーフティハーネス、ステアリングホイールなどを装備するとともに、直立式のハンドブレーキレバーをセンターコンソールの中央にレイアウト。サンクターボ2に備わる10個のアナログダイヤルの代わりに、10のデジタルスクリーンに置き換えられたのも特徴の1つ。
また、マシンを発進させるにはセンターコンソールの「フリープレイ」ボタンを押す必要があり、ドライビングモードは「ターボ」(ドリフト用)、「トラックインベーダー」(プレイ用)、「ドーナツ」(360°スピン用)などユニークな名前が与えられている。
ルノー『5ターボ』、EVで再現…380馬力ツインモーターのドリフトマシンに
ルノーは9月25日、ルノー『5』(Renault 5)の50周年を祝う新たなコンセプトEV『R5 ターボ 3E』を、フランスで開催された「シャンティ・アート&エレガンス・リシャール・ミル」で初公開した。
◆1981年のモンテカルロラリーを制するなど活躍
このコンセプトEVは、当時のルノー5の最も伝説的な高性能モデル『5ターボ』(サンクターボ)へのオマージュだ。5ターボはルノー5をベースに、エンジンをミッドシップマウントに変更。WRC(世界ラリー選手権)のグループ4 参戦のホモロゲーションモデルとして開発されたモンスターマシンだった。
当時、ジャン・ラニョッティのドライブによって、5ターボは栄冠を獲得した。ラニョッティは、ルノー5ターボで1981年のモンテカルロラリーと、1985年のツール・ド・コルスで優勝を収めている。
◆0~100km/h加速3.5秒で最高速は200km/h
R5 ターボ 3E は、パフォーマンスを重視し、サーキット、ドリフト、フル電動、後輪駆動用に設計されている。オリジナルモデルと同様、2シーターとした。リアにはEVパワートレインが搭載されており、2つの電気モーターがそれぞれの後輪を駆動。バッテリーは床下の中央にレイアウトした。
R5 ターボ 3Eには、最大出力380hp、最大トルク71.4kgmを発生するツインモーターをリアに搭載し、後輪を駆動する。0~100km/h加速3.5秒、最高速200km/hの性能を可能にした。
バッテリーは蓄電容量42kWhのリチウムイオン。ドリフトモードも採用している。ドリフトモードでは、0~100km/h加速は3.9秒になる。42 kWhのバッテリーは、ジムカーナに充分な容量という。
◆全幅はオリジナルモデルよりも250mmワイド化
R5 TURBO 3Eは、フラットベースで保護され、国際自動車連盟(FIA)によって承認されたロールバーでシールドされたチューブラーシャーシ上に構築されている。
ドリフトパフォーマンスを記録するために、R5ターボ3E には、内外装に合計10 個のカメラ取り付け用ブラケットが付く。ブラケットは、ヘッドライトのスロットやドアミラーのスロットなどに設置されており、映像を撮影するのに最適という。
ボンネット、ドア、コクピットは、オリジナルモデルと同じ形状を追求した。象徴的なリアフェンダーのエアインテークも採用されている。ボディサイズは全長が4000mm、全幅が2020mm、全高が1320mm。全幅はオリジナルモデルよりも250mmワイド化された。ハードなドリフト走行でも車体の浮き上がりを抑える大型リアスポイラーが装備されている。
◆ドリフトするとLEDが点滅し1980 ~1990年代のビデオゲームの雰囲気を演出
R5 ターボ 3E のフロントバンパーの大型エアインテークは、モーターを冷却し、ダウンフォースを高める。 3つの垂直部分は、オリジナルモデルのバンパーを連想させるデザイン。四角いフォグランプはオリジナルモデルがモチーフだ。4個のフォグランプには、それぞれに 16 個のLEDが内蔵されている。
フロントとリアにはピンク、ブルー、イエローの LED ストリップがあり、車両がドリフトすると点滅し、1980 ~1990年代のビデオゲームの雰囲気を演出する。プレキシガラスはピンク色で、左後部の窓には「La vie en rose」のステッカーが添えられた。
ボンネットの空気取り入れ口には、バッテリー充電ソケットの開口部が設けられた。テールライトの上はシースルーとなっており、EVパワートレインが見えるようにした。
◆センターコンソールの中央に直立したハンドブレーキレバー
室内には、カーボンファイバー製のレーシングバケット シート、セーフティハーネスを採用した。ステアリング ホイールは、サベルトと共同開発。センターコンソールの中央には、直立したハンドブレーキレバーを配置した。ダッシュボードとドアトリムは、アルカンターラ仕上げだ。
オリジナルモデルの10個のアナログダイヤルは、R5 ターボ 3Eでは、10 個のデジタルディスプレイに置き換えられた。車両を始動するには、センターコンソールの「フリープレイ」ボタンを押す必要がある。
Posted at 2022/10/05 00:11:00 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年09月29日
680馬力の新型EVロードスター、欧州予約開始…ヴィーズマン、納車は2024年から
ドイツのヴィーズマン(Wiesmann)社は9月26日、新型EVロードスターの予約を欧州で開始すると発表した。価格は30万ユーロ(約4180万円)からで、納車は2024年から開始される予定だ。
ヴィーズマンは1988年、ドイツのデュレムに設立された。マーチンとフリードヘルムのヴィーズマン兄弟が、BMW製エンジンを積み、量産車とは一線を画すスポーツカーをハンドメイドで生産してきた。しかし2013年8月、ヴィーズマンは資金繰りの悪化により、ドイツ・ミュンスターの裁判所に破産を申請した。その後、2018年に新たなオーナーの元で経営を建て直し、ヴィーズマンが復活を果たした。
ヴィーズマンは今回、新型EVロードスターの欧州予約を開始すると発表した。このEVロードスターは、「プロジェクト・サンダーボール」と命名された。リアに搭載されるツインモーターは、最大出力680hp、最大トルク112.2kgmを発生。強力なモーターによって後輪を駆動し、0~100km/h加速2.9秒の性能を可能にしている。
Posted at 2022/10/01 20:22:23 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年09月28日
ケータハム『セブン』に2つの新型車、スズキ製ターボエンジン搭載車も…欧州発表
ケータハムカーズ(Caterham Cars)は9月21日、『スーパーセブン600』と『スーパーセブン2000』 を欧州で発表した。両車は、1970年代と1980年代に人気を集めた『スーパーセブン』を現代風にアレンジして、再考したモデルだ。
スーパーセブン600には、スズキ製の排気量660ccのガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力84hpを引き出し、 0~96km/h加速6.9秒、最高速169km/hの性能を発揮する。
スーパーセブン2000には、フォードモーター製の2.0リットル直列4気筒ガソリン「デュラテック」エンジンを搭載する。最大出力は180hp。0~96km/h加速を4.8秒で駆け抜け、最高速は209km/hに到達する。
ケータハム『セブン』、初期モデルに着想の特別仕様を欧州発表…「600」はスズキ製エンジン
ケータハムカーズ(Caterham Cars)は9月21日、『スーパーセブン600』と『スーパーセブン2000』 を欧州で発表した。両車は、1970年代と1980年代に人気を集めた『スーパーセブン』を現代風にアレンジして、再考したモデルだ。
ケータハムは2023年、ブランド誕生 50 周年を迎える。それを前に、ケータハムカーズは、1970 年代に導入され、1980 年代を通じて支持されたケータハムの初期のスーパーセブンからインスピレーションを得た2台の特別モデルを発表した。スタイルとパフォーマンスを融合させながら、21 世紀に向けて再考されたクラシックな英国製の軽量2シータースポーツカーを目指している。
◆1970~1980 年代に見られたフレアフロントフェンダーを採用
スーパーセブン600とスーパーセブン2000には、「スーパーセブン1600」、「スプリント」、「スーパー・スプリント」など1970~1980 年代にかけて、ケータハムの多くのモデルに見られたフレアフロントフェンダーを採用した。スーパーセブン600には14インチのシルバージュノホイールが、スーパーセブン2000には14インチのクラシックホイールが装備されている。
どちらのモデルにも、Avon製の「ZT7」タイヤ、クローム仕上げの燃料フィラーキャップ、磨き上げられたエグゾースト、LEDテールライトが装備されている。
ボディカラーは、Gravity Black、Exocet Red、Vintage Green、Firecracker Yellowなど、さまざまな色から選択できる。
◆特別な内外装カラーが選択可能
また、バーボン、アッシュダウングリーン、ウィンザー ブルー、フォーンと、これまでのセブンには未設定の4 種類の特別な塗装仕上げも用意している。さらに、オプションとして、ゴールド、ボディ同色、ダイヤモンドカットリップ付きのカスタムカラーのセンターキャップが選択できる。これにより、アルミホイールのカスタマイズ性を引き上げている。
インテリアでは、さまざまなカラーオプションから選択して、セブンに個性的な雰囲気を演出ことができる。ユーザーは、カーペット、ダッシュボード、レザーシート、ギアボックス、ハンドブレーキレバーの色を選べる。ブラックレザーの「Moto-Lita」ステアリングホイールやカーペット敷きのリアパネルも用意した。
インテリアの色には、ディープレッド、クリーム、バーチホワイト、バーガンディ、ジンジャー、アドミラビリティブルー、ビスケットベージュなどが設定されている。
◆スズキ製660ccターボエンジンは最大出力84hp
スーパーセブン600には、スズキ製の排気量660ccのガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力84hpを引き出し、 0~96km/h加速6.9秒、最高速169km/hの性能を発揮する。
スーパーセブン2000には、フォードモーター製の2.0リットル直列4気筒ガソリン「デュラテック」エンジンを搭載する。最大出力は180hp。0~96km/h加速を4.8秒で駆け抜け、最高速は209km/hに到達する。
スーパー セブン2000では、リアのスタビライザーと調整可能なシャシー、クワッドピストンキャリパー付きフロントベンチレーテッドディスクを備えたスポーツサスペンションパッケージを追加できる。これにより、パフォーマンスをさらに向上させることができるという。
なお、どちらのモデルも最初は英国で販売され、スーパーセブン2000は米国市場でも販売される、としている。
Posted at 2022/09/28 22:29:07 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記