トヨタ GRスープラ、3.0直6ターボが382馬力に強化…2021年型を米国発表
トヨタ自動車の米国部門は2月13日、『GRスープラ』(Toyota GR Supra)の2021年モデルを、フロリダ州デイトナビーチで発表した。
2021年モデルでは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを改良した。エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用により、圧縮比を変更している。
これにより、米国仕様の場合、最大出力は382hp/5800-6500rpm、最大トルクは50.9kgm/1800-5000rpmを獲得する。従来型に対して、47hp、0.4kgmの強化となる。その結果、0~96km/h加速は3.9秒と、0.2秒の短縮を果たした。
さらに、フロント部にブレースを追加し、ボディ剛性の強化を図った。それに合わせて、サスペンションを再チューニングすることで、コーナリング中の安定性を高めた、としている。
納車待ちの人にはどう説明!? スープラが改良を発表、エンジンスペック向上にボディ剛性アップ&足まわり再チューニング
プレスリリースが届いて、さすがにびっくりした。この改良モデルの発売は2020年秋以降とされているが、現時点で納車を待っている人にとってはおもしろい話ではないはずだが…。
トヨタは米国東部時間2月13日、フロリダ州デイトナでエンジン改良を加え、最高出力を高めたスープラ(3Lターボモデル)を発表した。日本での発売は2020年秋以降を予定している。
今回のエンジン改良では、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用による圧縮比の変更を実施。これにより、エンジン最高出力を従来型335hp/5000~6500rpmから382hp/5800~6500rpm(従来型比+14%)、最大トルクを従来型365lb.ft.(ポンド フィート)/1600~4500rpmから368lb.ft./1800-5000rpmとしている(Nmに換算すると、495Nmから499Nm)。加速性能は、時速0~60マイルにおいて3.9秒(従来型比マイナス0.2秒)とパワフルな走りに磨きをかけている。
さらに、フロント部にブレースを追加(BMW Z4に設定があったものだろうか?)。ボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めている。
現行型スープラが発売されたのは、2019年5月。その2020年モデルと言われる3Lターボモデルは完売となっていたが、今回、2021年モデルとして改良型の3Lターボモデルが用意されることになった。
なぜこんなに早いタイミングで? どうやら、BMWのエンジン開発スピードが早い、というのも理由にありそう。BMWは、エンジンラインアップを次々に刷新していくからだ。このあたりは、追って調査したいと思う。
■米国仕様の新旧スペック比較(3Lターボ)
2020年モデル|2021年モデル
最高出力(hp/rpm)|335/5000~6000 |382/5800~6500
最大トルク(lb.ft./rpm)|365/1600~4500 |368/1800~5000
重量(lbs.) |3397 |3400
加速性能0~60mph(秒)|4.1 |3.9
〈文=driver@web編集部〉
GRスープラ改良モデル発表。3リッターエンジンを50hp近くパワーアップ。国内発売は今秋
トヨタ自動車は2月13日、米フロリダ州で「GRスープラ」の改良モデルを発表した。今回の改良では、3リッターエンジン搭載車のエンジンに改良が加えられ、最高出力が14%向上している。
このたびの改良では、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用により、エンジン圧縮比が変更され、最高出力が従来の335hp/5000-6000rpmから、382hp/5800-6500rpmへと大幅に向上。最大トルクも365lb.ft(495Nm)/1600-4500rpmから、368lb.ft.(499Nm)/1800-5000rpmへと若干アップした。
このエンジン改良により、0-100km/h加速は4.1秒から3.9秒へと短縮している。
あわせてフロント部分へのブレース追加によりボディ剛性が高められると共に、サスペンションチューニングの見直しにより、コーナリング中の安定感向上が図られている。
一気に50hp近いパワーアップを遂げたGRスープラ。なお、トヨタ自動車は今回の改良モデルの日本導入時期について、2020年秋を予定しているとのこと。
【早くも、エンジン改良】トヨタGRスープラ(2021年型)、14%パワーアップ 日本発売へ
秋以降、日本導入
トヨタは、2021年モデルとなるトヨタGRスープラ(北米仕様)を発表した。出力が向上した3.0Lモデルが登場し、日本では2020年秋以降に発売されるという。
また、2.0L(255hp)モデルも北米向けに発表されている。
今回のエンジン改良では、エグゾーストマニホールドの構造変更や、新ピストンの採用により圧縮比を変更した。
382hpへ向上
北米スペックの最高出力は、従来型の335hp/5000-6500rpmから、382hp/5800-6500rpmへと向上。14%ものパワーアップを果たした。
また、最大トルクを従来型の50.5kg-m/1600-4500rpmから、50.8kg-m/1800-5000rpmへと増大させている。
加速性能は、0-97km/h加速3.9秒(従来型比0.2秒マイナス)となり、走りに磨きをかけた。
シャシーチューンも
シャシーについても変更があった。フロント部にブレースを追加しボディ剛性を強化。
それに合わせてサスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めている。
なお、車重は2020年モデルの3397lbs.から3400lbs.に変更された。
デイトナで公開
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された発表会では、実車をアンヴェール。
トヨタ・ガズーレーシングは、「モータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える“もっといいクルマづくり”に取り組んでいます」とコメントを発表。
「これまでの取り組みで蓄積してきた知見やノウハウを注ぎ込んだGRスープラは、お客様に心から走りを楽しんでもらえるクルマとして今後も進化を続けます」と締めくくっている。
【1000台だけ】改良新型GRスープラに「A91エディション」 北米トヨタの限定車
アメリカ市場の限定車
エンジン改良型のトヨタGRスープラ(2021年型)が、北米で発表され話題になっている。
既報のとおり、エンジンの最高出力が14%アップしたこともニュースだが、「A91エディション」という限定車の登場も見逃せない。
北米向けの3.0L仕様に設定される「A91エディション」は、1000台のみが生産される特別モデルだ。
エンジン:3.0L直6ターボ
トランスミッション:ZF製8速オートマティック
最高出力:382hp/5800-6500rpm
最大トルク:50.8kg-m/1800-5000rpm
ブラックのグラフィック
外装色はノクターナル、リフラクションという2種類が用意される。後者は本限定車だけの専用ボディカラーで、スープラには初採用となる。
コンセプトカーのころを思い出させるのが、リアセクションのカーボン製ブラック・リップ・スポイラー。さらに、マットブラックのホイール、Cピラーに施されたグラフィック、カーボンのミラーキャップが、特別なモデルであることを物語る。
ホイール:アルミ製19インチ
タイヤ(前):255/35ZR19
タイヤ(後):275/35ZR19
0-97km/h加速:3.9秒
内装にブルーステッチ
内装は、ブラックのアルカンターラ・レザーのトリムで仕立てられている。
各所にブルーのステッチやアクセントが入り、スポーティでありながらクールな印象の車内空間となっている。
赤くペイントされたフロントのブレーキキャリパーには、よく見ると「TOYOTA Supra」のロゴが白く描かれていて鮮烈だ。
2021年型のGRスープラは、北米市場では6月にショールームデビューする予定だ。
トヨタがGRスープラの3.0Lエンジン改良型を発表。最高出力は382馬力に!
2020年2月13日(米国東部時間)、トヨタはフロリダ州デイトナで3.0Lエンジンに改良を加えたGRスープラを発表した。日本での発売は2020年秋以降の予定だ。(写真はすべて北米仕様)
最高出力は従来型比14%アップで加速性能が向上
GRスープラは、トヨタとBMWが共同開発したスポーツカーだ。日本では2019年5月から販売されている。今回のエンジン改良では、エキゾーストマニホールドの構造や新ピストンの採用による圧縮比を変更することで、最高出力を従来型の335hp(340ps)/5000-6000rpmから14%アップした382hp(387ps)/5800-6500rpmに、最大トルクは365ポンドフィート(496Nm)1600-4500rpmから368ポンドフィート(500Nm)/1800-5000rpmに向上している。これにより、0→60mph(96km/h)加速は、従来型より0.2秒速い3.9秒を達成し、パワフルな走りに磨きをかけている。
シャシ関係では、フロント部にブレースを追加してボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めている。車重は3397ポンド(約1542kg)から3400ポンド(約1544kg)と、ほんのわずかだが重くなっている。(数値はすべて北米仕様のもの)
ここで紹介した以外のエクステリアやインテリア、および2Lエンジンなどに関しては、とくに変更はないようだ。日本仕様の発売時期は2020年秋以降と予定されている。その登場を楽しみに待ちたい。
トヨタ「GR スープラ」改良型となる2021年モデル発表 最高出力382馬力、新ピストンなど採用で性能向上
トヨタ自動車は2020年2月14日、スポーツカー「GR スープラ」の改良型となる2021年モデルを発表しました。主にエンジンを中心とした改良が加えられ、従来モデルより性能を向上させています。
GR スープラの改良型は、米フロリダで2月13日(現地時間)に開催された「デイトナ500」にあわせて発表されたもので、現時点では北米仕様のみ情報が公開されています。
改良型はエンジン関連の改良がメインとなっており、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用による圧縮比の変更が加えられ、最高出力は最大382馬力(従来は335馬力)に、最大トルクは368lb.ft.(従来は365lb.ft.)へと向上しています。この改良によって加速性能も向上しており、静止状態から時速60マイル(約96キロ)に達する時間が3.9秒(従来より-0.2秒)となっています。
ほかにもボディ剛性の強化やサスペンションの再調整なども加えられ、より力強い走りが楽しめるマシンに仕上げられています。
トヨタは改良型「GR スープラ」を2020年秋以降に発売する予定です。価格などは未定。
スープラがパワーアップ! 走りを磨いた2021モデル登場
トヨタの2シーター・スポーツ「スープラ」の2021モデルが2月14日に発表された。目玉は3.0リッター直列6気筒ガソリンターボ・エンジンの改良である。
メディア向け資料によると、新エンジンはエキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用によって圧縮比を上げたと見られるが、現段階では詳細は不明。
最高出力は従来型の335ps/5000~6500rpmから382ps/5800~6500rpm(従来型比+14%)へ、最大トルクは495Nm/1600~4500rpmから499Nm/1800~5000rpmへそれぞれ向上したという。静止状態から60マイル(96km/h)までに要する時間は4.1秒から3.9秒に短縮された。
エンジンのパワーアップにともない、ボディ剛性を高め、かつサスペンションも再チューニングし、コーナリング時の安定性を高めたという。
2021モデルの日本販売時期は2020年秋以降。
文・稲垣邦康(GQ)
あれ、秋には日本でも出るの?
注文から納車まで何か月掛かるか分からないけど微妙だな~
Posted at 2020/02/14 23:14:27 | |
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