2022年04月16日
スバル 北米向けアウトバックの2023年モデルに広角単眼カメラを初採用
スバルは2022年4月14日、北米市場向けの主力車種アウトバックを改良し、一部グレードに運転支援システム「アイサイト」の認識能力を強化する広角単眼カメラを新たに追加採用したと発表した。なおこの2023年モデルとなる新型アウトバックは、4月13日に開幕したニューヨーク国際モーターショーに出展されている。
アメリカで今秋発売予定の2023モデル「アウトバック」従来のアイサイトに追加して新採用した広角単眼カメラは、アイサイトのステレオカメラに加わるもう一つの眼として機能するもので、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識できることが特長だ。
ステレオカメラよりやや前方の中央部に配置される広角単眼カメラレヴォーグから採用されたヴィオニア社製の新世代アイサイトは、従来の日立製のアイサイト用ステレオカメラに比べ視野を広角化させているものの、基本的にステレオカメラによる前方の対物距離を測定する機能を持つため、広角化には限度がある。
しかし、現在では車両側方からの歩行者、自転車、交差点での右左折時の側方の障害物検知能力が従来よりさらに要求されるようになってきている。そのため、より広角な視界を持つワイドビューの単眼カメラを追加したのだ。
これにより、歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に進入する際の横断自転車や歩行者との衝突回避や、万が一、衝突してしまった場合の被害軽減を支援する機能が向上している。
なお現在のアイサイトの制御には、きわめて拡張性が高く柔軟なザイリンクス社製のFPGA(Field Programmable Gate Array)タイプのマルチプロセッサを採用していることで、スバル独自に広角単眼カメラの対物検知機能を追加して統合制御することが可能になっているのだ。
今回の改良されたアウトバックは、アイサイトの安全機能の他にも、インフォテインメント機能も改良したアウトバックは、2023年モデルとして2022年秋にアメリカで販売を開始する予定となっている。
スバル アウトバックがソルテラ顔に!? 北米向けはアイサイトが3カメラに進化!
スバルは4月13日、北米向けの主力車種アウトバックの一部グレードに、アイサイトの認識能力を強化する広角単眼カメラを新たに採用したと発表。既存の2眼ステレオカメラを含めると、3カメラになる。
新たな広角単眼カメラは、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識可能。歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に新入する際の横断自転車や歩行者との衝突回避、さらに万が一衝突してしまった場合の被害軽減に寄与する。
この広角単眼カメラは、米国で生産する北米向けアウトバックの改良に合わせて採用。2022年秋に「2023年モデル」として販売開始を予定している。
そして改良内容はそれだけに留まらない。なんと、アウトバックの顔がスバル初のBEV、ソルテラに近いイメージに変わっているのだ。黒い樹脂パーツが大胆にあしらわれている。もしかして日本向けもこの顔に? スバル広報に問い合わせると、「北米向けアウトバックは、日本ではなく北米の工場で生産しています。フロントフェイスなどの変更も、北米のお客様の意見を取り入れ、北米スバルにて企画しています。ですので、このフロントフェイスを日本のアウトバックに取り入れることはございません」
そもそも、日本向けと北米向けのアウトバックは、フロントバンパーなどのデザインが異なっていた。今回の改良は、北米向けアウトバックの独自進化ということ。北米向けアウトバックの2023年モデルは、タフでワイルドな北米専用仕様「ウィルダネス」と、今回の「ソルテラ顔」の2枚看板になる。
この新しいフロントフェイスの日本導入は否定されたが、広角単眼カメラの追加は日本でも実施するはず。初搭載はどのモデルになるだろうか? 期待して待ちたい。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
スバル、北米向け「アウトバック」に広角単眼カメラ採用 ステレオカメラにもう一つの眼
スバルは13日、北米市場向け「アウトバック」の一部グレードに広角単眼カメラを新たに採用し、予防安全機能を強化すると発表した。新しい単眼カメラは、ステレオカメラより広い範囲を認識することを特徴とし、歩行者や自転車などの認識性能を高めた。ステレオカメラに加えてもう一つの「眼」として機能する。
広角単眼カメラを搭載したアウトバックは、2023年モデルとして22年秋に米国での販売を予定する。
スバル アウトバック 改良新型、グリル大型化…ニューヨークで発表
SUBARU(スバル)の米国部門は4月13日、米国で開幕したニューヨークモーターショー2022において、改良新型『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』に相当)を発表した。
改良新型では、フロントマスクを大幅に変更した。グリルを大型化し、新デザインのLEDヘッドライトとフォグランプを採用した。フロントバンパーもクラッディングのデザインが新しい。ボディサイドでは、ホイールアーチクラッディングが大型化されている。
一部グレードに、「アイサイト」の認識能力を強化する広角単眼カメラを採用した。新採用の広角単眼カメラは、アイサイトのステレオカメラに加わるもう一つの眼として機能し、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識できるという。これにより、歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に進入する際の自転車や歩行者との衝突回避や、万一の衝突の際の被害軽減を支援する、としている。
ワイルドすぎる! デザイン一新したスバル新型「アウトバック」が米で初公開! 新アイサイトも搭載
■フロントフェイスがアグレッシブに進化!
スバルの米国法人は2022年4月13日(現地時刻)、ビッグマイナーチェンジした新型「アウトバック」(2023年モデル)をニューヨーク国際自動車ショーで初公開しました。
新型アウトバックは、スバルシンメトリカルAWDやアクティブトルクベクタリング、ビークルダイナミクスコントロール、X-MODE with Hill Descent Controlを標準装備し、SUVとしての性能とクルマらしい乗り心地、ハンドリングを最適に融合させたモデルです。
地上高は8.7インチ(ウィルダネスは9.5インチ)と多くのSUVを凌駕しながらも、助手席、後部座席ともに乗り降りしやすいステップイン高を確保。
グレードは「ベース」「プレミアム」「オニキスエディション」「ウィルダネス」「リミテッド」「ツーリング」が用意され、2022年秋に米国で発売される予定です。
新型アウトバックはスタイリングを一新。新たな安全技術や車載技術を搭載しています。
エクステリアは、オフロード仕様のウィルダネス以外のモデルにアグレッシブなフロントバンパーカバーや大型グリルを装着したほか、LEDヘッドライトとフォグランプのデザインを変更するなど、より大胆なフロントマスクに変更されました。
また、ホイールアーチクラッディングを拡大してワイルドさを強調。保護性能も向上させています。
今回、新たに設定されたオニキスエディションはプレミアムをベースとし、ハンズフリーパワーゲート、フロントビューモニター、デュアルモードX-MODE、フルサイズスペアタイヤを追加したモデルです。
ブラック仕上げのエクステリアや18インチアルミホイール、バッジのほか、専用のグレー2トーンのインテリアを装備。また、シートには撥水性に優れた耐久性のあるスターテックス素材を採用しています。
2.5リッター水平対向自然吸気エンジンを搭載しました。
なお、一部グレードに設定される「XT」モデルとウィルダネスには、パワフルな2.4リッターターボエンジンを搭載。北米のアウトバックは、2.5リッターエンジンと2.4リッターターボエンジンの2機種が展開されています。
新型アウトバックは、最新バージョンの「アイサイト・ドライバーアシストテクノロジー」を標準装備しました。
よりスムーズに、より多くの条件下での作動が可能になったほか、視野の拡大や制御ソフトウェアの更新、電動ブレーキブースターの追加によって運転操作を支援します。
ツーリングには、デュアルカメラと連動する「ワイドアングルモノカメラ」を追加。カメラを追加することで視野が広がり、低速で交差点に進入した際に歩行者や自転車をより早く認識できるようになりました。
また、ツーリングは、自動調光やコンパス、ホームリンクを備えたフル「液晶スマートリアビューミラー」を新たに採用しています。
加えて、「レーンチェンジアシスト付きブラインドスポットディテクション」および「リアクロストラフィックアラート」搭載車には、アイサイトの新機能として自動緊急ステアリングが搭載されます。この新機能は、「プリクラッシュブレーキシステム」と連動し、時速50マイル以下での衝突回避をサポートします。
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新型アウトバックは、フルスクリーン表示でワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoを標準装備した最新バージョンのSTARLINK 11.6インチマルチメディアプラスシステムがデビューします。
このシステムは、コンビネーションメーターを統合した11.6インチの高解像度タッチスクリーンを搭載し、オーディオ、空調、X-MODE、車両機能の画面コントロールを改良しました。
さらに、3つの単語だけで正確な位置を伝えることができる革新的な位置情報技術「what3words(W3W)」をスバル初搭載。
W3Wは世界を10フィートの正方形に分割し、それぞれの正方形に3つのユニークな単語を組み合わせた仕組みで、登山口や見晴らしの良い場所など、地図上で見つけにくい場所でも正確にナビゲートし、共有できます。
この機能はSTARLINK 11.6インチ マルチメディアナビゲーションシステム搭載車に標準装備されます。
カメラが3つに!? スバル「アイサイト」が単眼カメラ追加で機能アップ! 北米の新型「アウトバック」に初搭載
■2眼カメラのアイサイトにさらに広角単眼カメラ追加!
スバルは2022年4月14日、北米市場向け主力車種「アウトバック」の一部グレードに、アイサイトの認識能力を強化する広角単眼カメラを新たに搭載することを発表しました。
新採用の広角単眼カメラは、アイサイトのステレオカメラに加わる“もうひとつの眼”として機能するもので、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識できることが特徴です。
歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に進入する際の横断自転車や歩行者との衝突回避や、万が一衝突した場合の被害軽減を支援します。
この広角単眼カメラを、米国で生産する北米向けアウトバック(2023年モデル)の改良に合わせて採用。合わせて、2020年に日本で登場した2代目「レヴォーグ」に初採用された新型ステレオカメラも搭載されました。
新型ステレオカメラは、従来型に対して画角を大幅に広角化したことが特徴で、画像認識ソフト、制御ソフトの改良と組み合わせることでより幅広いシチュエーションで運転支援を実現します。
また、アイサイトによるブレーキ作動時の応答性を向上させる電動ブレーキブースターも採用し、対応力を高めました。
安全機能のほかにも、デザイン変更やインフォテインメント機能などを改良した新型アウトバック(2023年モデル)は米国で2022年秋に発売される予定です。
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今回の広角単眼カメラ採用は、スバルが目指す「死亡交通事故ゼロ」に向けた新たな一歩となり、今後、採用車種や展開市場を拡大していくことが検討されています。
Posted at 2022/04/16 21:37:00 | |
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富士重工 | 日記
2022年04月16日
ポルシェ 911サファリ 改め「ダカール」で決定? プロトタイプがニュルを爆走
ポルシェは現在、『911』をベースとするハイライディング(車高がアップした)モデルを開発中だが、その最新プロトタイプがニュルブルクリンクに出現。スクープサイト「Spyder7」がその姿をキャッチした。
捉えたプロトタイプは、通常の911と比べるとボディが大きくリフトアップされている。フロントバンパー周辺を厳重にカモフラージュしているほか、分厚いフェンダーアーチを装備し、ボンネットには「GT3」風のスリムなエアベントが確認できる。
後部には、ダックテールスポイラーとは異なる、1980年代、90年代の911ターボに取り付けられていた「ティートレー」と呼ばれるタイプのスポイラーが取り付けられているほか、大径のデュアルエキゾーストシステムがインストールされている。
市販型の車名に関して、これまで「911サファリ」が有力とされていたが、先日ポルシェの伝説的ラリードライバー、ヴァルター・ロール氏がインスタグラムでハッシュタグ「#ダカール」と投稿、すぐに削除されたことから、「911ダカール」の車名が与えられる可能性が指摘されている。
パワートレインは「911カレラ4」から3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを流用、最高出力は443ps、最大トルク528Nmを発揮、駆動方式は全輪駆動が濃厚だろう。
911ダカール/サファリのワールドプレミアは、今後半年以内と予想される。
Posted at 2022/04/16 19:32:25 | |
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ポルシェ | 日記