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2020年09月14日 イイね!

やっぱり911の源流は356にあるんだね〜見た目的にも

やっぱり911の源流は356にあるんだね〜見た目的にも魔改造ポルシェ「356」は9000万円!! クラシックカーのカスタムもセンス次第!

■MOMO製ホイールを装着することからプロジェクトはスタート

 2017年のSEMAショー。アメリカはもちろんのこと、世界各国から多くの出展者を集めるカスタムカーが主役のトレーディング・ショー(業者のための商談を目的としたショー)の会場に、今回紹介するポルシェ「356」はあった。

 それをポルシェ356と呼ぶことに興奮を隠せないアウトローなファンもそこには多くいただろうし、逆に顔をしかめる正統派のファンもいたはずだ。

 なぜなら、貴重なポルシェ356を世界で唯一無二のスタイルにカスタムビルドした、「MOMO 356 RSR アウトロー・バイ・エモリー」とネーミングされた、確かにアウトローな世界を狙った1台の356だったからだ。

 RSRアウトローを製作したのは、ポルシェ356のチューニングとドレスアップでは世界的に有名な、ロッド・エモリーだ。

 エモリーは、このRSRアウトローのベースとなる半ば朽ち果てた356を2012年に発見し、そこから新しいデザインのレンダリングをSNSに投稿する。

 それにいち早く反応したのが、ステアリングホイールなどのレーシング・エクイップメントのメジャー・ブランドであるMOMOオートモーティブグループの会長である、エンリケ・シスネロスだったのだ。

 エモリーに全面的な信頼を寄せていたシスネロスからのオーダーはわずかにふたつ。

「MOMOのホイールを装着し、エグゾーストからはかつての多くのレーシングポルシェがそうであったように、排気とともに炎を吹き出すように」というシンプルなものだったという。

■外は「356」、中身は「964」の正体とは?

 製作プロジェクトの始まりは、新ホイールのデザインと製作からであった。

 デザインは、1970年代と1980年代にポルシェ「935」や「962C」などの足元を飾った、高性能で古典的なデザインの5スポーク・センターロックホイールからインスピレーションを得た。

 結果は大成功だったといえるだろう。そのデザインと伝統のイエローのエンブレムからは、一瞬でそれがMOMO製のものであることが認識でき、またそのデザインはアウトローのコンセプトにボディデザインとともに素晴らしくマッチしている。

 サイズはフロントが7J×17、リアが8J×17の設定。2020年初頭には、この「ヘリテージ5」ホイールをベースとした「ヘリテージ6」ホイールのセールスもスタートしている。ポルシェのカスタマーには気になるところだ。

 ここからエモリーは、2012年に発見した1960年型のポルシェ「356Bクーペ」のレストアを開始……とは、シンプルにはいかなかった。なぜならこのRSRアウトローのボディやメカニズムは、1990年型の964型「911」をマッチングさせたからである。

 搭載されるエンジンは、そもそも964型に使用されていた3.6リッター水平対向6気筒エンジンの中間シリンダー2本をカットして、356と同様に水平対向4気筒ツインターボとしたもので、これにはロスポートレーシングとターボクラフトの両社が協力している。

 注目の最高出力は、ダッシュボードにレイアウトされた935スタイルのブーストコントローラーを使用すると、325psから375psの間で調整することができる。

 一方で車重はわずかに1950ポンド(約884kg)であるから、いかにハイグリップなピレリ製タイヤを装着するとはいえ、その走りには十分なスキルが必要かもしれない。

 インテリアのフィニッシュも実にレーシーな雰囲気だ。もちろんここでもMOMO製のプロダクトは多数使用されており、そのままサンデーレースなどにエントリーすることもできる。まさに時空を超えて復活を果たしたポルシェ356といえるだろう。

 今回のRMサザビーズでの落札価格は、実に85万8000ドル(約9010万円)と相当な高額となった。

 単なるレストアとは異なる、クラッシックカー・チューニングの世界、そしてそれに熱狂的なファンが存在することを証明する、好例であったといえる。
Posted at 2020/09/14 23:33:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月14日 イイね!

今となってはダイハツだけじゃなくてOEMでスバルとトヨタでも出しているから台数は伸びるよ

今となってはダイハツだけじゃなくてOEMでスバルとトヨタでも出しているから台数は伸びるよダイハツ、スマートアシスト累計販売300万台超 7年8カ月で到達

 ダイハツ工業は7日、衝突回避支援ブレーキなど予防安全機能「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数が300万台を超えたと発表した。2012年12月にマイナーチェンジした「ムーヴ」に軽自動車初の衝突回避支援ブレーキとして搭載して以降、7年8カ月で到達した。

 スマートアシストはムーヴに搭載以降、採用車種を拡充。乗用車だけではなく、「ハイゼット」などの商用車にも展開し、現在までに軽自動車12車種、小型車4車種に採用車種を増やした。スマートアシスト設定車に占める選択率は約9割に上るという。性能向上も進めており、当初は赤外線を使用するレーザーレーダーで検知するシステムだったが、3世代目でステレオカメラを採用したほか、今年6月に発売した「タフト」ではカメラを刷新して夜間検知性能を向上した。
Posted at 2020/09/14 23:25:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月14日 イイね!

2.4Lを載せるんだったら1.5Lとかで過給器付けてフラットトルクを目指すとかじゃダメなのかな〜

2.4Lを載せるんだったら1.5Lとかで過給器付けてフラットトルクを目指すとかじゃダメなのかな〜まもなく生産終了の86&BRZ! 世界的に稀少な日本発の「小型FRスポーツ」の海外評とは?

 スバルが作るトヨタのスポーツカーに登場前は賛否両論

 2011年3月、スイス・ジュネーブモーターショーのスバル(当時は富士重工)ブースに登場した、スケルトンの技術展示。

 名称は「ボクサー スポーツカー アーキテクチャ」だ。

 この頃のスバルといえば、アメリカ市場を最優先を掲げており、「インプレッサ」を筆頭に「フォレスター」、「レガシィ」、「アウトバック」と商品企画のアメリカシフトが加速し始めていた。

 こうした流れのなかで、スバルとして北米向け2ドアスポーツカーが欲しいと考えていたが、1社では販売台数が限定的のため、結果的にトヨタに対するOEM供給を行うことで合意していた。

 スバルが作る、トヨタのスポーツカー。

 いったいどんなクルマに仕上がるのか、その発想も含めて、日本のユーザーの間では賛否両論があったのは事実だ。

 筆者が最初にBRZプロトタイプに試乗したのは、栃木県のツインリンクもてぎ。その走りについて「まるで四輪駆動車のように、物凄く安定したコーナーリング特性」という印象を強く持った。

 その際、開発担当者からは「トヨタ86のサスの味付けは、トヨタ幹部からの要望があり、これ(BRZ)とは走りのイメージを少し変えた」と話していた。

 主戦場アメリカでは着実にファン増やす

「86」の製品企画担当者である多田哲哉氏は、アメリカ駐在時代にロータリーエンジン搭載車でローカルレースに出るなど、「アメリカ」や「レーシーな走り」に理解が深い人物である。

 北米向け「86」は、北米トヨタによる独自のサイオンブランドから発売され、モデル名称は「FR-S」とし、順調に販売数を伸ばした。

「FR-S」がアメリカ人に受け入れた背景には、90年代末から2000年代初頭に全米で爆発的なブームとなった、日系改造車のトレンドがある。映画「ワイルドスピード」の初作や第二作で描かれた若者カルチャーである。

 こうした極度のブームが去った後でも、日系小型2ドアスポーツカーに対するアメリカ市場からの要望は着実に存在した。「FR-S」でも、ライトチューニングからビックタービン搭載までアフターマーケットをけん引した。

 その後、2016年にサイオンが13年間の短い歴史の幕を下ろすと、「FR-S」は日本同様にトヨタ「86」として販売が継続された。

 こうした北米での「FR-S」「86」、さらに「BRZ」について、多田氏はアメリカ現地でユーザーの声を丁寧に拾っていた。

 そうしたなかで「86のさらに上のモデルが欲しい」という声が挙がり始めた。

 それが具現化したのは、BMWと協業した「スープラ」である。

 いろいろな意味で、「86」はアメリカ人に愛され、そしてトヨタの新世代スポーツカー市場の礎となったといえるだろう。



【新型トヨタ86/スバルBRZ】生産終了はBRZが先 プラットフォームは現行と共通化 運転支援も ただし時期不明 困惑も

生産終了時期はBRZが先で86は後に

text:Yoichiro Watanabe(渡辺陽一郎)

スバルBRZのホームページには「生産終了に伴い、販売店での在庫対応のみとなります」と記載されている。日本国内で販売されるBRZの生産は既に終わり、在庫車も少数だから、実質的に購入できない状態になった。

一方、スバルからトヨタに供給される86は、同じ生産ラインで製造される車両ながら対応が異なる。

2020年9月上旬時点で、トヨタの販売店では「86のGRは終了しましたが、ノーマルタイプのグレードは今でも受け付けています」という。

また「9月上旬に契約をいただいた場合、納車は12月下旬頃になります。トヨタから生産終了の時期は聞いていませんが、おそらく12月下旬が最後の生産になるでしょう」という。

なぜBRZは生産を早々に終了して、86は今でも買えるのか。

スバルの販売店では「ブランドや地域によって、販売状況がそれぞれ異なる。BRZ、86ともに、最終的には生産を終えるが、その時期には違いが生じています」と述べている。

BRZと86の販売状況はどうなのか。

86はBRZの3.6倍 1店舗あたりはBRZが多い

コロナ禍の影響を受けたり、BRZが生産を終える前の2019年1~12月の登録台数は、1か月平均にするとBRZが108台、86は386台だった。

86はBRZの3.6倍売れていたから、長く生産するのも納得できる。

またトヨタとスバルでは、国内で展開する販売店舗数が異なる。86は発売当初からトヨタの全店が扱い、4600店舗で購入できるが、BRZを売るスバルの販売店は460店舗に限られる。

つまりスバルの販売網はトヨタの10%だ。そうなると1か月平均の登録台数がBRZは108台、86が386台であれば、1店舗当たりの登録台数はむしろBRZが多い。

そしてスバルは店舗数が少ない分だけ、メーカーと販売店の連携も図りやすいため、早期の生産終了を既存のBRZユーザーに周知徹底できた事情もあるだろう。

プラットフォームは現行型と共通化

現行型のBRZと86が生産を終えた後、次期型が登場することは間違いない。

トヨタとスバルは2019年9月に「新たな業務提携に合意した」と発表して、提携の内容に「トヨタ86/スバルBRZ 次期モデル共同開発」が含まれているからだ。

BRZと86はスポーツカーとしては好調に売れているが、ハッチバックなど、ほかのカテゴリーに比べると生産台数は少ない。

しかも水平対向エンジンに後輪駆動を組み合わせるのはBRZと86のみだ。ほかの車種と共通化できない専用設計のメカニズムも多い。

生産台数や価格の割に、1台当たりの開発コストが高まりやすい車種でもある。

そこで次期型も、プラットフォームなどは現行型と共通化する。現行型の全長:4300mm以下、全幅:1800mm以下というサイズも、運転感覚の楽しいスポーツカーを開発する上でバランスが優れている。

従ってホイールベース(前輪と後輪の間隔)の2570mmを含めて変更する必要性は乏しく、次期型も基本部分は現行型を踏襲するだろう。

その一方で改善も行う。

スバルの開発者によると「今はさまざまな知見が備わり、以前に比べると、同じプラットフォームを使いながら走行性能や乗り心地を大幅に引き上げられるようになりました」という。

詳しく見ていこう。

機能向上は幅広く 運転支援機能も

解析能力も高まり、共通のプラットフォームを使っても、補強やサスペンションの設定変更で新開発に近い効果を得られるようになった。

例えば現行型のマーチ/ノート/キックスは、すべて共通の「Vプラットフォーム」を使うが、走行安定性、操舵に対する反応、乗り心地は、車種によって大幅に異なる。

マーチ、ノート、さらにキックスと、設計が新しいほど良くなる。マーチは低価格車だから違って当然ともいえるが、ノートeパワーとキックスの差も大きい。

日産の開発者は「新しい車種ほどVプラットフォームを使い慣れて、何をすればどのように良くなるのか、今ではかなり正確に把握できている」という。

同じようなことが次期型86とBRZの開発にも当てはまる。

次期型では安全装備も大幅に進化する。現行型はアイサイトのような衝突被害軽減ブレーキを装着できなかった。開発者は「ステレオカメラを装着する地上高が低く、フロントウインドウの角度も影響して、アイサイトを装着しにくかった」と振り返る。

しかし今はカテゴリーを問わず、衝突被害軽減ブレーキと運転支援機能を装着するのが当然になった。そこで次期型では設定する。

スポーツカーは長距離ドライブにも使われるから、運転支援機能はドライバーの疲労を軽減させて安全性も高める。

このように次期86とBRZは、現行型をベースにして基本路線も踏襲するが、機能は多岐にわたって向上するわけだ。

時期不明 ユーザー/販売店、困惑気味

スバルとトヨタが次期BRZと86の開発を業務提携の内容に盛り込んだ以上、次期型の開発が相当に進んでいることは間違いない。

それなのに両社の販売店に問い合わせると「次期型の登場時期などは不明」という。

特にBRZは、生産が終わって在庫販売になった。そのスバルの販売店は、以下のようにコメントしている。

スバル販売店のコメント

「BRZは生産が終わり、もともと在庫車も少なかったので、今は販売していない状態です。それでも次期型の予定は聞いていません」

「現行型のBRZを使うお客様からは、発売までのスケジュールについて問い合わせを受けますが、2021年2月以降になる、としか返答できません」

「今後は燃費規制も厳しくなるので、開発に時間が掛かり、メーカーとしては正確な情報を伝えにくい面もあるのでしょう」

トヨタ販売店のコメント

トヨタの販売店は以下のようにコメントした。

「スバルのBRZが生産を終えたので、86も時間の問題だと思います」

「それでも終了の時期を知らされていないので、お客様には現行型を購入するなら早めに判断して欲しいと申し上げています」

「いきなり終了する可能性もあるからです。86はスバルが製造するクルマなので、約3か月間という長めの納期も含めて、トヨタにとっては特殊な車種になっています」

一般的なフルモデルチェンジでは、従来型が生産を終えると、時間を置かずに次期型が発売される。その車種が不在の期間が生じれば、売れ行きも下がるからだ。

また愛車の車検満了が近付いているのに、次期型の発売時期が不明では、ユーザーは購入計画を立てられない。車検満了に合わせて別の車種に乗り替えてしまうこともある。

ユーザーを不安にさせないためにも、BRZが現行型の生産を終えたのなら、86も含めて今後のスケジュールを明確にすべきだ。

それをしない背景には、BRZや86の登録台数が限られ、経営的なリスクが少ないこともあるだろうが、ユーザーの気持ちを優先させて欲しい。
Posted at 2020/09/14 23:22:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月14日 イイね!

こういうのってレクリエーショナルオフハイウェイビークルって言うんだね

こういうのってレクリエーショナルオフハイウェイビークルって言うんだね1000ccエンジン搭載で悪路もバッチリ走破できるヤマハのオフロード専用ビークル「Wolverine RMAX 1000」

ヤマハ発動機は、RV事業の主力製品であるROV(レクリエーショナルオフハイウェイビークル)の、同社レクリエーショナルカテゴリー初となる1,000ccエンジンを搭載した2人乗り、4人乗りの「Wolverine RMAX 1000(ウルヴァリン アールマックス 1000)」2機種を、2020年9月に北米市場などで発売。生産は米国のグループ会社Yamaha Motor Manufacturing Corporation of America (YMMC)で行なうという。

「Wolverine RMAX 1000」は、2019年~2021年中期経営計画で示したROVプラットフォームを採用したオフロード専用モデル。

最大市場である北米で特に人気の高いレクリエーショナルカテゴリーに新製品を投入することで、シェア拡大を図る。

新デザインを採用するなど顧客ニーズを満たしながら、同社の強み・個性である走行性、信頼性、快適性をさらに強化。

ドライバーの冒険欲を刺激する力強さと存在感を放つ新デザインを採用したほか、様々な路面を走破できるよう低~高速領域で高いトルクを発揮する新1,000ccエンジンを搭載。

走行シーンに合わせて、ドライバーが求めるエンジン特性を選べるD-Mode機能を装備し、アウトドアを十分満喫するための優れた耐久性・信頼性を実現したパワートレインに仕上げている。

また、ドライビングに集中するため、ドライバーと車両の一体感を追求したコックピットを採用した。

関連情報:https://www.yamaha-motor.co.jp/

構成/DIME編集部
Posted at 2020/09/14 23:15:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月14日 イイね!

小さい事が利点なんだから積載性とかを要求するもんでもないんだし、小さい分だけクラッシャブルゾーンとかも少なくなるわけだし

小さい事が利点なんだから積載性とかを要求するもんでもないんだし、小さい分だけクラッシャブルゾーンとかも少なくなるわけだし軽自動車が「危険」は車体サイズが原因じゃない! レーシングドライバーが語る「問題点」とは

 基本的な衝突安全性能などは普通車と変わりないモデルも増えた

 日本独自の規格で販売される軽自動車。今やクルマは一家に1台からひとり1台の時代へと移行する、その象徴のように売れまくっている。自販連(日本自動車販売協会連合会)と全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が統計を発している車種別販売数で、両方を合わせてもつねに上位を占めているのは軽自動車だ。平成10年に現在の規格になってからは室内も広く、動力性能も向上して普通車から乗り換えても不満を感じない人が増えた。

 しかし、軽自動車を検討していると必ず「小さくて危険だ」という意見を唱える人がいる。はたして小さな軽自動車は本当に危険なのだろうか。

 軽自動車といえども、公道を走る自動車である以上、さまざまな安全基準が取り決められている。一番わかりやすいのは衝突安全性に関する取り決めだろう。国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構は「自動車の安全性能に関する規定」に基づき、さまざまな衝突安全性能試験(フルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験、側面衝突試験など)や歩行者頭部保護性能試験、ブレーキ性能試験による評価を行い、その結果を「自動車アセスメント(JNCAP)」として公表している。

 これらは車種、車格、車体サイズなどによって条件を変えていない。つまり軽自動車も普通車も同条件で衝突試験を行っているのである。これで最高評価の五つ星を獲得したモデルであれば、普通車の五つ星車と同じ衝突安全性を備えているということになる。

 一番心配なのは後ろからの衝突ダメージだろう。これに関しても後面衝突時突頚部保護性能試験も加わり、年々基準が引き上げられ厳しくなっているが、停止中に後方から同一質量の車両が速度36.4km/hで衝突した場合のダメージと規定している。つまり大型車両や高速度で突っ込まれてしまったらひとたまりもない。だがこれは普通車クラスにおいても同じことだ。大型高級セダンでも後方から荷物満載のダンプカーに突っ込まれたら悲惨な結果を引き起こす。とくに後席に乗車する機会が多いユーザーは、後方の交通状況を、より注意する必要があるだろう。

 だが運転アシストの発展やカーtoカーの相互通信が普及し、自動ブレーキが標準装着されるようになれば心配の種は大幅に軽減されるだろう。

 じつは僕は軽自動車好きである。とくにホンダのN-BOXが登場してからは、本気で購入する機会を伺っているほどだ。

 基本となる走りを熟成させたモデルが増えることを願う

 さまざまな軽自動車を試乗テストして気になるのは、後方からの衝突安全性よりむしろ操安性(操縦安定性)のほうだ。軽自動車は小さくコンパクトなことと、安価なことが魅力となっている。とはいえ装備や質感を高めるなど車格を追求していくと、普通車と同じくらい開発コストがかかってくる。ホンダN-BOXはホンダが起死回生の策として、シビックやフィットのユーザーすら取り込もうという気概で開発されている。従来の軽自動車とは一線を画す質感と走り、装備を備えていることが試乗してすぐにわかった。軽自動車も選択肢に入るなら、検討すべきモデルは溢れている。

 しかし、N-BOXの操安レベルで比較できる車種はほかに存在しないことがわかった。やはりコスト削減のなかで、最初に削られるのが操安性に関する部分というのが大方のメーカーの方策だったのだ。サスペンションを構成するショックアブソーバーやブッシュはコストダウンされ、スタビライザーはそのものを省いてしまっているモデルも多く存在する。

 加えてもっとも安価な仕様のタイヤを装着させ、走行試験にも重きを置かない。その結果、動力性能は自主規制の64馬力に仕上がっても、高速で走るとフラフラして危ない、横風に弱い、路面の轍やアンジュレーション(うねり)でハンドルを取られるなど操縦性に難のあるモデルがじつに多い。ホンダN-BOXですら、二代目へと進化した現行モデルは、操縦性に難を感じるようになってしまった。軽自動車として価格を低く抑えなければ売れない。その為に目立たないようにコストダウンされた一面が、走りに悪影響を与えてしまうこともあるのだ。

 軽自動車は「小さくて危険」なのではなく、じつは「操縦性を重要視していなさすぎて危険」なモデルの多いことが課題になっていると考えるべきなのだ。軽自動車メーカー各社はそのことを認識し、操縦安定性が高く、走りにも満足できる軽カーとして魅力を高めていってもらいたい。
Posted at 2020/09/14 19:18:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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