2018年04月29日
BMWがピュアEV「iX3」のコンセプトモデルを公開。2020年発売予定 【北京モーターショー2018】
BMWが4月25日に開幕した北京モーターショー2018において、ピュアEV「Concept iX3」をワールドプレミアしました。
2020年に市販予定の「iX3」を示唆したSUVで、「X3」をベースに開発。車両前部のキドニーグリルは空気抵抗の低減を目的に開口部を閉じたEV用の意匠が採用されています。またラジエータグリル下辺やボディサイド下方にはクリーンなEVをイメージさせるブルー色を使用、ホイールについても空力を考慮した意匠を採用。
蓄電容量70kWh超のバッテリーを搭載しており、第5世代の強力な電気モーターとの組合せにより最高出力は270hp以上、一充電あたりの航続距離は400km以上となっており、最大150kWでの急速充電により、約30分で満充電となるそうです。
BMWはこの「Concept iX3」を、同グループの電動化戦略開始を告げるモデルと説明しています。
(Avanti Yasunori・画像:BMW)
実車画像7枚 BMWコンセプトiX3 電気自動車になったX3 北京ショー
BMWグループ 第3のピュアEV
BMW X3のEV版、「コンセプトiX3」が北京モーターショーで世界初公開された。その実車画像をお届けしよう。
BMWコンセプトiX3発表 X3のEV仕様 画像12枚 北京モーターショー
BMWグループ 第3のEV登場
BMWが、コンセプトiX3を北京モーターショーで発表した。
iブランドの新境地となる「コンセプトiX3」は、純粋なエレクトリックSUVだ。ライバルは、ジャガーI-PACE、アウディe-トロン・クワトロ、メルセデス・ベンツEQ Cである。
i3、来年発売見込みのミニEに続いて生産化が実現すれば、BMWグループにとって第3のピュアEVということになる。iX3の英国発売は、2020年の予定だ。
スタイリングはX3とほとんど同じであるが、ガソリンおよびディーゼルと見分けるためのiX3独自の要素は、
・新意匠のグリル
・新型リアディフューザー
・新デザインのバンパー/サイドシル
・空力志向のホイール
・ころがり抵抗の低いタイヤ
となっている。
スペック、航続距離、充電時間は?
ドライブトレインは新開発のエレクトリック・パワートレインだ。
BMWの第5世代モーターをサムソンの第4世代バッテリーと組み合わせている。パワートレインは、モーター、トランスミッション、パワーエレクトリクスをひとつのコンポーネントにまとめ、i3のものよりもコンパクトにしたという。また、モーターにはレアメタルを一切使用しなかった。
・最高出力:274ps
・バッテリー容量:70kWh
・航続可能距離:400km(WLTP)
BMWは、現在のところ公式アナウンスを控えているが、「X」というモデル名が付いていることからオールタイム4WDになると考えられる。
また、BMWによると150kWの急速充電器を利用すると、30分で満充電が可能になるという。
11:20~中継 BMW iX3 北京モーターショーで公開 X3のEV
オートチャイナ2018 BMW iX3発表
BMW X3の電気自動車、「iX3」が、本日北京モーターショーの会場でアンヴェールされる。
昨晩発表された最新ティザーフォトは、X3のテールパイプがなくなることを示す画像になっていた。
世界初公開は、現地時間の10:20(日本時間の11:20)に開始。BMWでは以下のFacebook上でプレスカンファレンスを生中継する予定だ。
BMW iX3発表目前 ホイール/グリル画像 電動SUVが北京ショーに
EV向け新開発プラットフォーム第1弾
BMWは、エレクトリックSUVの第1弾コンセプトを、北京モーターショーで発表する。
X3のEVモデルと考えられ、生産化の際には「iX3」というネーミングになるようだ。ジャガーI-PACE、アウディe-トロンとマーケットを争うことになる。
iX3は、新型X3のラインナップのひとつとして登場し、同社のすべての次世代EVが採用する新開発ゼロ・エミッション・プラットフォームの第1弾モデルということになる。
また、BMWの第5世代エレクトリック・パワートレインを採用。発売は2019年となる見込みだ。
今回発表されたティザー画像は、
・表面がフラットなホイール
・フロントグリルの開口部
という2種類である。
BMW iX3コンセプトは、4月25日に開幕する北京モーターショーで世界初公開される予定だ。
BMW iX3に関する情報は、既報の「BMW iX3 2020年登場 新開発エレクトリック・プラットフォーム第1弾」もあわせてご確認いただきたい。
BMWブランド初のEV、iX3 のティザーイメージ…北京モーターショー2018で発表へ
BMWグループは、中国で4月25日に開幕する北京モーターショー2018において、『コンセプトiX3』を初公開すると発表し、同車のティザーイメージを公開した。
BMWグループは2025年までに、25の電動車両を投入することを柱にした新たな電動化戦略を掲げる。25車種のうち、12車種はEVとなる予定。残りの13車種については、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車になる見込み。
この戦略に沿う形で、2020年にはBMWブランド初の市販EVを、『X3』に設定する計画。BMWグループのサステイナブルブランド、「i」の名前を冠した『iX3』として登場する。
BMWグループは4月25日に中国で開幕する北京モーターショー2018において、コンセプトiX3を初公開する予定。2020年に市販するiX3を示唆したコンセプトカーとなる。
なおBMWグループは、コンセプトiX3のティザーイメージを公開。フロントのキドニーグリルが、ベース車両のX3とは異なる専用デザインとなっているのが見て取れる。
BMW iX3 2020年登場 新開発エレクトリック・プラットフォーム第1弾
一見X3 よくみると排気口から煙が……
BMWは、2020年にX3のゼロ・エミッション・モデルを導入する。
新型X3のラインナップにくわわる「iX3」は、新開発のエレクトリック・プラットフォームを採用する第1弾。BMW史上最も先進的なエレクトリック・パワートレインを、次世代EVモデルのなかで初搭載することになる。
AUTOCARのスパイカメラマンが撮影したのは、スカンジナビア半島で冬季テストをしているiX3。氷点下10℃という環境のなかで、バッテリーパックの評価をしているところだ。
昨年登場したX3をベースにした開発車両には、エレクトリック・パワートレインが搭載されているのが分かる。なぜなら、テールパイプが搭載されるべき場所から水蒸気が立ち上がっていないからだ。氷点下のコンディションでは、内燃エンジン車ならどうしたって水蒸気が発生してしまう。
どうなる? iX3の電動ユニット
モーターは、2基搭載される見込みで、フロントにマウントされるものが前輪を駆動、リア側が後輪を駆動する。このシステムではトルクベクタリングにも対応することができる。
またiX3は、生産型では空力向上を狙ってグリルのないノーズ・デザインを採用する可能性がある。それ以外の外観は、内燃エンジン車と大きく変わることがないだろう。
BMWにとって第5世代となるエレクトリック・プラットフォームは、2025年までに11車種のEVに採用されることになる。なおBMWはすでに、iX1からiX9までの「i」がついた車名を商標登録している。
Posted at 2018/04/29 00:00:41 | |
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