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2023年02月20日 イイね!

WRXはVBの投入タイミングで新井&鎌田選手の戦績が変わってくるだろう(良くも悪くもね

WRXはVBの投入タイミングで新井&鎌田選手の戦績が変わってくるだろう(良くも悪くもねスバルとトヨタがニューマシンを投入! 2023年の全日本ラリー「JN1クラス」が激戦の予感

この記事をまとめると

■2023年の全日本ラリー選手権が開幕した

■関係者の話をもとに今後の勢力争いを分析

■スバル・トヨタ・シュコダなどが混戦になると思われる

ニューマシンの登場に期待!

2023年の全日本ラリー選手権が2月3日~5日、群馬県嬬恋村を舞台に開幕。第1戦の「ラリー・オブ・嬬恋」が開催され、「スバルラリーチャレンジ・カマタ」でスバルWRXを駆る鎌田卓麻が最高峰のJN1クラスで勝利を獲得した。

同イベントはシリーズ唯一のスノー戦であり、数多くのエントラントが欠場したことから、勢力争いを占うには難しいところだが、果たして車両規定を一新した新生JN1クラスはどのような展開となりそうなのか?  関係者の話をもとに今後の勢力争いを分析したい。

まず、注目したい存在が開幕戦を制した鎌田、そして3位入賞を果たした新井敏弘らスバル勢だと言えるだろう。鎌田が「スバルラリーチャレンジ・カマタ」、新井が「スバルラリーチャレンジ・アライ」でエントリーしたことからもわかるとおり、スバル勢はスバルラリーチャレンジとして2023年の全日本ラリー選手権でワークス活動を開始。新井はこれまでどおり、アライモータースポーツ、鎌田はシムスレーシングがメンテナンスとラリーオペレーションを担ってはいるが、あくまでもスバルのワンチームで参戦している。

開幕戦の嬬恋を見ても両ドライバーのスキルは国内トップレベルにあり、抜群のマシンコントロールを見せた鎌田が圧勝。一方、新井は昨年のラリー・ジャパンでクラッシュした際に怪我をしたことが影響しており、「可動域は広がってきたけれど、まだ身体が痛くて腕が上げられない。怪我が完治していれば卓麻(鎌田)と同じぐらいの走りはできていたと思うけれど、カウンターステアが当てられなかったから厳しかった」とのことだ。それでもシュコダ・ファビアR5を駆る福永修と2番手争いを繰り広げただけに新井のパフォーマンスに翳りはない。

そして、S4をベースに開発されている「スバルWRXラリーチャレンジ2023」も高い戦闘力を持つマシンになると言われている。

既報のとおり、2023年のJN1クラスはレギュレーションが一新され、仮ナンバーを装着した競技専用モデルが投入可能。FIA公認を受けたR5仕様車/Rally2仕様車のほか、JAF承認を受けたAP4仕様車などが参戦可能だが、規定の発表が遅れたことから、開幕戦の嬬恋に関してスバル勢は昨年と同様にVAB型のWRXを投入していた。それまで装着されていた独自のリヤウイングを純正のスポイラーに変更するなど国内規定で開発されたRJ仕様車を国際規定のグループN仕様にアレンジはしていたが、ほぼ2022年のスペックと言える。

おそらく、新規定が導入されたとはいえ、現在はその移行期間にあり、スバル勢はニューマシンが完成するまではVAB型のWRXで参戦することになる。当然、ターマックラウンドでは昨年と同様に厳しい戦いを強いられることになりそうだが、スバルWRXラリーチャレンジ2023が投入されれば、いい勝負ができるのではないだろうか。

というのも、同マシンは通称“JP4”のもと、独自の改良を実施。その最大のポイントが軽量化で、レーシングカーと同様にほぼすべての外装パーツがカーボン製になるほか、ウインドウスクリーンもガラスではなくポリカーボネイトに材質が変更されるという。それに加えて足まわりも競技専用モデルとして大幅に変更。筆者は2012年に登場したR4仕様車をイメージしていたのだが、スバルラリーチャレンジの嶋村誠監督によれば「R4以上のマシンを目指したい」とのことだ。

ちなみにR4仕様車は、NAのWRカーと謳われたS2000仕様車とグループN仕様車との実力差を埋めるべく、グループN仕様車にアップデートキットを装着したマシンだったが、リーズナブルにパフォーマンスを高められたほか、ドライバーによってはR4仕様車がS2000仕様車を凌駕。そのためR4仕様車はヨーロッパでのラリー競技から締め出されることになったが、スバルWRXラリーチャレンジ2023が本当にR4仕様車を凌ぐマシンになれば、たとえターマック戦であっても、R5仕様車やRally2仕様車に迫ることができるだろう。少なくともグラベル戦においては新井と鎌田が優勝争いを演じるに違いない。

このスバルWRXラリーチャレンジ2023、すでにボディは完成しつつあるようで、早ければ第4戦の久万高原ラリーでデビューする見込みとなっているだけに、その動向に注目したい。

トヨタもGRヤリスをベースにした開発モデルで参戦

一方、スバルWRXラリーチャレンジ2023を駆る新井、鎌田の最大のライバルとなるのが、トヨタGAZOOレーシングのエース、勝田範彦だと言えるだろう。開幕戦の嬬恋こそ、同チームはスキップしていたが第2戦の新城ラリーより勝田もニューマシンで参戦する。しかも、主力モデルはGRヤリスRally2の開発モデル「GRヤリスWRコンセプト」になる予定だ。

同モデルはRally2の最後発モデルとしてライバル車両をターゲットに開発されているだけに、クラストップレベルのパフォーマンスが期待されている。加えて勝田もまた新井や鎌田と同様に勝てる実力をもつドライバーだ。

噂によれば勝田は慣れない左ハンドル車に苦労しているようだが、嬬恋をスキップしてフィンランドでトレーニングを行なっていただけに、左ハンドルに対応することができればJN1クラスで主導権を握るに違いない。

そのほか、開幕戦の嬬恋はスキップしたが、第2戦の新城ラリーからは2022年のJN1クラスチャンピオン、ヘイッキ・コバライネンがシュコダ・ファビアR5で参戦する予定。2連覇に向けてほぼすべてのラウンドにエントリーする見込みだ。2015年にデビューしたファビアR5は設計が古く、最新のRally2モデルと比べると戦闘力は低いが、それでも完成度が高いうえ、コバライネンもペースノートを含めて進化を重ねているだけにタイトル争いを左右する存在と言っていい。

これに加えて同じくファビアR5の福永も安定感が向上している。開幕戦の嬬恋でもリハビリ中とは言え、新井を抑えて2位入賞。スバルにしてもトヨタにしてもニューマシンにはマイナートラブルがつきまとうだけに、熟成の域に達したファビアを駆る福永も上位争いに絡んでくることだろう。

そういった意味では全日本ラリー選手権のJN1クラスは再び激戦区になる見込み。少なくとも昨年のコバライネンが演じたように、誰かがポイント争いを独走するようなワンサイドゲームとはならないのではないだろうか。
Posted at 2023/02/20 23:44:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2023年02月12日 イイね!

今まで6型対応無かったんだね〜正直ハイエースに興味があまりないからそれまでとどう違うのか…

今まで6型対応無かったんだね〜正直ハイエースに興味があまりないからそれまでとどう違うのか…レトロ顔のトヨタ「ハイエース」日本初公開! TOYOTAロゴ&木目内装の豪華仕様 黒マスクの「Re Classic」発売へ

■200系ハイエースの最新「6型」にも対応するクラシックマスク

FLEX(フレックス)は、2023年2月3日から6日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)でおこなわれた「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCS2023)」で、トヨタ「ハイエース」(200系)をレトロなフロントマスクに変える「Re Classic(アールイークラシック)」を初公開しました。

丸目2灯ライトのクラシックスタイルが特徴で、展示車はウッド内装のオシャレなキャンピングカーに仕立てられていました。

FLEXは、同社オリジナルのカスタムカーとして「RENOCA(リノカ)」をラインナップし人気を集めています。

ハイエースをはじめ、タウンエース、プロボックスなどの商用車、SUVのランドクルーザー、ランドクルーザープラドなどの中古車をベースに、クラシカルなスタイルに変身させるものです。

今回、JCS2023に同社のオリジナルキャンパー「MOBY DICK(モビーディック)」全ラインナップを出展するとともに、ハイエースのフロントフェイスをカスタマイズするRe Classicを初公開しました。

TOYOTAロゴ入りのマットブラックグリルや、丸目2灯ヘッドライトなどで、ハイエースのフロント部分をクラシカルな印象に変えるキットです。

FLEXの担当者は次のように話します。

「現行型ハイエース200系のうち、通称「6型」(2020年4月発表の一部改良モデル)から変更された先進運転支援機能『Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)』用ミリ波レーダーの装着位置にも対応します。

丸目ライトはユーザーからの要望も多く、反響も上々です」

なおこれまでのRENOCAハイエース(ハイエース COAST LINES)では、角目ライト仕様、丸目ライト仕様共に6型以降に対応しておらず、今回が初とのことです。

また展示車は、ウッドインテリアに統一された車中泊仕様の「Wood Village(ウッドビレッジ)」となっていました。

こちらも今回のJCS2023で初披露となった仕様です。

Wood Villageは、天然のヒノキを用いたウッドトリムのほか、ツイード生地のオリジナル内装、専用セカンドシート、キッチンカウンター、ステンレスシンク、給排水タンク、サイドテーブル、LED室内照明、サブバッテリーシステムなどを標準装備します。

室内はセカンドシートのアレンジにより、リビングモードやスリープモードなどへ変化できるもので、乗車定員は6名、就寝定員は3名(大人2名、子ども2名)となります。

前出の担当者は、Wood Villageの特徴について「標準ボディ・標準ルーフのミニマムなボディの中に、必要最小限の機能を織り込んだシンプルな仕様です」と説明しています。

※ ※ ※

ハイエースRe Classicは、標準ボディ用フルキットで17万6000円(消費税込み、以下同)、ワイドボディ用フルキットで20万9000円です(価格は工賃含まず)。

またWood Villageの価格は、標準ボディ・標準ルーフ「DX」グレードベースの新車コンプリートカー(8ナンバー仕様)が420万2000円(ガソリン・2WD)。標準ボディのみの設定で、持ち込み架装の場合は一式で198万円となります。

ハイエースRe Classic、Wood Villageともに、発売は2023年3月1日からの予定です。
Posted at 2023/02/12 22:42:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2023年02月09日 イイね!

消耗品関係にもお金が掛かるから安く?なるなら参加したいっていう人も増えるかな〜

消耗品関係にもお金が掛かるから安く?なるなら参加したいっていう人も増えるかな〜「誰でも気軽にサーキットを走れるようにしたい」月々3300円~で富士スピードウェイを走れるHC GALLARYが東京オートサロンに登場!!

2023年1月13~15日の日程にて幕張メッセで開催する東京オートサロン2023に、非常に珍しい「サーキット走行と走行車のシェアリングサービス」を展開するHC GALLARYが出展している。「一度はサーキットを走ってみたい」、「何度か走ったことがあるけど高くて…」という方に優しいサービスの紹介とともにブースとイベント概要を報告する。

文、写真/ベストカーWeb編集部

■サーキット走行にも「シェアリング」の波が!!

HC GALLARYが展開するシェアリングサービスは、月々3,300円で、サーキット走行用の車両(86 GAZOO GR86/BRZ RACE出場用仕様車2台、富士チャンピオンシップレース、86/BRZ レース、JP3出場用仕様車2台、 JP2出場用車2台制作中)をシェアリング価格で利用できるサービス。

きちんと整備されたサーキット走行専用車で富士スピードウェイを30分あたり20,000円前後で走行ができるため、「一度は思いきりサーキットを走ってみたい」、「自分のクルマではちょっと…」という方に好評を得ているサービス。

■HC GALLARY公式サイト「HC SHARING」

HC GALLARYブースは東7ホールの西側中ほどにあります。サーキット仕様のGR86が目印

クルマは使えば使うほど、知れば知るほど好きになるもの。一度サーキットを走ってみれば意識改革が起こって運転技術は向上するし、自分のクルマではなく正規サービスを受けたサーキット仕様だから安全性も高い。「走ってみたいけど、リスクもお金も高いし…」と二の足を踏んでいたユーザーに朗報といえる。

今回の東京オートサロンでは、上記サービスの告知とともにトークイベントとプレゼント企画を展開する。

トークショーの登壇者がめっちゃ豪華。ここでしか聞けないレアトーク必至です

■場所:東京オートサロン2023 幕張メッセ 東7ホール C・Dエリア(廊下側から見て一番右列の中頃)

【東京オートサロン ブース来訪プレゼント企画】
(1)来場者1500 人に、HC GALLERYオリジナルデザインの「思わずサーキット走っちゃうハイチュウ」 グレープ味を配布
(2)ブース来場者にもれなく「HC シミュレータールーム」 1 時間枠 無料体験チケット (4,500 円相当)を配布
(3)イベント開催日にHC SHARING に入会した全員に、入会金無料+プロドライバーによる 1DAY スポーツ走行レッスン (65,000 円相当)をプレゼント

【特別トークショースケジュール】
■2023年1月14日(土)■Youtubeライブ会場(1日目10:00~)
10:00~ HC GALLERY スペシャルトークショー1
登壇者:荒聖治プロ
11:00~ ロータスカップジャパントークショー
登壇者:Tipo 佐藤考洋編集長・ LCI 担当者 等
12:00~ ワンスマ トークショー
登壇者:澤圭太プロ・山田遼プロ等
13:00~ ENGINE Premium Club トークショー
登壇者:ENGINE 村上政編集長・大井貴之プロ・国沢光宏氏
14:00~ Drive X トークショー
登壇者:古賀琢麻プロ・澤圭太プロ等
15:00~ HC GALLERY スペシャルトークショー2
登壇者:谷口信輝プロ
16:00~ HC GALLERY スペシャルトークショー3
登壇者:木下隆之プロ
17:00~ 1日の振り返り

■2023年1月15日(日)■Youtubeライブ会場(2日目11:00~)
11:00~ 外車マスター HOT RIDE LIVE トークショー
※午後からは、 HC GALLERY ブースにて、14日のアーカイブを配信予定
Posted at 2023/02/09 22:29:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2023年01月31日 イイね!

競技車両でセダン人気復活しないだろうか…

競技車両でセダン人気復活しないだろうか…新型『トヨタ・カローラGRS TCR』最初のカスタマーは強豪パラディーニの2台体制に/TCRサウスアメリカ

創設3年目のシーズンとなる2023年のTCRサウスアメリカ・シリーズに向け、アルゼンチンの強豪パラディーニ・レーシングが参戦体制を発表。昨季2022年終盤3戦に“TOYOTA GAZOO Racingラテンアメリカ”としてテスト参戦し、賞典外ながら早くも2勝を飾った新型『トヨタ・カローラGRS TCR』の2台体制を敷くとアナウンスし、同車を走らせる世界初のカスタマーチームとなることが確定した。

元シングルシータードライバーとして活躍を演じたヴィクトル・ロッソが率いる同チームは、ホモロゲーション登録と車両開発を担当したTOYOTA GAZOO Racingアルゼンティーナ(TGRA)との契約でトヨタ陣営に加わり、来る新シーズンでまったく新しいTCR規定ツーリングカーを走らせる。

そのロッソ代表の息子であり、同国のツーリングカー・シーンで実績を重ねるファン-アンヘル・ロッソは、昨年度の2022年もTCRサウスアメリカに参戦。こちらも有力チームであるスクーデリア・マルティーノのFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRをドライブし、タイトル争いを展開してみせた。

最終的にロッソは惜しくもドライバーズランキングで2位に終わったものの、2023年は父のチームに復帰し、エースとしてトヨタ・カローラGRS TCRのステアリングを握る。

「まずは、こうしてTCRサウスアメリカへの挑戦を継続できることをうれしく思うよ」と語った現在29歳のロッソ。

「チームは非常にプロフェッショナルで、完璧な環境を提供してくれる。今季は見習いの年になるだろうし、懸命に働かなければならないだろうが、この組織には技術的専門知識があると確信している。良い結果を目指してタイトルを争うための実力は備わっているはずさ」

一方、ロッソのチームメイトを務めるファビアン・シャナントゥオーニも、国内最高峰シリーズであるTC2000(旧スーパーTC2000)でのタイトル獲得と複数の優勝経験を持つ実力派であり、2022年はロッソ代表率いるプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングのシビックSTC2000でシーズンを戦ってきた。

「年々成長を続けるチャンピオンシップであるTCRサウスアメリカに参加できることをうれしく思う。競争レベルが非常に高いことは明らかだし、クルマをテストするのが待ち切れないね!」と、ツーリングカー出走500戦以上を誇る43歳の大ベテラン。

「昨年のシリーズでも各レースをフォローしていたし、とても気に入っているチャンピオンシップだ。チーム、トラック、そして一緒に走る他のドライバーの何人かは知っている顔だから、そうした環境も活かしてすぐにクルマを理解できるようになりたいと思っているよ」

すでに本拠地アルゼンチンで車両の本格生産が開始されている新型トヨタ・カローラGRS TCRだが、デリバリー初年度となる2023年は年間10台の製造が計画されており、TGRAによれば「最初の6台は3月までに納入され、残りの4台は6月ごろに完成する予定」としている。そのうち数台は、南半球のオセアニア海洋部ポリネシアを渡って、オーストラリア大陸でレースを戦う見込みだ。
Posted at 2023/01/31 21:35:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2023年01月25日 イイね!

あのマフラーそんなに特殊な構造なんだぁ

あのマフラーそんなに特殊な構造なんだぁ日産が新型「GT-R」世界初公開へ デザイン変更&特別マフラーで騒音対策の24年仕様! 次期型モデルはどうなるのか

■16年目に突入した国産スーパースポーツの最高峰、今後は?

日産は新型「GT-R(2024年モデル)」を東京オートサロン2023にて世界初公開しました。

一方、GT-R自体は2007年の登場からすでに15年以上が経過しているだけに、その今後が気になるところです。

GT-Rの登場は2007年のことです。

6年前後でフルモデルチェンジがおこなわれることが一般的といえるなかで、15年以上にわたって同一型式を維持しているGT-Rは、極めて異色の存在といえます。

もちろん、15年以上にわたるモデルイヤーのなかで、GT-Rの性能は大きく向上しています。

発売後には2008年の一部改良(エンジンや足回りを中心)、2009年の一部改良(ナビの改良が中心)がおこなわれました。

その後、内外装デザインや走行性能の向上などを中心に2010年(2011年モデル)、2011年(2012年モデル)、2012年(2013年モデル)、2013年(2014年モデル)、2014年(2015年モデル)、2016年(2017年モデル)、2017年(2018年モデル)、2019年(2020年モデル)、2021年(2022年モデル)、そして今回2023年(2024年モデル)が発表されたのです。

また、2014年には「GT-R NISMO」が追加され前述の標準仕様に並行して進化しています。

こうした毎年のように進化した具体例として、たとえば2007年時点では480PSだったベースモデルの最高出力は2024年モデルでは570PSまで強化されています。

新型GT-R(2024年モデル)は、多くの自動車ファンが集まる東京オートサロンで発表されたということもあり、会場には黒山の人だかりができていました。

速さだけでなく、洗練された乗り味も追求し、トータルバランスを高次元まで求めたというGT-Rの2024年モデルは、最高出力は維持しつつ、走行時の不要なノイズと振動が低減されています。

新型GT-R(2024年モデル)について、日産のアシュワニ グプタCOOが「R35型の集大成ともなるべきモデル」とコメントするなど、意欲を感じるモデルに仕上げられています。

このように登場から15年以上が経過した現在でも、ワールドクラスのパフォーマンスを持つスーパースポーツカーであることは疑いようもない事実です。

しかしながら、今後さらなる進化を目指すためには、フルモデルチェンジが必須であることもまた、多くの人が感じているところです。

GT-Rの次期型については、これまで国内外の自動車メディアなどがさまざまなウワサを報じてきました。

しかし、結論からいえば、現時点で日産からGT-Rの今後について公式なアナウンスはありません。

つまり、日本を代表するスーパースポーツカーの将来については、まだまだ不透明な部分も多いのが実情です。

一方、昨今の自動車業界を取り巻く環境を見れば、GT-Rの将来についてある程度の方向性を感じることはできそうです。

そのなかで、もっとも重要なキーワードのひとつとなっているのが「電動化」です。

現在、多くの国が将来的な脱ガソリンエンジン化の方針を打ち出しており、GT-Rの主要な市場である北米や欧州、そして日本も例外ではありません。

2021年1月の施政方針演説では「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」という内容が発表されました。

現時点では不透明な部分もあるものの、ガソリンエンジンのみを搭載したモデルの販売が難しくなることは既定路線となっています。

そうした流れをうけて、フェラーリやランボルギーニなどが、電動パワートレインを搭載したスーパースポーツカーをすでに発売しています。

電動パワートレインを採用することで、ガソリンエンジンに比べて走行時のCO2排出量を低減できることのみならず、モーターの特性を活かした圧倒的な加速性能を与えられるといったメリットも得られます。

■新型GT-Rは日本のみ特別な仕様となっている? 次期型GT-Rはどうなる?

また、年を追うごとに厳格化される騒音規制も、電動化を推進する大きな原動力となっています。

2015年におこなわれた自動車基準世界フォーラムによって成立した「協定規則第51条」では、自動車の騒音が健康に対して与える影響を考慮し、市販されるクルマの騒音規制値を段階的に引き上げていくことが盛り込まれています。

GT-Rは、この騒音規制をクリアすることが難しいことなどを理由に、2022年をもって欧州での販売が終了しています。

日本でも、2022年9月から適用される騒音規制への対応が難しかったことから、2022年8月31日に一度販売終了するというかたちが取られています。

そうしたことから、新型GT-R(2024年モデル)では日本仕様のみに新構造のマフラーを採用することで対応しています。

また今後さらに厳格化される騒音規制をクリアするためには、パワートレインを電動化をすることが世界的な流れに乗る選択肢のひとつです。

これらを総合すると、次期型GT-Rが電動化することは間違いないように思われます。

日産が世界で最も電動化に熱心な自動車メーカーのひとつであることもそれを裏付けています。

いずれにせよ、冒頭のグプタCOOのコメントにあるとおり、現行GT-R(R35)はすでに集大成と呼べる状況にあります。

多くのファンを抱えるモデルであるだけに、今後登場するであろう次期型GT-Rへの期待は、ますます高まっていくことでしょう。

※ ※ ※

次期型GT-Rについて、脱ガソリンエンジン化のトレンドや日産の経営体力の問題などから、そもそも開発がおこなわれていないという予測もあります。

ただ、「GT-R」のブランド力は国内外で圧倒的なものであることは日産自身も認めていることです。

高いブランド力を持つモデルは、実際の販売台数以上に貢献してくれるものであることはいうまでもありません。

もちろん、現時点では次期型GT-Rについて確定した事実はないというのが正確なところですが、登場しないという可能性はほとんどないと考えてよいでしょう。
Posted at 2023/01/25 22:56:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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「@うーさー トランクに切れ込み入っていて車体にウイングの足を残しながら外れてくれます(開くって表現はしなくなります)」
何シテル?   06/22 22:42
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