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2018年07月11日 イイね!

今のスバルだと遅かれ早かれSTIスポーツの設定とかしてくるのかな…

今のスバルだと遅かれ早かれSTIスポーツの設定とかしてくるのかな…完成度の高かった先代と比べてどう違う? スバル新型フォレスターの新旧ディテール徹底チェック

 新型は細部をよく見るとSUVらしさをさらに強調する

 プラットフォームが一新され、ボディサイズがわずかに大きくなったニュー・フォレスター。「フォレスターらしさ」を追求した結果、スタイリングは従来型のイメージを踏襲したものとなっているが、細部までチェックしてみると、新型の進化のポイントが見えてくる。では、どこが変わったのか? エクステリア、インテリア、メカニズムなどについて見てみよう。

 右が新型のツーリングで左が従来型のXブレイク。ウイングシグネチャーをモチーフにしたヘキサゴングリルのイメージは共通だが、立体的なフロントマスクに変身。ヘッドライトは薄型となり、フォグランプベゼルが縦長になったことで、ボディ全体の高さを強調している。

 フロントに比べるとリヤの違いは一目瞭然(写真右が新型)。テールランプが横長となって大型化され、車両全体のワイド感を強調するデザインとなっている。全幅は20mmアップだが、数字以上のサイズ感。また、バンパープロテクターが立体的な形状となり、SUVらしさが強調されている。

 サイドビューを見ただけでは、瞬間的に新旧モデルを見分けるのは難しいかもしれない。それほど全体的なボディラインは似ている。しかし、よく見るとショルダーラインやフェンダーの抑揚は新型(写真右)のほうが大きく、よりダイナミックな印象を受ける。マットブラックのフェンダーアーチは従来型ではオプション設定だったが、新型では全グレードに標準装備。

 従来型のダッシュボードはシンプル&スポーティなデザインで、SUVらしいアクティブなもの。対する新型では、立体的な造形のダッシュボードにシルバー加飾を効果的にあしらい、プレミアム感を強調している。機能や装備が増えたことで、運転席まわりのスイッチ類の数も多くなっている。

 フォレスターのインテリアは、従来型、新型ともにブラックを基調としたシックなものだが、新型では新設計のシートで快適性を高めている。また、電動シートは標準またはオプションとして全車に設定。従来は特別仕様車だった「Xブレイク」は新型ではカタログモデルとなったが、その特徴であるカラーアクセントは、従来型のオレンジからレッドオレンジに変更されている。

 メカニズムのトピックとしては、新型ではエンジンが2Lハイブリッドと2.5L直噴になり、従来型にあった2L直噴ターボは設定されなかった。また、マニュアルトランスミッション仕様が設定されず、全車にアイサイトが標準装備されることになった。

 どちらもスバルらしい大型の2眼式メーターとその中央部にマルチインフォメーションディスプレイを備えるが、新型では表示項目が増えたこともあり、液晶のグラフィックが高精細になっている。

 フォレスターならではの4WD制御システムが「X-MODE」。悪路走行中などにタイヤの空転を予測して駆動力やブレーキを的確に制御するものだが、従来型ではオン・オフのみの設定だったものが、新型ではノーマルに加えて2モードから選択できるようになった。

 ラゲッジルームは従来型のフォレスターでも開口部が広く、スクエアな形状のためワゴンタイプのSUVとしては使い勝手のいいものだったが、新型ではさらに開口部の横幅が1166mmから1300mmに拡大。積載容量も505Lから520L(アドバンスは509L)にアップ。パワーリヤゲート部分の突起もなくなり、積載性も高まっている。

 新型フォレスター注目の新装備がこちら。サンバイザーが大型化され、バイザーの内側に収納式のエクステンションが追加されている。従来車ではアイサイトカメラの横幅が大きいため、サンバイザーだけで逆光を遮ることができなかったということで考案された。

 また、新型ではフューエルリッドオープナーが廃止され、プッシュオープン式に変更(ドア開錠時のみ操作可能)。セルフ給油ならこちらの方が操作しやすいだろう。なお、給油口はスバル車なので車両右側に設置されている。


スバル フォレスター 新型…冒険心のX-BREAK[詳細画像]

SUBARU(スバル)は6月20日、新型『フォレスター』を発表した。その「X-BREAK」仕様は、冒険心をかきたてるデザインとアイテムを備え、アクティブさをより際立たせたモデルだ。

225/60R17 オールシーズンタイヤ&17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)、LEDカーゴルームランプ、LEDリヤゲートランプ、ルーフレール(レッドオレンジ加飾のロープホール付)などを装備、パワーリヤゲートがメーカー装着オプションで設定されている。X-BREAKの消費税込みメーカスー希望小売価格は291万6000円。

新型フォレスターには、2.5リットル水平対向4気筒DOHC直噴エンジンを搭載した「Premium」「Touring」「X-BREAK」の3仕様と、2.0リットル水平対向4気筒DOHC直噴エンジンと電動技術とを組み合わせた「e-BOXER」を採用した「Advance」仕様が設定される。

ガソリンエンジンの3仕様は7月19日に発売、Advance仕様は9月14日に発売される。



先代フォレスターのサンバイザーも収納式の板付いてなかったっけ?


「信頼できるSUVに新しい価値を加えたい」スバル新型フォレスターの開発エンジニアにインタビュー

 歴代の価値をしっかり守りながら、新たな価値を創造

 1997年に初代がデビューし、今ではスバルのグローバル最量販モデルにまで成長したフォレスター。その第5世代となる新型がいよいよ正式デビュー。今回のフルモデルチェンジで開発責任者を務めた布目智之さんは、開発がスタートしたときのことを次のように振り返ってくれた。

「どこにでも行ける、どんな場所でも使える。そういった信頼感はSUVにとってとても大切な価値であり、フォレスターはその価値を世界中のお客さまから高く評価していただいたクルマです。新型でもそこは絶対に変えるべきではないと考えました。信頼できるSUVという価値をしっかりと守って進化させながら、そこに新たな価値を加えたい。では、その価値とはなんだろう。それが今回のモデルチェンジのスタート地点になりました」

 世界各国をまわって、SUVユーザーの声を聞かせてもらうなど、新たに加えるべき価値の模索のためのさまざまな取り組みを行った開発チーム。その結果、加えるべきふたつの価値が導き出されたという。

「運転している自分は満足しているけれど、一緒に乗っている家族や仲間のための快適性も大切にしたい。そんなお客さまの声にしっかり応えることがひとつ目の価値。もうひとつは、冒険心を持っているけれどどこかで躊躇している人に、あとひと押しをしてあげられるようなクルマであること。このふたつの価値とひも付けできるパッケージングやデザイン、装備を実現し、それを一台のクルマとしてまとめあげること。それが新型フォレスターの目指したものなんです」

 布目さんは、ふたつのこの価値を、「情緒的価値」という言葉で表現する。だが、情緒的価値のあるデザインと聞くと、なんとなく違和感を覚えてしまう人がいるのではないだろうか。とくに昔からスバルに強い愛情を抱いているファンならなおさらかもしれない。デザインに注力するより、むしろ質実剛健さに特化してそれをさらに磨いてほしい。そんなスバルファンの声が聞こえてきそうな気がするが、布目さんの右腕としてプロジェクトを牽引した只木克郎さんは、次のように否定する。

「情緒的価値と言っても、飾り立てるとか、着飾るといった意味ではないんです。見た目をよくするために中身を犠牲にするといったことは一切やっていません。機能をカタチにするというスバルのこだわりはこれまでとまったく同じです。その前提のうえで、クルマに乗る前からなにかができそうだというワクワク感を感じられる、そんなデザインを目指したんです」

 そこまでやるのかと言われてもとことん追求する

 自分の可能性を広げ、クルマを見たときのワクワク感を仲間や家族と共有し、同乗者全員がクルマで過ごす時間の楽しさをより濃密にするということ。言わば、モノそのものの価値ではなく、モノを使うことで新たに生まれる価値。それが情緒的価値であると語る布目さん。その考え方は、新型フォレスターのじつに細かな部分にまで貫かれている。

 たとえばルーフレールに新たに追加されたロープ穴もそのひとつ。特筆すべきは、単に穴を開けただけではなく、後席ドアのステップの平面部やドアの開口角度などの拡大も一緒に行っていることだ。ステップに足を乗せることでロープホールに手が届きやすくなり、広がったドア開口のおかげで、穴にロープを通す際にも安定した姿勢を取りやすい。単にルーフレールに穴を開けるだけなら、デザインや部品強度の問題だけで済むかもしれないが、ここまで広い範囲でやろうとすると、実現のためには設計をはじめとした多くの部署を巻き込むことになる。

「穴ひとつのためにそこまでやるのかと言われてしまうかもしれませんが、そこまでやるからこそ安心して使えるし、『じゃあ使ってみようか』と考えていただける。『スバルのクルマは使える』という評価を多くのお客さまからいただけているのは、ここまでやり切るという姿があるからこそだと思っています」(布目さん)

 ステップ平面部やドア開口角度の拡大は、乗降性の向上にも貢献する。こうした「意味のあるカタチ」へのこだわりは、スバルの真骨頂と言っていいだろう。ロープホールのように見過ごされてしまいそうな細部だけでなく、新型の目玉となる大きな部分にも情緒的価値を見出すことができる。たとえばふたつのモードを簡単に切り替えられるスイッチが新たに設定された『X-MODE』。

「悪路走破性を高めるX-MODEは以前からご好評をいただいている装備ですが、その反面、機能が進化しすぎた分、どこでどう使ったらいいのかわからないという意見もありました。路面に合わせてさまざまな制御を行っているのですが、お客さまのなかには悪路はすべてX-MODEのスイッチを入れておけばいいとお考えになっていたり、わからないので使わないという方もいらっしゃいました」

「今回はスリッピーな路面と、ぬかるみを走るときのふたつの場面のモードを設定することで、より多くのお客さまにとってわかりやすいシステムになっています。マルチファンクションディスプレイも装備しているので、選択中のモードやクルマの姿勢も併せて表示することで、より使えるクルマになっていますし、使ってみようという気持ちをいっそうかき立ててくれるはずです」(布目さん)

 2L直噴水平対向エンジンとモーターアシストを組み合わせた「e-BOXER」も、ほかとは違う、スバル独自の情緒的価値に満ちたハイブリッドシステムと言っていいだろう。ハイブリッドと言うと、真っ先に浮かぶのは燃費性能への貢献だが、「e-BOXER」ではじつは燃費向上を大上段には掲げていない。

「モーターを加えることで、スバルらしい愉しさを表現できないかということが第一にありました。モーターはガソリンエンジンと違って、アクセルを開いた分だけ瞬時にトルクや出力を出せます。レスポンスが欲しい場面で使ってあげれば、街なかでもキビキビした走りが楽しめるし、行きたいところへ存分に行けるような気持ちのいい走りも楽しめます。SI-DRIVEの制御の変更も併せてガソリン車を上まわる力強い加速性能を発揮できる設定を目指しました」(布目さん)

 楽しさに加え、「安全」もスバルらしさを象徴するポイントだ。新型フォレスターでは全車標準装備の「アイサイト・ツーリングアシスト」に加え、スバル初となる「ドライバーモニタリングシステム」を新採用。これは、専用カメラがドライバーの顔を認識して、目や頭の動きから居眠りやよそ見運転を検知、警告音と警告表示で注意を喚起するシステムだ。5人までの顔を登録できるため、それぞれの好みのシートポジションやミラー位置などの自動調整を行う機能も備えている。スバルの「安心と愉しさ」というコーポレートスーガンをそのまま機能で表現したと言えるようなシステムだ。

 1mmにとことんこだわって、泥臭く議論する

 開発責任者の布目さんは、今回の開発でもっともこだわったことという質問に、「すべてをやり切ること」と答えてくれた。

「安全や走りの性能はもちろん、乗員の配置や荷室などのパッケージングや新型プラットフォームの使い方、快適性、静粛性など、あらゆることにこだわり抜きました。どの点についても高いハードルを設定して臨みました。たとえば荷室の開口幅の1300mmという寸法は、このクラスのクルマでは絶対にこれ以上できないだろうというサイズを狙ったものなんです。開口部を拡大する一方で、フェンダーの厚みをしっかり取って、見るからに信頼できるデザインも両立させています。開口部を大きく取ることとフェンダーを厚くすることは、言わば二律背反とも言うべきことで、これもまたハードルの高い目標です。こうしたことが実現できたのは、チーム全員が目標を共有したチームワークの強さがあったからだと思います」

 さらに、只木さんが次のように補足してくれた。

「スバルのクルマづくりは現場と現場が顔を直接合わせて議論するのが特徴のひとつだと思います。お互いがダイレクトに意見を交わし、ぶつけ合う。たとえば視界について言えば、現場で実物を作って、デザイナーだけでなく、実験、設計や企画の部署など、みんなが集まって乗ってみます。そしてここがあと2mmほしいとか議論しながら何度も何度も修正を加え、全員がこれなら大丈夫と納得できるまで追い込んでいきます。1mm1mmの決め方がすごく泥臭いんですよ(苦笑)。私がスバルに入社してからこれまでに、技術はすごく進化していますが、クルマづくりの、姿勢の根っこの部分はまったく変わっていませんね」

 布目さんの「すべてをやり切ることが最大のこだわり」という姿勢は、こうしたスバルの土壌があるからこそと言えそうだ。インタビューの最後に、これからオーナーになるかもしれない読者に向けて、布目さんからのメッセージを伝えたい。

「走ることが好きなお客さま、日常の買い物でよく使うというお客さま、休日のアウトドアレジャーの楽しみの相棒として使いたいというお客さま。そんなふうにどんなアプローチから接していただいても、しっかりと進化が感じられ、新たな発見ができるクルマに仕上がっています。実車に触れていただければ、我々の想いや作り込みの細やかさなどを、さらにおわかりいただけるはずです。ぜひ一度、実車をご覧になっていただきたいです」

 自信に満ちた笑顔で語ってくれた布目さん。その表情からは、心からやり切ったというエンジニアの充実感が伝わってきた。
Posted at 2018/07/11 14:39:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年07月11日 イイね!

6代目がスーパーシルエット、8代目はJTCのグループA仕様とモータースポーツのイメージも強い中で7代目も当然参戦歴はあるもののイメージ弱いよね…

6代目がスーパーシルエット、8代目はJTCのグループA仕様とモータースポーツのイメージも強い中で7代目も当然参戦歴はあるもののイメージ弱いよね…嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第5回:逃したサカナはデカかった…!? R31スカイライン

ハイパーレブ/ManiaxCars編集長のケン太郎す。これまで『OPTION』や『R30&R31 Magazine』なんかでも書いてきたけど、運転免許証を取得して30年弱、国産車を中心に、中古車ひとすじ30ン台を乗り継いできた立場から、その楽しさや思うことなんかをツラツラと書いていきたい。

ミレニアム(笑)なんつって世の中がウカれモードに突入した2000年の年明け早々、常磐道で冷却水をブチ撒けて憤死したレオーネRXIIに代えて、ヒロシマ家にはR31スカイライン2ドアクーペGTSツインカム24Vターボが配備された。

RSワタナベRSエイトの15インチにヨコハマのグランプリM7(←懐かしい!)が組まれ、純正形状スポーツスプリングで車高30mmダウン。

さらに、運転席はBNR32純正に交換され、テールエンド脇のロゴも勇ましい柿本改マフラーまで入ってるじゃないか!

しかも、排気音がやたらと勇ましく(つまり、うるさい)、「こりゃオカシイ…」と思ってジャッキアップして下まわりを確認したら、フロントパイプも触媒レスの柿本改に交換されてたというオチ。パイプ本体に白いマーカー的なモノで『競技専用部品』なんて書かれてるのを発見したんだからたまらない(笑)。

これで車両価格7万円なら、お買い得だ。

触媒ついてないから違法改造車だけど(爆)!

つうか、ボディ色がGTS-Rのブルーブラックっぽいんだけど、それよりも濃紺に近く、しかもメタリックでなくソリッド。「こんな色、R31にあったっけな? GTS-Rみたいなリヤスポも付いてるんだけど…」と思いながら、まぁ安く買えたクルマだし、直6ターボのスムーズな吹け上がりも気持ちイイし、ボディ色のことなんてそれほど気にも留めず、通勤に取材にと毎日乗っていた。


オーディオレスで困ったこと

安く買えたクルマだから文句を言ったらバチが当たりそうだったけど、しばらくして思ったのは「やっぱオーディオがないのはツライや」ということだ。

いや、正確に言えばオーディオでなくラジオがなくてツラかった。今みたいにスマホで確認なんてできなかったから、渋滞情報を得るにはラジオが必要だったんだけど、それが付いてなかったわけ。

そこで、普通だったら安い1DINのオーディオでも入れるんだろうけど、運転しながら音楽聴きたいわけじゃないし、そんなところにムダ金を使ってる場合でないとオレは判断。

交通情報さえ聞ければよかったから、ウチに転がってた電池で使える赤い筐体でスピーカー一体型のナショナル製ポケットAMラジオをクルマに常備するようになったのは、それからまもなくのことだ。



気合だけで回すにも程がある…

とくにトラブルもなく快調に走っていたR31だけど、乗り始めて半年くらい経った頃だったろうか。都内のデザイン事務所に立ち寄るため、路肩の白線パーキングにクルマを停めようと縦列駐車をしてる時だった。「バツン!」という音とともに、ステアリングが急激に重くなった。

「あ、パワステベルトが切れた…」

ボンネットを開けると、思った通りベルトがご臨終になっていた(泣)。

もともとパワステが付いてないクルマなら、操舵力が重いといってもたかが知れている。始めからそういう設計なんだから。

ところが、パワステ付きなのにアシストが効かなくなると、それこそ「おりゃぁぁぁ~」と声を出しながら気合を入れて回さないとダメなくらい、マジで重い。それでも走っていればなんとかステアリング操作はできたけど、クルマを停めるのに何度も切り返しをしなければならない状況は、まさに地獄だった…。

そんなんで、翌日には日産ディーラーに行ってパーツを注文し、すぐにパワステベルトを交換したことは言うまでもない。


続けざまにトラブル発生!?

それからしばらくすると、今度はエンジンがバラバラ言いだした。なんかレスポンスもおかしいし、1気筒失火してるような症状。

知り合いのショップに電話して話を聞いてみると、「RB20でしょ。それ、たぶんパワトラがイッたね。熱でヤラレちゃうんだよ」とのこと。

はぁ~今度はパワトラ交換かよ…と思っていたら、「中古品でよければウチにあるから、店まで来てくれれば交換するよ!」ってんで、そのショップへGO。

交換すると、おおっ! ちゃんとアイドリングするし、バラバラ言わなくなったし、吹け上がり&レスポンスも問題なく、無事に復活だ!! よかったよかった。

そんなマイナートラブルを乗り越えて順調に距離を伸ばしていたR31。振動がデカく荒々しいDR30のFJ20ETとは違って、気持ちよく吹け上がってくれるRB20DETのフィーリングはキライじゃなかった。

直線基調の外装デザインもそうだし、ラグジュアリー方向に振られた内装だって、80年代ニッサン車の特徴である“絶壁インパネ”を含めて、「悪くないな」というのが率直な感想だ。

当時は娘と息子がまだ小学校に上がる前だったから、家族4人で乗るにも不便はまったく感じなかったし、トランクルーム容量も十分に実用的で、そこに荷物をポンポン放り込んで群馬の実家に帰ることもできた。

つまり、5ナンバーサイズの2ドアクーペとして、R31はなかなか秀逸なパッケージングだったと思う。もっとも、今ほど衝突安全性が求められてなかった頃のクルマだから…という時代的背景が大きく影響してるんだろうけどね。


二度あることは三度ある(笑)!!

ところが、年が明けて2001年の春先だったと記憶してるけど、エアコンが効かない! という緊急事態が発生(汗)。雨の日に東名高速を走ってて、「なんかムシムシするし、やけに窓も曇るなぁ」と思ったら、その時すでにエアコンが効いてなかったってわけ。

夏場じゃないから暑さをしのぐという意味で、とりあえずはエアコンがなくてもなんとかなったけど、そのままにしとくわけにはいかないんで近所のクルマ屋さんに修理の見積もりを依頼。

すると、「コンプレッサーからエバポまで交換しなくちゃならないから、はい、20万円ね」みたいな金額が出てきたんで「マジかよ…」と。

それと、渋滞にハマると純正水温計の針がガンガン上がってくるようにもなったんで、ラジエターとかヘッドガスケットとかに問題を抱えてる疑いも出てきた。

う~ん、気に入って乗ってたR31だから、あるていどのカネを突っ込んででも乗り続けようと思ってたところ、取材で試乗した峠仕様のEK10マーチスーパーターボの面白さに開眼してしまったオレ(笑)。

ヤフオクをのぞいてみると、ヒトケタ万円で常に5~6台が出品されてる、今ではとても考えられないような状況だった。

よし、決めた!

R31を売ってEK10を買おう!!

えーっとEK10が5万円で買えるんだから、R31は6万円くらいで売れればいいや。エアコンが壊れてるし、オーバーヒートの兆候も出てるし。

…と、希望落札価格6万円で出品したところ、ソッコーで落札されたR31。

岡山に住んでるひとが、大阪まで出張に行くから、そのついでに東京まで引き取りに来るという。いやいや、岡山~大阪よりも大阪~東京の方がはるかに距離があるんだから、それ、世の中的にはついでとは言わないよ(笑)。

で、受け渡し当日、夜11時くらいに東京駅までR31を乗って行って、岡山から来た落札者にR31を渡して、はい、さようなら。ちょっと後ろ髪を引かれる思いだったけど、その時のオレはEK10がある生活への期待の方が大きくて、R31に未練タラタラ…という気持ちではなかった。


手放してから知った衝撃の事実…

結局4台購入することになるEK10マーチスーパーターボの話はまた別の機会にするとして、R31を手放してから半年後、OPTION2編集部に在籍してた頃、岐阜は坂祝の『R31ハウス』へと取材に行く機会が初めて訪れた。

取材をおえ、柴田てんちょを相手に雑談してる時、「実は半年前までR31に乗ってたんですよ~。ちょっと変わったボディ色だったんですけどね」なんて口にした瞬間、「どれ乗ってたの?」と、およそすべてだろうと思われるR31のカタログがズラッと目の前に広げられた。

「あ、乗ってたのコレです!」

それは2ドアクーペのGTSツインカム24Vターボをベースにした限定1000台のモデル、『NISMO』だったということを、その時オレは初めて知ることになる。

専用ボディ色にリヤスポイラー、GTS-Rと同じセミバケットシート(運転席はBNR32純正に交換されてたから、助手席だけだったけど)を標準装備。エンジンは素のGTSツインカム24Vターボと同じだったけど、限定モデルってことで当時、中古車市場でもそこそこレアだったらしい。

「で、いくらで売ったの?」と柴田てんちょ。

「エアコンがブッ壊れてたんで6万円。ヤフオクで」とオレ。

「それはもったいないことしたねぇ。今、60~70万円で取り引きされてるのに」

えええええ!?

あのR31、そんなに価値あったの?

エアコンが壊れてたにしても、相場の半額…30~35万円くらいで売り抜けられたんじゃないか? という話だ。

いやはや、無知ってのは時としてソンをするということを痛感した(笑)。

そんな話を聞いて、「R31を安く売りすぎてしまった…」という悔しい思いが多少込み上げてきたにせよ、その時点ですっかりEK10にハマってたから、まぁ笑い話で済ませられたのがオレ的には幸いだったかもしれない。

なわけで、次回は『技術の日産』がバブル期に放ったツインチャージドエンジン搭載のリトルモンスター、EK10の話でもしようかな。


復活の6気筒エンジンであるRB系やHICASの採用とか8代目以降のGT-Rシリーズに繋がる大事なクルマだし
そのあとの活躍のせいで今だとイメージしにくいけどインターTECとかJTCで活躍してるし、限定車のGTS-Rだって投入してるし…
Posted at 2018/07/11 13:32:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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