2021年01月10日
ルーフから赤色灯がひょっこり 埼玉県警、スバル「WRX S4」覆面パトカー3台を追加導入!? Twitterにアップされた目撃情報が話題に
埼玉県警・交通機動隊に、スバル「WRX S4」3台が覆面パトカーとして追加導入されたという情報がTwitterで話題になっています。
写真を公開したのはTwitterユーザー・まつやまさん。さいたま市西区にある機動センターで撮影したものです。
一見して警察車両とはわからない通常時の姿と、ルーフからヒョコッと赤色灯を上げた姿を捉えています。スバルの代名詞的なカラーリングであるブルーのほか、シルバー、ブラックの3台が同時に並ぶ様子は「三銃士」みたいな雰囲気がありますね。
WRX S4は、水平対向4気筒2Lターボエンジン(FA20型)を搭載。ステーションワゴン「レヴォーグ」とプラットフォームを共有するミドルクラスのセダンで、スバルのセダンラインアップの中では「レガシィ B4」と「インプレッサ G4」の中間に位置します。
モータースポーツを意識した「WRX STI」に対して、街乗りからツーリングまで楽しめる快適性を備えた「大人のスポーツセダン」に仕上げられたクルマで、2020年には500台限定モデル「WRX S4 STI Sport♯」が発表された時には先行予約で完売するほど、高い人気を得ています。
WRX S4が警察車両として導入されたのは今回が初ではなく、高知県などでも目撃情報が挙がっています。
写真提供:まつやまさん
Posted at 2021/01/10 19:40:10 | |
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富士重工 | 日記
2021年01月10日
【10年ひと昔の国産車 59】スバル エクシーガは追加設定された2.5Lがベストバランスだった
「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前の国産車は環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は「スバル エクシーガ 2.5」だ。
スバル エクシーガ 2.5(2009年)
レガシィの走りの良さはそのままに、3列シートをパッケージングしてミニバンとしたエクシーガ。これまで(編集部註:2009年秋)は、パワーユニットは2Lの自然吸気版と同ターボという設定だったが、今回、新たに2.5Lエンジンが追加された。エンジンそのものは新開発とかではなく、レガシィにも採用されている2.5Lの水平対向4気筒SOHCだ。
パワースペックは、最高出力が170ps、最大トルクが23.4kgmという必要十分なものだ。しかも、このモデルの最大のポイントはエコカー減税の対象車であるということ。つまり、走りと経済性を両立させているわけだ。
ターボモデルの2.0GTの車両価格(税込)が283万5000円なのに対して、この2.5Lを搭載した2.5i-Sは装備が充実した「アルカンターラセレクション」でも267万7500円。減税分と補助金が最低20万円強加わると考えれば、ざっと見積もっても実質40万円近くの価格差となる。これは、けっこうお買い得といえるだろう。
実際に乗ってみると、この2.5Lモデル、意外なほどよく走る。トランスミッションが2Lターボは5速トルコンATなのに対して、2.5LはリニアトロニックCVTを採用している。自然吸気エンジンならではの粘り強さで、発進加速は自然で力強い。このCVTはレガシィでの投入以降、日々進化している。レガシィに搭載されたばかりの初期のものに比べると、加速時の変速はジワッと滑らかだ。低速トルクも十分なことから、スムーズに加速をしてくれる。めったにやる機会はないだろうが、全開走行をするような領域以外では、スペックの差はあまり気にならないだろう。
今回、同時に2Lターボ車も比較試乗することができた。パワースペックは225psと33.2kgmもあり、しかもトランスミッションはトルコンATゆえに一定速からの加速で変速しやすく、アクセルペダルを踏み込めばてすぐに追従してくれる。それゆえ力強さのインパクトはあるものの、ミニバンとして家族を乗せての加速感として考えると、少々荒々しい印象を受けてしまう。
ハンドリング的には、2.5Lモデルのフロントの動きは実に軽快だ。そもそも、エクシーガの乗り心地はカドがなくストローク感あるもので、なかなか魅力的だった。さらに2.5Lモデルでは、フラット感のあるすっきりとしたフィールのタイヤを履くことで、快適性と走りの良さを両立している。
乗り比べて、あらためて感じられたポイントは、2.5Lモデルは2Lターボ以上に実用域では力強さがあること。ハンドリング性能においては、重量バランスの良さから正確さはピカイチだった。しかも、エコカー減税対象車ということであれば、存在価値は実に高い。現時点では、エクシーガのベストチョイスは、この2.5Lモデルだといえるだろう。
■エクシーガ 2.5i-S アルカンターラ セレクション 主要諸元
●全長×全幅×全高:4740×1775×1660mm
●ホイールベース:2750mm
●車両重量:1620kg
●エンジン種類:水平対向4 SOHC
●排気量:2457cc
●最高出力:125kW<170ps>/5600rpm
●最大トルク:230Nm<23.4kgm>/4000rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●10・15モード燃費:12.6km/L
●タイヤ:215/50R17
●当時の価格(税込み):260万4500円
Posted at 2021/01/10 19:37:13 | |
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富士重工 | 日記
2021年01月10日
かつて三菱にあった、個性派スポーツ&スペシャルティクーペ【懐かしのカーカタログ】
1980~90年代には印象的な日本車が数多くあった。今回はその中から、スタイルも性能も印象的だった三菱のスポーツ&スペシャルティモデルを振り返ってみたい。
◆GTO(1990年)
デビュー時の広報資料には“唯一の先例はポルシェ959しかなかったが基本性能と安全性を確保したスポーツカーとして4WDを選択した”とある。ほかにも4WS、4輪独立サスペンション、電子制御サスペンション、ゲトラグ社製マニュアルトランスミッションなども投入。
エンジンは3リットルのV6でツインターボ仕様は当時の自主規制上限の280ps/42.5kg-mを発揮。1840mmの圧倒的なワイドボディには、可動式フロントベンチュリカバー/リヤスポイラーを装備した。
◆スタリオン(1982年)
“スペシャルティスポーツ”の位置づけで登場。車名はSTAR(星)とARION(ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの名馬)を組み合わせたもの。デビューに先立ちジュネーブショーにも出品されている。
リトラクタブルヘッドライトを採用したスタイルは側面に曲面ガラスを採用するなどし、ヨーイングモーメントを低減させたほか空力に配慮。搭載エンジンのメインは145ps/22.0kgmの性能を発揮するG63B型(シリウス80)4気筒2リットルターボ。上級グレードには当時の人気高性能タイヤ、ミシュランXVSが装着された。
87年にはブリスターフェンダー付きの限定車が発売された。
◆FTO(1994年)
“FTO”の呼称は1971年の『ギャランクーペFTO』から受け継いだものだった。『ミラージュ』をベースにしたFF車で、2リットルのV6(2機種)と1.8リットルの直4を搭載して登場。
全幅1735mm×全長4320mmのユニークなスタイリングだったが、筆者はこのクルマのデザイナーをインタビューした際、開発初期のコンセプトパネルに『アルファGTV』の写真が混じっていたのを目撃している。
“INVECS-II SPORTーMODE 4SPEED A/T”と呼ぶ、ポルシェの“ティプトロニック”と同様のMTモード付きのATを搭載した。
◆エクリプス(1990年)
当時提携関係にあったクライスラーとの協業によって生まれた。日本市場では左ハンドルが輸入され、当時の北米のレギュレーションで定められていたシートベルトの自動装着装置(肩ベルトが自動でスルルル……と降りててくるもの)も搭載していた。
FFの「GS」と4WDの「GSR-4」の2グレード構成だった。その後2代目(95年)、3代目(04年)と続き、スパイダーは2代目時代(96年、97年)に追加され、3代目ではスパイダーのみの設定に。
当時のニュースリリースには“左ハンドルを含めた北米仕様の雰囲気を極力残すことで、ダイナミックなアメリカンテイストを存分に満喫して頂ける仕様とした”と記されている。
Posted at 2021/01/10 19:32:16 | |
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自動車業界あれこれ | 日記