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2023年03月09日 イイね!

フォレスターもどんどん高額車両になっていきそうな感じだな…2LのNAとか今後出ることもないだろうし

フォレスターもどんどん高額車両になっていきそうな感じだな…2LのNAとか今後出ることもないだろうしスバル『フォレスター』新型は2024年登場!? 水平対向エンジンにトヨタHV搭載で大幅燃費アップか?

今やスバルの屋台骨を支える主力SUVとなった『フォレスター』が、間もなくフルモデルチェンジを迎える。6年ぶりの刷新となる新型フォレスターはどう進化するのか? その姿をスクープサイト「Spyder7」が予想する。

「森に住む人」を意味するフォレスターは、1997年に初代が誕生。第5世代となる現行型は2018年に発売されている。特に北米での人気が高く、グローバル販売でもスバルのトップ車種となった。それだけに次に登場する新型は、かなり気合の入ったモデルとなるはずだ。

注目はパワートレインだ。2.0リットル水平対向4気筒エンジン(FB20型)+トヨタ「THS」ストロングハイブリッドを組み合わせた次世代「e-BOXTER」の搭載が有力だと言い、燃費性能に課題があったボクサーエンジンを一気に次世代環境パワートレインへとアップデートさせるとみられる。

先進安全装備「アイサイト」も大幅に進化する。4つのレーダーによる360度センシングの実現、3D高精度地図データ、GPS+準天頂衛生を活用する最高レベルの運転支援システムとなる。

キャビン内では、12.3インチのフルデジタルインストルメントクラスター、及び11.6インチ高精度ディスプレイを搭載、「Apole CarPlay」や「Android Auto」にも対応する。

そして気になるデザインだ。最新情報をもとにSpyder7がその姿を予想。フロントマスクは大型グリルで迫力アップ。ヘッドライトはスバル車のアイデンティティである“コの字”を強調したLEDを採用し、シャープな表情を作り上げる。無骨なイメージのあったフォレスターだが、前衛的かつ都会的なシルエットとなるだろう。

新型フォレスターのワールドプレミアは、2024年夏以降と予想されている。
Posted at 2023/03/09 22:43:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2023年03月08日 イイね!

社長が変わることで立て直しが出来るだろうか…

社長が変わることで立て直しが出来るだろうか…スバルの「水平対向エンジン」は永遠に不滅? 新社長が言及!? “スバルらしさ”今後どうなる?

■新社長にエンジニア出身の大崎篤氏が就任

スバルは2023年3月3日、東京都内で記者会見を開き、4月1日付で組織改正を行うと発表。あわせて、3月3日の取締役会で新しい役員人事を内定し、6月開催予定の第92期株主総会の議案とすることを明らかにしました。

そのなかで、社長の中村知美氏は会長になり、専務取締役の大崎篤氏が新しい社長に就任する見込みとなりました。

これからのスバル車はどうなっていくのでしょうか。世の中の流れに任せて、これから一気にEVシフトが進んでしまうのか、そうなったらスバル独自の水平対向エンジンは消えてしまうのでしょうか。

今回5年ぶりの社長交代となりますが、タイミングとしては、中村氏が社長に就任した2018年に新中期経営ビジョン「STEP」を公表しており、それに沿った形でスバルはさまざまな試みを進めてきました。

また、2018年11月には完成検査での不正が発覚し、大きく報道されたことを覚えている人も少なくないでしょう。その後、スバルを愛するユーザーのために、スバルとしては信頼回復に向けて、社内風土改革を地道に続けてきています。

モデルを見れば、2016年登場の5代目「インプレッサ」から採用されたSGP(スバルグローバルプラットフォーム)がスバル車の走りの質感を一気に高め、その流れが各モデルの進化に結びついてきました。

例えば、2代目「レヴォーグ」では「超革新」と銘打ち、次世代アイサイト+アイサイトX搭載も含めてユーザーから高い評価を受け、見事2020-2021年日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

また、トヨタとの関係強化も図ってきました。

一例として、2019年6月に、EV専用プラットフォームとSUV型EVの共同開発を発表。それが現在のスバル「ソルテラ」とトヨタ「bZ4X」です。

さらに、トヨタからスバルへの出資比率を上げ、またスバルもトヨタの株式を取得することで、スバルはEVやコネクテッドなど、1社では投資効果を見出しにくい領域でトヨタと連携するための体制が整ったといえます。

このようなスバルとしての経営判断の背景にあるのは、もはや言い古されたような印象すらある「100年に一度の自動車産業大変革」という、自動車メーカーが直面している厳しい現実です。

技術的には、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリングなどの新サービス、電動化)が多面的に融合することで、自動車産業とIT産業との関係が深まったり、テスラを筆頭とする新興勢力がグローバルで躍進していることは、皆さんご承じのところでしょう。

直近では、電動化について欧州連合(EU)の政治主導による欧州グリーンディール政策が大きな影響を及ぼしており、その余波はスバルの主戦場であるアメリカを直撃しています。

さらに、アメリカでは対中政策の一環ともいわれている、IRA(インフレ抑制法)を強化する動きが高まっており、例えばEV関連の部品調達について、スバルを含めて自動車メーカー各社は頭を悩ませているところです。

そこに、長引く半導体不足が重なっている状況で、今回の会見でも中村氏と大崎氏は「先行きを見通すことがとても難しい」と、アメリカを含めたグローバルの市場動向を表現しています。

そのうえで、大崎氏はこれからのスバルにとってもっとも重要なことは「柔軟性と拡張性」だと表現しました。

国や地域での規制がどのような方向になっても、小回りが効くフレキシブルな組織体系や開発・量産体制を敷きながら、タイミングを見て一気に規模を拡張するという考え方です。

■水平対向エンジンはどうなる?

こうしたなかで、スバルという企業にとって、スバルユーザーにとって、そしてこれからスバルユーザーになるかもしれない人にとってもっとも重要なことは、スバル車に「スバルらしさ」をどう感じ続けることができるかということではないでしょうか。

この点について、筆者(桃田健史)は今回の会見で、中村氏と大崎氏のそれぞれに質問しました。

これに対して中村氏は「スバルらしさとは、お客さまに共感していただける価値。水平対向エンジン、シンメトリカルAWD、アイサイトなど、スバル車の機能だけではなく、クルマへの安心感、安全、愉しさという部分が、お客さまのスバル車に対する見方として価値として認めていただき、(スバル側とユーザー側の双方でその価値を)消化していった」という解釈を示しました。

さらに「スバルは、お客さまの心のなかで情緒的な価値がある」ともいいます。こうした「スバルらしさ」は、たとえ電動化の時代となっても維持することは十分可能だという認識です。

中村氏の回答を受ける形で大崎氏は「これからのカーボンニュートラル時代に(スバルらしさを感じる)安心と愉しさを実現するデバイスがどうあるべきか、いま(各方面と)突き詰めて考えているところ」として、「必ず答えがあると思っている」と前向きに回答しました。

また、大崎氏はスバル入社後、最初の10年間は三鷹市内の事業所でエンジンとトランスミッションの設計に携わっていたといいます。

「個人的には、水平対向エンジンへの想い入れは強いので、なんらかの形で、次の時代でも(水平対向エンジンを)上手く活かせる答えがあればうれしいなと思う」とコメントし、カーボンニュートラル燃料を使った量産型の次世代水平対向エンジン実現に向けた含みを持たせました。

※ ※ ※

スバルは2022年から、スーパー耐久シリーズのST-Qクラスでカーボンニュートラル燃料を使う「BRZ」でレース参戦しており、2023年も引き続きシリーズ参戦します。

また、電動化については、自社工場でのEV製造や、トヨタと連携して量産型ストロングハイブリッド車の開発を進めていることも、今回の会見で改めて説明しています。

電動化や、水平対向エンジンの将来構想などを含めた詳しい技術ロードマップについては、近いうちの公表が見込まれる新たな中期経営ビジョンのなかで示される予定です。

新しい経営陣となるスバルの門出を祝うとともに、「スバルらしさ」の新たなる姿がどのように実現されるのか期待が高まります。


スバル 新社長に技術系出身の大崎篤氏就任へ

スバルは2023年3月3日、取締役会を開催し中村知美社長に代わる新社長として大崎篤氏が選任された。6月に開催予定の定時株主総会とその後の取締役会で正式に社長に就任する。

新社長に就任する大崎篤氏(現取締役専務執行役員・製造本部長)なお、これまでの中村社長は取締役会長に就任する。中村氏とその前職の吉永泰之氏は営業職、経営企画部を経て社長に就任しているが、新社長となる大崎氏は東京農工大学大学院・工学研究科出身で、商品企画、技術本部、品質保証本部、製造本部を渡り歩き、スバルとしては久しぶりの技術系出身の社長となる。

大崎氏は2016年に執行役員、2018年に常務執行役員、2019年に専務執行役員、2021年からは取締役専務執行役員・製造本部長を歴任。2017年に発覚し、翌年拡大した完成車検査における無資格員検査、燃費検査と排ガス検査でデータ書き換え問題などに対応し、投資が行なわれず老朽化していた生産体制、完成車検査体制の再構築に取り組んだ実績がある。

取締役会長に就任する中村知美現社長電動化技術の方向性、日本でEVを生産しアメリカに輸出するとしても新たにアメリカで施行されるIRA法(車体組み立て、バッテリー生産の現地化と中国産の素材の排除で初めてEV補助金が受けられるという国内重視の法律)の高いハードルなど、目前に迫る課題に挑むことになる。

こうした課題に向けて、大崎新社長は2023年夏にも新たな中期経営計画を発表するとしている。

またスバルは4月1日から組織変更により、技術本部から新たにCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)室を独立させ、実務から距離をおいた環境で、より経営に近い立場で技術戦略の構築、製造・調達をはじめとするモノづくり全般の戦略企画を行なうことになった。

CTO室長は藤貫哲郎専務執行役員で、CTO、技術本部、技術研究所を統括する職務を担当する。藤貫哲郎CTOは、シャシー性能開発、研究実験センター長などを歴任した経歴を持っている。




スバル新社長に大崎 篤氏が内定。過去に軽・コンパクトカーの開発責任者として取りまとめを担当


スバルは2023年3月3日、新社長に取締役専務執行役員 製造本部長を務める大崎 篤氏が内定したと発表した。現在、代表取締役社長CEO(最高経営責任者)を務める中村知美氏は取締役会長に就任する。

新たに代表取締役社長 CEOに就く大崎氏は、東京都出身、1962年生まれの60歳。1988年に富士重工業に入社。2007年にスバル商品企画本部 プロジェクトゼネラルマネージャーとなり、2011年にスバル技術本部 技術管理部長、2013年にはスバル品質保証本部 品質保証部長に。2016年に執行役員、2018年に常務執行役員、2019年には専務執行役員に就任。2021年には現職の取締役専務執行役員 製造本部長になった。

なお、社長就任は2023年6月開催予定の第92期定時株主総会および株主総会終了後の取締役会を経て正式に決定される。

さて、本誌では、過去に大崎氏を取材したことがあり、12年前の2011年8月号のドライバー誌で記事展開を行っている。当時、大崎氏はスバル商品企画本部 プロジェクトゼネラルマネージャーで、ステラやトレジア、ルクラ、プレオ、ディアスワゴンなどOEM系モデルの取りまとめを担当していた。スバルは軽自動車の自社生産をやめ、トヨタやダイハツからのOEM供給を受けて発売を始めた時期。そんな難しい時期にリーダーシップを発揮したのが大崎氏だった。OEMモデルであってもスバルの商品としてポリシーを貫いたのである。当時の記事を以下でご紹介したい。

※以下は、2011年8月号「ドライバー」の記事より

◇◇◇

■足まわり専用セッティングの衝撃

スバルと言えば、「えっ、ここまで変えちゃううの!?」と驚くくらいの改良の規模や差別化で、クルマ好きをうならせる。OEM車になればこだわりも薄れてしまうのだろうか?

自社生産最後の軽乗用車となったハイトワゴン「ステラ」が2011年5月24日、ダイハツ「ムーヴ」のOEM供給を受けてフルモデルチェンジした。

ポイントは、ベースとなったムーヴの開発の初期段階からスバルも企画に参画している点だ。スバル側でステラ開発の取りまとめを行った大崎 篤氏は「開発の比較的早い段階から、エクステリアの差別化やスバルらしい安心で楽しい走りにつながるような装備仕様にしたい、ぜひスバルの考え方に沿ってやりたい、とダイハツさんと丹念に交渉を重ねてきました」と語る。早い段階から加わることで、差別化の幅をより広げられたのだ。

その代表例がフロントスタビライザー(以下スタビ)の全車標準装備だ。もともとムーヴはスポーティなカスタム系にはスタビが付くが、標準系では設定がない。(中略)スタビの径もいろいろ変えて試してみたが、カスタム系で使っている19mm径のものが非常にバランスがよかったので装着したという。スタビの装着に伴い、バネやダンパーは専用セッティングにしている。スタビを付けた標準系こそ、じつはスバル入魂のモデルと言える。

また、スバル専用グレード「カスタムRリミテッドS」の設定もニュースだ。ムーヴカスタムのNA系は14インチタイヤを履くが、カスタム系で極端にスポーティなモデルを造りたいということで、ムーヴカスタムRS(スバルには未設定のターボ系)4WDの15インチタイヤとホイールを組み合わせた。インチアップによる走りの効果とスタイリッシュな外観の両立をねらったモデルだ。

(中略)こうしたスバルの要望について、供給するダイハツ側は熱心に受け止めてくれたという。(中略)

スバルは2010年秋にこれからのスバルの歩むべき方向性として“コンフィデンス・イン・モーション”というブランドタグを打ち出した。安心と走る楽しさを追求していこうというスバルの基本思想を示したものだ。「この思想に沿ってクルマ造りをやっていくなかで、OEMの商品についても基本は外せないと思っているんです」(大崎氏)。OEM車であってもスバルのポリシーを貫く。その陰にはパートナーであるダイハツの惜しみない協力もあったことも特筆すべきだろう。OEM車になってもスバルの心意気は失われていない。

◇◇◇

当時の取材時には、大崎氏の回答のレスポンスの速さと取材者に対する心遣い、明るさ、人柄のよさが印象に残っている。軽自動車の自社生産終了という難しい局面で、他社と緊密にコミュニケーションを図り、熱意をもって企画をまとめあげたのである。今後、社長として新たな経営ビジョンを策定し、その実現に向けて取り組むということで、ぜひリーダーシップを発揮してほしいと思う。

〈文=ドライバーWeb編集部〉



スバル新社長、大崎篤専務が昇格…中村知美社長は会長に

SUBARU(スバル)は、3月3日開催の取締役会にて、大崎篤取締役専務執行役員を新社長とする役員人事を内定した。

新社長に内定した大崎篤氏は東京都出身の60歳。1988年4月、富士重工業(現スバル)に入社。商品企画本部のプロジェクトゼネラルマネージャーや技術管理部長、品質保証部長を歴任し、2021年より製造本部長を務めている。なお、中村知美社長は、代表権を持たない会長職に就く。

今回の社長人事は、中期経営ビジョン「STEP」の取り組み5年間の区切りとともに、自動車業界を取り巻く大変革期への適応を加速させるため、新たな体制に移行することを目的としたもの。今後新体制にて新たなビジョンを策定し、その実現に向けて取り組んでいく。

なお、本件は6月開催予定の第92期定時株主総会および株主総会終了後の取締役会を経て、正式に決定される予定だ。



Posted at 2023/03/08 23:52:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2023年02月21日 イイね!

あえてガソリンのみでスタートなのかね?

あえてガソリンのみでスタートなのかね?スバル『クロストレック』新型、今春米国発売へ…「e-BOXER」はなし

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは2月9日、小型SUV『クロストレック』の新型を今春、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、2万4995ドル(約335万円)と、従来型と同価格に据え置いている。

◆2.5リットルと2.0リットルの2種類の「ボクサー」エンジン
米国向けのクロストレックでは、「スポーツ」と「リミテッド」グレードに、日本仕様の新型クロストレックにはない2.5リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は182hp 、最大トルクは24.6kgmを引き出す。

ベースグレードと「プレミアム」も、日本仕様の「e-BOXER」とは異なり、ハイブリッドのない2.0リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンを積む。最大出力は152hp 、最大トルクは20kgmを発生する。

両エンジンともに、トランスミッションは、リニアトロニックCVTだ。ベースグレードを除いて、CVTにはパドルシフトで操作可能な8段階のマニュアルモードが付く。なお、2.5リットル車はクロストレックとして初めて、米国工場で現地生産される。2.0リットル車は従来通り、日本から輸入される。

◆スバル独自のドライブアシストシステム「SI-DRIVE」
滑りやすい路面や急な坂道でのホイールコントロールを支援する「X-MODE」には、スポーツとリミテッドの両グレードの場合、デュアル機能が付く。X-MODEのシステムでは、「SNOW/DIRT」、「DEEP SNOW/MUD」を切り替えることができる。悪天候や道路状況において、AWDのパフォーマンスを最適化するという。

スバル独自のドライブアシストシステム「SI-DRIVE」を搭載する。燃費や環境に配慮した「インテリジェントモード」や気持ちのいい加速を重視した「スポーツモード」が切り替えられる。アクティブ・トルク・ベクタリングも採用している。

すべてのモデルに、「インクライン・スタート・アシスト」が装備された。これは、車両が坂道で停止した場合、車両が動かないように保つ機能だ。

◆新世代アイサイトを標準装備
新世代アイサイトを標準装備した。視野角を従来モデルの約2倍に拡大する。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにしている。

新型では、電動ブレーキブースターを採用した。これにより、自転車の急な飛び出しなどへのプリクラッシュブレーキの応答性が向上した、と自負する。

後席シートベルトリマインダーを全車に標準装備した。車両を降車する前に、後席を確認するように案内することによって、後席の子どもやペットの置き去りを防止するシステムも搭載している。

◆11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ
さまざまな機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイを、ダッシュボードの中央にレイアウトした。この最新のスバル共通のインターフェイスを採用して、実用性と利便性を追求している。

「STARLINK」対応の11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを装備した。Apple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」のワイヤレス接続に対応する。

また、STARLINKの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロックとアンロック機能、リモートクラクションやライト機能、リモート車両位置確認機能が利用できる。
Posted at 2023/02/21 00:00:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2023年02月16日 イイね!

BOOST GEARは導入されないだろうし…スポーツを日本でも導入してしまえば良いんじゃないか?

BOOST GEARは導入されないだろうし…スポーツを日本でも導入してしまえば良いんじゃないか?スバルが新型『インプレッサ』日本仕様を初公開!レヴォーグのコンプリートカーも【東京オートサロン2023】

■スバルが新型インプレッサなどを東京オートサロン2023に出展

スバルは、2023年1月13日から3日間にわたって開催される東京オートサロン2023にて、新型インプレッサ(日本仕様車・プロトタイプ)や、特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯」などを出展しています。

東京オートサロンは2023年1月13日(金)~15日(日)の3日間にかけて開催される、日本最大級のカーショーイベントです。

■日本仕様の新型インプレッサを初公開

スバルは東京オートサロン2023日本仕様の新型インプレッサを初公開しました。

歴代モデルのスポーティかつカジュアルなデザイン、愉しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティを継承しつつ、最新のSUBARUの技術を多数搭載し、安全性能や動的質感を大幅に進化させたとしています。

日本での受注開始は2023年春以降を予定しているとのことです。

■特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯」を発表

スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナルは、「レヴォーグSTI Sport R EX」をベースとした特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯(シャープ)」を、1月13日に発表しました。

特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯」は、STIパフォーマンスパーツをはじめとする特別装備を採用。専用チューニングにより、操縦安定性の向上と、より上質な乗り味となっているとのことです。

足回りには、スーパーブラックハイラスター塗装を施した19インチBBS鍛造アルミホイールと、ミシュラン製ハイパフォーマンスタイヤを採用。新開発のSTI製フレキシブルドロータワーバーを採用。STI製フレキシブルドロースティフナー、スバルパフォーマンストランスミッションオイルクーラーなどにより、パフォーマンスの向上が図られています。

特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯」は500台限定で販売。2023年1月26日~5月12日の期間中に全国の販売店で注文受付が行われるということです。

■2023年のモータースポーツ参戦予定車なども登場

このほか、スバルは、新型『クロストレック』および新型『レックス』にアクティブライフへの冒険心をかき立てる仕掛けをちりばめた『BOOST GEARコンセプトカー』を展示。

2022年のSUPER GT GT300クラスに参戦した『SUBARU BRZ GT300 2022』、2023年のモータースポーツ参戦予定車『SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023』、『SUBARU WRX RALLY CHALLENGE 2023』も展示します。

期間中はレヴォーグや新型インプレッサ、新型クロストレックの開発陣やプロドライバーが登壇するトークセッションなどを開催。展示車両に加え、STIパフォーマンスパーツ展示やSUBARU/STIグッズ販売コーナーなどのブースをスバルスターズが紹介します。

スバルの東京オートサロン2023出展車両情報

■インプレッサ プロトタイプ(STIパーツ装着車)
■レヴォーグ STI Sport♯ プロトタイプ
■クロストレック BOOST GEAR CONCEPT
■レックス BOOST GEAR CONCEPT
■SUBARU BRZ GT300 2022
■SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023
■SUBARU WRX RALLY CHALLENGE 2023

■東京オートサロン2023は本日より15日まで開催!

第41回の東京オートサロンは、国内主要自動車メーカーや海外インポーター、アフターパーツメーカーやカスタムショップなどが一同に介する年に一度の祭典です。

車好きにはたまらない貴重な機会、ぜひ来場してみてはどうでしょうか。

開催地

・幕張メッセ(国際展示場ホール1~11・国際会議場・イベントホール・屋外展示場)※予定


日程

・1月13日(金) 9:00~19:00 (ビジネスデイ[業界&報道関係者公開])※9:00~14:00はサイレントタイム
14:00~19:00 (一般特別公開 ※予定 )


・1月14日(土) 9:00~19:00 (一般公開日)
・1月15日(日) 9:00~18:00 (一般公開日)


チケット情報

チケット販売は東京オートサロン公式サイト(三栄チケットサービス)内で、行っています。

・オートサロン公式Webサイトでのオンライン事前販売 (前売り券の販売状況により当日販売を行う場合があります)
・特別入場券一律4,000円(金曜日14:00~19:00のみ有効 ※限定枚数での販売)
・一般入場券一律3,000円(券面記載日の1日限り有効)
・障害者割引あり(事前にチケット購入し、当日に身体障害者手帳を提示すると500円を返金・同伴者1名まで適用)


※新型コロナウイルス感染拡大防止対策の観点チケットはすべてデジタルチケットとなり、iOSおよびAndroidスマートフォン端末が必要となります。紙チケットの販売はありません。

※支払い方法は「クレジットカード決済」「コンビニ払い(現金のみ)」です。それ以外の決済方法はありません。



スバル『クロストレック』新型、イエロー映える「スポーツ」登場

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは2月9日、米国で開幕したシカゴモーターショー2023において、小型SUV『クロストレック』新型の「スポーツ」を初公開した。

◆アノダイズドイエローのアクセント
『クロストレック・スポーツ』には、アノダイズドイエローのアクセントが、前後バンパーやボディサイドに配された。フロントグリル、ドアミラーカバー、ルーフスポイラーは、ダークグレー仕上げ。足元には、ダークグレー仕上げの18インチアルミホイールを装着する。

室内には、イエローのコントラストステッチを配したグレーのスポーツクロスシートを装備した。キャビン全体に、イエローのコントラストステッチとカーボンファイバールックのトリムをあしらう。コンビネーションメーターのオドメーターとタコメーターは、イエローメタリック仕上げのトリムリングで囲まれている。

センターコンソールには、ワイヤレスのスマートフォン充電器を装備した。オールウェザーパッケージや、本革巻きステアリングホイールとシフトレバーを標準装備する。オプションパッケージには、電動サンルーフが含まれる。レーンチェンジアシスト付きブラインドスポット検出、リアクロストラフィックアラート、2ウェイランバーサポート付きの10ウェイパワーシートも選択できる。

◆日本仕様にはない2.5リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジン
クロストレック・スポーツには、日本仕様の新型クロストレックにはない2.5リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は182hp 、最大トルクは24.6kgmを引き出す。トランスミッションは、パドルシフト付きのリニアトロニックCVTだ。このCVTには、8段階のマニュアルモードが付く

滑りやすい路面や急な坂道でのホイールコントロールを支援する「X-MODE」には、デュアル機能が付く。X-MODEのシステムでは、「SNOW/DIRT」、「DEEP SNOW/MUD」を切り替えることができる。悪天候や道路状況において、AWDのパフォーマンスを最適化するという。

スバル独自のドライブアシストシステム「SI-DRIVE」を搭載する。燃費や環境に配慮した「インテリジェントモード」や気持ちのいい加速を重視した「スポーツモード」が切り替えられる。アクティブ・トルク・ベクタリングも採用している。

◆11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ
さまざまな機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイを、インテリアの中央に配置した。この最新のスバル共通のインターフェイスを採用して、実用性と利便性を追求している。

「STARLINK」対応の11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを装備した。Apple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」のワイヤレス接続に対応する。

また、STARLINKの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロックとアンロック機能、リモートクラクションやライト機能、リモート車両位置確認機能が利用できる。

◆新世代アイサイトを標準装備
新世代アイサイトを標準装備した。視野角を従来モデルの約2倍に拡大する。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにしている。

新型では、電動ブレーキブースターを採用した。これにより、自転車の急な飛び出しなどへのプリクラッシュブレーキの応答性が向上した、と自負する。

後席シートベルトリマインダーを全車に標準装備した。車両を出る前に、後席確認の案内をすることによって、後席の子どもやペットの置き去りを防止するシステムも搭載している。
Posted at 2023/02/16 21:53:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2023年02月16日 イイね!

FFでもSTIの名を(STIスポーツだけど)名乗らせる位だし…インプレッサがWRXに戻ることも無いだろうしセダンは不要なのかな

FFでもSTIの名を(STIスポーツだけど)名乗らせる位だし…インプレッサがWRXに戻ることも無いだろうしセダンは不要なのかな【東京オートサロン2023】スバル 新型「インプレッサ」プロトタイプ日本初公開

スバルは2023年1月13日、「東京オートサロン 2023」で、6代目となる新型「インプレッサ」プロトタイプを日本初公開した。6代目インプレッサ(GU型)は、すでに2022年11月にアメリカで北米仕様を発表しているが、右ハンドルの日本仕様車は今回が初登場だ。なお、今回の展示ではSTIの試作パーツを装備したプロトタイプである。

新型インプレッサの開発責任者の毛塚紹一郎プロジェクトゼネラルマネージャーオートサロンの会場では、毛塚紹一郎プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)が新型インプレッサの概要をプレゼンテーションした。毛塚PGMは新型クロストレックの開発責任者でもあり、つまり先に発表されたクロストレックとインプレッサは同時開発が進められていたわけである。

新型インプレッサはアメリカでは2024年型モデルとして今春に発売が開始され、日本では2023年春から予約受注を開始し、第2四半期初め頃に正式発売すると予想されている。

従来のインプレッサは、ハッチバック系をインプレッサ スポーツ、セダン系をインプレッサ G4と呼称していたが、新型モデルからはハッチバック系を「インプレッサ」と呼び、セダン系は廃止されることを示唆している。

インプレッサはもともとグローバル市場に向けたCセグメントのモデルとして開発されてきたが、近年はインプレッサをベースとしたSUVモデルのクロストレック(XV)が最量販のグローバル・モデルに置き換わっているため、新型インプレッサはクラスを超えた安全性能と動的質感を兼ね備えたCセグメントのスタンダードモデルとされる。

新型インプレッサの訴求点は、Cセグメントの常識を超える運動性能と走りの質感の高さ、最新のアイサイトを始とする安全装備、そして利便性や日常での使い勝手の良さを追求しており、フォルクスワーゲン ゴルフを凌駕することを目指して開発されている。

ボディサイズは、全長4475mm、全幅1780mm、全高1515mm、ホイールベース2670mmで、全長、全幅がわずかに拡大されているもののほぼ従来型と同等でホイールベースも共通だ。

デザイン面でも従来型をベースにした、キープ・コンセプトということができる。インテリアでは縦型11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置しており、スバル共通のインターフェイスを採用し、インフォテイメント性能を最進化している。

新型インプレッサは、キープ・コンセプトながら大きく刷新されたのがプラットフォーム/ボディだ。改良された第2世代のスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)をクロストレックと同様に採用し、ボディ骨格はインナーフレーム構造を新採用。

これによりボディ全体のさらなる高剛性化と軽量化を両立。微小な変形やたわみを抑えた高剛性ボディにより、サスペンションやエンジンマウントが本来の機能を発揮でき、操縦安定性を向上させるだけでなく路面からの振動の収束性を高め、質感が高くフラットで快適な乗り心地も実現している。また走行時の上質感もクラスの常識を破るレベルとなっている。

またルーフパネルとルーフフレームの間に、振動の吸収性が高く制振性に優れた高減衰マスチック(弾性接着剤)を採用。これにより、ルーフの振動によって発生する騒音の音圧を低減するとともに車内音の収束性が向上し、静粛性、快適性を向上。

室内では、シートの取り付けをボディ骨格に直付けすることで剛性を高めて乗り心地を向上。またシートは骨盤をしっかりと支える新シート構造を採用している。

シャシーでは、より応答遅れが少なく、上質なフィーリングの2ピニオン式電動パワーステアリング、ペダルの踏み込みに対してレスポンスのよい電動ブレーキブースターを装備。

パワートレインは2.0L直噴のFB20型の水平対向4気筒エンジンとCVT内のプライマリー軸にモーターを装備したトランスミッションを組み合わせたe-BOXERのみの設定となっている。FB20型は145ps/188Nmを発生。CVT内蔵のモーターは13.6ps/65Nmを発生する。CVTの変速比幅は7.0で、7速マニュアルシフト機能も備えている。

先進安全装備は、新世代アイサイト+広角単眼カメラを組み合わせた最進のアイサイト・システムを搭載。また 4つのカメラ映像を合成して車両周囲360度を映し出す3Dビュー/トップビューも設定し、車両周囲の視認性を向上。

ライト類はフルLEDハイ&ロービームランプ+LEDコーナリングランプを採用し、LEDコーナリングランプは交差点での右左折時などに進行方向を照らすことができる。

また通信モジュールを搭載し、最新のコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を拡充しており、インフォテイメントでは、スマートフォンのApple CarPlay、Android Autoとの連携機能を大幅に強化し、普段使っているスマートフォンと同じ感覚でシームレスに扱えるインフォテインメントになっている。

この新型インプレッサは、4月頃に正式発表、予約受注となりデリバリーは6月以降が想定されている。




セダン「G4」は廃止? 新型インプレッサの日本仕様を公開|東京オートサロン2023|

■東京オートサロンで公開「新型インプレッサ」

スーパーGTやNBRチャレンジ、ラリーといったモータースポーツからアウトドアでのアクティビティなど、クルマの楽しさを全方位から訴求するスバル/STIのブース。

ステージに中心に据えられたのは今春発売予定の新型インプレッサのプロトタイプ(STIパーツ装着車)だ。スバルは人を中心にしたクルマ作りにこだわり、安心と愉しさという価値を提供してきたが、インプレッサはスバルのラインアップを支える屋台骨となる、重要なモデル。インプレッサは誕生当初、スポーティなモデルとして多くのスバルファンに愛され、近年ではその高い運動性能だけでなく、安全性能も備えるクラスを超えたモデルとして多くのユーザーに選ばれるなど、世界中の多くのユーザーに愛されるモデルへと成長した。

現在、スバルはWRX、BRZをベースとしたマシンでモータースポーツに参戦しているが、そのマシンのパーフォーマンス、そして量産車における運転の楽しさは誕生当初からインプレッサが長い間培ってきた技術がベースになっている。また、安心と愉しさの「安心」の領域、すなわち安全性能に関しても誕生当初から0次安全や衝突安全に始まる安全の根幹になる部分を第一優先で開発していて、今ではそれらがスバルのラインアップすべてに通じるものになっている。長年培ってきた経験によって、視界性能、パワーユニットだけでなくボディそのものの耐久性、運動性能はここに展示している最新のスバルスポーツモデル、SUVモデルの基礎となっている。

新型インプレッサの開発プロジェクトゼネラルマネージャーを担当したスバル商品開発本部の毛塚紹一郎氏が登壇した。

「新型インプレッサは目的地への運転がワクワクして、いつでも楽しい、乗る人すべてをアクティブな行動へと後押しするモデル。今回、名称を従来の『インプレッサ スポーツ』から『インプレッサ』にしました。歴代インプレッサはスポーティかつスタイリッシュなデザイン、楽しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティを兼ね備えたモデル。今回、新型インプレッサはこうした歴代モデルの伝統をしっかりと継承し、その機能や実用性をさらに進化させたモデルになっています」。

「インプレッサ スポーツ」から「インプレッサ」へ。これまで「スポーツ」が5ドアハッチバック、そして「G4」が4ドアセダンとボディタイプを2つ用意していたインプレッサだが、今回展示された5ドアハッチバックが「インプレッサ」を名乗ることで、事実上4ドアセダンの「G4」は廃止となるのだろうか?

「デザインをより洗練させ、スピード感のある鋭いシェイプと力強さを感じさせるフェンダーにより、行動的なライフスタイルを後押しする躍動的でスポーティなエクステリアになっています」。

「インテリアは大型のセンターインフォメーションディスプレイの採用など、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手のよい、カジュアルなインテリアに仕立てています」。

「運動性能や動的質感では新シート開発など、車両と人体構造からのアプローチで磨き上げた、人に優しい動的質感やスバルグローバルプラットフォームの進化、さらに2ピニオン電動パワーステアリングの採用などにより、楽しく、気持ちよく、疲れない、いつまでも運転したくなる走りを実現しています」。

「安全性能では新世代アイサイト、広角単眼カメラの搭載をはじめとした新機能を搭載し、日常のドライブからアクティビティに向かうロングドライブ、また万一の時まであらゆるシーンでユーザーが安心して運転できるクルマになっています」。

毛塚氏は2022年9月にワールドプレミアした新型クロストレックの開発も取りまとめているが、クロストレックは新型インプレッサの性能をベースに、さらにSUV性能を高めたモデルになっていると解説。一方で新型インプレッサに搭載される技術や性能は新型クロストレックと共用しつつも、最低地上高が低く、よりスポーティに楽しめるモデルになっていると訴求した。

「ぜひとも新型インプレッサに乗ってスポーティ、そして気軽に安心してアクティビティをとことん楽しんでいただけたらうれしく思います。本日車両に装着しているSTIパーツ以外にも、インプレッサと過ごす時間をさらに楽しいものにしてくれるアイテムを開発予定です。長くインプレッサをお乗りいただいている方にも、これからインプレッサをお選びいただく方にも、長く愛されるクルマにしていただきたいと思っています。春頃お客様にご覧いただけるよう、全力で開発を進めておりますので楽しみにお待ちください」と締めくくった。

〈文=湯目由明 写真=湯目由明/スバル〉


スバルが新型「インプレッサ」日本仕様車を初公開。極上の走りと格上の質感を、骨格から磨き抜く

2023年1月13日、スバルは「東京オートサロン2023」にて、6世代目となる新型「インプレッサ」(日本仕様プロトタイプ)の初お目見えを行った。受注は今春以降の予定という。

グッとスポーツ度が高まったエクステリアデザイン
2022年11月17日に米・ロサンゼルスオートショーで、6世代目となるスバルの新型「インプレッサ」の米国仕様が公開されたのは記憶に新しいところだ。そして今回、日本仕様がプロトタイプながらその姿が初めて公開された。ちなみに、今回のフルモデルチェンジを機に、日本での名称が「インプレッサ スポーツ」から「インプレッサ」へと改められる。

さて、そのエクステリアだが、スポーティな「インプレッサ」のこれまでのイメージがさらに強調されたものとなっている。引き締まったスピード感ある鋭いフォルムしかり、力強さみなぎるフェンダーしかりだ。ボディカラーは、新色の「サンブレイズ・パール」の設定が行われた。

インテリアは、さまざまな機能を集約した大型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置した、最新のスバル共通のインターフェイスを採用し、実用性と利便性が高められている。これは、自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルさを意識してのことだ。

コネクティッドサービスでは、「SUBARU STARLINK」がさらにグレードアップ。従来の「つながる安全」機能により万が一の際の安心感を高めるとともに、利便性や快適性を高める新サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロック/アンロック機能、リモート車両位置確認機能など、その領域拡大が図られた。Apple CarPlayおよびAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応する。

「スバルグローバルプラットフォーム」をブラッシュアップ
動的質感へのこだわりもみせる。シートは、「クロストレック」で採用された骨盤を支える構造のものを装備。大学医学部との共同研究による医学的知見を取り入れた仙骨を押さえることで、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地を実現するという。

シートの固定構造の変更も行われた。従来型のブラケットを介した方法から、シートレールを直接車体に固定する構造とするもので、取り付け部の剛性と振動収束性の向上が図られている。これにより、シートそのものの揺れを抑え、快適な乗り心地の実現が期待できるのだ。

快適な乗り心地の追及は、ルーフパネルとブレースの間に、振動の吸収性が高く、制振性に優れた高減衰マスチック(弾性接着剤)の採用にも表れている。ルーフの振動によって発生する騒音の音圧を低減するとともに車内音の収束性が向上するという。

「スバルグローバルプラットフォーム」のさらなるブラッシュアップも行われている。従来型はアッパーボディとアンダーボディを別々に組み立てた後に接合していたのに対し、新型ではボディ全体の骨格部材を強固に組み立ててから、外板パネルを溶接する「フルインナーフレーム構造」とされた。

その効果は、操縦安定性を向上させるとともに、路面からの振動の収束性を高め、質感が高くフラットで快適な乗り心地を実感できるという。

ドライバビリティを向上させる「2ピニオン電動パワーステアリング」を採用
衝突安全への進化もみせている。対前面衝突では、バンパービームを車両外側まで拡大。対車両の衝突事故において自車の衝突安全性だけでなく、相手側の乗員を守る性能(コンパティビリティ)が高められた。また、レガシィアウトバックと同様、実際の正面衝突事故を想定して、コンパティビリティを評価する新たな前面衝突試験「MPDB(Mobile Progressive Deformable Barrier)」の導入も行われている。

ステアリングは、応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングを採用。ドライバーのステアリング操作軸をモーターアシスト軸から分離した構造とし、操舵初期のフリクションを低減してくれ、リニアでなめらかなトルク伝達が図られている。

なお、操舵角に応じてステアリングのギア比が変化させ、低速時の取り回しの良さと高速走行時の直進安定性を両立させる「VGR(Variable Gear Ratio)」は継続採用されている。

制動関係では、優れた昇圧性能を持つ電動ブレーキブースターが用いられる。プリクラッシュブレーキで、自転車の急な飛び出しなどへの応答性が向上するとともに、全車速追従機能付クルーズコントロール使用時の、急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現しているという。

パワートレーンは、モーターアシストの軽快な走りが愉しめる「2.0L e-BOXER」を搭載。エンジンやCVT(リニアトロニック)にも振動や騒音を低減する改良を行われている。

広角単眼カメラを加え、さらにパフォーマンスアップの「アイサイト」
安全面では、4つのカメラ映像を合成して車両周囲360度を映し出す3Dビュー/トップビュー(デジタルマルチビューモニター)を採用。画面表示は11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイで行われる。

ハイ&ロービームランプ、ポジションランプに加えターンランプのLED化とともに、交差点での右左折時などに進行方向を照らす、LEDコーナリングランプも採用された。

安全を見守る「アイサイト」のステレオカメラユニットは、画角を従来型の約2倍と大幅に拡大。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようになったという。また、フロントガラス取り付け式に変更するとともに、レンズフードを採用しレンズに誤って触れることがない配慮も行われた。

加えて、低速での走行時に新型ステレオカメラよりも広角かつ、低速時での二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラも新たに装備されている。これにより、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現したという。

パッケージングでは、室内空間は従来型同等のゆとりあるものとされ、荷室は従来型同等の大きな荷室開口部と必要十分な荷室容量を確保。リアシートは、6対4分割可倒式で、荷室を拡張できるとともに、大きな荷物や長尺物の搭載も可能だ。

■スバル インプレッサ(日本仕様プロトタイプ)主要諸元
●全長×全幅×全高:4475×1780×1515mm
●ホイールベース:2670mm
●エンジン:2L対向4DOHC直噴+モーター(e-BOXER)
●トランスミッション:CVT(リニアトロニック)
●ステアリング:ラック&ピニオン式
●サスペンション形式(前/後):ストラット独立懸架/ダブルウイッシュボーン式独立懸架
●ブレーキ(前/後):ベントレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:215/50R17




スバル新型「インプレッサ」の国内仕様はどうなる? 担当者に直接聞いてきました【東京オートサロン2023】

2023年の春頃に発売開始予定

2022年のロサンゼルスオートショーでワールドプレミアされた北米仕様のスバル新型インプレッサ。その国内仕様車のプロトタイプが、2023年1月13日(金)幕張メッセで開催されている東京オートサロンにて発表されました。

新型インプレッサは「目的地への運転がワクワクしていつでも楽しい、乗る人すべてをアクティブな行動へ後押しするモデル」と商品企画本部・プロジェクトゼネラルマネージャーの毛塚紹一郎氏は述べている。2023年春頃の販売開始に期待を寄せているユーザーも多いことでしょう。

また、インプレッサは誕生30周年・6代目となる新型インプレッサについて毛塚氏は次のようにコメントし、自信の程を伺わせていました。

「インプレッサはスバルの中でもスタンダードモデルという位置付けですが、安全の部分と走行性能の動的質感に全力投球して開発し、快適さを追い求めたモデルです」

スポーティさを強調したデザイン

新型インプレッサのデザインコンセプトは「ユーティリティスポーティカー」と「シャープさ」。例えば、共用パーツの多いクロストレックと比較してもヘッドライトの目尻ラインをよりスーッと流れるような形状にし、ラインの見せ方の違いを出すことによってスポーティさを演出しています。

また、スバル車のフロントグリルの定番とも言えるヘキサゴングリルには、新たにトライアングルの形を取り入れ、新型インプレッサにしかない特徴的なデザインとしています。

キーワードとなる「シャープさ」ですが、それだけではなく前後フェンダーの張り出しの力強さやボリューム感などで、まるでアスリートのような筋肉質なイメージを持たせることによって、「スポーティカー」の名に相応しいモデルに仕上げていました。

フロントからリアに流れるプレスラインやドアが薄く見えるように施されたフロントドア下部のラインは、クルマをシャープに見せるポイントに一役買っています。さらに、リアをグッと絞ったようなコンパクトなボディ形状と、ルーフエンドの高さを現行車よりも下げたハッチバックらしいフォルムにより、軽快さも演出していました。

テールランプの切れ込みが以前にも増して鋭くなったことも新型インプレッサの特徴と言えるでしょう。また、テールランプのCシェイプ(コの字型と言われる部分)をリアバンパー下部にもプレスラインとして取り入れることで、リア全体の統一感も感じられます。

参考出品のSTIパーツを装着

展示車両は、STIパーツ装着車となっていました。センター2本出しマフラーはSTI専用品で、ノーマルでは見えないタイプとなっているようです。STIパーツは、今回の新型インプレッサ専用に開発されたもので、プロトタイプに装着されたパーツはほぼこのまま市販化されるとのことでした。

エンジンは1グレードのみの展開

内装ですが、こちらにも「スポーティ」が鍵となっており、シルバーカラーのパーツを多く盛り込んでいます。例えば、トリムやインパネ、シートにもシルバーを採用し、落ち着いた室内空間に仕上がっていましたが、シート生地にレッドの差し色を織り込むことで、”アクティブな行動への後押し”というモデルコンセプトにも繋がる箇所も見受けられました。

新型インプレッサの国内仕様では、エンジンは2L水平対向+モーター(e-BOXER)の一本のみで、北米仕様に設定されるRSグレードの国内展開はないそうです。スバルファンにとっては少し残念に思うところかと思いますが、EV走行とエンジン走行の繋ぎ目をスムーズになるようにチューンアップし、より気持ち良く走れる改良が施されているようなので、走行性能には大いに期待できるでしょう。また、エンジンに一部補強を加えることにより、静粛性も向上しているとのことでした。

今回オートサロンで展示されたプロトタイプは、「サンブレイズパール=燃える太陽」の意味を持つ新色です。その他の楽しいカラーバリエーションも含めて、現在準備中とのことでした。

また、STIsportのような特別仕様車は発売予定があるのか、質問したところ

「お客様のご要望があれば、その声をもとに今後検討する可能性もあるかもしれません」

と少し言葉を濁した毛塚氏でしたが、もしかしたらファン垂涎のSTIパーツ盛りだくさんのモデルが、少し時間をおいて登場するかもしれません。オプションやSTIパーツの発表もあわせて発売が待ち遠しいですね。



インプレッサはスバルの基本だ[開発責任者インタビュー]

SUBARU(スバル)は東京オーオートサロン2023に、昨年11月のロサンゼルスオートショーでワールドプレミアした新型『インプレッサ』の日本仕様プロトタイプを公開。今春にも正式発表するという。そこで、今回の開発のポイントなどについて開発責任者に話を聞いた。

◆インプレッサからスポーツの名前を取ったわけ
---:国内のスバルのラインナップを見るとWRXがあり、クロストレックなどが投入され、これまでのインプレッサの立ち位置が変わりつつあるように思いますが、いかがでしょう。

SUBARU商品企画本部プロジェクトゼネラルマネジャーの毛塚紹一郎さん:インプレッサ自体は、スバルのスタンダードモデルですので、“基本”であることは変わっていません。

ただし、マーケット自体が大きく変わってきており、SUVがいまの世の中の主流になってきているのは事実です。そこで、お客様の志向としてこのクルマから購入検討をスタートするというよりも、そこはクロストレックかもしれません。それでも我々の考えとしては、このインプレッサが1番の基本のクルマだと思っており、そのスタンスは決して変わっていないのです。

---:インプレッサというと、スポーティなイメージが強く、これまではインプレッサスポーツという名称でした。しかし今回、インプレッサという名称に変更されたのですが、それはなぜですか。

毛塚:インプレッサはスポーティというだけではなく、実用性の部分も高く評価していただいています。ですので、以前はWRXだけでなく、ターボモデルもラインナップしていましたが、その時代から走りだけではなく、実用的であったり、安全面での評価もされていました。そういった面も含めて今回、インプレッサという名前でこのクルマの企画をしたのです。

---:そうしたうえで、SUV系ではクロストレックを、スポーツ系ではWRXを用意した。そしてインプレッサはインプレッサとしての立ち位置を明確にして、その部分を訴求していこうということなのですね。

毛塚:そうですね。“ユーテリティースポーティーカー”といっているのですが、やはり実用性は、スポーツという面とともに、もう1つ重要なところなのです。そこを際立たせる、強調する意味でもインプレッサという名称にしました。

◆クルマの基本性能を磨き上げて
---:さて、この6代目インプレッサを開発するにあたり、毛塚さんとして一番思いを込めたのはどういうところでしょう。

毛塚:このクルマは、シンプルなのでスバルとして1番大切なところを入れなくではいけないというところです。クロストレックはよりSUVらしく見せるなどの工夫を、デザインをはじめいろいろなところでやりましたけれど、このクルマはむしろシンプルに、安全面や、動的質感として快適で素直に走れるようなところはしっかりと作り込んでいます。ですから、クルマの基本性能の部分ではものすごく磨き上げていますし、私自身、重要にしたところでもあります。これらは基本性能ですので、同じような考えでクロストレックにも採用しています。

ただし、アイサイトXなどの利便性の部分に関しては、今回見送りました。つまり本当に素のクルマ、ベースの部分をきちんと作りましょうということで開発をしました。

---:アイサイトXを見送ったのはなぜですか。

毛塚:このクルマはスタンダードですので、ある程度お求めやすい価格が1つのポイントになります。ですので、まずは基本的な部分を充実させることに重きを置いて、その他の部分に関しては、他のクルマがきちんとその役割を担ってくれますので、それはそこでやってもらおうと考えました。

◆動的質感には手を入れて
---:インプレッサは6代続いており、基盤ユーザーも多くいます。その基盤ユーザーからの声はどういうものがありましたか。

毛塚:先ほどお話をしました実用性みたいなところですね。荷物も乗るし、きちんと走るようなところはお客様から評価してもらえています。ハッチバックというスタイリングの良さも、お客様の声として上がっていますね。SUVが主力になりつつありますが、SUVはトゥーマッチ、こういったクルマをお好みにならないお客様もいらっしゃいます。その中にはインプレッサのハッチバックが大好きというお客様がいらっしゃるのも事実です。

そういったお客様に向けて、素性を磨き上げました。5ドアである程度荷物も載せられて、それでもちゃんと低重心でしっかり走ることを求めるお客様には、満足いただける商品になっていると思います。

---:では先代と比較をして、ここは改良しなければいけないと思ったところはどこですか。

毛塚:先代のインプレッサやXVも同じなのですが、動的質感の部分は改良しています。スバルグローバルプラットフォームの進化もそうですし、2ピニオン電動ステアリング、シートですね。クロストレックで手を入れましたが、当然インプレッサも同じです。そういったところは力を入れた点ですね。

私の思いは、インプレッサとクロストレック、この2つのクルマで、外に出ていろんな体験していただきたい。その根本は一緒なんですね。そのフィールドがよりアウトドアに近いのがクロストレック。街中で身近なところにあるのがインプレッサなのです。基本的な進化の方向性、やるべき内容は共通なのです。

因みに会場に展示しているクルマはサンブレイズ・パールという新色です。これ以外の色の展開は今回お答えできないのですが、他にも少し鮮やかな色もラインナップしますので、外観からでも楽しそうなイメージ、生活が豊かになるというと大袈裟かもしれませんが、そういったところも配慮しています。

---:そうするとお客様としては迷いますね。

毛塚:迷っていただいて結構なんです。クロストレックでFFを追加していますけれど、いまは多様性の時代、お客様自身に、自分のライフスタイルに合わせてクルマを選んでいただければいいのかなと思うんです。我々としても、クロストレックがいいとか、インプレッサがいいとかではなく、お客様のライフスタイルに合わせて、どちらのクルマを選択してもらってもいいのかなと思っています。

我々はクロストレックで若いお客様もこれまで以上に取りましょうと開発しましたが、基本的にはインプレッサも同じなんですね。若い方々は、本当に自分に必要なものであればお金出して、価値として受け入れていただけますので、そういったお客様にはいろんな選択肢があることがいいという考えです。

もちろんクロストレックとインプレッサとでは、色々な部品を共通化して作っていますので、そこは我々の大変さもあるにはあるのですが、それ以上に色々な工夫でお客様のニーズに応えることの方が重要だと思っています。

---:最後にこのインプレッサで語っておきたいことがあればお願いします。

毛塚:クロストレックがSUVらしさ、逞しさを表現しているのに対して、インプレッサはシャープさ、スポーティーさみたいなところを出しています。ただ、綺麗な、流麗なスポーティーさではなくて、少しリアフェンダーのあたりにボリュームをつけた躍動感、アスリート的なところも持ち合わせています、そういった外観と、我々スバルがいま大切にしている動的質感、運転する楽しさや、快適に運転できるようなところ。そしてもう1つは安全の要素です。アイサイトのバージョンも、広角単眼カメラを付けた新世代アイサイトに進化していますので、そういったところがこのクルマのポイントです。



STIがイジるとSUVもここまでスポーティに! 初公開の「クロストレックSTIパフォーマンス」の中身を開発担当に直撃した

この記事をまとめると

■2月10日より大阪オートメッセ2023が開催

■SUBARU/STIブースでは新型クロストレックのSTIパフォーマンスが展示されている

■STIの佐藤公彦さんに気になるポイントを聞いた

よりスポーティな走りが楽しめるクロストレック

関西随一のチューニングカーの祭典「第26回大阪オートメッセ2023」が、本日2月10日(金・祝)よりインテックス大阪でスタートした!(12日(日)まで開催)

6A号館に入って右手にあるSUBARU/STIブースでは、今回のオートメッセが初公開となる、新型クロストレックの純正カスタマイズモデル「STIパフォーマンス」が展示されている!

そのこだわりのポイントは、一体どこにあるのだろうか? かつて2・3代目フォレスターや初代BRZなどの商品企画を担当し、現在はSTI(スバルテクニカインターナショナル)でSTIパフォーマンスパーツの企画・開発を担当する、商品企画部部長の佐藤公彦さんに直撃インタビュー!

──今回初公開された「クロストレックSTIパフォーマンス」の開発コンセプトは?

佐藤:クロストレックはオンロード志向のインプレッサに対しオフロード志向のSUVテイストなモデルですが、そのクロストレックにSTIパーツを装着することで、スポーティな使い方、楽しみ方もできるというご提案をしたいと思い、今回展示しています。

──この「クロストレックSTIパフォーマンス」は、かゆいところに手が届くチューニングが施されている印象を受けました。

佐藤:そうですね。隣に展示している新型インプレッサのSTIパーツ装着車は下まわりにもエアロパーツを装着していますが、こちらは「STIルーフスポイラー」と「STIアルミホイール 18インチ(シルバー)」、「STIパフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット」で、性能面を含めてSTIらしさを表現しています。

見えない所では、エンジンルーム内に「STIフレキシブルタワーバー(e-BOXER用)」を装着して、少しパーツを加えることで走りをより楽しめることをご提案しています。

──とくに走りのアイテムに関して詳しくおうかがいしたいと思います。まず「STIルーフスポイラー」は、ベース車のものに対しどのように形状が変更されているのでしょうか?

佐藤:はい、大型化するだけではなく後端をダックテール形状にして、Cd値を悪化させず走りのバランスを崩さない範囲内で、空力的に操縦安定性を高めつつ、かつ見た目もスポーティにしています。昨今「空力操安」と言われているものですが、直進性を高めつつ、舵の切り始めの挙動をリニアにする効果が得られています。こちらは新型インプレッサ用と共通の形状ですね。なお、CAE解析だけではなく実車でも走行テストをして、形状と走りを煮詰めています。

──ベース車の時点でボディ・シャシー剛性は高いと思われますが、「STIフレキシブルタワーバー」を装着することで、とくにこのモデルに関してはどういう点が変わりますか?

佐藤 そうですね。本当に舵の切り始めのところがさらに素直になって、自分の運転が上手くなったように感じられると思います。

車高の高いクルマでもSTIパーツの効果は得られる!

──「STIパフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット」は見た目にも非常にスポーティで格好良いですね。

佐藤:おかげさまで、インプレッサSTIパーツ装着車でも好評ですね。ベース車は1本出しで、かつ存在感をなくすような仕上げですが、こちらはセンター2本出しなので「これを標準装備にしてほしい」という声をいただいています(笑)。

最近は後付けのマフラーも規制が厳しくなっているので、あまり音圧を上げられないのですが、その代わりに気持ちいい音質になるようこだわって作っていますね。

──音圧を上げられないということは、低音をあまり効かせられないということでしょうか?

佐藤:はい、以前のようにお腹に響くような音は、最近なかなかできませんが……。

──逆に甲高く……。

佐藤:そうですね、そんな音を出しています。

──水平対向エンジン自体が元来、とくにエキゾーストマニフォールドが等長になってからは、甲高く滑らかなサウンドになっていますよね。それをより強調しているイメージでしょうか?

佐藤:そのとおりですね。

──「STIアルミホイール 18インチ(シルバー)」は、インプレッサSTIパーツ装着車のものとは、色以外も違うのでしょうか?

佐藤:インプレッサは17インチで、クロストレックは18インチですね。インプレッサには18インチの設定がないのですが、クロストレックはベース車に18インチの設定があります。

──ということは、タイヤは変更されていない?

佐藤:はい、タイヤはそのままですね。

──ホイールに関して特にこだわったポイントはありますか?

佐藤:標準装備のホイールに対して軽量化しつつ、剛性バランスもチューニングして、操縦安定性の向上を狙っています。

──このホイールはクロストレック専用に作られたということでしょうか?

佐藤:そうですね、専用です。意匠自体はレヴォーグやインプレッサと同様に5本トリプルスポークですが、剛性バランスの取り方は車種別にチューニングしています。

WRXのようなモデルだけではなく、SUVのような車高の高いモデルでも、STIパーツを装着すれば効果がありますので、走りの違いを体感いただけると思います。

──なるほど、この「クロストレックSTIパフォーマンス」は、新型クロストレックをより上質に気持ち良く乗りたいという人のための1台、ということですね。しかもそれが、新車購入時にディーラーで装着できる、と。

佐藤:はい、ぜひご体感いただきたいと思います。

──楽しみにしています。ありがとうございました!

【クロストレックSTIパフォーマンス 装着パーツリスト】

・STIルーフスポイラー 4万5000円

・STIアルミホイール 18インチ(シルバー) 4万2000円

・STIバルブキャップセット 3900円

・STIパフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット 13万5000円

・STI CVTシフトノブ 2万5000円

・STIプッシュエンジンスイッチ 1万5000円

・STIフレキシブルタワーバー(e-BOXER用) 3万円

・STIバッテリーホルダー 8800円

・STIラジエーターキャップ 3400円

・STIオイルフィラーキャップ 8800円
Posted at 2023/02/16 21:47:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

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「@うーさー トランクに切れ込み入っていて車体にウイングの足を残しながら外れてくれます(開くって表現はしなくなります)」
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