2017年02月08日
富士重からスバルへの社名変更で社員バッチを「七宝焼き」に変更!
クルマのエンブレムと同じくブルーの6連星が胸に輝く
4月1日から、富士重工業株式会社は株式会社スバルの新社名に変更される。変更にともない、あらゆる書類をはじめ看板書き換えなど、極めて大変な作業が行なわれている。その中で、社員の人に朗報がある。現在のモノトーンの社員バッチが、なんとスバルカラーのブルーをあしらった七宝焼きで作られるのだ。
七宝焼きは、金属の表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を施して、高温で焼き付けた工芸品。起源は紀元前にまでさかのぼるともいわれている。自動車のエンブレムに用いられることもあるので、ご存じの方も多いだろう。
この話は、昨夜開かれたインプレッサ日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞パーティの会場で、吉永泰之社長から聞き出したもの。六本木ヒルズにあるグランドハイアット東京で行なわれた会は、各テーブルに社長をはじめ役員が回って懇談をする、という形式で、僕のいるテーブルで吉永社長と話がはずんだ。
4月からの社名変更は大変でしょうね、とお聞きしたら面白い答えが返ってきた。
「私はアメリカで航空業界の人と会って、改めてスバルという名前が浸透していることがわかりました。フジヘビーデューティインダストリーではわかってくれず、スバルというと一発。星座の名前は素敵ですね、と言われたこともあります」
「古い世代は、私も含めて日本でスバルというとスバル360のイメージが強く、軽自動車メーカーのような印象を与えるのでは?と心配していましたが、若い人や日本以外ではそんなことはない。むしろ好印象な名前のようです。スバルへの社名変更はきっといい影響を与えますよ」
笑いながら、「これは発表していいかわからないけど…」と話が続いた。 「社員の胸につけている社員バッジをスバルらしいカラーの青にします。それも七宝焼きで作ったものです。もちろん社員全員おなじものです」。
すでに役員会で決定しているが、社員は知らないという。おそらくこれが社員を含めて初めて公表する話である。
ブルーのエンブレムは、スバルらしい走りのシンボルだ。そんなバッジは、インプレッサをはじめとする最近の販売好調ぶりとともに、社員も誇らしい気分になれるに違いない。
スバル富士重 高橋専務、「米国販売は伸ばしていけると手応え」
富士重工業(スバル)の高橋充専務執行役員は2月8日の決算発表会見で、米国での新車販売について「販売台数は(17年度以降も)毎年伸ばしていけると手応えをもっている」と述べた。
高橋専務は、17年の米国新車市場について「17年もその次の年あたりも1700万台から1750万台程度で推移するのではないか」と、過去最高だった16年の1755万台に匹敵する高レベルと予測した。ただし、「競争は激化しており、昨年の夏から業界のインセンティブは相当上がっている」と指摘。同社も「金利上昇分はインセンティブに反映してきた」という。
一方で「新型『インプレッサ』が米国でも好評であり、商品力には自信をもっている」と話す。トランプ大統領の通商政策が懸念材料となるものの、「16年には米国工場の生産能力をほぼ倍増させた。18年度に向け、さらに現地生産増を着実に実行していきたい」と、強調した。
インディアナ州に立地する同社の米国工場の能力は、現在年39万4000台だが、18年度末までには43.6万台と、約1割の増強を計画している。
スバル富士重 高橋専務「アメリカの雇用には少なからず貢献ができている」
富士重工業の高橋充取締役専務執行役員は2月8日に都内で開いた決算会見で、アメリカのトランプ大統領が現地での雇用拡大を求めていることについて、「アメリカの雇用には少なからず貢献ができている」との考えを示した。
高橋充専務は「スバルはインディアナ州に工場(SIA)を持っており、2016年の春から段階的に能力増強して、この間に2015年に比べると1300人の雇用を増やしている。これからも生産台数が増えることによって雇用も増えていく。当社が生産台数を増やすことによって、おそらく周辺にいる部品メーカーにおいても雇用は増やされたと聞いている」と説明。
その上で「私どもの生産の拡大によってアメリカの雇用には少なからず貢献ができているものと認識をしている」と述べた。
一方、他社に比べて現地生産の比率が低いことに関しては「確かにスバルの場合は、アメリカでの販売台数に対してアメリカでの現地生産の比率は必ずしもものすごく高くはない」と認めつつも、「しかしながら1年前はもっと低かった。2016年度にアメリカのSIAでほぼ倍増とする能力増強を行った。これによって従来よりかはアメリカでの販売に占める現地生産比率は大きく高まったし、これからも2018年度に向けてアメリカでの工場の能力を上げることによって、アメリカの販売台数に占める現地生産比率を高めていく。これを我々としては着実に実行していくことになる」と強調した。
スバル富士重、通期営業利益予想を4100億円に上方修正
富士重工業(スバル)は2月8日、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月期)連結決算を発表するとともに、為替変動を反映して通期の業績予想を上方修正した。営業利益は従来予想より370億円多い4100億円(前期比28%減)とした。
4~12月期は為替の円高が1236億円の減益要因となり、営業利益は前年同期比30%減の3068億円となった。世界販売は10%増の78万6000台と、この期では過去最高を確保した。純利益は39%減の2075億円。
通期では世界販売を従来比5200台上方修正して106万8000台(前期比12%増)と、過去最高を計画している。1~3月期の前提為替レートは1ドル113円と円安方向に見直した。為替変動による通期営業利益の減益要因は1454億円を見込んだ。純利益予想は従来比で120億円上方修正の2900億円(34%減)に見直した。
記者会見した高橋充専務執行役員は「米国のインセンティブやクレーム費など諸経費の増加が見込まれるものの、為替変動の影響などを織り込むことで、上方修正した」と説明した。
スバル富士重、売上高過去最高も営業利益3割減…円高が影響 第3四半期決算
富士重工業(スバル)は2月8日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は2兆4279億円(前年同期比+0.4%)、営業利益は3068億円(-29.6%)、経常利益は2972億円(-31.5%)、純利益は2075億円(-38.6%)。売上高は5期連続で過去最高となった。
スバル車の全世界販売台数は、前年同期比10.3%増の78万6000台。国内販売では、軽自動車が前年を下回ったものの、登録車では『フォレスター』などが順調だったことから、同5.6%増の10万6000台となった。海外販売では、北米を中心に『レガシィ/アウトバック』が好調に推移し、同11.1%増の68万台となった。北米販売台数は8期連続、全世界販売台数および海外販売台数は5期連続で第3四半期累計期間として過去最高となった。
連結売上高は、販売台数の増加などにより、為替変動の影響などを吸収し、同0.4%増の2兆4279億円と減収。損益は、販売台数の増加や原価低減の進捗などがあったものの、エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費や試験研究費の増加、為替変動が影響し、営業利益は同29.6%減となる3068億円となった。
通期連結業績見通しは、為替変動の影響を織り込み、上方修正。売上高は3兆3100億円(前回予測比+1300億円)、営業利益4100億円(+370億円)、経常利益4120億円(+150億円)、純利益2900億円(+120億円)とした。
スバル米国販売、新記録…6.8%増の4万3000台 1月
スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは2月1日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月の新記録の4万3879台。前年同月比は6.8%増と、62か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。1月実績は、1月の新記録の1万3186台で、前年同月比は17.8%増と、12か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は3882台。前年同月比は13.2%減と、4か月ぶりのマイナス。
SUVの『フォレスター』は、1月の新記録の1万2853台を販売。前年同月比は8%増と、6か月連続で増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、42か月連続。
2012年9月に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、6507台を販売。前年同月比は0.9%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
また、『WRX』シリーズは1月、『WRX STI』を含めて、2142台を販売。前年同月比は、8.3%減と2か月連続の前年割れ。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は1月、5105台を販売。前年同月比は16.5%増と、8か月ぶりに前年実績を上回る。
スバルの2016年米国新車販売台数は、過去最高の61万5132台。前年比は5.6%増と、8年連続で前年実績を上回った。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「2017年も最高のスタートを切った」と述べている。
Posted at 2017/02/08 21:32:06 | |
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富士重工 | 日記
2017年02月08日
朝から耳鼻科に行って鼻の中の炎症を見てもらってから中古のレガシィ用ダウンスプリングを買いに行こうかな〜って思っていたのにアップガレージのホームページ見たら休みだった…
確認してからだったから良かったけど来週の休みに仕切り直しだな
流石にフロントが上がり過ぎたからバランス取るのにフロントだけ下げたいのでやっすいRS☆Rとかので下げるかな?
欲しいのはフロントだけだし新品を買うのももったい無いんだよな
あ、あとですね。
リヤはストローク量は大して変わらないかな?車速がそれなりでアップダウンを繰り返すとリヤが底付きしちゃうのが確認出来たので(;o;)
リヤをもう少し竿が長いのあればそれもありかな…フォレスターとかアウトバック用だとどうなんだろう?もしくはよく中古で出てるA型用のレヴォーグ用ビル足とか
もう少しこのクロスオーバーな感じで楽しみますわ
Posted at 2017/02/08 17:08:02 | |
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日記 | 日記
2017年02月07日
アルピーヌの新型スポーツカー、空力ボディを公開
フランスの自動車大手、ルノー傘下のアルピーヌが現在、開発中の新型スポーツカー。2017年後半に発売予定の同車に関して、エアロダイナミクスボディが公開された。
新型スポーツカーは、コンセプトカーの『アルピーヌ ビジョン』の市販版。アルピーヌ ビジョンは、ルノースポールが新開発した4気筒ターボエンジンを搭載。軽量なボディと組み合わせられ、0-100km/h加速4.5秒以内の性能を持つ。
今回ルノーは、アルピーヌの新型スポーツカーのエアロダイナミクス性能に関する情報を開示。フラットなアンダーフロアとディフューザーによって、優れたダウンフォースと走行安定性を実現しているという。
ルノーは、「エアロダイナミクス性能を追求した結果、トランクスポイラーが不要に。アルピーヌならではの滑らかなデザインが可能になった」とコメントしている。
まぁ、それはそれで面白いそうだから競技モデルとかが出るのも含めて楽しみだ
【ジュネーブモーターショー2017】アルピーヌ、新型スポーツカーを初公開予定
フランスの自動車大手、ルノー傘下のアルピーヌが現在、開発中の新型スポーツカー。同車のデビュー時期が確定した。
これは2月23日、ルノーが明らかにしたもの。「アルピーヌの新型スポーツカーを、ジュネーブモーターショー2017で初公開する」と発表している。
新型スポーツカーは、コンセプトカーの『アルピーヌ ビジョン』の市販版に位置付け。アルピーヌ ビジョンには、ルノースポールが新開発した4気筒ターボエンジンを積む。軽量なボディの効果もあって、0-100km/h加速4.5秒以内の性能を発揮する。
なお、アルピーヌの新型スポーツカーは、2017年後半に発売予定。ルノーは、「アルピーヌが戻ってくる」とコメントしている。
Posted at 2017/02/07 07:49:25 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2017年02月07日
スバルAWD車の原点! 現存1台の貴重な「ff-1 1300G 4WD」とは
たった1台の貴重なモデルが雪上に姿を現した
2017年1月、富士重工業が国内メディア向けに「スバルオールラインアップ雪上試乗会」を開催した。オールラインアップという言葉の通り、水平対向エンジンを搭載する国内仕様の全モデルが雪上特設コースに集められていた。
その中にはFRレイアウトのBRZもあったし、ある意味で希少なフォレスターの6速MT車もあった。もちろん、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したインプレッサは2リッターAWDから1.6リッターFFまで用意されていたし、レヴォーグ、レガシィ、クロスオーバー7といったモデルを思い切り雪上で振り回して、スバルの魅力を知ると同時に、共通した味付けを感じる機会になったのだ。
その会場入り口に、一回り大きい軽自動車くらいのクラシカルなクルマが置かれていた。その名は「スバルff-1 1300G 4WD(プロトタイプ)」。現存一台という、超貴重なスバルAWDの原点が、雪上に置かれていたのだ(夜間や降雪時はパネルトラックの中でしっかり保管されていたそうです)。
現在でこそ、販売台数の98%がAWD(四輪駆動)となっており、スバルといえばAWDというイメージが強いが、最初の登録車である「スバル1000」に始まるシリーズは水平対向を縦置きに搭載したFF(前輪駆動)を基本としていた。
それは限られたボディサイズの中で居住空間を最大限に確保するためであり、今どきのクルマでは当たり前のように存在するフロアのセンタートンネル(排気マフラーやプロペラシャフトが通っている空間)はなく、完全フラットな床を実現していたのだ。
そのためにマフラーは床下の脇を通されているほどだった。そうした思想ゆえに、最初期のスバルは、プロペラシャフトを持つ四輪駆動というのは基本コンセプトから外れるものであったのは想像に難くない。
偶然ブルーバードの駆動系がマッチした
そんなスバルが水平対向エンジンの縦置きFFレイアウトが四輪駆動に発展させやすいと気付き、今の繁栄につながった原点といえるのが、この「スバルff-1 1300G 4WD」である。その開発は、東北電力が冬場の保守管理業務用の車両として各社に「快適で、燃費性能に優れた四輪駆動車」を求めた中で、スバル本体ではなく現地ディーラーである宮城スバルが手を挙げたことに端を発したというエピソードは有名だ。
縦置きトランスミッションの後端から出力を取り出し、既存のFR車の駆動系と合わせることでスバルのFF車は4WDに改造できる、という結果論的に見れば非常に有効な手段を誰かが思いついた。
そうして生まれた最初の試作車には日産ブルーバードの駆動系が流用されていたのだという。それは完全に偶然というからおもしろい。たまたまブルーバードのファイナルギア比が、ベース車のスバルと相性のいい数値で、うまく四輪駆動として走れたというのが理由なのだ。
この頃はセンターデフなどない直結四駆のため、ファイナルギア比が合うというのは、本当に奇跡的といえる。その縁もあって、現在のスバル車においてもリアディファレンシャルは日産から調達しているというのも、またおもしろいエピソードだろう。
その試作車を元に、富士重工業本体が作り上げた最初のプロトタイプが、ここで紹介する「スバルff-1 1300G 4WD」である。普段は富士重工業・矢島工場のビジターセンターに展示されているという貴重な一台を雪上に置いてしまうという機会は、おそらくこれが最初で最後。それにしても、降雪期のために生まれたクルマだけに、なんとも雪景色の中に佇む姿が似合う。
軽自動車規格の全幅に車両重量は835kgと超軽量
スバルff-1 1300G 4WDの諸元を見て驚いたのは全幅が1480mmと軽自動車規格と同寸であること。車重も835kgと、これまた軽自動車級のライトウェイトだ。現存一台と貴重な個体だけにドアを開けて室内を確認する程度に留めたが、駆動の切り替えレバーに燦然と輝く「六連星」が、現在につながるシンメトリカルAWDの元祖であることを主張しているように感じたのは気のせいだろうか。
冒頭、初期のスバル乗用車はフラットフロアでセンタートンネルを持たないと記した。このプロトタイプのベース車も当然ながらセンタートンネルは有していない。
そのためプロペラシャフトは室内に通し、そこをカバーするカタチで処理しているのだというのもプロトタイプ的といえるだろう。その証拠にフロアを覗き込むと、たしかにフラットになっていた。
それにしても、東北電力が乗用タイプの四輪駆動車を求め、宮城スバルが試作に成功し、そして富士重工業がプロトタイプの開発にゴーサインを出さなかったら、いまだにスバルのクルマはFFがメインだった可能性がある。だとすれば、現在の成功もなかっただろう。様々な偶然が重なって生まれた「スバルff-1 1300G 4WD」が、いまのスバルにつながったのだと思うと、雪上の姿がなんとも頼もしく感じてくる。
■スバルff-1 1300G 4WDプロトタイプ主要諸元
車両型式:AA44型改
車体寸法 全長3880mm 全幅1480mm 全高1430mm
ホイールベース2415mm
トレッド前1215mm 後1195mm
最低地上高200mm
【画像ギャラリー】
写真提供:富士重工業
スバル、氷上ドライビング・エクスペリエンスを開催---女神湖
スバルは2月4~5日、長野県の女神湖で、氷や雪道での運転の方法などを体感できる氷上ドライビング・エクスペリエンスを開催した。
女神湖は冬季になると湖一面が凍り、氷の厚さや安全性を確保したうえで、氷上でのドライビングアカデミーなどが開催されることで有名だ。
スバルはアクティブライフスクエアの一環として、「SUBARU on ICE ドライビング・エクスペリエンス」を女神湖にて開催した。事前に抽選で選ばれた参加者は、湖に入る前に車両の点検と洗車を置くなう。特に車の下回りは念入りに洗浄される。これは女神湖が国定公園内にあることと、湖の水は下流の農業用水などにも利用されるためだ。
氷の上に入った参加者は2グループに別れ、定常円旋回・8の字旋回のハンドルワークエリアと、直線路を使ったブレーキング・スラロームエリアに別れ、インストラクターから無線を使った指示に従い氷上のドライビングを体験した。
参加者は一様に、車が思い通り進まないことやハンドルを切った方向に進んで行かないことに驚き、「うまく進まないものですね、滑ったことで慌ててしまいますね」「雪の降らない地域に住んでいるので、初めての体験で何もかもが驚きです」「一般道の運転では体験できないことを体験できたので、一般道の運転にも注意していきたいと思います」と言った声が聞けた。
また、このドライビングエクスペリエンスには、スバルの車の開発とともにテストドライバーを務めるSDA(SUBARU DRIVING ACADEMY)のメンバーやプロのドライバーが講師として参加し、ドライビングテクニックの指導や、普段はアカデミーのトレーニングに使われる『STI WRX』『BRZ』や、昨年発売されたばかりの新型『インプレッサ』での同乗体験なども行われた。
主催者のスバルネクストストーリー推進室室長の小島敦さんは、「今までのアクティブライフスクエアの活動の中でも、氷上体験のリクエストは多くありました。会場のキャパシティや天候などのために実現できていませんでしたが、今年初めて開催できました。ラリーやタイムを競う方向けの氷上イベントはありましたが、一般の方に向けた氷上イベントはそう多くありません。ましてメーカー主催となるといろいろ苦労もありましたが、参加された皆さんの笑顔を見ると開催して良かったなと思いました」と語った。
「SUBARU on ICE」を支えるSDAスバルドライビングアカデミー
2月4~5日に長野県の女神湖で開催された「SUBARU on ICE ドライビング・エクスペリエンス」で、イベントの下支えとしてSDA(スバルドライビングアカデミー)が活躍した。
自動車メーカーには開発車や完成車を評価するテストドライバーが存在する。そのテストドライバーを育成するのがSDAだ。あらゆる路面や様々な開発車両に乗っている彼らは、レーシングドライバーにもひけを取らないほどのテクニックを有している。なお通常、メーカーのテストドライバーは専任だが、スバルでは製品の開発を行う開発者がテストドライバーも兼任している。
今回の氷上のドライビング・エクスペリエンスでは、アカデミーのトレーニング車である『BRZ』『WRX STI』、ラリーカー仕様のWRX STIと新型『インプレッサ』が持ち込まれ、SDAの4人のドライバーがデモランと参加者を乗せたタクシーライドを行った。
同乗した参加者は一同に、「車がこんな動きをするなんて驚きです」「氷の上でつるつる滑っていたのですが、ちゃんとコントロールされていてびっくりしました」「マニュアル車のクラッチワークやステアリング操作が凄かった」など、SDAのドライビングテクニックに驚いていた。
SDAの秋山徹氏は、「SDAでは雪道も含めてあらゆる路面でトレーニングを行っています」という。雪道の運転の難しさについて秋山氏は「雪道はタイヤの性能を簡単に超えてしまうため運転が難しいです。タイヤの性能はタテヨコのグリップや様々なバランスの中で成り立っています。それを超えないようにタイヤと対話をしながら、ゆっくりと丁寧な操作が必要です。滑り出したらプロでも止まれません。参加された方は体験したことを日常の運転に活かせてもらえればと思います」と語った。
また今回はSDAのドライバー以外に、レーシングドライバーの田口幸宏、實方一也、石田雅之の3氏も、インストラクターとして参加者に対してアドバイスした。「このようなイベントはメーカーエンジニア向けには開催されていますが、一般向けは多くないので、良い機会だと思います」「氷上では丁寧な運転を心がけない。こういう動作をすればこう動きをする。ということに気づいてもらえれば良いと思います」「自然相手ですので難しい部分はありますが、その中でその状況を楽しんでもらえれば良いと思います」などと語った。
主催者のスバルネクストストーリー推進室の小島敦室長は「イベントではSDAメンバーと参加者が会話もしていました。車を作っている人の顔が見える、メーカーとユーザーを近づけるそんなイベントを今後も続けていきたいです」と語った。
ここ最近雪道の走行ま~ったくしてないけど関東でも雪降りませんかね?
Posted at 2017/02/07 07:44:47 | |
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富士重工 | 日記
2017年02月06日
スバル ジュネーブ国際モーターショーで新型「SUBARU XV」を初公開
富士重工業は、2017年3月7日からスイスで開催される第87回ジュネーブ国際モーターショーで、新型「SUBARU XV」が世界初公開される。現地時間3月7日11:00(日本時間3月7日19:00)からは、スバルブースにて吉永泰之代表取締役社長がプレスカンファレンスを行なう予定だ。
インプレッサのクロスオーバーモデル「インプレッサXV」が最初に公開されたのは、2010年のジュネーブ国際モーターショーだった。フォレスターよりひと回りコンパクトで取り回しやすく、それでいて走るシーンを選ばないXVのコンセプトは、当初ターゲットとされたヨーロッパだけでなく、国内でもアジアでも好意的に受け入れられた。
2012年にモデルチェンジされ、インプレッサの名前が外れた2代目モデルからは、北米でも販売されるようになった。またハイブリッドモデルも加わりさらにその評価を高めてきた。しかしその2代目XVも、すでに登場から4年以上が経過。いよいよ3代目へのバトンタッチする時期が訪れた。
今回の新型XV公開に先立つ形で、2016年のジュネーブ国際モーターショーでは、SUBARU XV CONCEPTというデザインコンセプトカーが出展され、注目を集めたのは記憶に新しい。今回お披露目される新型XVは、そのXV CONSEPTが提示した方向性に沿ったエクステリアで登場するものと期待されている。
すでに公表されているシルエット写真を見る限り、ドアハンドルやルーフレールの細部処理こそ、市販車らしい現実的なデザインとされてはいる。しかし全体的なフォルム、ダイナミックなキャラクターライン、開発者自身が「リズミカル」と評したフェンダーアーチ、サイドビューの顔となるホイールの造形など、ダイナミック&ソリッドを謳ったコンセプトモデルの特徴は、可能な限り忠実に落とし込まれているように見える。
初代から所縁の舞台であるところのジュネーブ国際モーターショーで、新型XVがどのような姿を見せてくれるのかは、ファンならずとも楽しみなところだ。
ショーでの公開を前に、スバルオフィシャルウェブサイトの専用ページでは、国内仕様の新型SUBARU XVに関する情報が随時配信される予定。また、日本国内での新型SUBARU XVの先行予約受付は2017年3月9日より開始される。
昔みたいに公開してから紙媒体で情報が来るまで時間が掛かる訳じゃないけど、日本のメーカーなんだから日本で最初に公開してくれてもいいんじゃないの
WRXのビックマイナーもそうだし、レガシィB4のマイチェンもそうだし
Posted at 2017/02/06 21:27:56 | |
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富士重工 | 日記