2023年01月18日
スバルがMT搭載の「WRX S4」でレース参戦! 全日本ラリー&ニュル24時間の新型マシンに注目!
■「SUBARU RALLY CHALLENGE」始動!
スバルと同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)は2023年1月13日、2023年のモータースポーツ活動についての概要を発表。スーパーGTシリーズやニュルブルクリンク24時間耐久レース、全日本ラリー選手権などに参戦することを明らかにしました。
同日から開催された東京オートサロン2023のスバルブースには参戦車両が展示されましたが、なかでも注目されるのは2021年にフルモデルチェンジした新型「WRX S4」で出場する全日本ラリー2023とニュルブルクリンク24時間耐久レースではないでしょうか。
スバルといえば、かつて世界ラリー選手権(WRC)で「レガシィ」や「インプレッサ」活躍していたことが知られていますが、2008年シーズンをもってワークス活動を終了。その後はドライバーへの車両供給や活動支援といった形でラリーに携わってきました。
そして2023年シーズンは、これまでの新井敏弘選手、鎌田卓麻選手のチーム運営サポートに加え、車両開発もサポート。両選手とともに「SUBARU RALLY CHALLENGE」チームとして新体制で全日本ラリーに参戦します。
東京オートサロン2023で展示された新型ラリーカー「SUBARU RALLY CHALLENGE 2023」は、現行WRX S4の北米仕様(MT車)をベースに軽量化を図ったモデル。内装は非公開だったものの、トランスミッションや2.4リッター直噴ターボエンジン(FA24型)をラリー用にチューニングしているといい、2023年シーズン途中での投入を予定しています。
一方のニュルブルクリンク24時間耐久レースは、SP4Tクラスに「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023」で参戦。
2022年に引き続き、チーム総監督は辰己英治氏、監督は沢田拓也氏、ドライバーはカルロ・ヴァンダム選手、ティム・シュリック選手、山内英輝選手、井口卓人選手の4名です。
こちらの車両も2.4リッター直噴ターボエンジンとスバルグローバルプラットフォームを搭載する現行WRX S4。トランスミッションは6速シーケンシャル(パドルシフト付き)となります。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースでは、全国のスバル販売店から選抜されたメカニックがチームに参加し、レースをサポートするのもユニークなところ。レースに参加することによるメカニックの技術力向上を目的としており、1990年より継続しておこなわれています。
両車ともに、「WRブルー」のボディカラーにSTIを象徴する「チェリーレッド」のアクセントがところどころに施されたカラーリングが特徴的。東京オートサロンの会場でも多くの来場者から注目を集めていました。
※ ※ ※
そのほかのモータースポーツ活動では、スーパーGTシリーズはGT300クラスに「SUBARU BRZ GT300」で参戦し、ドライバーは井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨みます。2023年シーズンからのカーボンニュートラル燃料でのレース開催に向け、カーボンニュートラル燃料対応のエンジン開発を進めているといいます。
また、スーパー耐久シリーズは「Team SDA Engineering」で参戦。「BRZ」をベースとしたカーボンニュートラル燃料を使用する車両の開発にはスバルの技術本部の社員が参画するほか、ドライバーは井口卓人選手、山内英輝選手に加え、スバルエンジニアの廣田光一氏の3名が務めます。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupにおいては、2022年と同様に、STIがサービスチームを派遣し、同レースに参戦するユーザーをサポートすることになっています。
ついに新型インプレッサ日本仕様降臨!! WRX S4ベースのニュル&ラリーマシンも激アツだ!
スバルの東京オートサロン2023の口火を切ったのは新型インプレッサプロトタイプの日本仕様だった。このほか、500台限定のレヴォーグSTIコンプリートカーにWRX S4ベースのニュルマシン、全日本ラリー仕様マシンなどを公開した。速報でお届けする。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■ベースのクロストレックよりも新型インプレッサはスポーティだ!
新型インプレッサプロトタイプのSTIパーツ装着車と開発PGMを務めたスバル商品企画本部の毛塚紹一郎氏
新型インプレッサはベースとなったモデルが車高の高いSUVのクロストレックだけに、双方のモデルの開発を担当したスバル商品企画本部の毛塚紹一郎氏の鼻息は荒かった。「低重心化されたおかげでよりスポーティで、安心して走りを愉しめる。そんなクルマに仕上がっていると思います」とプレスカンファレンスで力強く宣言。
新型インプレッサで開発コンセプトに掲げているのは、スバル車共通の「安心と愉しさ」に加え、FUNなクルマにするということ。事実上の兄弟車といえるクロストレックがアクティブなSUVなのに対し、インプレッサではシンプルに走りを楽しむことができるスポーティさを心掛けたという。
新型インプレッサのパワートレーンはクロストレック同様、2L水平対向DOHC+モーターのマイルドハイブリッド、e-BOXERとアナウンスされた
今回はオートサロンということで、新型インプレッサにはエクステリア的に映えるSTI製エアロパーツが装着されたが、量産タイプはもう少しおとなしめのルックスになる可能性が高い。
北米仕様では2.5L水平対向DOHCを積むRSグレードも設定されたが、日本仕様には設定なし。とはいえ、SGP+フルインナーフレーム構造に高減衰マスチック採用のルーフ、上級車のレヴォーグに採用された2ピニオン電動パワステ、仙骨を支える新構造フロントシート、広角の単眼カメラを加えた最新型アイサイトなどクロストレックにも採用された数々の新技術はすべて新型インプレッサにも採用されている。
新型インプレッサのインパネ。基本的にはクロストレックと同様のデザインを踏襲し、機能的にもクロストレックに準ずるものとなる
新型インプレッサは2023年春以降の受注開始となる予定だ。今から登場が非常に待ち遠しいぞ!
■レヴォーグSTI Sport ♯は久々のSTIコンプリートカー!
レヴォーグSTI Sport ♯と開発責任者のSTI開発副本部長の高津益夫氏。限定500台での発売となり、2023年1月26日~5月12日までの間に全国のスバルディーラーで受注を受け付ける
続いてはSTIのコンプリートカーとして登場したレヴォーグSTI Sport ♯。先代WRX S4に続き、STI製コンプリートカー♯としては第2弾モデルとなる。基本的にエンジンスペックの変更などはないが、意のままに操ることができる応答性と上質な乗り心地を向上させているのが開発を担当したSTI開発副本部長である高津益夫氏の狙いだ。
ノーマルより1インチアップとなる225/40R19サイズのBBS製アルミホイール。STI専用の新規設計されたホイールだ。タイヤはミシュラン製ハイパフォーマンスタイヤを履く
外装での注目点は、何といっても量産モデルより1インチ大きいBBS製19インチアルミホイール。STI専用に設計されたもので、約10kgの軽量化にも成功しているという。さらにボディカラーには専用色としてオフショアブルー・メタリック(有料色で3万3000円高)を用意したのもポイントだ。
さらにフロントグリルやドアミラー、インテリアではウルトラスエードを使用したRECAROシートやルーフトリムなどを精悍なブラックで統一。余裕と落ち着きを感じさせる静かな佇まいと、上質な車内空間を実現している。
ノーマルのSTI Sport R/STI Sport R EX専用オプションとして用意される前席レカロシートを装着する
また、足回りには、スーパーブラックハイラスター塗装を施した19インチBBS鍛造アルミホイールと、ミシュラン製ハイパフォーマンスタイヤを採用。新開発のSTI製フレキシブルドロータワーバーを採用し、STI製フレキシブルドロースティフナー、スバルパフォーマンストランスミッションオイルクーラーなども搭載することで、パフォーマンスワゴンとしての資質と品格を丹念に磨き上げているのが特徴だ。
■タフなイメージのBOOST GEAR2台も!
クロストレックBOOST GEARコンセプト。マッドタイヤを装着し、プロテクションモールとミラーなどに特殊塗装が施されているのもポイント
クロストレックにルーフラック、サイドオーニング、サイクルキャリアなどを装備し、アウトドアシーンにもピッタリな1台として注目されるのがクロストレックBOOST GEAR。アクティブライブを送りたいユーザーに心強いモデルとなるだろう。
レックスBOOST GEAR。こちらはクロストレックよりもやや大人しめながらアグレッシブに変身!
一方、発売されたばかりのレックスにもBOOST GEARモデルを設定。こちらもフロントとリア、サイドの各ボトム部にパネルなどを追加しており、ワイルドでアグレッシブなスタイリングを実現している。
■WRX S4ベースのレースマシンも2台公開
WRX NBR CHALLENGE 2023。ベースマシンがこれまでのVAB型WRX STIから新たに現行VB型WRX S4にスイッチされている
2023年5月18~21日に実施されるニュルブルクリンク耐久レースに出るニューマシンがこのWRX NBR CHALLENGE 2023。それまでのEJ20ターボから直噴のFA24ターボに換装されたことで高出力化と燃焼効果の向上がメリットとして挙げられるという。
基本デザインはWRX S4を踏襲しながらよりレーシングライクなエクステリアに変更され、いまにも飛びつてきそうな獰猛なデザインだ。
こちらはSUBARU WRX RALLY CHALLENGE 2023。2023年の全日本ラリーに参戦するマシンだ
最後が2023年の全日本ラリーに挑戦するSUBARU WRX RALLY CHALLENGE 2023。スバルモータースポーツの原点となるのはやはりラリーという機運が社内にも多く、それを受けて2023年からのレギュレーション一部変更もあり、現行型WRX S4ベースに切り替わることになったという。
ドライバーは新井敏弘選手と鎌田宅麻選手のふたり。小澤正弘総監督のもとで新たなチャレンジをこのマシンとともに見せてくれるだろう。2023年のスバルのモータースポーツに期待だ!
スバル、2023年全日本ラリーに『WRX S4』ベースの新型車両を投入。新井敏弘、鎌田卓麻が参戦
スバルは1月13日、千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2023』においてプレスカンファレンスを実施し、2023年モータースポーツ活動計画を発表した。その中で全日本ラリー選手権の2023年シーズンに新型マシンを投入することを明らかにしている。
スバルは2023年も引き続きシリーズの最高峰カテゴリーであるJN1クラスに参戦する、新井敏弘、鎌田卓麻の両選手のチーム運営サポートを行う。
また、車両開発サポートも同時に行い、新井・鎌田とともに“SUBARU RALLY CHALLENGE”チームとして新たな体制で全日本ラリーに参戦するとした。
現行車の『スバルWRX STI』に代わるニューマシンは、新型『スバルWRX S4』がベースだ。この車両は今季2023年に向けたJN1クラスのレギュレーション変更を利用し、これまで以上の軽量化を狙った開発が行われている。
なお、シリーズへの投入は2023年シーズンの途中になる見通しで、可能なかぎり早いタイミングで投入するべく現在、スバルで開発をすすめているという。
登壇したスバルテクニカインターナショナルの平岡泰雄社長は、FA24型2.4リッター直噴ターボエンジンを搭載する新型マシンでの活躍に自信をみせ、「スバルグローバルプラットフォームによるベース車の高いポテンシャルに加え、レギュレーションの改定によりこれまで以上の軽量化も可能となるため、強いスバルのラリーをいま一度お見せできると信じております」と述べた。
新型WRXのMT仕様は限定車で!? ラリーベース車を前に開発者へ聞いてみた!
■はっきりとした返答はもらえなかったが…
東京オートサロン2023(TAS)が1月13日に幕張メッセで開幕した。スバルはブース内ですでに発表済みのWRXのニュルブルクリンク24時間レース仕様と、今季から全日本ラリー選手権(JRC)に参戦する新型WRXの試作車両を展示した。今回の注目はラリー仕様のスペックがどうなるか、特にトランスミッションを何を搭載するのかが一番興味のあるところ。その理由は、市販車にMT仕様が出てくるかどうかがある程度予想できるからだ。
結論を先に言ってしまうと、はっきりと決まっていない。それはラリーカーのスペックが明かせないことと、市販車のMT仕様に関しての両方だ。話をTASの会場にいたSUBARU商品企画本部 モータースポーツプロジェクト主査の嶋村 誠氏にうかがってみたところ、「口止めされているので話せないんです」と言い、明言は避けられてしまった。しかし、なんとなくニュアンスで伝わってきた部分を今回はお伝えしたい。
その話の内容に触れる前に、現在のJRCの状況を説明しないと本筋が見えてこないだろう。JRCの最高峰クラス「JN1」は4WDターボ車で争われているが、純レーシングマシンの世界標準ラリーカーであるラリー2カテゴリーの参戦が許された2020年以降、ラリー2マシンの速さにどの国産車も太刀打ちできない状況が続いている。
当然と言えば当然の話である。ラリーのために開発された純レーシングマシンに、市販車のライトチューン程度のマシンが敵うわけがないからだ。トヨタのGRヤリスがいいところまで迫るときもあるが、勝てるのは稀。現に昨年の2022年シーズンはシュコダ ファビア ラリー2に乗ったヘイッキ・コバライネン選手がシーズンを通して圧勝し、チャンピオンを獲っている。
こうなると今までトップを走り続けてきたスバル陣営は、何とか勝負ができるようなクルマを作りたいところ。今の状況では1.2~1.3秒/kmまで差がついているWRXとラリー2。これをどうにか縮めて優勝争いに絡みたいのがスバルの願いであり、その想いを一身に背負ったラリーカーが現行WRX S4をベースにした新型なのである。
■ラリーカーから見えてくる市販車のMT版
ラリーカーに関しては、ラリードライバーから話を伺う限りCVTではない。どうやら、Hパターンではなくシーケンシャルタイプのドグミッションになるようだ。CVTは速いのだが競技レベルではまだ扱いづらく、重量もかさんでしまう。せっかくニュル仕様と同様に、2.4LのFA24型ボクサーを搭載できるのだから、速さを生かすのなら軽量化は絶対条件。となると、CVTよりも軽くできるシーケンシャルのドグミッションは最適なのだろう。
しかし、市販車となると話は違う。まさかドグミッションを積むことはできない(過去にアバルトという例はあるが)。となると、通常のHパターンのMTは出てくるのだろうか? 嶋村氏は詳細は明かしてくれなかったが、ヒントをもらえた。「新エンジンのFA24を、ニュルとラリーのまったく違うフィールドで使用するのです。膨大なデータが取れますから、これを市販車に生かさない手はないでしょう?」。
嶋村氏はこうも続ける。「今のS4が出た当初から、MT仕様の要望を多くいただいているのは事実です。しかし、実際に購入するユーザーが今の(CVT仕様の)S4より多いとは思えないのです。MT仕様はアイサイトも搭載できませんし。ですからMT仕様を提供できるとしたら、先ほど話したFA24のレース情報をフィードバックしたスペシャル仕様を載せたS4の、例えるのなら特別仕様車とか限定車とかそういった形になるかもしれませんね。ただ、これらがMTになるかは知りませんよ(笑)」。
■否定はしなかったが、はたして
MT仕様を否定しなかっただけでなく、具体的な例も示してくれた嶋村氏に感謝したい。しかし、実際はどうなるかまったく不明。CVT仕様が売れている現状を考えれば、過度な期待はしない方がいいかもしれない。
ちなみに、新型WRXのJRCデビューはまだまだ先になりそうだ。「今季からの新規定の認可がJAFからまだ下りてないのです。開発を進めようにも進めないのが現状でして。早くても今季の第4戦久万高原あたりか、もしくはその後になりそうです」と嶋村氏は話してくれた。JRCへのフル参戦は来シーズンからとなるだろう。
いずれにせよ、ラリーやレースで強さを示さない限り、特別仕様をリリースしても販売に結びつかない。スバルはモータースポーツの世界で、速くて強いから売れてきた過去がある。MT仕様を期待している人は、まずモータースポーツをがんばっているスバルとSTIを応援するところから始めてみてはいかがだろうか。ファンの声援は、何よりもチームの士気を上げてくれる。応援して勝利を重ねれば、MT仕様の市販は一層近づくかもしれない。
<文と写真=青山朋弘>
Posted at 2023/01/18 22:31:43 | |
トラックバック(0) |
富士重工 | 日記
2023年01月18日
スバル、2023年のスーパーGT/GT300クラス参戦体制を発表。今季も井口卓人&山内英輝のコンビを引き続き起用し、タイトル奪還を狙う
スバルが東京オートサロン2023の会場で2023年のスーパーGT、GT300クラスの参戦体制を発表。前年までと同じチーム体制で、王座奪還を目指すと誓った。
2022年の#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは、最終戦までタイトル獲得の可能性も残していたものの、その最終戦で痛恨の無得点。同じく無得点に終わった#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rを逆転することができず、僅か2.5ポイント差で涙を呑んだ。2021年からの連覇はならなかったのだ。
ただ予選では圧倒的な強さを見せた61号車。2回の鈴鹿戦と最終戦もてぎを除く5戦は全てフロントロウ……そのうち4回はポールポジションである。しかしそれでも勝利の女神は微笑まず、タイトルを逃した。
そんなスバルBRZにとって2023年は、タイトル奪還を目指す重要な1年。東京オートサロンでの発表によれば、2022年と同じ体制でシーズンに挑むという。
チーム総監督は小澤正弘、チーム運営は「R&D SPORT」が担当し、R&D SPORTの澤田稔が監督を務める。またドライバーは今季も井口卓人と山内英輝のコンビである。
2023年からのスーパーGTは、カーボンニュートラル燃料の使用が義務付けられることになる。スバルはこれに向け、カーボンニュートラル燃料に対応したエンジンの開発を進めているという。またスバル伝統の水平対向エンジンの信頼性向上、空力性能向上、コーナリング性能の向上にも取り組む予定だと言う。これにより「環境性能と走行性能を併せ持つ強いSUBARU BRZで王座奪還を目指す」と、宣言された。
Posted at 2023/01/18 22:24:27 | |
トラックバック(0) |
富士重工 | 日記
2023年01月18日
軽量スポーツのラディカル、バイオ燃料に初対応、サーキット専用車『SR3 XXR』欧州発表
ラディカルスポーツカーズ(Radical Sportscars)社は12月20日、サーキット専用の軽量2シーターオープンスポーツカー『SR3 XXR』を欧州で発表した。
ラディカルスポーツカーズ社は1997年、フィル・アボット氏とミック・ハイド氏の2名が設立した小さなスポーツカー製造会社だ。フィル・アボット氏の「2輪のエンジンを積んだスポーツカー」構想に基づき、カワサキ『ZZR1100』のエンジンを積んだラディカル『1100クラブスポーツ』を発表し、スポーツカーメーカーの仲間入りを果たした。
ラディカルスポーツカーズ社の究極のサーキット専用車として、ラインナップされているのが、『SR3 XX』だ。その新バージョンのSR3 XXRには、最大出力232hpを発生する1.5リットルエンジンを搭載する。この第5世代のエンジンはバイオ燃料に対応。バイオ燃料で走行できる最初のラディカル車になるという。
また、SR3 XXR では、顧客からのフィードバックを反映して、ピットレーンでのスピード超過を防ぐピットリミッターを標準装備した。LMPレーシングカーにインスパイアされた中央テールの「シャークフィン」によって、空力性能を追求する。 SR3 XXR には、高輝度デイタイムランニングライト、新デザインの軽量ホイールを装備した。耐久性とエアロダイナミクスを改善するオプションとして、カーボンファイバー製スプリッターとリアディフューザーを設定している。
Posted at 2023/01/18 22:19:29 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記