• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ウッkeyのブログ一覧

2018年05月20日 イイね!

フロントLSDが標準装備でエンジンパワーアップに伴い2基のラジエターが追加っていうのはオイルクーラーの事なのかな?

フロントLSDが標準装備でエンジンパワーアップに伴い2基のラジエターが追加っていうのはオイルクーラーの事なのかな?レースカーと同名のコンセプトモデル。『フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR』がお披露目

フォルクスワーゲンは5月10日、オーストリアで開催した『GTIミーティング』でレースカーの流れを汲んだ市販車コンセプト、『フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRコンセプト』をワールドプレミアした。

 このゴルフGTI TCRコンセプトは、安価なコストなどから世界中で爆発的な人気を得ているTCRのロードゴーイングバージョンに位置づけられるもの。車名に“TCR”と冠されているように、最速の市販GTIモデルとして位置づけられている。

心臓部には290馬力を発生するターボチャージドエンジンを搭載。7速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされることで最高時速250キロ、電子リミッターを解除することでGTIモデル最速の264キロに到達できるという。

 この大出力を受け止めるブレーキもレーシングカーであるTCRと同等の性能を誇るシステムを搭載。またエンジンの性能を発揮できるよう、2基のラジエーターが追加装備される。

 そのほか、デザイン面はフロントスポイラーやリヤディフューザー、エキゾーストパイプなどにゴルフGTI TCRの独自仕様を採用。インテリアも新デザインのシートなどが採用されている。

 今回お披露目されたのは、あくまでコンセプトモデルで販売時期や価格などは不明。フォルクスワーゲンの取締役であるユルゲン・スタックマンは「今の段階でゴルフGTI TCRコンセプトは研究モデルだ」としながらも「2018年末には現実のものにしたい」と述べている。



詳細情報 VWゴルフGTI TCR 2.0ℓ直4は290ps 外観どう違う?

もくじ
ー 2.0ℓで290ps
ー 最高速度は270km/hに
ー 外観上の変更点も

2.0ℓで290ps

フォルクスワーゲンは、290psのゴルフGTI TCRコンセプトをオーストリアのヴェルターゼ・ファンミーティングで発表した。

この新しいパフォーマンスハッチバックは、VWのTCRチャンピオンシップへの参加を記念するモデルだ。VWのモータースポーツ部門は350psのレースバージョンをプライベーター向けに投入する。

コンセプトという名目ではあるが、このFFのゴルフGTI TCRは今年中に生産が開始されることが決まっている。VWの担当者によれば、生産台数は限定されていないとのことだ。しかし、2019年発表予定の第8世代ゴルフの開発がかなり進んでいることから、このGTI TCRの生産期間は短くなるだろう。

ゴルフGTIベースのこの新型車のパワーは、以前のGTIクラブスポーツと同様のターボ付き2.0ℓガソリンエンジンから絞り出される。

オーバーブースト時には5000rpmで290psを発揮する。この間は10秒間限定でブースト圧が1.9barから2.1barへと高められ、パフォーマンスパッケージ付きのゴルフGTIよりも45ps向上している。37.6kg-m/1600-4300rpmのトルクは通常のGTIと同等だ。

最高速度は270km/hに

VWはAUTOCARに対し、生産仕様もこのエンジンを搭載すると認めている。これに微粒子フィルターや、ゴルフRのみにオプション設定されていたアクラポビッチ製チタンマフラーが装備される。そしてフロントのLSDおよびパドルシフト付き6速DSGが標準装備だ。

通常のゴルフGTIと同様、エコ、ノーマル、スポーツ、インディビジュアルの4つのドライブモードが用意される。インディビジュアルモードではステアリング、エンジン、ギアボックス、減衰力、ダイナミック・シャシー・コントロールの設定を自由に変更できる。

VWはGTI TCRの車重や加速タイムなどを明らかにしていない。しかし、通常250km/hに制限される最高速度はオプションによって270km/hに引き上げられる。

参考までに、このクルマとドライブトレインを共有するGTIクラブスポーツの車重は1375kgで、0-100km/h加速は5.9秒だ。

シャシーにおける変更点は、20mm低められた車高と、19インチホイール、ブレーキのディスクとキャリパーの大型化だ。

外観上の変更点も

VWによれば、スタンダードなゴルフGTIとの外観上の違いはパフォーマンスを追求した結果だという。エンジンベイ内に追加されたラジエターを冷却するためのエアダクトに空気を送るためフロントバンパーの形状が変更されている。より突き出したフロントスプリッター、幅広くなったサイドシル、横幅いっぱいに広がったリアディフューザーなどの違いがある。

VWによれば、5種類の外装色が用意される。新色のグレー・ヒューや、通常のGTIに用意されるピュアホワイト、トルネードレッド、ディープブラック・パールエフェクトなどだ。サイドシル後部にTCRのデカールを追加することや、ドアを開けた際にTCRロゴを地面に投影することもできる。

内装については、スポーツシートのサイド部分、ドアの内張、シフトレバーなどにマイクロファイバーを使用している。シートの中央部分には専用のデザインが施され、ステアリングホイールやシフトノブには12時の位置にGTI TCRのレースカーを思わせるマークが入っている。VWによれば、レースバージョンは2016年以来100台が生産された。



コイツの登場でゴルフRの立ち位置も変わってくるのかね
Posted at 2018/05/20 22:36:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2018年05月07日 イイね!

ここまでやってGTIより上でRより下なの?

ここまでやってGTIより上でRより下なの?VW ゴルフGTI に頂点、290psの「TCR」…レーシングカーの公道版を発表へ

フォルクスワーゲンは、5月9日にオーストリアで開幕する「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」において、『ゴルフGTI』の高性能モデル、「ゴルフGTI TCR」を初公開すると発表した。

GTIミーティング・アット・ヴェルターゼーは、今年で37回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント。フォルクスワーゲングループから、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダなどの各ブランドが参加。オーストリアの会場には、欧州から多くのファンが集まり、盛り上がりを見せる。

そのGTIミーティング・アット・ヴェルターゼーで初公開される予定なのが、ゴルフGTI TCR。2018年から開始されるFIA・WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)に参戦する同名のレーシングカー、ゴルフGTI TCRの公道バージョンとなる。

レーシングカーのゴルフGTI TCRは、市販モデルのゴルフGTIがベース。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力350ps、最大トルク42.8kgmを獲得する。車体は市販車よりも150mmワイド化されており、巨大なリアウィングが装備された。

その公道バージョンでは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが、最大出力290ps/5000~6800rpm、最大トルク37.7kgm/1600~4300rpmを発生。トランスミッションは7速DSG。最高速は250km/h(リミッター作動)だが、リミッターの解除により、最高速を264km/hに引き上げることも可能、としている。



フォルクスワーゲン、ゴルフGTIベースの最強モデルを披露

独フォルクスワーゲンは、5月9日よりオーストリアで開催される毎年恒例のフォルクスワーゲン・ファンイベント、ヴェルターゼーミーティングにおいて、ゴルフGTIをベースに製作した“シリーズ最上級”の「ゴルフGTI TCR」を世界初披露すると明らかにした。

フォルクスワーゲンの発表によれば、ゴルフGTI TCRにはレースバージョンとロードバージョンが設定され、レースバージョンは最高出力350psを、ロードバージョンは290psを発生するとのこと。現在販売されているGTIの最高出力は230psだから、ロードバージョンでも60psものパワーアップを果たしていることになる。

またGTI TCRは、大幅な高出力化に合わせ、タイヤのスリップを軽減させてトラクションを向上させるデファレンシャルロック機構を備える。また2018年後半にはリミッター解除により最高速を250km/hから264km/hへと引き上げる「Vマックス リミッター」のリリースも予定されている。

ヴェルターゼーミーティングでは、ロードバージョンがお披露目される予定。近々の発売が予定されるトップモデルとあり、会場では多くの注目を集めそうだ。



VWゴルフGTI TCR 5/10ヴェルターゼで発表 GTIとRの中間に位置

もくじ
ー WTCCマシンの公道仕様
ー 次期型ゴルフは来年登場

WTCCマシンの公道仕様

フォルクスワーゲンはゴルフGTI TCRというホットバージョンのスケッチを公開した。スペック上はGTIパフォーマンスとゴルフRの中間に位置する。

このクルマはスピードリミッターが解除されており最高速度は264km/hに達する、史上最速のゴルフとなる。ゴルフRの250km/hを14km/h上回っている。

これはWTCCに参戦していた350psのゴルフGTI TCRレースカーのロード・バージョンだ。GTIとRの中間に位置するという意味では2016年のクラブスポーツ・エディション40に近いコンセプトで作られている。

GTI TCRの最高出力は290psであり、GTIパフォーマンスの245psを上回るが、Rの310psよりは低く設定されている。0-100km/hの加速タイムもGTIパフォーマンスの6.2秒を下回るが、正確な数値は未発表だ。

搭載されるターボ付きエンジンは5000rpm-6800rpmで290psを発揮し、最大トルクは37.6kg-mだ。7速DCTを介してLSD付きの前輪を駆動する。

次期型ゴルフは来年登場

このモデルはヴェルターゼで5月10日に行われるGTIミーティングで発表され、販売は今年末に開始される予定だ。

新型ゴルフが来年登場予定であり、次世代GTIに関心が集まる中で、VWは現行モデルの売り上げを落とさないよう腐心している。このスペシャルモデルはその助けとなるだろう。

次期型ゴルフGTIはマイルドハイブリッドとなる見込みだ。これにより、現行モデルよりも燃費を改善しつつモーターによるブーストを得たパフォーマンスも実現する。

48V電源とISGの搭載は、次期型となるゴルフVIIIのラインナップ全体の目玉だ。そのGTIは今までのゴルフGTI史上最もパワフルなモデルになるだろう。搭載されるエンジンはおなじみの2.0ℓターボだ。新型ゴルフGTIの英国発売は2020年に予定されている。


馬力だけRより低いってだけじゃないか?完全にRよりもポテンシャル的に上に思うけどな~違うかな
Posted at 2018/05/07 22:28:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2018年04月25日 イイね!

CEO変わったんだね

CEO変わったんだねVWグループ、新体制を発表…ディース新CEOがコネクトとITを直轄

フォルクスワーゲングループは4月12日、ヘルベルト・ディース新CEOの指名に合わせて、グループの新体制を発表した。

新体制では、フォルクスワーゲングループは6つの事業分野と中国地域を置く体制に移行。フォルクスワーゲングループ傘下の各ブランドは、量販、プレミアム、スーパープレミアム、トラック&バスに大別される。

また、ヘルベルト・ディース新CEOはグループの研究開発を統括する立場に。グループの営業および販売の責任者は、アウディ取締役会のルパート・シュタドラー会長が兼務し、グループの生産の責任者は、ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長が兼務する体制とする。なお、ポルシェのオリバー・ブルーメ会長は、グループの経営会議の新メンバーにも指名された。

さらに、車載コネクティビティとITは、ヘルベルト・ディース新CEOが直轄する体制とし、コネクトとITを重視する姿勢を鮮明に。調達と部品は今後、ひとつのユニットに統合される予定、としている。
Posted at 2018/04/25 11:25:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2018年03月27日 イイね!

ディフィートデバイスでゴタゴタしたけどモノがシッカリしているのは間違いないんだろうね

ディフィートデバイスでゴタゴタしたけどモノがシッカリしているのは間違いないんだろうね【フォルクスワーゲン・パサートTDI試乗】ディーゼルゲート問題を克服して登場した新世代ディーゼル

ディーゼル不正問題で導入が遅れていたフォルクスワーゲンのクリーンディーゼル搭載モデルの第一弾となるパサートTDIが、ようやく日本に入ってきました。

パサートはフォルクスワーゲンのラインアップの中でもっとも上位に位置するフラッグシップセダン&ワゴンです。日本仕様としては、今回のクリーンディーゼルエンジンのほかに、2リットルガソリン、1.4リットルガソリン、1.4リットルガソリン+モーターのプラグインハイブリッドの3種のパワーユニットが用意されています。

新しく追加されたクリーンディーゼルエンジンは2リットルの4気筒で、最高出力は190馬力、最大トルクは400Nmのスペックを持ちます。組み合わされるミッションは6速のDSG(ツインクラッチ式AT)となります。ボディタイプはセダンとワゴンの両タイプが用意されています。パッケージング面、装備面ではガソリンエンジン車、PHEVとの差はほとんどありません。

エンジンを始動するとそれなりにディーゼルらしいノイズ、振動が伝わってきます。これはちょっと残念なところです。現代的なモデルを目指すのであれば、この部分はしっかりと対策しておくべきだといえます。

走り出すとエンジンはよく回って軽々としています。トルクが強まるのは2000回転を超えたあたりで、ディーゼルならもう少し下から盛り上がるようなトルク感が欲しいと思ってしまいました。そして2000回転あたりまではちょっとノイズ、振動ともに多いのです。100km/hの定常走行ではトップギヤの6速でエンジン回転数は1600回転とかなり低くなりますが、やはりノイズと振動の問題は解決されません。

ギヤダウンしてエンジンを2500回転くらい回ってしまえばノイズや振動もかなり気にならなくなります。6速で2500回転だと150km/hを超えますがドイツのアウトバーンならばどうってことのない速度です。このディーゼルエンジンは日本の使われ方ではちょっとマッチングが悪いのかも知れません。

ただ、ディーゼルらしい力強い加速感やトルク変動の少ないエンジン特性は、長距離移動にはバツグンのマッチングを示すでしょう。頻繁に長距離移動を繰り返すような方なら、使い勝手がいいクルマと感じると思われます。

(文:諸星陽一/写真:小林和久)


特有の五月蠅さがない!?「フォルクスワーゲン パサートTDI」試乗レポート

輸入車ディーゼルの画竜点睛。フォルクスワーゲンのパサートにTDIが追加されました。そのパサートに関して、比較的流れのはやい交通の中での試乗をということで、山梨県山梨市で開催されたプレス向け試乗会に参加させていただくことができました。

ここではブリーフィングのあと、その惜しみなく湧き出るトルクを堪能できるコースで真新しいフォルクスワーゲンのディーゼルエンジンを試すことができ、「ジャスト」と「らしさ」を素直に感じることができました。その時の感想を記しておきたいと思います。

パサートTDIは足元の技術を磨いた安定したモデル!

ワーゲンのディーゼル、ゴルフ2のカタログでしたでしょうか。祖父の家に近所のヤナセのディーラーがおいていったゴルフのカタログの、ディーゼルモデルの項目に書かれていた「1000キロ無給油で走ることができます」という内容は、子供ながらにとても衝撃を受けたのを覚えています。

それから四半世紀以上の時間がたつのでしょうか?時代は移ろい、ディーゼルエンジンのモデルが国産車輸入車合わせて、ずらりと揃う時代になりました。その顔ぶれの中に、さまざまな事情もあってフォルクスワーゲンが名を連ねていないことに個人的には寂しいというのが率直な感想でした。

そんな状況で投入されることになったのがパサート。ここにはある種の見識も感じます。モデル最末期ではないものの、ベース車の品質も安定したモデルで、しかもあまりエフィシェントコンシャスでもない、機関的にゆとりを持たせられる(ディーゼル乗用車としては主流の2リッター)クラス。また、近いカテゴリーにも充実しており、マーケットニーズにもこたえられるサイズなど、ムダなチャレンジを要さずしっかり今ある足元の技術を磨いて準備できた内容なのではないでしょうか。

パサートTDIに関しての意気込み

「足元の技術を磨いて」とは言っても、何か旧弊な技術で繕った印象は少ない。今できる限りのことを盛り込んでいるディーゼル乗用車として、見劣りすることのない内容になっていると感じます。

DPFとアドブルーを用いたSCR・EGRも二系統でエミッションの抑制に対応しますが、そうした項目以上に細かな配置や連携までも意識されており、排気中の有害物質ばかりでなく、その排熱さえもしっかりと活用されているエンジンである点も特筆しておきたい点です。パワーを出そうとする場合と、エミッションを抑えようとする事情はなかなか燃焼室レベルでは相容れないものです。しかし、それらをどっちも高次元で両立させなければならないというのが、今の内燃機関に課せられた責務であると言ってよいでしょう。

DPFやSCRはついていればいいというわけではなく、それらの働く環境が整わねば意味がありません。燃焼室を通過した排気が、EGRでエンジンに戻され、あるいはしっかりそうしたエミッション抑制装置で浄化されることを考えてのエンジンブロックに密接した配置にも、排気温度さえも利用しようという意欲を感じた次第です。もちろんこうしたことは今やエンジンづくりで軽んじることのできないこと。ただ、こんなことも含めて紹介される当たり、今回パサートTDIに関しての意気込みを感じずにはいられませんでした。

実際にパサートTDI試乗に出発

まず感心させられるのは、走り出す最初の瞬間に「ああ、このクルマにぴったりだ」と思えたことです。これは厳密には6速DSGの評価になるかもしれません。

え?ガソリンモデルは乾式7速なのに段数少ないの?と思われる読者もいらっしゃるかもしれません。「そうです。少ないんです。」しかし私は少なくていい。もっというと少ない方がいいとすら感じました。そもそも最近のとくにプレミアムカーのトランスミッション段数が多すぎると感じることが少なくありません。エンジンも限られた排気量を過給していたりして、トルクバンドがそれほど広くない場合でも、モリモリと加速させることが可能ではあります。しかし、十分にトルクがあるクルマの場合、そんなにあくせく変速しなくてもそんなに高い回転数に及ぶことはありません。そうすれば燃費の面でもそれほど大きく足を引っ張ることはないのです。

筆者のマセラティ430もそんな例でしょう。30年前のV6ツインターボエンジンで機械式4速オートマチックですが、街中でも一リットル当たり5キロくらい走ります。高速利用であれば10キロに限りなく近づきます。これは2リッターNAのルノーラグナと変わりません。

結局「トルクがあって回さなければ燃費の落ち込みは少ない」という一つの表層現象だと思います。2ペダルの時代だからこそ、そんな絵空事のような最高出力より、常日頃コンコンと泉のように自噴するかのような豊かなトルクの方が重要だと思うわけです。

パサートTDIの実際の乗り心地は…?

「トルクの方が重要」という点において、6速DSGでトルクバンドの始まりから終わりまでをしっかり使い切るようなシフトスケジュールで、出足からモッチリと走り出すフィーリングはこのクルマに非常に合っています。もっというと流行りを追いすぎた、ライバル社のクルマに対して、クレバーな印象がありました。

この試乗会の際、VWグループジャパンの担当者の方から、もしかしたらどこかのタイミングで7速にアップデートされるかもしれないとの話もありましたので、好きな方は早めに選ばれた方がいいかもしれません。(もっとも最新式7速DSGもかなりスムースになり、それでも依然として対ライバルのクレバーさは温存されるような気もしますが。)
 


もう一点は100キロ増えた鼻先です。カタログを見るとTSIの2リッターガソリンエンジン車よりも100kg重たくなっています。これは純粋にエンジンの単体重量の差によるものとのこと。これがなかなかいい味を出しています。ディーゼル乗用車の魅力は「(同等のガソリンエンジンに対して)大きくなっていないのに重量が増えている」点が少なからず奏功しているのではないか…というのが個人的な感覚としてかなり支配的だったりします。とくにFF車の場合、これがワインディングロードを走る時の気持ちのいいハンドリングの源泉になるように感じるのです。

「ジャスト」で「らしい」パサートTDI

その昔、シトロエンDSなどは前後の重量比が2対1になっていて、電子制御が介入する前の世代のシトロエンはとくに、ハイドロニューマチック・サスペンション以上にその重量比が「(とくに)下りの速さ」の源泉になっていた気がします。その方向性が同排気量なら重たくなるディーゼルエンジンの乗用車には感じられるのです。MQBプラットフォームがかなりオーバースペックなのかもしれませんが、TDI乗った後に振り返ると、むしろガソリンモデルの鼻先が軽すぎると感じるくらいしっくりきます。

そしてトルクバンドをうまく捉えたシフトスケジュールの6速DSGと、潤沢なトルクは供給し続けるも、単体重量では重たいディーゼルエンジンを鼻先に収めたパサート。ブレーキを踏んでカーブに入り、再びアクセルを踏み込む。この一連の動作が実によどみなく自然。段数の多すぎるオートマチックではこうはいかないと思うことすらある。そんなクルマとの会話が存分に楽しめるドライブになることでしょう。ヴァリアントも剛性感が高く重たいものを引きずっている印象は希薄。しかし悩ましいのは、セダンでも持て余すこと必至な大きなトランクを備えるパサートなだけにどうしたものか…

「ジャスト」で「らしい」パサートTDIでも、迷わなくて済むということはなさそうです。

日本ではTDIのバッジはついていないようですが、人にアピールするのではなく「オトコは黙って関門越え」という方、そしてそういう勝手なことを言わせておくのは我慢ならないという女性の皆さん。仕事を終えて帰宅、明日の朝陽は日南海岸で、などという旅もそれほど難しくはなさそう。

プレミアムを誇るより、すがすがしい道具に徹した心地よさもたっぷりのディーゼルのパサート。ぜひ一度試乗してみることをお勧めします。

[ライター・画像/中込健太郎]
Posted at 2018/03/27 01:13:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2018年03月26日 イイね!

次なるベンチマークへ

次なるベンチマークへ新型VWゴルフ 内装/コネクティビティに進化 外観「ひと目でゴルフ」

もくじ
ー 外観は「ゴルフ然」 内装に大きな変化
ー MQB/W、自動運転やコネクティビティのため

外観は「ゴルフ然」 内装に大きな変化

次期フォルクスワーゲン・ゴルフについて、「ゴルフ8では、ヒューマン-マシン・インターフェイス、コネクティビティとインテリアに大きな進歩が見られます」と語るのは、フォルクスワーゲンR&D部門責任者のフランク・ウェルシュだ。

「もちろん、エクステリアも進化しますが、これまでのゴルフ同様、どこから見てもゴルフでありながら、新型だとわかるデザインです。つまり、ゴルフは常にゴルフであり、まるっきり別のモデルに作り替えることなどできないのです」

MQB/W、自動運転やコネクティビティのため

セアトの小型モデルから、シュコダの大型エステート・モデルにまで幅広く使用されている現行MQB同様、新型MQB/Wアーキテクチャもモジュラー式ストラクチャーとして設計されている。

アップグレードの多くは、最新電動パワートレインを搭載するのに必要な電気的なハードウェアや、コネクティビティや安全システム、将来的なレベル3の自動運転への対応に備えたものとなっている。

「MQBには非常に多くの変更が行われたために、もはやMQBではないとさえ思っています」と、ウェルシュはMQBと、MQBをベースとしたMQB/Wとの違いについて語る。「エンジンと電気システムを変更したのです」とも。

「さらなるコネクティビティのために、より多くのデータを送るには、データ量とパワーが要求されています」

新型ゴルフのインテリアに革新をもたらすため、現行モデルから引き継がれるパーツはひとつとしてない。「デジタル・コックピット」と呼ばれるテーマに基づき開発された、全く新しいデザインが与えられることになるという。



8代目VWゴルフ 全ガソリン車に48Vシステム e-ゴルフが廃止 「プラス」投入も

もくじ
ー 新型ゴルフ 他グレードの情報は
ー ゴルフ「プラス」も登場 GTEは存続
ー >ディーゼル/e-ゴルフ/GTDは

新型ゴルフ 他グレードの情報は

ガソリンモデルには全て48Vシステムが採用され、TSIエンジンでは、中核となる1.5ℓと、最新の1.0ℓ、それに2.0ℓのガソリン仕様に、可変容量ターボチャージャー技術が組み合わされる。

さらに各ガソリンエンジンには粒子フィルターが搭載される。フォルクスワーゲンがガソリンエンジンモデルのCO2排出量を100g/km以下に削減し、2021年の業界全体の排出量目標値である95g/km達成へと歩みを進めるなかで、大きな役割を果たすのはマイルドハイブリッド技術だろう。

この技術では、出力11psのベルト一体型スターター/ジェネレーター(Belt-Integrated Starter/Generator:BISG)を組み合わせることで、素早いエンジンのストップ/スタートと、トルクの増強、さらにはエネルギーの48Vリチウムイオン・バッテリーへの回収を可能にしている。

ゴルフ「プラス」も登場 GTEは存続

さらに新型ゴルフには、フロントかリアを駆動する36psの電気モーターを持つ「プラス」バージョンも設定されることになる。これにより、ドライブトレインへ供給するトルクを増やすとともに、回生ブレーキによるエネルギー回収と、燃費向上のためのエンジン停止が可能となる。

モーターがリアアクスルに搭載される場合、トラクションの向上と、滑りやすいコンディションでのコーナリングバランスの改善にもつながる。

ディーゼル/e-ゴルフ/GTDは

実際、CO2排出量削減に向けたより効率的な方法としてハイブリッド技術のコストが下がっており、次期ゴルフはディーゼルエンジンをラインナップにもつ最後のゴルフとなりそうだ。

次期ゴルフにも、新型1.5ℓと現行モデルからのキャリーオーバーとなる2.0 TDIを積んだディーゼルモデルが登場し、2.0ℓエンジンはGTDに搭載される。

e-ゴルフは、その役割をI.D.ハッチバックが引き継ぐために、次期モデルでは登場しない見込みだ。一方、GTEは現行モデルの販売が好調であったために、新型ゴルフにも設定されるだろう。GTEがもつプラグインハイブリッド・ドライブトレインは、CO2排出量削減と、この技術のより広範なマーケティングにとって有効なのだ。

8代目ゴルフのサイズ/重量ともに現行モデル同等となるだろう。これまでどおり、そのデザインは現行モデルの進化系であり、ゴルフの伝統に則したものだが、内部情報筋によれば、ゴルフとI.D.ハッチバックの違いを強調するため、よりダイナミックで、力強いルックスになるとのことだ。さらに設定は5ドアモデルのみとなる。

「全てのゴルフで、安全、スポーティ、ラグジュアリー、プレミアムと品質を重視しています」と8代目ゴルフの開発を主導するフォルクスワーゲンR&D部門責任者のフランク・ウェルシュはいう。「1年後、来年のジュネーブで次期ゴルフの試作モデルを公開します」



新型VWゴルフ(8代目) GTI/R、48Vハイブリッドか MQB/W使用

もくじ
ー 8代目ゴルフ 来年のジュネーブで公開
ー 次期ゴルフR ハイブリッドの可能性
ー GTIとR ポールスターのように独立は?
ー 現行最後の限定モデル 可能性なし

8代目ゴルフ 来年のジュネーブで公開

8代目ゴルフは2019年のジュネーブ・モーターショーで公開予定だ。フラッグシップモデルとして、GTIとRにはゴルフ史上最強のパフォーマンスが与えられるとともに、インテリアには革新的な技術が盛り込まれる。

新型ゴルフのデザインは既に決定しており、MQB/Wと呼ばれることになるフォルクスワーゲン・グループの次世代MQBプラットフォームをベースに、シャシー開発作業が進められている。

フォルクスワーゲンでは、英国販売の30%を占める歴史あるパフォーマンスモデルの継続も決定している。

243psのGTIは、2019年半ばと予想されている新型ゴルフ登場のすぐ後にデビューの予定。さらに興味深いことに、ディーゼルのハイパフォーマンス・バージョンであるGTDも、新型発表と同時にラインナップに加わる見込みだ。

次期ゴルフGTIは史上最強のGTIとして、スタンダードモデルには243psの2.0 TSIガソリンエンジンが、パフォーマンス・バージョンには274psを発揮するエンジンが搭載される可能性がある。

さらに新型では、ガソリン仕様のゴルフが48Vマイルドハイブリッドを標準搭載するのに合わせて、GTIにも初めてハイブリッド技術が採用されることになる。

ゴルフRの情報は次項で触れる。

次期ゴルフR ハイブリッドの可能性

2020年にはトップモデルとして、これまでで最もパワフルな四輪駆動のゴルフRがラインナップに加わる。

フォルクスワーゲンではそのパワートレインについて一切明らかにしていないが、AUTOCARでは、48Vハイブリッドシステムとの組み合わせで355ps以上を発揮し、急速にパワーアップを図るライバルのホットハッチ・モデルたちに追随することになると予想している。

GTIがこれまでの伝統に従い、他のゴルフ同様、常に少しずつ進化する一方で、ゴルフRはラインナップにおける最強モデルとして、より大胆な挑戦を行ってきた。

フラッグシップモデルとして、新型ゴルフRに求められるパワーを与える方法にはいくつかの選択肢がある。

最も簡単なのは、既存の2.0TSIエンジンのパワーを355ps程度にまで引き上げ、小型の48Vマイルドハイブリッド・システムと組み合わせることだろう。フォルクスワーゲンがどのようなセットアップを選ぼうと、リチウムイオン・バッテリーと11psの電気モーターをもつ、この48Vマイルドハイブリッド・システムと2.0 TSIエンジンが次期モデルの特徴となる。

以前公開された401psのR400コンセプトによって、このエンジンにはまだ余力があることが証明されている。さらに、このシステムは最も安価であり、ゴルフRの価格をGTIとそれほど開きのない3万3000ポンド(501万円)程度に抑えることで、コストに対し、価値の高いモデルとしての評価を維持することもできる。

その他の選択肢として、もはやGTEだけが電動化されたゴルフではないという状況を考えれば、新型ゴルフRにGTEのシステムを与え、パフォーマンス向上のために電気モーターを次世代型7速デュアルクラッチ・ギアボックス内に搭載することもできる。この方法はコストアップにつながるだろう。

新型ゴルフRの0-100km/h加速は4.5秒以下が目標とされ、その最高速度は249km/hに制限されるはず。このパワーとパフォーマンスによって、ゴルフRは、同じく2020年に48Vマイルドハイブリッド技術を与えられて登場予定の次期フォード・フォーカスRSの、直接のライバルとなる。

ゴルフRのそれ以外の部分については、近年の成功に基づくやり方をそのまま踏襲することになるだろう。つまり、控えめなルックスと、快適な乗り心地をもつ日常的な使い勝手の良さが、アダプティブ・シャシー技術によって確保されるということだ。

ディーゼルモデルへの高まる圧力に対応するなか、ゴルフRは広くゴルフ・シリーズで使用されるガソリンエンジンの高まる存在感を主導するモデルでもある。

GTIとR ポールスターのように独立は?

ボルボのポールスターや、セアトにおけるクプラのように、近年多くのメーカーが独立したパフォーマンス・ブランドを立ち上げているメーカーは多い。しかし、フォルクスワーゲンにその計画はないようだ。

なぜか。CEOのDr. ハーバート・ディエスは、フォルクスワーゲンのブランドでこそ、GTIやRの魅力が高まると考えている。彼は「フォルクスワーゲン・グループのセアトの場合、独立したパフォーマンス・ブランドを立ち上げるのは理にかなっています。しかし、大衆に向けたモデルを広く販売し、その派生としてこういったパフォーマンスモデルがあるからこそ、『GTI』や『R』が引き立ちます。ですから、独立させようとは思いません」

つまり、フォルクスワーゲンとセアトの重要な違いは、そのブランド価値にあるということだ。近年傷を負ったにもかかわらず、依然としてフォルクスワーゲン・ブランドは高く評価されていることを、ディエスは知っている。

対照的に、最近セアトCEOのルカ・デ・メオは、クプラによって、これまでセアト・ブランドに見向きもしなかったひとを惹きつけることができたことを認めている。

「多くの国々で、われわれは世界最高のクルマを販売していますが、セアト・ブランドというだけで、ひとびとは購入を躊躇するのです」

デ・メオはクプラで顧客を惹きつけようとしているが、フォルクスワーゲンではGTIやRを使ってそのようなまねをする必要はないともいえる。

現行最後の限定モデル 可能性なし

限定モデル(7.5)では、ゴルフGTIクラブスポーツSに続くモデルを発売する計画はない。彼らは次期ゴルフGTIに注力しているのだ。

現行ゴルフGTIの最後を飾る限定モデル発売の可能性について質問を受けた際、R&D責任者のフランク・ウェルシュは「おそらくないでしょう。より優れたパフォーマンスによって、さらにGTIとして相応しいモデルになることを考えれば、次期GTIに集中するべきです」と答えている。

一方で、フォルクスワーゲンCEOのDr. ハーバート・ディエスは将来的な可能性を排除しない。「われわれの開発部隊にはレースカーへの熱い情熱をもったスタッフがいます」と彼はいう。

「彼らは常にクルマをより速くしようと努めており、GTIでも何かをしたいと考えています。(フォルクスワーゲンが持っていたFFホットハッチのニュルブルクリンク最速レコードを破った)シビック・タイプRにしてやられてしまいましたが、このままでいいとは思っていません」


売れないって事はまずないんだろうけど、どんな仕上がりになるか注目の的ではあるだろう
Posted at 2018/03/26 20:30:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記

プロフィール

初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

FrogDrive S660用リアダクトフレーム取り付けその1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:26:19
ポケモンGO攻略まとめ  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:23:37
 
マギレコ攻略Wiki 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:22:57
 

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
初の新車に代替をいたしました~ ターボからNAになりましたが、インプレッサはインプレッサ ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation