スバル富士重、北米生産工場が創立25周年
富士重工業は19日、北米生産拠点のスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)が創立25周年を迎えたと発表した。3月16日には3600人を超える従業員が出席し、25周年記念式典が開催された。
SIAのトム・イースターデー執行副社長は「SIAは1987年3月17日の設立以来、我が社の発展を通じて社会のために役立つことを使命として日々取り組んできた。設立から25年を経た今日、我々はその使命を忠実に守り続け、SIAは過去最多の従業員を雇用し、過去最高の生産台数を記録、そして、品質と安全および環境活動で自動車業界をリードしている」と述べた。
SIAは富士重といすゞ自動車の北米合弁会社として設立したが、業績悪化で乗用車やSUVから撤退したいすゞが撤退、富士重の単独工場として運営を継続してきた。富士重では1989年から『レガシィ』、1995年から『アウトバック』、2005年から『トライベッカ』を生産している。また、2007年からは、旧いすゞ車の生産ラインなど、空いたスペースを活用してトヨタ自動車向けの『カムリ』も受託生産している。
SIAでのスバル車の生産は2011年暦年が過去最高の16万1716台、前年比2.3%増となり、1989年の生産開始から累計生産台数は約211万台となっている。
SIAでは今後数か月の間に数々のイベントを開催する予定。イベントを通じてSIA従業員のこれまでの功績を祝うと共に、地域の人々にスバル独自の製造工程を理解してもらう機会を提供していく。
レスポンス 編集部
【ジュネーブモーターショー12】スバル インプレッサスポーツ、欧州デビュー
スイスで6日、開幕したジュネーブモーターショー12。スバル(富士重工)の欧州プレミアは、『BRZ』と新型『インプレッサ』の5ドア(日本名:『インプレッサ スポーツ』が務めた。
日本では2011年11月、東京モーターショーで正式発表されたインプレッサ スポーツ。欧州デビューは、そこから約3か月遅れて、今回のジュネーブモーターショー12となった。
スバルの欧州法人は現時点で、インプレッサスポーツの欧州仕様車のスペックを公表していない。日本仕様と欧州仕様との間で、大きな違いはないようだ。
エンジンに関しては、日本向けと同じ排気量1.6リットルと2.0リットルの2種類の水平対向4気筒ガソリンエンジンが設定されるもよう。最大出力はそれぞれ、114ps、150psと見られる。
欧州仕様ならではのディーゼルエンジンが、設定される可能性は大。こちらは『レガシィ』で定評ある2.0リットル水平対向4気筒ターボディーゼル(最大出力147ps、最大トルク35.7kgm)となるだろう。
レスポンス 森脇稔
【ジュネーブモーターショー12】スバル BRZ 欧州発表…ストリップドアウトを設定
スイスで開幕したジュネーブモーターショー12。スバル(富士重工)のブースでは、新型FRスポーツカー、『BRZ』が欧州プレミアを飾った。
欧州向けのBRZは、日本仕様と大きな違いはない。2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンは、最大出力200ps、最大トルク20.9kgmを発生。トランスミッションは、6速MTとパドルシフト付きの6速ATが用意される。
注目は、「ストリップドアウト」と呼ばれるサーキット向けベース仕様の設定だ。これは日本市場の「RA」グレードに相当するもの。アルミホイールやエアコン、オーディオといった装備を省いて価格を抑え、その分、ユーザーがサーキット走行用のアイテムを追加装着することを前提にしたグレードだ。
このストリップドアウトグレード、英国では他のグレードよりやや遅れて受注をスタートする予定。スバルは日本同様、欧州でもカスタマイズ派のニーズに応えている。
レスポンス 森脇稔
日本国内分を供給するのにもそうとう時間掛かりそうなことを考えるとどこまでの割合で海外分を割り振るのかっていうのとか…現状で夏に納車が間に合うかどうかって話じゃん(間に合わないのかな?)
スバル富士重工吉永社長、共同開発車の生産で「選択と集中が一歩進んだ」
富士重工業とトヨタ自動車との共同開発車スバル『BRZ』とトヨタ『86』のラインオフ式が16日、富士重工の群馬製作所本工場で行われた。冒頭、挨拶にたった同社の吉永泰之社長は「今回のプロジェクトは企業戦略において特別な意味がある」と強調した。
両車種を生産する群馬製作所本工場は、1958年に軽自動車を生産する工場として立ち上がり、累計約800万台もの軽自動車を生産してきた。入口の横には、同年に発売されたスバル『360』が飾られている。
それから54年、自動車業界を取り巻く環境が大きく変化、富士重工としてもグローバルに存在感を示し続けるためには「選択と集中」を進めるざるを得なくなった。そこで、2008年以降、軽自動車の販売をOEM調達に切り替え、事業の中心を登録車にシフトするという経営判断を行った。そして今年2月、軽自動車の生産から完全に撤退した。
「この工場を軽自動車から登録車生産へリニューアルしたのもその一環であり、(共同開発車)の生産開始は、弊社の『選択と集中』がまた一歩進んだことを意味する。本日の生産開始は一つの大きなステップだが、決してゴールではない」と吉永社長は力強く話していた。
レスポンス 山田清志
スバル吉永社長、BRZ/86 の生産計画「基本的に年間10万台は造る」
富士重工業の吉永泰之社長は16日、トヨタ自動車との共同開発車スバル『BRZ』およびトヨタ『86』の生産計画について「基本的に年間10万台は造る」との見通しを示した。
吉永社長は同日、群馬製作所本工場(群馬県太田市)で開いたBRZ/86のラインオフ式後、報道陣に対し「年間10万台の生産に向けて設備を整えている」としながらも、「おそらく今から始めていくとトヨタ、私どももクルマが足りない状況になると思う」とし、すでに増産を視野に入れていることを明らかにした。
BRZ/86は全量、富士重の群馬製作所本工場で生産される。同工場は1958年の操業開始以来、軽自動車を製造していたが、事業の選択と集中の一環で2月29日に軽の自社生産を終了した。軽からBRZ/86への切り替えに伴って同工場のラインを休止したのは4日間だけだったという。
レスポンス 小松哲也
86/BRZ製作所長「既存設備の活用とトヨタ生産技術の融合で成立させた」
トヨタ自動車と富士重工業の共同開発車、トヨタ『86』およびスバル『BRZ』を全量生産する富士重群馬製作所の所長を務める笠井雅博常務役員は「今回の生産はスバルの既存設備を最大限活用する中、トヨタの最新の生産技術を融合させることで成立させた」という。
トヨタと富士重が生産分野で協力するのは、2007年4月から開始された富士重・米国工場SIAでのトヨタ『カムリ』受託生産に続き2例めとなる。笠井常務は16日、群馬製作所本工場で行われた86/BRZのライオフ式で、SIAでの受託生産プロジェクトにも携わったことを明かし、「1年の準備期間の中で既存の生産設備を取り払い、トヨタ生産方式をそのまま移植することで成立させた」と振り返った。
一方、今回は「軽自動車『サンバー』の最後の大増産が並行して進む中、登録車工場へのリニューアルを進め、(その切り替えで)工場のラインを止めた期間はわずか4日間」だったという。
笠井常務は「現場のスタッフは大変忙しい大仕事をやり切ってくれた」と労った上で、「生産方式とひと口に言っても、その企業の歴史、文化に基づくもので、その融合は簡単ではなかったが、よいクルマをよい品質で造りたいという両社の思いとSIAでの経験を活用することで、より良い生産ラインを造り上げることができた」と述べた。
レスポンス 小松哲也
コレで上の話と繋がったかな?
スバルが軽自動車と離別する事で得た物もあるんだろうけど
1年ないし2年は様子見かな~
最近スバル車製のクルマよりもヴィッツとかトレジア(ラクティスは顔がチョット…)とかiQが少し興味が湧いてきたりしている今日この頃…
確かに新型インプレッサ面白いとは思うけどなんか違うんだよな~個人的にはね
WRX的なのが無いとかそういうんじゃないんだけど
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スバル富士重、北米生産工場が創立25周年について書いています。
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Posted at 2012/03/20 01:39:27 | |
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富士重工 | 日記