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2021年08月16日 イイね!

個人的には今回発表されたものよりも非公式なイメージレンダリングの方が「っぽい」感じで好きかもw

個人的には今回発表されたものよりも非公式なイメージレンダリングの方が「っぽい」感じで好きかもwランボルギーニ『カウンタック』が復活、814馬力ハイブリッド搭載…世界限定112台を生産へ

ランボルギーニは8月13日、米国カリフォルニア州で開催中の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、『カウンタックLPI 800-4』(Lamborghini Countach LPI 800-4)を初公開した。

同車は、ランボルギーニの名車『カウンタック』の50周年を記念して、世界限定112台を生産する。オリジナルのカウンタックは1971年に先行発表され、市販モデルの「LP400」が1974年に発表された。排気量4.0リットルのV型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力375hpを獲得。0~100km/h加速5.4秒、最高速309km/hの性能を誇った。

◆オリジナルのカウンタックに敬意を示したデザイン

カウンタックLPI 800-4は、オリジナルのカウンタックに敬意を示したデザインを採用する。オリジナルのカウンタックが持つ「ディスラプティブ」コンセプトは、何世代にも渡って、スーパーカーにインスピレーションを与えてきたという。そのコンセプトが、カウンタックLPI 800-4にも反映されている。ピュアなボディライン、V12縦置きミッドシップエンジン、オリジナルのカウンタックで初採用された上方に開くシザードアが、カウンタックLPI 800-4にも導入された。

ランボルギーニは、カウンタックLPI 800-4に、独特の「カウンタックフェイス」を与えた。長くて低い長方形のグリルとヘッドライトを備えたフロントボンネットの明確なラインと、六角形をテーマにしたホイールアーチからインスピレーションを得ている。急傾斜したキャビンには、オリジナルのカウンタックを彷彿とさせる直線を採用し、パワフルでクリーンな前後のラインに近づけた。リアウィングは未装備で、エアスクープをショルダー部分に組み込む。「NACA」エアインテークは、ボディサイドとドアに装備された。ルーフからリアへと貫く「ペリスコピオライン」は、上から見た場合、リアに向かって浮かんでいるように見えるという。

リアは、独特の逆ウェッジデザインが特長だ。リアバンパーは、より低く滑らかなラインを持ち、「ヘキサゴニータ」デザインが3分割のテールライトを形成する。カーボンファイバー製のリアディフューザーには、4本のエキゾーストテールパイプを組み込んだ。

◆8.4インチのHDMIセンタータッチスクリーン

ボディカラーには、ソリッドなヘリテージカラーの「Giallo Countach」(イエロー)、「Impact White」(ホワイト)、メタリックカラーの「Viola Pasifae」(パープル)「Blu Uranus」(ブルー)などを設定する。ランボルギーニならではのDNAを受け継いだ、専用のカスタマイズも用意されている。

カウンタックLPI 800-4のインテリアは、低く、四角いデザインとした。オリジナルのカウンタックのスタイルを変えることなく、シングルカラー、ツートンカラー、カーボンファイバーなど、独自のカスタマイズバリエーションが選択できる。

8.4インチのHDMIセンタータッチスクリーンを通じて、コネクティビティやApple「CarPlay」などをコントロールできる。また、「Stile」(デザイン)という専用ボタンが装備された。押すと、カウンタックのデザイン哲学が説明される。

◆0-100km/h加速2.8秒で最高速は355km/h

パワートレインは、ブランド初のハイブリッドスーパーカーの『シアンFKP 37』譲りだ。6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力780hp/8500rpm、最大トルク73.4kgm/6750rpmを発生する。

48Vのモーターは、7速「ISR」トランスミッションに組み込まれ、最大出力34hpを発生する。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、814hpのパワーを引き出す。乾燥重量は1595kg。0~100km/h加速2.8秒、0~200km/h加速8.6秒、最高速355km/hのパフォーマンスを可能にする。

電気エネルギーの蓄電には、リチウムイオン電池ではなく、スーパーキャパシタを使用する。『アヴェンタドール』で最初に実用化されたスーパーキャパシタだが、カウンタックLPI 800-4では10倍の電力を蓄電できる設計とした。ランボルギーニによると、同じ重量のリチウムイオンバッテリーよりも出力は3倍強力という。スーパーキャパシタは、コックピットとエンジンの間の隔壁に配置され、前後の重量配分に配慮している。

◆四輪操舵を採用

低速域では俊敏性を向上させ、高速域では車両のコントロール性と安定性を高める「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」と、「ランボルギーニ・リアホイール・ステアリング(LRS)」を採用する。LDSシステムは、速度と選択されたドライビングモードに適応し、直接的なステアリングから、より間接的なステアリングに移行する。LRSシステムは、2基の電気機械式アクチュエーターにより、後輪を制御する。

4輪駆動システムは、すべての新しいダイナミックシステム、とくにLRSと連動して動作するように最適化されている。このシステムは、ピレリ「P Zero」タイヤとともに、グリップが低い路面でも優れたパフォーマンスを発揮することができるという。さらに、前後アクスル間のトルク配分は、選択されたドライビングモードや路面状況に応じてダイナミックに変化する。

プッシュロッド式フロント/リア磁気レオロジーサスペンションは、路面状況や選択したドライビングモードに応じて、サスペンションの挙動を変化させることが可能。このシステムは、LRSシステムと連動して機能するように開発されており、あらゆるコンディションで最善のレスポンスを実現するとともに、ローリングや不要なボディの動きを補正する、としている。



ランボルギーニが50周年を記念し限定112台で伝説の『カウンタック』を現代に復刻

 8月14日、アウトモビリ・ランボルギーニはアメリカのカリフォルニアで行われているジ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングで、1970年代から80年代にかけたスーパーカーブームの代名詞である『カウンタック』を現代に復活させた限定112台の『ランボルギーニ・カウンタックLPI 800-4』を発表した。ランボルギーニの50周年を祝うモデルで、V12エンジンとスーパーキャパシタを備えたeモーターのハイブリッドで800馬力超を誇る。

 ランボルギーニ・カウンタックは、1974年から90年まで製造されたスーパースポーツ。ミウラに続きランボルギーニの名を世界に知らしめたモデルで、日本でもスーパーカーブームの中心的存在となった。直線的なスタイリング、リトラクタブルヘッドライト、シザードア、サイドのNACAダクト、特徴的なテールと、いまだに多くのファンをもつ。また、モータースポーツではスーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権の初年度にもJLOCが投入。多くの注目を集めた。

 そんな伝説的な『カウンタック』の名が現代に復活した。ランボルギーニの50周年を祝い、わずか限定112台で誕生したカウンタックLPI 800-4は、特徴的なカウンタックのデザインを現代にリファイン。さらに最新のテクノロジーが組み合わされたものとなった。

 外観では、20年近くに渡って作られた初代カウンタックの特徴的な各モデルを研究。くさび形のボディラインや長い長方形のグリル、ヘッドライト、さらに特徴的なリヤフェンダー上部のエアスクープ、サイドのNACAダクトも再現。カウンタックの特徴を表現しつつ、現代のランボルギーニらしいボディに仕上げられた。

 モノコックシャシーとボディパネルはすべてカーボンで、乾燥重量は1,595kg。これに780馬力を発生する6.5リッターV12エンジンと、スーパーキャパシタから電力を供給するeモーターが組み合わされ、34馬力を発生。マイルドハイブリッドで合計814馬力となることから、LPI 800-4の名がつけられた。

「カウンタックLPI 800-4は、初代がそうであったように先見性があるクルマとなった」とアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ウィンケルマン社長兼CEOはコメントした。

「最も重要なクルマのアイコンのひとつであるカウンタックは、ランボルギーニの設計とエンジニアリングを具現化するだけでなく、人並みはずれた『夢のような』クルマを作る我々の哲学を表している」

「カウンタックLPI 800-4はランボルギーニの遺産に敬意を表しているが、過去にひたりたいだけではない。象徴的なこのモデルが、現代までにどう進化したのかを想像したものだ。我々のブランドのDNAを祝い、楽しみ、新しいデザインとテクノロジーを模索するランボルギーニの伝統を支持している」



【5000人が歓喜】新型カウンタックが一般公開 CEO「ランボの次のチャプター」

112台限定のワケは?

ランボルギーニが発表した新型カウンタックが、5000人のゲストの前で一般公開された。

北米における自動車の祭典、モントレーカーウィークのなかのクエイル・モータースポーツ・ギャザリングの会場からその様子が届いた。

新型カウンタックは、初代の開発プロジェクトコード「LP112」にちなみ112台が限定生産される。

自然吸気V12エンジンと48Vの電気モーターによりシステム出力814ps(エンジン:780ps/モーター:34ps)を発揮し、最高速度は355km/hに達する。

アンヴェールに登壇した同社のステファン・ヴィンケルマンCEOは、カメラの前でこう語った。

納車は2022年初頭から

「カウンタックLPI800-4が示すのは、電動化が進む世界におけるランボルギーニの次のチャプターなのです」

「このクエイル・モータースポーツ・ギャザリングにお集まりのカスタマーの皆さんは、新たなマスターピースを直接ご覧になる初めての方々となります」

「自動車の歴史に足跡を残したアヴェンタドールの最終仕様、それにエッセンツァSCV12がともに皆様をお迎えします」

わずかに青みのある光沢が美しい専用色「ビアンコ・シダラーレ」は、ランボルギーニの創業者であるフェルッチオが所有していたカウンタックLP400Sを彷彿とさせ、内装はレッドとブラックのレザーで仕立てた。

新型カウンタックは、2022年の第1四半期からデリバリーを開始するという。



【これがカウンタック】新型ランボルギーニ「LPI 800-4」 価格/性能/デザインは?

米国の自動車イベントで初公開

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ランボルギーニ・カウンタックは、ベルトーネがデザインしたオリジナルモデルに影響を受けたスタイリングと、800ps以上の出力を持つ超高級ハイブリッド・ハイパーカーとして生まれ変わった。

新型カウンタックLPI 800-4は、カリフォルニア州で毎年開催されるモントレー・カー・ウィーク・フェスティバルの一環である「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で公開された。これは、オリジナルのカウンタックがジュネーブ・モーターショーでデビューしてから50周年を迎えることを記念したものだ。

生産台数はわずか112台で、価格は税別200万ユーロ(約2億6000万円)からとなっており、その大半がすでに販売されているという。

80年代のシンボルを蘇らせる

自然吸気で縦置きリアマウント(車名のLPの由来)のV12エンジンを搭載し、アヴェンタドール・ウルティメと同じ780psを発生。7速ATで両軸を駆動する。このエンジンだけでも非常にパワフルだが、これに48Vの電気モーターが組み合わされる。

モーターは34psを発生し、総合出力は814psとなり、ウルティメを大きく引き離している。同じV12ハイブリッドのシアンFKP37をわずかに下回るパワーだ。トルクは明らかにされていないが、シアンの73kg-mに近いと予想される。

0-100km/h加速は2.8秒と、ウルティメよりも2秒速く、200km/hまでは8.6秒で到達する。最高速度は355km/hとされている。

電気モーターには、同重量の従来型リチウムイオンバッテリーに比べて3倍の電力を供給できるというスーパーキャパシターを採用している。しかし、ランボルギーニがこの技術を市販車に採用するのは、このモデルが最後になるだろう。

アヴェンタドール、ウラカン、ウルスの後継モデルには、排出ガスを大幅に削減し、スーパーキャパシタでは実現できないEV走行を可能にする、従来型のハイブリッド・パワートレインが搭載される予定だ。

ランボルギーニによれば、スーパーキャパシタは「電気モーターとホイールを直接接続する唯一のマイルド・ハイブリッド技術」であり、加速カーブを滑らかにしたり、ドライバーの判断で微妙にパワーを上げたり、低速での操縦性を高めたりするために使用されるという。

足回りはアヴェンタドールとシアンを進化させたものだが、デザインはすべて新しく、ランボルギーニが「1980年代の広告塔であり、自動車とライフスタイルのウルトラクールの象徴」と表現したオリジナルのカウンタックの特徴を大きく受け継いでいる。

カウンタックらしさを表現したデザイン

シルエットは、20年近いライフサイクルの中で生産されたさまざまなカウンタックのモデルからインスピレーションを得ており、「ウェッジシェイプ」はより明確なものとなっている。また、将来のランボルギーニのモデルに引き継がれる特徴として、シャープなラインとアングルが強調されている。

アヴェンタドールのアグレッシブな外観とは異なり、シンプルな直方体に近いヘッドライトとボンネットを備え、全体的にすっきりとしたデザインとなっている。

サイドエアインテークは、初代モデルに装備されていたエアインテークを模したもの。F1マシンにインスピレーションを得たレイアウトで、サイドに取り付けられた2つのラジエーターに空気を供給するために使用されていた。

ルーフのくぼみは、カウンタックの初期モデルに装備されていた「ペリスコピカ(ペリスコープ)」と呼ばれるリアビューミラーにちなんだものだ。ブレーキランプ、ホイールデザイン、エンジンカバーのルーバーなどにはランボルギーニのトレードマークである六角形のモチーフが採用されている。

また、3Dプリントによる「可動式」エアベントや、ボタン操作で透明にできるフォトクロマチック・ルーフパネルなどの現代的な装備は、カウンタックが「歴史的なインスピレーションを受けながら、21世紀の未来を映し出すクルマ」であることを彷彿とさせる。

インテリアでは、幾何学的なステッチなどオリジナルへのオマージュも見られるが、スマートフォンのミラーリング機能を備えた8.4インチのインフォテインメント・タッチスクリーンなど、現代的な装備が採用されている。

重量は1595kg(乾燥状態)で、1トンあたり510psのパワー・ウェイト・レシオを実現している。カーボンファイバーが露出している部分もあるが、Bianco Siderale、Verde Medio、Bronzo Zanteなど、ボディカラーが豊富に用意されている。

ランボルギーニのデザイン部門であるチェントロ・スティーレの責任者であるミィティア・ボルケルトは、オリジナルのカウンタックを「自動車の歴史の中で最も重要でエキサイティングなクルマの1つ」と称賛し、カウンタックLPI 800-4は「新しい時代に向けてその進化を続ける」機会を与えてくれたと語った。

「カウンタックは挑発的で偏ったデザインでした。人々を微笑ませたり、見惚れさせたりもしますが、その悪名高い認知度はデザインの純粋さを証明しています。カウンタックLPI 800-4は、その純粋さを新たなレベルに引き上げ、モータースポーツの歴史に名を刻む限定車として登場しました」

ランボルギーニは新たな時代へ

ランボルギーニが歴史的な名前を復活させ、レトロなデザインを採用したことは、ある意味で驚きである。ランボルギーニの指揮を執るステファン・ヴィンケルマンCEOは、ノスタルジーを嫌っていることがよく知られている。

ヴィンケルマンはこう語っている。

「わたしは、レトロカーは絶対に作らないという考えを持って会社を辞めました。だから戻ってきたときに、『なぜ今さらこんなことをするのか』と言ったのです。しかし、実際にクルマを見てみると、やってよかったと思いました」

新型カウンタックは一回限りの生産となる可能性が高く、他のクラシックモデルが復活する見込みは薄い。

ランボルギーニは、2023年にアヴェンタドールの後継モデル(プラグイン・ハイブリッド)を、その後すぐに4人乗りの完全EVをデビューさせる予定で、今まさに変革の時代を迎えようとしている。



ランボルギーニ スーパーカーが蘇る!新型「カウンタックLPI800-4」発表

アウトモビリ・ランボルギーニは2021年8月13日、新型「カウンタックLPI800-4」を発表しました。この復活を果たしたニューモデルは、20世紀の伝説のスーパーカーの21世紀版として革新的なデザインと技術を凝縮してデビューする限定モデルです。

モデル概要

カウンタックLPI800-4は、ランボルギーニのハイブリッド・スーパーキャパシタ技術を組み合わせたV12エンジンを搭載しています。LP(Longitudinale Posteriore:後方縦置き)エンジンと、2019年に発表された限定スーパースポーツカー「シアン」のために開発されたハイブリッド技術を組み合わせ、さらにV12気筒エンジンの独特の味わいとサウンドを実現しています。

V12気筒エンジンで出力780ps、電気モーター出力34psを組み合わせた総合最高出力は814ps。駆動システムはフルタイム4WD駆動システムを採用し、0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速8.6秒、最高速度355km/hという驚異的なピークパフォーマンスを発揮します。

ステファン・ウィンケルマンCEOは、「カウンタックLPI800-4は、かつてのモデルがそうであったように、時代を先駆けるスーパーカーです。自動車史の中で最も重要なアイコンのひとつであるカウンタックは、ランボルギーニのデザインとエンジニアリングの理念を体現しているだけでなく、スーパーカーの定義を再構築し、想像できないほどの領域に到達し、そして何よりも夢のようなクルマであるという我々の哲学を表していました。カウンタックLPI800-4は、このランボルギーニの遺産に敬意を表していますが、回顧的な復刻版ではありません。70年代、80年代の象徴的なスーパーカーのカウンタックが、この10年間でどのようにモダンなスーパースポーツモデルに進化したかを表現しています。また、ランボルギーニの伝統である、ブランドのDNAを尊重しつつ、新しいデザインやテクノロジーの可能性を追求することも忘れてはいません。このクルマは、ランボルギーニというブランドの永続的でエモーショナルな力を表現しています。つまり、見ること、聞くこと、そして何よりもドライブすることで、常にインスピレーションを与え、スリリングな感情を高めてくれるでしょう」と語っています。

異次元の性能

カウンタックのV12気筒エンジンは、そのデザインと同様に伝説的な存在です。かつてのカウンタックは、サイドマウント・ラジエーターやエンジンより前方に配置されたギヤボックス、ボディ構造はチューブラー・スペースフレーム技術を採用し、キャビンフォワード・パッケージとするなど、重量配分とバランス、パフォーマンスを考慮した革命的なものでした。この哲学はカウンタックLPI800-4に引き継がれ、期待されるパフォーマンスを生み出すために、現在のランボルギーニの技術とエンジニアリングの頂点を目指しています。

カウンタックLPI800-4は、驚異的な性能を追求したスーパーカー「シアン」で採用されたマイルドハイブリッド技術とV12気筒エンジンを採用。モーターは同じ重量のリチウムイオンバッテリーと比較して3倍のパワーを発揮できるスーパーキャパシターからの電力で駆動されます。スーパーキャパシターは600A/48Vです。モーターは34ps/35Nmのアシストを行なうことができます。

V12気筒エンジンはドライサンプで、60度V12のレイアウトとし、ボア・ストロークは95mm×76.4mm、総排気量6498cc、圧縮比11.8で、780ps/8500rpm、720Nm/6750rpmを発生。最高許容回転数は8700rpmに達し、大排気量でしかも超高回転の特性を備えています。

ボディ骨格は、かつてのカウンタックのような鋼管スペースフレームではなく、モノコック構造で、モノコックとすべてのボディパネルにカーボンファイバーを採用。最適な軽量化と優れたねじり剛性を実現。なおカーボン製モノコックの前後にはアルミ材が使用されています。

カウンタックLPI800-4の乾燥重量は1595kg、馬力荷重は1.95kg/psです。エクステリアでは、フロント・スプリッター、フロントウィンドウ、ウィングミラー、エンジンボンネットカバー、エアインテーク、ロッカーパネルにカーボン材が使用され、インテリアでもカーボンファイバーが使用されています。

サスペンションは前後ともレーシングカーと同じオール・アルミ製のプッシュロッド式ダブルウイッシュボーンで、ダンパー/スプリングはボディ側に水平マウントされています。なお、チャシー制御は個別設定可能なESC、トラクションコントロール、ABSを採用。また操舵システムは後輪操舵を統合制御する4WSを採用。

4WDシステムは最新世代のハルデックス(油圧多板クラッチ)システムを装備。トランスミッションは7速オートクラッチ(AMT)式を採用。

最先端の3Dプリント技術を駆使して作られた可動式のエアベントや、ボタンを押すと透明、不透明に変化する可変光ルーフは、21世紀の未来的な技術の象徴であることを示しています。

ホイールはフロント20インチ、リヤ21インチサイズで、タイヤはピレリPゼロ・コルサを採用。ブレーキはカーボンセラミックで、キャリパーはフロントが6ポット、リヤ4ポット。

インテリアでは8.4インチサイズのセンタータッチスクリーンが装備され、コネクティビティやApple CarPlayとの接続可能。また、「Stile(デザイン)」と名付けられたユニークなボタンがあり、このボタンを押すとカウンタックのデザイン・フィロソフィーの解説を聞くことができます。

なおこのカウンタックLPI800-4は、ランボルギーニカウンタックの開発時に使用された内部プロジェクト名「LP112」に合わせて112台の限定生産です。デリバリーは2022年第1四半期に開始される予定で、価格は2億6000万円からとなっています。

現在スーパーカー・デザインの始祖

カウンタックという車名は、イタリア・ピエモンテ地方の方言で驚きや不思議さを表現する言葉で、「クーンタック」と発音され、ランボルギーニのモデル名の中で牛と関係のないものは数少ない車名です。

ランボルギーニのデザイン責任者の「初代カウンタックは、数年前からランボルギーニ・デザインセンターに展示されていました。このモデルを見るたびに鳥肌が立ち、私やデザインチーム全体にとって、未来のランボルギーニのデザインにインスピレーションを与えてくれます。これは我々のDNAの譲れない部分であり本質です」と語っています。

初代カウンタックは、ランボルギーニのデザインDNAを他の車とは違った形で創造し、新しいカウンタックは、その型破りでエッジの効いたキャラクターを未来に向けて発信することになります。

カウンタックの特徴的なシルエットは、フロントからリヤまで一体で続くライン、シャープなアングル、独特のウェッジシェイプを持ち、現代のスーパースポーツデザインに革新をもたらし、将来のランボルギーニのモデルにも影響を与えることになりました。

LPI800-4の特長的なカウンタック・フェイスは、長くて低い長方形のグリルとヘッドライトを備えたフロントボンネットの力強いライン、六角形をテーマにしたホイールアーチが特長です。

また、鋭い傾斜角を持つキャビンは、オリジナルのカウンタックのような直線的なラインを採用し、力強くクリーンなフロントからリヤへのラインと調和させています。固定式のリヤウィングは装備せず、エアスクープは、カウンタック特有のスラット形状を採用。

サイドとドアには、象徴的で空気力学的に強力なNACAエアインテークが切り込まれており、ルーフから車体後部に向かって走るラインは、上から見ると車体後部に向かって浮かんでいるように見えるのが特長です。

リヤは、印象的な逆ウェッジシェイプとし、リヤバンパーはより低く、なめらかなラインを描き、3ユニット式ののリヤライトと組み合わされています。また電子制御式リヤ・スポイラーを装備。

カウンタック・ファミリー伝統の4本のエキゾーストテールパイプが、カーボンファイバー製リヤディフューザーの中に埋め込まれています。ドライバーとパッセンジャーのアクセスには、カウンタックで初めて採用され、ランボルギーニV12の特徴となっている有名なシザードアを採用しています。

カウンタックLPI 800-4 主要諸元

全長4870mm、全幅2099mm(ミラー展開時2265mm)、全高1139mm、ホイールベース2700mm
最低地上高115mm、前後荷重配分43:57、車両乾燥重量1595kg、燃料タンク容量70L、ラゲッジ容量63L

最高速度:355km/h、0-100km/h:2.8秒、0-200km/h:8.6秒



ランボルギーニ カウンタック 新型、限定112台の数字の意味

ランボルギーニは8月13日、『カウンタックLPI 800-4』(Lamborghini Countach LPI 800-4)を発表した。「カウンタック」(クンタッチ)の名前を持つ車としては2代目。新型は、初代登場の50周年を記念して、世界限定112台が生産される。

新型カウンタックのパワートレインはハイブリッド。6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力780hp/8500rpm、最大トルク73.4kgm/6750rpmを発生する。48Vのモーターは最大出力34hpを発生し、エンジンとモーターを合わせたシステム全体では814hpになる。これに7速「ISR」トランスミッションが組み合わされ、0~100km/h加速2.8秒、0~200km/h加速8.6秒、最高速355km/hのパフォーマンスを可能にするという。

新型の生産台数は112台の予定だ。もとより数を売る車ではないスーパーカーだから数字が小さいのはわかる。だが、なぜ「112」と刻んできたのか。100や200ではなく、110や120でもない。何か意味がありそうだ。

日本でスーパーカーブームの象徴ともなった初代カウンタックは、1971年に発表されている。これの社内コードネームが「LP112」だった。この数字にちなんで、新型の限定販売台数を112台にしたわけだ。




ちなみにイメージレンダリングで公開されていた非公式画像がこちら








ハニカム形状のテールやサイドのお弁当箱とリヤスポは可動式?になっているっていう設定だったみたいなんですが、いかにもカウンタックを現代に蘇らせましたって雰囲気が出ていて好きだったんだけどな〜
Posted at 2021/08/16 18:03:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2021年08月16日 イイね!

憧れと日常は相容れない存在だよな

憧れと日常は相容れない存在だよなたった1本を回すだけでホイールの脱着可能! 便利なハズの「センターロックナット」が量産車に普及しないワケ

 レースの世界では素早いピット作業に貢献する

 1秒の遅速が優劣を分けるレーシングカーの世界では、車両そのもののスピードが重要な要素となることは言うまでもないが、ピット作業を伴うカテゴリーのレースでは、車両のサービス性も勝敗を分ける大きなカギとなる。作業の種類にもよるが、たとえばピット作業で10秒切り詰めることができれば、これは大きなプラス材料となる。コース上を走って10秒縮めるのは、車両の性能差がない場合、10ラップ、20ラップあるいはそれ以上の周回数を費やしないと挽回できないタイム差となるからだ。

 また、そうした走りが可能だとしてもマシン、ドライバーに対する負担は大きくなり、トラブルやアクシデント(スピンも含めて)を引き起こすリスクを一気に高めてしまう。走りではなく、ピット作業で時間を稼ぐことができれば、これほど有利にレースを進められる要素もない。

 こうしたピット作業時間短縮のために使われるレースメカニズムのひとつが、センターロック式のホイールだ。一般の量産車は、ホイールハブとタイヤ/ホイールを4本ないし5本のナット(あるいはボルト)で固定するが、レーシングカーではタイヤ交換時間を短縮するため、ホイールの中央1個所のみでハブと固定する方式が使われている。

 レーシングカーのホイール取り付け方式として使われるだけに、先進的な印象を受けるセンターロック方式だが、その歴史は思いのほか古い。1900年代初頭、イギリスのラッジ・ホイットワース社によって実用化されたもので、ワイヤースポークホイールをノックオフナット(ロックナットの2個所ないし3個所に設けた翼状の部分を銅製ハンマーで叩くことにより締め/緩めを行う方式)で固定する方式だった。ボラーニ製のワイヤースポークホイールもこの方式を採用するホイールだった。

 このセンターロック方式は、着脱が素早く行えることからQD(Quickly Disconnectable=素早い取り外しが可能)と呼ばれ、レーシングカーやスポーツカーのホイール固定方式として広く普及したが、ロックナットに突出した翼状の部分を持つことから、1960年代に入るとアメリカ、ドイツの安全基準に抵触することになり、代わって大型6角ナットに形状が変更された。1960年代から1970年代初頭にかけてのポルシェ一連のレーシングカー(910、907、908、917)がその代表的な使用例と言えるだろう。もちろん、F1もこの例にならったが、レース中のタイヤ交換作業が必須となる耐久レースの車両では、センターロック方式が持つ作業性のよさはより効果的だった。

 今では、レーシングカーのホイール固定方式として先進的なイメージが定着したセンターロック方式だが、レーシーな雰囲気が大きな付加価値となる市販高性能スポーツカーでは、フェラーリ・テスタロッサや288GTOといった歴史的なモデルで採用され、ポルシェは911GT3、ケイマンGT4-RS、ランボルギーニはアヴェンタドールといった世界を代表する高性能スポーツカーで、好んでこの方式は採用されてきた。

 量産車では安全面や締め付けトルクなどがネックに!

 では、量産車でセンターロック方式が使われないのはなぜなのか、という点だが、やはり信頼性の問題がいちばん大きな要素と考えられる。道路運送車両法の保安基準に照らし合わせれば、センターロック式も合法なのだが、メンテナンスも含めた信頼性の点で、やはり4~5個のナット(あるいはボルト)を使って固定する方式のほうが安全係数は高い。

 ナット固定の方式なら、4個あるいは5個のナット(ボルト)のうち、仮に1個が緩んでも、ホイールはハブに固定されたままで何事も起きないが、ナット1個で固定するセンターロック方式では、ホイールは外れてしまうことになる。

 また、ホイール脱着のためのレンチも大型のものとなり、適正トルクで締め付けなければならないことまで考えると、量産車のレベルでセンターロック化することはリスクのほうが大きくなってしまう。複数個のナットで固定するのは、こうした意味も含まれている。

 ところで、モータースポーツの世界では、その優れたサービス性が重視され、専用設計で対応できるほとんどのカテゴリーでセンターロック方式は採用されてきた。唯一、例外的だったのがNASCARで、長らく15インチのスチールホイールと5個のナットで固定する方式が採用されてきたが、さすがにレースカーとしては非論理的、非現実的ということになり、18インチのセンターロック式アルミホイールが使われることになった。

 市販車の延長メカニズムであること、車両コストを抑えることがNASCARレギュレーションの骨子だが、ほとんどの個所にレース専用設計のパーツが使われる現状を考えると、18インチのセンターロック式アルミホイール化は必然の帰結だったのかもしれない。



コクピットさんのみんカラブログにもありますが
センターロックはこうして作業します


輸入車専門店のオートフェッセルさんのブログ
ポルシェ 2014y 911 GT3 クラブスポーツ センターロックホイールの脱着 991

こんな専用のというか大トルクで締められるようなトルクレンチが必要って事なのですよ。
Posted at 2021/08/16 17:38:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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「ブログネタが少ないから定期的な更新は今後も少ないとは思うけど続けては行くかな http://cvw.jp/b/238718/48460596/
何シテル?   05/31 19:20
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

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