2021年06月05日
BMW M8ベースの新型スーパーカー?限定モデル? 謎の開発車両がニュルへ
BMWが開発をおこなう謎の車両が、ニュルブルクリンクで高速テストを開始した。この車両は『8シリーズ』の頂点『M8クーペ』をベースとしており、次世代のハイエンドスポーツか、あるいはM8のスペシャルモデルの開発車両なのか、注目されている。
『ビジョンMコンセプト』から継承されている赤いハイライトで装飾された卵型の3次元グリルを備えている。またバンパーには新しいデザインのエアインテークと、高速でより高いダウンフォースを提供するための新設計のスプリッターを装着している。おそらく、ヘッドライトには『M5 CS』に搭載されたレーザーヘッドライトシステムも装備されるだろう。
またリアクォーターウィンドウの場所にはストライプでカモフラージュされたカーボンファイバー製ベントが装着されているほか、巨大リアウィング、アグレッシブなリアバンパー、スポーティなエキゾーストシステムなどにも注目だ。
フロントとリアのクロスドリルディスクを備えた赤いブレーキキャリパーが「M Performance」のオプションであることや、エアロパーツを装備していることからも、このプロトタイプが「M8 CSL」である可能性もある。
開発車両のベースとなっているM8は、最高出力608psを発揮する3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載、コンペティションモデルでは626psまで高められている。この開発車両がM8 CSL、あるいは新型スーパーカーのいずれにせよ、最高出力が700psを超えてくることは確実と言えそうだ。
Posted at 2021/06/05 23:25:13 | |
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BMW | 日記
2021年06月05日
トヨタ 北米仕様の新型「GR86」アメリカの公式サイトで発表
エンジン排気量は2400ccにアップ
トヨタは2021年6月2日(水)、新型スポーツクーペ「GR86」を、米国トヨタの公式WEBサイトで公開しました。
すでに新型GR86は、2021年4月5日にスバル新型「BRZ」とともに日本で世界公開されています。
駆動方式はRWD(後輪駆動:FR)で、2+2のシート配置。エンジンは出力228馬力の排気量2400ccの水平対向4気筒エンジンを搭載、トランスミッションは6速マニュアル(MT)と6速オートマチック(AT)の両方が設定されています。
グレードは、ベースグレード(GR 86)とプレミアム(GR 86プレミアム)の2タイプで、外装カラーリングは7色が設定されているそうです。
トヨタ新型「GR86」新たに初公開! スポーティ熱高まる? 2021年後半に米国発売
■排気量拡大でパワーアップした新型GR86
トヨタの北米部門は、「GR86 2022年モデル」を2021年6月2日(現地時刻)に発表。2021年後半に発売するとアナウンスしました。
2012年に初代モデルがデビューした86ですが、北米ではサイオンブランドから「FR-S」として登場した後、トヨタ「86」として販売されます。
今回フルモデルチェンジを受けて2代目となる新型モデルは、新たにTOYOTA GAZOO Racingのバッジが与えられて「GR86」という車名になります。
新型GR86は車両剛性を高め、ハンドリング性能が向上。フロントフェンダーにエアベントを設け、安定性をさらに高めました。また、アルミのルーフパネルやフェンダーを採用することで軽量化を図っています。
パワートレインは、従来モデルの2リッター水平対向4気筒直噴エンジンに代わり、2.4リッター水平対向4気筒直噴エンジンを搭載。トランスミッションは6速MTと6速ATを用意しました。
エンジンはボアサイズの拡大や吸排気系の変更、トヨタのデュアルインジェクション技術「D-4S」の最適化によりパワーが向上。
6速MTの場合、最高出力が205hpから228hpへアップするとともに、最大トルクは184lb.ftとなり、3700rpmで最大トルクを発揮します(従来型は6600rpm)。
また、0-60mph加速は、6速MTが7秒から6.1秒、6速ATが8秒から6.6秒へと短縮しました。
新型GR86の外観は、フェンダートップがベルトラインに向かって水平に伸びるFRスポーツカーならではのスタンスを実現。いまにも走り出しそうなスタイルとしています。
フロントマスクには、パフォーマンスと表現力を融合させたGR専用の「ファンクショナルマトリクス“Gメッシュ”グリル」に、角ばったLEDヘッドライトを装着しました。
さら、空力性能に優れたエアロパーツやステアリングの応答性と安定性を高めるサイドシルスポイラーを装備しています。
北米仕様のグレードは、「GR86」と「GR86 プレミアム」のふたつを用意。プレミアムにはダックテールが装備され、スポーティでダイナミックなシルエットを演出しました。
ボディカラーは、「Track bRED」「Trueno Blue」「Neptune Blue」「Halo White」「Steel Grey」「Pavement Grey」「Raven Black」の7色です。
内装においてはフロントシートを改良。ホールド性に優れた立体的なシートにサイドサポートを組み込むことで、コーナリング時にドライバーの体を支えます。
プレミアムにはアルカンターラに本革のシルバーアクセントを加えたシートを採用。スポーティなアルミペダルも装備されました。
GR86は、ミシュラン製「プライマシーHP」と17インチホイール、プレミアムではミシュラン製「パイロットスポーツ4」と18インチ鍛造ブラックホイールでコーナーを制動するグリップ力を実現しました。
GR86のコックピットは、日々のドライビングエクスペリエンスを向上させると同時に、ドライバーが道路に集中できるようにシンプルなデザインを追求しています。
エンジンを始動すると、水平対向エンジンのピストンの動きをイメージしたオープニングアニメーションが7インチのTFTスクリーンに映し出されます。
ディスプレイには、ノーマル/スポーツ/トラックの3つのモードを備えた新開発のデジタルメーターを搭載。トラックモードでは、ギアポジションやエンジン回転数、水温、油温をリアルタイムで表示します。
GR86には8インチのマルチメディアタッチスクリーンと6つのスピーカー、プレミアムには8つのスピーカーシステムが標準装備されています。
さらに、コネクテッド・サービス、Apple CarPlay、Android Auto対応など、最新技術を搭載しました。
水平に構成されたインストルメントパネルには、液晶のトグルディスプレイとシルバーで縁取られたダイヤルが採用され、モダンなレーステイストを醸し出しています。
また、本革巻ステアリングホイール(ATはパドルシフト付)や本革巻パーキングブレーキハンドル、ギアシフトブーツを採用し、洗練されたコクピットを演出します。
さらに、2+2のシートに加えて、折り畳み式のリアシートを採用するなど、日常的な使い勝手の良さも兼ね備えました。
機能面では、トヨタのスマートキーシステム(両ドア)とプッシュボタンスタートを採用し、盗難防止システムにアラームを追加しました。また、LEDヘッドランプを標準装備し、プレミアムにはアダプティブ・フロントライティングを用意しています。
全グレードには、VSC、トラクションコントロール、ABS、EBD、BAを含むトヨタのスターセーフティシステムを搭載。SST、VSC、トラックモード、ヒルスタートアシストコントロールも搭載しました。
AT車には、プリクラッシュブレーキやアダプティブクルーズコントロール、プリコリジョンスロットルマネージメント、レーンディパーチャーウォーニング、スタビライザーウォーニング、リードビークルスタートアラート、クルーズコントロール、ハイビームアシストなどのアクティブセーフティが装備されています。
GR86の価格は数か月のうちに発表され、2021年内に発売される予定です。
トヨタ GR 86、2.4リットルボクサーは228馬力…米国仕様を発表
トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は6月2日、『GR 86』の米国仕様車を発表した。
トヨタ『86』の2世代目モデルがGR 86だ。トヨタの最新スポーツカーは、「GR」のモデルラインナップを拡大するものであり、GR86は『GRスープラ』、『GRヤリス』に続く第3のグローバルGRモデルとなる。
◆0-96km/h加速は6速MTが6.1秒
2.4リットルに排気量を拡大した新開発の直噴水平対向4気筒ガソリン「D-4S」エンジンを搭載する。軽量コンパクトかつ低重心なエンジンという特長はそのままに、2リットルから2.4リットルへの排気量アップにより、動力性能を向上させた。
米国仕様の場合、最大出力は228hp、最大トルクは25.4kgm。従来型の205hp、21.5kgmから向上した。最大トルクの発生回転数は、従来型の6600rpmから、新型では3700rpmに引き下げられた。0~96km/h加速は、6速MTが7秒から6.1秒に、6速ATが8秒から6.6秒に短縮している。あわせてレスポンスを向上させ、高回転域までストレスなく伸びるフィーリングを追求した。
トランスミッションは6速MTと6速ATを用意する。6速ATには、ブレーキとアクセルの操作を感知して自動的に最適なギアにシフトするアダプティブコントロールが採用された。トルク容量も増加しており、クラッチディスクの数も増えている。
6速MTは、クラッチ容量とギア強度を高めるために、低粘度オイルとストラットベアリングを導入した。新設計されたローキャッチマニュアルギアボックスも採用している。
◆ねじり剛性は従来型に比べて約50%向上
新しいGR 86のボディサイズは、従来型とほぼ同じで、低重心FRパッケージを継承する。GR86では、全高とヒップポイントを低く抑え、さらなる低重心化と回頭性の向上が図られた。
街乗りから限界走行まで、どんな速度域でも走る楽しさを感じられるハンドリング性能を目標に掲げる。ボディ剛性を向上。とくにねじり剛性は、従来型に比べて約50%向上しており、よりシャープなハンドリングとステアリング性能を実現しているという。
ブレーキはフロントが11.6インチ、リアが11.4インチ。17インチ仕様のタイヤはミシュラン「Primacy HP」。プレミアムグレードは、鍛造ブラックの18インチホイールにミシュラン「Pilot Sport 4」タイヤを装着する。トルセンLSDや、フロントにスポーツチューニングされた独立マクファーソンストラット、リアにダブルウィッシュボーンサスペンションを採用している。
◆アルミ製ルーフパネルでさらなる低重心化
エクステリアは、ベルトラインから水平に通ったフェンダートップによって、FRらしい車両姿勢を表現した。水平に低く通ったアンダーボディとキャビン後部の絞り込みにより、ワイドなスタンスと低重心を表現する。フロントにはGRブランド専用の「ファンクショナル・マトリクスグリル」を装着している。
モータースポーツに参戦する86で導入された空力アイテムを採用した。操舵応答性や操縦安定性を向上させるため、エアアウトレットやサイドシルスポイラーなどを組み込んだ。また、フロントエアダクトやサイドロッカーパネルなどの機能的な空力コンポーネントも、モータースポーツ参戦のノウハウを生かして開発された。GR 86がクラス最高のハンドリングと安定性を実現するのに貢献しているという。
ルーフパネルにはアルミ素材を使用して、さらなる低重心化を図った。フェンダーのアルミ素材採用やフロントシート、マフラーなどの改良により、軽量化も果たしている。
◆7インチのTFTディスプレイ
インテリアは、水平に構成されたインパネとスイッチなどの操作系を最適配置し、運転に集中できる空間を目指した。メーターには、7インチのTFTディスプレイを採用する。水平対向エンジンのピストンの動きをモチーフにしたオープニングアニメーションは、走行前の高揚感を演出するのが狙いだ。
デジタルディスプレイには、ノーマル、スポーツ、トラックの3種類の表示モードが切り替えられる。トラックモードでは、ドライバーはギア、エンジン回転数、水温、油温をリアルタイムで読み取ることができる。
水平に配置されたインストルメントパネルには、シルバーのトリムダイヤルを備えた LCD トグルディスプレイが装備された。パドルシフト付きの本革巻きステアリングホイール(ATのみ)や本革巻きパーキングブレーキハンドル、シフトブーツも採用している。
サイドボルスター付きのスポーツフロントバケットシートは、ドライバーをしっかりとホールドする。プレミアムグレードでは、革張りのスポーツシートとアルミペダルを装備する。このシートは、レザーのアクセントが付いたアルカンターラで装飾されており、キャビンにはシルバーのアクセントが配されている。
Posted at 2021/06/05 23:21:28 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2021年06月05日
BMW、ニュルブルクリンク24時間に先駆け新型M4 GT3を正式にお披露目
BMWモータースポーツは6月2日、ドイツのニュルブルクリンクで開催されるADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)に先駆け、2020年から開発が進められてきた新型M4 GT3を正式にお披露目した。6月26日に開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)で正式デビューとなる予定で、価格は41万5000ユーロ(約5550万円)となっている。
BMWはGT3カーレースにZ4 GT3、そして現行のM6 GT3をリリースし、世界中のカスタマーが使用してきたほか、多くの主要レースで優勝を飾ってきた。そんな歴史を紡ぐ新たなGT3カーであるBMW M4 GT3は、これまで開発が進められていることが公表されていたが、ニュルブルクリンク24時間に先立つ6月2日、正式にMカラーに彩られお披露目された。
M4 GT3は2020年に開発がスタートして以降、CAD、CFDのシミュレーションやテストベンチでのエンジン開発、テストシャシーの組み立て、風洞などの開発過程を経て、2020年7月18日にロールアウト。その後さまざまなサーキットでBMWワークスドライバーが開発を続けてきた。
さらに12月のイベントではフィリップ・エングがドライブし、シミュレーター用ステアリングホイールを手がけるファナテックと共同開発したステアリングホイールをトライ。リアルとバーチャルの両方で使用できる世界初のステアリングホイールが発表された。
2021年には、スペインのモンテブランコやアルメリア、ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)でテストが続けられ、1万4000km、70時間のマイレージを稼いだ。新型BMW M4 GT3は、2022年に向けて世界中のカスタマーに届けられる前に、さらに多くのテストと実戦での開発を経ていくという。
現行車両のBMW M6 GT3との比較としては、ドライバビリティの改善、コスト効率の改善、操作性という3つの領域をターゲットに開発された。M4 GT3のハンドリングとコクピットはジェントルマンドライバーにもより快適に、さらにタイヤへの負担が少なくされているという。またエンジンとトランスミッションはライフが伸ばされコストを削減。また、多くの基本設定が外部からパソコンを接続しなくてもステアリングホイールから直接設定できるという。
「BMW M4 GT3の開発作業は現在最終段階に入っており、ニュルブルクリンク24時間はBMW M モータースポーツのカラーリングで車両を発表し、最終段階に向けたパーフェクトなステップだと考えている」と語るのは、BMW M GmbHのマルクス・フラッシュ代表取締役。
「市販の新型BMW M4コンペティションは、M4 GT3にとって完全なベースとなっている。エンジンは当初からサーキットでの使用を想定して設計されており、BMW M GmbHがロードカーとレースカーを連携して開発していることを示している」
「新型M4 GT3はテクニカルパートナーたちのおかげで最先端の技術を提供する。彼らはそれぞれの分野でのベストであり、そのノウハウで開発を支援してくれていることを嬉しく思っている」
新型M4 GT3は41万5000ユーロ(約5550万円)で販売される予定で、M6 GT3よりも4000ユーロ安く、ライバルメーカーと同等だとしている。また、耐久レースでの使用のためのオプションを含めた“コンペティションパッケージ”が工場出荷時のオプションとして利用が可能となっているほか、購入特典として社内でのBMW M4 GT3のシミュレーターを使ったスペシャルトレーニングも含まれている。
Posted at 2021/06/05 23:17:42 | |
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BMW | 日記