STI、レガシィのコンプリートカーを発売
富士重工のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナルは8日、レガシィをベースとしたコンプリートカー“2.5GT tS”を発表、25日より販売を開始する。
2.5GT tSは、ツーリングワゴンとB4の“2.5GT Sパッケージ”をベースに、STIが提唱とする“Sport, Always!”コンセプトを具現化。ベース車の走りの性能を高め、より気持ちよい走りを追求したモデルとなっている。
機能系部品では、専用チューニングのビルシュタイン製サスペンションをはじめ、車体剛性を高めながら、適度な捻れ吸収効果を持つフレキシブルタワーバー・フロント、フレキシブルドロースティフナー・フロントRH、フレキシブルサポート・リアなどを装備。これにより路面追従性を高めながら、しなやかな乗り味を実現したという。
エクステリアは、STI製のフロントアンダースポイラー、リアスポイラー、18インチアルミホイール、スポーツマフラー、専用オーナメントなどを装備。内装も、専用アルカンターラと本革を組みあわせたシート、本革巻きステアリングホイール、260km/hメーター、ブラックインテリアにより、スポーティな雰囲気が高められている。
なお、モデル名となった“tS”は、エンジンはノーマルのまま、主にハンドリングの向上を重視したSTIのコンプリートカーの新名称として今後も展開されていく予定だ。
価格は、以下のとおり。販売台数は、11月7日受注分までの限定600台となる。
・ツーリングワゴン2.5GT tS(5AT/6MT):418万7400円
・B4 2.5GT tS(5AT/6MT):402万9900円
スバル、レガシィのSTIコンプリートモデルを発売
富士重工業は、『レガシィツーリングワゴン』および『レガシィB4』に、STIの手による仕様装備を施した特別仕様車『2.5GT tS』を設定。、6月25日(金)より発売する。
今回の特別仕様車は、ターボモデルの「2.5GT S Package」をベースに、STI が新たに提唱する『Sport,Always!(すべての時、すべての道、クルマとの対話はいつも“スポーツ”だ)』をコンセプトに開発されたもの。ドライバーのスキルを問わず、気持ちの良いハンドリング性能が愉しめ、また乗る人すべてが気持ち良い走りを感じられるよう、シャシー、ボディを中心に専用のチューニングを施したコンプリートカーとなっている。
フットワークについては、専用チューニングのビルシュタイン製サスペンション、フレキシブルタワーバー・フロントをはじめ、フレキシブルドロースティフナー、フレキシブルサポート・リヤなどを装着。路面追従性を高めることで、しっかり感のある乗り味としなやかな乗り心地を実現している。
またエクステリアは、STI製のフロントアンダースポイラー、リヤスポイラー、18インチアルミホイール、スポーツマフラー、専用オーナメントなどを装備。インテリアも専用のアルカンターラ&本革コンビシート、本革巻ステアリングホイール、260km/h表示メーター、ブラックインテリアなどにより、スポーティな走りと大人のスポーツモデルにふさわしいコーディネートがなされている。
なお、今回の特別仕様車に冠される『tS』の呼称は、エンジンはベース車のままに、主にハンドリング性能の向上を重視したSTIコンプリートカーの新たなシリーズとして、今後も展開していくという。
■価格
・ツーリングワゴン:418万7400円
・B4:402万9900円
スバル レガシィ にSTI仕様が登場…限定600台
富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)は8日、『レガシィツーリングワゴン』と『B4 2.5GT』に特別仕様車「2.5GT tS」を追加し、6月25日から販売を開始すると発表した。
2.5GT tSは「Sport,Always!(すべての時、すべての道、クルマとの対話はいつも“スポーツ”」をコンセプトに開発したSTIのコンプリートカー。「S」シリーズや「R」シリーズと同じような一貫性を持たせることを意図し、シャシー、ボディを中心に専用の仕様装備を施し、エンジンはベース車からほぼ手を加えず、ハンドリング性能の向上を重視した。
装備は、専用チューニングのビルシュタイン製サスペンション、フレキシブルタワーバー・フロント、フレキシブルドロースティフナー・フロントRH、フレキシブルサポート・リヤなどを装着し、路面追従性の向上を図った。
外観は、STI製のフロントアンダースポイラー、リヤスポイラー、18インチアルミホイール、スポーツマフラー、専用オーナメントなどを装備する。インテリアは、260km/h表示メーター、専用のアルカンターラと本革を組み合わせたシート、本革巻ステアリングホイール、ブラックインテリアなどを装備する。
また、これまで車種や特性に応じて複数の名称が存在した「tuned by STI」シリーズは今後「tS」に統一し、STIのブランド力を向上をめざす。
11月7日までの受注期間限定で、600台を販売する計画。価格はツーリングワゴンの6MT仕様、5AT仕様ともに418万7400円。
レスポンス 編集部
[写真蔵]スバル レガシィ 2.5GT tS…大人のスポーツ
スバルテクニカインターナショナル(STI)は、スバル『レガシィ』に独自の装備やチューニングを施したコンプリートカー「2.5GT tS」を設定した。STIモデルならではの「走り」を追求するとともに、上質な装備を追加しプレミアム性を高めているのが大きな特徴だ。
「2.5GT tS」はセダンのB4とツーリングワゴンに設定。エクステリアでは、STI製のフロントアンダースポイラー、リヤスポイラー、18インチアルミホイール、左右2本出しのデュアルスポーツマフラーを装備。フロントグリルとリアに装着された「tS」エンブレムが特別なモデルであることを主張する。もちろんSTIエンブレムも健在だ。
インテリアは、スポーティモデルでありながら上質な大人の空間を表現。グレーアルカンターラ/黒革前列10ウェイパワーシート、本革巻きステアリングとシフトノブ、アルカンターラ加飾ドアトリムなどを採用、アクセントに赤ステッチが施され特別感を演出する。さらに、260km/h表示の専用メーター、STI専用レッドエンジンスイッチ、カーボン調加飾パネルなど「走り」を予感させるアイテムも多数装備された。
また、STIモデルの代名詞とも言える専用色「WRブルーマイカ」が現行レガシィとして初めて採用された。
レスポンス 宮崎壮人
スバル レガシィ 2.5GT tS…セオリーを覆すことで生まれたコンセプト
スバルテクニカインターナショナル(STI)は25日より、スバル『レガシィ』のコンプリートカー「2.5GT tS」を発売する。いわゆる「チューニングカーの王道」ではなく「強靭でしなやかな走り」を目指したというtS。このコンセプトの実現には、それまで作り上げて来たあらゆる前提条件を覆すことが求められたという。
車体技術部シャシー設計課の井上郁朗氏は「STIコンプリートカーに求められる走り=速さを追求していくことで、どんどん硬くなって行くクルマの足回りに危機感を感じていました。このままではいずれ先細りになってしまう、スポーツカーの楽しさは速さだけではないのではないか、と感じていました」と語る。
転機となったのは2006年。スバルで長年テストドライバーを務めた辰己英治氏がSTIの車両実験部部長に赴任して以来、STIのクルマ造りは「日常で楽しめるスポーツ」に焦点が当てられることとなった。「我々も、そしてお客様も、最初はこれまでとのギャップを感じたと思います。しかし、これでさらに良いクルマが出来ると確信していましたし、結果、今では多くのお客様にも変わらず支持して頂いています」(井上氏)そうして生まれた最新モデルが「レガシィ 2.5GT tS」だ。
日常のあらゆる場面で「気持ちいい走り」を実現するためには、様々な路面状況の中でも安定したグリップ走行ができることが最重要課題となった。井上氏は「大切なのは“初期応答性”」だと語る。
ステアリングを切れば気持ちよくフロントが入る、リアの挙動がしっかりとこれを受け止める。至極当たり前のようだが、これを実現するにあたり、これまでのセオリーを打ち破り、サスペンションのトー変化やアルミホイールの剛性など、カタログに書かれていない所まで、ミリ単位での新たなチャレンジが幾度となく繰り返されて来たのだと言う。『R205』の折り込みアイテムをレガシィ向けに落とし込んだというtS。結果、フロントにはドロースティフナー、リアにはフレキシブルサポートリアを新開発、シャシーにトータルチューニングを施す事で、無駄な動きをなくし日常の中で意のままに操れる楽しさを感じることができるクルマを造り上げた。
井上氏はtSの仕上がりについて、「雪道でも高速道でもサーキットでも、いつでも確かな接地感を感じて頂けると思います。長距離ドライブしても楽しく、疲れを感じることはないでしょう。これまでのスバルファン、STIファンだけでなく、より多くの方にアピールできるクルマに仕上がっていると思います」と自信をのぞかせた。
レスポンス 宮崎壮人
スバル レガシィ 2.5GT tS…目指したのは“運転がうまくなるクルマ”
25日より販売を開始するスバルテクニカインターナショナル(STI)のコンプリートカー『レガシィ 2.5GT tS』。開発コンセプトは「Sport, Always!」。これには「強靭でしなやかな走り」の実現、そして「運転がうまくなるクルマ」を造るという思いが込められているのだという。
「Sport, Always!」は、STIのクルマ造りのコンセプトとして掲げられている。「すべての時、すべての道、クルマとの対話はいつも“スポーツ”だ」として、思うままに操ることができる気持ち良さ=スポーツと定義する。サーキットや峠道など限られた場所での速さや性能だけを追求するのではなく、ガレージを出る瞬間や交差点を曲がる時など日常的なシーンでも「気持ちいい」と感じられるクルマ造りを目指した。
「気持ちよく走るためには、“うまさ”が必要なんです」と語るのはSTIコンプリートカーを統括する車両実験部部長の辰己英治氏。
「うまさというのは、路面の轍や凹凸、雨や雪道などをさりげなく“いなす”ことができること。つまりタイヤの接地性が重要なんです。硬い車体の荷重を均等に路面に伝えるのは難しい。そこで例えばチーターのような野生動物の躍動的な走りをヒントに、ボディもサスペンションのひとつと捕らえ、ボディ、サスペンション、タイヤが一体となって地面をしっかりとつかむイメージで『強靭でしなやかな走り』を実現しました」
「tSをはじめSTIコンプリートカーは、『思いのままに操れる良い道具』を目指しています。tSに乗って頂けるとわかると思いますが、取り回しが良く、何だか運転がうまくなったような気になるんです。思いのままに操れて、さらにドライバーの技量をクルマが補ってくれる。クルマがうまく走ってくれれば乗っている人みんなが気持ちいい。それが今、STIの目指すクルマ造りなんです」(同氏)
「STIモデル」と聞くと、WRCにワークスとして参戦していた頃のような「カリカリのチューニングカー」というイメージを持つ人も多いだろう。辰己氏は、「実際STIはそういうクルマを造り、ファンに支持されてきました。しかし、ファンを大切にするのはもちろんですが、今はそういう(クルマだけを造る)時代じゃない」と語る。さらに「これからはドライバーズカーとして満足するだけでは駄目。助手席、後部座席に乗る人、誰もが気持ちよく“スポーツ”を楽しんでもらえるクルマ造りをしていきたいですね」と抱負を語った。
レスポンス 宮崎壮人
新たなSTIのコンプリートカーと言うからR205も発売されたしレガシィも5代目で
「北米では」売れているのですから(笑)
もう少し単なるパーツだけを付けただけではなく本気の仕様が見たかったのですがネ
当然STIも半端なモディファイで400万円オーバーで新たに「tS」と言う名前を付けてまで発売する事は無いでしょうし、元々のBM/BR系レガシィそのものの素性が悪いものでは無いのでしょうし?
個人的には500万くらいでもいいからエンジン内部にも手を加えるなり、吸排気系を専用設計にするなりして一般仕様との違いを出して欲しかったのですがね
やっぱりそうしないと限定車を買ったのに標準グレードでも部品交換さえしてしまえば同じものが出来てしまうのでは面白くないと思うので
Posted at 2010/06/08 18:25:21 | |
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富士重工 | 日記