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2021年09月14日 イイね!

樹脂のモールなんだし両面テープとクリップ固定なら交換用アフターパーツとかワイドフェンダーとかも設定しやすいだろうし前向きに考えてもいいのかもと思ってしまうけどダメかな

樹脂のモールなんだし両面テープとクリップ固定なら交換用アフターパーツとかワイドフェンダーとかも設定しやすいだろうし前向きに考えてもいいのかもと思ってしまうけどダメかなスバル新型「WRX」世界初公開! 8年ぶりに全面刷新し2022年に米で発売

■2.4リッターターボにSGP採用で走りが超進化!

 スバルは、スポーツセダン「WRX」の新型モデル(米国仕様車)を、2021年9月10日に米国で世界初公開しました。
 
 WRXは、高出力パワーユニットを核とするシンメトリカルAWDシステムを搭載した、スバルのAWDスポーツパフォーマンスを象徴するモデルです。

 初代モデルは「インプレッサWRX」として1992年に日本で発売。それ以来、実用性を備えつつ、圧倒的なスポーツ性能を持つ個性的なパフォーマンスカーとして、多くのファンから支持を得てきました。

 現行モデルは2014年にデビュー。今回北米では8年ぶりにフルモデルチェンジし、新世代のSUBARU AWD パフォーマンスカーとして生まれ変わります。

 新型WRXは、初代モデルから4世代にわたって受け継いできたWRXらしさを継承しつつ、さらなる高みを目指し、パフォーマンスカーとしての価値や実用的なセダンとしての価値を進化させました。

 新型WRXの外観は、パフォーマンスカーらしい躍動感と空力などの機能を両立した大胆でアグレッシブなデザインを採用。内装は、スポーティさと先進感を併せ持つインテリアとしました。

 パワーユニットは、ドライバーの意思に瞬時に応える応答性と加速性能が特徴の2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジン(最高出力271hp)を搭載。

 WRXとして初めてスバルグローバルプラットフォームを搭載し、フルインナーフレーム構造と組み合わせることで、高剛性化したボディとシャシを実現。走りと動的質感が飛躍的に進化しているといいます。

 また、米国仕様車のトランスミッションは、6速MTと新制御ソフトウェアで変速レスポンスを高めた「スバルパフォーマンストランスミッション」(CVT)を搭載。

 さらに、好みに応じてクルマのキャラクターを変えられる「ドライブモードセレクト」や、さらなる安全運転をサポートする「新世代アイサイト」(CVT車に搭載)なども新たに採用しました。

 新型WRX(米国仕様車)は、2022年に米国で販売を開始する予定です。

●スバル 新型WRX(米国仕様車)
・全長:183.8インチ(約4668mm)
・全幅:71.9インチ(約1826mm)
・全高:57.8インチ(約1468mm)
・ホイールベース:105.2インチ(約2672mm)
・エンジン:2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボ
・最高出力:271hp(約274馬力)
・最大トルク:258lb.-ft(約350Nm)
・変速機:スバルパフォーマンストランスミッション(CVT)または6速MT
・タイヤサイズ:245/40R18


最高出力271馬力の2.4リッター水平対向 スバル、新型「WRX」世界初披露 2022年に米国発売

 米スバルは2021年9月10日(現地時間)、新型「WRX」を世界初公開しました。2022年に米国で販売開始。日本国内での販売予定については未発表です。

 新型「WRX」は、1992年に登場した初代モデルから続く人気シリーズ。「実用性を備えつつも、圧倒的なスポーツ性能を持つ個性的なパフォーマンスカー」を掲げて、4世代に渡って受け継がれてきた「らしさ」を継承しつつ、さらなる高みを目指した「新世代のスバル AWDパフォーマンスカー」に仕上げられているそうです。

 「走りの愉しさを予感させるアグレッシブでスポーティなデザイン」として、「エクステリアはヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形」「ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザイン」を特徴とし、マッシヴな印象を与えるルックスに仕上げられています。

 また、インテリアはブラックを基調にしたコーディネートで、インストルメントパネル中央にはさまざまな機能を集約した高精細の大型センターインフォメーションディスプレイを配置。さらに、一部グレードには共同開発した新設計・新デザインのRECAROシートを採用するそうです。

 パワーユニットには最高出力271馬力の2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載。高剛性化したボディーとシャシーを採用しているほか、新しい制御ソフトで変速レスポンスを高めたという「スバル パフォーマンス トランスミッション」や「ドライブモードセレクト」、「新世代アイサイト」なども搭載しているそうです。

 新型「WRX」の発表に合わせて、米スバルはテストドライブの様子を収めた映像など、3本の動画をYouTubeに公開しています。



スバル 新型WRX S4はアイサイトX搭載、新型WRX STIは待望のアイサイト採用へ! 日本発売は2022年度内か!?

2021年9月10日に北米で発表されたスバル 新型WRX(ダブルアールエックス)。レヴォーグや新型レガシィ アウトバックに似たエクステリアデザインや内装となるなど、大幅に質感がアップした印象だ。そこで今回は未だ明らかにされていない新型WRXの日本仕様を徹底予想! 結論からいえばMTモデルにもアイサイトが装備される見込みだ。

新型WRXもCVTモデルとSTIがラインアップされる

スバル WRXといえば、スポーツセダンである。かつては三菱 ランサーエボリューションと世界ラリー選手権(WRC)で熾烈な戦いを繰り広げていたマシンの市販モデルである。

WRXの名前を冠するモデルは、CVTモデルのWRX S4と特別なエクステリアパーツやエンジンを搭載したMTモデルのWRX STIをラインアップしていた。となれば、新型WRXも2つのモデルを日本で発売されると予想している。

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新型WRX S4はレヴォーグと同じエンジン、そしてアイサイトXを標準装備化

新型WRXの北米モデルはレヴォーグや新型レガシィ アウトバックと同様に縦型ディスプレイを採用している。日本仕様はそれに加えフル液晶メーターとなるのだ。というのも日本仕様の新型WRXは新型レガシィ アウトバックと同様にアイサイトXが標準装備化されるためである。

北米仕様は2.4リッターターボエンジンを搭載しているが、日本仕様の新型WRXはレヴォーグや新型レガシィ アウトバックと同様に1.8リッターターボとなる見込みだ。そして、このモデルこそが新型WRX S4となるのだ。言うなればレヴォーグのセダンモデルという位置付けとなるのだろう。

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最強モデル新型WRX STIは待望のアイサイト搭載! エンジンは2.4リッターターボへ

気になるのは最強モデルとなるWRX STIの存在だ。今のところその姿は明らかとなっていないが、確実に登場すると予想している。そして搭載されるのは2.4リッターターボエンジンで、トランスミッションはもちろんMTとなる。

ここまでは予想の範囲内であるが、驚くべきはMTモデル初のアイサイトが搭載される点にある。これまでアイサイトを採用してきたモデルは全てATないしはCVTとなっており、新型WRX STIが初のMTモデルとなるのだ。

新型WRX S4のアイサイトXとは異なり、これまで通りのアイサイトVer.3となると予想されているが、いずれにしてもMTモデルに採用されることが素直に嬉しいニュースである。

新型WRX S4やWRX STIの日本デビューの時期は明らかとなっていないが、おそらくは2022年初頭に開催される東京オートサロンでお披露目し、発売は2022年度内となるのではないだろうか!? 一早い新型モデルの発売に期待したい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】


まだSTIバージョン似関しては全然発表されていないような気がするんだけど…


新型「スバルWRX」の全貌が明らかに まずは北米仕様が公開へ

スバルは9月10日、新型「WRX(日本名:WRX S4)」の米国仕様を世界初披露。伝統のボクサーユニットを搭載したスポーツセダンはフルモデルチェンジでどう進化したのか。

このたび発表された米国モデルのボディサイズは、全長4669mm×全幅1826mm×全高1468mmで、WRXとして初めて“スバルグローバルプラットフォーム”を採用。ボディには新たに構造用接着剤を使用して剛性を高めたほか、サスペンションのジオメトリーも最適化され、先代よりストローク量を伸ばしている。また、滑らかなステアリングフィールを得るため、モーターアシスト軸とステアリング操作軸を別軸としたパワステも採用しており、この辺りはスバルならではの中身の濃い改良といえるだろう。

パワーユニットは2.4L水平対向4気筒直噴ターボで、米国仕様は最高出力271hp、最大トルク350Nmを発生。トランスミッションは6MTとCVT「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」が設定され、AWDは前者にビスカスLSD付きセンターデファレンシャル方式、後者に不等&可変トルク配分の電子制御方式が組み合わせられる。

エクステリアには、「レヴォーグ」と共通性を感じさせるフロントマスクを採用。一方、ブラックアウトされたオーバーフェンダーやリアディフューザーの造形などはコンセプトモデル「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」にインスパイアされたディテールとなる。機能面では、フロントフェンダー後部及びリアバンパー後部に設けたエアアウトレットが、コーナリングや高速走行時の操縦安定性を高めている。

黒を基調とするインテリアは縦型のモニターを備えた最新のスバルに共通のデザインで、レッドステッチによりスポーティなパフォーマンスを表現。新設計のRECAROシートも一部グレードに設定される。一方、前後席とも先代よりショルダールームが拡大し快適性が向上。スバル・パフォーマンス・トランスミッション搭載車には新世代「アイサイト」を標準装備するなど、運転支援システムもさらに充実した。

今や希少な和製高性能スポーツセダンの新型登場はスバリストならずとも嬉しいニュース。近々公式発表されるだろう日本仕様にも要注目だ。



スバル 新型「WRX(北米仕様)」をアメリカでワールドプレミア【動画】

スバル of アメリカは2021年9月10日、先進的な機能、最新のデザイン、パフォーマンスを備えた2022年型の5代目「WRX」を世界初公開しました。新型WRXは本来8月19日に開幕するニューヨーク国際モーターショーでベールを脱ぐ計画でしたが、新型コロナウイルス感染再拡大のため中止され、スバル of アメリカが改めてワールドプレミアを行なったという経緯があります。

5代目の新型WRXは、改良型2.4Lの水平対向4気筒ターボチャージャー付きエンジンに6速マニュアル トランスミッション、または最新仕様のCVTトランスミッションと組み合わせて搭載し275psを発生します。

高精細タブレットスタイルの11.6インチサイズのスバル スターリンク マルチメディアシステムと最新世代のアイサイトを備え、従来モデルを上回るにパフォーマンス、テクノロジー、安全性を満載しています。

また、新型WRXは新開発のCVTトランスミッションとして「スバル パフォーマンス トランスミッション」を標準装備する最上級の「GT」グレードを新設定しています。新しいGTにはドライバーの好みに合わせてドライブモードをコンフォート、ノーマル、スポーツが選択でき、WRX初となる電子制御ダンパーを装備しています。

このドライブモードセレクトには、ステアリングフィール、ダンパーの減衰力設定、SIドライブ設定などを統合制御するシステムもオプションも設定されています。

新型WRXは言うまでもなくスバル グローバル プラットフォーム(SGP)をベースとしており、安全性の向上、運動性能の向上、騒音、振動、ハーシュネス(NVH)の低減を実現しています。

ドライビング ダイナミクス

新型WRXは改良された2.4Lターボチャージャー付き直噴エンジンが搭載され、275ps/5600rpm、最大トルク350Nm/2000-5200rpmを発生。低回転から幅広く強力なトルクを実現しています。電子制御のウェイストゲートバルブとエアバイパスバルブを備えたターボシステムと排気量アップにより、応答性と加速力が大幅に向上してます。

WRXには、シンメトリカルAWDとアクティブ トルクベクタリングが装備されています。最新エンジンと組み合わせる6速MTは最適化されたギア比を備え、シフト品質がさらに向上されています。

または最大30%速いアップシフト、ダウンシフトは50%クイックな新しいスバル パフォーマンス トランスミッション(CVT)も選択できます。

このCVTトランスミッションは、ブレーキング時にレブマッチング ダウンシフトを行ない、コーナーで理想的なギヤを維持し、コーナー出口でより速く変速するソフト制御が組み込まれています。また変速比幅も拡大されています。

エンジンとオートマチックトランスミッションの設定は、SI-ドライブの3つのモードが選択できます。またこのATは8速パドルシフト付きマニュアルモードを備えています。

スバルグローバルプラットフォーム、インナーフレーム構造の採用により、シャーシの剛性を高め、重心高を低くすることで、乗り心地とハンドリング性能を大幅に向上させています。強化されたプラットフォームは、インナーフレーム構造と構造用接着剤の使用増加により、全体的なねじり剛性が28%向上し、サスペンション取り付けポイントの剛性が75%向上。サスペンションのストロークも拡大され、車両の安定性と凹凸のある表面での横方向のグリップが向上しています。

フロントサスペンションは改良され、フロントの接地面オフセットが減少。ステアリングは最新のデュアルピニオン電動パワーステアリング システムを採用。これらにより、操舵応答が速くなり、精度が向上しより自然なステアリングフィールが実現しています。

ホイールは17インチまたは18インチのアロイホイールにハイフォーマンス タイヤを装着しています。

強化されたプラットフォーム、サスペンションの取り付けポイントの強化と重心の低下により、応答性の高いステアリングとハンドリング、よりスムーズ、静粛で快適な乗り心地、危険回避の性能が高められています。

すべてのグレードのCVTモデルはアイサイトを装備し、視野角の拡大とソフトウェアパフォーマンスの改善により、より広い範囲の運転支援を行ないます。電動ブレーキブースターの採用により、パニックブレーキ時の応答性と制動性能が向上しています。

アイサイトは車線逸脱防止機能が改善され、よりスムーズで自然な走りを実現。WRXで初めて、レーンセンタリングを備えた高度なアダプティブクルーズコントロールも含まれるようになりました。自動緊急ステアリングは、衝突前ブレーキシステムと連動して80km/h未満の速度での衝突を回避するためのステアリングアシスト制御の機能も追加されています。

エクステリア・デザイン「BOLDER」

新型WRXは、スバルの「BOLDER(大胆な)」デザインを採用しアグレッシブなスタンスと強靭さを盛り込んだワイドボディデザインとしています。

フロントは、スバルのヘキサゴングリルとし、コンパクトなLEDヘッドライトと幅広のボンネットスクープと組み合わされて、ワイド&ローな外観を強調。

車両のフロントからサイド、リヤに連なる際立ったキャラクターラインは、スポーツセダンの強さとパフォーマンス能力を表現。フロントフェンダーはアルミニウム製で、2.3kg軽量化されています。

リアデッキリッドには、ボディカラーに合わせた薄型のリアスポイラーが組み込まれています。後部テールライトは、火山性マグマを彷彿とさせる外観で、光るように設計されています。

ボディ全体の空力改善により、WRXのパフォーマンスと高速安定性が向上し、デザイン面の特長にもなっています。フロントホイール開口部の後縁にある空気排出孔により、空気がホイールハウスからより積極的に排出され、フロントの揚力が減少し安定性が向上しています。

リヤバンパーの両側に設置された空気排出孔は、バンパーの後ろに閉じ込められた空気による車体の揺れを減らします。オーバーフェンダー形状のホイールアーチと下部トリムは、空気抵抗を低減する空力効果(境界層制御)のある模様を備えています。また車両のフロントの下側にあるエンジン アンダーカバーも、同様の境界層制御の機能を備えており、空気の流れを促進し車両前部のダウンフォースを増加させる効果を生み出しています。

ドライバー重視のインテリア

インテリアは、コントラストを強調する赤いステッチとカーボンファイバーパターンのアクセントで構成されるブラックインテリアは、車両のパフォーマンス、スポーツ性をを強調しています。

ステアリングホイールは、感触がより上質で、オーディオ、音声認識、アイサイト コントロール用の統合スイッチを備えたDシェイプの革巻きです。リヤシートは60:40の分割折りたたみ式となっています。

スバル スターリンク テクノロジーにより、ドライバーは大型タッチスクリーンディスプレイを介してインフォテインメントと車両設定を制御できます。

マルチメディアシステムは、高解像度のタッチスクリーンを採用。オーディオのコントロール、車両の機能設定が可能です。またスマートフォンと連携することでApple CarPlay、Android Autoがミラーリングされ、Bluetoothハンズフリー電話、オーディオストリーミングとの接続もできます。

なお、11.6インチのセンターディスプレイのアイコンは好みに合わせて移動や変更が可能。ナビゲーション オプション付きの最上位11.6インチマルチメディアは、トムトム社のシステムを搭載した音声起動ナビゲーションとなっています。

マルチメディア+とナビゲーション付きマルチメディア+はどちらも、スバル初の分割画面ディスプレイとなっています。ディスプレイには、ナビゲーションとオーディオなどの2種類の情報を同時に表示可能。また11.6インチのマルチメディアシステムは、音量や温度など頻繁に使用される機能のための物理的なボタンとノブも配置されています。

さらに新型WRXは、11スピーカーシステムのハーマンカルドン サウンドシステムと大出力アンプが選択できるようになっています。WRX専用にチューニングされたハーマン カルドン サウンドシステムは、没入型サウンドを提供するプレミアムオーディオシステムです。

GT専用装備

GTグレード専用の新しいレカロ製シートは、シートバックレスト中央のY字型デザインが採用され、乗員の側面と肩甲骨をしっかりと支え、正しい運転姿勢を維持することができる特長を備えています。シート表皮はブラックのウルトラスウェード生地で、対照的な赤いステッチとシートバックにエンボス加工された「レカロ」ロゴを備えています。なおドライバーシートは8wayのパワーシートとなっています。

またGTは、マットグレー仕上げの専用18インチアルミ合金ホイールと245/40R18サイズのハイフォーマンスタイヤを組み合わせています。

GTに標準装備されるアイサイトには、先進アダプティブクルーズコントロールと自動緊急ステアリングが含まれています。

なおこの新型WRXは日本では2021年秋に発表される予定で発売は2022年春以降と推測されます。なおアメリカでは先行して2022年初頭に販売が開始されます。






スバル、新型WRXを世界初公開! 2.4リッター直噴ターボ+新世代プラットフォームに刷新したスポーツ4WDセダン、2022年に発売

スバルは2021年9月10日(金)、米国で新型「WRX(ダブルアールエックス)」2022年モデルを世界初公開した。WRXは、世界ラリー選手線(WRC)参戦で名を馳せた「インプレッサ WRX」の流れをくむ4WDスポーツセダン。インプレッサ時代から数え4世代目となる新型では、水平対向4気筒 2.4リッター直噴ターボエンジンを搭載。新世代スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造ボディと組み合わせた。米国では2022年発売の予定。

水平対向2.4リッター直噴ターボは271馬力を発揮! 6速MTに加え新トランスミッションの2ペダルモデルも設定

7年ぶりのフルモデルチェンジとなるスバル WRX。高性能エンジンとシンメトリカルAWDシステムを核とした、スバルのハイパフォーマンスを象徴するモデルだ。

新型WRXでは水平対向4気筒2.4リッター直噴ターボエンジン(最高出力271馬力)を搭載。最新スバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造で高剛性化したシャシー&ボディを採用し、走りと動的質感を飛躍的に向上させた。

トランスミッションは、6速MTに加え、新制御ソフトウェアで変速レスポンスを革新的に高めた「Subaru Performance Transmission(SPT:スバル パフォーマンス トランスミッション)」を搭載する。

6速MT車はビスカスLSD付センターディファレンシャル方式AWDを、SPT車はVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)をそれぞれ採用。また一部グレードにはWRX初の電子制御ダンパーを搭載し、コンフォート、ノーマル、スポーツのモード選択を可能とした。

なおスバル パフォーマンス トランスミッション搭載車にはスポーツ変速制御を搭載し、Dレンジ走行時もドライバーの加減速操作に応じ変速をレスポンス良く行う。またドライブモードセレクト機能を備えたグレードでは、LSDトルクを制御することでさらに回頭性を高めるAWDスポーツモードも設定した。

11.6インチの大画面ディスプレイや新世代アイサイト、新設計のRECAROシートなどを採用

内装では、インパネ中央に大型11.6インチの高精細センターインフォメーションディスプレイを搭載。ステレオカメラを広角化した新世代アイサイトをスバル パフォーマンス トランスミッション搭載車に採用する。

従来型に比べホイールベースを延伸し、後席の足元など室内空間を拡大し快適性も向上した。また一部グレードには新設計・新デザインのRECARO社製シートを採用。従来型に対し体格保持性能を向上させ、スポーツドライビング時のドライバーの姿勢をしっかりと保持する。

新型URXの米国での発売は2022年の予定。今回の発表で日本における導入時期などは明らかにされていないが、米国同様のタイミングとみられる。スバル 新型WRX日本仕様の正式発表も楽しみに待ちたいところだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:SUBARU]



スバル、新型WRXを米国で世界初公開。2.4Lターボで武装。まずは2022年に米国で販売予定

スバルは2021年9月10日、新型「WRX」を米国で世界初公開。2022年より米国で販売を開始する予定だ。


「WRX」は高出力パワーユニットを搭載する、スバルが誇るスーパースポーツモデル。初代となるインプレッサWRXが1992年に登場して以来、実用性を備えながらも圧倒的なスポーツ性能を持つパフォーマンスカーとして多くの人に支持されてきた。

今回お披露目された新型「WRX」は、4世代にわたって受け継いできたWRXらしさを継承しつつ、さらなる高みを目指し、パフォーマンスカーの価値や実用的なセダンとしての価値を進化させたという。

気になるパワーユニットは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボを搭載する。ドライバーの意志に瞬時に応える応答性と加速性能が特徴だ。スバルグローバルプラットフォーム(SGP)とフルインナーフレーム構造で高剛性化したボディとシャシーをWRXとして初採用。走りと動的質感を飛躍的に進化させた。

また、トランスミッションは6速の手動変速機と、新制御ソフトウェアで変速レスポンスを革新的に高めた「Subaru Performance Transmission」と呼ぶ自動変速機を設定。好みに応じてクルマのキャラクターを大きく変えられるドライブモードセレクトや、「Subaru Performance Transmission」には新世代アイサイトを新たに採用し、さらなる安心を提供する。

新型「WRX」は、非日常を感じられる運転の愉しさだけでなく、安心してドライブを楽しめる安全性と、日常の使い勝手のよさを兼ね備えた、全方位抜かりなしのパフォーマンスカーとして生み出されたのだ。

公開された新型「WRX」の米国仕様を詳しく見ていこう。

新世代スバルにアグレッシブさの増した外観

エクステリアデザインは、パフォーマンスの高さを感じられる大胆でアグレッシブなスタイリングで走りの楽しさを表現したという。

フロントフェイスはレヴォーグから採用された新世代の“スバル顔”。ヘキサゴングリルを起点に立体的で彫りの深い造形と、ワイド&ローを強調したフロントバンパー、力強く張り出したフェンダーによって、静止状態であっても今にも走り出しそうな躍動感を表現。走りへの期待感が高まるデザインだ。

前後のフェンダーには、SUVでよく見られる黒樹脂のクラッディングにも見える「スポーツサイドガーニッシュ」を装着するところに目新しさを感じる。オン・オフ問わず世界のレース・ラリーシーンで名をはせたWRXならではの進化といってもいいだろう。このスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどには、空気の流れを整えるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーが施される。

フロントフェンダー後部やリヤバンパー後部にはエアアウトレットが設けられ、ハイパフォーマンスカーならでのデザインと、コーナーリング時や高速走行時の操縦安定性を両立する。

公表された米国仕様のボディサイズは、全長183.8インチ×全幅71.9インチ×全高57.8インチで、ホイールベースは105.2インチ。メートル法で換算すると全長4668mm×全幅1826mm×全高1468mm。ホイールベースは2672mmで、従来型WRX S4と比べるとおよそ72mm長く、31mm幅広で、7mm背高である。ホイルベースは20mmほど延長された。

ちなみにレヴォーグとの比較では、87mm短く、31mm幅広で、32mm低い。ホイールベースは同等。


先進的でスポーティなインテリア

インテリアは、スバルのこだわりである視界のよさをもちろん継承。ドライバーの直接視界をしっかり確保する。基本造形はレヴォークに準ずるとみてとれるが、黒を基調に随所にレッドステッチを配することで、アグレッシブさをスポーティ感を演出している。

インストルメントパネル中央には、レヴォーグでも話題になった大型の縦長高精細センターインフォメーションディスプレイが備わる。エアコンやナビゲーション、エンターテインメント機能などの表示・操作が可能で、移動時間を楽しく豊かにする装備だ。

シートは、一部のグレードに新設計・新デザインのレカロシートを採用。レカロ社との共同開発により、従来型よりもさらに体格保持性能を高め、スポーツドライビング時のドライバーの姿勢をしっかりと保持するという。

室内空間は従来型と比べて、前後席のショルダールームを拡大し、ゆとりを持たせた。また、ホイールベースの延長に合わせて後席空間を大幅に拡張した。座面長やレッグルームが拡大したことにより、後席乗員がくつろげる空間を創出する。

トランクは、4ドアセダンとして日常の使い勝手を重視し、従来型と同様にベビーカーやゴルフバッグがしっかり入る容量を確保したという。

2.4L水平対向ターボ+6速もしくは走りを楽しめるCVTを搭載

駆動方式はもちろん、スバルこだわりのシンメトリカルAWDを採用する。
パワートレーンは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを新搭載。最高出力は271hp(274.8馬力)、最大トルクは258lb-ft(35.7kgm)を発揮。電子制御によりドライバーのアクセル操作に瞬時に応答し、低回転から力強いトルクを発揮するという。

スポーツ走行時の優れた加速性能はもちろん、日常的なシーンでも気持ちのいい加速フィールを実現。さまざまなシチュエーションで走りを楽しめる。

変速機は6速MTのほか、「Subaru Performance Transmission」と呼ぶCVTを設定。このCVT搭載車には走りの愉しさをさらに際立たせるスポーツ変速制御を採用(変速段数は現時点では未公表)。Dレンジでの走行中も、ドライバーの加減速操作に応じたレスポンスに優れる変速を行うという。

また、CVT搭載車のAWDシステムは、AWDならではの安定性と、スポーティな回頭性を両立するVTD(Variable Torque Distribution)を採用するほか、ドライブモードセレクト機能を備えたグレードでは、LSDトルクを制御することでさらなる回頭性を高めるAWDスポーツモードも設定する。

進化したプラットフォームで動的質感が進化

プラットフォームはスバルグローバルプラットフォーム(SGP)をWRXとして初採用。フルインナーフレーム構造や構造用接着剤を組み合わせることで、ボディやシャシーをさらに高剛性化。ステアリング操作への応答性を高めるとともに、不快な振動や揺れを低減し、上質な走りを実現する。

サスペンションのジオメトリーを最適化することで、ボディ剛性を生かした、路面からの入力に対する足まわりのしなやかな動きを実現。従来型よりも実用ストロークを伸ばし、接地性や安定感も向上させ、走りの愉しさはもちろん、快適な乗り心地が得られる。

電動パワーステアリングにはモーターアシスト軸と、ドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式を採用。滑らかで応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現した。

電子制御ダンパー搭載車は走りが違う

一部のグレードには、パワーユニットだけでなく、ステアリングやダンパー、エアコンなど、さまざまなユニットの制御を細かく調整可能なドライブモードセレクトを採用。ドライバーの好みやシーンに応じて、スイッチ1つでスポーツカーの走りから上質な乗り心地まで、クルマのキャラクターを大きく変化させることが可能だ。

このドライブモードセレクト機能を備えるグレードには、スポーティさと上質さを両立する電子制御ダンパーを搭載。路面や車両の状況に合わせてリアルタイムにダンパーの減衰力を可変制御することで、揺れの少ないフラットな乗り心地を実現する。

進化したアイサイトをCVT車に搭載

パフォーマンスセダンならではの走りを最大限に楽しめるよう安心・安全にも抜かりなし。

CVT(Subaru Performance Transmission)搭載車には、画角を拡大した新世代アイサイトを標準装備する。電動ブレーキブースターを組み合わせることで、プリクラッシュブレーキの作動領域をさらに拡大し、交差点での衝突回避をサポートする。

ステレオカメラの広角化で認識範囲が拡大したことによって、従来型では先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続できるようになった。また、割り込み車両も早いタイミングで認識するようになっている。

今回公開された情報は米国仕様のものだが、2020年の新型レヴォーグ登場により走りの質感を一段と高めた、深化したプラットフォームの出来栄えや、安心・安全・快適性能を高めた新世代アイサイトなどはに準ずることから、出来のよさはイメージしやすいのではないか。

がぜん気になるのはWRXならではの“走り”の進化だが、こちらは正式発売を待つしかなし。米国での販売は2022年の予定。とまでの発表にとどまる。国内デビューが待ち遠しい。

[新型WRX(米国仕様車)(18インチアルミホイール装着車)のおもな諸元]
※開発目標値 〈 〉内は換算値

■寸法
・全長:183.8インチ〈4668mm〉
・全幅:71.9インチ〈1826mm〉
・全高:57.8インチ〈1468mm〉
・ホイールベース:105.2インチ〈2672mm〉

■エンジン
・種類:2.4L水平対向4気筒直噴ターボ
・最高出力:271hp〈274.8ps〉
・最大トルク:258lb-ft〈35.7kgm〉

■トランスミッションとAWDシステム
・6速MT・AWD機構:ビスカスLSD付きセンターデファレンシャル方式AWD
・Subaru Performance Transmission・AWD機構:VTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)

■サスペンション形式
・前ストラット/後ダブルウイッシュボーン

■タイヤ・ホイール
・タイヤサイズ:245/40R18
・ホイール:18インチアルミホイール

〈文=ドライバーWeb編集部〉




スバルが新型WRXを世界初公開。北米仕様は2.4Lターボを搭載し、アグレッシブなデザインに

2021年9月10日(米国現地時間)、スバルは新型「WRX」の米国仕様車を米国で初公開した。日本仕様については、まだアナウンスされていない。

パワーユニットは2.4Lの水平対向4気筒 直噴ターボエンジン
WRXは、高出力パワーユニットを核とするシンメトリカルAWDシステムを搭載した、スバルのAWDスポーツパフォーマンスを象徴するモデルだ。WRXの源流は1992年に誕生した初代「インプレッサ WRX」で、2014年に発表された現行型の3代目から車名を「WRX」として、インプレッサから独立したモデルとなった。ちなみに「WRX」とは「World Rally eXperimental」を意味している。

今回発表された4代目となるWRXは、初代から引き継がれてきたWRXらしさを継承しつつ、さらなる高みを目指し、パフォーマンスカーとしての価値、そして実用的なセダンとしての価値を革新的に進化させた、新世代のスバルAWDパフォーマンスカーだという。

パワーユニットには、2.4Lの水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載。スポーツ走行時の優れた加速性能はもちろん、日常的な使用においても気持の良い加速フィーリングを実現している。トランスミッションは6速MTとスバル パフォーマンス トランスミッション(SPT)を設定。SPT搭載車には走りの楽しさを際立たせるスポーツ変速制御を採用し、Dレンジ走行中でもドライバーの加減速に応じてレスポンス良く変速する。

ちなみにトランスミッションの「SPT」については今回発表のニュースリリースで語られていないものの、スポーツ制御の組み込まれたCVTではないかと思われる。

駆動方式はもちろんフルタイムAWDだが、6速MT車はビスカスLSD付きセンターディファレンシャル方式、SPT車はVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)となる。グレードによってはドライブモードセレクト機能も備える。

また、WRXとして初めてスバル グローバル プラットフォーム(SGP)を採用し、ボディやシャシの高剛性化やハンドル操作に対する応答性を高めている。電動パワーステアリングには2ピニオン方式を採用し、滑らかで応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現している。

前述のドライブモーセレクト機能は、パワーユニットだけでなくステアリングやダンパー、エアコンにいたるまで、さまざまなユニットの制御を細かく調整できる。また、電子制御ダンパーも合わせて採用している。

新型WRXのエクステリアは、ヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形、ワイド&ローを強調するフロントバンパーや力強く張り出したフェンダーなど、パフォーマンスカーにふさわしいアグレッシブでスポーティなスタイリングだ。

前後フェンダーのスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどに、空気を整流するヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用。フロントフェンダー後部とリアバンパー後部にはエアアウトレットも設け、パフォーマンスカーならではのデザインとコーナリング時や高速走行時の操縦安定性を両立させている。

インテリアは黒を基調とし、レッドステッチを配して、WRXらしいアグレッシブでスポーティなパフォーマンスを表現している。ほかの最新スバル車同様、インパネ中央には大型のセンターインフォメーションディスプレイが備わり、さまざまな機能を集約している。一部グレードには新設計・新デザインのRECAROシートも採用している。

パフォーマンスカーとはいえ、実用性も重視している。前後席ともショルダールームを拡大し、従来型よりもホイールベースを拡大したため、リアシートのスペースは大幅に広がっている。トランクスペースも従来型同様にベビーカーやゴルフバッグが入る容量を確保している。

運転支援システムでは、SPT車にはステレオカメラを広角化した新世代アイサイトを標準装備。電動ブレーキブースターを組み合わせて、プリクラッシュブレーキの作動領域を拡大している。スバルがこだわり続けている視界の良さも継承されている。

なお、米国仕様の新型WRXは、2022年に米国で販売を開始する予定。気になる日本仕様だが、2022年の春ごろには発売されるのではと噂されている。

■スバル 新型WRX 主要諸元(編集部換算値)
●全長×全幅×全高:4670×1826×1468mm
●ホイールベース:2672mm
●エンジン種類:水平対向4気筒 直噴ターボ
●排気量:2.4L
●最高出力(ネット):271hp
●最大トルク(ネット):350Nm
●トランスミッション:6速MT/スバル パフォーマンス トランスミッション(SPT)
●駆動方式:AWD
●サスペンション 前/後:ストラット/ダブルウイッシュボーン
●ホイール:18インチ アルミ
●タイヤサイズ:245/40R18
※18インチ アルミホイール装着車の開発目標値



新型スバルWRX登場! より快適に、よりスポーティに!

9月10日、スバルの北米法人は、新型「WRX」を発表した。

6MTも選べる!

第5世代に進化した新型WRXは、高出力パワーユニットとシンメトリカルAWDシステムのスバルのスポーツモデルだ。初代は1992年に登場したインプレッサWRXで、4世代目からインプレッサの冠が外れた。

搭載するエンジンは、2.4リッター水平対向4気筒直噴ガソリンターボで、最高出力275ps、最大トルクは350Nm。

トランスミッションは6MTと「Subaru Performance Transmission」なるCVTで、いずれも四輪を駆動するが、CVTモデルは前後可変トルク配分式になる。

ドライブモードセレクト機能は、パワーユニットだけでなく、ステアリングやダンパー、エアコンに至るまで、さまざまなユニットの制御を細かく調整出来る。LSDのトルクを制御することでさらに回頭性を高める「AWDスポーツモード」も用意した。

プラットフォームは現行レヴォーグやインプレッサとおなじ「SPG(スバルグローバルプラットフォーム)」。フルインナーフレーム構造や構造用接着剤にうより高い剛性のボディとシャシーを得ている。

足まわりは、フロントがストラット式の独立懸架で、リアがダブルウィッシュボーン式の独立懸架。従来型よりもサスペンションのストロークを伸ばし、接地性や安定感が向上したおという。ドライブモードセレクト機能搭載車のダンパーは電子制御式になる。タイヤサイズは245/40R18。

電動パワーステアリングは、モーターアシスト軸と、ドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式だ。

リアシートの居住性を改善

ボディは全長×全幅×全高=4669×1827×1469mm、ホイールベース2673mm。ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザインや力強く張り出したフェンダーによって躍動感を表現したという。

フロントフェンダー後部とリアバンパーの後部にはエアアウトレットを設け、空気の流れを整え、コーナリング時や高速走行時の操縦安定性を高めるという。

内装は、ブラック基調で、各所にレッドステッチが入る。インパネ中央にはレヴォーグや新型レガシィ・アウトバックとおなじ大型で高精細のセンターインフォメーションディスプレイを設置した。

一部グレードには新設計・新デザインのRECAROのフロントシートが与えられる。前後席それぞれのショルダールームがひろがり、従来モデルより23mm延長されたホイールベースによって後席空間の居住性が大幅に向上したという。

運転支援システムの「アイサイト」は、CVTモデルに標準装備。ステレオカメラの広角化によって認識範囲が拡がり、従来型では先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続するほか、割り込み車両もより早いタイミングで認識するようになったとのことだ。

新型WRXはアメリカでは年内に販売が開始されるが、日本への導入時期は明かされていない。

文・稲垣邦康(GQ)



ついにスバル新型「WRX」が世界初公開! 特別に仕立てられたWRX3選

■新型WRX誕生記念! 特別に仕立てられたWRXを振り返る

 スバルは日本時間の2021年9月10日夜、ハイパフォーマンスセダン新型「WRX」の米国仕様を世界初公開しました。2代目となるWRXは先代からコンセプトを継承しながらも、よりアグレッシブなデザインとなり、走る愉しさを最大限に高めたといいます。

 今回発表されたのは前述のとおり米国仕様で、スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造のボディへと一新。

 パワーユニットは2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンで、最高出力(開発目標値)は271hpを発揮。トランスミッションは6速MTまたは新開発のCVT「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」が組み合わされ、駆動方式はAWDですが、MT車がビスカスLSD付きセンターデファレンシャル方式、CVT車が不等&可変トルク配分電子制御AWDの「VTD-AWD」を採用。

 ボディサイズ(インチから換算)は全長約4668mm×全幅1826mm×全高1468mmと、先代からひとまわり大きくなっています。

 また、SUVテイストも感じさせるような、前後フェンダーアーチや前後バンパー、サイドスカートにブラックの樹脂パーツを採用し、外観のアクセントになっているのと同時に力強さを表現。

 新型WRXは2022年にアメリカで販売される予定で、日本仕様については今のところアナウンスされていません。

 このWRXといえば、初代においてこれまで数多くの魅力的な特別仕様車やコンプリートカーが登場しました。そこで、特別なWRXを振り返り、3車種ピックアップして紹介します。

●WRX S4 tS

 初代WRXでは、6速MTモデルの「WRX STI」と、CVT(スポーツリニアトロニック)の「WRX S4」がラインナップされていましたが、このWRX S4をベースにSTI(スバルテクニカインターナショナル)の手によって仕立てられたのが、2016年に登場した「WRX S4 tS」です。

 WRX S4 tSはやみくもにパワーを追い求めるのではなく、WRX S4の走りのポテンシャルを全方位的に高める方向性です。

 そのため2リッターターボエンジンの最高出力は300馬力のまま、吸気系のモディファイによりレスポンスを高めています。

 外装はスタンダード仕様では前後のアンダースポイラーやサイドスカートなどを装着。比較的おとなしい印象ですが、もう1台「NBRチャレンジパッケージ」が設定され、こちらは大型のリアウイングが取り付けられ、戦闘的です。

 内装ではSTI製レカロシートやSTIロゴ入りルミネセントメーターをはじめ、専用装備を随所に採用し、スポーティな室内空間を演出。

 ほかにも足まわりでは、STI製BBS19インチ鍛造アルミホイール、ビルシュタイン製可変減衰力ダンパー、フロントブレーキにブレンボ製4ピストンキャリパーなどが奢られ、操縦性の向上が図られています。

 なお、WRX S4 tSは、約半年間の期間限定で販売されました。

●WRX STI EJ20ファイナルエディション

 スバルは1989年に誕生した初代「レガシィ」から続く高性能エンジン「EJ20型」を、2019年度で生産終了すると発表。そこでWRX STIの最後の限定車「WRX STI EJ20ファイナルエディション」を、2019年10月に555台限定で発売しました。

 WRX STIとEJ20型エンジンの集大成となったWRX STI EJ20ファイナルエディションは、「WRX STI タイプS」をベースに、エンジンの回転系パーツであるピストン、コンロッド、クランクシャフトなどの重量公差・回転バランス公差を最小限に抑えた「バランスドエンジン」を搭載。

 また、EJ20型エンジンの特徴である、高回転域まで気持ちよく吹け上がるフィーリングに、さらに磨き上げました。

 外観では、ゴールド塗装のBBS製19インチ鍛造アルミホイールを装着し、フロントグリルやリアバンパーには、STIのコーポレートカラーである「チェリーレッド」の差し色を採用。

 ドアミラーやシャークフィンアンテナはブラックに塗装することで、全体を引き締めるアクセントとしています。

 WRX STI EJ20ファイナルエディションは、受付期間中に購入希望者が台数を上まわったため、最終的に抽選販売(商談権の抽選)となりました。

 なお、当時の価格(消費税込)は452万1000円から485万1000円でしたが、現在は700万円台から800万円台で中古車が販売されています。

●S209

 前出のとおり、日本ではWRX STI EJ20ファイナルエディションが最後の限定車でしたが、アメリカでは2019年に、WRX STIベースのSTI謹製コンプリートカー「S209」が209台限定で販売されました。

 エンジンはアメリカ仕様のWRX STIに搭載された2.5リッター水平対向4気筒ターボ「EJ25型」をベースに、大型エアクリーナーや専用吸気ダクト、大径ターボチャージャー、専用設計の低背圧マフラー、専用ECUなどによるチューニングで最高出力は歴代最強の341hpを発揮。

 組み合わされるトランスミッションは、もちろん6速MTのみです。

 エンジンと同じく、日本で販売されたWRX STIベースのコンプリートカーと大きく異なっていたのが外観で、カナード一体型のフロントオーバーフェンダーとリアオーバーフェンダーが装着され、ボディサイズは全長4620mm×全幅1839mm×全高1475mmとベース車に対して全幅が44mmワイドになっています。

 また、専用の前後アンダースポイラー、ドライカーボン製の大型リアウイングが追加され、車高のローダウンと専用の19インチホイールによって、よりアグレッシブなスタイルに変貌。

 ほかにもカーボン製ルーフなどによる軽量化とボディ剛性の向上、足まわりではビルシュタイン製ダンパー、強化されたコイルスプリングとブッシュを装着し、コーナリング性能も高められています。

 S209は発売後に即完売し、日本でも販売してほしいというリクエストもあったようですが、結局は実現しませんでした。

※ ※ ※

 現在、日本車においては、同クラスの高性能セダンは貴重な存在となっています。

 さらに、脱炭素化が急速に進みつつある昨今、WRXはピュアな内燃機関を搭載した高性能モデルであり、このことも大変貴重な存在といえるでしょう。

 新型WRXは、今後さらにハイパフォーマンスな特別仕様車やコンプリートカーの登場も期待できますから、日本での発表が待ち遠しいファンも多いのではないでしょうか。



ちょっと飛ばし記事にしても妄想垂れ流し過ぎないか…どれもこれも根拠なさ過ぎるだろ〜
レヴォーグのクロスオーバーが市販化されたら出る予定の新型アウトバックの存在意義が無くなるし(日本仕様では1.8でレヴォーグと同じになってしまうんだし、まさかの2.4が設定なんかされたら尚の事)

打倒 新型カローラクロス!? レヴォーグ アウトバック登場へ! 価格は新型レガシィ アウトバックより安い300万円台スタートか!?

2021年9月10日に北米でスバル 新型WRXが発表された。言うなればステーションワゴンのレヴォーグ対するセダンモデルというイメージだが、デザイン上で気になる点があるのだ。それはフェンダーアーチが樹脂となっており、まるでクロスオーバーSUVとも受け取れる仕上がりとなっている。そこで今回は新型WRXをきっかけに、レヴォーグのクロスオーバーSUVモデル「レヴォーグ アウトバック(仮称)」を予想していきたい。

新型WRXの日本仕様はアイサイトX搭載へ

新型WRXの日本仕様は未だ発表されていないが、2022年度にも日本での発売がスタートする見込みである。北米モデルはレヴォーグや新型レガシィ アウトバックと同様に縦型ディスプレイを採用しており、日本仕様も同様となる見込みだ。

ちなみに日本仕様はアイサイトXが装備され、メーターもフル液晶タイプになる模様だ。新型レガシィ アウトバックが全車にアイサイトXを標準装備としただけに、新型WRXの日本仕様も同様となる可能性もあるのだった。

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新型WRXのデザインはクロスオーバーSUV風!? これをベースにレヴォーグ アウトバックが登場する!?

デザインを見てみると、レヴォーグをそのまんまセダンとしたイメージだ。レヴォーグともっとも異なるのは樹脂製のフェンダーアーチを採用している点にある。WRXの性格からすれば異なるのだが、それはまるでクロスオーバーSUVを想わせる樹脂製フェンダーアーチの仕上がりにある。

レヴォーグ アウトバックは新型カローラクロスのガチライバルに

ちなみにMOTAでは新型レガシィ アウトバックがデビューした際に、そのサイズの大きさからレヴォーグベースのアウトバックの投入を予想した記事を掲載している。当時はあくまで予想であったが新型WRXの仕上がりをみる限り、レヴォーグ アウトバック(仮称)の登場も濃厚となりつつあるのだった。

もしレヴォーグ アウトバックが登場するならば、新型レガシィ アウトバックの弟分という位置付けとなる。他社で言えば、まもなく登場するトヨタ 新型カローラクロスが直接的なライバルとなりそうだ。

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新型レガシィ アウトバックのネガを払拭できるのはレヴォーグ アウトバックだ

2021年9月2日よりスタートした新型レガシィ アウトバックの予約受注。スバルから受注台数は発表されていないが、都内近郊のスバルディーラーによれば好調な滑り出しだという。

だが、その一方で「レヴォーグサイズのアウトバックが欲しい」という声や「新型レガシィ アウトバックは300万円台で発売してほしかった」という意見もあるという。ならばレヴォーグ アウトバックは300万円台で投入して欲しいところ。

今後新型カローラクロスの登場により、ステーションワゴンベースのクロスオーバーSUVモデルが注目を集めそうなだけに、一早い発売に期待だ。

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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

現行レヴォーグの一番安価なGTで310万円なんだよ?それを300万円台でクロスオーバーしろっていうのは399万円までは300万円台って事なのか??
Posted at 2021/09/14 22:56:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2021年09月14日 イイね!

走っている様ならそんなに違和感もないかな?

走っている様ならそんなに違和感もないかな?新型「スバルWRX」の走りの完成度は?  プロドライバーの公式運転映像にそのヒントがあった

スバルが9月10日に発表した米国向け新型「スバル WRX(日本名:WRX S4)」。プロドライバーがそのステアリングを握り、走りについてレポートする公式動画がYouTubeに公開されている。ドライバーは、現役のラリークロスドライバーでF1出場経験もあるスコット・スピード。研ぎ澄まされた感性は新型WRXをどう評価したのか。

動画にはオレンジのWRXとダークグレーにペイントされた上級の「GT」グレードが登場する。WRXは271HPの2.4Lボクサーエンジンを唸らせながら、ツイスティな山岳コースを駆け抜けて行く。スコットは、踏み込んだ時の明確なパンチ感とトルクフルな出力特性を感じ取った模様で、その加速フィールに満足気だ。

スコットは足回りについて、サスペンションの剛性アップと路面との接地感の高さを評価。この辺りは、スバルグローバルプラットフォームの採用により28%アップしたというボディのねじり剛性や、モーターアシスト軸とステアリング操作軸を別にした電動パワステの効果が現れているのかもしれない。

また、時速70マイル(約113km/h)の3速ギアを使ったコーナリングではコントロール性能の高さに言及している。カーブが連続するシーンでもグリップはまったく失われず、小気味いいシフトワークでテンポ良く走る様子が印象的だ。スコットは特にエンジンの回転落ちをほとんど感じさせない新型のマニュアルトランスミッションをお気に入りのようだ。新型WRXはそのまま未舗装路へと突入。吊るしの状態でラリーマシンのようなパフォーマンスを見せている。

動画後半で登場するGTは、スコットによるとウルトラスムーズな乗り味に仕上がっているとのこと。初採用の電子制御ダンパーの効果もあり、路面状況を問わずスタビリティが確保されているようだ。パドルシフト付きのCVT「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」も、トルクバンドを外さない設定と、CVTならではの高効率なトルク伝達がスコットを魅了している。

今回の動画はプロモーションの意味合いを含むものとはいえ、プロドライバーが性能を余すところなく引き出して走る動画は、新型の進化を期待させるもの。日本仕様の公開がさらに楽しみになってきた。






スバル、新型『WRX』を世界初公開。2.4L水平対向エンジン採用の新世代AWDパフォーマンスカー

 スバルのアメリカ法人、スバル・オブ・アメリカは9月10日、新型『スバルWRX』の米国仕様車を世界初公開した。

 1992年に『スバル・インプレッサWRX』として初代モデルが日本で発売されて以来、スバルのAWD(オール・ホイール・ドライブ)スポーツパフォーマンスを象徴するモデルとして、多くのファンから支持されてきた『WRX』に待望の新型モデルが登場した。

『スバルWRX』としては2代目となるこのニューモデルは、パワートレインが刷新され、スポーツ走行時の優れた加速性能はもちろん、日常的な使用においても気持ちのよい加速フィーリングを実現する2.4リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンが搭載される。

 最高出力271hp(約274PS)/最大トルク258ft·lb(約349.8 Nm)を発揮するエンジンに組み合わされるミッションは6速マニュアルと“Subaru Performance Transmission(スバル・パフォーマンス・トランスミッション)”と呼ばれるCVTの2タイプで、後者採用モデルにはDレンジでの走行中もドライバーの加減速操作に応じて変速をレスポンス良く行う“スポーツ変速制御”を採用。また、同モデルのAWDシステムにおいては、AWDならではの安定性とスポーティな回頭性を両立するVTD(Variable Torque Distribution)が採用されている。

 刺激的な走りを実現するため、スバルはWRXの価値を根幹から支える、圧倒的な動的質感の進化に着手した。その基礎部分として同社はWRXに初めてスバルグローバルプラットフォームを採用し、フルインナーフレーム構造や構造用接着剤を組み合わせることでボディやシャシーを高剛性化。ステアリング操作への応答性を高めると同時に、不快な振動や揺れを低減させ上質な走りをも手に入れた。

 これには高剛性化されたシャシーに合わせたサスペンションジオメトリの最適化も寄与しており、具体的には従来型に対し実用ストロークを伸ばし、接地性や安定感を向上させている。

 これらのクルマの進化は一部グレードに採用された、スイッチ操作ひとつでスポーツカーの走りから上質な乗り心地まで、クルマのキャラクターを大きく変化させることができるドライブモードセレクトに見ることができる。これはパワーユニットだけでなく、ステアリングやダンパー、エアコンに至るまで搭載ユニットの制御を細かく調整することで、ドライバーの好みやシーンに応じたさまざまなモードを実現する機能だ。

■パフォーマンスカーならではのデザインと走行時の操縦安定性を両立

 デザインは、スポーティさを前面に打ち出す、大胆でアグレッシブなスタイリングに進化。ヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形と、ワイド・アンド・ローを強調するフロントバンパーのデザインや、力強く張り出したフェンダーによって躍動感が表現された。

 また、フロントとリヤフェンダーのスポーツサイドガーニッシュ、サイドシルスポイラーなどに空気の流れを整える空力テクスチャーが装備された他、フロントフェンダー後部とリヤバンパー後部にはエアアウトレットが設けられ、パフォーマンスカーならではのデザインとコーナリング時や高速走行時の操縦安定性の両立が図られている。

 インテリアはブラック基調にレッドステッチを配し、新型WRXのアグレッシブでスポーティなパフォーマンスを表現。インストルメントパネル中央にはさまざまな機能を集約した大型センターインフォメーションディスプレイが奢られた。また、一部グレードにはレカロ社と共同開発した新設計・新デザインのRECAROシートが採用されている。

 運転支援システムではSubaru Performance Transmission搭載車に、より画角が広がった新世代アイサイトを標準装備。従来型では先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続する他、割り込み車両もより早いタイミングで認識できるようになった。また、電動ブレーキブースターを組み合わせることで、プリクラッシュブレーキの作動領域がさらに拡大した。

 この他、新型WRXでは前後席のショルダールームを拡大させるとともに、ホイールベースに合わせて後席空間を大幅に拡張するなど、後席乗員も快適に過ごせる空間を提供する進化を果たしている。



新型WRX、「北米ではウケそう」としながらも「日本仕様は樹脂パーツをやめて」の声【みんなの声を聞いてみた】

7年ぶりにフルモデルチェンジし、米国にて世界初公開されたスバル 新型WRX(ダブルアールエックス)」。国内では特にそのレヴォーグや新型レガシィ アウトバックに似たデザインや、搭載される水平対向4気筒 2.4リッター直噴ターボエンジンに不満の声が少なくない。今回は、そんな新型WRXのデザインについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

辛辣な声が後を絶たない新型WRX(北米仕様)のデザイン

圧倒的なスポーツ性能で個性的なパフォーマンスカーとして、多くのファンから支持されるスバル WRXの新型モデルが2021年9月10日(金)、米国にて世界初公開された。

日本でも新型登場のニュースが報道される中、新型WRXではパワートレインや特にデザインについての不満の声が目立つ。



「WRX XVかと思った」

「無駄に肥大化しすぎ」

「フェンダーがものすごくカッコ悪い。SUVかと思った」

「昔アメリカにあったアウトバックのセダンモデルを思いだした」

「良くも悪くもレヴォーグセダン」

「レヴォーグ風のヘッドライトには違和感あり」

「リアのデザインに迫力を感じない」

「このスタイルなら、いっそXVのような最低地上高を上げた、昔のラリーイメージのモデルを登場させたら面白いのでは」

「正直、このデザインでは物欲はそそられない」

これら辛辣な声が後を絶たない。

これはあくまで北米仕様と願いたい!?

7年ぶりにフルモデルチェンジした新型WRXは、ヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形、ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザインや力強く張り出したフェンダーを備えている。

これらが逆に、クルマファンの間ではどうにも不評の様だ。特に樹脂製のフェンダーや、SUVを思わせる大柄なボディには非難の声が相次ぐ。熱心なファンからは、

「これでEJ20ファイルエディションがさらに高騰しそう」

なんて声までも挙がってしまっている。一方で、

「北米ではウケそう」

「日本よりも販売台数の多い北米向きに仕上げたのかな」

と、今回発表された新型WRXはあくまで北米仕様と捉えている声も少なくない。しかし、そうした流れには、

「スバル好きの日本人としては寂しさ・もどかしさを感じる」

といった声も見受けられた。そして、日本仕様への要望としては、

「フェンダー、サイドも同色にしたらいい感じ」

「樹脂をボディ同色に変えるくらいは容易だろうから、日本仕様は上質方向に修正するのでは?」

などの声が挙がっている。この辺り、実際に日本仕様ではどうなってくるのか注目していきたい。

日本仕様ではファンの望む姿となるか?

そうした不満の声が相次ぐ中、一部では、



「カッコいい・カッコ悪いはそれぞれの感性だから仕方ないと思う」

「実物を見てみないと何とも言えない。案外カッコいいかも」

といった声も少なからず存在している。

とはいえ、仮に今後日本での導入が発表されたとしても、現状のままでは炎上必至は避けられそうにない。果たして、そのままの姿となるのか、否か。これら不満の声が多い新型WRXのデザインだが、

「さて、STIはどうなることか」

といった既に先を見据えた声も挙がってきている。ファンの期待がかかる新型WRXの日本仕様モデル。今後も、新たな展開があり次第、速やかにお届けしていく。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]



スバル、新型「WRX」公開 米国で2022年発売 2.4L直噴ターボ搭載 日本は「WRX S4」で導入予定

 スバルは、高性能セダン「WRX」の新型モデルを米国で初公開した。2・4リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンとシンメトリカルAWD(全輪駆動)を組み合わせ、最新プラットフォームの「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を採用することで走りを進化させた。米国では2022年に販売を開始する。日本では「WRX S4」として投入を予定する。

 WRXは、スポーツハッチバック「インプレッサ」の高性能モデルとして1992年に登場し、新型モデルは4世代目となる。プラットフォームはWRXとして初めてSGPを採用した。パワーユニットは最高出力271馬力を発揮する2・4リットル4気筒ターボエンジンで、トランスミッションは6速マニュアルトランスミッションとCVT(無段変速機)の「スバルパフォーマンストランスミッション」を用意する。CVTは新制御のソフトウエアで変速レスポンスを高めた。

 CVTは先進運転支援システム「アイサイト」を標準装備する。画角を拡大した新型カメラによって認識範囲を拡大し、電動ブレーキブースターを組み合わせたプリクラッシュブレーキや交差点での衝突回避機能を備える。一部グレードに採用するドライブモードセレクト機能では電子制御ダンパーで路面や車両の状況に合わせてリアルタイムにダンパー減衰力を可変制御することでフラットな乗り心地を実現する。



【詳細/内装/外装/スペックは?】スバル新型「WRX」世界初公開

米国で公開 新型WRX

編集:AUTOCAR JAPAN編集部

スバルは、新型「WRX」(米国仕様車)を、現地時間2021年9月10日に米国で世界初公開した。

「WRX」は、高出力パワーユニットを核とするシンメトリカルAWDシステムを搭載した、スバルのAWDスポーツパフォーマンスを象徴するモデル。

1992年の初代モデル誕生以来、実用性とスポーツ性能を両立させた個性的なパフォーマンスカーとして支持を得てきた。

公開された新型「WRX」は、初代以来、4世代に渡って受け継いできたWRXらしさを継承しつつ、さらなる高みを目指し、パフォーマンスカーとしての価値、そして実用的なセダンとしての価値を革新的に進化させたという。

パワートレインは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載。

スバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造で高剛性化したボディとシャシーを採用することで、走りと動的質感を飛躍的に進化させた。

また、新制御ソフトウェアで変速レスポンスを革新的に高めたスバル・パフォーマンス・トランスミッションや、好みに応じてクルマのキャラクターを大きく変えられるドライブモードセレクト、さらなる安心を提供する新世代アイサイトなども新たに採用。

新型「WRX」(米国仕様車)は、2022年に米国で販売を開始する予定という。

新型WRXのスペック

新型 WRX(米国仕様車/18インチアルミホイール装着車)の主な諸元(開発目標値)は以下のとおりと公表された。

全長:4668mm
全幅:1826mm
全高:1468mm
ホイールベース:2672mm
パワートレイン:水平対向4気筒2400ccターボ
最高出力:271ps
最大トルク:35.7kg-m
ギアボックス:オートマティック/6速マニュアル



新型WRX、デザインやスペックに不満の声「これはSTIへの前振りか!?」【みんなの声を聞いてみた】

スバルは2021年9月10日(金)、新型WRX(ダブルアールエックス)」の2022年モデルを米国にて世界初公開した。インプレッサ時代から数え4世代目となる新型では、レヴォーグや新型レガシィ アウトバックに似た外観や内装を備え、パワートレインには水平対向4気筒 2.4リッター直噴ターボエンジンを搭載。米国では2022年発売を予定している。ここでは、そんな新型WRXについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

7年ぶりにフルモデルチェンジした新型WRX

1992年の初代「インプレッサWRX」誕生以来、実用性を備えつつ、圧倒的なスポーツ性能で個性的なパフォーマンスカーとして、多くのファンから支持されてきたスバル WRX。

7年ぶりにフルモデルチェンジした新型WRXでは、最新のスバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造で高剛性化したシャシー&ボディを採用し、走りと動的質感を飛躍的に向上させている。

搭載するパワートレインは、水平対向4気筒2.4リッター直噴ターボエンジン(最高出力271馬力)に、6速MTに加え、新制御ソフトウェアで変速レスポンスを革新的に高めた「Subaru Performance Transmission(SPT:スバル パフォーマンス トランスミッション)」が組み合わされる。

新型WRXのエクステリアは、ヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形、ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザインや力強く張り出したフェンダーを備える。

また、フロント・リヤフェンダーのスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどには、空気の流れを整えるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用。フロントフェンダー後部、リヤバンパー後部にはエアアウトレットを設け、コーナリング時や高速走行時の操縦安定性を両立させている。

黒を基調としたインテリアは、インストルメントパネル中央に、さまざまな機能を集約した大型で高精細のセンターインフォメーションディスプレイを配置。一部グレードには新設計・新デザインのRECAROシートを採用している。

新型の登場には好意的ながら、デザイン面では批判的な声が多数

そんな新型WRXについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

コアなファンが多いWRXだが、



「まだまだこんな車を出してくれることは、車好きとしてはうれしい」

「WRXを発売すること自体は賞賛したい」

と新型の登場には好意的な声が挙がっている。

一方で、その内情としては、様々な意見が挙がっている。中でも最も過熱しているのがデザイン面についての声。



「このデザインは残念。ワクワクしない」

「ズングリしていてカッコ悪い」

「カッコよくない。外観だけなら先代の方がスッキリしてていいと思う」

「デザインがイマイチ。先代の方がかっこいいと思うのはフォレスターもインプレッサも同じ」

「現行の方が滲み出る色気があって魅力的」

「なぜ先代よりもカッコ悪くなるのか」

これら酷評する声が後を絶たない。特に、

「樹脂のフェンダーはない」

「フェンダーを車体同色にして欲しい」

「こんなSUVみたいなフェンダーの車は乗りたくない」

「なぜSUVテイストを入れてきたのか?」

と、目立った樹脂パーツに不満を表す声が一定数見受けられた。その他には、

「完全にレヴォーグのセダンって感じ」

「レヴォーグと酷似してて新鮮味がない」

といった声も。

エンジンスペックもまた不満の声

さらに、デザイン面に負けず劣らず不満の声が多かったのが、搭載するエンジンスペックについての声。

「275馬力って…」

「デザインもダサいしエンジンも非力」

「2.4リッターターボにしては控えめな出力」

「EJ20に見切りを付けたことは痛かった」

「このエンジンスペックはSTIへのフリか?」

とWRXには相応しくないスペックとする声が非常に多く挙がっている。中には、

「日本仕様のスペックはもっと上がるの?」

「国内仕様ではもう少しマシになることを祈る」

と日本仕様ではアップグレードを切望する声が少なくない。

ファンは日本仕様やSTIに期待を寄せる

これらデザインやエンジンスペックに不満の声が集中する中、ファンの間では早速、

「新型購入を検討していたが、市販モデルを見てガッカリ」

「これまでWRXを2台乗り継ぎ、新型も本気で検討していたが今回はなし」

といった声までも挙がっている。そうした中、

「日本仕様はさすがにもっと手を入れてくることに期待している」

「STIはデザインやスペックなど、期待を裏切らないパッケージを求める」

「STIではスバルの本気を見せてほしい」

と、一縷の望みをかける声があるのも事実。

新型WRXの米国での発売は2022年の予定。そのほか、日本デビューの時期は今のところ明らかにはなっていないが、果たしてファンの望む姿となって登場するのか? 引き続き、今後の展開に注目だ。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]



新型スバルWRX世界初公開! エンジンは275psの2.4リッターターボ! 日本発表は10月下旬!!

 スバルは新型WRXの米国仕様車を2021年9月10日日本時間22時に世界初公開した。米国での発売は2022年初頭からとなる。

 今回発表された新型WRXは、2014年にデビューした先代VAG型から約7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

 はたして新型WRXはどんなモデルに仕上がっているのか? 公開された概要を詳細にわたって解説していこう。

 さらに日本仕様の新型WRX S4はどうなるのか? いつ発売されるのか? 販売店から得た、いまわかっているすべての情報をお届けしていこう。

文/ベストカーweb編集部
写真/SUBARU

【画像ギャラリー】樹脂製フェンダーやリア回りの過激なデザインに賛否両論!? 新型WRX詳細写真でチェック!

■コンセプトカーVIZIVパフォーマンスコンセプトを思わせるアグレッシブなスタイル

世界初公開となった新型WRX! エアアウトレット付きの樹脂製大型フェンダーに注目。前輪開口部の後端にあるエアアウトレットにより、空気が車輪付近から排出され、前輪タイヤの揚力が減少し、操縦安定性が向上。リアバンパーに追加されたエアアウトレットは、バンパーの後ろに閉じ込められた空気を排出し、車体の揺れを軽減

新型WRX GT。ボディカラーはマジタイトグレーメタリック。マットグレーの18インチアロイホイールを装備

リア回りはアグレッシブ! 大型ディフューザーも迫力満点!

 ついにこの時がやってきた。スバリストならずとも日本のスポーツカーファンが待ち望んできた新型WRXが世界初公開となったのだ。

 今回発表されたのは米国仕様の新型WRXだが、日本仕様はWRX S4となる(後半ページで詳細情報お伝えします)。

 まず見てほしいのはエクステリアデザイン。ヘキサゴングリルとヘッドライトで構成されるフロントマスクこそ、レヴォーグを踏襲しているが、コンセプトカーのVIZIVパフォーマンスコンセプトを思わせる大きく張り出したフロント&リアフェンダーが迫力満点。

 さらにそのフロント&リアフェンダーのスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどに、整流効果のあるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用し、前後フェンダー後部にはコーナリング時や高速走行時の操縦安定性に寄与するエアアウトレットが設けられた点も注目に値する。

 そして、新型WRXのデザインで最も斬新といえるのはリア回りだろう。リアスポイラーこそ控えめながら、テールランプはコの字型のこれまでなかった斬新な造形だ。さらに4本出しマフラーの上にはいかにも空力特性のよさそうな大型のディフューザーと、歴代STIモデルのなかでも一番攻めているデザインではないだろうか。

 発表された米国仕様WRXのボディサイズ(インチをcm換算)は全長4669mm×全幅1827mm×全高1468mm、ホイールベースは2673mm。

■新型WRXはどれほど進化したのか?

やはりスバル・グローバル・プラットフォーム採用による進化が大きい

全体的にねじり剛性が28%、サスペンションの取り付け剛性が75%向上したという

 やはり新型WRX最大のトピックスは、WRXとして初めてスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)を採用し、ボディやシャシーが高剛性化したことで走りと動的質感を進化させたことだろう。

 SGPの採用により、シャシーの剛性を高め、重心高を低くすることで、乗り心地とハンドリング性能を大幅に向上。

 さらに構造用接着剤を増加したことにより、全体的なねじり剛性が28%、サスペンションの取り付け剛性が75%向上。

 またボディに直接取り付けられたリアスタビライザーバー(サブフレームと比較して)により、効率的に動くようになり、コーナリング時のロールが低減したという。

 すでにSGPによるボディやシャシーの進化はレヴォーグで実証されているが、新型WRXではステアリング操作への応答性や不快な振動や揺れも低減。

 またボディ剛性の高さを生かして路面からの 入力に対する足回りのしなやかな動きを実現するため、サスペンションジオメトリーを最適化 。

 先代モデルに対し、サスペンションの実用ストロークを伸ばし、接地性や安定感を向上したという。つまり、走りの性能と乗り心地を両立させたということだ。

 さらにモーターアシスト軸とドライバーの操作軸を別とした、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングを採用することで、滑らかで応答遅れのないスポーティなステアフィールを実現したという。

■275ps/35.7kgmを発生するFA24型ターボを搭載!

新型WRXには271hp/35.68kgmのFA20型2.4L水平対向4気筒ターボを搭載

 発表された米国仕様のエンジンは2.4L、FA24型水平対向4気筒ターボで、271hp(274.8ps)/5600rpm、258Ib-ft(35.68kgm)/2000~5200rpm。ちなみに米国仕様のWRXは日本仕様ではS4となり、当然WRX STIも今後用意されることになる。

 今回発表された米国仕様のグレードはGTとリミテッドの2種類だが、リミテッド(オレンジ)には6速MT、GT(ガンメタ)には8速のマニュアルモード、パドルシフトを備えたスバル・パフォーマンス・トランスミッションと呼ばれるCVTが搭載されていた。

 このスバル・パフォーマンス・トランスミッションはスポーツ変速制御を備えており、Dレンジでの走行中もドライバーの加減速操作に応じて変速をレスポンスよく行えるようになったという。具体的には、最大30%速いアップシフト(2nd→3rd)と50%速いダウンシフト(3rd→2nd)が実現。

 AWDシステムは、6速MT車がビスカスLSD付きセンターデファレンシャル方式AWD、スバル・パフォーマンス・トランスミッション搭載車がVTD(不等&可変トルク配分電子制御式AWD)を採用。

 スバル・パフォーマンス・トランスミッション搭載のAWDシステムはAWDならではの安定性とスポーティな回頭性を両立。さらにドライブモードセレクト機能を備えたグレードではLSDトルクを制御することでさらに回頭性を高めるAWDスポーツモードも設定している。

18インチアルミホイール+245/40R18タイヤ(ダンロップSP SPORT MAXX GT)。フェンダーのエアアウトレットが目立つ

 また足回りには、ドライブモードセレクト機能を備えたGTグレードにスポーティさと上質さを両立する電子制御ダンパーを採用(日本仕様のSTIスポーツに相当)。路面や車両の状況に合わせてリアルタイムにダンパー減衰力を可変制御し て、揺れの少ないフラットな乗り心地を実現。

 気になるアイサイトについては画角を拡大した新世代アイサイト(アイサイトX)スバル・パフォーマンス・トランスミッション搭載車に標準装備。電動ブレーキブースターを組み合わせることで、プリクラッシュブレーキの作動領域をさらに拡大し、交差点での衝突回避をサポート。

6速MTを搭載するリミテッドのコクピット。Dシェイプのステアリングは13.5:1レシオのデュアル
ピニオン式となり、応答遅れのない滑らかなステアフィールを実現。センターコンソールには11.6インチのタッチスクリーン式ディスプレイを備える

6速MTが用意されるが日本仕様はなし

リミテッドのフロントシート。フロント、リアシートともにショルダールームを拡大

ホイールベースが拡大されたぶん、後席空間が広くなった。座面長、レッグルームの拡大によって後席乗員が寛げるような空間を確保

リアシートは6対4の分割可倒式。トランクスペースは先代モデル同様にベビーカーやゴルフバッグが入る容量を確保

GTのコクピット。アイサイトが用意される

GTグレードにはRECARO製スポーツシートを採用。シートバックレスト中央のY字型デザインは、乗員の側面と肩甲骨をしっかりと支え、正しい運転姿勢を維持するというデザインコンセプト。赤いステッチやエンボス加工されたウルトラスウェード製のシートバックを備え、運転席は8ウェイパワーシート

■日本仕様のWRX S4はCVTのみ、日本発表は2021年10月下旬

米国仕様のWRX GT。米国仕様のボディサイズは全長4669mm×全幅1827mm×全高1468mm、ホイールベースは2670mm。日本の販売店から得た日本仕様のS4のサイズは全長4670mm×全幅1805×全高1465mm、ホイールベース2675mm。日本仕様は米国仕様よりも全幅が22mmも狭い

米国仕様のWRXリミテッド。このソーラーオレンジパールが日本仕様S4のイメージカラーとなる

 続いて、新型WRXの日本仕様となるWRX S4はどうなるのか? スバルディーラーから入手した、今わかっていることすべてをお伝えしていこう。

 まず、日本での発表時期は、2021年10月下旬、2022年初頭からデリバリーが始まる予定。ちなみに印象的なこのボディカラーはソーラーオレンジパールで、新型WRX S4のイメージカラーとなる。

 また、ボディカラーは全8色が用意され、BRZで初出のイグニッションレッドも設定される。このほか、スバルお決まりのWRブルーなども設定され、2020年5月に500台限定で即完売した初代「WRX S4 STI Sport ♯」に設定されていたセラミックホワイトが通常のパールホワイト系に代わって設定されているのも特色だ。

 日本仕様の新型WRX S4のボディサイズは全長4670×全幅1805×全高1465mm、ホイールベース2675mm。全幅と全高は米国仕様と日本仕様では異なる。米国仕様の全幅は1827mmだから22mmも狭くなっている。

 新型WRXのボディサイズは、全長4595×全幅1795×全高1475mmの初代WRX S4に比べ、全長が75mm長く、全幅が10mmワイド、全高が10mm高い。ホイールベースは2650mmから25mm拡大した。車重も初代の1540kgから1600kgに増加している。

 パワートレーンは初代のFA20ターボに代わり、米国仕様と同じFA24ターボが搭載される。日本仕様のスペックは最高出力275ps/5600rpm、最大トルク38.2kgm/2000~4000rpmとなる。

 一見、初代WRX S4のFA20ターボが発揮する300ps/40.8kgmに比べて見劣りするスペック数値になっているのだが、そこはスバルも既存ユーザーからの突っ込みに対して万全の対策ずみ。

 初代のFA20ターボはピークパワーの300psが持続できるのは一瞬であり、トルクフルな特性ながらピーキーな部分もあった。それが新型では排気量アップという恩恵もあり、全速域で新型は先代モデルよりもタイムアップを果たしているのだという。

 トランスミッションは残念ながら日本仕様には6速MTは用意されず、改良型となるスポーツリニアトロニックCVT(スバル・パフォーマンス・トランスミッション)が採用される。WLTCモード燃費は11.0km/Lをマーク。

前後のブリスターフェンダーとブラック(樹脂製)のエアベント付きフェンダーが特徴

 量産モデルでもVIZIVパフォーマンスコンセプトの特徴的なクラッティングをほぼ忠実に再現し、リアディフューザーが後方に大きく突き出たスタイルは実にインパクトがある。

 これは北米ユーザーの要望を色濃く反映しているとのことで、「WRXシリーズの原点とは何か」を突き詰めたうえで、このスタイリングを採用したのだが、その半面、初代WRX S4のスタイルは「おとなしすぎる」との声が北米市場を中心に出ていたそうで、今回の新型WRX S4のアクの強いスタイルを日本のユーザーがどう受け止めるかについては注目したいところだ。

 新型WRX S4のグレードは4グレード展開となり、「GT-S」、「GT-S EX」、「STI Sport」「STI Sport EX」。各々にアイサイトXが約35万円でプラスされる。

 STI Sportの2グレードにはZF製電子制御ダンパーが採用されるのは現行型レヴォーグ同様だ。レヴォーグの電子制御ダンパー採用車はドライブモードセレクタを標準装備化していたが、新型WRX S4のSTI Sportグレードでは、その味の変化をより走りの方向に振った変更を施しているというのもWRXシリーズらしい。

 気になる価格は現時点ではまだ判明していないが、初代モデルの後期型が340万~416万円だったことから、新型は360万~450万円の設定となる模様。期待して待ちたい!! 

 なお、今回の新型WRX S4発表と同時にレヴォーグにもこの2.4Lターボ車が追加設定される。初代レヴォーグの2Lターボ車オーナーは「待ってました‼」と言わんばかりのハイパフォーマンスモデルワゴンになりそうだ。

ソーラーオレンジパールのボディカラーにブラック(樹脂製)のエアアウトレット付きのフェンダーやディフューザーが映える



スバル「WRX」8年ぶりモデルチェンジ 日常使いとスポーツ両立 見た目も絶妙に変化

2022年米国で発売

 スバルは2021年9月10日(金)、スポーツタイプのセダン「WRX」の8年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型を発表しました。

 今回発表されたの2022年アメリカで発売予定の現地仕様車で、日本仕様についてはまだ未定です。6MTモデルと、CVTにあたる「Subaru Performance Transmission搭載車」の2タイプが発表されています。

「WRX」は1992(平成4)年、インプレッサのスポーツタイプという位置づけでデビュー。2014(平成26)年に単独のブランドとして独立し、今回はそれ以降初のモデルチェンジとなります。

 スポーツセダンの系譜を継いで、応答性と加速性能にくわえ、高剛性のボディとシャシーによる安定した走行性を兼ね備えています。なおかつ特別仕様としてドライブモードセレクト機能を搭載し、場面に応じて各種パフォーマンスの切り替えが可能に。あわせて電子制御ダンパーにより、路面状況などに臨機応変に対応してダンパーの「硬さ」が自動で切り替わることで、車体の揺れを最小限に抑えることができるようになっています。

 エンジンは2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンで、最大出力は約274馬力となっています。

 安全面でも、CVT車には運転支援システムの「アイサイト」を標準装備。カメラが広角になったことで認識能力を高め、急カーブや突発的な事象などにより対応しやすくなっているとのことです。

 外観面では、フロントグリルが六角形なのはそのまま、バンパー周りがよりスポーツタイプらしい力強い造形に。タイヤ周りのフェンダーにもスポーティーな意匠が施されています。

 発表から一夜明けて、SNS上では早くも話題に。特徴的な変化であるフェンダーや、やや「ゴツめ」になった印象のほか、「ラリーカー仕様にしたい」「SUVっぽくなった」「目がスリムに」といった声も見られています。



スバル新型「WRX」が超アグレッシブな姿を初お披露目! 高性能セダンがさらに進化!

■新たに2.4リッターターボを搭載する新型WRX

 スバル新型「WRX」が2021年9月10日に北米で世界初公開されました。
 
「インプレッサWRX」が1992年にデビューして以来、実用性とスポーツ性を併せ持つパフォーマンスカーとして多くのファンから支持されています。

 現行モデルは2014年にデビューしましたが、このモデルからインプレッサの名が外れてWRXとして独立したモデルとなりました。

 そして、今回新型WRXが登場し、北米では2022年に発売されることが明らかになりました。

 新型WRXは、WRXらしさを継承しながらさらなる高みを目指し、パフォーマンスカーとしての価値やセダンとしての実用性がさらに進化。新世代のSUBARU AWD パフォーマンスカーに生まれ変わります。

 先代モデルのエンジンは、日本仕様が2リッター水平対向直噴ターボエンジン(WRX S4はFA20/WRX STIはEJ20)、北米仕様が2リッター水平対向直噴ターボエンジンに加えて2.5リッター水平対向ターボエンジンを搭載。

 新型WRXでは、2.4リッター水平対向4気筒直噴エンジン(最高出力271hp/最大トルク258lb.-ft)を搭載します。

 電子制御技術により、ドライバーのアクセル操作に瞬時に応答し、低回転から力強いトルクを発揮し、スポーツ走行時の加速性能はもちろん、日常的な使用においても気持ちの良いフィーリングを実現しました。

 トランスミッションは、6速MTに加え、「スバルパフォーマンストランスミッション」と名付けられたCVTを搭載。

 スバルパフォーマンストランスミッションは、走りの愉しさをさらに際立たせるスポーツ変速制御を採用し、Dレンジで走行中もドライバーの加減速操作に応じてレスポンス良く変速をおこなう新たなトランスミッションです。

 また、スバルパフォーマンストランスミッションと組み合わされるAWDシステムは、AWDならではの安定性とスポーティな回頭性を両立するVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)を採用。

 さらに、ドライブモードセレクト機能を備えたグレードでは、LSDトルクを制御することでさらに回頭性を高めるAWDスポーツモードも設定しました。

 新型WRXはプラットフォームが一新され、同車初の「スバルグローバルプラットフォーム(SPG)」を採用しています。

 これに加えてフルインナーフレーム構造や構造用接着剤を組み合わせることで、さらに高剛性のボディ・シャシとし、ステアリング操作への応答性を高めるとともに不快な振動や揺れを低減して上質な走りを実現しました。

 ボディ剛性の高さを活かして、路面からの入力に対する足回りのしなやかな動きを実現するため、サスペンションジオメトリを最適化。先代モデルに対し実用ストロークを伸ばし、接地性や安定感が向上しています。

 また、モーターアシスト軸と、ドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式の電動パワーステアリングを採用。滑らかで応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現しました。

 さらに、走る愉しさを最大限に高める装備として、ステアリングやダンパー、エアコンなど、さまざまなユニットの制御を細かく調整できる「ドライブモードセレクト」を一部グレードに装備。

 ドライバーの好みやシーンに応じて、スポーツカーの走りから上質な乗り心地までクルマのキャラクターを大きく変化させます。

 なお、ドライブモードセレクト機能を備えたグレードでは、スポーティさと上質さを両立する電子制御ダンパーを採用しており、路面や車両の状況に合わせてリアルタイムにダンパー減衰力を可変制御し、揺れの少ないフラットな乗り心地を実現しました。

■高性能車に相応しい大胆なデザインに一新

 新型WRXは、パフォーマンスカーにふさわしい大胆でアグレッシブなスタイリングで、走りの愉しさを表現しています。

「ダイナミック×ソリッド」をさらに進化させた「BOLDER」というデザインテーマのもと、エクステリアはヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形や、ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザインや力強く張り出したフェンダーで、いまにも走り出しそうな躍動感のあるスタイルとしました。

 さらに、フロント・リアフェンダーのスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどに、空気の流れを整えるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用。

 フロントフェンダー後部、リアバンパー後部にエアアウトレットを設け、パフォーマンスカーならではのデザインとコーナリング時や高速走行時の操縦安定性を両立させています。

 インテリアもスポーティさと先進感を併せ持つデザインを採用。黒を基調にレッドステッチを施した配色で、新型WRXのアグレッシブでスポーティなパフォーマンスを表現しました。

 一部グレードに設定される新設計および新デザインのレカロシートは、先代モデルよりもさらに体格保持性能を高め、スポーツドライビング時のドライバーの姿勢をしっかり保持します。

 さらに、前後席それぞれのショルダールームを拡大し、ゆとりある室内空間を実現。また、ホイールベースの拡大にともない、後席空間を大幅に拡張。座面長やレッグルームの拡大によって、後席乗員もくつろげる空間を確保しています。

 加えて、インパネ中央にさまざまな機能を集約した大型で高精細のセンターインフォメーションディスプレイを配置し、先進的なコクピットを実現しました。

 また、スバルがこだわり続けてきた視界の良さは新型WRXでも継承されており、ドライバーの直接視界をしっかり確保しています。

 トランクは、先代モデルと同様にベビーカーやゴルフバッグが入る容量を確保し、4ドアセダンとして日常的なシーンでの使い勝手も備えました。

 安全面も進化しており、パフォーマンスセダンならではの走りを最大限に愉しめるよう、CVT車に画角を拡大した新世代アイサイトを標準装備し、安心・安全にも磨きをかけています。

 電動ブレーキブースターを組み合わせることで、プリクラッシュブレーキの作動領域をさらに拡大し、交差点での衝突回避をサポート。

 ステレオカメラの広角化によって認識範囲を拡大し、先代モデルでは先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続するほか、割り込み車両もより早いタイミングで認識するなど機能が向上しました。

※ ※ ※

 今回世界初公開されたのは、米国で2022年に発売予定のモデルです。

 日本仕様については明らかになっていませんが、米国仕様車のデザインやスペックを見る限り、日本仕様も期待して良いといえるのではないでしょうか。



スバル WRX 新型発表「SUV風セダン」デザインに2.4Lターボ、新ATも

スバルオブアメリカは9月10日、スポーツセダンの新型『WRX』を発表した。WRXとして初めてスバルグローバルプラットフォームを採用。6速マニュアルトランスミッション(6MT)に加え、新たなオートマチックトランスミッション(AT)「スバル パフォーマンス トランスミッション」を採用するなど、全域で進化した。

エンジンは最新の2.4リットル水平対向ターボエンジンで、最高出力は約275ps(271hp)、最大トルクは約350Nm(258lb-ft)を発揮。シンメトリカルAWDに、アクティブトルクベクタリングを備えた。スバル パフォーマンス トランスミッションは2速から3速へのシフトアップを最大で30%速く、逆にシフトダウンは50%速くおこなうことができるという。ブレーキング時に最適な回転数に合わせシフトダウンすることで、理想的なコーナー脱出が可能な制御を組み込んだ。

注目はその外観だ。「SUV風セダン」とも呼べそうなブラックのフェンダーガードを装着したワイドボディデザインが特徴となっており、ラリーでの活躍を視野に入れたであろう攻撃的なデザインとなっている。ヘッドライトやフロントマスクは最新の『レヴォーグ』などと共通で、シャープなイメージ。ボディサイドは盛り上がったフェンダー、エッジの立ったキャラクターラインが力強さを与えている。またテールライトは火山のマグマを彷彿とさせるものとなった。

新たに高級グレード「GT」を設定。電子制御ダンパーを備え、新たなドライブモードセレクトを搭載。ステアリングフィール、ダンパー設定、SI-ドライブ設定など最大430もの異なるカスタマイズオプションに対応する。黒のウルトラスエードを採用したレカロシートはGT専用だ。またマットグレー仕上げの専用18インチアルミ合金ホイールに245/40R18タイヤを組み合わせる。

最新プラットフォームを採用したことで安全装備も最新のものにアップデートされた。AT車にはアイサイトを装備。視野角の拡大やソフトウェアの改善により、より広範囲での予防安全、事故軽減に貢献する。車線逸脱防止機能はよりスムーズで自然な支援を可能とした。またWRXとして初めてレーンセンタリングを備えた高度なアダプティブクルーズコントロール(ACC)を搭載。このほかにも衝突回避ステアリングなど、スポーツモデルでありながら安全装備を充実させているのにも注目だ。

今回の発表はスバルのメイン市場である北米からとなったため、上記の仕様などは全て北米モデルのもの。日本への導入時期や仕様の詳細は不明だが、最上級モデル「STI」の登場も含めて更なる情報に期待だ。


新たなオートマチックトランスミッション(AT)「スバル パフォーマンス トランスミッション」を採用
え?なにそれ…リニアトロニックはもう終了って事(苦笑)

6MTもSTIとかに採用していたTY85の6MTなのか?日本ではレガシィやフォレスターのNAのみに採用されたTY75の6MTなのかな…トルク容量とかを考えると新型にはTY85を採用しているのかな〜
Posted at 2021/09/14 22:26:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

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