WRブルー×ゴールドでWRCワークスを完全再現! スバルファン垂涎のWRX STI Rally CONCEPT【大阪オートメッセ2019】
EJ20エンジンのデビュー30周年を記念して誕生
大阪オートメッセ2019のスバルブースの目玉の一台は、スバルのWRC黄金期のワークスカーを彷彿とさせる、WRブルーのWRX。
「WRX STI Rally CONCEPT」と名付けられたこのコンセプトカーは、EJ20エンジンのデビュー30周年を記念して製作されたモデル。
EJ20エンジンが最初に搭載されたのは、1989年に登場したレガシィから。このEJ20のスポーツエンジンで、ずっとラリーを戦ってきたスバルのイメージを一台にまとめたクルマといっていいだろう。
市販される可能性は大いにアリ!
ここ最近のスバルのモータースポーツというと、ニュルブルクリンク24時間レースとスーパーGTが主戦場だが、やはりスバルファンとしては、WRCにカムバックしてもらいたいという気持ちは当然強い。
そうしたスバルファンにとって、このWRブルーのボディにゴールドのBBSの鍛造ホイール(19インチ)を組み合わされると、たちまち吸い寄せられ、虜になってしまう。ちなみにこのホイールは、北米輸出用の「RA」から流用したものだ。
エクステリア、インテリア以外は、基本的に市販のWRX STIと同じだが、フロントグリルなどは新しいデザインを採用。
これまでSTIのコンプリートカーは、グリルの淵にピンクのラインを入れていたが、このWRX STI Rally CONCEPTでは、グリルのセンターにラインを入れる新しい試みを行っている。
インテリアも、日本人のために開発された本格フルバケットシート、レカロのRMSと赤の6点ハーネスで、ラリーカーらしい雰囲気を上手に作り上げている。
今年はEJ20エンジンの30周年であると同時に、1988年4月2日が創立記念日のSTIにとっても、30周年の年度中。そうした節目の年だけに、近日、この「WRX STI Rally CONCEPT」から、「CONCEPT」の文字がとれて、このまま市販化される可能性はかなり大きい!?
SUBARUがSTI Sportをインプレッサにまで拡大! 市販化は未定も期待大【大阪オートメッセ2019】
オリジナルカラーを使ったツートーン仕様
これまでスポーツモデルに限られていた「STI Sport」。スバルとしても、このSTIブランドを活用して、付加価値を高めていく方針を打ち出していて、それに呼応するカタチで新たに開発されたのが、「インプレッサ STI Sport CONCEPT」だ。
ブラックのルーフとホワイトのボディのコントラストが目を引くと思うが、このホワイトはスバルの標準色ではなく、インプレッサ STI Sport CONCEPTのために新たに調合した「ジェットホワイト」というオリジナルカラー。
同じ白でも標準色の「クリスタルホワイト・パール」よりもさらに白く、なおかつ真っ白でありながらボディ表面の抑揚がはっきり出るような、新しい塗料を開発して提案してきた。
このひときわ白い「ジェットホワイト」と「艶黒」は、5ドアのスタイリングを生かす新しいモノトーンとして興味深い。
このクラスには、非常にスポーティーな欧州車も多いので、そうした内外のライバル車を意識して、この「インプレッサ STI Sport CONCEPT」が企画されたことが、このスタイリングからも伝わってくる。
装着されているパフォーマンスマフラーはSTIから購入可
もちろん、ルックスだけでなく、機能的にもスポーツモデルらしいチューニングが加えられていて、マフラーは純正マフラーに対し通気抵抗を約29%低減させた、低背圧のセンター出しのSTI製パフォーマンスマフラーを装着。専用のガーニッシュキットとセットになっているので仕上がりも綺麗だ(STIから「パフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット」として発売中)。
足まわりも、レヴォーグや、BRZ、S4などのSTI Sportでずっとやってきた考え方でチューニングしてあり、操舵・応答性を高め、減衰力調整式ダンパーを使って、路面の荒れたところはきれいに往なして、大きな入力も程よく受け止めるというセッティングを狙っている。
車高そのものは変更がなく、ダンパーの減衰力とスプリングレートをSTIの考え方で最適化し、決してロールを押さえた固めなサスペンションにするのではなく、量産のインプレッサのトップエンドモデルとして、「STI Sport」らしい乗り心地と、さらなる操縦安定性を追求しているのが特徴。
大阪オートメッセ2019に展示されていた、ほかのコンセプトモデル同様、この「インプレッサ STI Sport CONCEPT」も市販化の可能性が極めて高い一台だ。
スバルが新たなステージへ!新色「ジェットホワイト」を採用したワケ
走りへの情熱を込めたコンセプトモデル
SUBARUは、モータースポーツ統括会社のSTI(スバルテクニカインターナショナル株式会社)と共同で、2019年2月9日から11日までインテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ2019」に出展。
今回の注目すべき車両はSTIが初めて手掛けたインプレッサ・スポーツのコンセプトモデル「IMPREZA STI Sport」だ。インプレッサにSTI Sportをネーミングすることじたい初であり、さらにホワイトのボディカラーも新色。じつは、この2点には、今後のスバルの新たなる方向性をアピールしているのだ。
このコンセプトカーは「インプレッサ スポーツ2.0i-EyeSight」をベースに、STIの走りへの情熱や高い走行性能を注ぎ込んだ、次世代のインプレッサをイメージさせるモデル。
ボディは、STIのコンセプトモデルでは珍しいホワイトに身を包んでおり、その名も「ジェットホワイト」という新色だ。
若い世代へをターゲットにした新アプローチ
このコンセプトモデルのために開発された新色は、現行車両に採用されているクリスタルホワイトパールに比べて、青みがかかった純白に近い色味が特徴だ。塗料にシリカを混ぜることで、強い輝きを放ち、フレッシュな印象を与えている。
コンセプトカーにホワイトを起用するのは珍しいのだが、「今回は随所にあしらわれたブラックパーツとのコントラストの強調やボディの抑揚、ダイナミックさを表現するためにホワイトにした」と語るのは、デザイン担当の雲野裕記さん。そして、今後のスバル車の新しい「白」になりうる可能性が高いともいう。
STI Sportというグレードは、レヴォーグから導入された最上級グレードで、現在BRZ、S4にも採用されており、STIの走りや質感の高さを持ち味にしてきた。
エクスエリアは、フロントグリル、サイドミラー、ルーフスポイラー、ホイール、そしてルーフにピアノブラック塗装を施し、ホワイト×ブラックのツートーンのカラーコーディネートで仕上げている。
バックスタイルには、2017年の東京モーターショーのコンセプトカーで初披露し、昨年発売されたセンター2本出しのマフラーを装着し、走りの良さを感じさせる迫力あるスタイルだ。
インテリアでは、特徴的なボルドーの本革シートを採用してきたSTI Sportシリーズだが、このコンセプトカーではウルトラスエード素材の明るいボルドーカラーを使用。この新色のボルドーシートには、斜めに切り込む新しい手法のパンチングを採用し、これまでのSTI Sportシリーズとの差別化が図られている。
さらにスバルのプレミアムスポーツS208に採用されたシルバーを配することで上質感を演出している。
ボルドー×ブラックをベースにグラデーションが美しいインパネ、ピアノブラックのドアハンドルパネル、アクセントラインが施されたボルドーのドアパネルなどを配置するなど、メリハリのある室内空間に仕上げている。
このようなデザインは、スポーツモデルをより身近に、より手近に乗ってもらおうと若い世代をターゲットに、ボディカラー同様スポーティさとフレッシュさを重視してこのカラーを採用したそうだ。
今後は、フォレスターなど日本国内で需要の高まっているSUVにもSTI Sport グレードを導入し、車高の高いモデルでもSTIの走りを実感できるようにしていきたいとのこと。さらに、最終的には全車にSTI Sportグレードの導入を考えているそうだ。
WRXなどのスポーツモデルに限らず、「走りの良さ」を幅広い層に感じてもらうために、ファミリーユーザーにも人気の高いインプレッサ・スポーツをベースにしたこのコンセプトカーは、今後のスバルの方向性を示唆する重要なポジションとなっているのではないだろうか。
走りのSTIがハイブリッド車をも変身! WRX STIのシステムを採用したフォレスターの衝撃【東京オートメッセ2019】
車高を20mm下げて走り系のイメージに
これまで、レヴォーグ、BRZ、S4というラインアップを揃えてきたSTI Sport。そのSTI Sportをいまのスバルの中心的車種になっているSUVにも広げるプランがあり、SUVのなかでもとくに人気の高いフォレスターのスポーツカスタムを提案する一台として大阪オートメッセ2019に持ち込まれたのが、この「フォレスターAdvanced Sport CONCEPT」。
ダイレクトに、「STI Sport」というネーミングにはなってはいないが、ハイブリッドのe-BOXERを搭載したフォレスター Advanceをベースに、スポーツテイストを前面に打ち出すカタチで仕立ててきて、多くのフォレスターユーザーから、熱い視線を集めていた。
気になるのは、まずボディカラー。カタログモデルには設定されていない「ファイターグレー」という非常に深みのあるグレーで、フォレスターにはピッタリマッチ!
足まわりはけっこう凝っていて、19インチのハブやブレーキシステムを、WRX STIからごっそり移植。フロントブレーキには、ブレンボの6ポッドのモノブロックキャリパーを投入し、ストッピングパワーを強化。
19インチホイールと19インチのサマータイヤを履き、車高も20ミリほどローダウン。SUVのフォレスターの車高を下げることで、安定性を高め、ルックス面も含め、よりオンロード指向に振ったフォレスターのあり方を提案している。
内装にもSTI Performanceの文字
また、ボディの前後・左右の下端は、ブレーキキャリパーの色に合わせ、蛍光イエローのラインをあしらっている。
同じく、シートやドアの内張りにも、蛍光イエローのラインを入れて、エクステリアとインテリアの統一感を出している。
ドアトリムにさりげなく入っている「STI Performance」のロゴも、ひと味違う質感に。
とくにシートは、素材もデザインもオリジナル。これまでのSTI Sportのインテリアは、ボルドーとブラックの組み合わせで、どちらかというとシックな印象だったが、この「フォレスターAdvanced Sport CONCEPT」では、ボルドー系から趣を変えて、ファミリーユーザーも意識した少しカジュアルな方向のものを試している。
STIの森 宏志・開発本部長も「このフォレスターとインプレッサは、新開初のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用しているので、本当にしっかりしたボディ剛性が得られています。このプラットフォームのおかげで、サスペンションがしっかり動き、しなやかで強靭な足を作れる素地があるので、今後はSUV系も低重心で安定していて、オンロードで気持ちいい走りを提供していきたいと思っています」と語ってくれた。
会場でも、「こんなフォレスターならすぐにでも欲しい」という声が多く聞かれ、スバルとしても、こうしたリクエストに後押しされて、市販化を前向きに検討中とのこと。カタログモデル入りするのがじつに楽しみな一台だ。
今の一般受けを良くするような展開をしているのかと思えばこんな小手先みたいなコンセプトだけを日本で出して
スバリスト阿鼻叫喚! S209が北米専売になったワケ
脱日本を宣言して新型S209が崩したSシリーズの常識
「えぇ~、マジかよ。ちょっとぉ~、待ってくれよぉ~」。
北米国際自動車ショー(2019年1月14~27日、於:米ミシガン州デトロイト)で世界初公開された、SUBARU新型「S209」を見て、日本のスバルファンたちは天を仰いだ。なんと、北米専用車になったのだ。日本での発売について、SUBARU側は「現時点で発売の予定ない」と言い切ったのだ。
「S209」といえば、STIブランドとしての最上級量産車である。その本場は当然、日本である。確かに、STIブランドの基礎は、世界ラリー選手権(WRC)参戦を受けて熟成が始まり、近年では独ニュルブルクリンク24時間でさらなる研究開発が進むなど、日本国外でのプレゼンスが多い。とはいえ、群馬県太田市のSUBAR開発本部と、東京都三鷹市のSTI本部との連携により、四駆職人たちの匠の技が活かされた純和風スポーツセダンが、STIの真骨頂である。
だからこそ、STI最上級の「S209」は、STI本来の良さをしっかり理解することができる日本のユーザーのための、日本専用車だったはずだ。そうしたSTIの常識を、新型「S209」は崩したのだ。
長年に渡り1月開催だった北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)は、今回で幕を閉じる。アメリカ国内外からの出展者数が急減し、ショーとしての商品価値が一気に下がったからだ。
近年、最新自動車技術は1月上旬にラスベガスで開催されるITと家電の世界最大級見本市「CES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)」で発表されることが増えるなど、デトロイトショーの地盤沈下が続いてきた。来年からデトロイトショーは6月開催となり、野外での音楽コンサートを併催するなど刷新するというのだが、先行きは不透明としか言いようがない状況だ。
そんなデトロイトショー最終回で、まさかのサプライズ。SUBARUは「S209」の脱日本を宣言してしまったのだ。
SUBARUの主戦場アメリカでSTIも「LOVEキャンペーン」を担う
なぜ、いま「S209」が北米専用車なのか? STI側の説明では「北米事業におけるイメージリーダーとするため」との回答だ。
周知のとおり、2000年代中盤から旧富士重工業は総売上高が右肩上がりとなった。販売増の内訳をみると、伸び分のほとんどが北米市場に頼っている図式だとすぐにわかる。
2000年代初頭、当時の経営陣は明確な「アメリカシフト」を打ち出し、「インプレッサ」を皮切りに「フォレスター」「レガシィ/アウトバック」というスバルブランドの大黒柱をアメリカ人好みのスタイリングと乗り味に仕立てた。STIについても北米市場での正規販売を始めたが、その際にアメリカでの走行を重視したパワートレインの採用した。
また、営業戦略でも変革をトライした。北米におけるディーラー網を再編し、パパママディーラーと呼ばれる小規模ディーラーを削減し、中大型の新規店舗を拡充したのだ。
そうした動きを大きく後押ししたのが、新規に採用した広告代理店が提案した「LOVEキャンペーン」。家族愛、夫婦愛、そしてスバルユーザー同士の愛を意識したPR活動をきっかけに、ユーザー自身がスバルブランドを活用した社会貢献活動を行うようになった。そうした草の根運動が、北米におけるスバルブランドのイメージを徐々に押し上げたことで、北米での販売台数はグングンと伸びた。
だが、近年になりスバルブランドのライバルは、日系ビッグ3(トヨタ、ホンダ、日産)、さらにはBMWやボルボなどの欧州勢となり、販売競争が激化してきた。
SUBARUとしては、中型SUVの「アセント」を投入したほか、スポーティブランドSTIのブランディングを本格的に行うことにした。その任務を担うのが新型「S209」である。北米での日常生活での使い勝手を意識して、2.5リッターのEJ25を採用しているのが特徴だ。
新型「S209」のイメージビデオ。タイトルは「From Japan with Love」。STIにおいても、LOVEキャンペーンを本格展開しようというのだ。
「S209」が北米専用車となった理由。それは、世界市場においてSUBARUがもっとも得意とする北米でのSTIブランドのマーケティング活動を重視することだ。
スバル×ソルベルグのコンビが復活。17歳の息子オリバー、スバルUSAから北米ラリーに参戦
スバル・オブ・アメリカは2月14日、2019年のアメリカン・ラリー・アソシエーション・チャンピオンシップ(ARAラリー)に参戦するラインアップにペター・ソルベルグの息子、オリバーを加えると発表した。
アメリカを代表するラリー選手権であるARAラリー。スバルは、このシリーズにスバル・モータースポーツUSAとして参戦、WRC世界ラリー選手権参戦時代のブルー×イエローのカラーをまとったスバルWRX STIをデビッド・ヒギンズ、トラビス・パストラーナのふたりに託す。
この布陣に弱冠17歳のオリバー・ソルベルグが加入。2003年にWRCチャンピオンを獲得したスバル×ソルベルグのコンビネーションが復活することになった。
2003年に父のペター・ソルベルグがチャンピオンを獲得したとき、わずか2歳だったオリバーは、現在ラリーやラリークロスを主戦場として活躍。2019年はWRCにも出場を予定している。
そんなオリバーは3月15~16日に行われる100アクレウッド・ラリーを皮切りにシリーズ6戦へ参戦する。
「今回の契約が僕にとってどれだけ大きな意味を持つか、だれも理解できないんじゃないかな」とオリバー。
「父がスバルとともにWRCチャンピオンを獲得したとき、僕は2歳だったけど、当時のことは記憶に残っている。その父と同じく、ブルーとイエローのカラーをまとったスバルをドライブできるなんて、本当に誇らしいことだし、今もスバルのベッドシーツを使っているくらい思い入れがあるんだ」
「だから、僕にとって当時と同じカラー、同じチーム名のもとでラリーを戦えるなんて信じられない出来事なんだよ」
オリバーの加入によって、ヒギンズ、パストラーナの参戦スケジュールにも変更が生じており、ヒギンズはシリーズ全戦に、パストラーナはオリバーが出場しない2戦へエントリーする。
GR/GV系の頃からWRブルー&ゴールドホイールっていう設定は廃れたって考えるべきだったのかな~「いかにもスバル」ってイメージになるのを嫌ってなのか?
確かにGRBのスペCとかに設定した18インチの見た目的マッチング良いんだけどねw
企業のマーケティングを考えりゃ売れもしないクルマを車両を売り続ける理由もないっていうのもわからなくは無いんだけどさ
それまで買い支えてくれた客層はもういらないのかね(絶対的な牌と考えると少ないですから)
それだったら多数に買ってもらえるようにするっていうのは正解でしょう
アメリカに舵を取るのもわかるさ
とまぁ、買えもしない人間の僻みで御座いましたwww
欧州用のレヴォーグがボンネットのダクトをなくしたけど
ボンネットのダクトが無いだけで違和感あるなぁ~
今後はターボであってもダクト無しになるのかな~
Posted at 2019/02/19 20:48:58 | |
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富士重工 | 日記