2022年07月25日
最高の2台をお披露目! トヨタ&スバルが10年を祝う「GR86/SUBARU BRZ」を発表!「一緒にいいクルマをつくろう!!」で出来た限定車とは
■GR86&SUBARU BRZの「10th Anniversary Limited」発表!
2022年7月24日に初代モデル誕生から10周年を迎えた「86(GR86)/SUBARU BRZ」の特別仕様車「10th Anniversary Limited」が発表されました。
この特別仕様車は、同日に富士スピードウェイで開催された「Fuji 86 Style with BRZ」でお披露目されていますが、どのような形で登場したのでしょうか。
2005年にトヨタとスバルが提携して以降、さまざまなプロジェクトが生まれましたが、やはり一番の功績はというと「86(GR86)/SUBARU BRZ」の共同開発です。
文化も手法もルールも異なる2社が1台のクルマを開発、当初はかみ合うどころか破談の危機もあったそうですが、最後は「いいクルマをつくる!!」というパッションが大きな力になったといいます。
難産の結果はどうだったのか?「ドライバーが中心」、「コントロールすることが楽しい」、「頑張れば手が届く」といったコンセプトは高く評価され、日本はもちろん世界各国、老若男女問わず多くのファンが生まれました。
加えて、元気がなかったカスタマイズメーカーの活性化やモータースポーツも盛り上がりなど、多方面に大きな影響も与えました。
そして、2021年に2代目モデルが登場。スポーツカー文化は次のステップに進みました。
単にスペックを引き上げるのではなく、開発陣やユーザーの「もう少し●●だったら」という本音の部分を中心にアップデート。
加えて、初代モデル以上の“らしさ”追求のために、土壇場でのセットアップ変更をおこなうなど、初代モデル以上に攻めた仕上がりになっています。
そして、2022年に生誕10周年を迎えたことを記念した特別仕様車が「10th Anniversary Limited」です。
実は2代目モデルとしては初の特別仕様車になりますが、これまでとは違った取り組みによって生まれたモデルでもあります。
初代はモデルライフのなかでいくつか特別仕様車が設定されましたが、これらは各ブランドが独自に企画をおこなっていました。
しかし、今回のモデルはGR/SUBARUの共同企画となり、「一緒に10周年をお祝いしましょう!!」という想いから生まれました。
ちなみにGR86とSUBARU BRZ、開発サイドは「一緒にいいクルマをつくろう!!」という関係ですが、販売サイドはガチの「ライバル関係」なのも事実です。
ただ、そこに関しても「垣根なくやっていこう!!」という考えがこのモデルに込められているのでしょう。
実はGR/SUBARUでマーケティング担当者の人材交流もおこなわれており、このプロモーションの担当者はGRに出向中のスバルのスタッフ、スバルに出向中のGRのスタッフがおこなっています。
※ ※ ※
この共同のプロモーションの一環として、2022年6月末に富士スピードウェイにて10th Anniversary LimitedのCM撮影がおこなわれました。
GR86を運転したのは佐々木雅弘選手、SUBARU BRZを運転したの井口卓人選手で、撮影はほとんど練習をせずにぶっつけ本番な形でクルマを走らせていましたが、そこはプロのレーシングドライバーなので画撮りはバッチリです。
ともにノーマルとなる2台の性能を限界まで使いドリフトさせるなど迫力のある映像に仕上がっていました。
このような企画もGR/SUBARUの「一緒にいいクルマをつくろう!!」という取り組みによりおこなわれているのです。
■限定の「10th Anniversary Limited」の特徴とは
ここからは2台の10th Anniversary Limitedについて解説していきましょう。
ベース車両はGR86が「RZ」、BRZが「S」です。
エクステリアは、GR86はノーマルに設定のない「フレイムオレンジ」の特別なボディカラーを採用。実はこれは初代のイメージカラー「オレンジメタリック」のオマージュです。
一方、BRZはスバル定番色「WRブルーパール」のボディカラーに、ドアミラー/ルーフアンテナはブラック塗装、アルミホイールはマットブラック塗装…とノーマルに設定のないコーディネイトが採用されています。
要するに、GR86は「一目で解る違い」、BRZは「解る人に解る違い」と、両ブランドの性格がよく表れています。さらにリアガラスには専用のエンブレムを追加。
インテリアはボディカラーに合わせたコーディネイトで、GR86が「ブラック×オレンジ」、BRZは「ブラック×ブルー」となっています。
変更部位はシート(パーフォレーション裏地/ステッチ)、ステアリング/シフトブーツ/サイドブレーキブーツ(ステッチ)、そしてドア内張(10th Anniversary Limitedの刺繍入り)です。
これに加えて、インパネセンターオーナーメント/エアコンダイヤル/VSCスイッチ/助手席インパネモールがシルバー→キャストブラックに変更。
この辺りはヒカリ物を抑えることで専用コーディネイトをより引き立たせるという考えだと思われ、細かい変更ですが大人っぽさが少しプラスされています。
メカニズムの部分はノーマルから変更がありません。
個人的には初代モデルに設定され好評だった「SACHSダンパー」などがあるといいなと思いましたが、ある関係者に聞くと「検討はしていたものの、コロナ禍&部品供給などの諸問題で泣く泣く断念」とのことでした。
ただし、逆をいえば「ここから先は皆さんが育ててください!!」ということだと解釈しています。
ワークスのGRパーツ/STIスポーツパーツはもちろん、サードパーティにも優れたパーツはたくさんあるので、自分好みに仕上げることが可能です。
※ ※ ※
価格は「GR86 RZ“10th Anniversary Limited”」の6速MTが346万9000円、6速ATが363万2000円です。
予約受付は、7月24日から9月30日までの期間限定となり、GRガレージをはじめトヨタ販売店でおこなわれ、2023年初頭頃に発売される予定です。
対して「SUBARU BRZ S “10th Anniversary Limited”」の6速MTが338万8000円、6速ATが355万3000円です。
こちらは、200台の限定販売とし、2022年7月28日から9月30日の期間中にスバル販売店で注文が受け付けられますが、9月30日以前に200台に達した場合はその時点で販売終了となるため、気になる人は早めに注文していたほうがいいと思います。
個性を明確化したトヨタGR86とSUBARU・BRZ。クルマ好きを魅了する、その操る歓びに喝采!
今や貴重なFRクーペ。新型は2.4リッター・ボクサー4搭載
1stモデルの登場からおよそ9年半。86&BRZが昨年、2ndモデルにスイッチされた。新型は基本のプラットフォームをキャリーオーバーし、排気量を400cc拡大した水平対向4気筒2.4リッター(235ps/250Nm)を積む。スタイリングも含め、FRスポーツクーペというコンセプトを大切にしたモデルチェンジだった。なお、86の名称はGR86に変更された。
世界中を見渡しても新車で購入できるコンパクトなFRモデルは非常に少ない。GR86/BRZ以外では、マツダ・ロードスターかBMWの2シリーズ・クーペあたりしか見当たらない。2ndモデルは貴重な存在である。電動化はおろかターボ化さえも難しいプラットフォームを使い、しかも趣味性を高めたFRスポーツカーを新たに開発したのである。その英断に、クルマ好きとして大きな拍手を贈りたい。補足すると、日本はいまや、世界でも珍しいアフォーダブルなスポーツモデル大国になりつつある。
GR86とBRZは、トヨタとSUBARUの協業で開発されたスポーツカーである。2ndモデルは、両ブランドの思想がそれぞれ具現化され、以前にも増してキャラクターの違いが明瞭になった。スバルはBRZをスバル車らしく進化させたし、GR86はモータースポーツシーンを牽引するGRの個性をいっそう伸ばす方向に改良した。
両車ではっきり違う走り味。モダンなBRZ、GR86はモータースポーツ直系
BRZの走りはモダンスポーツカーのそれで、スポーツも楽しめるけれども、同時に洗練されたグランドツーリングカーとしても機能する。リアのトラクションをより安定方向へと改良し、誰が乗っても安心して楽しめるスポーツカーに成長した。欧州ブランドのスポーツモデルと考え方はよく似ている、というか、それは自動車全般にいえる進化というものなのだろう。それが証拠にBRZは、とくにATモデルの完成度が高い。
一方のGR86は、コーナリングは「ダンスプレイ」であると承知して、ドライビングするのが楽しいハンドリングマシンである。ドリフティングに持ち込みやすい設計といえばわかりやすいだろうか。BRZよりも発売を数カ月遅らせてまでこだわったのがそこで、フロントハウジングの素材をアルミ(BRZ)から鋳鉄(GR86)に変えるなど、徹底した作り込みを行っている。チューニングやサーキット仕様へのモディファイを考慮したセッティングになっているのもGR86の特徴だ。
見た目にはわずかな違いしかない。けれどもあえてブランドを分け、車名まで変えて販売するからには走りのキャラクターは異なるほうがいい。選択肢はユーザー側、われわれクルマ好きにあるというわけだ。
(BRZ・S 価格:6MT 326万7000円/6SAT 343万2000円)
トヨタGR86とスバルBRZに10周年記念特別仕様車『10th Anniversary Limited』登場
7月24日、トヨタ自動車とスバルは、それぞれトヨタGR86の10周年記念特別仕様車『RZ “10th Anniversary Limited”』、スバルBRZの10周年記念特別仕様車『S “10th Anniversary Limited”』を発売すると発表した。
兄弟車として生まれたトヨタGR86とスバルBRZは、それぞれ初代トヨタ86、BRZの誕生から10年にあたる。モータースポーツ界でもGR86/BRZ Cup、スーパー耐久、そしてスーパーGTと幅広いカテゴリーに活用されている車両だ。そんな10周年を記念し、TOYOTA GAZOO Racing、そしてスバルからそれぞれ10周年記念車が発売されることになった。
まずトヨタGR86『RZ “10th Anniversary Limited”』は、初代86を彷彿とさせる特別設定色のフレイムオレンジを外板色に設定。バックガラスに10周年記念ステッカー、運転席と助手席ドアトリムのショルダーパッド部に10周年記念刺繍が特別装備される。また、内装は特別設定色がおごられ、ブラック基調に専用のオレンジアクセント、キャストブラック加飾を採用し、外板色との統一感を演出している。
一方スバルBRZ『S “10th Anniversary Limited”』は、10周年を記念した専用アイテムを装備。エクステリアではマットブラック塗装を施した専用18インチアルミホイールを採用。『BRZ』のリヤエンブレムや、ドアミラーカバーもブラックで統一し、スポーツカーらしさをよりいっそう際立たせている。
また、インテリアではボディカラーのWRブルー・パールに合わせたブルーステッチをシートやシフト回りに採用。さらにGR86同様のロゴで、バックガラスに10周年記念ステッカー、ドアトリムには記念の刺繍をあしらい、特別感を演出する。
GR86『RZ “10th Anniversary Limited”』は全国のGRガレージをはじめとするトヨタ車両販売店を通じて7月24日(日)から9月30日(金)までの期間限定で予約受注の受付を行い、2023年初頭ごろの発売を予定する。
スバルBRZ『S “10th Anniversary Limited”』は200台限定発売とし、7月28日(木)から9月30日(金)の期間中に全国のスバル販売店で注文を受け付ける。価格はGR86『RZ “10th Anniversary Limited”』が6MT=3,469,000円、6AT=3,632,000円。BRZ『S “10th Anniversary Limited”』は6MT=3,388,000円、E-6AT=3,553,000円(いずれも税込)となっている。
詳細は下記ホームページへ
GR86 特別仕様車 RZ“10th Anniversary Limited”
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/86/10th_anniversary_limited/
BRZ 特別仕様車 S "10th Anniversary Limited"
https://www.subaru.jp/brz/10thanniversarylimited/
オレンジ&ブルーが眩しい!「GR86/BRZ」10周年記念モデル初披露で語られたトヨタとスバルの開発秘話
■10周年の「86(GR86)/BRZ」に特別仕様車登場!
初代86・BRZが登場するときから始まったトヨタとスバルの協業ですが、新型GR86・新型BRZへと受け継がれ、さらにトヨタ新型「bZ4X」とスバル新型「ソルテラ」の共同開発などにも繋がっています。
そんな86とBRZですが、両車の10周年記念モデルが、2022年7月24日に富士スピードウェイ開催された「FUJI 86・BRZ STYLE 2022」でアンベールされました。
これまで両社の協賛として開催されてきた、86とBRZの一大イベント「86 STYLE with BRZ」は、初代モデル登場から10周年を迎えて「FUJI 86・BRZ STYLE 2022」と名称も変更。お互いにこれからもっと一緒に盛り上げていきましょうという意気込みが感じられます。
GR86の特別仕様車として設定される「RZ“10th Anniversary Limited”」は、初代86を彷彿させる「フレイムオレンジ」に彩られ、インテリアの各所には専用オレンジアクセントやキャストブラック加飾が施されました。
一方の「BRZ S “10th Anniversary Limited”」は、スバルといえばの「WRブルー・パール」を身に纏い、インテリアの各所には専用のブルーステッチが施されています。
会場にはTOYOTA GAZOO Racing GRプロジェクト推進部 チーフエンジニア 末沢康謙氏と、スバル 新型SUBARU BRZ開発責任者 商品企画本部PGM 井上正彦氏が登場。10年にわたる86とBRZの開発秘話を聞くことができました。
10周年を迎え井上氏は「10年 ひと昔といいますが、長いような短いような感じです。初代が9年、2代目が1年で10年ですけど、開発自体はその前からおこなわれていて、2008年くらいから始まっているのでかれこれ14、5年関わっています。トヨタさんとも毎週定例ミーティングをおこなっているんですよね、年に50回くらいあるわけですけど、10年経ったということは500回くらいはやっている訳です。良くもまぁネタが尽きないなと驚きます」と、定例ミーティングの多さと、開発のネタが尽きないと振り返ります。
末沢氏も「本当にネタが尽きないですね。何度も群馬にも通い、フェイスtoフェイスで話もしています。いろんなネタがあってこれから発表することもありますがネタは尽きないです」と、エンジニア同士いつまでも次への思考が止まらない様子です。
「10年やっていると、スバルの開発用語とトヨタの開発用語が違うけれども、段々と何をいっているのか通じるようになってくる」と開発行程の違いも乗り越えてきたともいいます。
■オレンジの「GR86」とブルーの「BRZ」に込められた想い
井上氏は「新型GR86とBRZは開発に苦労していたこともありましたが、新型が登場した翌年が10周年な訳ですよ、その一番忙しい時期ですけど、やはり10周年は何かしなくてはダメでしょうということで、忙しい最中でしたが、それぞれ何かネタを考えましょうとなった」と、開発の佳境にも関わらず、10周年に向けてお客さまに喜んでもらえるものを計画していたことが明かされました。
末沢氏は「GR86のオレンジは初代86で一番人気があった色です。じつはもうひとつ想いがありまして、初代の『レビン』、50年前の1972年の『TE27レビン』ですね。トヨタFRスポーツクーペの先駆けとなる車両になります。このモデルもオレンジが非常に人気がありました。その車両への想いもこめてのオレンジです」と初代86だけでなく、その先祖になるTE27レビンのオマージュも込められていることが語られた。
一方の井上氏は「スバルといえばWRブルーというのも定着していますし、昨年(2021年)念願のスーパーGTのチャンピオンも獲りましたし、やはりここはWRブルーとなりました。実は個人的の推しはセラミックホワイトなんですけど、いろいろあってブルーとなりました」と、10周年記念車のボディカラーの裏話を聞くことができました。
インテリアでは、GR86はオレンジのステッチやシートバック、ドアにオレンジの10周年の記念刺繍が施され、BRZはブルーのステッチとシートバック、同じくブルーの10周年記念刺繍が施されているのが10周年車の特徴となります。
10周年が過ぎたことで今後のGR86・BRZについて、井上氏は「愛車という言葉がある通り、愛されるクルマにしていきたいです。9年毎年毎年進化してきて、フルモデルチェンジして1年、まだ進化しているわけです。いろいろな次世代の技術も盛り込んでいければ良いと思います」とコメント。
一方の末沢氏は「2021年に発売になった訳ですが、それで終わりではなくて、毎年毎年進化していく、新しいバージョンを盛り込んでいく、そういうことを考えています。最初にいつまでも開発の会話が止まりませんといいましたが、ずっとそんな話しをしています。あとですね、今日の会場にも多くのアフターパーツメーカーさんがいらっしゃいます。いろんな声をお聞きして、カスタムしやすいですねとファンのみなさんの声にも応えていきたいと思っています」と意気込みを語りました。
スーパー耐久でお互い切磋琢磨していることについて、末沢氏は「選択肢が増えている段階です。いろいろな実績を作りながらの最中です。エンジンの開発もおこなっていますし、軽量化の部分やパーツの開発も進めています」、井上氏も「元々の完成度が高いのですが、走っているといろいろ気づきもあります。あまり詳しくはいえないですけどレースからのフィードバックは入れ込んでいきたいです」とレースでの開発が進んでいることも語られた。
その先にはひょっとしたらGRMN(GR86)やSTIバージョン(BRZ)なども、作れるようであれば作っていきたいと、実現しそうなビジョンも両者から飛び出し、「今後とも両社で多くのコミュニケーションをとりながらファンのみなさんに愛されるクルマ、みなさんに喜んでもらえるクルマを作っていきたい」とトークショーは終了しました。
Posted at 2022/07/25 17:59:55 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2022年07月25日
新型『MG5 XパワーTCR』が中国・重慶オートショーでワールドプレミア。今季TCRアジア参戦へ
フォルクスワーゲン・ブランドでCTCCチャイナ・ツーリングカー・ チャンピオンシップなどに参戦し、傘下に収めるイギリスのマニュファクチャラー『MG』ブランドでは、TCR規定モデルの『MG6 XパワーTCR』を走らせてきた上海汽車集団(SAIC Motor Corporation Limited)は、この6月にも開催された重慶オートショー2022にて、次期型となる『MG5 XパワーTCR』を発表。早くも今季よりTCRアジア・シリーズへの投入を計画している。
中国の3大自動車企業のひとつに数えられるSAIC上海汽車集団は、2000年代から知的財産権を取得したMGの中国での生産を続けてきており、2019年4月の上海オートショーでは、そのMGブランドのモデルをベースとした初のTCRツーリングカー、MG6 XパワーTCRをお披露目していた。
同モデルは地域ホモロゲーションでTCRチャイナにスポット参戦したのち、FIA国際自動車連盟の公式ホモロゲーションを取得。2019年11月にはイタリア・バレルンガで開催された世界初の“モータースポーツ版オリンピック”となった『FIAモータースポーツ・ゲームス』にもエントリーし、BTCCイギリス・ツーリングカー選手権のレギュラーでもあるロリー・ブッチャーが、チーム・グレートブリテン代表としてステアリングを握った。
その後、ベースモデルの改良に伴い『MG6 Pro』へのフェイスリフトを実施していた同車だが、今回はその第2世代となる後継モデルがラウンチされることとなった。
ただし、発表に際して会場での車両展示を行った以外は詳細なアナウンスはされておらず、実際のスペックや車両販売計画などは、まだ明らかにされていない。
先代は320PS/460Nmの出力を発生する2リッターの直噴ターボエンジンに、TCR規定に準じたXtrac製の6速シーケンシャルギヤボックスが組み合わされていたが、セグメントを下げた新型『MG5 XパワーTCR』には、ベースモデルに由来する新たなパワーユニットが搭載されているという。
昨季のTCRアジアではMG Xパワー・レーシングとして参戦し、ランキング2位を獲得したチームが新型車両の本格実戦デビューを担当するとみられ、7月28~31日に株洲国際サーキットのダブルヘッダーで開幕する2022年シーズンへのエントリーが見込まれている。
Posted at 2022/07/25 16:41:00 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2022年07月25日
スバルWRX リコール届出 後退灯が不点灯のおそれ 約2.2万台対象
後退灯の不具合
スバルは、2022年7月21日付で、WRX(2014年6月11日~2020年3月25日製造)計2万2841台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、バックランプスイッチ(後退灯)において、構成部品の材料が不適切なためスイッチ内部の接点部に黒色被膜が生成、材料が腐食する場合がある。
そのため、そのまま使用を継続すると後退灯が点灯しなくなるおそれがあるという。
改善策として全車両点検し、対象であれば対策品に交換する。
市場からの情報提供によりリコール届出となった。同様の不具合は56件確認されている。
なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。
スバル WRX、2万2000台をリコール…バックランプが点かない
SUBARU(スバル)は7月21日、『WRX』のバックランプが点灯しなくなるおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2014年6月11日から2020年3月25日に製造された2万2841台。
対象車種は、バックランプスイッチを構成する部品の材料が不適切なため、スイッチ内部の接点部に黒色被膜が生成、材料が腐食する場合がある。そのため、そのまま使用を継続すると、バックランプが点灯しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両点検し、対象であれば対策品に交換する。
不具合は56件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
Posted at 2022/07/25 16:30:51 | |
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リコールなど | 日記