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2021年09月15日 イイね!

ミッションRの市販版みたいなのも今後は出るのだろうか

ミッションRの市販版みたいなのも今後は出るのだろうか【強烈すぎる】ポルシェ・ミッションR 1088ps EVワンメイク・レースのコンセプト

予選時は1088ps GT3カップと互角のラップ

独ポルシェが、ミュンヘン・モーターショー2021で、天然繊維強化プラスチックなどの素材を用いたコンセプトカー「ミッションR」を発表した。

低く構えたスタンスからも分かるように、コンペティションを想定したEVと紹介されている。

そのパフォーマンス・スペックは、「予選モード」で0-100km/h加速が2.5秒未満、最高速度が300km/h超え。

電気モーターは前後のアクスルに1基ずつ配置され、同モードでフロントが435ps(320kW)を、リアが653ps(480kW)を発揮、これにより合計の最高出力は1088ps(800kW)に達する。

その電気モーターは新設計のもので、ダイレクト・オイルクーリングを備えるバッテリーセルとの組み合わせにより、レースモードでは定出力680ps(500kW)を発生。

サーキットでは、現行のポルシェ911 GT3カップと同じラップタイムで周回することができるという。

充電は、900Vテクノロジーとポルシェターボチャージャーによって、わずか15分で5%-80%の状態にすることが可能。また、最大340kWで充電することができる。

「フル電動のカスタマー・モータースポーツ」

当然CO2の低減、持続可能性にも配慮されており、そのボディは、主に天然繊維強化プラスチック(NFRP)でできているというから興味深い。その基本素材は、農業で得られた亜麻繊維だという。

このエコロジー素材は、フロントリップ、ディフューザー、サイドスカートに使用され、インテリア・ドアパネル、リアバルクヘッド、シートなど、ミッションRのインテリアにも幅広く使用された。

コクピットの注目機能は、シート右側にあるタッチディスプレイ。これを使用すると、ドライバーの生体認証データを呼び出すことができる。また、車内にある多数のカメラを使って、ドライビングの様子をライブストリーミング配信することも可能だ。

同社のオリバー・ブルーメ取締役会会長は、「ポルシェは、夢を実現する人々のためのブランドです。それはモータースポーツにも当てはまります。わたし達は、サーキットで革新的な強さを体験し、新しい道を追求する勇気を示し、オーナーにスポーツカー然とした性能で喜びを与えるのです」

「フォーミュラEへの参戦に加えて、わたし達はここで、Eモビリティの次なる大きな一歩を踏み出します。このコンセプトモデルは、フル電動カスタマー・モータースポーツに対する当社の展望を示すものです。ミッションRでは、ポルシェを強くする全てのもの、つまり性能、デザイン、持続可能性が具現化されています」と、語っている。

つまりミッションRは、フル電動カーによるワンメイクシリーズの未来を示すモデル。きっとポルシェならではのエキサイティングなレースで、モータースポーツファンを魅了してくれることだろう。


ポルシェのワンメイクレースも電動化の時代へ!「ポルシェ ミッションR」を発表【IAAモビリティ2021】


フロントに435ps、リアには653psを発生する電気モーターを搭載

ポルシェAGは、ミュンヘンで開催されている「IAA MOBILITY 2021」にてコンセプトカーの「ミッションR」を発表した。ポルシェミッションRに搭載された新開発の2つの電気モーターは、予選モードで最高出力800kW(1,088PS)を発生し、約80kWhのバッテリー容量と革新的な回生システムによって、出力を失うことなく加速することが可能で、フル電動カーによるワンメイクシリーズの未来を示しているという。

ポルシェは、31年前にポルシェカレラカップドイツを始めて以来、4,400台以上のカップカーをヴァイザッハで製造および販売してきた。これらの信頼性の高い高性能レーシングカーをベースに、世界中でポルシェカレラカップジャパンをはじめとした合計30のワンメイクカップシリーズが開催されている。2021年のモータースポーツシーズンの開始とともに一部シリーズで導入された911 GT3カップの最新モデルは、タイプ992をベースとしています。

予選モードで1,100PSをわずかに下回るミッションRは、静止状態から100km/hまで2.5秒未満で加速し、最高速度は300km/hを超えるパフォーマンスを披露。サーキットでは、現行のポルシェ911 GT3カップと同じラップタイムで周回できるという。新設計の電気モーターとバッテリーセル(革新的なダイレクトオイルクーリングを装備)によって、ポルシェミッションRはレースモードで500kW(680ps)の定出力を発生し、ディレーティング(熱条件によるバッテリーの出力低下)も取り除かれています。320kW(435ps)の電気モーターがフロントアクスルに駆動力を供給し、リアには最高出力480kW(653ps)が供給されるAWDを採用。高度な900Vテクノロジーとポルシェターボチャージャーによって、わずか15分で5-80%のSoC(充電状態)にバッテリーを充電することができるとのことだ。

また、ノーズセクションとリアウイングにドラッグリダクションシステム(DRS)を備えたポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)も装備。これは、ノーズセクションの2つのサイドエアインテーク(各々3つのルーバー付)と、調整可能な2セクションリアウイングで構成されている。

革新的なバッテリー式エレクトリックドライブコンセプトに加えて、CO2の低減と持続可能性にも重点を置くコンセプトカーのボディは、主に天然繊維強化プラスチック(NFRP)でできており、その基本素材は農業で得られた亜麻繊維で作られている。このエコロジー素材は、フロントスポイラーリップ、ディフューザー、サイドスカートに使用され、インテリアドアパネル、リアバルクヘッド、シートなど、ミッションRのインテリアにも幅広く使用されている。

インテリアデザインは、あらゆるエリアでドライバーに焦点が当てられており、ステアリングホイールスイッチ間に人間工学的に配置されたディスプレイには、レース中の関連データが表示され、ステアリングコラム上のモニターには、サイドミラーカメラとセンタールームミラーカメラからの画像が表示される。シートの右側にあるタッチディスプレイを使用すると、ドライバーの生体認証データを呼び出したり、車内にある他の多数のカメラを使用して、ライブストリームにエキサイティングなシーンを提供することも可能だ。

ポルシェは、このミッションRプロジェクトによって、リアルレースとバーチャルレースをこれまで以上に近づけ、まったく同じ形式のモノコックドライバーズモジュールは、eスポーツシミュレーターとしても機能する。ポルシェのエンジニアとデザイナーが“exoskeleton”(エクソスケルトン)と名付けた新開発のカーボンルーフ構造は、セーフティーケージとルーフパネルを組み合わせており、4,326mmの全長は、現行の718ケイマン シリーズよりもわずかに短いにもかかわらず、全幅は著しくワイドな1,990mmで、全高も1,190mmと大幅に低く構えたデザインだ。

「ポルシェは夢を実現する人々のためのブランドです。これはモータースポーツにも当てはまります。私達はサーキットで革新的な強さを体験し、新しい道を追求する勇気を示し、車のオーナーにスポーツカー然とした性能で喜びを与えます。フォーミュラE世界選手権への参戦に加えて、私達はここでE-モビリティの次の大きな一歩を踏み出します。このコンセプトモデルは、フル電動カスタマーモータースポーツに対する当社の展望を示します。ミッションRには、ポルシェを強くする全てのもの、つまり性能、デザイン、持続可能性が具現化されています」とポルシェAGの取締役会会長のオリバー・ブルーメは述べている。


IAA2021 ポルシェ 近未来に向けた市販型の電動レーシングカー「ミッションR」を発表

ポルシェ本社は2021年9月7日、ミュンヘンで開催されている「IAAモビリティ2021」で最先端の電気駆動テクノロジーと天然繊維強化プラスチックなどの持続可能な素材を採用してこれからのモータースポーツへ取り組みを示すコンセプトカー「ミッションR」を発表ました。

ミッションRは、革新的な、それでいて911のDNAを取り入れたデザインに加えて、非常に低スタンスが特長です。この電動レーシングカーは、新開発の2つの電気モーターを搭載し、予選モードで最高出力800kW(1088ps)を発生し、約80kWhのバッテリー容量と革新的な回生システムにより出力を損失することなく加速する動力性能を備えています。

オリバー・ブルーメCEOは、「ポルシェは夢を実現する人々のためのブランドです。これはモータースポーツにも当てはまります。私達はサーキットで革新的な強さを体験し、新しい道を追求する勇気を示し、車両のオーナーにスポーツカーならではの性能で喜びを与えます。フォーミュラE世界選手権への参戦に加えて、私達はここでEモビリティの次の大きな一歩を踏み出すことになります。このコンセプトモデルは、フル電動カスタマーモータースポーツに対する当社の展望を示しています。ミッションRには、ポルシェを強くする全てのもの、つまり性能、デザイン、持続可能性が具現化されたモータースポーツ用モデルです」と語っています。

このミッションRは、従来のポルシェ カップカーを想定したワンメイク カスタマーレーシング向けのモデルです。ポルシェのカスタマーモータースポーツは世界的に高い人気を得ており、31年前にポルシェカレラカップ ドイツを始めて以来、4400台以上のカップカーをヴァイザッハで製造販売してきています。

これらの信頼性の高い高性能レーシングカーをベースに、世界中でポルシェカレラカップの名称のもとで合計30のワンメイク カップシリーズが開催されています。

ミッションRは、予選モードで約1100PSを発生し、静止状態から100km/hまで2.5秒未満で加速し、最高速度は300km/hを超えます。サーキットでは、現行のポルシェ911GT3カップと同じラップタイムで周回できます。

新設計の電気モーターとバッテリーセル(革新的なダイレクトオイルクーリングを装備)によってレースモードで500kW(680ps)の出力を発生し、ディレーティング(熱条件によるバッテリーの出力低下)も除去されています。

320kW(435ps)の電気モーターがフロントアクスルに駆動力を供給し、リヤには最高出力480kW(653ps)が供給されます。最新の900Vの高電圧テクノロジーとポルシェターボチャージャーによって、わずか15分で5~80%のSoC(充電状態)にバッテリーを充電することができます。また最大340kWの高出力充電も可能です。

ミッションRは、ノーズセクションとリヤウイングにドラッグ リダクションシステム(DRS)を備えたポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)も装備しています。これは、ノーズセクションの2つのサイドエアインテーク(各々3つのルーバー付)と、調整可能な2セクション構造のリヤウイングで構成されています。

革新的なバッテリー駆動の電動ドライブコンセプトに加えて、CO2の低減と持続可能性にも重点を置くコンセプトカーのボディは、主に天然繊維強化プラスチック(NFRP)でできており、その基本素材は農業で得られた亜麻繊維で作られています。このエコロジー素材は、フロントスポイラーリップ、ディフューザー、サイドスカートに使用され、その他にインテリアのドアパネル、リヤバルクヘッド、シートなどにも幅広く使用されています。

インテリアデザインは、あらゆるエリアでドライバー中心のデザインとなっています。ステアリングホイール スイッチ間に人間工学的に配置されたディスプレイには、レース中のデータが表示され、ステアリングコラム上のモニターには、サイドミラーカメラとセンタールームミラーカメラからの画像が表示されます。シートの右側にあるタッチディスプレイを使用すると、ドライバーの生体認証データを呼び出すことができます。車内にある他の多数のカメラを使用して、ライブストリームにエキサイティングなシーンを提供することも可能です。

ポルシェは、ミッションRプロジェクトによって、リアルなレースとバーチャルレースをこれまで以上に近づけており、まったく同じ形式のモノコックドライバーズモジュールは、eスポーツシミュレーターとしても機能します。

カーボンファイバー複合材料で造られたコックピット安全構造は、優れたドライバーの保護性能、軽量さ、と独自のデザイン性を兼ね備えます。ポルシェで「exoskeleton:エクソスケルトン」と名付けた新開発のカーボンルーフ構造は、セーフティーケージとルーフパネルを組み合わせています。

ミッションRは全長4326mmで、現行の718ケイマンシリーズよりもわずかに短いにもかかわらず全幅は超ワイドな1990mm、全高は1190mmと大幅に低められています。

ポルシェはここ数年のあいだに、ミッションE(2015年)とミッションEクロスツーリスモ(2018年)のコンセプトモデルを発表し、フル電動スポーツカーシリーズの未来像を示しました。

この2台のコンセプトモデルからスポーツセダンのポルシェタイカン(2019年)とクロスユーティリティーモデル、タイカンクロスツーリスモ(2021年)が誕生し、世界市場で成功を収めています。つまり、ミッションEはすでに達成されており、ポルシェはミッションRによってカスタマーモータースポーツの未来を示しているのです。
Posted at 2021/09/15 23:25:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2021年08月31日 イイね!

ニュルでの走行はソコまで重視しなくても良いような気もしないでもないけど…どこでも速いに越したことはないよね

ニュルでの走行はソコまで重視しなくても良いような気もしないでもないけど…どこでも速いに越したことはないよね【スクープ】車高がさらに高く!ポルシェ911サファリ、2022年発売へ開発順調

911 4Sベースの4WDを採用か?

ポルシェが開発を進めているオールラウンダー、『911サファリ』市販型の最新プロトタイプがニュルブルクリンクに再出現した。

同ブランド伝説のラリー仕様「サファリ」を彷彿させるハイライディング911は、これまで何度か登場しているが、最後に発表されたのは、2012年のコンセプトカー『911ビジョンサファリ』だ。頑丈なホイールアーチとリフトアップされたボディ、ルーフにはライトバー、分厚いバンパーを装備し、インテリアは必要最低限に絞られ、ロールケージとバケットシートが備えられていた。

2020年10月にニュルで捉えたプロトタイプは、911よりサスペンションが若干高くなり、ホイールアーチに発泡スチロールを付けていた。しかし、今回目撃したプロトタイプでは、フロント&リアフェンダーにホイールアーチを固定、より整備されているう様子が伺える。またサスペンションはより高くなっているほか、フロントバンパー下部のコンポーネントが異なっていいるように見える。おそらく、より高い最低地上高を可能にするための措置である可能性がありそうだ。

市販型では全輪駆動となるため、「911 4S」がベースとなると予想される。パワートレインにハイブリッドも噂されている。911サファリのワールドプレミアは、2022年初頭に期待できそうだ。
Posted at 2021/08/31 22:40:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2021年08月26日 イイね!

GT3 RSのウイングもコレで決定稿かな?

GT3 RSのウイングもコレで決定稿かな?究極の自然吸気911へ…新型「GT3 RS」、巨大なリアスポイラーは生産型で確定か

ポルシェが現在開発中の『911GT3 RS』新型。その最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

911GT3 RSは公道のレーサーとも言われ、自然吸気エンジンを搭載する究極の911とされている。

ニュルブルクリンク付近で捉えた最新プロトタイプは、これまででもっともカモフラージュが軽く、様々なコンポーネントの詳細が見えてきた。

フロントエンドにはエアロダイナミックフラップを備えた巨大なダブルスクープが初めて顔を見せている。また新設計のサイドインテークを備えるフロントバンパー、側面にはダミーのボディエクステンションで覆われた、エアエクストラクターを備えたワイドフロントフェンダーも確認できる。

後部に回ると、バンパーはカバーされディテールは不明だが、途方もなく巨大なアクティブリアスポイラーを装備している。これまでとは両サイドのウィング形状が異なり、開発が終盤であることを考えればこれが最終生産バージョンである可能性が高い。もしそうならば、それはストリートリーガルカーで提供される、最大級の翼と言えそうだ。

そしてもう一つの注目はルーフフラップが初めて装着されている点だろう。これによりエアロダイナミクス性能の向上が期待できる。

パワートレインは、GT3の4.0リットルから排気量アップした自然吸気4.2リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力は580psとも噂されている。

市販型では新設計されたエアロに加え、高性能なGT3からより焦点を絞ったサスペンションセットアップと、より大型のブレーキも取得。これによりポルシェが992世代のフラッグシップ「GT2 RS」を発表するまで、最速のプロダクションモデルの1つとなる。

911GT3 RSのワールドプレミアは、最速で2021年内とも伝えられるが、エンジン認証の問題も噂されており、デビューが遅れる可能性もあるという。
Posted at 2021/08/26 22:36:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2021年08月15日 イイね!

限定台数は25台なの?それとも30台あるの??名称からすると25だと思うんだけど

限定台数は25台なの?それとも30台あるの??名称からすると25だと思うんだけど【ハードコアなGT2】ポルシェ911 GT2 RS 特別仕様車「クラブスポーツ25」登場 30台限定

マンタイ・レーシングの25周年記念

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

新型ポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツ25は、マンタイ・レーシングの25周年を記念して製作された、非常に限定的で強烈なサーキットマシンだ。

ベースとなっているのは、991世代の911 GT2 RSクラブスポーツ。6月のニュルブルクリンク24時間レースで勝利した911 GT3 Rの、「グレロ」と呼ばれるマンタイ独特の鮮やかなカラーにインスパイアされた特注のカラーリングが施されている。

生産台数はわずか30台で、価格は52万5000ユーロ(約6800万円)から、納車開始は1月を予定している。

2019年に発売されたレトロな外観の「935」と同じ3.8Lフラット6が採用され、7速PDKを介して700psをリアアクスルに送り出す。また、サーキットでのパフォーマンス向上を目的とした改良が加えられている。

例えば、中央に配置された大型のラジエーターは、長距離走行時のエンジン冷却性能を強化し、熱によるダメージを防ぐ。また、フロントウイングレットによりダウンフォースが強化され、エアロダイナミクス最適化のためアンダーボディは完全にフラットになっている。

印象的なのは、フロントボンネットに設けられた2つの巨大な通気孔が、フロントから取り入れた空気をルーフから大型のリアウイングに送ることだ。リアウイングは新型911 GT3と同様に吊り下げ式となっており、強力なダウンフォースによりリアアクスルを路面に押さえつける。

ユニークなヘッドライトデザインも、クラブスポーツ25の特徴だ。マンタイがル・マンを制した911 RSRに採用されていたものにインスピレーションを得て、このクルマのために特別に開発された「4ストライプ」のライトデザインは、「効率的にサーキットを照らす」という。

独特のキャラクターを表現

1996年にオラフ・マンタイがレーシングチームを設立して以来、マンタイとポルシェは密接な関係を築いてきた。

マンタイは、現在ニュルブルクリンクの市販車ラップレコード(6分43秒3)を保持している911 GT2 RSのチューニングでも知られている。

マンタイ・レーシングのマネージング・ディレクターであるニコラ・レーダーは、次のように述べている。

「ポルシェ・モータースポーツと共同で設計・開発した特別仕様車911 GT2 RSクラブスポーツ25により、マンタイは25年の歴史の中で新たな節目を迎えました。このモデルは、当社の基本理念である『より完璧に近づける』ことを見事に体現しています」

「チューニングにおいては技術的な機能が優先されています。911 GT2 RSクラブスポーツ25が独自のキャラクターを持っているのはそのためであり、わたし達のブランド価値である『率直、細心、柔軟、妥協しない』を反映するものでもあります」



ポルシェ 911 最強の700馬力、GT2 RS クラブスポーツに「25」…世界限定25台

ポルシェは8月6日、『911GT2 RSクラブスポーツ25』(Porsche 911GT2 RS Clubsport 25)を欧州で発表した。

同車は、「991」世代のポルシェ『911』の頂点に位置する『911GT2 RS クラブスポーツ』がベースだ。911GT2 RSクラブスポーツ25は、ベース車同様、サーキット専用モデルとなる。ポルシェのモータースポーツパートナーの「マンタイレーシング」の設立25周年を祝福し、全世界向けに25台を限定生産する。マンタイレーシングは、毎年春にドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にポルシェ車で参戦し、7回の総合優勝を達成している。

◆大幅に変更されたリアデザイン

911GT2 RSクラブスポーツ25では、サーキットでの走行性能を引き上げる目的で、さらなる空力&冷却性能を追求した。レーシングカーの『911 GT3 R』同様、中央にラジエーターを配置した。エアフローの最適化により、幅広い速度領域でエンジンの温度上昇を抑えるとともに、ラジエーターの位置変更により、衝突による損傷からの保護性能を引き上げた。

フロントバンパーは、新設計された。最適なエアフローを実現するために、中央にインレットを備える。外側のダブルフリックは、フロントアクスルのダウンフォースを増加させる。アンダーボディはカバーで覆われた。カーボンファイバー製のフロントリッドも新設計されたものだ。

911 GT3 Rと同様に、フロントリッドには、2つの大型エアダクトを装備した。ポルシェのエンブレムの上側に配置されたNACAダクトは、コックピットに新鮮な空気を送り込む。4ストライプデザインのメインレーシングヘッドライトを採用した。これは、ルマン24時間耐久レースで優勝した『911RSR』がモチーフで、サーキットの路面を照らすのに効果的という。省スペース対策として、ヘッドライトにウインカーを組み込む。

新しい冷却コンセプトの導入により、ホイールアーチのラジエーターを省略した。これにより、フロントブレーキへの空気の流れを向上させているという。

リアには、大幅な変更が加えられた。大型リアウィングは、新たにサイドプレートとスワンネックサポートブラケットが追加され、エアロダイナミクス性能を引き上げた。ワイド化されたリアスポイラーは、ボディ一体デザインとした。リアリッドには、新たに開口部が設けられ、エンジンルームへの空気の流れを促進する。ディフューザーも新デザインで、2本出しのテールパイプが組み込まれた。

◆700psツインターボと後輪駆動の組み合わせ

911GT2 RSクラブスポーツ25のパワートレインは、直噴3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンだ。可変タービンジオメトリー(VTG)を備えた大型ターボチャージャーや専用の吸気システムなどを採用した。この結果、ポルシェ911史上最強の最大出力700ps/7000rpm、最大トルク76.5kgm/2500~4500rpmを獲得する。トランスミッションは、専用ギアレシオの7速PDKを組み合わせる。駆動方式はRR(2WD)としている。

ブレーキはフロントが6ピストンアルミモノブロックのレーシングキャリパーで、直径390mmのドリルドディスクと組み合わせて、優れた制動力を追求した。リアには、4ピストンのキャリパーと380mm径のディスクを装着する。

トラクションコントロールとABSを含む「PSM」(ポルシェ・スタビリティ・マネージメント)を採用する。センターコンソールに配置されたマップスイッチによって、PSMなどのアシストシステムを、運転状況に応じて個別に調整したり、カットオフしたりすることができる。センターロック式の18インチホイールに、レース仕様のタイヤを組み合わせている。

◆インテリアはシングルシーターに変更

インテリアは、シングルシーターに変更されており、カーボンファイバー製ステアリングホイールを装着する。ステアリングホイールのパドルシフトによってシフトチェンジを行う。ドライバー正面には、コスワース製のカラーディスプレイを配置。コスワース製のデータロガーも装着される。

60Ahリチウムイオンバッテリーは防水のため、助手席足元に搭載される。レカロ製のレーシングバケットシートと6点式ハーネス、大型ロールケージ、消火器、エアジャッキシステムが組み込まれている。
Posted at 2021/08/15 11:23:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2021年07月19日 イイね!

911に似て非なる1台ですからね〜今の911ターボにも繋がる大事な1台でもあるし

911に似て非なる1台ですからね〜今の911ターボにも繋がる大事な1台でもあるしポルシェが生んだ伝説の「怪物」! 「959」の正体とは

 事実上制限なしのグループBのホモロゲが「怪物」を誕生させた

 今回は、ポルシェが1986年から1989年まで292台を生産したとされる(283台とする記録もある)、「959」について解説することにしよう。959プロジェクトのスタートは、連続する12か月間に200台の生産を必要とするグループBの公認を得ること。1982年FIAは、それまでのグループ4/5に代わるグループB車両に、世界ラリー選手権=WRCのチャンピオンシップを与えることを決定。パワーは無制限、軽量素材の使用にも事実上何の制限もなかった。ポルシェのエンジニアがこの新しいカテゴリーに興味を持たないわけはないだろう。

 唯一の、というよりも決定的な問題だったのは、ベース車として選択できるのが、リヤエンジンの911のみだったという事情にあった。すでにアウディ・クワトロによって成功が証明されていたとおり、当時のWRCではAWDこそがそれを制覇する条件ともなっていた。

 当時チーフエンジニアだったヘルムート・ボットのもとで、1983年1月にスタートした959プロジェクト。それがその名も「グルッペB」のネーミングを掲げ、ワールドプレミアされたのは1983年のフランクフルト・ショーでのことで、AWD機構の搭載はもちろんのこと、一気にその性能を高めたエアロダイナミクスもまた大きな話題となった。それはスムースでかつ美しく、視覚で速さを印象づけるデザインにほかならなかったのだ。

 959が、正式に959の車名を掲げてモータースポーツの舞台に登場するのは、1986年のパリ・ダカール・ラリーからのことだった。前後して市販へと移された959は、一見911のチューニングモデルのようにも見えるが、その中身はまさにハイテクの塊だ。リヤに搭載されるエンジンはオールアルミニウム製の2898cc水平対向6気筒DOHC。空冷式のブロックと水冷式のヘッドを組み合わせ、さらにKKK製のターボチャージャーを組み合わせ得る。

 ミッションはG=スーパーローを備える6速ATで、前輪に伝達するトルクを可変するためのトルクを増減するためのPSK=ポルシェ電子制御クラッチが装備されている。ちなみに通常時のトルク配分は40:60。急加速時などには20:80までこの比率が変化する。

 エンジンの最高出力は456馬力。ターボチャージャーは、エンジンスピードが4000rpmに達するとツインターボの状態となり、最高速の317km/hを目指す。サスペンションにはハイドロニューマチック機構が組み合わされ、車高を最高で180mmまでアップすることができるし、またダンパーの硬さも好みによって3段階に設定できる。

 ……と、冷静にポルシェ959の成り立ちやスペックを頭のなかで復習することができたのは、ここまでだった。筆者自身は新車時に、この959には試乗しているのだが、それから残念ながら次なるチャンスには恵まれていなかった。

 2度目の試乗はド緊張のなかで行われた

 そして、2018年7月12日、人生2度目となる959をドライブするチャンスに恵まれた。その舞台は、伝統のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。ここでヤラかしては日本人の恥、冗談にもならない話ではないか。

 なぜオレが959に当たるのか、と思いながら、スタッフのお兄さんのあとを追う。足が地につかないというのはこういうことをいうのだろう。しばらく無意識に近い状態で歩いていると、そこには例の911に似てはいるが、共通するボディパネルはルーフなど限られた部分のみという、独特なオーラを放つ1台の959があった。

 聞けばこの959はポルシェ・ミュージアムが所有するもので、これからいろいろなイベントにも使用されるという。絶対に、絶対にクラッシュはダメだが、少しくらいは久しぶりに959というものを味わってみたい気もする。いやしかし、いまは新車のときとは取り引きされる価格もクルマとしての価値も桁違いだし、修理費やメンテナンス費用も異常に高いらしい……。

 スタートの時間が近づき、コクピットへと身を委ねる。「わからん、ともかくわからん」。Gギアのことはすぐに思い出せたが、これは普通に使うべきものなのか。そのシフトレバーの前にあるスイッチでダンパーや車高、そしてどこかのスイッチで、前後駆動力配分に連動したドライブモードを選択できるはずなのだが、「知らん、知らんぞ。頼みの綱のおにいさんもどこかに行ってしまったし……」。

 スタートまであと5分。この年のホストメーカーはポルシェだったから、959など目立たぬわけがない。こうなったら覚悟を決めて、とりあえず「踏めるところまで踏む」、「いらんスイッチには触らない」作戦で行くしかないだろう。結果としてこの作戦は大成功だった。もちろんクラッシュなどせず、滝汗の身体で959を返却することができたのだから。ちなみに2度目のドライブとなる959はすごく速かった、それしか覚えていないが……。
Posted at 2021/07/19 21:52:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記

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