2020年05月14日
レクサスとインフィニティ、ペーパークラフト無償配信…自宅で過ごすために
◆レクサスはUXと電動コンセプトカーの2車種
レクサス(Lexus)の英国部門は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大によるロックダウン中に、自宅で過ごす子どものために、レクサス『UX』と電動コンセプトカーの『LF-30エレクトリファイド』のペーパークラフトを無償配信している。
このうち、LF-30エレクトリファイドは、2030年のレクサスの電動車を示唆したコンセプトカーだ。インホイールモーターを動力とするEVならではの新しいデザイン表現に挑み、独自のエネルギーフローを視覚的に表現した。具体的には、ボディ4隅のタイヤから発生したエネルギーが、キャビンに向かい、ドライバーへ流れていくようなイメージを持たせている。
4輪インホイールモーターは、最大出力544hp、最大トルク71.4kgmを発生する。0~100km/h加速3.8秒、最高速200km/hの性能を可能にしている。バッテリーは、蓄電容量が110kWhだ。1回の充電で、最大500km(WLTP計測)の航続を備えている。
このLF-30エレクトリファイドとUXのペーパークラフトを組み立てるには、カラープリンター、接着剤または両面テープ、はさみが必要だ。レクサスによると、ペーパークラフトを完成させるには、約1時間かかるという。
◆インフィニティはセダンとSUVの合計3車種
日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により自宅で過ごす子どものために、『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)などのペーパークラフトを無償配信している。
インフィニティは、このペーパークラフトを、折り紙を連想させる「カリガミ」と命名した。インフィニティブランドのDNAの2つの要素、力強くエレガントなデザインと日本のインスピレーションを受けた職人技を組み合わせた。その狙いは、自宅でダウンロードして作成できる折り紙のようなペーパークラフトを作成することにあるという。
ペーパークラフトは、3つの異なるインフィニティモデルを27分の1スケールで表現した。Q50をはじめ、フルサイズSUVの『QX80』、クロスオーバー車の『FX』が用意されている。
ペーパークラフトを完成させるには、プリンター、紙、クラフトナイフ、接着剤が必要だ。ユーザーはテンプレートを印刷し、人気車両の独自バージョンを組み立てることができる、としている。
Posted at 2020/05/14 23:02:47 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年05月14日
クルマの羽にはどんな意味がある? スポイラー&ウイングの役割とは
■純正装着のウイングは燃費に影響?
クルマのトランクやリアゲートには、大小さまざまな羽のようなものが装着されています。これらの羽は、「リアスポイラー(リアウイング)」とも呼ばれますが、どのような効果があるのでしょうか。
リアスポイラーは、ボディに発生する空気の流れに沿うように取り付けられたパーツを指します。一方でリアウイングは、F1マシンを代表するレーシングカーなどに装備される、翼のような形状のパーツです。
近年はスポーツカー以外でもリアスポイラーを装備するクルマが増えています。
例えば、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」や日産のミニバン「セレナ」には、リアゲートに小さな板状のスポイラーが装着されているほか、ホンダのセダン「インサイト」のトランクにも後方に向かって突き出した複雑な形状のスポイラーが備わっています。
クルマは、走り出すと空気を切り裂きながら進みますが、スピードを出せば空気抵抗が大きくなって燃料消費も多くなり、燃費に影響を与えます。
燃費を向上させるためには、少ない燃料で長い距離を走る必要があるため、空気抵抗をいかに減らすのかがクルマにとって重要な課題となります。その空気抵抗低減に役立つのがリアスポイラーです。
クルマの空気抵抗を数値として表す単位に、「CD値(空気抵抗係数)」というものがあります。
CD値が低ければ空気抵抗は少なくなり、世界トップクラスの燃費を誇るトヨタの現行「プリウス」のCD値は0.24、国産スポーツカーとして驚異的な性能を備える日産「GT-R」は0.26という値です。
ちなみに、人間が直立した場合のCD値は、およそ0.78といわれています。
1920年代のクルマのCD値は平均0.8前後だったともいわれており、自動車メーカーがいかに空気抵抗を減らす努力をしてきたのかが伺えます。
そして、リアスポイラーはこうした空気抵抗を低減する効果的な装備として普及しています。
例えば、ヤリスやセレナはセダンと異なり、どちらも大きなリアゲートを持つクルマです。こうした形状は、速度域が高くなるほど後方の空気の流れが乱れ、パラシュートのようにクルマを引っ張る抵抗が生まれます。
リアスポイラーは、そうした後方の空気の流れを整える役目を担っているため、コンパクトハッチバックやミニバンでも採用する車種が増えているとのことです。
■なぜ、スポーツカーのウイングは大きい?
燃費を向上させるパーツとして欠かせないリアスポイラーですが、スポーツカーが装着する場合の多くは、普通車よりも巨大な形状をしています。
また、公道での走行を想定していないレーシングカーでは、さらに大きなリアウイングを装着している場合もあります。
なぜ、抵抗が多いとされる大きな「羽」が装着されるのでしょうか。
その答えは、スポーツカーやレーシングカーが装着するスポイラーやウイングは、乗用車のように空気の流れを整えて燃費を向上させるものではなく、空気抵抗を利用してクルマを地面に押し付けるために備わっているからです。
地面に押し付ける空気抵抗の力は「ダウンフォース」と呼ばれ、主にリアタイヤを押し付ける力として使われます。
※ ※ ※
近年の高級スポーツカーでは、一定の速度になると格納されていたリアスポイラーがせり出してきたり、角度が変わるなどの電動で動くタイプが主流となっています。これは、ポルシェ「ケイマン」「パナメーラ」や、マクラーレン「720S」、国産車ではレクサス「LFA」にも採用されています。
また、ホンダの軽自動車「S660」にも同様の装備がオプションとして設定されており、スポーツカーが装備するリアスポイラーも、年々進化しているといえるでしょう。
Posted at 2020/05/14 23:01:04 | |
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2020年05月14日
カルマの次世代電動車向け車台、「Eフレックス」…量販EVに拡大展開へ
カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は5月7日、次世代の電動車向け車台の「カルマ Eフレックス」プラットフォームを、量販EVに拡大展開すると発表した。
カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』などを生産・販売している。
◆自動運転の商用バンからスーパーカーまで対応する柔軟な車台
カルマオートモーティブが開発しているのが、次世代電動車向け車台のカルマ Eフレックスプラットフォームだ。このプラットフォームは、自動運転のユーティリティバンから、高性能スーパーカーまで、幅広い車種に対応できる柔軟性を備えているのが特長。
カルマオートモーティブによると、カルマ Eフレックスプラットフォームは、さまざまなバッテリーやモーター駆動ドライブシステムをカバーする最大22のバリエーションが展開可能という。カルマ Eフレックスプラットフォームにより、自動車メーカーは開発コストを大幅に抑えて、電動車市場に迅速に参入できるという。
カルマオートモーティブは、この新しいプラットフォームの柔軟性を示すために、カルマ Eフレックスプラットフォームを量販EVに拡大展開する。同社によると、カルマ Eフレックスプラットフォームのローリングシャシーを使用して、カルマの技術的方向性と機能を紹介するために開発された5つのプロジェクトのひとつになるという。
◆蓄電容量80kWhのフラットバッテリーパック
量販EV向けに「エブリデイBEV」と命名されたEフレックスプラットフォームは、シングルモーター、蓄電容量80 kWhのフラットバッテリーパックを搭載した前輪駆動プラットフォーム、新開発のシリコンカーバイド(SiC)インバーターeドライブシステムで構成されている。この柔軟な電動プラットフォームは、日常走行、公共交通機関やライドシェア、ラストマイル配送などに広く利用できるという。
カルマのEフレックスプラットフォームは、カリフォルニア州モレノバレーにある同社の工場、「カルマイノベーション&カスタマイズセンター(KICC)」で開発されている。すべてのE-フレックスプラットフォームは、市販モデルのレヴェーロGTで実績のあるテクノロジーを搭載する。具体的には、モーター、ギアボックス、サスペンション、サブフレーム、ステアリング、ボディ構造部品などだ。部品は、160万kmを超えるテストと市場での検証を経ている。カルマのノウハウと車両テクノロジーが、各プラットフォームに搭載されている。
◆ライドシェアやラストマイル配送向けEVを想定
エブリデイBEVプラットフォームは、カルマ Eフレックスプラットフォームの一連の開発プロジェクトの最新の成果だ。最近発表されたカルマ Eフレックスプラットフォームをベースにした電動車には、SAEレベル4の自動運転テクノロジーを搭載したEVバンやEVスーパーカー、およびレンジエクステンダーEVバンがある。
カルマオートモーティブのシャシー開発責任者のマイク・ジョーンズ氏は、「エブリデイBEVプラットフォームの開発における目標は、所有コストを抑えた持続可能なモビリティから恩恵を受けることができるサービス車両、ライドシェアリング車両、ラストマイル配送車両に、経済的なソリューションを提供すること。エブリデイBEVプラットフォームは、都市での使用の際、静粛性などの面において、従来の内燃機関(ICE)車両に比べて多くの利点を実現する」と述べている。
カルマの次世代電動車向け車台、ピックアップトラックにも拡大展開へ
カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は5月14日、2モーター全輪駆動(AWD)と、レンジエクステンダーEVアーキテクチャを備えた最新の「カルマEフレックスプラットフォーム」を発表した。
カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』などを生産・販売している。
◆バッテリーの蓄電容量は80kWh
この最新のカルマEフレックスプラットフォームでは、幅広い車種に導入できるレンジエクステンダーEVとフルEV向けのローリングシャシーを使用している。カルマオートモーティブの今後の技術的方向性を示唆するために設計された5つのデモプロジェクトの最終作だ。
カルマオートモーティブのカルマEフレックスプラットフォームは、幅広いソリューションを視野に設計されており、ピックアップトラックやSUV、ラストマイル配送車などに使用できるという。
「AWD エクステンディッドレンジ」と名付けられたカルマEフレックスプラットフォームでは、フロントとリアにそれぞれモータードライブユニットを搭載し、4輪を駆動する。このプラットフォームには、カルマオートモーティブが新開発した炭化ケイ素(SiC)インバーターeドライブシステムが採用されており、蓄電容量80 kWhのフラットフロアバッテリーが搭載された。1回の充電での航続は、最大386kmを達成することを目標にしている。
◆発電専用エンジン併用で航続は最大797kmが目標
また、バッテリー残量が少なくなると、発電専用のエンジンが始動する。バッテリーを充電するとともに、モーターに電力を送る。これにより、航続を最大797kmへ伸ばすことを目指している。
すべてのカルマオートモーティブのカルマEフレックスプラットフォームは、独自のテクノロジー、製造、設計サービスを活用して、革新的な電動モビリティソリューションをパートナーに提供するという。カルマ Eフレックスプラットフォームを使用すると、自動車メーカーは開発コストを抑えながら、フルEVやレンジエクステンダーEVを設計、テスト、開発でき、より速くかつ効率的に車両を電動化できるという。
◆同じ車台から最大22のバリエーションが展開可能
AWD エクステンディッドレンジと名付けられたカルマEフレックスプラットフォームは、すべてのカルマEフレックスプラットフォームの中で最も長い航続を可能にしており、さまざまな市場ニーズに合わせて実用化できる。たとえば、ピックアップトラックに組み合わせた場合、このプラットフォームのレンジエクステンダーEVテクノロジーにより、より急な勾配を登ったり、すべての走行パターンでより優れたパフォーマンスを得たりすることができるという。
カルマEフレックスプラットフォームは、カリフォルニア州モレノバレーにある同社の工場、「カルマイノベーション&カスタマイズセンター(KICC)」で開発されている。すべてのカルマEフレックスプラットフォームは、市販モデルのレヴェーロGTで実績のあるテクノロジーを搭載する。具体的には、モーター、ギアボックス、サスペンション、サブフレーム、ステアリング、ボディ構造部品などだ。部品は、160万kmを超えるテストと市場での検証を経ている。カルマのノウハウと車両テクノロジーが、各プラットフォームに搭載されている。
カルマ Eフレックスプラットフォームは、自動運転のユーティリティバンから、高性能スーパーカーまで、幅広い車種に対応できる柔軟性を備えているのが特長だ。カルマオートモーティブによると、カルマ Eフレックスプラットフォームは、さまざまなバッテリーやモーター駆動ドライブシステムをカバーする最大22のバリエーションが展開可能という。
Posted at 2020/05/14 22:58:50 | |
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2020年05月14日
存在感ぱねぇ……! ポルシェ911のエンジンを再現したエスプレッソマシンが超かっこいい
海外で「ポルシェ911」のエンジンをモチーフにしたエスプレッソマシン「ESPRESSO VELOCE RS BLACK EDITION」が登場しました。
ESPRESSO VELOCE RS BLACK EDITIONを作ったのは、南アフリカにあるSuper Veloceというコーヒーメーカー。デザインのモチーフになったのは、ポルシェ911の第4世代モデルだった「993」のエンジンで、全体は黒く塗装してあります。
エスプレッソマシンのサイズは、長さ380ミリ、幅420ミリ、高さ340ミリ、重量は21.5キロです。素材にはステンレス鋼やアルミニウム合金やチタン、炭素繊維などを使用しており、本物のクルマのエンジンのような存在感があります。
ESPRESSO VELOCE RS BLACK EDITIONの販売価格は1万200ユーロ。日本円で約119万円とかなりお高いですが……ポルシェ好きなら欲しくなっちゃうアイテムですね。
ポルシェの“フラット6”をモチーフにしたエスプレッソ・マシン登場!
南アフリカのエソプレッソ・マシン製造メーカー「Super Veloce」が、4月下旬、ポルシェのフラット6をモチーフにした「RSブラックエディション」を販売開始した。
タイプ993のエンジンをモチーフ
南アフリカのヨハネスブルグに本社を置くSuper Veloceは、クルマや航空機のエンジンをモチーフにしたユニークかつ高価なエスプレッソ・マシンを手がけている。
新たに販売開始された「RSブラックエディション」は、1993年~1998年に販売された4代目ポルシェ「911」(タイプ993)に搭載されたフラット6エンジンをモチーフに開発されたという。
RSブラックエディションの重量は21.5kg。サイズは長さ380mm×幅420mm×高さ340mm。アルミニウムやステンレス、チタン、カーボンなどを用い、ハンドメイドでつくられる。
Super Veloceのウェブサイトには、「世界中の熱狂的なポルシェ・ファンと、コーヒー愛好家におくるマシンです」と、記されている。
RSブラックエディションの価格(工場出荷時)は1万200ユーロ(約118万円)。
文・稲垣邦康(GQ)
Posted at 2020/05/14 22:48:33 | |
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2020年05月14日
スバルとSUBARUで奇跡のコラボ 「ホロライブ」大空スバル推し痛車「サンバー」が解釈一致すぎる
数多くの人気バーチャルユーチューバー(VTuber)を抱える「ホロライブプロダクション」に所属している、人気女性VTuber・大空スバルをフィーチャーした痛車が、Twitterで注目を集めていました。
痛車のオーナーはタカヤスさん。ベースとなっているのは、自動車メーカー「SUBARU(スバル)」のロングセラー軽自動車「サンバー」。国内の自動車メーカーの中でも長い歴史を持つシリーズです。
そんなサンバーの中でも特に貴重なモデルとして知られている、2011年に数量限定で販売された発売50周年記念モデル「サンバー WRブルー・リミテッド」をベース車両として使用しています。
サイドにはSUBARUのエンブレムを手にした大空スバルの姿のほか、彼女のデザインを手がけた絵師VTuber・しぐれうい、事務所の垣根を超えて交流を深めている男性VTuber・舞元啓介(にじさんじ所属)の姿もあり、彼女のファンなら思わず「わかってんねぇ!」「解釈一致」などと叫びたくなるようなわかりみに溢れたデザインに仕上げられています。左右でイラストが違うのも魅力的で、どちらも甲乙つけがたいですね。
リアには2020年1月に行われたホロライブ初ライブ「hololive 1st fes. ノンストップ・ストーリー」で披露した衣装を着た大空スバルの姿。きっとこれは後方を走るクルマに対して、推しのキメキメな姿をアピールしていく布教活動なのでしょう。勤勉さに自然と頭が下がります。
タカヤスさんのTwitterにはステッカーの出力作業の様子なども投稿されており、完成した痛車を見た人からは「愛を感じる」「素晴らしい」「舞元じわる」などのコメントが寄せられ、大空すばる本人も「すご!!!!!!!!!!」とリアクションを見せていました。
Posted at 2020/05/14 22:45:35 | |
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