2016年01月15日
【東京オートサロン16】フォルクスワーゲン初出展、5つのスポーツモデルが集合
1月15日に幕張メッセで開幕した、世界最大規模のカスタマイズショー「東京オートサロン2016」にドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(以下VW)が初出展した。
VWは、鉄のフェンスに囲まれた一風変わったブース内に、スポーツモデルのアイコンであるGTIシリーズから『ゴルフ GTI』と『ポロ GTI』、スポーツカーの高性能さと日常での使いやすさを高次元で両立したゴルフRシリーズから『ゴルフ R』、『ゴルフ R ヴァリアント』、そしてVW初のプラグインハイブリッドカー『ゴルフ GTE』の計5台を出展した。
ブース内ではその他に、用意されたタブレット端末でVWのサイトをチェックしたり、グッズストアではVWグッズの購入や日本未導入グッズの参考展示が行われている。また、VWアカデミーの専属トレーナーによるGTIの歴史やドライビングテクニックなどに関するプレゼンテーションを行われており、熱心に聞き入る来場者の姿が多く見られた。
VW ゴルフGTI、生誕40周年記念モデルを限定導入…最高出力265ps
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は1月15日、ゴルフGTI生誕40周年記念モデル『ゴルフGTI クラブスポーツ』を2016年年央に限定導入すると発表した。
ゴルフGTI クラブスポーツは、1976年の初代GTIの生産開始から今年で40周年を迎えるにあたって特別開発した史上最強のGTIモデル。現行GTIのターボエンジンに改良を加え、最高出力は40psアップの265psを発揮。さらに、一時的に最高出力を約10%増加させるブースト機能を備える。
エクステリアでは、レース仕様車並みのダウンフォースを発生させる、アグレッシブな専用デザインのフロント&リヤバンパー、サイドシルおよびリヤスポイラーを装備。インテリアでは、GTIロゴ入り専用スポーツシートやGTIロゴ付きアルカンターラ巻き専用ステアリングホイールなど、スポーツ走行をサポートしつつドライバーの高揚感を高める室内空間としている。
ゴルフGTIクラブスポーツの国内導入を発表
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは15日、オートサロン2016にて、ゴルフGTIの生産開始から40周年を記念して開発した特別モデル「ゴルフGTIクラブスポーツ」を、2016年中旬に限定導入すると発表した。
GTIクラブスポーツは、GTIのターボエンジンにさらなる改良を加え、最高出力を220psから265psにまで引き上げた専用エンジンを搭載する。また、一時的に最高出力を10%増加させるブースト機能を備え、よりハイパワーを引き出せるモデルとなっている。
またレース仕様車並みのダウンフォースを発生させるという専用デザインの前後バンパーやサイドシル、リアスポイラーも備ええ、精悍な外観が演出されている。
インテリアはGTIロゴ入り専用スポーツシートやGTIロゴ付きアルカンターラ巻き専用ステアリングホイールにより、スポーティ感が演出される。
導入時期や価格などの詳細は後日改めて発表予定となっている。
【東京オートサロン2016】ゴルフGTI生誕40周年記念モデル、GTIクラブスポーツ導入を発表
コンパクトカーからミニバンまでラインナップするVWは今回初めてオートサロンに出展しました。金網をモチーフとしたワイルドなブースにはVWのスポーツモデルのアイコンであるGTIと極限まで走行性能を高めた究極のRシリーズ、そしてスポーツ+ゼロエミッションも兼ね備えたPHEVのGTEの3シリーズ合計5台を展示しています。
ゴルフGTIとポロGTIはカーボン調ボンネットフィルムをはじめアルミホイールなど純正部品を装着し、さらにスパルタンな印象を強めています。ゴルフGTEやゴルフR、ゴルフRバリアントはノーマルのままで展示されていますが、その佇むクルマから発するオーラによって秘めたポテンシャルがわかります。
ブース内で行われたプレスブリーフィングでは。1976年に初代ゴルフGTIが生産開始されてから今年は40周年にあたるメモリアルイヤーにあたり、フランクフルトモーターショーでワールドプレミアされた40周年記念モデルゴルフGTIクラブスポーツが限定販売されることが発表されました。
7代目ゴルフをベースとしていますが、エンジンは最高出力265psまで大幅にパワーアップ。さらに一時的にブーストアップさせ10秒間295psまで高める機能が装備されています。ボディはレース仕様車に匹敵するダウンフォースを発生させるアグレッシブな専用デザインのフロント&リアバンパー、サイドシルそしてリアスポイラーを装着します。そしてGTIロゴ入りのスポーツシートやアルカンターラ巻き専用ステアリングホイールなどスポーツ走行をサポートするエモーショナルなパーツを装備しています。0-100km/h加速は5.9秒でポルシェケイマンの5.7秒に5ドアハッチバックで迫るポテンシャルをもっています。
発売時期や価格はまだ未定ということですが、2016年VWはスポーティさを強調した新しいブランド戦略を行おうとしているようです。
(萩原文博)
このままの流れでゴルフの快進撃となるだろうか…
Posted at 2016/01/15 22:15:16 | |
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フォルクスワーゲン | 日記
2016年01月15日
【東京オートサロン2016】TRDブースにアクアのラリー車が。意外だったその狙いとは?
トヨタ・アクアといえば乗用車で販売台数ナンバー1を誇るハイブリッドのエコカー。燃費が自慢でモータースポーツなんか縁がない……と思いきや、なんとそのラリー車を展示しちゃうのが東京オートサロン2016のTRDブース。
どうしてエコカーのアクアがラリー車になっているのか? 興味はまずそこ。
実はトヨタが開催しているTRDラリーチャレンジ(2016年から「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ」に改名)に、アクア専用クラスが新設されるのです。そこでアクアをラリー車に仕立てるためのサスペンションをTRDが開発したというわけなのでした。
このサスペンションは指定部品として設定され、アクアで同ラリーに参戦するには装着が必要となります。
とはいえ価格(予価)は9万9800円と、上級クラスのラリー用サスペンションと違ってかなりリーズナブルだから手を出しやすいですね。
サスペンション以外はアフターのパーツメーカーがリリースするアクア用のパーツをレギュレーションの範囲内で自由に選んでラリー車を組み上げ、参戦することができます。
そして気になるアクアクラスを作った理由ですが、根底にあるのはモータースポーツに参戦するハードルを下げるため。
そもそもラリーはナンバーつきの車両でエントリーでき、無理をしすぎなければレースに比べてクルマへのダメージだって少ない。アクアは2ペダルでAT免許で運転できるし、そのうえ中古車だってタマ数が豊富でヴィッツRSよりも相場がリーズナブル。
そんなエントリーモデルとして数多くのメリットがあるから、ラリー参戦へのハードルを下げるクルマとして目をつけたというわけです。
(文:工藤貴宏/撮影:前田惠介)
最初からそれならヴィッツでもいい気がするんだが…
Posted at 2016/01/15 00:43:21 | |
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自動車業界あれこれ | 日記