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2020年12月20日 イイね!

まだまだ進化を続けてNAの水平対向で馬力も上がって速くなってるんだから凄いよな〜

まだまだ進化を続けてNAの水平対向で馬力も上がって速くなってるんだから凄いよな〜ポルシェが新型911GT3カップを発表。自然吸気510馬力、カップ初のワイドボディにも注目

独ポルシェは12月12日、タイプ992型「911」をベースにしたサーキット専用車、新型「911 GT3カップ」を発表した。

911のカップカーは、1990年に当時のタイプ964に初設定された「911カップ」まで歴史を遡ることができる。当初その最高出力は260hpだったが、5世代、4,251台の生産を経て、最新の992型GT3カップではついに500hpの大台超えを達成。4.0Lフラットシックス自然吸気ユニットは先代比プラス25hpとなる510hpを発生するに至った。

さらに新型は、カップカーとして史上初めてターボスペックのワイドボディを採用。全幅は1,902mmと先代のリア周りを28mmも上回り、ホイールハウス手前にはフレッシュエアーを導くインレットが新たに設けられている。こうしたワイドトレッド化により、サーキット走行時のハンドリングとドライバビリティは一段とレベルアップ。しかも、ボディの素材をスチール70%、アルミニウム30%へと変更したことで、乾燥重量は1,260kgと軽量だ。

最新のエアロダイナミクス技術を取り入れたことで、ダウンフォースも一段と強力。その主役はひときわ存在感を放つ大型のスワンネック型リアスポイラーとフロントエプロンで、前者は11段階に調整が可能、後者にも形状が工夫されたリップスポイラーがビルトインされ、ハイスピードコーナーでの安定性が向上した。

また、2020年代のレーサーらしく、パワーユニットは合成燃料に対応し、レース走行時のCO2排出量が大幅に低減している。それでいて同一条件で比べた場合、ラップタイムを1%近く短縮しているという。

2018年からスタートした新型911 GT3カップの開発は、2021年シーズンにおけるレース参戦をもって完結することとなる。投入されるシリーズは「ポルシェ・モービルワン・スーパーカップ」および「ポルシェ・カレラカップ」が予定されており、ドイツ、フランス、アジア、ベネルクス3国、そして初めて北米での参戦も実現するとのことだ。注目の車両価格は225,000ユーロ(約2,800万円)と発表されている。


新型ポルシェ911 GT3 カップ誕生! タイプ992をベースにした初のレース専用モデル 【動画】

Porsche 911 GT3 Cup

ポルシェ 911 GT3 カップ

2021年シーズン開幕から各国カップに投入

ポルシェは、ワンメイクレース用レーシングカーの最新世代、新型911 GT3 カップを発表した。デリバリーは2021年2月からのスタートを予定している。

2021年シーズン開幕から、ポルシェMobil 1スーパーカップのほか、ドイツ、フランス、日本、アジア、ベネルクスで開催されるポルシェ カレラカップに投入。また、2021年に初開催される北米にも登場する予定だ。

華やかなエクステリアを与えられた新型911 GT3 カップは、現行のタイプ992をベースにした初のレーシング仕様であり、カップカーとしては初めてターボモデル用のワイドボディをベースにしている。

先代から25psの最高出力アップを実現

パワーユニットは、最高出力510ps(375kW)・最大トルク470Nmを発揮する4.0リッター水平対抗6気筒エンジンを搭載。先代から最高出力は25ps向上した。さらに合成燃料での走行も可能になっており、レース条件下においてCO2排出量を大幅に削減している。ラップタイムに関してはサーキットレイアウトや条件によるが、1%ほど短縮されると見られている。

1990年にタイプ964ベースの初代カップカーを投入して以来、ポルシェはワンメイク用レーシングカーを実に4251台も製造してきた。先代のタイプ991だけでも1410台を製造。このうち991第1世代が673台、2017年から投入された第2世代は737台が、世界各国にデリバリーされている。

ポルシェ・モータースポーツのセールスディレクター、ミハエル・ドレイスラーは、次のようにコメントした。

「カップカーは、カレラカップとポルシェMobil 1スーパーカップ用モデルとして、歴史に名を残してきました。新型911 GT3 カップは今、新章をスタートさせました。私たちの目標は、今後数年間で生産台数5000台を突破することです。このモデルは歴代モデルと同様に、才能ある若いレーシングドライバーを支援し、世界中のカスタマーモータースポーツのベースとなります」

チームの運用コストも抑えた設計に

2018年から次世代カップカーに関する基礎開発がスタート。具体的な開発は2019年初頭に開始された。プロジェクトマネージャーを務めるヤン・フェルドマン率いる開発チームは、さらなる性能向上、よりアグレッシブなデザイン、素直なハンドリング、耐久性の向上などを、開発目標に掲げた。

さらに、これらの性能アップを、よりリーズナブルなメンテナンス費用で実現させることも求められている。製造はこれまでと変わらず、シュトゥットガルト・ツッフェンハウゼンの911市販モデル生産ラインで行われる。

「私たちは、新型911 GT3 カップのパフォーマンスをプロも満足させるレベルに向上させつつ、同時にチームが運用する際の費用対効果を高めたいと考えていました」と、フェルドマン。

「アグレシッブなエクステリア、改良されたサスペンション、インテリジェントな電気系統など、新型911 GT3 カップは大きく進化しました。ハンドリングはより正確で、さらにドライブが楽しくなっています。ポルシェがこれまでに手掛けたなかで最高のカップカーになったと断言できます」

最適化されたエアロダイナミクス

新型911 GT3 カップの最も大きな変更点となるのが、最適化されたエアロダイナミクスだろう。先代との違いが一目で分かるマッシブなエクステリアが与えられた。これは、カップカーとしては初めて、ターボモデル用のワイド仕様軽量ボディが採用されていることが大きい。

リヤアクスルは先代モデルから28mmもワイド化された1902mmとなり、リヤフェンダー前に冷却用大型エアインテークが追加された。フロントもオーバーフェンダー形状のフレアフェンダーが採用されて1920mmに拡大。これによってフロントに12J、リヤに13Jのワイドリムを組み合わせることが可能になった。

エアロダイナミクスの最適化により、ダウンフォースレベルは大幅に向上。これは、専用設計されたフロントエプロンとリヤウイングとの組み合わせによって実現した。特に大型化されたリヤウイングは、11段階調整可能なスワンネックマウントを採用。リヤアクスル付近に最適なエアフローを実現している。これらの空力性能の向上により、特に高速コーナーにおける安定したハンドリングを得られたという。

あえてアルミに拘ったボンネットフード

タイプ991の2世代目カップカーのボディは、スチール70%、アルミニウム30%。一方、新型911 GT3 カップではその比率がアルミ70%、スチール30%と比率が入れ替わっている。乾燥重量は1260kgと、35kgほど重量が増加。これはスチール製セーフティセルにストラットが追加されていることなどが理由となっている。

取り外し可能なルーフのエスケープハッチは、最新のFIA安全規定に準拠。911 GT3 カップのウィンドウはすべて軽量ポリカーボネート製で、傷に強いハードコート仕様を採用した。

ドア、エンジンフード、リヤウイングはカーボンファイバー製。特徴的なエアアウトレットとエアインテークを備えたフロントフードは、911カレラと同様にアルミニウム製となっている。これは、アクシデントによるダメージの修理費用を低く抑えるためだという。

デザインを一新したステアリングホイール

コクピットに関しては、新開発の2段階の高さ調整機能付きレーシングシートを採用。調整可能なステアリングコラムと組み合わせることで、あらゆる体格のドライバーが理想的なドライビングポジションを取ることができる。

また、様々な厚さのパッドが用意されているため、ドライバーのニーズに合わせてシートを調整することも可能。カーボンファイバー製モータースポーツ用マルチファンクション・ステアリングホイールはデザインを一新。911 GT3 Rのオーナーから得たフィードバックを受けて、イルミネーションボタンの配置が変更されている。

コクピットのラバースイッチパネル(RSP)は、ポルシェ919ハイブリッドのコントロールエレメントを彷彿とさせるもの。これらのスイッチは、レース中の高い気温下でも使いやすく、灯火類やベンチレーション、ブレーキバランスの調整、ドライタイヤからウェットタイヤへのタイヤセッティング変更など、様々な機能が備えられている。

中央に配置された10.3インチカラーモニターはデザインを刷新。ディスプレイには、レース中の重要なデータや情報が優先的に表示される。シフトレベルやエンジン回転数のほか、水温や油温、エラーメッセージ、路面コンディションなどを表示。データの読み出し後、ドライバーとレースエンジニアが同じ情報を見ることができるよう、ディスプレイとコンピューターモニターの両方のデザインが調整されている。

911 GT3 カップにおける細かい変更点として、エレクトロニクス系機器の搭載位置変更がある。モータースポーツ・コントロールユニットとデータロガーは、従来の助手席足元から、右リヤコンパートメントに移設。この結果、「レーシング・タクシー・ドライブ」などのファンサービスにおいて、セカンドシートの搭載が容易になった。

フロントにダブルウィッシュボーンを採用

リヤサスペンションは市販モデルと基本的に変わらないが、フロントの足まわまりは現在のトップレーシング仕様である「911 RSR」と同様に、ダブルウィッシュボーン+ユニボールベアリングの組み合わせがチョイスされた。

これによりより正確なターンイン挙動が保証され、フロントアクスルのフィーリングが向上。ショックアブソーバーも919ハイブリッドと、911 RSRから最先端のバルブ技術を継承している。

そして今回、電動機械式パワーステアリングが911 GT3 カップとしては初めて導入された。これにより、パワーステアリング用の油圧ポンプと油圧ラインが不要になっている。

ギヤボックスは、重量72kgのドグタイプ6速シーケンシャルギヤボックスを採用。シフトチェンジはステアリングホイールのパドルシフトで行われ、ギヤボックスのマイナーチェックは、レース走行60時間後を推奨。大規模なオーバーホールは、レース走行120時間後に義務付けられている。






ポルシェが992世代ワンメイクレース車の新型「911 GT3カップ」を発表!

新型「911 GT3カップ」が搭載する自然吸気式4L水平対向6気筒は従来型から25ps上乗せとなる510psを発揮

12月12日、ポルシェは911のワンメイクレース車両「911 GT3カップ」の新型を発表した。新型911 GT3カップは、2021年シーズンの初めから「ポルシェ・モービル1スーパーカップ」のほか、ドイツやフランス、アジア、ベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3カ国)、そして北米で開催されるポルシェ・カレラカップにて実戦投入される予定だ。

新型911 GT3カップは、現行992型911をベースにした最初のワンメイクレーサー。搭載されるエンジンは、従来の自然吸気式の4L水平対向6気筒を踏襲するが、最高出力は25ps上乗せとなる510ps/8400rpmを発揮。最大トルクは470Nm/6150rpmだ。ギヤボックスは6速シーケンシャル・ドグミッションで、ステアリングホイールに備わるパドルシフトでの変速が可能だ。

ボディはアルミニウムとスチールのハイブリッド構造を基本に、ドアやリヤフード、リヤウイングにはCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)が、そしてウインドーはポリカーボネイトが用いられた。これらにより、総重量は1260kgという軽さを実現している。

フロントバンパーはスポイラーリップ付きの幅広タイプとなり、リヤウイングは「スワンネック」マウント付きで11段階にポジションの調整が可能。これにより大きなダインフォースを発生する。リヤウイングはスワンネックにより、特に高速コーナーでより安定したハンドリングを保証する。

エアロダイナミクス性能が最適化された新型のボディは、さらに筋肉質なルックスとなった。市販の992型911がワイドボディに統一されたことで、全幅はフロントが1920mm、リヤは1902mmとなった。特に後部は従来モデルより28mmワイドになり、リヤフェンダー前方に配置されているエアインテークの存在感が高まった。

鍛造アルミニウム製コントロールアームとトップマウントを採用したサスペンションは剛性が最適化。ショックアブソーバーは「919ハイブリッド」や「911 RSR」に採用された最先端のバルブ技術を採り入れている。パワーステアリングは完全な電気機械式を911 GT3カップで初めて採用したことで、油圧ポンプおよび関連部品が不要になった。

ホイールはセンターロック式の18インチ。タイヤはフロントが30/65-18、リヤが31/71-18。ブレーキは前後ともに380×32mmサイズのスチール製ディスクを採用。フロントには6ピストン、リヤには4ピストンのアルミニウムモノブロックレーシングキャリパーを組み合わせる。

シートやステアリングホイールはポジション調整が可能となり、あらゆる体型のドライバーが、より最適なドライビングポジションを取れるようになった。ステアリングホイールはカーボンファイバー製のモータースポーツ用多機能仕様で、ドライバーからのフィードバックを受けて各種ボタンの配置が、より扱いやすいように変更されている。

メーターパネルは10.3インチのカラーモニターで、エンジン回転数のほか、水温や油温、現在のギヤポジション、エラーメッセージなど、レース中の重要情報を表示する。そしてその右手にあるスイッチパネルは、919ハイブリッドのコントロールエレメントを彷彿とさせるもので、ライトや空調のほかタイヤの設定をドライからウエットに変更できる。

そのほか、内側のドアオープナーは緊急時により安全で素早く脱出できるようクイックリリース機構が採用されていたり、レース中にエンジンが停止した場合にはハザードランプが自動的に点灯して周囲に注意を促せるなど、ドライバーや周囲の競技者の安全性を高める策も積極的に講じられている。




ポルシェ 911 新型に初のレーサー、ターボボディに510馬力フラット6搭載…「GT3カップ」発表

ポルシェは12月12日、新型『911 GT3カップ』(Porsche 911 GT3 Cup)をデジタルワールドプレミアした。新型「911」シリーズ(タイプ992)をベースにした最初のレーシングカーだ。

◆累計4000台以上が生産された世界で最も成功を収めているレーシングカー

ポルシェ911 GT3カップは、世界で最も成功を収めているレーシングカーだ。プロダクションカーに近いカスタマー向け競技車両として、1990年以来、ポルシェはこのワンメイクカップレーサーを累計4251台製造してきた。ドイツ・ツフェンハウゼンの911シリーズの組み立てラインからは、「991.1」世代の911 GT3カップが673台、2017年に発売された「991.2」世代の911 GT3カップが737台、ラインオフしている。

新型911 GT3カップの開発は、2018年の半ばに開始された。新型レーシングカーがどのように見え、何ができるか、何を改善し、カスタマーチームから何を期待されているか。エンジニアやメカニック、ドライバーやチーム関係者の意見に耳を傾け、現行モデルの課題を洗い出した。大量の情報を収集することにより、新しいグローバルモデルの開発に適切な優先順位つけられるようになったという。

パフォーマンスに関しては、新型911 GT3カップは大きな飛躍を遂げているという。サーキットでのラップタイムをはじめ、エンジンやサスペンション、エアロダイナミクスやブレーキ、電子機器や人間工学に至るまで、すべての分野で性能を引き上げている。

◆カップカーとして初めてワイドなターボボディ採用

新型911 GT3カップの特長の1つが、最適化されたエアロダイナミクスと、より筋肉質になったフォルムだ。カップカーとして初めて、ワイドなターボボディが採用された。リア部分の全幅は1902mmと、従来型に対して28mmワイドになった。ホイールの前側には、新たに冷却空気の取り入れ口が設けられている。

フロントアクスルも、従来型よりも大幅にワイドになっている。拡幅されたフロントフェンダーによって、新型911 GT3カップのフロント部分の全幅は、1920mmに。これにより、前後ともに、さらに大径化されたホイール&タイヤの組み合わせを可能にしている。

新型911 GT3カップは、従来型よりも多くのダウンフォースを生み出す。これは、大型リアウィングとリップスポイラー付きのフロントバンパーの組み合わせの効果だ。大型リアウィングには、「スワンネック」と呼ばれるマウントが備わり、11段階の調整が可能。とくに高速コーナーにおいて、いっそう安定したハンドリングを実現しているという。

新型911 GT3カップの乾燥重量は、1260kgで、従来型よりも約35kg重い。これは、安全性を強化するために、スチール製のセーフティセルに支柱が追加されたためだ。ルーフ部分の取り外し可能なエスケープハッチは、最新のFIA(国際自動車連盟)規格に準拠したもの。すべてのウィンドウは軽量のポリカーボネート製で、傷がつきにくいハードコートグレージングが施された。ドア、エンジンフード、リアウィングはCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製。エアダクトと中央の空気取り入れ口を備えたフロントフードは、市販車の「911カレラ」と同様に、アルミ製とした。

◆新開発の10.3インチカラーモニター

新型911 GT3カップのインテリアは、ドライバーのために人間工学を重視して設計された。新開発のレーシングシートは角度に加えて、2段階に高さを調整できるようにした。調整可能なステアリングコラムと組み合わせることにより、すべてのドライバーの体格に理想的なフィット感をもたらすという。カーボンファイバー製のマルチファンクションステアリングホイールは、「911 GT3 R」から採用されたアイテムだ。ドライバーのフィードバックを受けて、照明付きボタンの位置が見直されている。

右側に10個の大きなボタンがある「ラバースイッチパネル(RSP)」は、ポルシェ「919ハイブリッド」のコントロールエレメントがモチーフだ。これらのボタンは、レース中の暑さでも使いやすく、照明や換気などの機能を作動させたり、タイヤの設定をドライからウェットに変更したりできる。ブレーキバランスの調整も可能にしている

10.3インチのカラーモニターは刷新された。画面は、レース中のドライバーにとって、重要なデータと情報の表示を優先する。エンジン回転数とともに表示されるのは、水温と油温、選択しているギア、エラーメッセージ、雨天レースでの「ウェット」など、重要な設定に関する情報だ。データの読み出し後、ドライバーとレースエンジニアが同じ情報を見ることができるように、ディスプレイとコンピューターモニターの両方のデザインが変更されている。

電子機器は、エラー分析を容易にし、問題解決に具体的に役立つように、ユーザーフレンドリーな設計とした。約700の診断オプションが利用可能だ。ソフトウェアが、すべての情報をより明確かつわかりやすく要約する。カレラカップの多くで、システムオフとなっているABSやトラクションコントロールなどは、デジタルコードを介してアクティブ化できる。

モータースポーツコントロールユニットとデータロガーは、助手席の足元から、車両の右後部のコンパートメントに移動した。「レースタクシー」で助手席が必要な場合などで、助手席の設置を容易にしている。

◆最大出力は従来型を25hp上回る

リアアクスルは、基本的に市販車から変更されていない。フロントは、ポルシェのトップレーシングモデルの「911RSR」と同様、ダブルウィッシュボーンとユニボールベアリングによってコントロールされる。ショックアブソーバーには、919ハイブリッドと911RSRのバルブ技術を採用した。フル電動のパワーステアリングが911GT3カップに初めて導入された。これにより、油圧ポンプや油圧ラインを不要にしている。

エンジンに関しては、新型911 GT3カップも自然吸気を継続する。新型には、排気量4.0リットルの水冷水平対向6気筒ガソリンエンジンが搭載されており、最大出力は、従来型を25hp上回る510hpを発生する。ドライサンプ潤滑を備えた高回転ユニットは、従来型の7500rpmから8400rpmへ、最大出力の発生回転数を引き上げた。レッドゾーンは8750rpmから。最大トルクは47.9kgm/6150rpmを引き出す。

2つのレゾナンスフラップを備えたシングルスロットルバタフライシステムは、レスポンスを向上。触媒コンバーター付きのレーシングエキゾーストシステムと組み合わせて、刺激的なサウンドを発生するという。参戦カテゴリーやレギュレーション、サーキットに応じて、3種類の排気システムが選択できる。エレクトリックエンジンマネジメントシステムは、ボッシュ製の「MS6.6」とした。

新型911 GT3カップは、合成燃料でも走行できるため、レースでのCO2排出量を大幅に削減できる。また、サーキットのレイアウトにもよるが、新型のラップタイムは、従来型よりも1%短縮されているという。

なお、新型911 GT3カップは、「ポルシェMobil 1スーパーカップ」や「カレラカップ」の2021年シーズンに、実戦投入される計画だ。



ポルシェ新型「911GT3カップ」登場! 992型で初のレース専用モデル

■4リッター「フラット6」は先代より25馬力アップの510馬力

 独ポルシェは2020年12月12日、992世代をベースとした初のワンメイクカップカー、新型「911GT3カップ」を発表した。納車は2021年2月からの開始を予定している。

 2021年シーズン開幕から、ポルシェ・モービル1スーパーカップのほか、ドイツやフランス、日本やアジア、ベネルクスで開催されるポルシェ カレラカップで登場、さらに2021年から初開催される北米のカレラカップにも登場する予定だ。

 今回登場した新型911GT3カップは、現行型992型をベースとした初のカップカーで、初めてターボモデル用のワイドボディを採用したのも特徴だ。

 搭載される4リッター水平対向6気筒水冷自然吸気エンジンは最高出力510ps/8400rpm、最大トルク470Nm/6150rpmを発生。これは先代911GT3カップを25ps上回っている。さらにE20の合成燃料での走行も可能で、レース状態でのCO2排出量を大幅に削減している。ラップタイムに関してはサーキットレイアウトや条件によるが、従来よりも1%ほど短縮すると予想されている。

 新型911GT3カップは、カップカーとして初めてターボスペックのワイドボディを採用したこともトピックだ。全幅は1902mmと、先代よりも28mmも拡大。またホイールハウス手前には新たにインレットが設けられている。

 このワイドトレッド化により、サーキット走行時のハンドリングとドライバビリティは一段とレベルアップしているという。
 
 新たに「スワンネック」マウントとなったリアスポイラーや改良されたリップスポイラーを採用することで、先代より大きなダウンフォースを生みだすという。リアウイングはカーボン製で11段階調整式だ。

 コクピットは人間工学をもとにさまざまな改良が加えられている。高さ調整可能なシートやステアリングコラムと合わせ、多くのドライバーにフィットする。さらに911 GT3 Rから採用されたオープントップの多機能ステアリングは、ドライバーからのフィードバックを得てスイッチ類を再配置した。また10.3インチのカラーモニターも見やすく刷新された。

* * *

 ポルシェのカップカーの歴史は古く、1990年に最初の911カップカーを発表している。これは964型をベースにしたモデルで、最高出力は260psを発生したモデルだった。1993年からはF1のサポートプログラムとしても運営された。これまでに5世代の911カップカーが登場し、4251台が生産されたという。

 ポルシェ・モータースポーツのセールスディレクター、マイケル・ドライザー氏は「カップカーはカレラカップとポルシェモービル1スーパーカップのベースラインモデルとして歴史を築きました。1990年以来、911ほど多くのユーザーに愛されたレーシングカーはほかにありません」とコメントする。「新型911GT3カップの目標は、今後数年間で5000台を超える生産を達成することです。このモデルはモータースポーツへの道を歩む新しい世代の才能あるレーシングドライバーを支援し、世界中のお客さまのモータースポーツの取り組みを後押しします」と語った。
Posted at 2020/12/20 23:10:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2020年12月20日 イイね!

フォードでコイツの後継を未だに出していない(出せていない)んだよね〜WRCのレギュレーションも変わってしまってというのは当然あるけど

フォードでコイツの後継を未だに出していない(出せていない)んだよね〜WRCのレギュレーションも変わってしまってというのは当然あるけどこれがフォードの本気! WRCで勝つために作られた最強の市販車「RS200」とは

WRCを戦うためにゼロから開発された

 閉鎖した区間で競技が行われるとは言うものの、スペシャルステージをつなぐリエゾン区間も走ることから、ラリーでは市販のロードゴーイングカーをベースとして競技車両が製作されてきました。そして世界ラリー選手権(WRC)が制定された当初はグループ(Gr.)4カーが総合優勝を争っていましたが、1981年に国際自動車スポーツ連盟(FISA)が車両規定を一新。それまで数字で分けられていたカテゴリーをアルファベットで表すようになりました。そして83年からWRCではGr.Bが主役を務めることになりました。

 下位カテゴリー、例えばGr.2やGr.Aに規定以上のチューニングを施したクルマが編入されるのはGr.4もGr,Bも同様でしたが、最低生産台数がGr.4の400台から200台に半減されたことで、多くのメーカーがGr.Bカーを製作してWRCに参戦してきました。そのほとんどは市販のロードゴーイングモデルをベースにしていましたが、今回紹介するフォードRS200は、Gr.BによるWRCを制覇するために、ゼロベースから開発されたスペシャルモデルでした。

レース技術の集大成がミッドシップの4WDで公道に出現

 RS200を手掛けたのは、数多くのF1GPカーやGr.Cカーを手掛けてきたトニー・サウスゲート。アルミハニカム製のモノコックのミッドシップにエンジンを搭載し4輪を駆動するというもので、当時のWRCで主流になっていたパッケージでしたが、組付けられるサスペンションも、レーシングカーでは当たり前に採用している前後ともにダブルウィッシュボーン式とされていました。

 またボディカウルは、アルミなどを多用して軽量化を追求していたライバルよりもさらに過激で、ガラス繊維強化樹脂、いわゆるGFRPで成形したパネルが使用されていました。

 搭載されるエンジンはコスワースRS200の愛称からも想像できる通り、レーシングエンジンのスペシャリストであるコスワースが開発した、1.6ℓ直4ツインカム16バルブのBDAをベースに、排気量を1803ccにまで拡大するとともにギャレット製のターボを装着したBDTユニットを採用。ベースモデルでも250馬力を捻り出していたから、重量が1200kgを切るボディに対しては十分以上のパフォーマンスを発揮していました。さらに、競技用のワークスカーでは公称出力では450馬力を絞り出していたとも伝わっています。

 そんなエンジンからの駆動力は、直接にプロペラシャフトを通してフロントに置かれた一体式のトランスミッション&フロントデフに伝えられ、さらにもう1本のプロペラシャフトでフロントのデフからリアのデフに駆動力が戻ってくる、という少し複雑な駆動レイアウトを採用していました。たとえて言うなら日産GT-Rのパッケージングを前後逆に置き換えたようなパッケージングとなっていたのです。このように、当時としての最新技術が投入されていますが、ここまでは競技用車両、あるいはそのベース車両としては、まだ想定内でした。

 その一方で、RS200がGr.Bカーのライバルたちと一線を画していたのは、エクステリアデザインでした。他のライバル、アウディ・クワトロ、プジョー205T16などは、市販モデルのロードゴーイングカーをベースにしていて、エクステリアデザインも、基本的にはベースモデルのシルエットを持っていました。しかし彼らはGr.Bの“マシン”に生まれ変わる段階で、例えばクーリングのダクトが大きくされたり、新たにシュノーケルが追加されたりした結果、オリジナルのシルエットが所々で破綻していたように思われます。

デザインの雄、カロッツェリア・ギアが関与した戦闘マシン「RS200」

 ところがRS200は“マシン”に生まれ変わることを前提にデザインがまとめ上げられていたのです。当時フォードの傘下にあったイタリアのコーチビルダー、カロッツェリア・ギアが担当しており、ベースモデルと競技車両の差があまり感じられませんでした。ですから迫力満々のライバルに交じってラリーのパルクフェルメで憩う、流麗なスタイリングのRS200は、まるで掃き溜めに鶴のような華麗さがありました、というとちょっと言い過ぎでしょうか。

 個人的にはランチャ・ラリー037の流麗さが一番のお気に入りでしたが、ワークスのマルティ二・カラーはずいぶんと派手でしたから、フォード・ワークスであるMスポーツの、大人しいカラーリングもお気に入りで「自分で手に入れるんだったら037よりもRS200だなぁ」と、身に過ぎる夢を見ていたことを思い出しました。それもそのはず今でもどちらも価値ありありで、今年の2月にイギリスで行われたシルバーストーンオークションでは、単純シンプルの市販バージョンであるRS200でも2500万円余で落札されていました。

 ホワイトボディに紺のストライプが映えるワークスカラーの個体はフランスのマノワール自動車博物館とシュルンプ・コレクション(国立自動車博物館)で、深紅のロードゴーイングモデルは四国は高知県の香南市にある四国自動車博物館で撮影。



やっぱり良いよな〜|見た目もそうだけど、生い立ちとかも含めて
Posted at 2020/12/20 22:59:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年12月20日 イイね!

次代のケーニグセグは速いだけじゃない

次代のケーニグセグは速いだけじゃない【価格も馬力も、桁違い!】ケーニグセグ・ジェメーラ 4座ハイパーGT 1700bhpのPHEV、日本上陸

新型ケーニグセグ 実車を撮影

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

ケーニグセグ初の4シーター・メガGTであるジェメーラ(GEMERA)は、今年のジュネーブショーでワールドローンチされる予定だった。しかしコロナ禍の影響でショーが中止になり、ケーニグセグ社から発表されるに留まっていた。

そんな注目のジェメーラが日本で披露された。日本法人の組織改編発表(「ケーニグセグ・ジャパン」から「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ」へ)の場において初披露された。

ジェメーラは、これまでのケーニグセグになかった4人の乗員がゆったり乗れて、4つの機内持ち込みサイズのケースが収納できるラゲッジスペースがアピールポイント。

あわせてダウンサイジングとハイブリッド化が行われ、世界最速のPHEVとして送り出された。

ちなみに「メガGT」とは、1MW(1000kW=1360ps)以上のパワーを有するモデルを意味する。

システム総合出力1700bhp

ジェメーラのパワーユニットは、タイニー・フレンドリー・ジャイアント(TFG)と名付けられたPHEVを前提とした新開発のエンジン。このTFGユニットは、ガソリンのほかエタノール燃料や、CO2ニュートラルなメタノールにも対応する。

パワーユニットは、これまでのケーニグセグと真逆の方向性といえる驚きの構成を採る。

ミドに搭載される内燃エンジンの排気量は1987ccで、それは驚きの3気筒。単体重量は70kgに過ぎない。

ここにツインターボを組み合わせ、エンジンだけで最高出力は600bhpを発揮する。

その内燃エンジンに加え、3基の電動モーターを組み合わせるのがジェメーラの特徴だ。

後輪左右それぞれに500bhpを発揮する電動モーターが組み込まれ、もう1基はクランクシャフト直結で400bhpを発揮し前輪を駆動。

システム総合出力は1700bhpに達する世界最速のPHEVとなる。動力性能は、0-100km/h加速が1.9秒、最高速度は400km/hに到達するという。

走行用バッテリーは800Vで容量は15kWh。EVモードで50kmの走行が可能。

ハイブリッドモードで950km走行でき、合計で1000kmを航続できると謳われている。なお燃料タンク容量は75Lとなる。

内装は? 4人が快適なキャビン

ジェメーラはカーボンファイバー製モノコックを基本に、アルミニウム製のサブフレームが前後に組み合わせたシャシーを備える。

カーボンファイバー製モノコックは高い剛性を備えるだけに、上方に開くドアは前席と後席用が一体化された大型なものが採用された。

Bピラーが存在しない大きな開口部を有し、前席のシートバックを倒さなくても後席へ楽に乗り降りできる。

4座のメガGTだけにパフォーマンスを追求するだけではなく、快適なキャビンに仕立て上げられている。前後のシートはカーボンファイバー製のシェルに低反発ウレタンで構成されたもので、前席は電動でスライド&チルトする。

後席にはチャイルドシートを固定できる「ISOFIX」も備わりファミリーで楽しむことも。またセンタートンネルにはドリンクホルダー(黒い円形の部分)が備わることからも実用性も考慮されており、世界最速のファミリーカーとして使える。

運転支援装備も抜かりなく、レベル2の先進運転支援システム、アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーンアシスト、パークアシスト、アラウンド・ビューカメラを採用。

ドアミラーはカメラで後方を写す方式が採用され、ダッシュ端に配されたモニターに外の様子が表示される。

価格/生産開始は?

ジェメーラは300台の限定生産とされ、海外ではすでに数多くの受注が入っているという。

基本の価格はユーロ建てで160万2500ユーロ(現在のレートで約2億200万円)からと発表された。

ここにこの種のクルマのお約束といえるビスポークによる特別装備代が加算されていく。

ケーニグセグのファクトリーでは現在ジェメーラ用の生産ラインが建設中で、量産は2021年からスタートする予定という。

ケーニグセグ・ジェメーラ スペック

価格:160万2500ユーロ(約2億200万円)
全長:4975mm
全幅:1988mm
全高:1295mm
ホイールベース:3000mm
最高速度:400km/h
0-100km/h加速:1.9秒
燃費:-
CO2排出量:-
乾燥重量:1850kg
パワートレイン:1987cc直列3気筒ツインターボ+モーター3基
最高出力(エンジン):600bhp/7500rpm
最大トルク(エンジン):61.2kg-m/2000-7000rpm
ギアボックス:9速AT
最高出力(フロントモーター):400bhp
最高出力(リアモーター):500bhp
システム最高出力:1700bhp
HVバッテリー:800V/16.6kWh
乗者定員:4名
荷室容量(前後合計):200L



【最高速度480km/h!】ケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュート 日本法人が新体制で公開

ケーニグセグ 日本法人の新体制とは

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

海外ハイパーカーを軸とした輸入車を取り扱うビンゴスポーツが、自動車輸入事業を刷新するという。

その内容の1つは、パガーニ・アウトモビリ社との日本国内での車輌販売権が2020年12月2日をもって契約満了となったこと。

2012年から8年間継続したビンゴスポーツによる国内販売が終了した形になる。

ビンゴスポーツは新たなステージへの進出として、スウェーデンのメガ/ハイパーカー・メーカーであるケーニグセグ・オートモーティブ社との国内事業をより発展させることを決定。

2016年に設立した日本法人の「ケーニグセグ・ジャパン」を組織改編し、新たに「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ」として再スタートする。

具体的には、ケーニグセグ・ブランドのシェア拡大を目指し、これまで以上に強力な体制での事業展開を行っていく。

最高速仕様のジェスコ、日本上陸

CEOは「ケーニグセグ・ジャパン」を率いた七五三木敏幸氏が、新体制でも続投。

報道発表に登壇した七五三木氏は、「ケーニグセグはこれまで次々と革新的ファクトを築き、絶え間なくチャレンジを続けてきました。私はケーニグセグに携われることに特別な想いを抱いています。我々の新たなチャレンジにご期待ください」と述べている。

また、ビンゴスポーツでは、EVのハイパーカー・メーカーであるクロアチアのリマック・アウトモビリ社と新たに業務提携を締結。2021年度から順次、新型車を日本国内で発表する予定だ。

ケーニグセグ、リマックという2本柱とともに、環境配慮型のハイブリッド車やEVによる次世代ハイパーカーの分野を軸に、事業展開を再構築してゆくという。

今回の新体制発表の会見では、既報のケーニグセグ・ジェメーラが公開されたほか、ケーニグセグ・ジェスコの最高速仕様であるロードラッグ・バージョンの「アブソリュート」が披露されたのでご紹介しよう。

ジェスコ・アブソリュートとは

サーキットでの性能を追求したケーニグセグ・ジェスコは、日本では今年1月の東京オートサロンで発表され、AUTOCAR JAPANでも実車を紹介している。

2020年3月に発表された「ジェスコ・アブソリュート」は、ケーニグセグ最速モデルを目指して開発された最高速度仕様である。

日本披露には、ケーニグセグ社からクリスタ氏も参じ、このモデルの車両説明を行った。

超高速域での空気抵抗を可能な限り低減するためにボディ表面は滑らかに。サーキット・バージョンにあった大型のリアウイングやカナードは捨て、Cd値は0.278まで向上。

リアカウルには、超高速時の直進安定性を高めるF1やLMPマシンに備わるシャークフィンとは異なり、V字状に配された一対のフィンを装備したのがスタイリングの特徴。

また超高速時の気流を合理化するために、85mm延長されたエアロテールが採用されている。

このほか、リアホイールには車両後方の流気を整えるためのベーンが組み込まれた。

最高出力はE85燃料で1600bhp

パワートレインはノーマルのジェスコと同様。

5.0L V8ツインターボ・エンジンは、1.7バールのブースト圧で1280bhpを発揮(ガソリン使用時)。

エチルアルコールを85%含むアルコール燃料E85の使用時は、2.2バールで1600bhpに達する。

空力とパワーを突き詰めたことにより、最高速度は480km/hと謳われ、理論上では500km/hオーバーに達することもできるという。

ジェスコ・アブソリュートは125台限定で販売されたが、すでに完売となっている。

気になるお値段だが、基本価格で350万ユーロ(約4億4100万円)からと発表された。

今回は日本での新体制のスタートに際し、ケーニグセグの技術力とチャレンジする心をアピールするため持ち込んだわけだ。


ケーニグセグ、日本国内での展開を再編。新たに「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ」としてスタート

Koenigsegg GEMERA

ケーニグセグ ジェメーラ

ケーニグセグの日本における販売を強化

「BINGO SPORTS(ビンゴスポーツ)」ブランドで海外輸入車販売事業を手がけるBHJと、BINGO SPORTSは8日、海外ハイパーカーを軸とした自動車輸入事業の刷新を図ることを発表した。

同社は2012年から8年間継続したパガーニ・アウトモビリ社との日本国内での車輌販売権の契約満了を契機に、国内販売を終了。新たなステージへの進出として、スウェーデンのメガ/ハイパーカーメーカー「ケーニグセグ・オートモーティブ(Koenigsegg Automotibe)」社の国内事業をより発展させていくべく、従来の日本法人ケーニグセグ・ジャパンの組織を改編。「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ(Koenigsegg BINGO SPORTS)」としてスタートし、ケーニグセグ・ブランドのシェア拡大を目指して、これまで以上に強力な体制での事業展開を推進していく。

モビリティを取り巻く時代の趨勢が、従来の化石燃料主体のガソリンエンジンを軸としたものから、環境配慮型のハイブリッドカーやEV、さらには自動運転といった技術の革新へと社会全体で推移するなか、BINGO SPORTS/BH AUCTIONも新しい時代のステージへと歩みを進めるため、次世代ハイパーカーの分野を軸に事業展開を再構築していくことになる。

パガーニの日本における契約が終了

今回、2012年12月から続くいてきたイタリアのパガーニ・アウトモビリ社との契約が、2020年12月2日をもって満了。BINGO SPORTS/BH AUCTIONでは「パガーニ・ジャパン」として、その間に13台のパガーニ車両を販売している。

さらにゾンダをベースとした「ゾンダ ZOZO」や「ゾンダ希竜」といったワンオフのスペシャルモデルをプロデュース。サーキット専用車両「ゾンダ Revolution」は、BH AUCITIONが冠スポンサーを務めた「SUZUKA10H」や「SUPER GT×DTM 特別交流戦」など、国際格式レースイベントにおいてデモンストレーションランを披露している。

BINGO SPORTS/BH AUCTIONの武井真司代表取締役は、パガーニについて以下のようにコメントした。

「約8年間続いた、パガーニ・アウトモビリ社とのパートナーシップを通じて、これまでになかった性能、そして従来のクルマの価値そのものを超越した、唯一無二の存在のブランディング全般に携わることができました。世界でもいち早くハイパーカーという新たなカテゴリーを築く一助になれたことに、深く感謝するとともに、パガーニ社のますますの発展を祈念いたします」

ケーニグセグ・ビンゴスポーツの新CEOに七五三木敏幸氏が就任

BINGO SPORTS/BH AUCTION は、スウェーデン・エンゲルホルムに本社を置くメガ/ハイパーカーメーカーの「ケーニグセグ・オートモーティブ」とのパートナーシップを強化する。

2016年に設立したケーニグセグ・ジャパンを組織変更し、「ケーニグセグ・ビンゴスポーツ」を設立。新会社のCEOには、ポルシェジャパン社長などを歴任した七五三木敏幸(しめぎとしゆき)を迎え、日本国内におけるさらなる販売網の確立を進めていく。

ケーニグセグは、1994年にクリスティアン・フォン・ケーニグセグによって設立。2005年に発売された「CCR」は最高速度395km/hを記録し、プロダクションカーとして当時の世界最速記録を樹立した。

その後も「アゲーラ」や「レゲーラ」などの後継モデルに技術を継承。ケーニグセグが創業20周年を記念した「One:1」は、1メガワットに相当する1340psを超える、最高出力1360psをプロダクションカーとして世界ではじめて達成した。ケーニグセグ・ビンゴスポーツの前身であるケーニグセグ・ジャパンは、日本限定の「アゲーラ RSR」をはじめ、まもなく日本市場でのデリバリーが始まる「レゲーラ」などの販売実績を持っている。

ケーニグセグ・ビンゴスポーツの新CEOに就任した七五三木敏幸は、次のようにコメントした。

「ケーニグセグはこれまで次々と革新的ファクトを築き、絶え間ないチャレンジを続けてきました。私は今、ケーニグセグという存在に携われる事実に、とてもワクワクした想いを抱いています。何より、強い期待感と自信に満ちあふれています。我々の新たなチャレンジに皆様どうぞご期待ください」

Koenigsegg JESKO Abusolut

ケーニグセグ ジェスコ アブソリュート

東京と大阪でケーニグセグ最新モデルを公開

新体制となるケーニグセグ・ビンゴスポーツへの移行に伴い、東京と大阪のショールームにおいてケーニグセグ最新モデルの「ジェメーラ」と「ジェスコ アブソリュート」を展示するジャパンプレミアを開催する。

東京は、12月12日(土)~15日(火)にかけて、永田町の「Koenigsegg BINGO SPORTS 東京ショールーム」(東京都千代田 区永田町 2-12-4 赤坂山王センタービル1階)にて。大阪は、12月17日(木)~19日(土)に「Koenigsegg BINGO SPORTS 大阪 テンポラリーショールーム」(大阪府東大阪市長田西 6-4-37 TWS MOTORE DI GALLERIA)で行われる。
Posted at 2020/12/20 22:55:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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