2020年09月29日
スバル インプレッサXV|“アイサイト付き”を目安に納得物件を絞り込むべし!【予算100万円ならコレが買い】
ついに2代目インプレッサXVが予算100万円圏内に!
コンパクトなボディサイズとカジュアルなルックスで、一躍ヒットモデルとなったインプレッサXV。中古車流通量が少なく相場下落は非常に緩やかだったが、後継モデルとなる現行型XVの登場から3年以上経過し、ようやく予算100万円で狙えるようになってきた。
最安値帯を含む予算100万円圏内で狙い目のグレードは何か、お得感あるバリュー物件選びのポイントはどこか、いまいちど2代目の特徴を振り返りつつ探ってみよう。
若者や女性からの支持も高いカジュアルな都会派SUV
シリーズ4代目にあたるコンパクトハッチバックのインプレッサスポーツをベースに、力強いデザインやタフなメカニズムを取り入れたクロスオーバーSUVとして、2012年9月に登場したインプレッサXV。
レガシィアウトバックやフォレスターなど、従来のスバル製クロスオーバーSUVは、性能重視の質実剛健さを前面に打ち出し、タフな環境やカントリーサイドの風景に似合うイメージがあった。
しかし、2代目インプレッサXVでは、「Urban Adventure」という商品コンセプトが物語るように、カジュアルなルックスをまとうシティ派路線を打ち出した。さらにSUV人気が盛り上がり始めたタイミングでのデビューもあって、若者や女性など軽自動車やハッチバックを好むユーザー層からも高い支持を受けた。
パワーユニットはガソリン車とハイブリッド車の2種
デビュー当初、パワーユニットはスバルお得意の2L水平対向ガソリンエンジンのみだったが、これにモーターを組み合わせたスポーツハイブリッド仕様が2013年6月に追加されている。いずれも駆動方式は4WDのみで、燃費はガソリン車が15.8km/L、ハイブリッド車が20km/L(ともにJC08モード)となる。
ボディの全長と全幅は、ベースのインプレッサスポーツより数ミリ程度大きくなるが、狭い道や駐車場でも取り回しやすいコンパクトさをキープ。SUVらしく200mmの最低地上高を確保しながら、ルーフレール無しの場合なら全高は1550mmとなり、立体駐車場にも対応。
グレードはガソリン車、ハイブリッド車ともに装備を簡素化したベースグレード、装備充実のi-Lグレード、そしてi-Lの装備に加えて自動ブレーキ「アイサイト」を追加したi-Lアイサイトの基本3タイプ。
2014年11月まで生産されたモデルでは、アイサイトの仕様がバージョン2だったが、それ以降はバージョン3となる。また2015年10月に行われたマイナーチェンジ級の大幅改良では、内外装が刷新された他、アイサイト搭載モデルを拡充するなど安全面で一層進化した。
予算100万円圏内は走行距離10万km超の物件が大半
現在の中古車流通量は550台前後。そのおよそ3割がハイブリッド車となる。中古車の平均価格は130万円前後となっており、最安値帯は総額80万~90万円の水準まで下がってきた。ここまでくるのにかなり時間がかかったが、ようやく中古車らしい醍醐味を味わえるようになったと言える。
しかし、最安値帯を含む予算100万円圏内は、まだ選択肢が少ないうえ、2012~2013年式の初期型かつ走行距離10万km超の物件がほとんど。走行距離の少さにこだわるなら、少なくとも130万円程度の予算は必要だ。
総額100万円以内で初期型のインプレッサXV(2代目)を探す予算を上げて総額130万円以内で初期型のインプレッサXV(2代目)を探す
“アイサイト付き”が狙い目物件のキーワード
こうした現状を踏まえて、あえて予算100万円で勝負するなら、装備やコンディションなど、優先するポイントを絞り込むことが重要だろう。
中でも、優先ポイントとしてオススメなのがアイサイト付き物件。予算100万円では対象が初期型に絞られるため、自動的にグレードは2.0i-Lアイサイト一択となる。
幸いガソリン車もハイブリッド車も射程圏内にあり、好みのパワーユニットをチョイスできるのが◎。タイミング次第では、走行距離7万km台の物件もヒットするため、こまめにカーセンサーnetで物件をチェックしよう。
人気車ゆえか、とにかく相場の下落スピードが遅いのが2代目インプレッサXVの特徴。したがって、条件の良い物件は予算100万円圏内に下がってくるまでに売れてしまう可能性も十分に考えられる。豊富な選択肢の中から好みの1台を選びたいなら、プランBとして予算アップも視野に入れるのも賢い選択と言えそうだ。
総額100万円以内でアイサイト搭載のインプレッサXV(2代目)を探す文/中野剛、写真/SUBARU、篠原晃一
Posted at 2020/09/29 10:51:34 | |
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富士重工 | 日記
2020年09月29日
【ポルシェが重要な鍵?】VWグループ、ブガッティの売却を検討 リマックへ
3社間の複雑な買収交渉
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
フォルクスワーゲン・グループは、量産車事業の統合の一環として、ブガッティをEVメーカーであるリマックに売却することを検討している。
ポルシェはこの取引で重要な役割を果たすことになりそうだ。
ドイツのManager Magazin誌によると、公式には確認されていないものの、先日行われたフォルクスワーゲン・グループの監査役会議では、この売却案が主な議題となっていたという。
会長のヘルベルト・ディースは2020年末までに契約を完了させたいと考えているようだ。
クロアチアに拠点を置くリマックがブガッティの買収資金を調達できるようにするため、フォルクスワーゲン・グループ傘下のポルシェは、現在15.5%保有しているリマックの株式を49%まで引き上げると予想されている。
ある関係者によると、ポルシェのリマックに対する出資比率を高めることで、同グループが今後の意思決定プロセスに積極的に関与できるようになる予定だという。
リマックとの交渉は継続中で、この複雑な買収について最終的な決定はまだ下されていない。
AUTOCARはブガッティ、ポルシェ、リマックの3社に対しコメントを求めたが拒否された。
高級車ブランドに再編の兆し
フォルクスワーゲンが提案しているとされる売却の条件では、ブガッティはリマックが開発した1914psのハイパーカー「C_Two」の駆動系とバッテリーのノウハウを用いて、内燃エンジンから電動スーパーカーに注力するという。
リマックのブガッティ買収と、ポルシェの株式保有増加については、中国のバッテリーメーカーであるキャメル・グループや香港に拠点を置くチャイナ・ダイナミクスなど、既存の利害関係者の合意に左右されるだろうとの情報がある。
1909年に設立されたブガッティは2019年に82台を販売しており、主要モデルとして1500psを発生させる8.0L W16クアッドターボエンジンを搭載したシロンなどが挙げられる。
シロンをベースにした最新モデルである1600psのチェントディエチは、10台限定で生産される予定で、価格は800万ユーロ(約10億円)となっている。
リマックは、クロアチアの首都ザグレブ近郊のスベタネデリャに本社を置き、2009年にメイト・リマックによって設立された。
AUTOCARは、ブガッティの売却は当初、フォルクスワーゲン・グループのフェルディナンド・ピエヒ元会長の息子であるグレゴール・ピエヒに対し提案されていたと考えている。しかし、この売却は実現しなかった。
ヘルベルト・ディースのもと、フォルクスワーゲンは現在、電動モビリティに焦点を当てた大規模な再編を進めており、量販車にも新たな重点を置いている。
ベントレー、ブガッティ、ランボルギーニなどの高級車ブランドや、オートバイメーカーのドゥカティ、デザインスタジオのイタルデザインなどの将来は、こうした動きに委ねられているようだ。
アウディ、セアト、シュコダ、フォルクスワーゲンなどの量販ブランドの電動化計画や、リマックとの提携によるポルシェのEV事業拡大用に資金を確保するためのコスト削減を模索しており、上記の高級ブランドには注目が寄せられているという。
ブガッティが身売り!? 火の車だったスーパーカーメーカー3社の現状とは?
■華やかなハイパーカーの光と影
続々と魅力的なニューモデルが、かつては考えられなかった高価なプライスタグを掲げて誕生する現代のハイパーカー&スーパーカーの世界だが、ここ最近各メーカーには不穏な動きが目立つようになってきた。
●ピエヒ亡き後、ブガッティが売却される!?
まずは傘下のブガッティを売却することを計画していると考えられているVW。VWがブガッティを手中に収めたのは1998年のことだが、ワンオフなどの特別仕様車を除けば、この10年強の間に生産したモデルは、「ヴェイロン」と「シロン」のみである。
その価格を考えても到底利益があがるまでには至らないが、ヴェイロン生産の前に生産設備や開発費はVWが、あらかじめ自らの決算に計上していたため、赤字の数字は最小限に抑えられている。
ブガッティが利益を生み出すのはシロンからという考えがあったのだろう。価格はヴェイロンの倍となり、利益を伸ばす体制は整えられた。さらに4ドアサルーンやSUVなど、現CEOのステファン・ヴィンケルマンがランボルギーニのCEO時代に企画したモデルを、内燃機関ではなくエレクトリックで実現しようという企画が進められていたというのも、また確証の高い噂だった。
だがVWは、ブガッティのために専用のプットフォームを製作し、完全なホワイトペーパーの段階からそれらの開発を進めることに簡単に同意はしなかった。そこで最終的に考えられたのが、ブガッティの売却だったのだ。
ブガッティの売却先は、クロアチアに本社がある電気自動車を開発しているリマック社だ。同社はすでにポルシェから15.5%のブガッティの株式を取得しているから、VWグループにとって彼らは全く無縁な存在というわけではない。最終的にリマック社は、ブガッティの株式の比率を49%まで引き上げる予定で、これによって積極的な発言権を得る予定であるという。
VWは現在、エレクトリック・モビリティにフォーカスした、積極的なニューモデル戦略を展開中であり、グループ全体としても、そしていずれはエレクトリックのメカニズムに頼らねばならないブガッティにも、この新たな再編は歓迎するべきところではないだろうか。
■実は苦しい台所事情だった、英国2大ブランドとは?
先日待望のSUV、「DBX」が誕生したのと前後して、CEOがアンディ・パーマー氏から、これまでメルセデスAMGを率いてきたトビアス・モアーズ氏へと変わったアストンマーテインも、その業績は当初の計画ほどに芳しくはない。
もちろんDBXの登場が、その状況を世界的に一変させてくれることは、これまでの他社の例を見れば明らかなところなのだが、2018年10月のIPO(新規株式公開)以来、低迷を続けた株価が今後どう動くのかは株主にとっては興味深いところでもある。
●カナダからの救世主登場! アストンが生まれ変わる!?
アンディ・パーマー氏と、トビアス・モアーズ氏の経営方針に大きな違いがあるとするのならば、それはパワートレインの電動化に対する積極性だろうか。
メルセデスAMGでは、続々と電動化技術を採用したパワートレインを採用し、モデルラインナップを急速に拡大してきたトビアス氏。一方でパーマー氏は、ラゴンダという伝統のブランドをBEV専門超高級車ブランドとして立ち上げる計画を発表していたが、そこに至るまでの資金的な状況は厳しかった。
そこで2020年登場したのが、カナダのミリオネアである、ローレンス・ストロール氏だ。彼はアストンマーティン・ラゴンダ社の株式を16.7%取得し、さらに今後発行される株式も取得する計画だという。その総額は5億ポンド(約715億円)に達するというから、株主としてのストロール氏の影響力は相当に大きなものになるだろう。
彼の意思が、今後どのようにアストンマーティンに影響し、あるいは計画が一時凍結したとも噂されるラゴンダを復活させるか否か、それはそれで楽しみではある。
●マクラーレンの本社が売却される!?
2020年の自動車産業を襲ったもっとも大きな脅威。それはいうまでもなく、新型コロナウイルス感染予防による生産工場やロジスティックの停止だろう。
その直撃をもっとも強く受けるのは、生産台数が少ないハイパーカーやスーパーカーの世界だ。1台あたりの単価は大きくても、キャンセルされれば売り上げは激減するからだ。
そのような事情から、本社を売却するという決断を下したのは、イギリスのロンドン郊外、ウォーキングにあるマクラーレンだ。106台限定の「スピードテール」が即完売したといわれ、そのようなニュースだけを見ていると経営は安定しているものと思われたが、内情が少し違ったようだ。
ノーマン・フォスター卿が設計し、2004年に建設されて以来、おもにロードモデルの開発に使用されてきた、マクラーレン・プロダクション・センター(MPC)、F1マシンを含めた開発の拠点ともいえるマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)、そしてマクラーレン・ソート・リーダーシップ・センター。これら現在のマクラーレンを象徴する建物のすべてが売却され、その後リースバックという形態で、マクラーレンは引き続きこの場所で活動を計画する予定なのだという。
もちろんそれには売却先である不動産会社、コリアーズの同意が必要になるが。
スーパーカー、ハイパーカーの世界に、いま何が起きているのか。少なくとも表面上に表れている華やかな姿ばかりではないことは、確かなようである。
Posted at 2020/09/29 10:48:20 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月29日
この見た目でEVだと!? 博物館が旧車をレストアしたフィアット 500のEVを販売開始
フィアット 500を愛する私設の自動車博物館「チンクエチェント博物館」(愛知県名古屋市)は、眠っていた車両を提携するイタリアのカロッツェリアにてレストア(修復)し、電気自動車「フィアット 500 ev」として蘇らせ販売を開始した。価格は506万円~550万円(消費税込み)。
世界中で愛されるクラシック・フィアット 500がEVに!
チンクエチェント博物館では、1957年~1975年に製造された旧いフィアット 500(チンクエチェント・クラシケ) の展示や保護に取り組んでいるが、この程、眠っていた車両を救い出し、同博物館プロデュースのもと電気自動車「フィアット 500ev」として蘇らせた。
なお、内外装はオリジナルを活かしており、クラシケの趣も楽しめるデザインとなっている。
チンクエチェント博物館が愛するチンクエチェント・クラシケは、1957年~1975年にわたり累計367万台が製造・販売されたイタリアの大衆車である。
空冷2気筒500ccのエンジンをリアに積んだ丸みを帯びた可愛いボディも特徴で、日本ではアニメ「ルパン三世」、映画「グラン・ブルー」 に登場したことでも有名。
フィアット 500evはATでも運転OK
一般的にクラシックカーはマニュアル車のイメージがあるが、電気自動車にコンバートした「フィアット 500ev」はオートマチック限定免許でも運転が可能である。
初めてクラシックカーに乗る場合でも扱いやすく、親しみやすいモデルとなっている。
フィアット 500evの価格
・FIAT 500 ev ONE BATTERY(走行距離約40km):506万円
・FIAT 500 ev TWO BATTERY(走行距離約80km):550万円
特設サイトでその魅力を知ろう!
2020年9月17日より開設された特設サイトでは、フィアット 500evのブランドムービーをはじめ、モータージャーナリストの嶋田智之氏と、ラリードライバーであり電気自動車の開発にも携わったキャリアを持つ眞貝知志氏による対談ムービーを公開している。
さらに、嶋田氏とチンクエチェント・クラシケのオーナーが、フィアット 500evとクラシケを乗り比べた感想を語り合うムービーも公開していく。
実際に見てみたい方は、展示へ急げ!
フィアット 500evを実際に見られるよう、チンクエチェント博物館をはじめ、各地のチンクエチェント・クラシケ ディーラー(販売拠点)にて実車の展示を予定している。
■2020年9月18日~9月30日
チンクエチェント博物館(愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-1)
■2020年10月4日~10月14日
フィアット京都(京都府京都市左京区上高野諸木町47-1)
■2020年10月17日~11月2日
ガレーヂ伊太利屋(東京都江東区1-5-14)
【じっくり見たい】EVで蘇る、クラシック・フィアット500 レストア済み車両 日本で販売開始
永遠のチンク 電気自動車に
text:Kazuhide Ueno(上野和秀)
今年になって続々と新型の電気自動車がリリースされ、クルマにとって時代の節目であることを感じさせる。
こうした状況のなか、往年の名車であるフィアット500をEVにコンバートした「フィアット500 ev」がチンクエチェント博物館(愛知県・名古屋市)から発売された。
フィアット500は、1957年にデビューして1976年まで生産が続けられ、イタリアを代表するベイシックカーとして今も愛され、本国では文化遺産とまで称される。
その愛らしいスタイルから日本でも数多くのチンクエチェントが愛好家の元にある。現在も同名で新車が販売されていることもあり、旧いフィアット500はクラシケと呼ばれ区別されている。
「フィアット500 ev」はフィアット500クラシケをイタリアのカロッツェリアでオリジナルに忠実なレストアを行ない、同時にEVにコンバートしたもの。
もともとエンジンが搭載されていた位置に、最高出力13kW(18ps)の電動モーターが組み込まれる。
18psという最高出力を見ると心細くなろうが、オリジナルのガソリン・エンジンは排気量499ccで、最高出力はほとんど変わらない。
注目したいのが最大トルクで、起動時に大トルクを発揮する電動モーターの特性を生かし、約5倍にもなる16.3kg-mを獲得している。
航続距離は40km~80km
「フィアット500 ev」では、電動化によりフィアット500クラシケの弱点だったローパワーによる発進加速のとろさが解消されたわけだ。
またトランスミッションが不要になったことからクラッチ操作は不要で、オートマ限定免許で乗れることになった。
EVということで気になる航続距離は、5.5kWのリチウムイオン電池を積むワンバッテリー仕様で約40km。
容量が10.0kWのツーバッテリー仕様でも約80kmと、現代のレベルに比べると短いのが残念なところだ。それでもEVお約束の回生ブレーキ制御は備わっている。
バッテリーは、フロントの本来はトランクとなる部分に搭載。ボディ、サスペンション形式、ブレーキはオリジナルと変わらず、外から見る限りガソリン車との識別点はテールパイプの有無だけだ。インテリアも当時のデザインのままレストアされている。
EVの変更点は、ダッシュボードのかつて灰皿があった部分にバッテリー残量計が設置され、フロアコンソールに前進・後退切り替えスイッチが追加されたこと。
また、スロットル・ペダルが大型のアルミ製に変更されている。
価格 フルレストア代を考えると…
注目の価格はワンバッテリー仕様が506万円、ツーバッテリー仕様が550万円と高い。
一般的なオーナーから見ればローパワーで航続距離も短く、快適装備は一切ないだけに論外の存在となろう。
しかしマニア的な視点で見れば、新車と同等にフルレストアされたガソリンのフィアット500クラシケは今や300万円を超えるだけに、EVにコンバートしてあること考えれば致し方ない額といえる。
もともとフィアット500クラシケは、趣味のクルマ。ふつうのクルマの感覚では判断できない存在だ。
しかし環境意識の高まりから旧車EVでクルマ趣味を楽しむことは、これからの新たな流れになるのかもしれない。
フィアット「500」が電気自動車になった! 旧車をEVで乗るのがブーム!
■時代はいま、旧車を電動化する流れにシフト
旧車フィアット500を電気自動車にした「FIAT 500 ev」の販売がスタートした。
ベースとなったのは、1957年から1975年にわたり累計367万台が製造・販売されたイタリアの大衆車であるフィアット「500(チンクエチェント)」である。空冷2気筒500ccのエンジンをリアに積んだ、丸みを帯びた可愛いボディが特徴だ。
「FIAT 500 ev」をプロデュースしたのは、愛知県名古屋市にある「チンクエチェント博物館」である。チンクエチェント(イタリア語で500の意味)の愛称で親しまれるフィアット「500」を愛する私設の自動車博物館として有名だ。
チンクエチェント博物館は、1957年から1975年に製造された旧いフィアット500(チンクエチェント・クラシケ)を所蔵・展示するとともに、保護・保存にも取り組んでいる。
チンクエチェント・クラシケを現代の暮らしのなかで現役のクルマとして乗ることも保護・保存につながると考えており、眠っていた車両を救い出し、提携するイタリアのカロッツェリアでレストア(修復)し、電気自動車(EV)として蘇らせたのがFIAT 500 evである。
内外装はオリジナルを活かしており、クラシケの趣が大切に残されている。
●オートマチック限定免許でも運転OK
チンクエチェント・クラシケは誕生から50年以上経った、いわゆるクラシックカー。一般的にクラシックカーはマニュアル車のイメージがあるが、電気自動車にコンバートしたFIAT 500 evなら、オートマチック限定免許でも運転が可能となる。
初めてクラシックカーに乗る人でも扱いやすく、楽しめるクルマだ。
リチウムイオンバッテリーを採用し、5.5kWのワンバッテリー仕様と10kWのツーバッテリー仕様がある。航続距離はワンバッテリー仕様だとフル充電で約40km、ツーバッテリー仕様だと約80kmとなる。
モーターの最高出力は13kW(18ps)、最大トルクは160Nmで、後輪を駆動する。バッテリーはフロントに搭載されており、オリジナル・チンクエチェントとは重量バランスが異なるが、モーターであるがゆえに静止状態からの加速が非常によく、現代の交通事情にも合致した走りを実現しているところがポイントだ。
車両価格は、フルレストア済みのワンバッテリー仕様で506万円(消費税込、以下同)、ツーバッテリー仕様で550万円となっている。
●実車展示会場
実際に多くの人たちに触れて見てもらうために、チンクエチェント博物館をはじめ、各地のチンクエチェント・クラシケ ディーラー(販売拠点)にて順次展示を行う予定だ。
現在開催が決定している展示日程・会場は次のとおりだ。
・9月18日(金)-9月30日(水):チンクエチェント博物館(愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-1)
・10月4日(土)-10月14日(水):フィアット京都(京都市左京区上高野諸木町47-1)
・10月17日(土)-11月2日(水):ガレーヂ伊太利屋(東京都江東区1-5-14)
Posted at 2020/09/29 10:44:50 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月28日
インプレッサとの「激熱バトル」もこれで終結! 究極のハイテク4WD戦闘機へと進化した「ランエボX」という怪物
無敵の速さを追求し続けた「ランエボ」最終章
1992年から2016年までの24年間、三菱自動車から販売され、WRC(世界ラリー選手権)などのモータースポーツでも活躍した「ランサー・エボリューション」シリーズ、通称ランエボ。三菱のブランドから連想される「ラリー」と「4WD」のイメージ、そして技術的ノウハウの形成に大きく貢献したのは、このランサー・エボリューションであることは間違いない。
そんなランエボの歴史を世代ごとに振り返ってきたが、今回は最後となる第4世代「CZ4A」型ランサー・エボリューション10について振り返ってみたい。
【ランサー・エボリューション10】CZ9A/2007年10月(6速DCTは11月)
ベース車のランサーが2007年8月にフルモデルチェンジし8代目「ランサー」、日本名「ギャラン・フォルティス」となったことで、ランエボもこの10から第4世代へ移行した。
この第4世代における最大のトピックはエンジンだろう。6代目ギャランVR-4より継承しランエボ9 MRまで搭載し続けてきた「4G63型」2.0L直列4気筒ターボエンジンが、ついに世代交代。同じ2.0L直4ターボながら最新の「4B11型」に一新された。
シリンダーヘッドおよびブロックを鋳鉄製からアルミダイキャスト製(鋳鉄製スリーブ入り)に変更することで12.5kg軽量化。また後方排気レイアウトを採用して、搭載位置の10mmダウンを可能にしている。
ボア×ストロークは85.0×88.0mmのロングストローク型から86.0×86.0mmのスクエアストロークとなる一方、MIVEC(連続可変バルブタイミング)機構は吸排気の両方に採用。カム駆動はタイミングベルト式からサイレントチェーンに、バルブ駆動はロッカーアーム式から直打式に変更されるとともにバランサーシャフトが省略された。
これらによって、最高出力280ps/6500rpmを維持しながら、最大トルクを従来より22Nm高い422Nm/3500rpmにアップ。同時に平成17年基準排出ガス50%低減レベルをクリアし、車重が100kg以上増加しているにも関わらず10・15モード燃費は従来と同等レベルの9.9~10.2km/Lを維持している。
トランスミッションは従来の6速MT、5速MT、5速ATに代わり、422Nmのトルクに耐えうる6速DCT「ツインクラッチSST(Sport Shift Transmission)」および5速MTを新開発。
ツインクラッチSSTには「ノーマル」「スポーツ」「スーパースポーツ」の3モードが用意されており、前者ほど燃費重視かつショックを抑えた変速を行ない、後者ほど高回転域を維持しつつ短い時間で変速するようプログラムされていた。
5速MTはトルク容量を増大させるためギヤの歯幅を拡大。従来の1~3速に加え4速、5速のシンクロもマルチシンクロ化し、さらにボールキータイプのシンクロキーも採用することで、耐久性を向上させている。
ランエボの代名詞とも言える電子制御4WDは、従来のACD+AYC+ABSに加え、新たにASC(Active Stability Control)も統合制御する「S-AWC(Super All Wheel Control)」に進化。引き続き「ターマック」「グラベル」「スノー」の3モードを備えながら、日常域から限界走行、緊急回避時まで幅広い領域でより自然かつ緻密に制御することで、安定性と旋回性能のさらなる向上を図っている。
ボディサイズはランエボ9 MRに対し全長×全幅×全高が5mm×40mm×40mmアップし4495×1810×1480mm、ホイールベースは25mm延長され2625mmに。前後トレッドは30mm拡大され1545mmとなった。だがベース車の時点で剛性が高められているボディに対し、ランエボ10にはさらに補強部材を追加。ドア開口部のスポット打点も約50箇所増し打ちすることで、ねじれ剛性をランエボ9 MRに対し39%、曲げ剛性を同64%高めている。
サスペンションはフロントが倒立式のストラット式、リヤがマルチリンク式という形式こそ変わらないものの、プラットフォームの刷新に伴い設計が見直されたことで、前後とも剛性・耐久性が大幅にアップ。タイヤサイズはGSRがは245/40R18、RSは205/60R16に拡大された。なお、ランエボ9 MRに採用されたビルシュタイン製ダンパー&アイバッハ製スプリングは、「ハイパフォーマンスパッケージ」の一部としてメーカーオプション設定されるようになった。
ブレンボ製ブレーキシステムも一新され、ローター径はフロントが320mmから350mm、リヤが300mmから330mmに拡大。さらに、1枚あたり1.3kg軽量な2ピース構造のローターが「ハイパフォーマンスパッケージ」に設定された。
大幅に進化したのは走りだけではない。エクステリアは三菱製スポーツセダン伝統の逆スラントノーズを採用し、4B11型ターボエンジンの冷却に充分な開口部を確保しながら、ムダのないソリッドな造形を実現。室内も従来以上に機能的ながらモダンかつ上質な仕立てとなり、レカロ製セミバケットシートも一新された。なお、標準ではスェード調ニット、オプションでは本革&グランリュクスの表皮が与えられるが、後者を選択するとボディに遮音材が追加され、静粛性が高められた仕様となるのも大きな特徴だ。
このようにランエボ10は、歴代ランエボとモータースポーツの実戦を通じて培った走りの技術を初めて一新したことで、運動性能を一段とレベルアップさせつつも、日常域でも扱いやすく快適で所有する歓びが得られる超高性能スポーツセダンへと、大きく舵を切っていった。
そして、このランエボ10は歴代ランエボで初めて正式なカタログモデルに設定されるとともに、以後の一部改良やマイナーチェンジで車名が変更されないようになった。
【マイナーチェンジ】2008年10月
エンジンの最高出力が従来より20ps高い300ps/6500rpmにアップし、エクステンション部をブラック塗装としたリヤコンビランプを採用。「GSR」はさらに、内装の質感を高めつつ、キーレスオペレーションシステム&オートライトコントロール&雨滴感応オートワイパー、6スピーカーを標準装備とするなど、快適装備も充実させた。
また、従来はパッケージオプションの「スタイリッシュエクステリア」および「ハイパフォーマンスパッケージ」に加え、BBS製鍛造アルミホイール、本革シート、HDDナビ、ロックフォードフォズゲート製9スピーカーオーディオ、サイド&カーテンエアバッグ、高遮音ボディなどを標準装備した最上級グレード「GSRプレミアム」を追加している。
【一部改良】2009年10月
外装には新形状の大型サイドエアダムを、室内にはマルチインフォメーションディスプレイにカラー液晶を新たに採用した。
機能面では、樹脂製エンジンヘッドカバーを採用してフロントまわりを約1.5kg軽量化したほか、フロントウィンドシールドに遮音ガラスを用いて静粛性をアップ。クルーズコントロールを「GSRプレミアム」に標準装備、「GSR」にオプション設定するなど、走りと快適性を同時に高めている。
【一部改良】2010年10月
エンジンは高着火性点火プラグの採用、点火時期や燃料マップなどのエンジン制御変更、触媒の見直しにより、JC08モードで平成17年基準排出ガス50%低減レベルに適合。同時に加速レスポンスの向上を図りながら、全グレードで燃費を向上させた。
また6速DCTで減速時のスキップシフトを可能としたほか、変速レスポンスをアップ。ブレーキアシストの制御をペダル踏力・踏込み速度感応型に変更した。
そのほか、セキュリティアラームの性能を強化。HDDナビにフルセグ地上デジタルTVチューナーを採用し、ロックフォードフォズゲート製オーディオのトータル出力を650Wから710Wに増強するなど、快適装備のさらなる充実を図っている。
【一部改良】2011年10月
走行中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだ場合はブレーキを優先する、「ブレーキオーバーライド制御」を全車に採用。加飾パネルをグラスブラック塗装、フロントドアトリム上部をソフトパッド、中央部をソフトレザーに変更し、内装の質感を向上させた。
また、HDDナビ装着車にリヤビューカメラを追加。非装着車には、ルームミラー内蔵3.3インチカラー液晶モニターが後退時に車両後方を映し出す「リヤビューモニター付きルームミラー(自動防眩機能付)」を新たにオプション設定している。
【一部改良】2012年10月
「GSR」と「GSRプレミアム」に新色のコズミックブルーマイカを設定したうえで、ホワイトパール、クールシルバーメタリック、ファントムブラックパール、レッドメタリックの5色展開にボディカラーを変更。ライン装着のナビをHDDからメモリー式に変更し、かつモニターをWVGAに高解像度・高精細化した。
また、ロックフォードフォズゲート製オーディオに、2ch音源の臨場感を高める「DTSニューラルサラウンド」機能を追加。6.1インチQVGAディスプレイオーディオを「GSR」にオプション設定した。
【一部改良】2014年7月(6速DCTは8月)
ウィンカードアミラーを採用したほか、フロントドアトリムにステッチを追加。ボディカラー5色のうち、コズミックブルーマイカをライトニングブルーマイカに変更した。
そしてこの際、6速DCT車の生産が2014年度内に終了予定であることを発表。購入者には「Twin Clutch SST FINAL」打刻入りアクセントスカッフプレートとシリアルナンバー入りシフトプレートが提供された。
【特別仕様車】2015年8月
「GSR」5速MT車をベースとした「ファイナルエディション」を1000台限定で予約受付開始。フロントグリルモールをダーククロームメッキとし、バンパーセンターとボンネットフードエアアウトレットを光沢のあるグロスブラック塗装、BBS社製鍛造ホイールをダーク調塗装とするなど、外観を精悍にコーディネート。ルーフ色をブラックとした2トーンボディカラーを設定した。
室内は天井と各ピラーを黒としたうえで、レカロ製レザーコンビシート、社製レザーコンビネーションシート、ステアリングホイール、シフトノブ、パーキングレバー、フロアコンソールリッドのステッチをレッドに変更。
リヤトランクにFinal Editionエンブレム、フロアコンソールにシリアルナンバープレートを採用し、マルチインフォメーションディスプレイのオープニング画面に「Final Edition」を表示する演出を取り入れている。
そして4G11型ターボエンジンにナトリウム封入排気バルブを採用。「ハイパフォーマンスパッケージ」を標準装備して、走りに関しても「ファイナルエディション」に相応しい特別な一台に仕立てている。
この「ファイナルエディション」は8月20日より納車が開始され、2016年春に販売終了。ランエボ24年間の歴史に終止符を打った。
Posted at 2020/09/28 23:09:05 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年09月27日
スバル ジャスティがACCを標準装備するなどの一部改良を受けて発売に。1L 直3ターボは消滅
2020年9月24日、スバル(SUBARU)はコンパクトカーのジャスティを一部改良して発売した。車両価格は196万4600円~216万4800円となる。
従来のカスタム系のエクステリアデザインに統一
1980年代に発売されたコンパクトカーの名称を受け継いで、2016年に2代目として発表されたジャスティはダイハツからトールのOEM供給を受けて販売されている。
全長は4mを切る約3700mm、全幅も1670mmとコンパクトだ。一方で全高を1735mmとして、5人乗車できる広い室内空間を実現する。トヨタのルーミーも外観の異なるモデルとして存在し、兄弟あわせてコンパクトカー市場で大きなシェアを獲得している。
このジャスティが一部改良を受けて発売された。
従来から設定されてきた安全運転支援システム「スマートアシスト」が今回の改良で標準装備に、さらにステレオカメラの刷新によって衝突警告機能と衝突回避支援ブレーキの性能を向上、路側逸脱警報機能やふらつき警報機能を追加させてきた。また、高速道路でドライバーの疲労を軽減してくれる全車速域アダプティブクルーズコントロールも標準装備としている。
このほかにも、両手がふさがっている時に手を使わずに鍵を持って近づくだけでリアドアを開けられる「ウェルカムオープン機能付きパワースライドドア」を採用。停車中にペダルから足を離してもブレーキを保持するオートブレーキホールド機能も装備するなど、使い勝手を向上させた。
インテリアにおいてはフロントシートのホールド性を、リアシート座面を厚くするなど快適性を高められている。エクステリアデザインにも手を加えられてフロントグリルを大きくし、太く横に伸びるルーバーが存在感を強調する。これにともなってバンパー形状も変更されている。
また、従来設定されてきた1L直3ターボのパワートレーンは消滅し、1L直3 DOHC(69ps/92Nm)に統一されて1グレード(FF/4WD)展開となっている。
スバル ジャスティ ラインアップ
ジャスティ(1L 直4/CVT・FF):196万4600円
ジャスティ(1L 直4/CVT・4WD):216万4800円
スバル、「ジャスティ」をマイナーチェンジ スマートアシスト標準装備
スバルは24日、一部改良した小型車「ジャスティ」を発売した。新機能を追加した新しい予防安全機能「スマートアシスト」を標準装備したほか、ユーザーがアクセスキーを持って車に近づくとスライドドアが自動で開くパワースライドドアを採用するなど使い勝手も高めた。ダイハツ工業からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給で、ベース車は「トール」。
安全性能の向上では、衝突警告機能・衝突回避支援ブレーキの性能を高めたほか、全車速域アダプティブクルーズコントロールなどを追加して、長距離ドライブでのドライバーの負荷軽減を図った。電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能も採用した。内外装のデザインも刷新し、内装ではホールド性が高くて疲れにくい新開発のフロントシートを採用して乗り心地を向上させた。
価格は、2WDが196万4600円、4WDが216万4800円(消費税込み)。
スバル 小型ミニバン「ジャスティ」をマイナーチェンジ
スバルは2020年9月24日、小型ミニバンの「ジャスティ」の安全性を向上させるなど一部改良し、発売しました。なおジャスティはダイハツ・トールのOEMモデルです。
今回の一部改良では、最新世代の「スマートアシスト」を標準装備化しています。最新の「スマートアシスト」は、ステレオカメラの刷新により、衝突警告機能・衝突回避支援ブレーキの性能が向上したほか、全車速域アダプティブ クルーズコントロール、路側逸脱警報機能、ふらつき警報などの機能等を追加し、長距離走行でもドライバーの疲労を軽減することができます。
また、アクセスキーを持って車に近づくだけでスライドドアが自動で開く、ウェルカムオープン機能付きのパワースライドドアを採用。両手がふさがっていても、楽に乗り込みや荷物の搬入ができます。
さらに、Pレンジに入れることで自動的に作動する電動パーキングブレーキ、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持するオートブレーキホールド機能を装備しています。
インテリアは、ホールド性が高くて疲れにくい新開発のフロントシートを採用したほか、リヤシートも座面を厚くして乗り心地を向上。デザイン面では、メーターパネル、センタークラスターパネル、ステアリングホイールの質感を高めています。
エクステリアも見栄えを向上させ、ボディカラーの新色としてターコイズブルーマイカメタリックを採用しています。
スバル「ジャスティ」が迫力アップ! 進化した「スマアシ」装備で安全性向上
■ACCが全車速対応になるなど、長距離ドライブも快適に
スバルのコンパクトトールワゴン「ジャスティ」が一部改良し、2020年9月24に発売されました。
ジャスティは、ダイハツ「トール」のOEM車です。2020年9月15日にマイナーチェンジしたトールのエアロ仕様である「トールカスタム」が、新型ジャスティとして登場しました。
外装はよりダイナミックなデザインに一新され、新色として「ターコイズブルーマイカメタリック」を採用しています。
内装は、ホールド性が高くて疲れにくい新開発のフロントシートを採用したほか、リアシートも座面を厚くして乗り心地を向上。
メーターパネル、センタークラスターパネル、ステアリングホイールなど、インテリアデザインの質感を高めました。
安全面においては、「スマートアシスト」のステレオカメラを刷新し、全車に標準装備しています。
衝突警告機能・衝突回避支援ブレーキの性能が向上したほか、全車速域アダプティブクルーズコントロール、路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能などを追加。長距離の走行でもドライバーの負荷をこれまで以上に軽減し、安全運転を支援します。
また、アクセスキーを持ってクルマに近づくだけでスライドドアが自動で開く、ウェルカムオープン機能付きのパワースライドドアを採用し、両手がふさがっていてもスムーズな乗り込みや荷物の搬入を可能にしました。
さらに、Pレンジに入れることで自動的に作動させることができる電動パーキングブレーキ、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持するオートブレーキホールド機能を装備しています。
ジャスティの価格(消費税込)は、2WDが196万4600円、4WDが216万4800円です。
新型「スマートアシスト」を標準装備! 「スバル・ジャスティ」が一部改良
内外装のデザインも一新! シートは前後とも機能が向上
スバルは、コンパクトトールワゴンの「ジャスティ」を一部改良。2020年9月24日に発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は2WDが1,964,600円、4WDは2,164,800円。
今回の一部改良では、運転支援システムの「スマートアシスト」をアップグレードして標準装備。新しいスマートアシストは、ステレオカメラの刷新により衝突警告機能・衝突回避支援ブレーキの性能が向上したほか、全車速域アダプティブクルーズコントロールや路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能等を追加。長距離の走行でも、ドライバーの負荷をこれまで以上に軽減し、安全運転を支援する。
また、アクセスキーを持って車両に近づくだけでスライドドアが自動で開く、ウェルカムオープン機能付きパワースライドドアを採用。両手がふさがっていても、スムーズな乗り込みや荷物の搬入を可能にしている。
さらに、シフトセレクターをPレンジに入れることで自動的に作動させることができる電動パーキングブレーキ、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持するオートブレーキホールド機能を装備。日常使いの中でドライバーにかかる、細かな負担を軽減している。
内装では、ホールド性が高く疲れにくい新開発のフロントシートを採用したほかリヤシートも座面を厚くして乗り心地を向上。デザイン面でもメーターパネル、センタークラスターパネル、ステアリングホイールなどの質感が向上。外装もよりダイナミックなデザインに一新され、新色としてターコイズブルーマイカメタリックを採用している。
スバルオフィシャル web サイト ジャスティ
https://www.subaru.jp/justy/justy/
スバル ジャスティ、新「スマアシ」標準装備で安全性能向上
SUBARU(スバル)は、コンパクトトールワゴン『ジャスティ』を一部改良し、9月24日より販売を開始した。
今回の一部改良では、新型ステレオカメラを搭載する「スマートアシスト」を標準装備とした。ステレオカメラの刷新により、衝突警告機能・衝突回避支援ブレーキの性能が向上したほか、全車速域アダプティブクルーズコントロール、路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能等を追加。長距離の走行でもドライバーの負荷をこれまで以上に軽減し、安全運転を支援する。
また、アクセスキーを持って近づくだけでスライドドアが自動で開く、ウェルカムオープン機能付きのパワースライドドアを採用。両手がふさがっていても、スムーズな乗り込みや荷物の搬入を可能にした。加えて、Pレンジに入れることで自動的に作動する電動パーキングブレーキ、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持するオートブレーキホールド機能を装備。日常使いの中での細かなストレスを軽減する。
インテリアでは、ホールド性が高くて疲れにくい新開発のフロントシートを採用したほか、リヤシートも座面を厚くして乗り心地を向上。デザイン面でも、メーターパネル、センタークラスターパネル、ステアリングホイール等の質感を高めた。また、エクステリアもよりダイナミックなデザインに一新し、新色としてターコイズブルーマイカメタリックを採用した。
価格はFFが196万4600円、4WDが216万4800円。なおジャスティはダイハツからのOEM供給となる。
スバル・ジャスティがマイナーチェンジ。新しい予防安全機能「スマートアシスト」を標準装備
ダイハツ・トールのSUBARU版「ジャスティ」が商品改良。スマートアシストの進化や内外装デザインの仕様変更などを実施
SUBARUは9月24日、小型ハイトワゴンの「ジャスティ」をマイナーチェンジし、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
ジャスティ2WD:196万4600円
ジャスティ4WD:216万4800円
今回の商品改良は、9月15日にマイナーチェンジした兄弟車のダイハツ・トールと同様、予防安全機能「スマートアシスト」の進化や内外装デザインの刷新などを果たしたことが特徴である。
まず外装では、フロントフェイスのデザイン変更や新造形の14インチアルミホイールの装着などを実施して、ダイナミックかつ上質なスタイルを創出。ボディサイズは全長3705×全幅1670×全高1735mm/ホイールベース2490mmに設定する。また、新規ボディカラーとしてターコイズブルーマイカメタリックを追加した。
インテリアについては、質感の向上が訴求点だ。メーターパネルやセンタークラスターパネル、ステアリングホイールなどの意匠変更を行ってキャビン空間の洗練さを向上。また、ホールド性と座り心地を高めた新形状のフロントシート、座面の厚みをアップさせたリアシートなどを組み込んで乗員の快適性を引き上げる。さらに、アクセスキーを持って車に近づくだけでスライドドアが自動で開くウェルカムオープン機能付きのパワースライドドアを採用。合わせて、Pレンジに入れることで自動的に作動させることができる電動パーキングブレーキや、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持するオートブレーキホールド機能を設定した。
全車に標準装備する予防安全機能「スマートアシスト」も進化した。新型ステレオカメラの搭載により、衝突警告機能・衝突回避支援ブレーキの性能が向上。また、全車速域アダプティブクルーズコントロールや路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能などを追加し、ドライバーの安全サポート性能をいっそう引き上げた。
パワートレインは基本的に従来と共通で、自然吸気の1KR-FE型996cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(69ps/9.4kg・m)+CVT(インパネチェンジ式シフト)を搭載。駆動方式は2WD(FF)とフルタイム4WDの選択が可能である。
ベースのトールにはターボあるんですよ?
予防安全機能スマートアシストの進化により安全機能がさらに充実させたダイハツの小型乗用車「トール」
トールカスタム Gターボ(写真左)、トール G(写真右)
ダイハツの小型乗用車「トール(THOR)」がマイナーチェンジした。「トール」は、ダイハツが軽自動車で培ったノウハウを活かし、「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」として2016年11月に発売。
発売以降、ダイハツの小型車販売の中核を担う主力車種である。今回のマイナーチェンジでは、取り回しの良いコンパクトなボディサイズで5人乗ってもゆとりのある室内空間を実現した好評なパッケージングはそのままに、次の3つの進化を実現した。
(1)進化した先進の「安全・安心」機能を搭載
「タフト」から採用した新型ステレオカメラを搭載し予防安全機能「スマートアシスト」を進化。衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能を、夜間歩行者検知、追従二輪車検知に対応させるとともに、検知距離、対応速度の向上を実現した。また、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」を搭載する等の運転支援機能を追加した。
(2)使い勝手の良さを更に向上
ダイハツ小型車として初めて「電動パーキングブレーキ」を採用。シフト操作に連動してパーキングブレーキが作動し、アクセル操作による解除が可能となり、踏力不足や解除忘れを抑制する。そのほか「ディスプレイオーディオ」の新設定や、シート形状を変更し座り心地とホールド性を向上、助手席アッパートレイをティッシュBOXが収納できるサイズに拡大した。
(3)外形デザインと内装質感を向上
「先進・洗練・進化」をテーマに時代進化を感じられる様に内外装を刷新。「トール」のエクステリアでは「先進・洗練・進化」をテーマにフロントサイドの迫力を強め 、スポーティーな迫力フェイスに仕上げた。インテリアではトーンを落とし、シート色も統一することで落ち着いた雰囲気を演出している。
「 トール カスタム 」 のエクステリアでは「先進・洗練・進化」をテーマにワイド感を強め堂々迫力のスタイルとし、インテリアでは黒基調をそのままに、青のトーンを落とし先進感と質感を向上させた。
※13:TC・・・Turbo Charger(ターボエンジン)
※14:NA・・・Natural aspiration(自然吸気エンジン)
【商品紹介ムービー】
https://youtu.be/OoDxH-gQoLo
関連情報:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/
構成/DIME編集部
Posted at 2020/09/27 15:47:34 | |
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