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2020年06月14日 イイね!

いつの時代かな〜って思ったら初代か

いつの時代かな〜って思ったら初代か開発ストーリーダイジェスト:スバル・レガシィ「新しいメカニズムに対するユーザーの期待を考えると中途半端なものは出せない」

これまで数多くのクルマが世に送り出されてきたが、その1台1台に様々な苦労や葛藤があったはず。今回は「ニューモデル速報 第68弾 スバル・レガシィのすべて」から、開発時の苦労を振り返ってみよう。

 富士重工業の中心的な乗用車は当時レオーネだったが、レオーネに欠けていたいくつかの要素を込めたワンランク上の乗用車として開発されたのがレガシィだ。開発を率いた中村孝雄(商品企画室・担当部長)は、これまでの富士重工業の乗用車について次のように分析した。

 スバル1000、1300の時代は、まず走行安定性と居住性を確保する段階だった。当時はFFという駆動軸形式は特異な存在であり、それだけでも十分に高い存在価値を持つ時代だった。だが、やがてFFでは飽き足らず4WDの乗用車を提案した。これは主として走破性の範囲を広げていくことに焦点が置かれていた。そしてレオーネの後に来るべきものとしてレガシィの開発が始まった。一連の流れを振り返ると、他社に先駆けて“走り”の先端技術を製品化してきた。だから次は、それらを引き継ぎつつ、90年代の世界戦略も考慮する必要がある。

 そのためには、レガシィにはパワフルなエンジンが必要だったという。これまでは開発に時間が掛かるため、スバル1000以来のEK型にこだわっていた。しかし、4バルブやDOHCが数多く登場する時代ではエンジンを新たに開発する必要があった。しかも、アコードやギャラン、ブルーバードといった強力なライバル車が登場してきたことと、新しいメカニズムに対するユーザーの期待を考えると中途半端なものは出せない。新エンジンに合わせた足回りも含めて、じっくりと時間を掛ける以外に方法はなかったという。

 エンジンの開発にあたって、直4に切り替えるという意見もあったという。しかし、90年代は“質”の時代になるという見立てと、他社が長年手掛けたものよりも、すでにメリットや設計・生産におけるノウハウが万全な水平対向エンジンで行くことが決まった。ただ、バルブ駆動系の複雑化に伴うエンジン横幅の増加やアルミ製ブロックやバルブ駆動系の伸びが課題だった。アルシオーネのエンジンで駆動にベルトを使用しても信頼性は充分だと知っていたが、アルミ合金のブロックの方が伸びてしまってタイミングを狂わせてしまうのだ。そのため、ベルトの張りを調節するテンショナーを工夫したほか、200km/hアップの最高速まで回せるように3ベアリングから5ベアリングが採用された。

 足回りについては、コンピューターのおかげでサスペンションジオメトリーの計算などは省略できたものの、その中から試作したサスペンションを実際にテストして味付けを決めていくプロセスには、やはり膨大な時間が掛かった。レガシィでは、単なる居心地の良い居間といった感じのキャビンにしたのではなく、ゆったり走りたいとか思い切って攻めたいといった極端なシチュエーションにも対応できるレベルを実現させたかったという。そのため、ヨーロッパにおける200km/h以上の高速走行を目標に振動・騒音レベルを考え、ピラーの根元部分の補強や、箱型断面の部材にしたサイドシル、メンバー構造の見直しなど新発想でボディ構造そのものを見直すとともに、足回りの剛性を高めることで4WDで課題だったヨー変化の収まりを重点的に対処。公道を舞台にプロドライバーのテストを繰り返し、路面からの力による動きに忠実に反応する足がつくり出された。
Posted at 2020/06/14 21:02:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2020年06月14日 イイね!

シルエットフォーミュラ化か〜

シルエットフォーミュラ化か〜GTカー開発、規則とエンジニアの攻防史。補強と裏技で辿り着いた“シルエット・フォーミュラ化”【スーパーGT驚愕メカ大全】

 1994年に始まった全日本GT選手権(JGTC。現スーパーGT)では、幾多のテクノロジーが投入され、磨かれてきた。ライバルに打ち勝つため、ときには血の滲むような努力で新技術をものにし、またあるときには規定の裏をかきながら、さまざまな工夫を凝らしてきた歴史は、日本のGTレースにおけるひとつの醍醐味でもある。

 そんな創意工夫の数々を、ライター大串信氏の選定により不定期連載という形で振り返っていく。第6回となる今回のテーマは「補強」。一見地味ながら、その「解釈」が奥深さを生み、ある意味ではGTカーの未来をも決定づけた裏技である。

連載第1回はこちら
連載第2回はこちら
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連載第4回はこちら
連載第5回はこちら

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 改めて確認すれば、モータースポーツにおける「GTカー」とは、量産乗用車をベースに改良を加えて仕上げた競技車両を言い、レース専用に開発されたフォーミュラカーとは一線を画す位置づけにある。この位置づけのため、GTカーについてはベースになった量産乗用車のイメージを失わないよう車両規則でさまざまな改良制限がかかっている。

 だが競技車両を開発する技術者たちは制限の中でできる限りパフォーマンスを向上させようと知恵を絞ってきた。パフォーマンスを高めるためには大きく分けてふたつの方法がある。技術と正面から向かい合い性能を引き上げる方法と、車両規則で定められた制限をかいくぐる方法である。

 たとえば初代NSXは、それまでのGTカーが見過ごしていたモノコック下面に手を加えた。通常乗用車のモノコック下面は応力を受け止めたりさざままなコンポーネントを固定したりするため複雑な凹凸で構成されている。

 NSXの開発陣は、空力性能を追求するため路面と床面の間に空気を流そうと考えていたが、下面に凹凸があれば空気がうまく流れない。しかし当時の車両規則ではベース車両のモノコックをそのまま使用することが義務づけられており、モノコックの形状を改変することは許されていなかった。

 そこで開発陣が着目したのが「モノコックに補強を加えることは許す」という車両規則の文言だった。この文言に基づき開発陣は凹凸のある床面にカーボンを積層し、凹凸を埋めたうえで、第3回で紹介した燃料タンクガードを組み合わせ床面にきれいな平面を作り出した。

 当時開発陣は「補強のためにカーボンを積層したら結果的に平面になってしまった」と語っていたものだが、平面になった結果床面の空気の流れが改善されて空力性能が一気に向上したのは明らかだった。車両規則の文言を逆手にとった巧妙な改良である。以降、この種の「補強」はごく当たり前の手法となっていった。

 この種の「規則で禁じられていないことはやってもよい」という解釈は古今東西、競技車両を開発する技術者たちがさまざまな形で繰り出してきたものだ。技術者たちは、規則の行間にライバルが気づいていない抜け穴を見つけ出そうと年中規則書を読みふけるという。

 その後も、スーパーGTではサイドシル部分にカーボンコンポジット構造の構造体を追加するなどの、ある意味「裏技」が登場した。これも「側面衝突に対するプロテクター」という位置づけで、実際にその効果はあっただろうが通常は車体剛性向上のために働いていたことは想像に難くない。

 こうした構造体の追加は年を追うごとにエスカレートし、本来のオリジナルモノコック内部にカーボンコンポジット構造の「第2フレーム」が存在するも同然の状況に至った。

■「09規定」ではついにカーボンモノコックへ

 たとえば2004年のZは、キャビン背後にフューエルタンクコンテナと称するカーボンコンポジット構造体を設け、そこにトランスアクスルを締結するというアイデアを繰り出した。

 本連載第2回で解説したフレームの改変同様、本来は改造範囲を制限するはずだった車両規則を充たしながら高性能化するため、かえって改造にコストと手間がかかるようになってしまったのである。

 これを受けてGTAは車両規則の大改定に踏み切って2009年以降はオリジナルのモノコックの使用義務を撤廃し、全面的に自由設計のカーボンコンポジット構造モノコックに置き換えてよいことにした。とうとうスーパーGT車両は、レーシングカーに市販車の皮をかぶせた形の、シルエット・フォーミュラ的車両となったのである。

 興味深いのは、2008年にニッサン陣営がベース車両をR35型GT-Rへ切り替える際、一年前倒しで2009年規定に基づきカーボンモノコックを投入したことだ。

 営業上R35発売とタイミングを合わせてベース車両を切り替える必要があったが車両規定改定は2009年度からだったので、新型車両開発コストを削減するため特例として車両規定の前倒しが認められたのだった。したがってこの年のGT-Rは本来の車両規則には合致しない特認車両としてシリーズに参戦し、結果的にチャンピオンカーとなった。

 ニッサンの開発陣は、新型車両投入のタイミングと車両規定改定のタイミングがズレるという苦境を、結果的に最新の車両規格を単独で導入し特認車両として戦うという、ある意味で裏技を使って好転させたのだった。
Posted at 2020/06/14 20:58:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年06月13日 イイね!

第五段まではスタンバイがあるからまだまだ色々出品されそうだね

第五段まではスタンバイがあるからまだまだ色々出品されそうだねお宝グッズ続々登場!『TOM’Sチャリティーガレージセール』第3弾が6月9日開始。追加実施も決定

 スーパーGT GT500クラス、全日本スーパーフォーミュラ選手権、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権など国内トップカテゴリーで活躍するトムスは、現在も新型コロナウイルスとの戦いの最前線で、困難に向かい合い活動する医療従事者への支援を目的とした『TOM’Sチャリティーガレージセール』の第3弾を6月9日から実施する。

 これまでに数多のタイトルを獲得してきた国内トップチームのひとつであるトムスは、新型コロナの流行が引き起こした混乱のなか、感染症との戦いの最前線で戦う医療従事者への支援を目的とした『TOM’Sチャリティーガレージセール』を5月26日から開始。
 
 翌週の6月2日からは第2弾となるチャリティガレージセールも同じくトムス公式オンラインショップ(http://www.shop-tomsracing.com/)で開催され、チームはこの販売で得られた収益の一部を医療従事者への支援として日本赤十字社へ寄付するとしている。

 第3弾は6月9日(火)16時スタート予定となっているが、今回もその商品はファン必見のお宝グッズが目白押し。アンドレ・ロッテラーやジェームス・ロシター、アンドレア・カルダレッリ、中山雄一が実際に着用したレーシングスーツをはじめ、中嶋一貴のチームTシャツ、サッシャ・フェネストラズがスーパーGTのテストで使用したスパルコ製ドライビンググローブなどが出品される。
 
 また、第1弾と第2弾に引き続き今回も車両パーツが登場。第3弾では『SF14』のフロントウイングと、全日本F3選手権を戦った宮田莉朋の『TOM’S F317』のサイドポンツーンが販売される予定だ。

 販売形式は今回もオンラインショップでの先着販売となる。各商品とも無くなり次第終了となるがキャンセル等、売買が不成立となった場合は再出品される場合があるため、売り切れ後もこまめにチェックしてみよう。
 
 なお、トムスは当初、このチャリティガレージセールを全3回の予定でアナウンスしていたが、第4弾と第5弾の追加実施を発表した。第4弾は6月16日(火)20時から、第5弾は6月21日(日)12時より実施予定となっている。



TOM’Sチャリティーガレージセール第3弾を開催。収益の一部は医療従事者支援のために寄付

先着順で貴重なレーシングカーのパーツなどを購入可能

レーシグチームのトムスは、現在も新型コロナウイルス(COVID-19)の最前線で活動している医療従事者への支援を目的とした第3回「TOM’Sチャリティガレージセール」を、6月9日(火曜日)16時から公式オンラインショップにおいて開催する。

さらにこれまでの好評を受けて、第4回(6月16日20時~)と第5回(6月21日12時~)を続けて開催することを決定した。このチャリティガレージセールでは、写真のスーパーフォーミュラマシンのフロントウイングなど、希少価値の高いレーシングカーのパーツや、ドライバーが実際に着用していたユニフォームなどを出品。この販売で得られた収益の一部は、医療従事者への支援として、日本赤十字社へと寄付される。

第3回に出品されるアイテムは下記の通り。オンラインで先着順にて販売され、なくなり次第終了。キャンセルなど、売買が不成立になった場合には再度出品を行う場合もある。

■チャリティガレージセール出品グッズ

・中山雄一「ネーム入りレーシングスーツ」本人着用レース使用品

・アンドレア・カルダレッリ「ネーム入りレーシングスーツ」本人着用レース使用品

・ジェームス・ロシター「ネーム入りレーシングスーツ」本人着用2017年レース使用品

・ジェームス・ロシター「ネーム入りレーシングスーツ」本人着用2015年レース使用品
・サッシャ・フェネストラズ「ドライビンググローブ」直筆サイン入り

・中嶋一貴 「サイドポンツーン(左」)レース車両使用品

・中嶋一貴「チームTシャツ」本人着用品
・中嶋一貴「SF14車両 フロントノーズ」レース車両使用品
・ジェームス・ロシター「SF14車両フロントウイング」レース車両使用品

・宮田莉朋「F3サイドポンツーン(左)」レース車両使用品
・アンドレ・ロッテラー「ドライビングシューズ」本人着用テスト品

・アンドレ・ロッテラー「ネーム入りレーシングスーツ」本人着用レース使用品

■イベント概要

開催場所:トムス公式オンラインショップ(下記参照)
販売形式:オンラインで先着順にて販売(なくなり次第終了)
開催期間:2020年6月9日(火)16時~

【問い合わせ】
トムス アフターマーケット販売部
TEL03-3704-6191
Posted at 2020/06/13 21:08:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年06月13日 イイね!

2.5Lだから型式はGT9になるのかな?今更別のアルファベットとかをって事も無いだろうし

2.5Lだから型式はGT9になるのかな?今更別のアルファベットとかをって事も無いだろうしスバル クロストレック に2021年型、表情変化…米国発表

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは6月9日、2021年モデルの『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)を発表した。

◆グリルやバンパーが新デザイン

2021年モデルでは、エクステリアのデザインを変更した。フロントグリルを、従来よりもメッキを太くした新しいデザインに改めた。フロントバンパーも、フォグライトカバーまたはフォグライトインサートカバーが新デザインとなり、イメージチェンジが図られている。

2021年モデルでも、大胆なSUVデザインは健在だ。ブラックの17インチアルミホイール、ルーフレール、ブラックサイドクラッディング、グロスブラックのルーフスポイラーを装備した。タフな外観は、最低地上高220mmを備えた高機能シャシーと組み合わせられ、都市走行でもオフロード走行でも優れた実用性を発揮するという。

◆2.0リットルボクサーは最大出力152hp

2021 年モデルのクロストレックには、主要グレードに2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを引き続き搭載する。最大出力は152hp、最大トルクは20kgmを引き出す。トランスミッションは6速MTが標準だ。オプションで、CVTの「リニアトロニック」が用意される。CVT搭載車の米国EPA(環境保護局)予想燃費は、高速道路でおよそ14km/リットルを実現している。

すべてのCVT搭載モデルは、ステアリングホイールにパドルシフトが付き、8速マニュアルモード機能を備えている。「X-MODE」と「ヒル・ディセント・コントロール」も標準だ。ベースモデルには、ローシフトモードを備えており、坂を下るときのコントロール性能を引き上げる。

◆最新のアイサイト

2021年モデルには、先進運転支援システム(ADAS)として、最新の「アイサイト」がCVT車に標準装備される。このアイサイトは、2021年モデルでは、レーンセンタリング機能を備えた「アドバンスド・アダプティブクルーズコントロール」で強化された。衝突を回避する自動ブレーキも採用される。「プリコリジョン・スロットル・マネジメント」、「レーン・ディパチャー・プリベンション」、「先行車発進アラート」、オートスタート&ストップ、「SI-DRIVE」などが含まれる。

CVT車のSI-DRIVEは、ドライバーが「インテリジェント」モード、または「スポーツ」モードを選択して、車両のスロットル特性を調整できるパワートレインパフォーマンスマネジメントシステムだ。インテリジェントモードを選択すると、アクセル入力をスムーズにして燃料を節約し、スポーツモードではスロットルを調整して、パフォーマンスを強調する。

CVT車の「リアシートリマインダー」は、降車する前にリアシートを確認するようドライバーに警告することで、子どもやペットの車内置き去りを防止する。

◆全車に「STARLINK」マルチメディアシステム

2021年モデルには、全車に「STARLINK」タッチスクリーン付き6.5インチマルチメディアシステム、グーグルの「Android Auto」とApple の「CarPlay」、60対40の分割式リアシート、燃費情報付きのマルチファンクションディスプレイ、キーレスエントリー、エンジンイモビライザー付きセキュリティシステムが装備される。キャビンは、センターダッシュパネルとフロントとリアのドアパネルにブラックのカーボンファイバー調仕上げが施された。

「プレミアム」グレードには、STARLINK の6.5インチマルチメディアプラスが追加される。デュアルUSBポートも装備している。オプションで、「レーンチェンジアシスト」と「リアクロストラフィックアラート」によるブラインドスポット検出が行える。

◆最上位グレードに182hpの2.5リットルボクサー

「リミテッド」グレードは、最上位モデルだ。LEDステアリング連動ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、 LEDフォグランプが標準装備される。STARLINK 8.0インチマルチメディアプラスシステムと、カラーLCD付きのマルチファンクションディスプレイも採用される。

リミテッドには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は182hpを引き出す。ブラックの専用18インチアルミホイール、ウインカー付きのボディ同色ドアミラーを備えている。リミテッドは、「ハイビームアシスト」が標準だ。レーンチェンジアシストと、リアクロストラフィックアラートによるブラインドスポット検出も標準装備されている。


米スバル、クロストレック の2021年型を発表 6月9日

SUBARU(スバル)の米国部門は、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)の2021年モデルを、6月9日に初公開すると発表した。

米国向けのクロストレックには、直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを積む。最大出力は152hp/6000rpm、最大トルクは20kgm/4000rpmを発生する。トランスミッションはグレードに応じて、6速MTまたはリニアトロニックCVTを組み合わせる。

スバルの米国部門は、このクロストレックの2021年モデルを、6月9日に初公開する予定だ。エクステリアや安全面などに、アップグレードが施される。

また、2021年モデルには、新グレードの「スポーツ」が設定される。スバルによると、スポーツには、よりパワフルなエンジンが搭載されるという。

なお、スバルは、2021年モデルのティザーイメージを1点公開した。スバルは、史上最もファン・トゥ・ドライブなクロストレックになる、としている。


スバル新型「クロストレック」のティザー画像公開!新グレード&馬力アップを予告か

■スバルの新型「クロストレック」とは

 スバルの北米公式サイトに、「クロストレック(日本名:XV)」の新型となる2021年モデルのティーザー画像が公開され、現地時間2020年6月9日にお披露目することを明らかにしています。

 現在、北米市場では、2リッター水平対向4気筒エンジンを搭載するガソリン車に「クロストレック/クロストレック プレミアム/クロストレック リミテッド」という3グレードを設定。

 さらには、スバル初のプラグインハイブリッドシステムを搭載する「クロストレック ハイブリッド」をラインナップしています。

 今回のティザー画像では、リア部分に「クロストレック スポーツ」という新しい名称が付けられおり、新しいグレードが設定される可能性があります。

 また、ティザーサイトでは、次のように書かれています。

「クロストレックは、オフロードでもストリートでも、どんな冒険にも対応できる、ほかに類を見ないライトサイズのコンパクトSUVです。

 私たちがこれまでに作ったなかでもっとも冒険的で、運転するのが楽しいクロストレックをお披露目します」

※ ※ ※

 2021年モデルとなるクロストレックは、効率的な燃費、標準装備のシンメトリカルAWD、スバルの信頼性はそのままに、馬力、スタイル、安全性を向上させ、よりエキサイティングなモデルに生まれ変わるといいます。

 新しいクロストレックがどのようなスペックになるのかは、2020年6日9日(現地時間)に明らかになります。


【2.5Lボクサーも】北米スバル・クロストレック(XV)改良新型 「スポーツ」登場

2.5L水平対向 北米仕様車に

北米スバルは、小型SUV「クロストレック」(日本名:XV)の2021年モデルを発表した。新たに、2.5Lエンジンがラインナップに加わっている。

クロストレック全車について、外観はフロントバンパーが意匠変更され、フォグライトまわりが新デザインに。フロントグリルもこれまでのものから見た目が変わっている。

2.5Lのボクサーエンジン(182hp)が搭載されるのは「リミテッド」と、新しく追加される「スポーツ」というグレード。2.0Lユニットが積まれるのは「ベース」「プレミアム」だ。

2.5Lユニットは、北米では2019年からフォレスターに搭載されている。組み合わされるトランスミッションはCVT(リニアトロニック)である。

・最高出力:182hp
・最大トルク:24.3kg-m

クロストレック・スポーツ 内装

2.5Lを積む「スポーツ」については、Xモードが搭載され「スノー/ダート」「ディープスノー/マッド」を選択できるほか、ヒルディセント・コントロールも装備される。

この「スポーツ」グレードは、専用デザインのホイールアーチ・モールディング、スポーツ・タイプ・17インチ・ホイール(ダークグレー仕上げ)を採用するほか、フロントグリル/サイドミラー/エンブレムがガンメタ・フィニッシュとなっている。

「スポーツ」では、内装が鮮やかなイエローステッチを楽しめるStarTex仕様に。

PVC、塩素のほか、使用規制の動きが強まっているマテリアルを製造時に使用しない軽量なウレタン素材を用いたのが特徴である。

改良新型スバル・クロストレック(北米仕様)は、米国で今夏発売される予定だ。


スバル新型「クロストレックスポーツ」発表!ゴツいデザインで登場

■スバルの新型「クロストレックスポーツ」とは

スバルの北米公式サイトに、「クロストレック(日本名:XV)」の2021年モデル発表。そのひとつとして、新たなスポーティグレードとなる「クロストレックスポーツ」をお披露目しました。

 これまで、北米市場の販売されるクロストレックには、2リッター水平対向4気筒エンジン(最高出力152馬力)を搭載するガソリン車にクロストレック(ベース)/クロストレックプレミアム/クロストレックリミテッドという3グレードを設定していました。

 今回の2021年モデルでは、クロストレック(ベース)/クロストレックプレミアムは継続して、2リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。
 
 クロストレックリミテッドと今回、新たなグレードとして追加された「クロストレックスポーツ」には、「フォレスター(2019年モデル)」に搭載された新しい2.5リッター水平対向4気筒エンジン(最高出力182馬力)を採用しました。

 また、従来と同じくスバル初のプラグインハイブリッドシステムを搭載する「クロストレック ハイブリッド」を継続販売されるようです。

 新たに追加されたクロストレックスポーツの外観デザインは、アグレッシブなフロントグリルやフェンダアーチのモールディング、ガンメタル仕上げのアクセント、ダークグレーのホイール、専用色のプラズマイエローパールなど、ほかのクロストレックとは異なるデザインとなっています。

 室内においても、イエローのコントラストステッチとイエローのアクセントトリムを配しているほか、シートには撥水加工が施されています。

 また、クロストレックにはさまざまな天候や路面状況に対応する車両統合制御技術「X-MODE」が搭載されていますが、クロストレックスポーツは同ラインナップで唯一となる2モードの「X-MODE」を採用。

「SNOW/DIRT」および「DEEP SNOW/MUD」の最適な走行モードが選択可能なほか、ヒルディセントコントロールも搭載しています。

 クロストレックスポーツのティザーサイトでは、「私たちがこれまでに作ったなかでもっとも冒険的で、運転するのが楽しいクロストレック」と説明するなど、よりアクティブなユーザー向けのモデルといえます。

※ ※ ※

 また、クロストレックスポーツ以外のグレードでも、2021年モデルではフロントバンパーのデザインを一新し、フォグランプインサートカバーやフォグランプカバーを採用したほか、フロントグリルのデザインを一新し、トリムごとに細部にこだわったデザインとしています。

 さらに、スバルの運転支援システム「アイサイト」は2021年モデル向けに改良され、アクティブレーンキープ機能を備えたアダプティブクルーズコントロールを新たに搭載しました。

 新たに加わったクロストレックスポーツやほかの2021年モデルは、北米市場で2021年秋頃に発売予定です。


スバル クロストレック に「スポーツ」、2.5リットルエンジン搭載のオフロード仕様…米国発表

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは6月9日、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)に、新グレードの「スポーツ」を設定すると発表した。

◆スポーツ専用の内外装

スポーツは、エクステリアに専用のホイールアーチモールディング、ダークグレー仕上げのスポーツタイプ17インチアルミホイールを装備した。フロントグリル、ドアミラー、エンブレムはガンメタルで仕上げられる。スポーツのボディカラーは、新色のプラズマイエローパールとホライゾンブルーパールを含む7色から選択できる。

スポーツのインテリアには、イエローのステッチが施されたシートなどに、専用素材の「StarTex」が使用される。StarTexは、ポリ塩化ビニール(PVC)、フタル酸エステル、塩素を使用せずに製造された軽量ウレタン素材だ。カーボンファイバーのインテリアトリムアクセントも装備される。メーターには、カラーLCDとイエローのメタリックフィニッシュトリムリングが備わる。

イエローのステッチは、ドアトリムパネルのレザー製アームレスト、革巻きステアリングホイール&シフトレバー、マルチファンクションディスプレイのバイザー、センターコンソールの収納ボックスのふたに使用される。フロアマットは、スポーツのロゴとイエローのステッチが配された。フロアマットの裏地には、リサイクル素材のポリエチレンテレフタレート(PET)を導入する。高出力のLEDリアゲートライトも装備された。

◆2.5リットルボクサーは最大出力182hp

スポーツのパワートレインには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンが搭載される。最大出力は182hp、最大トルクは24.3kgmを引き出す。他のグレードの2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジン(最大出力152hp、最大トルク20kgm)に対して、30hp、4.3kgmパワフルとなる。

トランスミッションは、CVTの「リニアトロニック」で、駆動方式はアクティブ・トルク・ベクタリング付きのシンメトリカルAWDだ。米国EPA(環境保護局)の予想燃費は、高速で約14.5km/リットルとした。

スポーツには、ヒルディセントコントロール付きの2モードの「X-MODE」を、クロストレックシリーズで唯一搭載する。X-MODEは、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するシステムだ。

雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時は「SNOW・DIRT」モード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まるような道では「DEEP SNOW・MUD」モードを設定。スイッチ操作で、モードを選択するだけで、さまざまな道を安心して走行できる。また、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では、ヒルディセントコントロールが作動。ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などにおいて、常に一定の車速を維持しながら下ることができる。

◆最新のSTARLINKマルチメディアシステム

スポーツには、最新の「STARLINK」マルチメディアシステムが標準装備される。高解像度のタッチスクリーンを備えており、Appleの「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」、Bluetoothハンズフリー通話やオーディオストリーミング接続、電話の音声起動コントロールなどの機能が使える。標準装備されている6.5インチマルチメディアプラスは、シングルディスクCDプレーヤー、「SiriusXM」オールアクセスラジオ、SiriusXM の「TravelLink」、STARLINKアプリ、Wi-Fiホットスポット機能などがある。

オプションの8.0インチ「マルチメディアプラス」は、無線アップデートと近距離無線通信が採用される。STARLINKのコネクテッドサービスには、3つのパッケージが用意される。「STARLINK セーフティ・プラス・パッケージ」には、SOS緊急アシスト、強化されたロードサイドアシスト、自動衝突通知、メンテナンス通知、車両診断レポートと診断アラートが含まれている。

「STARLINKセーフティ・プラス&セキュリティ・プラス・パッケージ」には、リモートコントロールエンジンスタート&クライメートコントロールを装備した。盗難車の発見サービス、車両セキュリティ警報通知、リモートロック/ロック解除、リモートホーンとライトも採用する。

「STARLINKコンシェルジュ・パッケージ」では、レストランやホテルの予約、スポーツや劇場イベントのチケットの購入、サービスの予約などの便利な機能が利用できる。



一応こっちもマイチェン情報って感じだね

スバル「インプレッサ」に初のe-BOXER登場! ハイブリッドモデルが復活へ

■新型「インプレッサ e-Boxer」をドイツで発売

 スバルのドイツ法人は、2020年6月8日に同社「インプレッサスポーツ」に水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたパワーユニットのe-BOXERを搭載する「インプレッサe-BOXER」の発売ならび価格を明らかにしました。

 日本市場では、「フォレスター」や「XV」に搭載されているe-BOXERですが、ドイツではインプレッサスポーツにもe-BOXERを搭載する2020年モデルを設定しました。

 このe-BOXERモデルでは、新デザインのL型メッキ加飾が加わるほか、ランプ類にはLEDが標準装備されています。

 内装の特徴は、ドアパネルとシートが改良されオートマチック・エアコン・コントロールとマルチファンクション・ディスプレイに新しいパネルが採用されました。

 パワートレインは、2リッター水平対向ガソリンエンジン(最高出力150馬力)と小型電気モーター(16.7馬力)を組み合わせた仕様で、標準装備のドライブアシストシステム「SI-Drive」と連動して、エンジン特性を調整することができるほか、ガソリン車には従来の1.6リッター水平対向ガソリンエンジン(114馬力)も継続してラインナップされます。

 また、今回の2020年モデルに標準装備されるアイサイトは、衝突警報付きの緊急ブレーキシステムとアクティブ車線逸脱警報システムなどを組み合わせたもので、これに坂道での横転を防ぐ自動車両保持システムが加わっています。

 ドイツ市場でのインプレッサのグレード展開には、3種類のガソリン車が2万2990ユーロから2万7990ユーロ(約281万円から約342万円)です。

 また、新たに加わったe-BOXERモデルは2万9990ユーロ(約357万円)から設定されています。

※ ※ ※

 今回、ドイツで発売されるインプレッサスポーツのe-BOXERモデルが日本市場へ導入されるかは未定です。

 しかし、先代となる4代目インプレッサスポーツにはハイブリッドモデルが設定されていたこともあり、ユーザーからは現行(5代目)でもハイブリッドモデル(e-BOXER)を望む声もあるといいます。



スバルXVがマイナーチェンジ|デザイン刷新で北米先行発表、日本デビューも間近か

スバル オブ アメリカは、小型クロスオーバーSUV クロストレック(日本名:XV)の2021年モデルを6月9日に発表。2021年モデルでは、約185馬力を発生させる2.5リッター水平対向エンジン搭載のグレードが新たに設定された。なお、販売開始は、米国で2020年夏頃からを予定している。

デザインの変更とアイサイトを進化させた2021年モデル

スバル クロストレック 2021年モデルは、新デザインのフロントバンパーとフロントグリルへと変更。

グレードは、「ベース」「プレミアム」「リミテッド」「スポーツ」の4グレードとなり、「ベース」と「プレミアム」には、2.0Lの水平対向4気筒エンジンを引き続き搭載し、トランスミッションは6速MTが組み合わされ、CVTはオプション設定。なお、「ベース」以外のCVTモデルには、パドルシフトを備えた8速マニュアルモード機能が付いている。

安全面では、CVTモデルのアイサイトにレーンセンタリングを備えたアダプティブクルーズコントロールを装備した。

新グレード「スポーツ」の特徴

スバル クロストレック「スポーツ」には、「SNOW/DIRT」および「DEEP SNOW/MUD」の走行モードを選択できるヒルディセントコントロール付きX-MODEを採用し、悪天候でも安定した走行を実現。

インテリアには、黄色のステッチが施されたStarTexを使用している。

「スポーツ」主な装備一覧

・ホイールアーチモールディング

・ダークグレースポーツタイプ17インチアロイホイール

・フロントグリル

・サイドミラー

・ガンメタ仕上げのバッジ

・革製ドアトリムパネルアームレスト

・革巻きのステアリングホイール

・シフトブーツ

・多機能ディスプレイバイザー

・「スポーツ」ロゴと黄色ステッチのフロアマット

・ガンメタルとカーボンファイバーのインテリアトリム

・カラーLCDと黄色のメタリックフィニッシュトリムリングのコンビネーションメーター

・LEDリアゲートライト

など



情報掴んだ!! 新型XVと新型インプレッサ今秋登場! ついにインプにe-BOXER初搭載!!

 北米とドイツのスバルが2020年6月に発表した、2台のスバル車に注目したい。

 まず1台は、北米スバルが6月9日に発表した、クロストレック(日本名XV)の2021年モデル。

 新デザインのフロントバンパーやフロントグリルなどエクステリアのデザインを変更するとともに、新グレードのスポーツを追加し、新たに2.5Lの水平対向4気筒エンジンを搭載した。

 そしてもう1台は、6月8日、ドイツスバルが発表した、インプレッサスポーツのe-BOXER搭載モデルだ。これまでマイルドハイブリッドのe-BOXERはXV(海外名クロストレック)やフォレスターには用意されていたが、インプレッサには初搭載となる。

 はたして、日本より先に海外で発表されたXVとインプレッサスポーツは、日本ではいつ発売されるのか? 

文/ベストカーWeb
写真/SUBARU

【画像ギャラリー】新型クロストレック(日本名XV)と新型インプレッサを写真でチェック!

2020年10月、日本のXVもビッグマイナーチェンジで大幅変更

新型2.5L水平対向エンジンを搭載したクロストレック(日本名XV)のスポーツグレード

 まず、北米スバルが発表したクロストレック(日本名XV)の2021年モデルから紹介していきたい。

 エクステリアデザインは、フロントバンパーやフォグランプカバーおよびフォグランプインサートカバーのデザインを変更、グリルもメッキ部分が大きくなった。

 FB型2.5L、水平対向4気筒エンジン(182hp/24.3kgm)が搭載されるのは「リミテッド」と、新しく追加される「スポーツ」というグレード。

 ベースモデルとプレミアムにはFB20型2L、水平対向4気筒エンジン(152hp/20.5kgm)が搭載される。

 そして、もう1つのグレード、ハイブリッドというグレードには、2L、水平対向4気筒ユニットに2つのモーターを組み合わせたPHVユニットを搭載している。

 このPHVユニットは137hp/18.5kgmを発生するFA20型2L、水平対向4気筒に、118hp/20.6kgmを発生するモーターを組み合わせたもので、駆動方式はシンメトリカルAWD。

 新たに追加されたスポーツというグレードは、エクステリアに専用のホイールアーチモールディング、ダークグレー仕上げのスポーツタイプ17インチアルミホイールを装備したほか、フロントグリル、ドアミラー、エンブレムはガンメタリックカラーとなる。

 インテリアは、イエローのステッチが施されたシートには、Starexと呼ばれる軽量ウレタン素材が使われ、カーボンファイバーのインテリアトリムアクセントも装備される。メーターには、カラーLCDとイエローのメタリックフィニッシュトリムリングが備わる。

汚れがつきにくい素材が使われているクロストレックスポーツのインテリア

 また、ヒルディセントコントロール付きの2モードの「X-MODE」をクロストレックシリーズで唯一搭載する。

 X-MODEは、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するシステムだ。

 雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時はSNOW/DIRT」モード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まるような道ではDEEP/SNOW/MUDモードを設定できる。

 さて、気になるのは、この新型2.5Lエンジンが日本のXVに搭載されるのか、ということ。そのあたりをスバル関係者に直撃したが「日本仕様にはPHVを含め、2.5Lエンジンの導入予定はまったくありません」とのこと。実に残念だ。

 ただし、2020年10月に行われる予定のビッグマイナーチェンジで、XVのエクステリアのデザイン変更が行われるとのことだ。スポーツという新グレードも設定される可能性が高い。

クロストレックリミテッド

インプレッサスポーツにe-BOXERを追加

ドイツスバルが発表したインプレッスポーツe-BOXER。日本には2020年10月の年次改良で搭載される見込み

 日本における現行インプレッサスポーツおよびG4は2016年10月にデビューし、2019年10月にフェイスリフトを含むビッグマイナーチェンジが行われた。

 そんななか、ドイツスバルが突如、日本より先に、インプレッサスポーツにe-BOXERモデルを追加したと発表した。

 e-BOXERは、すでにXVやフォレスターに搭載されているマイルドハイブリッドで、145ps/19.2kgmの2L、水平対向4気筒に13.6ps/6.6kgmを発生する電気モーターを組み合わせている。

すでにXVやフォレスターに搭載されているe-BOXERがインプレッサに初搭載された

 ヘッドライトやテールライトはLEDが標準装備となり、L字型のメッキ加飾フォグランプベゼルなど、バンパー回りのデザインも変更され、新しい10スポークのアルミホイールも設定された。

 また、標準装備されるアイサイトは、衝突警報付きの緊急ブレーキシステムとアクティブ車線逸脱警報システムなどを組み合わせたもので、これに坂道での横転を防ぐ自動車両保持システムが加わっている。

 さて、今回ドイツスバルが発表した、インプレッサスポーツe-BOXERは日本では発売されないのか? 

 スバル関係者に話を聞いたが、日本ではe-BOXER比率(XV)が全体の7割に達する人気グレードとなっており、これを受けて日本にも昨年の年次改良から1年後、2020年9月に行われる年次改良でインプレッサスポーツにもe-BOXERモデルが追加される予定。

XVのe-BOXER比率は全体の7割と高いため、インプレッサスポーツにもe-BOXERが追加ラインナップされることになったようだ
Posted at 2020/06/13 20:57:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2020年06月13日 イイね!

ガラスのミッションなんて言われていた時代あったんだね〜

ガラスのミッションなんて言われていた時代あったんだね〜ホンダNSX開発陣が見せた応用力。“余分なギヤ”とフォーミュラ転用パーツでギヤボックスを最適化【スーパーGT驚愕メカ大全】

 1994年に始まった全日本GT選手権(JGTC。現スーパーGT)では、幾多のテクノロジーが投入され、磨かれてきた。ライバルに打ち勝つため、ときには血の滲むような努力で新技術をものにし、またあるときには規定の裏をかきながら、さまざまな工夫を凝らしてきた歴史は、日本のGTレースにおけるひとつの醍醐味でもある。

 そんな創意工夫の数々を、ライター大串信氏の選定により不定期連載という形で振り返っていく。第5回となる今回は、00年にホンダNSXが採用したギヤボックスを取り上げる。

連載第1回はこちら
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 GTに限らず、レーシングカーの開発は車両規則というワクの中で行なわれる。技術者たちは、そのワクの中で考えられる限界を極め、最も高性能な車両を生み出そうと努力を重ねるのだが、いったんできあがった完成形に改良を加える際には、ややこしいことになる。

 というのもさまざまな制限や条件を満たして限界を極めた完成形のどこかに改良を加えようとすると、その変化が他の箇所に影響して車両規則のワクの中に収まらなくなってしまうことがあるからだ。2000年型のNSXにそれが起きた。

 この年、技術陣(当時エンジンは無限、車体は童夢が担当し、ホンダ=本田技術研究所がバックアップする形で参戦)はNSXに思い切った改造を加えて次世代のマシンに進化させようと考えた。NSXは市販状態でコンパクトなミッドシップカーを目指し、V型6気筒エンジンを横置きに搭載していた。当時はJGTC車両も車両規則でエンジンは横置きのまま使わなければならなかった。

 しかし市販車同様、前側バンクのエキゾーストパイプをエンジン下に通して後方へ伸ばす限り、エキゾーストパイプが邪魔をするのでエンジンの搭載位置を下げ低重心化するには限界があった。

 だが2000年に向けて開発陣は、エキゾーストパイプをエンジンの横に通す大改造を加えて重心高を下げることに成功した。

 このとき開発陣は「どうせ大改良を加えるならばエンジン搭載位置を下げるだけではなく、前進させて前後重量配分も改善しよう」と考えた。ところがここに大きな課題が生じてしまった。車両規則はホイールベースの変更を禁じていたからだ。

 同じホイールベースの中で横置きエンジンを前進させればギヤボックスとデファレンシャルも前進し、デファレンシャルの位置と後輪車軸がずれてドライブシャフトに後退角がついてしまう。

 当然そのままでは駆動系の耐久性にとって大問題になる。いったんでき上がった完成形に改良の手を加えた結果、その影響でそれまでの完成形が崩れ、車両規則の中で成立しなくなる典型例である。

 この問題を解決するため考え出されたのがギヤボックスの大改造だった。デフの出力軸が前進してしまった分、エンジンとギヤボックスの間にギヤを追加してギヤボックス全体を後退させれば帳尻が合う。

 しかし技術陣はこれだけで仕事を終わらせなかった。せっかく余分なギヤを増やすのであれば寸法を合わせるだけではなく、もっと積極的に使おうと考えたのだ。

■軽量化だけでなく、空力面などでもメリットあり

 エンジンとギヤボックスの間に追加する余分なギヤ=アイドラギヤの歯数を調整してギヤボックスへの入力回転数を上げれば、同じトルクを伝達するときギヤボックスが受け持つ負荷は減る。

 横置きギヤボックスの中には、前進6段の変速を受け持つギヤがシャフトに串刺しになった形で横向きに並んでいて、ギヤにはエンジンのパワーや車体重量によって負荷がかかるから、ギヤの1枚1枚はそれなりの厚みを持っている。

 だがアイドラギヤで入力を増速してやれば、ギヤにかかる負荷は減るからギヤを薄くできる。そうすればギヤボックスの幅を狭めることができるのではないか。

 そこで技術陣は当時フォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)で使われていたギヤを流用することにした。

 フォーミュラ・ニッポン用ギヤは、かかる荷重が少ないので車重が1トン以上あるGT用ギヤに比べてその厚みはおよそ半分。6速分のギヤが薄くなれば横置きギヤボックスの横幅は一気に狭められる。

 ギヤボックスケースの横幅が狭くなれば、エンジンルームの空間が広がり、後部の軽量化が実現すると共に空気が流れやすくなって冷却面でも空力面でも大きなメリットが得られる。

 アイドラギヤを追加しFニッポン用ギヤセットを流用した新しいギヤボックスは、構造が複雑化したりフリクションロスが増えたりするデメリットもあったが、まさに一石二鳥のアイデアであった。

 実際、新しいギヤボックスは当初トラブルを多発し、「ガラスのミッション」と呼ばれることになった。しかし改良が進み信頼性が増すとNSXはその威力を発揮し、シリーズ7戦中4回の優勝を遂げてチャンピオンカーとなったのだった。
Posted at 2020/06/13 20:36:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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