2020年06月05日
ABTチューンのフルEVコマーシャルバン「ABT e-トランスポーター 6.1」販売スタート
ABT e-Transporter 6.1
ABT e-トランスポーター 6.1
6月からABTにおいて生産をスタート
フォルクスワーゲンやアウディのカスタマイズを展開するドイツのチューニングブランド、ABT。その電気自動車部門「ABT e-Line」は、6月から「ABT e-トランスポーター 6.1」の生産を開始すると発表した。
今回発表されたABT e-トランスポーター 6.1は、フォルクスワーゲン・コマーシャルビークルの公式プレミアムパートナーであるABT e-Lineが、フォルクスワーゲン トンラスポーター 6.1(T6.1)をベースにフルEV化したモデル。ABTグループは2014年からフォルクスワーゲン・グループのテクニカルパートナーとして、フォーミュラEにおいて協力関係を続けている。
航続距離は最大138km・50kW急速充電にも対応
ABT e-トランスポーター 6.1は最高出力83kW・最大トルク200Nmを発揮。最高速度は90km/h仕様か120km/h仕様を選択することができる。
航続距離は仕様に応じて105~138km、バッテリー容量は37.3kWh、消費電力は27.0~35.8kWh/100kmというスペックを持つ。バッテリー重量は333kgで、7.2kWのAC電源を用いた場合は約5.5時間でフル充電が可能。また、50kWの急速充電ステーション(CCS)を使用すれば、約45分で80%容量まで充電することもできる。
ABT e-トランスポーター 6.1は、フォルクスワーゲン・コマーシャルビークル・ディーラー(VWCV)、そしてABT e-Lineパートナーを通じて購入かリースが可能。欧州を中心にドイツ、フランス、スウェーデン、ポーランド、スペイン、イギリス、イタリアにおいて販売される予定となっている。
ABTらしいレーシーなエアロパーツを装着
ABT e-トランスポーター 6.1は、かつての“フォルクスワーゲン・バス”のような商用車ではない。フォルクスワーゲンとアウディのチューニングを長年手がけてきたABTにより、エクステリアにも徹底的に手が入れられている。
フロントスカート・アドオン、フロントグリル・アドオン、サイドスカート、リヤウイング、リヤスカートを装着。さらに足元には20インチ「ABTスポーツGR」 アロイホイールをチョイスすることもできる。ダイヤモンド加工が施されたマットブラックと、リムフランジにダイヤモンド加工が入れられたグロスブラックの2色を展開する。
商用モデルと乗用モデルからチョイスが可能
大容量バッテリーを搭載するにも関わらず、ラゲッジ容量は6.7平方メートルのフル積載を実現。また「コンビ」と「カラベル」は最大9人までの乗車も可能。最大1500kgのブレーキ付き牽引トレーラーにも対応している。
ABT e-トランスポーター 6.1はロングホイールベースのみの展開となり、左ハンドルと右ハンドルからのチョイスが可能。価格は「パネルバン」が4万4990ユーロ~、「コンビ」が4万9623ユーロ~、「カラベル・コンフォートライン」が5万6475ユーロ~。リースに関しては、パネルバンが月額459ユーロ~となっている。
Posted at 2020/06/05 22:37:06 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2020年06月05日
日本の至宝!世界に誇れる高性能4WDターボのラリーベース車【MOTA写真館】
F1と並び最高峰のモータースポーツと言われる世界ラリー選手権(以下WRC)のグループAは、改造範囲が非常に限られ、ベースとなる市販車の性能が成績に大きく影響を及ぼす。そんな当時、トヨタ セリカ、スバル インプレッサ、三菱 ランサーがWRCを席巻した。
めちゃくちゃ速いコンパクトセダン!初代 スバル インプレッサ GC8型
1992年に登場した初代 スバル インプレッサ WRX(GC8型)は、インプレッサシリーズのハイパワーモデルで、翌1993年に要望が多かったワゴンモデルのWRXを追加。WRC(世界ラリー選手権)にも参戦し、インプレッサ WRXの名を世界に広めることになった。
レガシィ RSに代わって参戦したWRCでは、参戦初年から2位という好成績でデビューし、1994年の第6戦「アクロポリス・ラリー」で優勝を飾り、1995年には8戦中5勝を記録。
初代 インプレッサのWRCにおける活躍は、世界各国でのスバルのブランド向上はもちろん、三菱のランサーと共に、日本におけるラリー人気の火付け役になった。
スペック
■全長×全幅×全高:4,350mm×1,690mm×1,405mm
■エンジン:EJ20型 水平対向4気筒 1994cc DOHC 16バルブ ICターボ
■最高出力:280馬力/6500rpm
■最大トルク:34.5kgm/4000rpm
■トランスミッション:5速MT
■駆動方式:四輪駆動
※スペックは1999年式スバル インプレッサWRXタイプRA(GF-GC8)
コンパクト×ハイパワーエンジンがシビレた!三菱 ランサーエボリューション
世界ラリー選手権(WRC)参戦のため、ホモロゲーションを取得する目的で限定生産された三菱 ランサーエボリューション、通称ランエボ。コンパクトな車体にハイパワーな2000ccターボエンジンを搭載し、同カテゴリーのライバルであるスバル インプレッサとともに、毎年の改良とパワーアップが行われていた。
ランサーエボリューションは1992年にデビュー。大々的に広告を打ち出すことはなかったものの、予定台数の2500台はたった3日で完売。急遽、追加販売が決定し最終的に7500台が販売された。競技ベース車両のRSは1170kgのボディに250馬力のエンジンが搭載され、当時の一般販売車両として異例のパワーウェイトレシオ(4.8 kg/ps 以下)を実現。この数値はGT-R(BNR32)を上回る数値であった。
スペック
■全長×全幅×全高:4,310mm×1,695mm×1,395mm
■エンジン:直列4気筒 2000cc DOHC ターボ 4G63型
■最高出力:250馬力/6000rpm
■最大トルク:31.5kgm/3000rpm
■トランスミッション:5速MT
■駆動方式:四輪駆動
■車両重量
・RS:1170kg
・GSR:1249kg
あの強敵ランチアに勝った初の日本車!世界にトヨタの名を知らしめた5代目 トヨタ セリカ
1989年に登場した5代目 トヨタ セリカ(T180型)は、コンポーネントを先代から引き継ぎ進化をさせている。四輪駆動のスポーツモデル GT-FOUR のリアデフには、日本車初のトルセンリミテッド・スリップ・デフを装着。
1990年には、先代であるT160型セリカのカルロス・サインツが、ラリーの世界で圧倒的強さを見せていたランチアを抑え、WRC(世界ラリー選手権)でドライバーズタイトルを獲得。これは、日本車メーカー初のWRCドライバーズタイトル獲得という快挙だ。
そして、1992年からT180型にスイッチすると、翌1993年にユハ・カンクネンがドライバーズタイトルと、日本車初のマニュファクチャラーズタイトルも獲得した。
スペック
■サイズ
全長:4,420mm(標準車)4,430mm(ワイドボディ車)4,480mm(コンバーチブル)
全幅:1,690mm(標準車)1,745mm(ワイドボディ車)
全高:1,295mm~1,305mm
■エンジン
・直列4気筒 2.0L ターボ 3S-GTE型
・直列4気筒 2.0L 3S-GE型
・直列4気筒 2.0L 3S-FE型
■トランスミッション:4速AT/5速MT
■駆動方式:FF/4WD
■販売期間:1989年~1993年
まとめ
ラリーマシンは市販車をベースにしているため、WRCで勝つためのベース車両はメーカーの威信をかけて開発されている。メーカーの本気を肌で体感できるラリーベース車両を愛車にすれば、日常が刺激的になるかもしれない。
Posted at 2020/06/05 22:19:07 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2020年06月05日
究極のGクラスが帰ってくる…メルセデスベンツ G500/G550 4x4 スクエアード 新型をスクープ!
メルセデスベンツのハードオフローダー、『Gクラス』のフラッグシップとして発売された『G500/G550 4x4 2(スクエアード)』に新型が登場するようだ。プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
4x4 2は、2016年にGラクスの旗艦モデルとして誕生。6輪駆動車として話題となった『G63 AMG 6x6』の足回りを移植し、最低地上高を224mm高い460mmにリフトアップ。巨大ホイールを装備し3351万円という高額で発売されたが、2017年10月に生産終了となっていた。しかし、その後も顧客からの大きな反響があり、後継モデルに着手していたとみられる。
捉えたプロトタイプは、カモフラージュはないものの多数のテスト機器が取り付けられており、開発初期とみられる。
前世代モデルで採用されていたサイド出しエキゾーストシステムが見られないほか、ルーフラックに重りが追加されフロントガラスにはファンキーなバイザーが見られる。さらにLEDリングデイタイムランニングライト、テールライトなどを刷新、リアにはスペアホイールも確認できる。
ベースとなる2020年モデルのGクラスと比較すると、エクストラワイドのホイールアーチ、サイドステップ、再設計されたフロントとリアバンパー、後部にはスチール製のエクステンションが追加されていることがわかる。足回りには、325/55 R22タイヤを装備する22インチホイールを装着している。
パワートレインは、4リットルV型8気筒ツインターボエンジンの搭載が濃厚で、レンジトップの最高出力は585ps、最大トルク849Nmと強力なパフォーマンスが予想される。
最新情報によると、G500/550 4x4 2新型のワールドプレミアは2020年内で、2021年モデルとして発売sれるという。
Posted at 2020/06/05 22:12:44 | |
トラックバック(0) |
メルセデスベンツ | 日記
2020年06月05日
ダーツに自転車ペダル、軽トラ用マフラーまで“ヨシムラ”ブランドが付けられた意外な商品たち
■日常の生活にヨシムラブランドを取り入れる!
長方形の中にカタカナで“ヨシムラ”の文字。バイク好きなら知らないひとはいないだろう、言わずと知れたスズキ車を中心としたバイク用カスタムパーツのトップブランドだ。
そんな“ヨシムラ”ブランドが付けられた意外な商品がいくつかリリースされている。
■軽トラカスタムの定番、ヨシムラサイクロン
手軽にアウトドアやサーキット走行を楽しめる素材として近年人気がある軽トラック用のパーツもある。スズキ・キャリイ及びスーパーキャリイ用の『スリップオン・オーバル サイクロン』だ。
「高性能」「高品質」「車検対応」をコンセプトに開発され、メインパイプ径をノーマル比で約22%拡大するとともにパイプ管長のバランスを見直し、サイレンサー内部をストレート構造とすることで優れた排気効率を実現。現行のR06Aエンジン搭載モデルでは、純正のパワー特性を生かしつつ、全域でしっかりパワーアップ。先代のK6A型エンジン搭載モデルでは、全域でパフォーマンスを向上させつつ、特に低回転域で大きくトルクをアップさせる。
エンド部分の処理もさすがのクオリティーで、低音の効いたサウンド、サイレンサーに貼られた“ヨシムラ”ロゴのプレートが、ドライバーの所有欲を満たすことは間違いない。
チタンブルーカバー/チタンブルーエンドとステンレスカバー/ステンレスエンドの2タイプがラインナップされ、それぞれ重量は、チタンが4.2kg、ステンレスが4.4kg。コンセプト通り、車検対応のJQR認定マフラーとなっており、購入後2年間の製品保証が付く他、サイレンサーリメイク(有料)も対応可能だ。
ちなみにヨシムラジャパンで購入することはできないので、注意が必要。問い合わせ先はオートリメッサ(株式会社スズキビジネス オート用品事業部)となる。なお、スーパーキャリイの5AGSは保安基準適合外となります。
■高い技術から生み出されたヨシムラのダーツ
ライダーの間でも愛好家が多そうなダーツをご紹介していこう。『ヨシムラバレルズ』というブランドからさまざまなダーツ用品が販売されている。
これらの製品を販売する株式会社アド・エヌ アミューズメント事業部の馬場俊輔リーダーは、“ヨシムラ”のダーツを作り始めたきっかけについて「ダーツのバレル(金属部分)は、タングステンという硬度が高い金属でできています。その硬いタングステンを削るには、高い技術力が必要になります。当社では以前よりダーツグッズの販売をしておりましたので、そのダーツバレルの金属加工をヨシムラジャパンさんに相談させていたのが始まりです」と語る。ちなににブランド名の一部となっている“バレル”とはダーツの握る箇所。重心が集まる肝となる部分だ。
“ヨシムラ”を名乗るだけに性能に妥協は無い。
「ダーツバレルの素材となるタングステンは、硬度と比重が高い金属のため、形状、重量を全く同一に製造するのが難しいんですが、ヨシムラバレルズでは、そのダーツバレルの製造において製品誤差0.01g以内を実現しています。日本国内はもちろん、世界のいろいろな地域からお問い合わせいただいておりますし、バイクが好きなダーツ関係者やユーザーからもたくさん応援をいただいております」と話してくれた。
バレルの他にもダーツ全体の重さを調節するシャフト、ダーツの飛び方を安定させるフライト(羽根の部分)も販売されている。ヨシムラが鈴鹿8耐などに参戦する際のエース番号“12”が入ったフライトもあり、どれもモータースポーツファン垂涎のアイテムだろう。
ヨシムラが販売するロングセラー商品にステンレスマフラー専用の研磨剤『ステンマジック』があるが、『バレルマジック』というバレル専用のクリーナーもリリースされている。こちらは研磨剤ではなく、付着する酸化膜を剥がすことをメインに作られている薬品で、極力バレルを傷つけずにバレルの黄ばみやカットの中に入ってしまっているゴミを取り除ける。
気になる価格だが、新たに発売された『マグナム 2020』が2万5000円(税別)、『エクストリームシャフト ストレート』が7980円(税別)となっている。
■自転車業界で話題沸騰のヨシムラMTBペダル
『ヨシムラサイクロン』というマフラーの名称は、多くのライダーがご存知かと思うが、“USヨシムラ”ことYOSHIMURA R&D OF AMERICA,INC.が立ち上げた『ヨシムラサイクリング』という自転車関連のブランドもある。
アメリカ現地法人の吉村雄策社長がMTBを趣味にしており、愛車のパーツを眺めていて「コレだったらウチの設備で作れるのでは?」と思い立ったのが出発点のようで、吉村社長は「作ってみたいデザインと目指す性能があり、作れる環境があったので作りました」と語る。
同社には他にも何人かMTBに乗るスタッフがいるため、それらのメンバーでプロジェクトは進められ、今年4月にはMTB用のペダルが発表された。
ロサンゼルス北部にあるライディングスポットを由来に持つ『CHILAO(チラオ)』という名前のアルミニウム製フラットペダルは、S(100×95mm)とL(110×105mm)の2サイズが用意され、重さはペアで380g(Lサイズ)だ。自転車業界のトップブランド、シマノ製の最新フラットペダルに比べて、なんと100g以上も軽い。もちろん軽いだけでなく、耐久性も考慮されており、また、ペダルは14mmと薄く、踏み込みを軽くするのに役立っている。現地のMTB専門誌で紹介され、愛好家の間でも話題を呼んだ。
カタカナとアルファベットでおなじみのロゴが入る商品には、シリアルナンバーが刻まれ、”MADE IN CALIFORNIA”の文字もクール。価格はSが180ドル、Lが190ドルとなっている。なお、ペダルに加え、自転車関連のアパレルやドリンクボトルなどのアクセサリー類も充実している。
今回ご紹介した商品たちは、いずれも決して価格は安くないが、高い品質&こだわりの設計が共通点。ヨシムラファンならずとも一度は試してみたい逸品だといえるだろう。
Posted at 2020/06/05 22:10:29 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記