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2022年03月07日 イイね!

ゴルフⅣから始まったR32もⅤが最後でその後はゴルフRとなってしまうからな〜特別といえば特別だよ

ゴルフⅣから始まったR32もⅤが最後でその後はゴルフRとなってしまうからな〜特別といえば特別だよNA 3.2L V6に四輪駆動 フォルクスワーゲン・ゴルフ R32 英国版中古車ガイド

5代目ゴルフに3.2L V6と四輪駆動を搭載

フォルクスワーゲン・ゴルフといえば、評価の高いドイツの定番ハッチバック。しかしR32は、型破りな内容を備えていた。優れたシャシーに四輪駆動を組み合わせ、GTI以上のパフォーマンスを備える、ゴルフRの元祖といえるクルマだ。

ゴルフ R32で最大のトピックが、3.2Lという大排気量の自然吸気V型6気筒エンジンを搭載したこと。実用性の高さと、圧倒的な動力性能との、絶妙なバランスに仕上げてあった。一部では、今でもカルト的な支持を集めている。

R32が初登場したのは、4代目ゴルフ。5代目ゴルフのR32は、大人しすぎると評価されたGTIを超える存在として、2005年に発売された。GTIより4000ポンド高い価格を正当化できる内容か、疑問の声もあがったことは事実ではあるが。

注目のV6エンジンは、最高出力250ps、最大トルク32.5kg-mを発生。当時のゴルフGTIが発揮した、200psと28.4kg-mを大幅に上回るものだった。ちなみに馬力では、最新のGTIをも凌ぐ。

加えて、フォルクスワーゲンが4モーションと呼ぶ、ハルデックス四輪駆動システムを搭載。トランスミッションは、6速マニュアルか7速デュ
アルクラッチ・オートマティック(DSG)が選択できた。

この時代は、まだドライバーが操るMTの方が速かった。0-100km/h加速は6速MTで6.2秒、7速DSGでは6.5秒がうたわれた。

実用性は損なわずに新次元の動的能力

もちろんゴルフだから、直線番長ではない。しっかりと、コーナリング性能も磨き込まれている。

4代目R32と比較し、剛性を高めたダンパーとスプリングをサスペンションに採用。アンチロールバーも太さを増し、強力なグリップと優れた姿勢制御を叶えていた。車高も、標準の5代目ゴルフから20mm落とされていた。

乗り心地は、硬めながら不快ではない程度。センター2本出しのマフラーからは、心地よく荒々しいエグゾーストノートを響かせた。日常的な利用に問題はなく、その質感や音響には、GTIとは異なる特別感が漂っていた。

見た目では、クロームメッキの大きな専用グリルが与えられ、ブレーキキャリパーがブルーに塗られ、通常のゴルフと明確に差別化。さらにキセノン・ヘッドライトと、18インチのアルミホイールも装備していた。

一方の車内は、ゴルフらしく広々として居心地が良い。ドライビングポジションは良好。専用の3スポーク・ステアリングホイールに、アルミ製のペダルと内装トリムで雰囲気を高めていた。

欧州仕様の場合、エアコンとオートワイパーは標準装備だったが、パーキングセンサーやナビなどはオプション。サイドサポートの高いハードシェルのレカロシートも、追加費用で装備できた。

5代目ゴルフ R32は、実用的なハッチバックの能力を損なわず、新領域といえるパフォーマンスの獲得に成功していた。フォルクスワーゲンのRモデルへ展開するスタイリング要素を生み出すことにもなった、記念すべきゴルフだ。

新車時代のAUTOCARの評価は?

R32の操縦性は、そのスピードに合致している。豊かなグリップ力と、引き締められた姿勢制御を併せ持っている。ダイレクト感のあるフィーリングが、素早いコーナリングへの自信を高める。ブレーキもよく効く。

この走りを引き立ててくれるのが、美しく仕上げられたインテリア。最新のR32は、先代(4代目)以上に完璧なモデルに仕上がっている。

より速く、より快適で、見た目は凛々しく装備も充実。GTIでは難しい、コーナリングラインを楽しませてくれる。つまり、素晴らしいクルマだ。 (2005年10月5日)

オーナーの意見を聞いてみる

トム・ギャラガー氏

「馬鹿だと思われるかもしれませんが、8代目ゴルフRではなく、5代目のゴルフ R32を2021年に購入しました。もちろん、後悔はしていませんよ」

「新しいゴルフの方が遥かに洗練されていますが、R32のサウンドは代えがたいものです。このゴルフで、最も魅力的な部分でしょうね。夢を見ているように、運転にも強く惹き込まれます」

「フルノーマルの状態で、5500ポンド(約85万円)で購入しましたが、問題は殆ど起きていません。あえていえば税金が高いことと、ヘッドライト・レンズの曇り。でも、レンズは磨いて簡単にきれいになりました。ボディのサビも、少し補修しています」

購入時に気をつけたいポイント

トランスミッション

5代目ゴルフの時代のDSGは、6万4000km毎にフルード交換する必要がある。怠らなければ、信頼性は高い。リアデフのフルードも、6万4000km毎に入れ替えたい。

DSGの不具合として聞かれるものが、メカトロニクス・ユニットの故障。交換には、英国で1500ポンド(約23万円)ほど掛かることも。6速MTの場合は、3速へ入れづらいことがあるようだ。

エンジン

タイミングチェーンなので、タイミングベルトほど交換の頻度は高くない。コイルとテンショナーの状態や、ボルト類の緩みには気をつけたいところ。異音がないかも確かめたい。エンジンオイルは、通常で1万6000km毎の交換が指定されている。

ボディ

一般的な5代目ゴルフと心配する内容は同じ。プラスティック製のインナーフェンダーが、ホイールアーチ部分の塗装を削ってしまい、錆びる可能性がある。テールゲートのVWロゴ付近と、ドアのエッジ部分、ルーフの継ぎ目付近が錆びやすい。

ヘッドライトは、シール類の劣化が原因で水が侵入し、故障することがある。点滅することもあるようだ。

インテリア

レカロシートは、サイドサポート部分が立ち上がっていて摩耗しやすい。シートマウントがガタつくこともあるという。レザーシートでも、状態はよく確かめたい。不自然に車内が湿気っぽくないかも確かめる。不具合の原因だ。

電気系統

クルーズコントロールとエアコンの故障は珍しくなく、安く修理はできない。サンルーフが不調になることも。

エンジン系統に不具合が起きても、メーターパネルの警告灯を消してごまかしている場合がある。始動時に警告灯が付き、アイドリングを始めたらすべて消えることを確かめる。

知っておくべきこと

その能力や珍しさを考えると、5代目ゴルフのR32はお手頃な価格に思えるが、3.2L V6エンジンはお財布に優しくない。燃費は良くても10.0km/Lほど。CO2の排出量は233g/kmで、英国では税金も高い。

といっても、同じ年代のホンダ・シビック・タイプRは11.2km/L、フォード・フォーカス RSは9.9km/Lだから、燃費の悪さはその時代のホットハッチ全般にいえることではある。それらには、V6エンジンが載っていないのだが。

英国ではいくら払うべき?

5000ポンド(約77万円)~6499ポンド(約99万円)

英国では、走行距離が24万kmを超えるような、走り込まれたR32が売られている価格帯。多くのオーナーは大切にしていて、しっかり整備記録などは残っているようだ。

6500ポンド(約100万円)~7499ポンド(約115万円)

走行距離は長めだが、状態は少し良くなる。DSGのほかに、MTも探せるようになる。オプションの有無にも気をつけたい。

7500ポンド(約116万円)~8499ポンド(約130万円)

社外品のボディキットや、エンジンECUのマッピングなど、チューニングを受けたR32が含まれてくる。状態はさらに良くなる。

8500ポンド(約131万円)~9499ポンド(約146万円)

やや走行距離は長めながら、しっかり整備されてきたエンジンと、サビのないボディを備えるR32を英国では探せる価格帯。

9500ポンド(約147万円)以上

走行距離は12万km前後へ短くなる。1万ポンド(約155万円)以上奮発すれば、市場でベストといえるR32を英国では狙える。

英国で掘り出し物を発見

フォルクスワーゲン・ゴルフ R32 登録:2008年 走行距離:16万4100km 価格:8495ポンド(約131万円)

ブラックのボディが珍しいR32。これまでに11回、ディーラーでメンテナンスを受けている。キーが2本とナビが付き、インテリアの状態も良いようだ。ボディの状態も美しい。3か月の保証も付くという。
Posted at 2022/03/07 21:42:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2022年02月08日 イイね!

セダンでって事はアルテオンの後継とかって事になるのかな?

セダンでって事はアルテオンの後継とかって事になるのかな?【スクープ】VW初のフルEVセダン『エアロB』市販型、「革命的なプレミアムクラスのサルーン」になる!

市販モデルは2023年初頭までにデビューの予定

社内コード「エアロB」と呼ばれ、VWが現在開発を進める新型フルエレクトリック・サルーン市販型の、最新プロトタイプをカメラが捉えた。

スウェーデン北部の寒冷地テストに初めて持ち込まれたプロトタイプは、ディテールを完全にカモフラージュ。5ドアのリフトバックのように見えるセダンは、フロントバンパーをはじめ、グリル、ヘッドライト、エアインテークなどすべてフェイクコンポーネントで固められている。しかし、最終的には2019年ロサンゼルスモーターショーでワゴンとしてデビューした「ID SpaceVission」コンセプトからデザインのインスピレーションを得ることがわかっている。

市販型では、後輪駆動と全輪駆動バージョンの利用が可能なVWブランドの「MEB」プラットフォームに搭載され、シングルまたはデュアルモーターにより電力が提供される。噂によると84kWhのバッテリーパックを積み、WLTPテストサイクルで最大700km(435マイル)の航続を実現するという。

同社ではこの新型モデルを「革命的なプレミアムクラスのサルーン」になると語り、セダンのほかにシューティングブレークのボディスタイルも加えることがわかっているほか、パフォーマンス指向の「GTX」バリアントも噂され、実質的に「パサート」後継モデルとなる。

最終的なセダンの名称は不明だ。IDの名を使うなら「ID.6」となるが、すでに中国市場の大型SUVで使われているため、これはない。また社内コード「エアロB」がそのまま市販型に反映される可能性も低く、現段階で「ID.Aero」が最有力候補と噂されている。

市販型は2023年初頭までにデビューが予想されており、市場ではテスラ「モデル3」、「ポールスター2」、ヒュンダイ「アイオニック6」などと競合することになるだろう。
Posted at 2022/02/08 22:35:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2021年11月15日 イイね!

ゴルフⅡのようなゴルフⅢのような異色なⅠ台だよな〜スタイルも3ドアのクーペのようなハッチバックのような感じで好きだな

ゴルフⅡのようなゴルフⅢのような異色なⅠ台だよな〜スタイルも3ドアのクーペのようなハッチバックのような感じで好きだなフォルクスワーゲン・コラード 英国版クラシック・ガイド VR6は当時のFF最速 前編

VR6は当時の量産FFモデルで最速

執筆:Malcolm Mckay(マルコム・マッケイ)

撮影:James Mann(ジェームズ・マン)

翻訳:Kenji Nakajima(中嶋健治)


秀逸の操縦性と快適な車内を備え、ドライバーズカーとして評価されたフォルクスワーゲン・コラード。高めだった新車価格の影響で希少なこともあり、クラシックカーになりつつある今、堅調に支持を集めている。

カルマン社によるボディも魅力的。だが、より価値を求めるならスペックは重要。2.0 8Vの0-97km/h加速は11.5秒だが、VR6なら6.4秒でこなせる。小さな違いではない。コラード・ライフを始める前に、自身の求める内容を明確にした方が良いだろう。

VR6に搭載された自然吸気のV6エンジンは、4気筒エンジンと同じ長さに、6気筒を見事に集約。Vバンク角は15度と狭く、シリンダーヘッド1つで両バンクをカバーした。

フォルクスワーゲンはVR6の増えた重量を受け止めるべく、サスペンションに手を加え、ワイドな扁平タイヤを履かせた。その結果は素晴らしく、1992年のAUTOCARでは、これまで生産されてきた量産FFモデルで最速だとまとめている。

4気筒のコラードより操縦性も優秀。巨大な中回転域のトルクと、知的なトラクションコントロールが組み合わさり、多くのスポーツカーを追い回せる能力を備えていた。

当時のAUTOCARでは、クラシックとして評価を保つだろうとも予見している。「20年後に史上最高モデルの1台として、コラードがクラシックカー・メディアのトップを飾っても、われわれは驚きません」。と。

V6エンジンのVR6は人気が高い。同時に、4気筒エンジンをスーパーチャージャーで加給したG60も、強い支持を集めるコラードだ。

1番の魅力はドライビング体験

ボディ・デザインを手掛けたのは、カーデザイナーのハーバート・シェーファー氏。2代目シロッコの後継モデルに当たるが、発売当初は2台が同時に欧州のディーラーへ並んでいた。

プラットフォームは、フォルクスワーゲン・グループのA2。だがVR6ではA3用のサスペンションが組まれ、フロント・トレッドはワイド化されている。外へ出たタイヤを覆うべく、肉付きの良いフェンダーとバンパーも獲得している。

ガラスはボディ面となだらかに組まれ、100km/h以上で立ち上がるアクティブ・リアスポイラーもまとう。25km/h以下になると格納されるが、手動で可変も可能。ミニ・スーパーカーに相応しい装備だ。

コラードも誕生から30年以上が経ち、部品の一部は発見が難しくなりつつある。ボディは亜鉛メッキされているが、長期間放置されてきたような例では、サビも発生しているはず。オーナー好みに改造された例も多い。

これからコラードを探すなら、今まで充分にオーナーの愛情が注がれてきた1台を見つけたい。サンルーフ・ガイドやヒーターマトリックスの交換など、典型的な不具合に対する心構えもしておきたい。

コラードの魅力はなんといってもドライビング体験。上質な乗り心地に機敏な操縦性、爽快な動力性能が組み合わさり、当時の自動車評論家の心をしっかり掴んだ。

ダンパーとブッシュ類の状態維持はとても大切。改造のし過ぎもオススメしない。せっかくの洗練性を、失わせることにもつながりかねない。

オーナーの意見を聞いてみる

「若い頃から、ずっと欲しいと考えてきました」。と話すのは、コラードG60のオーナー、ローレンス・プリチャード氏。

「以前はM100のロータス・エランを所有していましたが、6年前に売却し、コラードを購入しました。見た目はやれていたので、全塗装しています。ボンネットに気泡が出ていましたが、状態は良い方だったと思います」

「購入後は、スーパーチャージャーとヒーターマトリックスを交換。サンルーフのランナーは、リビルドしています。とはいえ、これまで27万km以上走らせているので、文句はいえないでしょう」

「活発に運転したいと思い、スーパーチャージャーは小計のプーリーに交換済み。オリジナルが入手困難なため、マフラーはステンレスで地元のショップに作ってもらいました」

「実用性も高く、乗るシーンは選びません。子どもたちと日帰り旅行も楽しみました。運転が楽しく、見た目もカッコイイですよね。人とは違うクルマが好みなので、コラードは完璧です」

「ボディは防錆処理済み。わたしが死ぬまで、手放すつもりはありません。息子へもね」

英国で掘り出し物を発見

フォルクスワーゲン・コラード VR6

登録:1995年 走行:5万1600km 価格:2万6995ポンド(410万円)

キャンディ・ホワイトで塗られ、オプションのブラック・レザー内装で仕立てられた、魅力的なVR6。シートヒーターが付きMTでもある。後期型のコラードで走行距離が短いだけに、見た目の状態は素晴らしいようだ。

インテリアも同様で、摩耗した部分は殆ど見られない。フロアマットはフォルクスワーゲンの純正品で、その下のカーペットも真新しい。

新車時は英国ドーチェスターのディーラーで2万1544ポンドで売られ、これまで2オーナー。整備履歴を見ると、2000年に生じたECU不具合の修理に合わせて、新しいエンジンへ載せ替えてあるようだ。

フォルクスワーゲン・コラード 1.8 16V TT

登録:1990年 走行:19万3000km 価格:9994ポンド(151万円)

派手にチューニングされた1台。1991年に、ターボテクニクス社のターボで強化された1.8Lの16Vだ。車高はギリギリに下げられ、少々時代錯誤感のある、巨大な5スポーク・ディープリム・ホイールを履いている。

これまでのオーナーは8名。走行距離は19万km超で、状態はそれなり。シルバーのボディはやれがあるし、クロスの内装はあちこちほつれているという。ダッシュボードにはターボブースト計が追加され、ターボテクニクス社のロゴが貼ってある。

中古車購入時の注意点などは後編にて。



フォルクスワーゲン・コラード 英国版クラシック・ガイド VR6は当時のFF最速 後編

4気筒スーチャーやNAのV6が人気

執筆:Malcolm Mckay(マルコム・マッケイ)

撮影:James Mann(ジェームズ・マン)

翻訳:Kenji Nakajima(中嶋健治)


ネオクラシックとして堅調な人気のフォルクスワーゲン・コラード。スーパーチャージャーで過給される4気筒のG60は、V6エンジンのVR6より燃費は悪いが、ユニットとしての個性は濃い。

チューニングで100ps以上の強化も難しくないものの、手を加えすぎるとエンジンの寿命を縮めることにもなりかねない。スーパーチャージャーは、リビルド費用も念頭においておきたいところ。

1.8Lの16Vと2.0Lの8Vは、現代基準でもパワーに不足はなく、信頼性も高い。2.0Lの16Vは、高回転域の味わいが魅力だ。

V型6気筒を搭載したVR6は、回転域を問わずパワーに余裕がある。タイミングチェーンやオイル交換など、基本的なメンテナンスを怠らなければ30万kmは問題なく使える。耐久性とのトレードオフでパワーアップも簡単だ。

4気筒エンジンではバルブガイドが摩耗し、青白い煙が排気ガスに混ざるケースがある。VR6はタイミングチェーンだが、ガイドとテンショナーは16万km毎に交換したい。過去のメンテナンスが怪しかったり異音が聞こえる場合は、早めの交換が安心。

車高は高めで、フェンダーアーチとタイヤ上端との隙間が広め。多くの例は、車高が落とされている。見た目は良くなるし、内容が正しければ、操縦性も高まる。乗り心地がひどく悪化している例も、多くはないだろう。

ダンパーからオイルが滲んでいるなら、要交換。折角の操縦性を台無しにしてしまう。ステアリングに遊びが多いなら、ラックの摩耗が原因かも。ブレーキはノーマルでもよく効く。キャリパーの固着や、ABSの警告灯が付くことは珍しくない。

購入時に気をつけたいポイント

ボディ

フロントバンパー裏のバランスパネルやボンネット、インナーフェンダー、サイドシル付近などが錆びやすい。前後サスペンションのマウント部分やガラスの根本、ドアの底部、ジャッキポイント、燃料キャップの内側、スペアタイヤの下側なども観察したい。

クリア層が劣化し、再塗装が必要な場合もある。ヘッドライトとフォグライトの交換部品は珍しく、価格も高い。

インテリア

天井の内張りは、気泡のような膨らみが出たり、たるんでいることは珍しくない。ヒーターマトリックスが故障し、クーラントが漏れたり、フロアカーペットを湿らせることがある。

シートのサイドボルスターは擦れて破れやすい。レザーは破れにくい。ドアハンドルの動作が滑らかか確かめる。パーセルシェルフの状態もチェックポイント。

電気系統

サンルーフの動作確認は忘れずに。3代目ゴルフやパサートの部品を流用して直せる。整備工場に頼むと、意外と費用を取られる部分。

オートスポイラーは、ダッシュボードのスイッチで上下に動く。故障しやすい部分の1つなので、試乗時は確認をお忘れなく。

エンジン

一般的にフォルクスワーゲンのエンジンは高耐久。コラードのエンジンも例外ではない。定期的なメンテナンスと、タイミングチェーンやベルトの交換を忘れなければ、驚くほど長距離に耐える。チューニングで性能を求めすぎると、寿命を縮める。

4気筒エンジンはタイミングベルト交換で、9万6000km毎か6年毎の交換が推奨。V6エンジンはタイミングチェーンで、16万km毎となる。

スーパーチャージャー搭載車は、オイル管理が一層重要。怠ると不具合を招く。オイル漏れや排気ガスの白煙にも注意したい。インタークーラー・パイプ内にオイルが過度に溜まっている場合は、シールの摩耗が原因。

スーパーチャージャーのリビルドは、英国では350ポンド(5万円)以上は必要。

フォルクスワーゲン・コラードのまとめ

確かに、ローバー・ミニより手を焼くことは多い。修理には一定の技術が求められるし、一部の部品は入手が難しい。自宅で欠品部品を自作することも簡単ではない。

ネオクラシックとして乗って楽しみたいなら、ガレージに保管されてきたような状態の良い例を探すことが重要。入手後は、今まで以上の手間を掛けてあげて欲しい。

フォルクスワーゲン・コラードは基本的には信頼性が高く、すこぶる運転が楽しい。実用性にも優れ、所有する喜びは大きいはず。

良いトコロ

見た目は格好良く、走りも素晴らしい。多くのメカニズムはフォルクスワーゲン・グループのモデルと共有しているため、まだ部品は入手しやすく、妥当な価格で売られている。

良くないトコロ

外装系など、コラードだけの部品は入手が難しくなっている。価格も上昇中。維持が簡単とまではいえないだろう。

フォルクスワーゲン・コラード(1988~1995年/英国仕様)のスペック

英国価格:1万9895ポンド(VR6/1992年時)
生産台数:9万7521台
全長:4048mm
全幅:1674-1796mm
全高:1310-1318mm
最高速度:196-233km/h
0-97km/h加速:6.4~11.5秒
燃費:7.8-12.4km/L
CO2排出量:−
車両重量:1090-1240kg
パワートレイン:直列4気筒1781cc自然吸気/直列4気筒1984cc自然吸気/直列4気筒1781ccスーパーチャージャー/V型6気筒2781cc自然吸気/V型6気筒2861cc自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:114ps/5400rpm-192ps/5800rpm
最大トルク:16.4kg-m/4800rpm-24.9kg-m/4200rpm
ギアボックス:4速オートマティック/5速マニュアル
Posted at 2021/11/15 22:26:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2021年09月26日 イイね!

ゴルフⅢはシリーズ的には人気微妙らしいんだよな…乗っていただけに好きなのだけど

ゴルフⅢはシリーズ的には人気微妙らしいんだよな…乗っていただけに好きなのだけど【3代目だって悪くない】フォルクスワーゲン・ゴルフGTI Mk3 良さを再確認 英国版中古車ガイド

初代や2代目に比べ、人気の伸びない3代目

執筆:John Evans(ジョン・エバンス)

翻訳:Kenji Nakajima(中嶋健治)


英国の中古車サイトを簡単に調べてみたが、フォルクスワーゲン・ゴルフの初代や2代目GTIには、依然として高値が付いている。中には2万4000ポンド(364万円)という例もあった。

一方で3代目はそうでもない。走行距離5万7900kmで、2.0L 16バルブ・エンジンのGTIに、8995ポンド(136万円)が付いていたのが最高値。日本から輸入された1台だった。英国なら、1500ポンド(23万円)前後という例も多くある。

1992年から1997年に販売されていた3代目の人気の低さは、何が原因なのだろう。ちゃんとGTIだし、30年近く前のクラシックなゴルフだ。引く手あまたの需要を得ても、良さそうに思えるのだが。

実際のところ、3代目ゴルフは極めて高評価な初代と比較され、成功作ではない後継モデルという見られ方をしてきた。増えた車重と不足気味のパワーを、当時のジャーナリストは指摘した。

モデル末期の1996年には、プジョー306 GTi-6という強力なライバルも登場。2.0L 4気筒エンジンを搭載し、最高出力167psを発揮したのに対し、ゴルフGTIは150psに留まっていた。

プジョーなら、クロスレシオの6速MTが選べた。ゴルフは一般的な5速MTだった。フォルクスワーゲンが先代の成功にあぐらをかいていたとも思えない。だが、結果的にライバルへ追い越されてしまった。

当時しのぎを削った306 GTi-6の残存台数は限定的だが、3代目ゴルフGTIなら、英国に沢山の中古車が出回っている。モダンクラシックとして、価格高騰の波にも乗ってはいない。今こそ3代目の魅力を味わう絶好の機会といえる。

今振り返れば悪くないホットハッチ

3代目ゴルフGTIの発売は1992年。初めは2.0Lの8バルブエンジンを積んでいた。最高出力は114psしかなく、0-100km/h加速も冴えない9.6秒だった。

とはいえ、アルミホイールとボディと同色のフロントグリル、ブラックのオーバーフェンダー・モール、リアスポイラー、2本出しのマフラーなどで着飾っている。充分にスポーティだ。

車内にはスポーツシートとチルト調整可能なスポーツ・ステアリングホイール、パワーウインドウを装備。リアシートは分割で倒せ、利便性も高い。ショールームでのアピール力は悪くなかったが、公道へ出ると活気不足に不満が上がった。

そこで、1993年に150psの2.0L 16バルブエンジンを投入。0-100km/h加速は8.0秒へ短縮している。

ボディには16Vという小さなエンブレムが貼られ、ルーフ後端に角のようなアンテナが追加された。トラクション・コントロールと、ブレーキの摩耗インジケーターも備わる。

1996年にはGTIの誕生20周年を記念して、アニバーサリーとカラー・コンセプトという、2種類の限定仕様を欧州向けに提供。1997年に8バルブエンジンが退役し、3代目ゴルフも4代目へ交代している。

今の英国の中古車市場で目立つのは、8バルブのGTI。16バルブの方が優れているし、選びたい3代目ゴルフではある。だが、この年式を考えると、走行距離や状態が選ぶべき基準といえる。

今後の値動きは読めない。手頃な価格のうちに、手を伸ばすのも悪くないと思う。3代目ゴルフGTIも、今振り返れば悪くないホットハッチだったと感じるだろう。

オーナーの意見を聞いてみる

アンドリュー・ファーガソン

「3代目ゴルフGTIの8バルブを数年所有しています。近年、モデルへの注目度は上昇しているようです。乾燥したガレージで大切に保管し、状態を保ち、ここぞという時以外は乗らないようにしています」

「信頼性は高いクルマですが、ここ3年間の間に、保守整備と車検更新で800ポンド(12万円)くらいは支払っています。最高出力は114psなので、スポーツカーのように速くはありません」

「3代目GTIの魅力は、動力性能ではなく、操縦性の精度や感触にあると思います。ゴルフなので、代を重ねる毎に磨きは掛けられています。インテリアはスマートですし、脆い部分もありません。年々、その良さは高まっているように感じます」

購入時に気をつけたいポイント

エンジン

エンジンオイルのチェックは欠かせない。フィラーキャップに、クーラントが混入して生じる乳化成分が付着していないか確かめる。

試乗する場合はエンジンが冷えた状態で始動し、温度上昇につれてタペット音が小さくなることを確認する。排気漏れにも注意。150psの16バルブエンジンでアイドリングが不安定なら、アイドル・コントロールバルブの不具合かも。

トランスミッション

ベアリングやシンクロからの異音がないか確認する。リバースに入れる際の引っかかるような手応えは、徐々に悪化する可能性がある。本来は滑らかだ。

クラッチのミートポイントを確かめる。セルフ調整のケーブルに不具合があると、摩耗が早くなる場合がある。クラッチの滑りも確かめたい。

サスペンションとブレーキ

車検整備の際、ブッシュやダンパー、スプリングなどの深刻な問題は明らかになるはず。サスペンション・ストラットは、12万8000kmくらいで交換が必要。コーナーでリアタイヤが安定しないなら、ブッシュ類の寿命かもしれない。

ブレーキはディスクとパッドの厚みを確かめる。エンジン始動後に、ABSのチェックランプが消えることを確認する。長期間乗らないでいると、ハンドブレーキが固着することは珍しくない。

ボディ

フロントガラス周辺やテールゲート、サイドシル、リアドアのヒンジまわり、フロントフェンダー、ホイールアーチ内、サスペンションのストラット取り付け部分は錆びやすい。ドアが重いため、ヒンジのたるみにも注意したい。

インテリア

すべての電装系が動くことを確かめる。パワーウインドウの動作も忘れずに。エンジン始動後、すべてのチェックランプが消灯するか、試乗時は確認したい。

英国ではいくら払うべき?

1000ポンド(15万円)~1499ポンド(21万円)

114psの8バルブ・エンジンを載せた3代目ゴルフGTIが英国では見つかるが、走行距離は長め。かなりの整備作業も必要だろう。

1500ポンド(22万円)~1999ポンド(29万円)

8バルブのGTIでも、状態は良くなってくる。整備作業が前提となる16バルブのGTIも、多少含まれてくる。

2000ポンド(30万円)~2999ポンド(44万円)

車検がそのまま通るような、状態の良い150psの3代目GTIが英国では買える。114psの、状態の良いものも選べる。

3000ポンド(45万円)~4999ポンド(75万円)

かなり状態の良い8バルブのGTIが英国では出てくる。150psでも、程度はだいぶ良くなる。

5000ポンド(76万円)以上

極上といえる150psの3代目GTIが選べる。ただし、この金額を出せばMk5のゴルフも視野に入ってくる。

知っておくべきこと

30年近く昔の3代目だからといって、部品の入手は難しくない。フォルクスワーゲン・クラシックパーツやヘリテージ・パーツセンターというサイトで、今もほぼすべての部品が入手できる。

前のオーナーが変更した部品も、市場価値や購入者の好みに合わせて変えたり、オリジナル状態に戻すことも難しくない。

英国で掘り出し物を発見

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI 2.0 16V 5ドア 登録:1997年 走行:19万6300km 価格:2500ポンド(38万円)

しばらく倉庫に眠っていたゴルフGTIだが、車検は新規で取得済み。タイミングベルトと補機ベルト、ラジエター、エアコン・コンデンサー、リアウインドウのレギュレーター、プラグ、フィルター、テールライトのシールなど、新しい部品に多数交換されている。

予備のブレーキディスクも付けてくれるらしい。予備のシートも。



確かにGTIと考えるとゴルフⅡより重く大きくなってしまってってイマイチなのかな

シリーズ通しで考えるとワゴンも設定があり、V6のVR6を設定したりとその後のゴルフシリーズの源流とも言える気がするんだけど
ヴァリアントはその後のシリーズでも設定されたり
V6はゴルフR32としてゴルフ最強モデルとして一時代を気づいたと思うんだが(今のゴルフR等の流れを組んでいるだろうし
Posted at 2021/09/26 13:19:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記
2021年07月18日 イイね!

日本ではセダンがことごとく売れないからな…ジェッタの復活は難しいかな?

日本ではセダンがことごとく売れないからな…ジェッタの復活は難しいかな?セダン版ゴルフGTI、『ジェッタGLI』が初の改良へ…攻撃的スプリッター装備

VW『ゴルフGTI』のセダン版、『ジェッタGLI』改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

ジェット気流に由来する初代ジェッタは、『ゴルフ』をベースにセダン化し1979年にデビュー。翌々年の1981には日本市場にも導入された。第3世代では日本市場で『ヴェント』に車名変更。第4世代では世界市場で『ボーラ』として発売されるも、日本市場では再び「ジェッタ」の名称が復活していた(2021年現在は未導入)。

現行型の第7世代は2018年デトロイトモーターショーでワールドプレミアされ、翌2019年には「ゴルフGTI」に相当する高性能モデルとして「ジェッタGLI」が登場した。これが現行初の大幅改良となる。

捉えたプロトタイプは、左右ヘッドライトを結ぶ赤いラインがGLIであることを主張する。バンパーのメッシュパターンには現行型より大きな開口部があるほか、コーナーエアインテークも偽装され、下部にはフロントスプリッターを装着、よりアグレッシブなフロントエンドが見てとれる。

リアエンドでは、左右エキゾーストパイプを囲む新たなハニカムメッシュパターンが確認できる。両パイプは不自然に小さいことから、追加のエキゾーストパイプがインサートされる可能性もあるだろう。またリアバンパーの赤い反射板もテープで偽装するなど、最終市販型では後部でも大きな変更がみられそうだ。

内部では、インフォテイメントソフトウェアのアップデート、キャビントリムの微調整など小規模なリフレッシュにとどまると思われる。

パワートレインは最高出力228ps、最大トルク350Nmを発揮する「EA888」型2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー「TSI」エンジンをキャリーオーバーし、7速デュアルクラッチ、または6速マニュアルトランスミッションと組み合わされる。

ジェッタGLI 改良新型のデビューは、2021年内と予想される。
Posted at 2021/07/18 12:05:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記

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