2021年07月05日
BMWジャパン、M2のサーキット専用モデル「M2 CSレーシング」 モトーレン東都専売で導入 450馬力バージョンも用意
ビー・エム・ダブリューは28日、スポーツモデルの2ドアクーペ「M2 CS」をベースとしたサーキット専用エントリーモデル「M2 CSレーシング」を発表し、購入受付を同日開始したと発表した。
排気量3・0リットル直列6気筒ターボエンジンに7速DCTを組み合わせ、最大トルク550ニュートンメートルを発生する。最高出力は各レース規定に基づき、280~365馬力の間で設定可能としたほか、最高出力450馬力に引き上げたモデルも販売する。ABSやDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)などの運転支援システムもレース仕様に調整して搭載し、レース入門者でも安全に運転できる。
価格はベースバージョンが1499万円、450馬力バージョンが1799万円(消費税込み)。モトーレン東都(湯本拓治代表取締役、東京都東久留米市)での専売とする。
サーキット専用モデル『BMW M2 CSレーシング』発表、最高出力は280~365psに設定可能
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、サーキット専用モデル『M2 CSレーシング』を発表。全国のBMW正規ディーラーにて、6月28日より購入受付を開始した。
M2 CSレーシングは、BMW M社が高性能コンパクトスポーツ『M2 CS』をベースに開発したサーキット専用モデル。レースシーンでの高いパフォーマンスを発揮しながらも扱いやすい車両サイズと価格によって、カスタマーレーシングにおけるエントリーモデルとなっている。
パワートレーンは、3.0リットル直列6気筒直噴ターボエンジンと、モータースポーツ専用のソフトウェアで制御する7速DCTの組み合わせ。最大トルク550Nm、最高出力は各レース規定に基づき280~365psの間に設定できる。また、パーツ等を追加することで最高出力450ps/6250rpmまでチューンアップできるほか、最高出力450ps仕様のモデルも販売する。エンジンパワーは、パワースティックと呼ばれるUSBでコントロール。レース毎に設定されるBOP(性能調整)に応じて、パフォーマンスレベルのプログラミングおよび呼び出しが可能となっている。
そのほか、専用ドライブシャフトや、タイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを備えた機械式LSDを標準装備。ABSやDSCなどのドライビングアシストシステムもレース仕様となっており、ビギナーでもより安全に操作できるカスタマーレース入門モデルとなっている。
左ハンドル仕様で、価格はベースバージョンが1499万円、450psバージョンが1799万円。販売およびアフターサービスは、BMW Mモデルのレース仕様車両を取り扱うBMW Mモータースポーツディーラーにて行う。日本国内でモトーレン東都のみでの限定販売となる。
BMW M2 CSベースのサーキット専用モデルが登場。USBで最高出力をコントロール?
2021年6月28日、BMWジャパンは高性能コンパクトスポーツ「M2 CS」をベースとしたサーキット専用モデル「M2 CS レーシング」を発表。同日より、全国のBMW正規ディーラーで購入の受付を開始した。なおこのモデルは、国内唯一のBMW Mモータースポーツディーラー「モトーレン東都」のみでの限定販売となる。
最高出力を280~365psまで調整可能
ハイパフォーマンスを誇る3L 直6 DOHC ツインターボ(450ps/550Nm)を搭載するコンパクトFRスポーツクーペ「M2CS」をベースとした、サーキット専用モデル「M2 CS レーシング」が発表された。
BMW M社の手になるこのモデルは、カスタマーレーシングのエントリーモデルと位置付けられ、モータースポーツ専用のソフトウェア制御による7速DCTを搭載し、最高出力は、各レース規定に基づき280ps~365psの間での設定ができる。
最高出力のコントロールは、パワースティックと呼ばれるUSBによって行い、レース毎に設定されるBOP(性能調整)に応じて、パフォーマンスレベルのプログラミングおよび呼び出しも可能だ。
また、車両購入後に個人でパーツを追加することで、最高出力331kW(450ps)/6250rpmにまでチューンアップすることもできるが、450psまで引き上げられたモデルの販売も行われている。
他にも、M2 CSレーシング専用に製造されたドライブシャフトや、タイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを備えた機械式LSD(リミテッド スリップ ディファレンシャル)などが標準で装備される。ハンドルは左仕様のみ。
販売は、国内唯一のBMW Mモータースポーツディーラー「モトーレン東都」のみで行われる。
BMW M2 CSレーシング ラインアップ
M2 CSレーシング ベースバージョン:1499万円
M2 CSレーシング450PSバージョン:1799万円
BMW M2 CSレーシング 主要装備
外装>
・カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製ルーフ
・タンクフィラーネック付マクロロン製リヤサイドウインドー
・フロントスプリッター
・モータースポーツ リヤウイング(角度調整可能)
・タイヤ:ミシュラン スリック 27/65-18 S9L
・ホイール:10.5×18 アロイホイール(マットブラック)
内装>
・エアコンディショナー
・サベルト製Taurus XLシート
・シュロス製6点式セーフティハーネス
・カラーディスプレイ搭載AIM製MXG 1.2 レーシング ダッシュロガー
・照光式スイッチパネル搭載のセンターコンソール
・チルト&テレスコピック ステアリングコラム
・操作ボタンとロッカースイッチ付BMWモータースポーツ ステアリングホイール(着脱可能)
・大型ルームミラー
・電動調節式サイドミラー
・ヒーター付フロント・ウインドー
・消火システム
日本でも実戦デビュー済み。サーキット専用モデル『BMW M2 CSレーシング』の正式販売が開始
現代の高性能コンパクト・スポーツとして『BMW M2 CS』をベースにBMWモータースポーツ社が開発を手がけたサーキット専用のカスタマー・レーシング“エントリー”モデル『BMW M2 CS Racing』が、この日本市場でも本格販売を開始。BMW Mモデルのレース仕様車両を販売する国内唯一の"BMW Mモータースポーツ・ディーラー"に指定された株式会社モトーレン東都にて、6月28日より購入受付が開始されている。
伝統のニュルブルクリンク24時間耐久レースなど、すでに欧州ではモータースポーツ愛好家を中心にカスタマー・レーシング・モデルとして実戦デビューを飾っている『BMW M2 CS Racing』は、BMWモータースポーツ社が開発したサーキット専用モデルとして、レースでの高いパフォーマンスを発揮しながらも、あらゆるレベルのドライバーを想定した扱いやすい仕様に仕立てられた。
すでにこの2021年5月開催のスーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』にも投入され、無事ST-1クラス完走を果たしている同車は、伝家の宝刀でもある3.0リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボに、モータースポーツ専用のソフトウェアにより制御される7速DCTを搭載し、最大トルク550Nm/2350~5500rpmを発揮する。
この出力レベルは、レース規定に応じて“パワー・スティック”と呼ばれるUSBによって設定調整が可能であり、レース毎に設定されるBOP(性能調整)に応じてパフォーマンス・レベルのプログラミングおよび呼び出しが可能となっている。
このパワー・スティックによりECUにプログラムを追加することで280~365PSの間に設定可能で、車両購入後に個人でパーツ等を追加することで最高出力450PS/6250rpmまで対応する設計に。と同時に、販売時から450PSまで引き上げられたモデルも設定される。
■365PSのベース・バージョンは1499万円
その他、この『BMW M2 CS Racing』専用に製造されたドライブシャフトや、タイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを備えた機械式LSD(リミテッド・ステップ・ディファレンシャル)を標準装備。
コクピット内も、ステアリングには着脱可能なBMW Motorsportステアリングを採用しながらチルト&テレスコピック機構が残され、サベルト製Taurus XLシートにシュロス製6点式セーフティ・ハーネスを装着。さらに快適装備として電動調節式サイドミラーやエアコン、ヒーター付フロント・ウインドーも備える。
また、ABSやDSCなどのドライビング・アシスト・システムもレース仕様にセッティングされており、ビギナー・ドライバーでもより安全に車両操作が可能になるよう配慮された。エアジャッキ・システムも標準装備され、メンテナンスの容易さとともに即実戦が可能な装備が整っている。
現時点の日本では想定参戦カテゴリーの選択肢が少なくトラックデイが中心となるが、ゆくゆくはワンメイクの実施も検討されている『BMW M2 CS Racing』。左ハンドル仕様でベース・バージョンの価格が1499万円(税込)。同450PSバージョンが1799万円(税込)となっている。
BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp
株式会社モトーレン東都:https://www.totobmw.com/motorsport/
BMWのレーシングカー「M2 CS レーシング」が正規ディーラで買える!|木下隆之の初耳・地獄耳|
「きゃっ、レーシングカーがディーラーで買えるって本当っすか?」
担当編集者Kはいつものようにスットンキョな声をあげた。
「そうなんだ。株式会社モトーレン東都がBMW Japanから正式認定され、販売を手掛けることになったんだよ」
株式会社モトーレン東都(Toto BMW)はこれまでBMW Team Studieのオフィシャルスポンサーとしてモータースポーツに参戦してきた。スーパーGTで活躍するだけでなく、プランパンGTアジアでも圧倒的な成績を残してきた。そこでの経験と知見を生かして、これからは「BMW M MOTORSPORT DEALER」としても積極的に活動することになったのだ。
「ブランパンGTアジアって、キノシタさんが戦ってきたカテゴリーじゃないっすか」
「そうだ、オレ様がM4 GT4を走らせ、圧倒的なポールポジション率と反感を買うほどの勝率で活躍したあのレースのことだよ」
「さりげなく自慢話をぶっ込んできましたね」
「ただ、説明しただけだ‼︎」
「ともかく、ディーラーで購入できるってことは、街道筋の販売店で『これくださいって』っていって乗って帰れるんすね」
「アホか」
まったく編集担当Kの常識知らずには腹が立つ。
「本格的なレーシングマシンで公道を走る奴がいるか!」
「でも、トヨタ86のようなナンバー付きレース仕様もありますから…」
「それとは次元が違うんだ。戦闘力がハンパない」
Toto BMWがまず販売を開始したのは、「M2 CSレーシング」である。直列6気筒3リッターツインターボを搭載したM2をベースにカスタマー用にモディファイしたレーシングマシンであり、圧倒的な性能を誇る。最高出力は450馬力を超える。ドイツ本国のBMW M社とBMW Motorsportが共同開発しており、今回BMW Japanが日本で唯一の正式BMW M MOTORSPORT DEALERとして認定したことで、ワークスマシンの販売が可能になった。
「M2 CSレーシングって、先月のスーパー耐久でキノシタさんが乗ったマシンですよね」
間抜けな担当編集者Kでも、記憶力だけはいいらしい。
「そうだ、オレ様が富士24時間耐久で走らせ、改造範囲の緩い超本格的なGT4マシンを追い抜きまくり、通関を終えたばかりのM2 CSレーシングをノートラブルで完走させ、見事に総合12位に押し上げたあのマシンのである。もはや飽きるほど立った表彰台だけど、この日は格別だったぞ‼︎」
「また、臆面もなく自慢話をぶっ込んできましたね」
「いや、正直にいうとね。誰が乗っても勝てるかもしれないマシンだった」
M2 CSレーシングは本格的なレーシングマシンだから、ロールケージはジャングルジム状態だし、バケットシートも運転席一脚だけだ。内装は軽量化のために、鉄板剥き出しだ。ステアリングなんて、飛行機の操縦桿のようである。タイヤはスリック、とはいうもののトランスミッションは7速DSGだからセミオートマの用だ。電子制御でスピンを抑えてくれるし、ABSも組み込まれている。ビギナーでも扱いやすいようにセッティングされているのだ。ランニングコストを抑えるために、カーボンパーツも多用していない。
「カーボンのほうが、速いんじゃないですか?」
「たしかにカーボン素材は軽量で剛性がある。だが、高価だ。クラッシュしたときに頭を抱えるだろ。操縦性も整っている」
「ニュルブルクリンク24時間にもたくさん走っていましたね」
「そうだ、走りがイージーで速いから人気なんだ」
「だからキノシタさんでも表彰台にのれた?」
「そう、オレ様でも勝てるほど速い…コラ」
「あっ、ノリツッコミもやれるんすね(笑)」
「鼻で笑うな」
「といっても、レースに出る方法が難しいですよね」
今回のプロジェクトには、BMW Team Studieの鈴木康昭氏がスーパーバイザーとて参画している。サポート体制も万全である。
「ちなみに、キノシタさんはプロジェクトメンバーに?」
「いや、オレ様は走るほうだから…」
「嫌われているんですね」
「そう、オレ様は嫌われている…コラ」
「あっ、またノリツッコミ(笑)」
〈文=木下隆之〉
抜群のパフォーマンスと扱いやすいサイズで走りを堪能できるBMWのサーキット専用モデル「M2 CS Racing」
BMW「M2 CS Racing」
ビー・エム・ダブリューは、高性能コンパクト・スポーツ・モデルBMW M2 CSをベースに仕上げられた、カスタマー・レーシングのエントリー・モデルとなるサーキット専用モデル「BMW M2 CS Racing(エム・ツー・シー・エス・レーシング)」の購入の受付を、全国のBMW正規ディーラーにて、本日より開始する。
BMW M2 CS Racingは、BMW M社が開発したサーキット専用モデルとして、レース・シーンでの高いパフォーマンスを発揮しながらも扱いやすい車両サイズと価格によって、カスタマー・レーシングにおけるエントリー・モデルとなっている。
3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンや、モーター・スポーツ専用のソフトウェアにより制御される7速DCTを搭載し、最大トルク550Nm/2,350rpm-5,500rpmを発揮する。最高出力は、各レース規定に基づき280~365PSの間に設定可能となっている。
また、車両購入後に個人でパーツ等を追加することで、最高出力450PS(331kW)/6,250rpmまでチューンアップする事も可能な設計となっていると同時に、既に450PSまで引き上げられたモデルも販売される。
エンジン・パワーのコントロールは、パワー・スティックと呼ばれるUSBによって調整が可能であり、レース毎に設定されるBOP(性能調整)に応じて、パフォーマンス・レベルのプログラミングおよび呼び出しが可能となっている。
BMW M2 CS Racings専用に製造されたドライブ・シャフトや、タイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを備えた機械式LSD(リミテッド・ステップ・ディファレンシャル)が標準装備されている。
なお、カスタマー・レーシング・エントリー・モデルとして、ABSやDSCなどのドライビング・アシスト・システムもレース仕様に調整され装備されているため、ビギナー・ドライバーでもより安全に車両操作が可能になるよう配慮されている。また、エア・ジャッキ・システムが標準装備され、メインテナンスの容易さも備えている。
販売およびアフターサービスは、BMW Mモデルのレース仕様車両を取り扱うBMW Mモータースポーツ・ディーラーにて行なわれる。日本国内においては、BMW Mモデルのレース仕様車両を販売する国内唯一のBMW Mモータースポーツ・ディーラーである、株式会社モトーレン東都のみでの限定販売となる。
主な標準装備
外装
カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製のBMW M2 CSルーフ
タンク・フィラー・ネック付Makrolon®製リヤ・サイド・ウィンドウ
フロント・スプリッター
モーター・スポーツ・リヤ・ウイング(角度調整可能)
タイヤ::MICHELIN スリック 27/65-18 S9L
ホイール:10.5×18 アロイ・ホイール(マット・ブラック)
内装
エア・コンディショナー
Sabelt製Taurus XLシート
Schroth製6点式セーフティ・ハーネス
カラー・ディスプレイ搭載のAIM製MXG 1.2 レーシング・ダッシュ・ロガー
照光式スイッチ・パネル搭載のセンター・コンソール
チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
操作ボタンとロッカー・スイッチを備えた着脱可能なBMW Motorsportステアリング・ホイール
後方視界をより広く確保する大型ルーム・ミラー
電動調節式サイド・ミラー
ヒーター付フロント・ウインドー
消火システム
メーカー希望小売価格(消費税込み)
■M2 CS Racingベース・バージョン ¥14,990,000
■M2 CS Racing 450PSバージョン ¥17,990,000
・左ハンドル仕様
関連情報:https://www.bmw.co.jp/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
軽量ハイパフォーマンスモデル「BMW M2 CS」にサーキット専用バージョンが登場
BMWが高性能コンパクトスポーツのM2 CSにカスタマーレーシングのエントリーモデルとなる「M2 CSレーシング」を設定。販売およびアフターサービスはBMW Mモデルのレース仕様車両を取り扱うBMW Mモータースポーツ・ディーラーにて実施
BMWジャパンは2021年6月28日、高性能コンパクトスポーツのM2 CS(クラブ・スポーツ)にサーキット専用モデルの「M2 CSレーシング(Racing)」を設定し、同日より購入の受付を開始した。
車種展開は以下の通り。
M2 CSレーシング ベース・バージョン:1499万円
M2 CSレーシング 450psバージョン:1799万円
なお、販売およびアフターサービスはBMW Mモデルのレース仕様車両を取り扱うBMW Mモータースポーツ・ディーラーにて実施。日本では国内唯一のBMW Mモータースポーツ・ディーラーである、モトーレン東都のみでの限定販売となる。
今回発表されたM2 CSレーシングは、BMW M社が開発したサーキット専用モデルで、レース・シーンでの高いパフォーマンスを発揮しながらも扱いやすい車両サイズと価格によって、カスタマーレーシングにおけるエントリーモデルに位置している。
車両の特徴を見ていこう。ベースモデルは高性能コンパクトスポーツのM2 CSで、パワーユニットには2979cc直列6気筒DOHC24V・Mツインパワーターボエンジンを搭載。最大トルクは550Nm/2350rpm~5500rpmを発揮し、一方で最高出力は各レースの規定に基づき280~365psの間で設定できるようにしている。また、専用セッティングを施して450ps/6250rpmにまで出力アップした450psバージョンも選択可能だ。エンジンパワーのコントロールは、パワースティックと呼ぶUSBによって調整でき、レース毎に設定されるBOP(性能調整)に応じて、パフォーマンスレベルのプログラミングおよび呼び出しが可能。さらに、M2 CSレーシング専用に製造したドライブシャフトや、タイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを組み込んだ機械式LSD、モータースポーツ用ホイールベアリング(リアアクスル)を備えた専用アウトプットシャフト、ライトウェイト・モータースポーツ・ワイヤーハーネスなどを標準で装備する。トランスミッションには、モータースポーツ専用のソフトウェアにより制御される7速DCTをセット。制動機構には前Alcon製6ピストン固定式キャリパー/後4ピストン固定式キャリパーおよびツインフロー式ブレーキエアクリーニングを組み込み、アシストシステムとしてモータースポーツ専用に調整したスタビリティシステム(DSC/ABS)も採用した。
シャシー面に関しては、FIAレギュレーションに準拠した溶接式セーフティ・ロールケージ付シャシーを採用。外装には、カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製ルーフやタンクフィラーネック付Makrolon製リアサイドウィンドウ、フロントスプリッター、モータースポーツ・リアウイング(角度調整可能)、エアジャッキシステム、エアロキャッチ式ボンネット/トランクリッドロック、前後牽引フックなどを装備する。また、シューズにはミシュラン27/65-18 S9Lスリックタイヤ+10.5J×18アロイホイール(マットブラック)を装着した。
コクピットについては、内装材やリアシートを取り払ったうえで、カラーディスプレイ搭載のAIM製MXG1.2レーシングダッシュロガーや照光式スイッチパネル搭載のセンターコンソール、チルト&テレスコピック・ステアリングコラム、操作ボタンとロッカースイッチを備えた着脱可能なBMW Motorsportステアリングホイール、後方視界をより広く確保する大型ルームミラー、電動調節式サイドミラー、ヒーター付フロントウィンドウ、消火システムなどを採用。エアコンディショナーも標準で装備する。シートに関しては、ベース・バージョンがSabelt製Taurus XLシート(FIA 88551999、調節式、M2 CS Racing刺繍入り)、450psバージョンがRECARO製P1300 GTシート(FIA 88622009、調節式、M2 CS Racing刺繍入り)を装着し、シートベルトにはSchroth製6点式セーフティハーネス(FIA 88532016)を設定。また、燃料タンクにはFT3安全燃料タンク(容量84リットル)を搭載し、オプションとして容量120リットルの耐久レース用燃料タンクを用意した。
Posted at 2021/07/05 22:16:55 | |
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BMW | 日記
2021年07月05日
【スクープ】BMWが初のスーパーカーに着手!? M8ベース謎の開発車両をスクープ!
正体は「M8 CSL」の可能性も!?
BMWの2ドアスポーツカー、『8シリーズ』の頂点に君臨する「M8」ベースの謎のプロトタイプをカメラが捉えた。
昨夏にも8シリーズをベースとする開発車両を目撃したが、それとも異なるコンポーネントが見られ、謎が深まっている。
キャッチしたプロトタイプは、「ビジョンMネクストコンセプト」を彷彿させる赤いアクセント、カーボンファイバーサラウンドを備えるグリルを装備。さらにカーボンファイバースプリッター、独自のフロントフェンダーベント、赤いキャリパーを備えた高性能ブレーキシステム、軽量ホイールも確認できる。またリアクォーターウィンドウの場所にはカーボンファイバー製ベントが装着されている。後部では、大型ウィングを初めて装着、F1に触発された第3のブレーキライト備えるディフューザー、よりスリムなリフレクター、おなじみ4テールパイプエキゾーストシステムなども確認できる。
M8のパワートレインは、最高出力608psを発揮する3.0L直列6気筒エンジンを搭載、コンペティションモデルでは626psまで高めら
Posted at 2021/07/05 21:56:22 | |
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