2021年03月30日
目指せ、直列100気筒エンジン V型や水平対向も再現できちゃう動くミニチュア「2ストロークエンジン」が熱い!
タカラトミーアーツより、クルマやバイクに搭載されている「エンジン」を再現したカプセルトイ「2ストロークエンジン」が登場します。
最新カプセルトイ「2ストロークエンジン」は、最近は見かける機会が減りつつある「単気筒2ストロークエンジン」を、手のひらサイズで再現したもの。ブラック、ブルー、レッド、シルバーの全4色をラインアップしています。
ピストンやクランクシャフトなど、エンジン内部の構造が見えるスケルトン仕様(シルバーを除く)になっており、内蔵パーツには可動ギミックが搭載されています。エンジン外部のクランクハンドルを回すことで、シャフトが回転してピストンを上下に動かす様子が楽しめます。
また、各エンジンは連結することも可能で、直列6気筒エンジンといった好きなタイプのエンジンを再現して楽しめます。
また、連結する角度を調整することで水平対向エンジンやV型エンジンにすることも可能です。直列100気筒エンジンやV32エンジンのような現実にはありえないようなエンジンを作って楽しむ……というのも面白そうです。
タカラトミーアーツ「2ストロークエンジン」は2021年4月後半に流通開始を予定しており、価格は1回300円です。
Posted at 2021/03/30 23:28:30 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2021年03月30日
なぜスバルファンを「スバリスト」と呼ぶ? トヨタや日産もファンは多いのに愛称を聞かない訳
■スバルの熱狂的なファン「スバリスト」とは?
トヨタや日産、ホンダなど各自動車メーカーがあるなかで、スバルでは熱狂的なファン(支持者)を「スバリスト」と呼ぶことがあります。
トヨタや日産などを支持する人もたくさんいますが、「トヨティスト」や「ニッサニスト」とまでは呼ばれることはありません。なぜ、スバルだけ「スバリスト」という愛称よく耳にするのでしょうか。
スバルは、織機メーカーをルーツにもつトヨタや自動車メーカーとして設立された日産とは違い、大手航空機メーカーであった中島飛行機がルーツとされており、元々は多くの軍用機を生み出してきた航空機、エンジンメーカーでした。
スバルが自社生産するモデルに搭載されている「水平対向エンジン」は、飛行機づくりで培われた技術を活かし、安全性にこだわって開発されました。
このエンジンは、クランクシャフトを中心に水平で左右対称にピストンを配置。エンジン高を低く抑えて低重心を実現できることや軽量でコンパクトな設計にできることなど、バランスがよく振動の少ないエンジンフィールや忠実なレスポンスにより気持ちの良いスポーティなドライビングを楽しめるという特徴があります。
なお、左右のピストンの動きがボクサーの打ち合いを連想させることから、「ボクサーエンジン」とも呼ばれています。
また、水平対向エンジンに加え、左右対称の構造をしたシンメトリカルAWDを組み合わせた独自の四駆技術を採用することで、低重心で前後左右のバランスに優れたパワートレインを実現。四輪に適切に荷重がかかるため、どんな道でも安定感のある走行を可能にしています。
スバルはモータースポーツでもその名の地位を高めてます。
世界ラリー選手権(WRC)では、各国のクルマが集結し戦いが繰り広げられ、1993年にはトヨタが日本車としては初のWRCを制覇するなか、スバルは1995年にドライバーズ、メイクスのダブルタイトルを獲得。
また、ドイツのニュルブルクで開催されている24時間耐久レースでは、2011年にSP3Tクラスでクラス優勝(総合21位)、2012年にも同クラスを連覇(総合28位)し、他メーカーには引けを取らない輝かしい歴史が残されています。
そうしたなかでコアなスバルファンとしてスバリストという言葉が生まれ、次第に認知されるようになったようです。
スバリストという呼び方について、スバル販売店のスタッフは以下のように話します。
「自らスバリストとおっしゃるお客さまも多く、そういった人は総じてスバルに対しての造詣が深く、メカニズムに関してもディーラースタッフに引けを取らない場合もあります。
とくにスバルの特長である水平対向エンジンやシンメトリカルAWDによるバランスの取れた操舵性など、ほかのメーカーでは味わえないといってくださる人も多いです。
スバルの歴史やモータースポーツの栄光などに関していえば、私どももファンから教わることすらあります。
ありがたいことに、スバリストと呼ばれる方たちはスバルに対しての強い愛着や情熱、こだわりを持っている人が多いようです」
※ ※ ※
最近のスバルは、新中期経営ビジョンとして「STEP」を掲げており、スピード感(Speed)を持って変革していき、お客さまから信頼(Trust)され、共感(Engagement)を得られる企業になることや、安心と愉しさという価値を提供し続けることを2025年の中期目標と説明しています。
ビジョンのなかで、ユーザーからの信頼や共感、愉しさを掲げていることもあり、スバルでは公式のファンミーティングを定期的に開催しています。
2016年には、スバルとスバルのファンが体験を共有し、交流を深める目的で滋賀県のキャンプ場で「スバルFAN MEETING」がおこなわれ、天体望遠鏡を作ろうといった子どもが楽しめる内容から、スバル車の性能体験ができる大人が楽しむなど、幅広い層が楽しめるイベントとなっています。
ほかにも、雪上でのスバル車の性能を体感するべく、スキー場の来場客を乗せてゲレンデの急な坂を上り下りする「ゲレンデタクシー」を開催しています。
また、2019年の「WRXファンミーティング」では「WRX」やそのほかのスバル車合わせて約1100台、約2000人ものスバリストが参加する大規模なイベントなどもおこなわれました。
■スバル好きとトヨタ・日産車好きには違いがある!?
スバルのスバリストという呼び方が定着している一方で、トヨタファンを「トヨティスト」、日産ファンを「ニッサニスト」などと呼ぶことはあるのでしょうか。
実際にネット上で検索をかけても、スバリストは約38万9000件ヒットするのに比べ、「トヨティスト」や「ニッサニスト」はほとんどヒットしません。
トヨタ党や日産党などと呼ばれることがあるようですが、トヨタや日産を支持する熱狂的なファンがいないかというと、そんなことはありません。
トヨタ車販売店のスタッフは以下のように話します。
「かつての『AE86』は自由度が高く自分好みのカスタムができることから人気が出たり、モータースポーツシーンを席巻した『スープラ』に根強いファンがいたりと、車種ごとに強いファンがついている印象です」
日産の販売店スタッフは、「『GT-R』や『フェアレディZ』など、同じ車種を長く乗り継いでいただくお客さまもいることから、熱狂的なファンは確かにいます。日産としても製造廃止となった純正補修部品の復刻生産をするなどしてファンをサポートする取り組みもおこなっております」と話します。
こうしたことから、トヨタや日産は、スバルのようなメーカー自体のファンというよりは、車種に特化した支持者が多いといえるかもしれません。
スバル広報部はスバリストについて次のようにいいます。
「代々スバル車を乗り継いてくださる人や、自身のクルマ以外にもスバル車全般に知見がある人など、熱心なスバルファンをスバリストと呼んでいるようです。
自動車メディアのなかにもスバル専門誌やスバル専門のYouTubeチャンネルなどが存在していますが、ほかのメーカーでそういう例はあまり聞きません。
スバルはそれほど大きな規模のメーカーではありませんが、スーパーGTのファンシートはとても盛り上がりますし、以前開催した『WRXファンミーティング』では1000台以上のWRXが集まるなど、多くのスバリストやスバルファンに支えられていると感じています」
また、トヨタや日産ではなくスバルのファンになった理由について、スバリストである男性は以下のように説明します。
「トヨタや日産も熱狂的に支持する可能性も十分にあったと思いますが、スバルが公式で主催している大規模なオフ会や、子会社のSTI(スバルテクニカインターナショナル)がモータースポーツデイを企画するなど、ファンになる要素として『共感・コミュニティ』の部分に力を入れていると感じます。
トヨタや日産のオフ会では、『86』や『GT-R』など特定の車種を対象としたものはいくつかありますが、メーカーが主催しているのはスバルと比べて少なく感じます。
また、クルマづくりという点では、水平対向エンジンを極めることでスバルのブランド力が増し、他メーカーと比べて熱狂的になりやすいのかもしれません」
※ ※ ※
スバルは、元々の生産台数がトヨタや日産に比べて多くないものの、駐車場にスバル車が停まっているとその隣に駐車する「スバルの法則」というものがあるといわれており、オーナー同士の連帯感が生まれやすいようです。
そんな熱狂的なスバリストは、スバルのこれまでの歴史や、バックボーン、会社のビジョンから共感や愉しさを生むための交流会が数多く開催されることが、スバリストと名がつくほどの支持者を増やしたといえるのではないでしょうか。
Posted at 2021/03/30 23:25:36 | |
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富士重工 | 日記
2021年03月30日
BMW M2 CS「レーシング」が実戦へ… 入門レーシングカー
BMWは3月23日、新たな入門レーシングカーの『M2 CSレーシング』(BMW M2 CS Racing)が3月27日、ドイツで実戦デビューすると発表した。
同車は、『M2 CS』をベースに開発されたレース専用車だ。M2 CSは、BMWのコンパクト2ドアクーペの『2シリーズ クーペ』の頂点に立つハイパフォーマンスモデル。「CS」は『M3セダン』や『M4クーペ』に用意されたことがあるが、『M2』への設定は初めて。さらなる軽量化と高出力化を図り、サーキットなどでのパフォーマンスを追求している。
◆最大出力450hpのM2 CSがベース
直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力450hp/6250rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5500rpmを獲得する。このスペックは、『M2コンペティション』の最大出力410hp/5250~7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5200rpmに対して、40hpの上乗せとなる。
トランスミッションは、6速MTまたは7速Mダブルクラッチを組み合わせる。BMWによると、6速MTの設定は、CSモデル初という。M2 CSは、0~100km/h加速4.0~4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が280km/h(リミッター作動)に到達する。M2コンペティションの0~100km/h加速4.2~4.4秒に対して、0~100km/h加速は0.2秒短縮されている。
◆参戦するレースに応じて最大出力は異なる
このM2 CSをベースに開発されたレース専用車が、M2 CSレーシングだ。エンジンマネジメントシステムには、BMW 『M4 GT4』のエレクトロニクスを導入した。レギュレーションに応じて、さまざまなパフォーマンスレベルにプログラムすることができる。
直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、参戦するレースのレギュレーションに応じて、最大出力280~365hpを引き出す。その一方で、最大トルクは56.1kgmと、市販バージョンと同数値とした。
7速デュアルクラッチトランスミッションには、専門のモータースポーツ向けソフトウェアが組み込まれる。排気システムは、レーシング触媒コンバーターを備えたモータースポーツ専用品。BMW モータースポーツは、パフォーマンスを市販車と同じ450hpに高めるアップグレードパッケージも用意している。
ABSやDSCなどは、モータースポーツ向けのチューニングを受けた。ドライブシャフトもモータースポーツ用で、冷却機能を備えた機械式LSDを標準装備する。市販車と同様に、ルーフはカーボンファイバー製とした。
◆ZFザックス製のモータースポーツ向けダンパー
ブレーキは、フロントがアルコン製の6ピストンで、ブレーキディスクの直径は380mmとした。リアは4ピストンで、ブレーキディスクの直径は380mmだ。ツインフローエアによるブレーキ冷却システムが採用される。
サスペンションは、フロントとリアともに、3段階の調整が可能なスタビライザー、ZFザックス製のモータースポーツ向けダンパーを装着する。リアアクスルのホイールベアリングは、モータースポーツ用に強化された。
エクステリアは、フロントリップスポイラー、角度調整式のモータースポーツ用リアウィング、エアジャッキシステム、ボンネットとトランクのクイックリリースロック、軽量化されたモータースポーツ向けワイヤーハーネスを採用する。
インテリアには、バケットシート、6点式安全ハーネス、データロガーとカラーディスプレイを装備した。センターコンソールは、照光式スイッチパネル付き。BMWモータースポーツのステアリングホイールには、操作ボタンとロッカースイッチが付く。
◆2021年は4つのレースでM2 CSレーシングを使用
このM2 CSレーシングが3月27日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開幕する「BMW M2 CSレーシングカップNLS」において、実戦デビューを果たす。BMW M2 CSレーシングカップNLSは2021年、全9戦が予定されている。
また、5月に開幕する「BMW M2 CSレーシングカップベネルクス」と「BMW M2 CSレーシングカップイタリア」でも、M2 CSレーシングが使用される。2021年、BMW M2 CSレーシングカップベネルクスは全5戦、BMW M2 CSレーシングカップイタリアは全6戦が計画されている。
さらに7月には、M2 CSレーシングを使用する「BMW M2カップ(DTM)」がドイツで開幕する。2021年は、ドイツ、オーストリア、オランダで全6戦が予定されている。
Posted at 2021/03/30 23:20:09 | |
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BMW | 日記
2021年03月30日
空冷911の世界的チューナー「シンガー」、日本における販売・アフターサポート拠点を福岡に展開
1991 Porsche 911 Reimagined by Singer
1991 ポルシェ 911 リイマジンド by シンガー
空冷ポルシェ911のレストアモデルを日本でも展開
アメリカのカリフォルニア州を拠点とし、クラシカルな空冷ポルシェの911ボディに最新のメカニズムを組み合わせた独自のモデルを製作する「シンガー・グループ(Singer Group)」は、アジア地域における事業拡大を発表。福岡県福岡市を拠点とする「永三MOTORS」を、グローバルパートナーネットワークに迎え入れた。
現在、シンガーのグローバルパートナーは、北米、ヨーロッパ、香港、台湾に拡大しており、永三MOTORSとの新たな契約締結により、日本だけでなく、東アジアにおけるシンガーブランドの展開を強化していく。
日本のカスタマーは、洗練された永三MOTORSのショールームにおいて、シンガーが展開するラインナップやサービスを知ることができる。また今回の発表により、すでに日本でシンガー製モデルを所有しているオーナーも、信頼できるスペシャリストによるサポートを、国内で受けられるようになる。
日本のポルシェ・ファンにもアピールするシンガーの911
今回の発表を受けて、日本において撮影された「1991 ポルシェ 911 リイマジンド by シンガー」の写真が公開された。エクステリアは、ラベンダーメタリックのボディカラーに、ゴースト・ストライプとレタリングの組み合わせ。また、シンガーの特徴的なセンターマウント型フューエルフィラーとサイドマウント型オイルフィラーを装備している。
心臓部は、4.0リッター空冷水平対抗6気筒自然吸気を搭載し、6速トランスミッションとAWDが組み合わされた。パープルで統一されたインテリアは、4ウェイ・アジャスタブル・スポーツシートと、特注のレザーウィーブ・インサートがチョイスされている。
公開された仕様にはAWDがチョイスされているが、RWDを指定することも可能。左ハンドル・右ハンドルのどちらのドナーカーからも、レストアすることができる。シンガーのスペシャルビスポーク部門では、特注のインテリアトリム仕上げから、スキーラック、スポットライトなど、様々なカスタマーの要望に対応している。
永三MOTORSによる手厚いアフターサービス
シンガー・グループの創立者であり、会長を務めるロブ・ディキンソンは、今回の日本における展開について、以下のように喜びのコメントを発表した。
「日本を訪れたとき、活気に満ちたポルシェのオーナーの皆さんと、911への深い愛情を直接目にしました。日本のオーナー向けとなる最初のレストアは既に完了しています。シンガーが日本のポルシェ・コミュニティに参加し、重要市場における存在感を発揮できることは、信じられないほどエキサイティングなことです」
「私たちのお客様が増えると、お客様のニーズに応じた最高の評価を得ているパートナーが必要になってきます。永三MOTORSがシンガーの代理店となり、日本の素晴らしいオーナーをサポートしてくれることを嬉しく思います」
永三MOTORSは、台湾永三汽車を母体とし2014年に設立。 九州地区でアストンマーティンとマクラーレンを販売する。永三MOTORSのティモシー・チャン会長は、シンガーとの協力関係について、次のようにコメントした。
「日本において、シンガーのサービスをより多くのお客様にご紹介できることを大変嬉しく思っています。911は日本で絶大な支持を得ている象徴的なクルマです。このような重要な市場でのシンガーの継続的な成長の一翼を担えることを嬉しく思います」
「台湾では永三汽車がシンガーのパートナーとなっており、共にアジアでのブランド構築に貢献できることを楽しみにしています。永三MOTORSは自動車業界で最も象徴的なブランドのいくつかを取り扱っており、シンガーがファミリーの一員となったことを嬉しく思っています」
Posted at 2021/03/30 23:16:43 | |
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自動車業界あれこれ | 日記