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2020年05月28日 イイね!

ベンツだからっていうのもチョット違う気がするんだけどな〜スライドドアは右側だし

ベンツだからっていうのもチョット違う気がするんだけどな〜スライドドアは右側だしアル・ヴェルとは違うプレミアム感満載!! メルセデス・ベンツ「Vクラス」を選ぶ理由

■国産ミニバンにはない、プレミアムな空気感をもつVクラス

 2019年秋の東京モーターショーで本邦初公開となった、新型メルセデス・ベンツ「Vクラス」の日本市場でのデリバリーがいよいよスタートした。

 この新しいVクラスは、ヨーロッパでは2014年夏に、日本ではちょっと遅れて2016年1月から販売されている、「W447」という社内開発コードを持つ3代目のフェイスリフトバージョンである。メルセデスのラインナップでは唯一のミニバンだ。

 SUV人気が高まってはいるものの、世界的に見ればまだまだミニバン大国である日本には、コンパクトクラスからラージクラスまで、様々な国産ミニバンが存在している。

 しかし、室内空間の広さをアピールするため、妙に角張ったシルエットだったり、衆目を集めるべく奇をてらったルックスや過度に威圧感を強調したデザインを纏ったモデルも多く、なかなか大人がセンス良く乗れるモデルが少ないのが正直なところである。

 その点でVクラスは、他のミニバンとは一線を画している。

 今回のフェイスリフトで、フロントマスクは最新のメルセデス・ベンツに共通した顔つきになり、ボクシーなプロポーションでありながら、絶妙な曲面を用いたボディパネルと、リアに向かってボディが絞り込まれているかのような印象を与えるキャラクターライン、そして巧みに角を感じさせないエッジの処理と相まって、堂々としていながらとても落ち着いた佇まいを感じさせる。

 もちろん今回の試乗車、「V220dアバンギャルドロング」が、全長5150mm×全幅1930mm×全高1930mmと、5mを軽く超えるサイズである事も理由のひとつだが、「ミニバンとして目立つ事」よりも「メルセデスである事」を重視したデザインが、国産モデルにはないプレミアムな空気感を生み出していることは間違いない。

 インテリアは、従来モデルから大きな変化はないが、質感や立て付けのクオリティは確実に向上している。オレンジとブルー、ホワイトの3色を切り替え可能なアンビエントライトも、特に夜間の上質感を高めている。

 また今回からAMGラインが全車で選択可能となり、一層精悍でスポーティなイメージを手に入れている。

 また前席左右とは別に後席も独立して設定できる「後席専用クライメートコントロール」が全車標準となったほか、2列目にオットマンやリラクゼーション機能、シートヒーター、シートベンチレーターなどを備えたラグジュアリーなキャプテンシートである「エクスクルーシブシート」が選べるようになったのもハイライトだ。2/3列目はすべて脱着可能で、対面式に出来るほか、1列取り外して広大な空間を贅沢に使う事も可能だ。

 じつは質感向上には理由がある。Vクラスには兄弟モデルとなる商用車版の「ヴィト(Vito)」というモデルがあるのだが、これまではそのヴィトとともに、60年以上の歴史を持つスペイン・ヴィトーリア工場の商用車生産ラインで組み立てられていたが、この工場が2018年にEV生産にも対応した最新鋭の生産ラインに刷新。これがプロダクトの品質向上に繋がっているのである。

■Vクラスでもメルセデス・ベンツらしいしっとりした乗り味

 今回のフェイスリフトではエンジンも一新した。新型はこれまでと同様にV220dというディーゼルモデルのみ(特別仕様車の「V260アバンギャルドロング」は2.0リッター直列4気筒ガソリンターボを搭載)の設定なのだが、搭載される2.2リッターの直列4気筒ディーゼルターボは、従来モデルがOM651と呼ばれるスチールブロックのシングルターボユニットだったのに対し、新型はOM654という最新のアルミブロックを採用した、大きさの異なる2基のターボチャージャーを備えた2ステージターボユニットに進化。

 スペックは最高出力が163ps、最大トルクは380Nmと従来通りだが、大幅な軽量化とEuro 6d-TEMP M1をクリアする優れた環境性能を達成した。

 その走りは、これぞメルセデスといったところ。エンジンはディーゼルでありながら、とても右足の動きにリニアに吹け上がり、緻密に制御された7速ATの7Gトロニックとともに、非常にスムーズな加減速を披露する。

 アイドリング状態からのレスポンスも良く、街中で出足がもたつくような事もない。ヨーロッパにはさらにパワフルなエンジンも用意されているが、V220dでもまったく力不足を感じる事はなく、十分以上にパワフルだ。

 ハンドリングも一層上質になっている。従来モデルは若干アジリティを強調し過ぎの感があったのだが、新型はステアリングのアソビは最小限ながら、絶妙なしっとり感が感じられるステアリングフィールで、正確性もとても高い。

 今回の試乗車はAMGライン装着車だったので、19インチのアルミホイールに245/45R19サイズのコンチスポーツコンタクトを履いていたが、問題なく履きこなしていた。

 特筆すべきは直進性の良さで、走行中の横風に対してブレーキ制御により走行安定性を高めるクロスウインドアシストが備わることもあり、高速道路を使ったロングドライブは、新型Vクラスがもっとも得意とするところである。

 そして快適性の高さは、直接比較したわけではないが、おそらく世界中のミニバンで最高レベルにある。

 新型は全車に可変ショックアブソーバーのAGILITY CONTROLサスペンションが標準装着されるのだが、スポーツモードを選んでも、乗り心地のしなやかさは失われずに、ロールやピッチングも上手くコントロールしている。

 剛性が非常に高いボディが、路面からの入力をしっかりと受け止めて、不快な振動を遮断している感覚で、シートやシートレールの立て付け剛性の高さも、このフラットでしなやかな乗り心地に寄与しているのは確実。静粛性も高級ミニバンと呼ぶに相応しい。

 残念ながら、MBUXが搭載されていなかったり、車線逸脱防止機能がステアリングを微振動させてドライバーに警告を与えるレーンキーピングアシストだったり、先進装備に関しては最新世代ではないが、逆にCOMANDシステムやACCなどのインターフェースはシンプルで使いやすく、ステアリング上の大量のボタンやタッチパネルに頼った今時のハイテク車より、直感的に操作できるというメリットが感じられたのも事実である。

 ミニバンのカタチをしていながら、乗り味は完全にメルセデス・ベンツのクオリティを実現した新型Vクラスは740万円からと、国産高級モデルを考えている人なら十分に手が出せるプライスタグが付けられている。他にないジャーマンプレミアムミニバンの世界が味わえるVクラスは、日本のミニバン市場に大きなインパクトを与える事になりそうだ。

●Mercedes-Benz V 220 d AVANGARDE long
メルセデス・ベンツV220dアバンギャルド ロング
・車両価格(消費税込):764万円
・全長:5150mm
・全幅:1930mm
・全高:1930mm
・ホイールベース:3200mm
・車両重量:2420kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHCターボチャージャー
・排気量:2142cc
・エンジン配置:フロント縦置き
・駆動方式:後輪駆動
・変速機:7速AT
・最高出力:163ps/3800rpm
・最大トルク:380Nm/1400-2400rpm
・公称燃費(WLTC):11.4km/L
・ラゲッジ容量:1030-5000L
・燃料タンク容量:70L
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)セミトレーリングアーム式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッド・ディスク、(後)ディスク
・タイヤ:(前)245/45R19、(後)245/45R19


キャンパー注目! 「メルセデス・ベンツVクラス」に「V220dマルコポーロ・ホライゾン」が設定

ポップアップルーフの装備により最大5名分の就寝スペースを実現

5月21日、メルセデス・ベンツ日本はVクラスのラインアップにポップアップルーフやフルフラット機能付きベンチシートといった装備をプラスした「V220dマルコポーロ・ホライゾン」を設定。同日より発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は9,380,000円で、日本仕様は右ハンドルだ。

このモデルは、163ps/380Nmを発揮する2.2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンと7速ATを搭載、後輪を駆動する「V220d」がベース。車内で快適に休むことができるポップアップルーフやフルフラット機能付きベンチシート、回転式シート(前席)など、居住性および快適性を高める専用装備に加えて、先進の安全運転支援システムを標準装備したプレミアムアウトドアミニバンに仕上げられている。

ルーフ上に装備されたポップアップルーフにより、車内とは別にフルフラットな就寝スペースを確保。ポップアップルーフ内には、2名まで使用可能なベッド、さらにリーディングライトも備えており、快適な時間を過ごすことができる。また、ポップアップルーフを展開すると車内高が高くなるため、簡易型の更衣室などにも利用できる。

ルーフの右側にはロールアップ機能を備えたサイドオーニングを装着。オートキャンプなどの際に展開することで日差しを避けて快適に屋外で過ごすことができる。

キャビン内では、運転席および助手席が最大230°回転する機能が備わり、後席との対面したレイアウトが可能なほか、2列目シートには、シートを温めるシートヒーターと、身体と座面の間にこもった熱や湿気をシートに内蔵された複数のファンにより除去することで、暑い季節の快適性を高めるシートベンチレーターが備わっているのが特徴。フロントおよび運転席&助手席を除くすべてのウインドーにはカーテンが装備されているので、車中泊などでのプライバシーも確保しやすい。

3列目シートはフルフラット機能が備わり、フラットなスペースを広げることが可能。これにより合計5名分(キャビン内3名+ポップアップルーフ内2名)の就寝スペースが確保できる。

運転席下にはサブバッテリーが搭載され、エンジン停止後には自動でメインバッテリーと切り離されるため、バッテリー上がりを心配することなく車内外で電力を使用できる。なお、このサブバッテリーは、エンジンを始動すると特別な操作をせずに充電が開始される。

安全装備面では、メルセデス・ベンツの先進安全運転支援機能で構成される「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備しているのが頼もしい。


メルセデス・ベンツVクラスにポップアップルーフを備えた「マルコポーロ・ホライゾン」を追加設定

 優雅にアクティビティを楽しみたいオトナにピッタリ

 メルセデス・ベンツ日本は、「Vクラス」にポップアップルーフやフルフラット機能付きベンチシートなどを備えた「V220dマルコポーロ・ホライゾン」をラインアップに追加した。メーカー希望小売価格(税込み)は、938万円。

 Vクラスは1998年に日本初導入され、ワイドかつスクエアなボディデザインと広々とした室内空間&多彩なアレンジのシートを備えたプレミアムミニバンとして親しまれているモデルだ。2019年10月に発表した新型Vクラスは、すべての乗員が快適に過ごせる3点式シートベルト一体型シートや多彩なシートアレンジを採用。FRレイアウトなど歴代モデルのコンセプトを継承し進化した「最新のメルセデス・ベンツのミニバン」として人気だ。

 新たに追加されたV220dマルコポーロ・ホライゾンの最大の特徴は、アウトドアなどでも活躍すること間違いなしなポップアップルーフだろう。展開すれば、車内とは別にフルフラットな就寝スペースが出現。大人2名まで使えるベッドやリーディングライトを備え、快適な時間を過ごすことが可能だ。また、車内高が高くなるため、簡易的な更衣室としても使えるだろう。

 ルーフの右側には、ロールアップ機能を備えたサイドオーニングが装着されている。オートキャンプ場などで食事や休憩をする際、日差しを遮ってくれるのスグレモノだ。

 外観だけではなく、シートも快適性を向上させている。運転席と助手席は最大230度回転し、後席と対面式のレイアウトにアレンジできる。2列目シートは冬場に役立つシートヒーターや、夏場に熱や湿気をファンによって取り除くシートベンチレーターを採用。3列目シートはフルフラット機能を備え、車内を広々とした空間に変身させてくれる。これにより、最大3名まで就寝が可能だ。

 機能性も高めている。運転席下にはリレー式のサブバッテリーを備えた。エンジン停止時はメインバッテリーと切り離されるため、バッテリーあがりを気にすることなく使用できるのは心強い。エンジンを始動すれば自動的にサブバッテリーも充電されるので便利だ。

 フロントと運転席&助手席の3面を除き、それ以外のウインドウにはカーテンを装備。走行中の日差しの眩しさや車中泊時のプライバシー確保に貢献する。

 もちろん、レーダーセーフティパッケージを標準装備し、安全装備も充実。目的地の往復でも、快適なドライブを堪能できる1台となっている。


メルセデス・ベンツ、最高峰ミニバン『Vクラス』に“車中泊”仕様を追加設定

 2015年登場の現行モデルで3代目を数えるメルセデス・ベンツの最高峰ミニバン『Vクラス』に、ポップアップルーフやフルフラット機能付ベンチシートや回転式シートなど、アウトドアや車中泊ライフに最適な装備を満載した追加グレード『V220d Marco Polo HORIZON(マルコポーロ ホライゾン)』が登場。5月21日より発売開始となっている。

 日本市場でも1998年から導入され、メルセデス・ベンツ唯一のスライドドアを持つミニバンとして認知されてきたVクラスは、この3代目モデルからクリーンディーゼル搭載モデルを軸に展開する。

 2019年10月にはマイナーチェンジを実施し、7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リヤエンターテインメントシステムなど人気装備や専用アクセサリーの拡充を図るとともに、2.2リッター直列4気筒ディーゼルを最新世代に換装するなど、唯一無二の存在としてさらなる機能強化が図られた。

 そのVクラスに追加された今回のモデルは、前期型にも限定車として設定されたモデルの再導入として位置付けられ、最大5名までの就寝スペースを確保できる広々とした室内空間が特徴となる。

 エクステリアからも一目瞭然、最大の識別点ともなるポップアップルーフの装備により、車内とは別にフルフラットな就寝スペースを確保。その内部には2名まで使用可能なベッドやリーディングライトなども備えており、快適な時間を過ごせると同時にポップアップルーフを展開すると車内高が稼げ、簡易更衣室としても活用することが可能となる。

 そんな空間活用をさらに有意義なものとすべくシートアレンジにも独自機構が用意され、運転席と助手席には最大230度回転するシートを採用し、前席を回転させることで後席対面式のゆとりあるレイアウトも実現。さらに2列目にはシートヒーターに加えて、身体と座面の間にこもった熱や湿気をシートに内蔵された複数のファンにより除去することで、暑い季節の快適性を高めるシートベンチレーターも内蔵された。

 また3列目にはフルフラット機能を採用したことで、就寝時には大人3名まで使用が可能となったほか、アンダーシートボックスにより足元に充分な収納スペースも確保された。前席を除くすべてのウインドウにカーテンを装備しており、日差しのみならず車中泊時のプライバシー確保にも万全の配慮が行き届く。

 さらに運転席下にはサブバッテリーを搭載してエンジン停止時でもアクセサリー類の電源使用が可能なうえ、走行時には自動的に充電する機能も備えるなど、ほぼキャンピングカーに準ずるバンコン的装備が網羅されている。

 またルーフ右側にはロールアップ機能を備えたサイドオーニングも装着され、オートキャンプや休憩の際に展開することで、車外でも夏の日差しを避け快適に過ごすことも可能となっている。

 一方で最新の安全運転支援機能(ADAS)も充実し、車両周囲の状況をモニターする360度カメラシステム、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストするアクティブパーキングアシスト、前後バンパーに埋め込まれた超音波センサーで障害物との距離を感知して警告するパークトロニックなどを標準装備。こちらも標準となる“レーダーセーフティパッケージ”には、新たに歩行者検知機能付のアクティブブレーキアシストや、対向車や先行車を自動検知するアダプティブハイビームアシスト・プラスも装備した。

 また2.2リッター直列4気筒クリーンディーゼル(163PS/380Nm)と7速ATの7G-TRONIC PLUSのパワートレインに対して、足回りにはAGILITY CONTROLサスペンションを標準装備し、フロントにはマクファーソン式、リヤに独立懸架式を採用。ローダウンするとともにスタビライザーを採用することでロールを減少させ、走行状況に応じて減衰力を機械的に調整するセレクティブダンピングシステムと合わせて、FRのメルセデスらしい高い走行安定性を実現している。

 その他のモデル同様に3年間のメルセデス・ケアが付帯され、期間中は新車購入販売店が保有するシェアカーの中から、希望モデルを利用できる週末貸出サービス『シェアカー・プラス』も3回無料で利用可能となり、価格は938万円となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp
Posted at 2020/05/28 22:07:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記
2020年05月28日 イイね!

この写真はちゃんとしたのだろうけど(86/BRZ用かな?)ダミーは名前の通り所詮はダミーだし、それ以前に突起物で車検も通らないじゃん

この写真はちゃんとしたのだろうけど(86/BRZ用かな?)ダミーは名前の通り所詮はダミーだし、それ以前に突起物で車検も通らないじゃん牽引フックのおすすめ10選|取り付けに関する情報も併せてご紹介

牽引フックは故障で動けなくなった場合やサーキットでけん引する際に使用するフックです。しかし、実用的な意味以外にオシャレで牽引フックをつける場合もあります。ここではおすすめの牽引フックをご紹介します。おすすめポイントにも注目してご参照ください。

牽引フックの役割とは?

牽引フックというと、普段から車に乗っている人でも実際についている装備を確認したことがないという人は少なくありません。牽引フックは、事故などで車が故障して動かなくなった場合に車を牽引する際に使用するフックです。そのため、普段はどこに牽引フックをつけるところがあるのかも知らない人もいます。
牽引フックはトランクにある工具入れに付属部品として入っていたり、目立たない位置に既についていたりします。

車が事故で故障した、または雪で動けなくなったというときにレッカー車で運んでもらうために使う牽引フックですが、最近では牽引することの目的のほかにもお洒落として取り付ける場合があります。牽引フックにも目的別にいろいろな種類がありますので、ここでは牽引フックの種類にどのようなものがあるか見ていきます。

牽引フックは車種によって取り付け位置が違いますが、一般的な牽引フックは必ず整備されており、フロントバンパーに空いた穴から差し込むネジ式が主流です。また、旧式の車種では最初からフレームに溶接されているタイプのものもあります。
公道にて牽引ロープで牽引する場合には、最初から車についている純正牽引フックを使用します。後述のドレスアップタイプ牽引フックは、レースなど競技用パーツのため公道では使用しないほうがよいでしょう。

ベルト式の牽引フックは「トーイングストラップ」ともよばれ、繊維でできた牽引フックで軽量なため、車体に傷をつける心配が少ないです。また、ベルト式牽引フックは、使用しないときには輪ゴムでまとめることができるため便利でおすすめです。

ドレスアップ牽引フックとはおしゃれなパーツとしてドレスアップするために取り付ける牽引フックです。ドレスアップ牽引フックは、カラーバリエーションも多くおしゃれですが公道では使用しないほうがよいですし、サーキットにおいて牽引する場合でも材質によってはちぎれる可能性があるので注意が必要です。
そのため、ドレスアップ牽引フックは実用性というよりは、外観を華やかにしてカッコよくしたい場合にとりつけます。

牽引フックのおすすめ10選

車が事故や故障で動かなくなったときやサーキットで活躍する牽引フックですが、最近は牽引できればそれで終わりではなく、デザイン性も優れたお洒落な牽引フックがたくさんあります。いわゆる、ドレスアップ用の牽引フックですが、多くの種類があるので実際に選ぶときには悩むことも多いでしょう。
そこで、ここではおすすめの牽引フックをご紹介します。また、おすすめポイントについてもぜひチェックしてみてください。

牽引フックおすすめ1:JUDING「トーループ 高強度 汎用 牽引フック フロントリア レッド」

JUDING「トーループ 高強度 汎用 牽引フック フロントリア レッド」は、ベルトタイプの牽引フックで軽量かつやわらかな素材で、クラッシュや接触によって車体を傷めることは少ないのでおすすめです。また最大負荷は2500kgです。ボルトでベルトを固定するタイプなので、どんな車種でも装着可能です。

牽引フックおすすめ2:クスコ(Cusco)「トーストラップ(布製牽引フック)」

クスコ「トーストラップ」は、高強度のベルト素材を使用した牽引フックです。特殊な縫製技術によって、ストラップ本体の耐荷重が3500kgまでとなっています。強度が高いので、重い車両でも安心して牽引が可能です。

牽引フックおすすめ3:オーエッチ工業「鍛造シャックル弓型 BC-32T」

オーエッチ工業の「鍛造シャックル弓型 BC-32T」は、牽引フックにはファッション性よりも強度を求めるという人におすすめです。形は無骨ですがジープやジムニーなどに適した牽引フックで、小さくても高い強度で耐える力があります。厚みのあるベルトをつけられる弓形形状です。

牽引フックおすすめ4:エムトラスト「ダミー牽引フック」

エムトラスト「ダミー牽引フック」は、貼り付けるだけでスポーツテイストあふれるドレスアップが可能なおすすめの可倒式ダミーフックです。ただし、あくまでドレスアップ用の牽引フックであり実際の牽引には使用できません。カラーバリエーションが豊富なので、どんな色の車でも組み合わせが可能です。全車種全メーカーに対応しており、取り付けも簡単にできます。

牽引フックおすすめ5:ブレイス「BG-855」

ブレイス「BG-855」はドレスアップ牽引フックで、ダミーで強度はないため実際に牽引するときには使用しないほうがよいでしょう。しかし、軽くてデザインがかわいいので車をドレスアップしたいときにはおすすめです。六角レンチが付属されているので、それで固定・調節が可能です。

牽引フックおすすめ6:APIO「スズキジムニー(JB23)純正フロントバンパー用牽引フック」

APIO「スズキジムニー(JB23)純正フロントバンパー用牽引フック」は、スズキジムニー専用の牽引フックです。純正ですので確実に取り付けができて安心でおすすめです。厚さが6mmで薄いものの、高強度のスチール製ですので牽引も心配ありません。右用と左用の2種類がありますので左右つける場合はよく見てから購入しましょう。

牽引フックおすすめ7:Beatrush「けん引フックセットマツダ ユーノスロードスター[NA6CE、NA8C、NB6C、NB8C] 」

Beatrush「けん引フックセットマツダ ユーノスロードスター[NA6CE、NA8C、NB6C、NB8C] 」は、マツダのユーノスロードスター用の牽引フックです。フロント用とリア用の両方のセットとなっています。ボルトで取り付けて使用しますが、頑丈なスチール製で安心して牽引できるため、マツダのユーノスロードスターに乗っている方にはおすすめです。
約30分ほどで取り付けできるくらい脱着しやすいのもおすすめポイントです。

牽引フックおすすめ8:「[Smittybilt 正規品] 3/4インチ 牽引フック/Dリング ピン直径 22mmブラック」

「[Smittybilt 正規品] 3/4インチ 牽引フック/Dリング ピン直径 22mmブラック」はSmittybiltの純正規品で、オーエッチ工業の「鍛造シャックル弓型」に似た形状となっています。頑丈にできているので、牽引も安心して行え、おすすめの牽引フックです。丸みのある形がとてもおしゃれなのもおすすめポイントです。

牽引フックおすすめ9:JUDING「牽引フック M16 P1.5 三角 フロントリア 可倒式 脱着式 スバルトヨタ サイオン ゴールド」

JUDING「牽引フック M16 P1.5 三角 フロントリア 可倒式 脱着式 スバルトヨタ サイオン ゴールド」は、高品質で軽量のデザイン性に優れた牽引フックで、三角の形は存在感がありカラーバリエーションも豊富で人気なのでおすすめです。取り付け方も簡単で、差し込んで回すだけなので作業時間もそれほどかかりません。
また、折りたためるタイプなのもおすすめポイントです。

牽引フックおすすめ10:Beatrush 「リアけん引フック タイプ2 (左側取付)/イエロー スズキ ス イフトスポーツ [ZC32S]」

Beatrush 「リアけん引フック タイプ2 (左側取付)/イエロー スズキ ス イフトスポーツ [ZC32S]」は、スズキのスイフトスポーツに乗っている人向けのリア用牽引フックです。牽引フックのほかにカバープレートも付属でついているため、隙間ができることなく綺麗に取り付けができるので、おすすめです。
また、ボルトオン装着で約30分で装着が可能です。ただし、サーキット走行や故障時のみ使用し、公道では取り外すことをおすすめします。

牽引フックの取り付け場所

牽引フックの取り付け場所は、フロント部分とリア部分になります。牽引フックはフロント用とリア用に分かれている場合もあれば、どちらにも装着可能な兼用タイプもあります。さらに、純正の牽引フックの場合は右用と左用に分かれているケースもあるので、商品を選ぶときには注意が必要です。

おすすめの牽引フックを参考にしよう!

牽引フックをみてきましたが、牽引フックは牽引する場合にロープをひっかける実用的な目的のほかに、デザインに優れたものを取り付けることで外観の格好良さを狙った商品も存在することが分かりました。牽引フックをどういった目的で使用するかによって、選択する商品は違ってきます。
ここで紹介した牽引フックはどれもおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。



せめて特定の車種に絞っての記事とかならまだしも…
ぜひ参考にしてくださいって参考にする要素が何一つ無いんですけど〜
Posted at 2020/05/28 21:42:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年05月27日 イイね!

毎回のことだから今更なんだけど、なんでフルエアロで出してこないかな?

毎回のことだから今更なんだけど、なんでフルエアロで出してこないかな?アイサイト付きのスーパーセダン! 限定色も!【これで市販車!?】今度は『WRX S4 STI Sport #』が500台限定で新登場! 内外装&吸排気&補強の特別装備満載

その名の通り“シャープ”な1台
見た目も走りも専用装備で「特別感」を堪能できる


SUBARUからまたまた特別な限定車が発売されると発表があった。今回のベース車両はWRX S4。WRXといえば、昨年末に受注が終了した「WRX STI(通称VAB)」の最後を飾った限定車「EJ20 Final Edition」が猛烈に話題となった。

最後のEJ20エンジン搭載車ということもあって、555台の限定数に対し1万件を超える応募があり、ビッグニュースになったのは記憶に新しい。当選したユーザー様、ぜひ「スバルスタイル」で取材させてください(笑)。

さて、今回のS4の限定車は500台。その名も「WRX S4 STI Sport #」だ。この「シャープ」とは、S4に搭載されているSIドライブの「スポーツ・シャープ・モード」を意識したもの。

スポーツモードより、さらにスポーティな走行を実現する「S#」。この限定車もスポーティなS4 STI Sportの上質な走りをさらにスープアップさせたもの、ということなのだろう。

音楽記号で言えば「半音上がる」的な感じで、スポーツ性能向上というイメージがわかりやすいネーミングだ。いままでのSUBARUの特別車にはない「#(シャープ)」という名称は、新しい流れの始まりかもしれない。

この限定車の見所といえば、内外装の見た目、そして走りの性能をバランス良く高めているところだ。詳しくは以下で紹介していくが、ベースグレードのSTI Sportsのスポーツ要素がパワーアップしている。

少し下世話な話になってしまうが、STI SportとSTI Sport#の価格差は約57万円。特別装備のメニューをカスタムしていこうと思うと。うん、圧倒的にお得です!

(エクステリア)
●グロスブラックの大型フロントアンダースポイラー
●エアアウトレットグリル付きのリアバンパー
●ダークグレイシリカ塗装のフロントグリル
●ブラック塗装の18インチアルミホイール

S208に実装された大型アンダースポイラー。いまでは、パーツ単体がネットオークションなどでも高値で取引されるファン憧れの逸品。そもそも通常流通してないのだから、価値があるのは当たり前か。今回のSTI Sport #には、艶のあるグロスブラックカラーの大型アンダースポイラーが採用される。さらにリアバンパーのエアアウトレットには、高級スーパーカーさながらのメッシュネットが施される。ただの貼り付けではない、純正クオリティの仕上がりにも注目したい。

(インテリア)
●RECAROフロントシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ+STIロゴ入り)
●リアシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)
●ドアトリム&ドアアームレスト(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)
●フロントコンソール(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)
●ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーステッチ)
●本革巻シフトレバー&シフトブーツ(シルバーステッチ)
●スライド機構付コンソールリッド(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)
●プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト( シルバー)&リヤ全席3点式ELRシートベルト(左右はシルバー)

最近のSUBARU特別仕様車に多いブラックエディション的なイメージでコーディネイトされたインテリア。ウルトラスエード×本革の高級素材を贅沢に使用。シルバーステッチが差し色として各部に投入されている。モノトーン基調でシックで大人、高級感とスポーティ、そんな印象を与える仕上がりだ。

(チューニング)
●STI製低圧損エアクリーナーエレメント
●STI製低背圧パフォーマンスマフラー
●ファン強化タイプのオイルクーラー&ラジエーター

STIチューンのエアクリーナーとマフラーでSTI Sportに比べてエンジントルクを約10%向上。数値以上のアクセルレスポンスアップを期待できる。また、チューニングシーンでは度々ウィークポイントとして上げられることもある冷却系を強化。CVTオイルクーラーと強化タイプのラジエーターファンを採用している。

(ボディ剛性系)
●STI製フレキシブルドロースティフナーリヤ
●STI製フレキシブルドロースティフナーリヤガード
●STI製フレキシブルドタワーバーフロント
●STI製フレキシブルドロースティフナーフロント

VABが生産終了となり、国産スポーツセダンとしての数少ない選択肢のひとつとされているS4。このSTI Sport#では、STIの真骨頂とも言えるフレキシブルパーツでさらなる運動性向上を実現。国内SUBARU車としては初となるフレキシブルドロースティフナーも標準装備される。このフレキシブルパーツによる運動性能強化は、STI Sportを超えるSTI Sport#の特徴のひとつと言える。もちろん各アイテムSTIのロゴ入りだ。

S4最後の限定車になるかもしれない?

2014年にSUBARU最高峰のAWDスポーツセダンとして登場したS4。今年に入り、その存在価値はWRX STIの生産中止により俄然高まっている。さらに今回のSTI Sport#はそんなVABの足かせ(!?)が外れたことで、気兼ねなくスポーティ度を高めることができているような印象を受けるほど、パフォーマンスの高い1台に仕上がっている。

当然だが、WRX STIと違いS4には、天下のEyeSightが搭載されている。これもS4の大きなアドバンテージのひとつ。一度使うともう手放せない(!?)そんなEyeSightが付いた高性能スポーツセダンはS4だけなのだ。

巷では「現行S4の生産が年内いっぱい?」という声もチラホラ。レヴォーグに続き、WRX STIとともにS4も次期モデルへの移行準備が着々と始まっていると予想される中、このSTI Sport#が、S4最後の限定車となる可能性はかなり高い。

2015年にはSporVita(スポルヴィータ)、2016年のts、という特別仕様車。そして2018年に待望のSTI Sportが追加ラインアップ。こうして進化を遂げてきたWRX S4。その集大成がギュッと詰まった1台はぜひ注目したい。

2020年5月26日
本日より注文受け付け開始!
この「WRX STI Sport#」のオーダーは本日5月26日からスタート。10月22日までの受け付けとなるが、当然限定500台の時点で終了となるので注意しよう。

ボディカラーは、セラミックホワイト(特別限定色)/アイスシルバー・メタリック/クリスタルブラック・シリカ/WRブルー・パールの4色設定。注目はもちろん、特別限定色のセラミックホワイト。こちらは昨年、1000台限定の北米特別仕様「シリーズホワイト」で設定されたカラー。ブラック基調のインテリアということもあって、やっぱり狙うならこの色一択ですかね!!

WRX S4 STI Sport #
474万1000円(参考価格・税込)
●2.0L DOHC 直噴ターボDIT
●リニアトロニックAWD
●限定500台
●2020年5月26日オーダー開始(2020年10月22日まで)
※お見積もり、ご相談はお近くのSUBARUディーラーへ

次号スバルスタイルVOL.7は9月下旬発売予定

残念ながら世界的なウィルスによる自粛などの影響により、6月下旬発売予定だった「スバルスタイルVOL.7」の発売日が延期となり、9月下旬発売予定となってしまったが、誌面でさらに詳しく紹介する予定なので、そちらもぜひお楽しみに。
もちろん新しい情報が入り次第、この「ドレナビ」でも紹介していく予定だ。

SUBARU STYLE VOL.6 好評発売中



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(スバルスタイル編集部)



価格差は57万円!スバル WRX S4特別仕様車「STI Sport♯」とベース モデルを徹底比較

スバルは2020年5月26日、WRX S4の特別仕様車「STI Sport♯」を公開し、同時に先行予約を開始した。抽選無しの500台限定で販売され、発売は同年8月20日からっで、価格は474万1000円(消費税込み)。ベースとなったWRX S4 STI Sportとはどこがどう違うのか。その差を比較してみた。

質感とシャープさを向上させた内外装

ポイントを押さえたエアロパーツ

艶ありブラックでカラーリングされた大型フロントアンダースポイラーや、ダークグレイシリカ塗装のフロントグリルを装着。さらにエアアウトレッドグリル付きの理やバンパーや、ブラック塗装さえれた8.5J 18インチアルミホイールを採用し、ノーマルグレードに比べ、より精悍で引き締まったエクステリアになっている。

精悍で落ち着いたインテリア

通常のWRX S4 STI Sportの特徴の一つに、ボルドーを基調としたインテリアと赤いステッチがあるが、特別仕様車の「STI Sport♯」では、ブラックとシルバーのモノトーンに統一し、シルバーのステッチを採用。肌触りの良いウルトラスエードの上質な質感と合わせ、洗練された大人のスポーツセダン相応しいインテリアに仕上がっている。

走りの質感を底上げする機能パーツ

本来の動力性能を引き出す

発表当日の現段階では、特段エンジンのパワーアップなどは公表されていないが、STI製低圧損エアクリーナーエレメントとSTI製低背圧パフォーマンスマフラー&エキゾーストパイプにより、最大トルクを約10%向上しているという。また、CVTオイルクーラーと強化タイプのラジエーターファンを装着し、スポーツ走行じ熱負荷を軽減し、本来の動力性能を存分に引き出すことができる。

伝達スピードを上げサスペンションをしなやかに動かす

サスペンションはベースモデルから変更されていないが、3点のフレキシブルパーツを採用することで「Sport♯」のコンセプト「よりシャープな大人のスポーツセダン」にふさわしい、余裕を持ったドライビングが愉しめるようなセッティングとなる。

国内のスバル車として初採用となるリヤのフレキシブルドロースティフナーに加え、ブラケット形状が変更されたフレキシブルタワーバー(フロント)やフレキシブルドロースティフナー(フロント)を装着。これらのパーツは、車体に加わる力の伝達をスムーズにするとともにリヤタイヤの接地性を高めることで、乗り心地を損なうことなくより一体感のある走りに貢献する。

2021年のフルモデルチェンジが噂される注目の1台

販売価格は消費税込み474万1000円となり、ベースモデルのSTI Sport EyeSightの416万9000円と比べると、57万2000円という価格差になる。エクステリアデザインやエンジン出力に大きな差がないため、やや地味に感じるかもしれないが、今回装着されるそれぞれのパーツは、すべて走りの質感に直結するものばかりで、その恩恵は決して小さくない。

また、2021年にはフルモデルチェンジが噂されており、現行型WRX S4としてはこれが最後の特別仕様車になる可能性も否定できないため、スバルファンならずとも要チェックの1台だ。


WRX S4がGT、GT-Sグレードを廃止。STIスポーツに一本化!

5月25日に500台限定の「STIスポーツ#」が発表されたばかりのスバルのスポーツセダン「WRX S4」。その翌26日、カタログモデルのグレードが整理された。

具体的には、2.0GT アイサイト、2.0GT-S アイサイトが廃止され、STIスポーツ アイサイトに一本化。WRX S4のカタログモデルは1機種のみとなる。STIスポーツ アイサイトの価格は416万9000円で、価格に変更はない。

WRX S4は、2014年8月に発売を開始。今年で登場から6年が経過、そろそろフルモデルチェンジに期待していい時期だ。

ちなみにレヴォーグは今年新型車に移行。WRX S4も次期レヴォーグと同じ新しいプラットフォームを採用するはず。かなり期待できそう…と思いきや、レガシィB4も次期型は日本で販売されないなど、セダン離れが激しい昨今。国内におけるスバル車のなかではWRX S4がフラッグシップセダンを担うことになる。はたしてどんな進化を遂げるのか楽しみである。

〈文=driver@web編集部〉


抽選無しの500台限定!スバル WRX S4特別仕様車「STI Sport♯」先行予約開始

スバルは、WRX S4に「よりシャープな大人のスポーツセダン」をコンセプトとした特別仕様車「STI Sport♯」を設定し、2020年5月26日から先行予約を開始する。販売台数は限定500台で、抽選は行わず、予定台数に達した時点で受注を終了する。なお発表日は2020年7月6日、発売日は同年8月20日で、価格は474万1000円(消費税込み)。

スバル WRX S4「STI Sport♯」の主な特徴

よりシャープに洗練された外観

特別仕様車「STI Sport♯」には、S208やEJ20 Final Editionで好評のエアロパーツを採用。ブラックパーツを用いることで、引き締まった精悍なスタイルとした。

またボディカラーは、セラミックホワイト(特別設定色)、アイスシルバー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、WRブルー・パールの4色だ。

スポーティで上質なインテリア

内装は、ブラック&シルバーのモノトーンでコーディネート。しっとりとした肌触りのウルトラスエードを用いた専用アイテムを採用するなど、洗練された大人のスポーティさを表現した空間とした。

エンジントルクの強化

エアクリーナーエレメントとマフラーにSTI製パーツを採用したことで吸排気の抵抗を低減し、加速中のエンジントルクを最大で約10%向上(STI実験値)。アクセル操作に対するレスポンスが向上したことで、追い越し時などの加速の気持ち良さが高まった。

また、CVTオイルクーラーと強化タイプのラジエーターファンを採用。パワートレインの冷却性能を強化することで、スポーツ走行時の熱によるトラブルを防ぎ、動力性能を存分に引き出すことができる。

静粛性を強化し、快適な室内空間に

吸音材・制振材を追加することで、より静かで快適な室内空間を実現。ロードノイズの周波数帯を約0.5dB低減し、静粛性を向上させた。また音量でも6%を低減し、静粛性を実感しやすい会話明瞭度にも性能向上があらわれている。

フレキシブルパーツによる運動性能強化

WRX向けとして国内初となる「STI製フレキシブルドロースティフナーリア」を採用。フレキシブルタワーバーの専用チューニングなどにより、ハンドリング性能を大幅に向上させ、「運転が上手くなるクルマ」に仕上げた。

余裕を持ったドライビングが愉しめる

今回、WRX S4 STI Sport♯のコンセプト「よりシャープな大人のスポーツセダン」にふさわしい、余裕を持ったドライビングが愉しめるようなセッティングとするため、3点のフレキシブルパーツを採用。

国内スバル車として初採用となるリアのフレキシブルドロースティフナーは、車体に加わる力の伝達をスムーズにするとともにリアタイヤの接地性を高めることで、クルマとのさらなる一体感を味わえる。さらに、路面からの入力をいなすことで乗り心地の向上にも寄与する。

また、フレキシブルタワーバーではSTI Sport♯における性能のバランスを取るためのチューニングを行い、ブラケットの形状を変更している。

STI Sport♯の主な特別装備

エクステリア

■大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック)

■フロントグリル(ダークグレイシリカ塗装)

■18インチ×8 1/2Jアルミホイール(ブラック塗装)

■リアバンパー(エアアウトレットグリル付)

インテリア

■ RECAROフロントシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ+STIロゴ入り)&リアシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)

■ ドアトリム&ドアアームレスト(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)

■ フロントコンソール(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)

■ ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーステッチ)

■ 本革巻シフトレバー&シフトブーツ(シルバーステッチ)

■ スライド機構付コンソールリッド(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)

■ プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト (シルバー)&リア全席3点式ELRシートベルト(左右はシルバー)

主なスペックと価格

WRX S4 STI Sport♯

■エンジン:2.0L DOHC 直噴ターボDIT

■トランスミッション:リニアトロニック

■駆動:AWD(常時全輪駆動)

■燃費:WLTCモード対応

■グレード構成:GT、GT-Sグレードを廃止し、STI Sportのみ展開

販売概要

■販売台数:500台

■発表日:2020年7月6日

■発売日:2020年8月20日

■受注期間:2020年5月26日(先行予約開始)~10月22日

※受注期間内でも限定台数を超えた段階で終了。なお、抽選は実施されない。

■価格:474万1000円(消費税込み)


スバル、WRX S4の特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯」の予約受付を開始

スバルは5月26日、今年7月6日に発表を予定しているWRX S4の特別仕様車「WRX S4 STI Sport#」の先行予約受け付けを開始した。予約受付期間は5月26日から10月22日までで、注文が500台に達した時点で終了となる。

WRX S4 STI Sport#は、高性能スポーツセダン「STI Sport EyeSight」をベースに、内外装をスポーティに仕立て、さらに加速時のエンジントルク特性を強化するなど、機能面にも手を入れたモデル。

外装は、コンプリートカーの「S208」やWRX STIのフィナーレを飾った限定車「EJ20ファイナルエディション」に採用されたエアロパーツを装備。具体的には、大型フロントアンダースポイラー、フロントグリル、リアアウトレットグリル付きのリアバンパーを装備し、ホイールはブラック塗装を施した18インチアルミホイールを装備し、ただならぬ雰囲気を醸し出している。

内装は、標準のSTI Sport EyeSightがボルドーを随所に取り入れているのに対し、STI Sport#は全体をブラックでまとめつつ、シルバーのアクセントをあしらった落ち着いたトーンに。またレカロシートの表皮には肌触りに優れたウルトラスエードとレザーを生み合わせた仕様となる。また、ウルトラスエードはステアリングホイールやドアトリム、ドアアームレスト、リアシートにも採用され、インテリアの質感アップに寄与している。

機能面では、STI製低背圧パフォーマンスマフラー&エキゾーストパイプリアやSTI製エアクリーナーエレメント、CVTオイルクーラー&ラジエターファン強化タイプを採用し、エンジンレスポンスや冷却性の向上が図られている。エンジンのピークトルクは変わらないものの、そこに至るまでの過渡域でのトルクが最大で約10%向上しているという。

このほかにも吸音材、制振材の追加により静粛性が高められているほか、フレキシブルドロースティフナーを前後に採用(リアへの採用はスバル初)するなどの専用チューニングが施され、上質な乗り味や操舵応答性の向上を実現しているという。

価格は、STI Sport EyeSightに対して57万2000円高の474万1000円。ボディカラーは特別設定色のセラミックホワイトをはじめ、アイスシルバーメタリック、クリスタルブラックシリカ、WRブルーパールの4色が設定される。


STIスポーツの完成形。WRX S4にSTI製パーツをふんだんに盛り込んだ「STIスポーツ#」がデビュー!500台限定

■大人なスポーツセダン!

スバルは5月26日、スポーツセダン「WRX S4」に500台限定の「STIスポーツ#(シャープ)」を設定、先行予約を開始した(10月22日までの期間限定。500台に到達した時点で終了。抽選は実施しない)。発表は7月6日、発売は8月20日。価格は474万1000円。持ち込み登録車両となっている。

WRX S4 STIスポーツ#は、WRX STIをベースとしたS208やEJ20ファイナルエディションで好評だったエアロパーツを採用。ブラックパーツを用いることで、引き締まった精悍なスタイルが特徴だ。

インテリアは、ブラック&シルバーのモノトーンでコーディネート。しっとりした肌触りのウルトラスエードを用いた専用アイテムを採用するなど、洗練された大人のスポーティさを表現している。

■エンジントルクを強化すべくSTIパーツを盛り込む

注目は、エンジントルクの強化だ。STI製パーツの採用などにより、レスポンス・冷却性能を向上。よりスポーティな走りを楽しめる仕様としている。具体的には、エアクリーナーエレメントとマフラーにSTI製パーツを盛り込み、通気抵抗を低減。加速中のエンジントルクを最大で約10%向上(STI実験値)。アクセル操作に対するレスポンスが向上したことで、追い越し時などの加速の気持ちのよさが高まっている。

また、CVTオイルクーラーと強化タイプのラジエーターファンを採用。パワートレーンの冷却性能を強化することで、スポーツ走行時の熱によるトラブルを防ぎ、動力性能を存分に引き出すことが可能だ。

■リヤのドロースティフナーも採用

さらにフレキシブルパーツによる運動性能強化もトピック。WRX向けとして国内初となる「STI製フレキブルドロースティフナーリヤ」を採用(北米向けS209にも投入)。フレキシブルタワーバーの専用チューニングなどにより、ハンドリング性能を大幅に向上させ、「運転が上手くなるクルマ」に仕上げられているという。

WRX S4 STIスポーツ#のコンセプト「よりシャープな大人のスポーツセダン」にふさわしい、余裕を持ったドライビングが楽しめるようなセッティングとするため、3点のフレキシブルパーツを採用。国内スバル車として初採用となるリヤのフレキシブルドロースティフナーは、車体に加わる力の伝達をスムーズにするとともにリヤタイヤの接地性を高めることで、クルマとのさらなる一体感を味わえる。さらに路面からの入力をいなすことで乗り心地の向上にも寄与している。

また、フレキシブルタワーバーでは、STIスポーツ#における性能バランスを取るためのチューニングを行い、ブラケット形状を変更している。

ベースとなったSTIスポーツ アイサイト(416万9000円)。STIスポーツ#は、ベースから57万2000円高となっている。

〈文=driver@web編集部〉
Posted at 2020/05/27 23:17:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2020年05月27日 イイね!

果たして今年のニュルはどうなるかな

果たして今年のニュルはどうなるかなトヨタとスバルによる「e-Nurburgring Race」は盛況、波乱も多数

トヨタGAZOOレーシング(TGR) とスバルは24日、今年のニュルブルクリンク24時間レースが行われるはずだった当日に、「e-Nurburgring Race」のライブ配信を行った。当日は配信が行われたTGRとスバルのYouTubeチャンネルには、1万人に迫るファンが集まった。

本来ならば今年のニュル24時間レースは5月23~24日で決勝レースが行われる予定だったが、コロナ禍の影響で、9月26~27日の決勝予定と変更になっている。そこで、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦している、TGRとスバルが共催として「e-Nurburgring Race」を開催。昨年から3ヶ年計画でニュルに参戦を開始した「KONDO RACING」と、昨年初めて参戦した「RACING PROJECT BANDOH」も参加し、“オールジャパン”でニュルブルクリンク24時間レースを、モータースポーツを盛り上げようと開催された。

イベントは「e-Motorsports Studio supported by TGR」を活用し、「グランツーリスモSPORT」を使用し、ニュルブルクリンクのフルコースを使った1時間のレースを開催。

参加ドライバーは次の通り。

トヨタGAZOOレーシング:石浦宏明、大嶋和也、蒲生尚弥、佐々木雅弘

スバル・STI:井口卓人、山内英輝

KONDO RACING:松田次生、高星明誠

RACING PROJECT BANDOH:吉本大樹

そして解説としてTGRアンバサダーの脇阪寿一、STI総監督の辰己英治、スバルから過去にレースに参戦して現在解説などを行う松田晃司と、RACING PROJECT BANDOHの坂東正敬監督も参加した。

使用車両は次の通り。

TGR:トヨタGRスープラレーシングコンセプト ’18

スバル:スバルWRX Gr.3

KONDO RACING:日産GT-R GT3』

RACING PROJECT BANDOHが:レクサスRC-F GT3

グランツーリスモではカラーリングを独自に作れることもあり、ファンから送られた「カーリバリー」という機能を使われ、実車を忠実に再現したカラーリングのマシンで戦った。

1時間のレースとして開催され、距離も1周約25kmのコースとあり、1周するのには本番と同じように8分前後掛かる。当然飛ばせば燃料やタイヤを消費してピットインをしなくてはならないが、本番レースのように、何周周回したらピットに入るのかなどがレースに見所にもなる。

最初から飛ばすマシンもあれば、密かに燃費走行でピットに極力入らない作戦を取るドライバーなど、本番さながらのレース展開となるが、途中でなんと、TGRドライバーのモリゾーこと豊田章男トヨタ社長も飛び入りで参戦。モリゾー選手もドライバーとして実際のニュルを何度も走行しているだけあり、プロのドライバーもなかなか追いつけない実力を見せながらの走行を行う。レースは終始混戦状態となり、ファイナルラップの最終コーナーまでもつれるという手に汗を握る展開となり、混戦を切り抜けたKONDO RACINGの松田次生選手が優勝した。

また第2レースとして、各メーカーが想像する未来の車を集めた、ビジョングランツーリスモに収録されたマシンを使い、ニュル特有のナイトレースで1周というスプリントで行われた。ここでは、ドライバー陣も、先ほどまでドライブしていたGT3マシンと特性が違いすぎるのと、ナイトレースということで、クラッシュなども多発してしまうが、混戦を切り抜けたRACING PROJECT BANDOHの吉本大樹選手が優勝した。

イベント自体はグランツーリスモを使ったレースの配信だけなく、ニュルに参戦しているドライバー、監督から過去のニュルでのレースの思い出や、ニュルに参戦する理由などが語られ、TGRのモリゾー選手こと豊田章男社長や、STIの辰己総監督は「ニュルに行くことでより良い車作り、そして関わる人間の育成が大事。その為にニュルに参戦している」と語られた。

残念がらTGRは今年の参戦の見送りをすでに発表しており、来年ニュルの場に復活することを誓った。スバルやKONDO RACINGは今年の動向はまだ発表できないとしながらも、参戦するならば良いレースをしたいとドライバーや監督から語られた。

またドライバー陣からは、「コロナ禍の影響で実際のレースは行われていないが、開始された時には、ぜひともサーキットに足を運んで、実際のマシンが戦うレースを見に来て応援して欲しい」とコメントが寄せられ、最後は医療従事者や関係者に感謝の意味を込めて拍手でイベントは締められた。



TGR&スバル共催の『e-Nurburgring Race』はモリゾウもサプライズ登場! 白熱のバトルで大盛況に終わる

 5月24日、TOYOTA GAZOO Racingとスバルが併催したバーチャルレース『e-Nurburgring Race』がYoutubeのTOYOTA GAZOO RacingとSUBARU On-Tubeで放映された。実際にニュルブルクリンクで戦った経験をもつプロドライバーたちが、白熱のレースを展開。ドライバー“モリゾウ”もサプライズでレースに登場し、盛況となった。

■ドライバー“モリゾウ”が突如サプライズで電話出演
 長年市販車づくりに活かすため、人材を育てるためにニュルブルクリンク24時間に挑戦し続けているTGRとスバル。しかし2020年は、新型コロナウイルスの影響によりニュル24時間自体が9月に延期されたほか、現状海外への渡航制限や現地での走行テスト自粛などの影響もあり、TGRは2020年の参戦をすでに見送っている。

 そんななか、ニュル24時間に参戦する日本勢を応援するファンに向けて、両社が企画したのがこの『e-Nurburgring Race』。さらに、ニュルに挑戦するプライベーターのレーシングプロジェクトバンドウ、KONDO Racingとともに、TGRが設置したeスポーツスタジオである『e-Motorsports Studio supported by TGR』から、プレイステーション4用ソフトウェアの『グランツーリスモSPORT』を使って争われた。

 4チーム9名の各参戦ドライバーは自宅からの参戦で、ZOOMを使ってあいさつをした後、さっそく練習走行を開始。その間、ニュル参戦の意義について辰巳英治スバル/STI総監督、TGR脇阪寿一アンバサダー、KONDO Racingのドライバーの松田次生、RPバンドウの坂東正敬監督によるトークが行われたが、その途中、寿一のもとにドライバー“モリゾウ”(トヨタ自動車豊田章男社長)からのサプライズ電話がかかり、KONDO Racing近藤真彦監督との三者通話が実現するシーンも。ここでの寿一からの誘いにより、急遽モリゾウが「着替えます」とコメントを入れた。

 これに続いてのレース1では、KONDO Racingの松田次生と高星明誠がニッサンGT-RニスモGT3、RPバンドウの吉本大樹がレクサスRC F GT3。井口卓人と山内英輝はスバルWRX Gr.3、TGRの石浦宏明、佐々木雅弘、大嶋和也、蒲生尚弥はGRスープラGr.3を使用。「eスポーツデビュー戦です(吉本)」「PS2で止まっています(松田)」とドライバーの差もあることから、スリップストリーム強の設定がされた。

■大混戦のレース1。思わぬトラップに苦戦!?
 その後スタートしたレース1は、1時間の長丁場のレース。松田、高星のGT-R勢がフロントロウスタートで、まずは1コーナーで高星のGT-Rがリードを奪うが、序盤から大混戦。ノルドシュライフェに入る頃には、井口卓人(スバルWRX Gr.3)がリードを奪い、スバル勢がリードしていった。

 リアルにはない日本車9台によるニュルでの大バトルだが、序盤からなかなか集団の間隔が広がらない。しかし、このレースでの“キモ”は、レース中に一度ピットインしなければならず、その際に解説の坂東正敬監督から出される爆笑モノのクイズに答えなければ、給油を終えてもピットアウトできないのだ。

 最初にピットインした高星は即答しすぐにピットアウト。しかし、続いてピットインした井口は、2問連続不正解で思わぬタイムロスを喫した。一方、高星は早々に集団に追いつき、さらにリードを奪う。

 さらに4周を終えて多くのドライバーがピットインを行うが、この中で一発回答できたのは石浦宏明(GRスープラ)のみ。途中からは「もうピットに入りたくないです!(井口)」と燃費に気を遣いはじめるレースに。5周を終えてピットインしたなかでは、大嶋(GRスープラ)と松田が一発回答をみせた。

 しかし、レース途中にさらに波乱が。終盤の7周を終えて、スーパーGTのWAKO'S 4CR GR Supraカラーの『セーフティカーM』がコース上に出現したのだ。これをドライブしているのはなんとモリゾウ。これにはトップを走っていたニッサンドライバーの高星も「どうしていいのか分かりません!」と石浦にトップを譲ることに。しかし石浦も、モリゾウの「罠じゃないよ!」という言葉にも気が引けてしまう。しかもモリゾウはニュルを良く知るだけに、燃費走行だった石浦もなかなか追いつけないスピード。これで集団は一気に詰まることになった。

 迎えたファイナルラップ。集団の中からモリゾウを一気にオーバーテイクし、トップに浮上したのは大嶋。さらに石浦、吉本、井口と続く。しかしノルドシュライフェでは接触が多発し、さらに「今何時ですか?」という寿一アンバサダーの質問に、思わず集中力を乱された石浦はコースアウトを喫してしまう。

 これで蒲生尚弥(GRスープラ)が先頭になるが、最後の長い直線のドッティンガー・ホーエではスリップの奪い合いに。ふたたび石浦が先頭に出たかと思われたが、吉本とヒット。これでトップに立ったのは吉本だったが、接触のペナルティで減速。大逆転で松田のGT-Rがレースを制することになった。

 2位はファイナルラップまで後方にいた山内で、3位は高星となった。「(スーパーフォーミュラで)監督をやっているといろいろ采配を考えるので、最初目立たなかったのが良かったかもしれませんね。ひさびさにグランツーリスモをやりましたが、欲しくなりました」と松田は喜んだ。

■ビジョングランツーリスモを使ったレース2も
 トークの後に続いてスタートしたのはレース2。未来のクルマを意識したビジョングランツーリスモと、夜のニュルブルクリンクを使った1周のレースだ。ニッサン・コンセプト2020 VGT、トヨタFT-1 VGT、スバルVIZIV GT VGT、レクサスLF-LC GT VGTを使って争われた。

 Gr.3車両とは異なるフィーリングに各ドライバーは苦戦するが、最後の混戦を勝ち抜いた吉本(レクサスLF-LC GT VGT)が優勝。石浦(トヨタFT-1 VGT)、高星(ニッサン・コンセプト2020 VGT)というトップ3となった。

「グランツーリスモがはじめに出たときに衝撃を受けて、そこからの進化は素晴らしいものがありますね。いいトレーニングにもなりますし、オンラインでこうして皆さんとコミュニケーションとれるのも素晴らしいですね。何より、勝って気持ち良く終われます」と吉本。

 異なるメーカーのプロドライバーたちが、ニュルブルクリンクという共通点で集まり盛況となった『e-Nurburgring Race』。脇阪寿一アンバサダー、坂東正敬監督、スバルの松田晃司といった解説陣の名調子もあり、どちらかといえば比較的エンターテインメントに重きを置いていたレースとなったが、多くのファン、そしてドライバーもレースを楽しんだ様子だった。また、それぞれ実際のニュルブルクリンク24時間では“目的”が違うが、こうして同性能のマシンでレースを戦ったことも新鮮だったようだ。

「ひさしぶりにニュルを走っている感覚を味わえました。ニュルのレースがこんなに混戦になることはなかなかありませんが、観ていて楽しいレースでした」と練習をして臨んだモリゾウも笑顔をみせた。「1万人くらいの方にレースをご覧いただきましたが、こういう時期ですが、みんなで頑張って、この危機を乗り越えて業界を盛り上げたいと思います」

 最後は新型コロナウイルスと闘ってくれている医療関係者への“拍手”で幕を閉じたe-Nurburgring Race。実際のニュルブルクリンクへの挑戦への期待も高める内容となった。


スバル/STIのニュル24時間への今季の挑戦は?「もう少し時間をいただきたい」と辰己総監督

 5月24日、本来ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)が開催される予定だった日程に合わせ、長年ニュルブルクリンク24時間に挑んでいるTOYOTA GAZOO Racingとスバル/STIが共催したバーチャルレース『e-Nurburgring Race』がYoutube上でオンエアされた。このなかで、スバル/STIの辰己英治総監督は、今期のニュル24時間への参加判断について言及している。

 スバル/STIは、2008年からインプレッサWRX STIでニュルブルクリンク24時間に挑戦。当時STI車両実験部長だった辰己総監督のもと、車両開発や社員メカニックの育成の舞台として毎年挑戦を続けてきた。

 2020年に向けても、WRX STIでの参戦がすでに決まっており、日本で開発が続けられ体制も決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で事前レースであるVLNニュルブルクリンク耐久シリーズや予選レースも中止や延期に追い込まれ、ニュル24時間自体も9月に延期された。

 そんななか、今回バーチャルレースの『e-Nurburgring Race』を共催したTOYOTA GAZOO Racingは、現状海外への渡航制限や現地での走行テスト自粛などの影響もあり2020年の参戦を見送ることをすでに決定している。『e-Nurburgring Race』にゲスト出演した辰己総監督は、TGRの決定について「今回新型コロナウイルスの影響をはじめいろいろなことがあったと思いますが、クルマの開発の時間も足りず、みんなの安全を考えるとやむなしというところですね。我々も一緒に走れると思っていました」とコメントした。

 一方で、スバル/STIの参戦について辰己総監督は「世界中のモータースポーツ、そして我々が置かれている立場は大変難しい。もう少し時間をいただいて、ご支援いただいているスポンサーを含め、みんなで判断したいというのが今の状況です」と、現段階ではまだ決まっていないながら、今後判断したいという意向を示した。

 なおニュルブルクリンク24時間に参戦するWRX STIは、レースで戦うことはもちろんだが、さまざまな実験的なトライも行われているマシン。レースを通じて得られた知見は、スバルの市販車にも活かされている。辰己総監督は、今回e-Nurburgring Raceに参戦した井口卓人、山内英輝のふたりが鍛えた“特別装備車”が近々発表されることも予告した。



豊田章男社長も参戦! トヨタがバーチャルレースを生配信した理由とは

■トヨタが生配信した「e-ニュルブルクリンクレース」 豪華ドライバー陣が多数参戦!

 トヨタは、2020年5月24日に「e-ニュルブルクリンクレース」をトヨタガズーレーシング(以下、TGR)公式YouTubeチェンネルでライブ配信しました。

 けっこう面白かった。そう思った、レース関係者、自動車業界関係者、そしてユーザーが多かったと思います。

 しかし、なぜ自動車メーカーの公式YouTubeチャンネルで、テレビゲーム上でおこなうレースのインターネット中継がおこなわれたのでしょうか。

 今回の企画の背景として、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年5月23日から24日に開催予定だった第48回ニュルブルクリンク24時間レースが9月に延期されたことがあります。

 トヨタはニュルブルクリンク24時間レースに、マシン制作とメカニック・エンジニアなど社員が参加するかたちで2007年から13年連続で参戦して来ました。しかし、「(社会情勢によって)マシン(レクサスLC)の開発が間に合わない」(脇阪寿一氏)として、2020年の参戦を断念しました。

 そうしたなか、モータースポーツファンへのサービスとしてオンラインレースが企画されたのです。

 使用したのは、トヨタが4月17日に開設した、プレイステーション4用ドライビングシミュレーターゲーム「グランツーリスモSPORT」を使った「eモータースポーツスタジオ・サポ―テッドバイTGR」です。

 参加者は、TGRから石浦宏明選手、佐々木雅弘選手、大嶋和也選手、蒲生尚弥選手。スバルSTIから井口卓人選手、山内英輝選手。レーシングプロジェクトバンドウから吉本大樹選手、そしてKONDOレーシングから松田次生選手と高星明誠選手が参加。マシンは、トヨタ「GRスープラ」、日産「GT-R」、そしてスバル「BRZ」です。

 解説は、TGRの脇阪寿一氏、STIの松田晃司氏、レーシングプロジェクトバンドウの坂東正敬氏、さらにゲストにSTI総監督の辰己英治氏という、ニュルブルクリンクを知り尽くしたメンバーが揃いました。

 冒頭、参加者へのインタビューなどを通じて、ニュルブルクリンク24時間レースへの思いが語られました。

 そのなかで、STIの辰己総監督から「(社会情勢を考慮し)スポンサーなど関係者と協議し、もう少し待ってから判断しようかという状況です」と、2020年の参戦に関する本音が漏れました。

 サプライズとして、TGR脇阪氏のスマホにモリゾウ選手(豊田章男トヨタ社長)から電話があり、その後に電話をつないだKONDOレーシングの近藤真彦監督とモリゾウ選手とのあいだで、参戦時の現地での裏話が披露されるひと幕もありました。

■特別ルールが設けられたレースは白熱した展開に

 今回のレースは、さすがに24時間ではなく、1時間のスプリントレースという設定。ドライバー交換はなく、4チーム9人のドライバーが同時に走行しました。

 各人のプレイステーションへの慣れの差を考慮し、スリップストリームとブーストがもっとも効くセッティングとしています。

 また、特別ルールとして2周から3周に1度、ピットインが義務付けられ、その際に3年間のドイツ在住経験がある坂東氏からさまざまな質問が出され、ドライバーはそれに答えなければなりません。

 こうした設定を聞くと、「余興っぽくなるのでは?」と、レース前に少し不安になりました。ところがレースは、耐久レースである通常のニュルブルクリンク24時間レースでは想定できないような、大バトルの連続。

 ドライバーたちも「ニュル(ニュルブルクリンク24時間レース)では(耐久性を重んじるため)マシンのポテンシャル100%で走行することがないので、これまでにない体験だ」とか「まるで本番レースのように汗をかく」との感想が出るほど、真剣にゲームに取組みました。

 結果、皆がニュルブルクリンクをよく知っているので、タイム差が少なくバトルが激しくなったのです。

 また、ニュルブルクリンクという過酷なコース設定のなか、マシンの挙動が綺麗に再現されており、なおかつ走行中のカメラアングルが素晴らしい。

 筆者(桃田健史)は、ニュルブルクリンク24時間レースの現地取材、そしてさまざまな量産車でニュルブルクリンク北コースを走行した経験がありますが、今回のオンラインレースに、まるで本物のレースを見ているような雰囲気を感じました。

 ニュルブルクリンクは1周約5kmのグランプリコースのほか、1周約25kmで高低差が約300mに及ぶノルトシュライフェ(北コース)が世界でもっとも過酷なサーキットとして知られています。

 1980年代からは日本のタイヤメーカー、1990年代からはトヨタやスバルなど日本の自動車メーカー各社が、北コースでの量産開発をおこなうようになりました。

 ニュルブルクリンク24時間レースは、レギュレーションが量産車に近いため、欧州メーカーはもとより、2000年代以降は日本からのメーカーとプライベートチームの参戦が増えていきました。

 レース終盤、ニュル参戦経験があるモリゾウ選手がGRスープラで飛び入り参加。「まるでニュルを実際に走っている感じで、必死で走った」と、レーシングドライバーたちに交じってバトルをさらに盛り上げました。

 eモータースポーツでは、ゲームのプロがおこなう質が高いレースがある一方、プロレーサーによるレースは余興っぽさが優先する傾向があると思っていました。

 今回のeニュルブルクリンクレース、そうした概念が変わるような良い企画だったのではないでしょうか。
Posted at 2020/05/27 23:06:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2020年05月27日 イイね!

埼玉トヨペット頑張るな〜

埼玉トヨペット頑張るな〜「市販車ベースの究極系GRスープラがこれだ!」埼玉トヨペットのGT300参戦車両を徹底取材

唯一無二のGRスープラJAF-GT仕様

GT500とは異なる完全市販車ベースのレーシングカーに迫る!

デリバリー前から、多くのモータースポーツへの参戦が計画されてきたGRスープラ。当然ながら“ハコ車の最高峰レース”であるスーパーGTにも打って出るわけだが、世間で大きく報じられるのはGT500クラスのメーカーワークス勢に集中しがちだ。

しかし、それらは見た目こそGRスープラだが中身は全くの別物。完全にイチから作られたレーシングカーだ。そこで、WEB OPTIONが注目したのはGT300クラス参戦車両である。

現在、GT300クラスに出場するマシンは3つの規定(FIA-GT3、マザーシャーシ、JAF-GT)から車両製作方法を選ぶことが可能だ。

今回取材した埼玉トヨペットの“埼玉トヨペットGB GR Supra GT”は、市販車両をベースとしながら、車両前後のパイプフレーム化やエンジンスワップなどが可能な、JAF-GT規定を選択している。

JAF-GTの場合、同一メーカーのエンジンに限り換装が許されている。そのため、心臓部は3.0Lツインターボから“レクサスRC F GT3”と同じ5.4リッターのV8へとスイッチ。インテークのレイアウトがGTマシンを物語る。

サイドステップは大きく張り出した造形を採用し、下部にサイドフラップを設定。まさに空力最優先のレーシングフォルムだ。エキゾーストはドアから排出するサイド出しとしている。

サスペンションも大きくリメイクされ、インボードタイプのダブルウイッシュボーンに変更。さらに、ピッチやロールなどを抑制するサードダンパーが装備されている。ブレーキキャリパーはエンドレス製を装備する。

写真では分かりにくいが、室内にはドライバー用に小型のエアコンユニットが搭載されていた。ステアリングはパドルシフトや多くのスイッチ類が配置されている。

多くのパーツがドライカーボンで製作されているが、規定によりルーフやピラーなどは純正のスチール製のままだ。

空力パーツに関してももちろんレギュレーションに基づいて製作されているため、昨今のタイムアタック仕様に比べるとやや大人しくも感じるエクステリア。レーシングカーではあるが、スマートでGRスープラらしさを残している。

ちなみに、今回の撮影場所はディーラーのサービス拠点の一角に設けられたスペースだが、そこは加工機材まで揃えられた完全なレーシングガレージ。そう、人材育成にも力を注ぐ埼玉トヨペットは、自社のスタッフで車両製作からメンテナンス、そしてエンジニアリングまで一貫して行っているのだ。

新型コロナウイルスの影響でシリーズ戦は7月までズレ込んでいる(開幕戦:岡山国際サーキット)が、“埼玉トヨペットGB GR Supra GT”の華々しいデビューに期待したい。

PHOTO:服部真哉

●取材協力:埼玉トヨペット TEL:0120-319231(お客様相談室)
Posted at 2020/05/27 22:58:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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