2021年06月11日
F1技術のリアウィング装備!? ポルシェ 911GT3 RS 新型に謎の充電口も
ポルシェ『911』の頂点に君臨するハードコアモデル、『911GT3 RS』新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
ニュルブルクリンクで911 GT3 RS開発車両を目撃するのは初めてではない。スクープカメラマンによれば、ボンネットの下にある4.0リットル自然吸気エンジンがシンフォニーを奏で、アクティブ・リアウィングの魔法を目のあたりにするのはいつも楽しみだという。
プロトタイプは間違いなくF1にインスパイアされたアクティブリアウィングを装備しているが、その詳細は不明だ。一見するとF1レースカーで使用されているDRS(ドラッグリダクションシステム)技術に似ている。DRSは電子制御により可動型ウィングの動きを弱めるなど、空気抵抗を低減するシステムで、2011年からF1で使用が認められているものだ。システムが同様かは不明だが、何らかのエアブレーキとして機能する可能性は高い。
このオーバーサイズのウィングは、「911 GT3」とは異なるフロントとリアのワイドバンパー、エアエクストラクター付きの新設計フード、追加のフェンダーベントなどで構成されるGT3 RS新型のアグレッシブなボディワークと調和している様子が伺える。
不思議なのは、右フェンダーの往来のフューエルフィラーキャップすぐ下に『タイカン』を思い出させる充電口らしきものがあることだ。ポルシェは992型の電動化を認めているが、重量が大幅に増加するため、サーキットに焦点を当てたGT3 RSへの採用は避けたいと思われ、謎が深まる。
予想されるパワートレインは、4.0リットル水平対向6気筒エンジンだ。最大9000rpmで最高出力は573ps以上を発揮するとみられ、PDKデュアルクラッチオートマチックと組み合わされる。これは先代の513psから60ps以上のパワーアップとなる。0-100km/h加速は3.0秒以下となる可能性もありそうだ。
【スクープ】ポルシェ911GT3 RS新型、ニュルで巨大ウィング最終テストを敢行! 最高出力は60ps以上アップ
大径ブレーキとより高剛性&軽量シャーシも装備?
ポルシェが992世代911を発表してから、しばらくが経過、派生モデルとして「タルガ」、「ターボ」、「GT3」などが登場しているが、その頂点に君臨する「911 GT3 RS」新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
約半年振りに聖地ニュルに帰ってきたプロトタイプは、巨大なリアウィングを装着、トラックに焦点を合わせたモデルが、そのダウンフォースをテストするには最適の場所といえるだろう。
ボディの大部分がまだクラッディングで隠されているが、ボンネットには先代同様に大きなNACAダクトを隠すカモフラージュを装備。またフロントガラスの下隅にナンバープレートとドイツの排出ガスステッカーが貼られており、「911 GT3 カップ」の可能性を排除している。
トラックに焦点をあわせた市販型では、より大きなブレーキとより剛性が高く軽量なシャーシも備えている可能性がある。フロントフェンダーは大幅に更新されており、おそらくリフトを減らすことでエアロダイナミクスを改善していると思われる。
パワートレインは、4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載、最大回転数は9,000rmpで、最高出力は573ps以上が確実とみられている。これは先代の513psから60ps以上パワーアップされている。おそらく0-100km/h加速は3.0秒以下となる可能性もありそうだ。
911 GT3 RS新型のワールドプレミアは、2021年内とも伝えられていたが、2022年初頭あたりに遅れそうだという。
Posted at 2021/06/11 00:21:56 | |
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ポルシェ | 日記
2021年06月09日
【新型ケイジャン登場?】ポルシェ、小型EVセダン導入検討か サイズはA4と同等 生産能力も確保
価格は800万円程度?
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ポルシェは新たなモデルラインとして、アウディのA4 eトロンに近いファストバックスタイルの電動セダンを導入し、テスラ・モデル3やBMW i4に対抗する可能性がある。
この新モデルは、ポルシェとアウディが共同で開発したPPEプラットフォームを採用し、タイカンの下に位置することになる。英国での価格は約5万ポンド(778万円)になることが提案されているようだ。
詳細はまだ不明だが、2011年にポルシェが初めて商標登録した「Cajun(ケイジャン)」の名を採用する可能性がある。
関係者がAUTOCARに語ったところによると、次期マカンEVとプラットフォーム、ドライブライン、バッテリーの主要コンポーネントを共有するように計画されており、ドイツのライプツィヒ工場で生産されることになっているという。
あるエンジニアはこう語っている。
「PPEプラットフォームのモジュール性により、さまざまなモデルでEVラインナップを拡張することができます。(SUVなどの)高い地上高に対応できるように設計されていますが、セダンも可能性の1つです」
ライプツィヒ工場で生産か
ポルシェとアウディは、タイカンとeトロンGTの開発を共同で行い、現在はEVのマカンとQ6 eトロンの共同開発を進めている。
両ブランドはこれまでにも、マカンとQ5、カイエンとQ7のハイブリッドモデルなどの開発で協力してきた。
パワートレインは、A4 eトロンと同様に、シングルモーターの後輪駆動とデュアルモーターの4輪駆動を選択できるようになると思われる。
この新しい5ドアモデルが生産されるかどうかはまだ決定していないが、情報筋によると、ポルシェはライプツィヒ工場における6億ユーロ(802億円)の改装により、十分な生産能力を構築しているとのことだ。
昨年発表されたこの投資により、7万5500平方メートルの施設を新設できる。また、ガソリン、ハイブリッド、EVの駆動系を単一の生産ラインで製造できるようになる。
現在同工場で生産されているモデルには、マカン、パナメーラ、パナメーラ・スポーツツーリスモなどがある。
Posted at 2021/06/09 21:19:19 | |
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ポルシェ | 日記
2021年05月31日
【スクープ】世界展開を計画か!? ポルシェ718スパイダー直4モデルのプロトタイプがニュルに出現!
ボクスター・スパイダーよりもパフォーマンスアップ!
ポルシェは、上海モーターショー2021にて、最高出力300hpを発揮するポルシェ『718スパイダー』2.0L直列4気筒バージョンを発表したが、新たなプロトタイプがニュルブルクリンクに出現した。
ニュルで捉えた直4バージョンは、バンパーのエアインテークがコンパクトに修正されているほか、リアバンパーを微調整、センターのデュアルエキゾーストパイプは中国版を反映しているが、やはり最高出力414hpを発揮する、4.0L直列6気筒バージョンほど攻撃的ではいエクステリアが見てとれる。
またパフォーマンスでは、0-100km/h加速4.7秒でPDKを搭載するボクスタースパイダーより0.8秒遅くなっているほか、最高速度も270km/hに抑えられる。直4ではターボチャージャーを採用していないが、より大きなエンジンに高額の税金がかかる中国バージョンにとって有益な選択肢となりうるだろう。
ニュルで高速テストを開始したということで、中国だけでなく欧州、北米での発売が濃厚となってきた直4バージョンだが、北米ではマニュアル搭載モデルで100,000USドル(約1千80万円)、PDK搭載モデルで103,000USドル(約1千112万円)という直6に対し、直4では1千万円以下が確実と予想されるため、高い人気を得る可能性もありそうだ。
今回の記事はル・ボランなんだけど
前回の記事はレスポンス
直4を中国向けに用意しているってこと?単なるライターが無知なだけ??直6の4.0が〜なんて本文にあるし水平対向エンジンをご存じないのだろうか
もしかして本当にボクスターの直4と直6ってスタンバイしてるってこと??
Posted at 2021/05/31 21:48:03 | |
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ポルシェ | 日記
2021年05月26日
ポルシェが新型ミッドシップスーパーカーを極秘開発中!? 謎のプロト車両を激写
謎のポルシェ『718ケイマン』開発車両がニュルブルクリンクに出現、その姿をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
ニュルブルクリンクで捉えた、この超ワイドな718ケイマンは、ボディに多数のデカール(転写シール)が貼られ、四輪すべてに幅の広いフェンダーフレアを装着。このフェンダーは最初のシャーシテストを実行するときにポルシェが通常行っているもので、サスペンションがどの程度機能し、タイヤが動くかを確認するためのものだ。
しかし、以前スクープした『ケイマンGT4 RS』で見られた、カーボンセラミックブレーキ、センターロックホイール、大型のリアウィングなどもこのプロトタイプでは見られず、謎が深まるばかりだ。
ケイマン現行型は2016年にデビュー、タイミング的には次世代型の開発をスタートした可能性もあるが、トラックがこれほどワイドになるか疑問が残る。重要な噂として、ポルシェは現在『911ターボS』の上に位置する新型ミッドシップスーパーカーを極秘開発中といい、実質『918スパイダー』の後継モデルになるという。
これは数年前から噂されており、当時「960」という商標が登録されていることも確認している。この場合、ミッドマウントの水平対向6気筒エンジンを搭載、マクラーレン『650S』やランボルギーニ『ウラカン』と競合するスーパーカーの誕生となる。
このプロトタイプの正体が判明次第、お伝えしていこう。
Posted at 2021/05/26 20:22:42 | |
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ポルシェ | 日記
2021年05月24日
【スクープ】強烈なダウンフォースを発生!? ポルシェ911GT3 RS新型、ガルガンチュアウィングが最速の証しだ!
巨大なリアウイングがRSの証
ポルシェは「911」ラインアップを刷新、2月には「GT3」新型をワールドプレミアしたばかりだが、その最強モデルである「911GT3 RS」新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
現行型GT3 RSは、4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力520psを発揮、「公道のレーシングカー」の異名を持つハードコアモデルだ。
キャッチした最新のプロトタイプは、リヤにガルガンチュア(巨大・途方もない)ウィングを装備している。ただし、ナンバープレートをつけているため、公道テストしていることがわかる。
プロトタイプはかなり偽装が厳重でディテールは不明だ。後部はカモフラージュがないようにみえるが、よく見るとバンパーにボディカラーの迷彩が確認できるほか、ウィングのエンドプレートもダミーだ。サイドには991.2「GT3 RS」のベント付きフロントフェンダーが隠されており、サスペンションのセットアップは最小限の最低地上高を示している。
覆われたボンネットの膨らみは、おそらく一対のエアインテークを隠しており、市販型では、アグレッシブな空力パッケージを装備することが予想されほか、チャンキーなブレーキと剛性の高いシャーシセットアップが搭載される。
その心臓部には、4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載、GT3 RSでは、最高出力550psから580psと予想され、トランスミッションは現行モデルと同様にPDKデュアルクラッチとなるだろう。
GT3 RS新型のデビューだが、ベースのGT3がまだデリバリー完了しておらず、最速でも2022年初頭になると思われる。
Posted at 2021/05/24 21:58:34 | |
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ポルシェ | 日記