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2021年07月22日 イイね!

車高の上げ下げできる幅の広さとか諸元を見るだけでも面白いな〜

車高の上げ下げできる幅の広さとか諸元を見るだけでも面白いな〜【40台限定/1億円】ゲンバラJrのオフロード・スーパーカーは「911ターボS」がベース

■「911ターボS」をベースにオフロード仕様へ

 マルク・フィリップ・ゲンバラが製作している「プロジェクト・サンドボックス」の詳細が判明した。

 マルク・フィリップ・ゲンバラは、ゲンバラの創始者であるウーヴェ・ゲンバラを父に持つ。子供のころからモータースポーツやチューニングに親しんできた彼が、模倣品ではない、顧客のために特別なものをつくりたいということから開発を始めたのが、コードネーム「プロジェクト・サンドボックス」だったわけだが、今回明らかになったその正体は、ポルシェ「911ターボS(992型)」をベースとして、オンロードとオフロードの両方で究極のドライビング体験を可能とする「MARSIEN」と呼ばれるクルマだった。

●「マーシャン」という名前の意味は

 このMARSIENというネーミングは、UAE(アラブ首長国連邦)にある、アル・ファヤ砂漠の真っ赤な砂からインスパイアされたものだ。マルク・フィリップ・ゲンバラと彼のチームは、このアル・ファヤ砂漠でプロジェクト・サンドボックスの実走テストをおこなっていた。MARSIENとは、フランス語で「火星人」もしくは「火星から」を意味する。

 マルク・フィリップ・ゲンバラは次のように語っている。

「火星にいるかのような風景と、プロジェクト・サンドボックスの未来的なデザイン、そしてオフロード性能を兼ね備えていることから、私たちの最初のプロジェクトにこれ以上ふさわしい名前はないと直感しました」

●ベースの911ターボSから100psアップ「

 では、このMARSIENとは、どんな特徴を持つクルマなのだろうか。

 まずボディは、カーボンファイバー製となっている。ボディパネルは、F1チームやスーパーカーメーカーにカーボン製パーツを供給している、ドイツの大手メーカーで製造されたものだ。

 ボディデザインは、ポルシェ「908」のデザインスタディでも知られる、アラン・デロージアが担当している。サイドフラップ付きのフロントスプリッターや、リアフラップ付きカーボンディフューザーなど、そのイメージはオンロードスーパースポーツのテイストが強い。

 しかし駆動系は、オフロードでの激しい走りに耐えられる、ヘビーデューティなものだ。エンジンはポルシェのチューニングでは老舗、といっていい、RUFオートモービルが担当。

 オリジナルが478kW(650ps)/800Nmという出力は、552kW(750ps)/930Nmにまで高められている。さらに、オプションとしてRUFのセカンドステージチューニングも用意されている。これはターボやEVUセッティングに変更を受け、最高出力が830psまで向上。同時に、この大パワーを活かすため、トランスミッションの設定も変更される、とのことだ。

 また、エアフィルターは、イタリアのBMCがMARSIEN専用のアイテムを用意している。砂漠でのテストは、高温化でも冷却を確実におこなえるかどうか、という狙いがあるのとともに、ほかではありえないごく小さな砂粒も、エンジン内部に進入させないエアフィルターのテストという狙いもあって行ったものだ。

■1億円のオフロード・スーパーカー

●250mmまでリフトアップ可能

 トランスミッションは、ポルシェPDKをベースとしたものだが、強大なトルクを確実にタイヤへと伝えるため、ドライブシャフトはカイエン用のパーツを利用して強化されている。

 サスペンション形式はフロントがダブルウイッシュボーンとなっているが、これは新規につくられたもの。悪路を走行する際、ショックアブソーバーが剛性パーツとして機能するストラット形式では、剛性が足りないとの判断から採用されている。

 ショックアブソーバーはKWが新開発した、ソリッド・ピストン・ダンパーを採用。電子制御式の油圧リフトも装備されていて、オフロードでは最低地上高を250mmまで上げられるようになっている。減衰力は、DDC(ダイナミック・ダンピング・コントロール)システムによって、セッティングが可能。ポルシェの標準モードに加えて、グラベル/マッド/サンド/スノーという各モードが用意されたドライブモードを切り替えることで、ショックアブソーバーやトランスミッション、エンジン出力などを適切なものへと変更できる。

●40台限定、残りわずか

 ホイールはセンターロック式の鍛造アルミ製。オンロード用はホイールがフロント20/リア21インチで、タイヤはミシュランのウルトラハイパフォーマンスをセット。オフロード用はホイールがフロント19/リア20インチと小さくなり、最高速度210km/h制限の、オールテレーンタイヤが装着されている。

 さらに、オフロード専用車として使いたいオーナーのために、ライガーサスペンション製の、ラリー仕様サスペンションも用意されている。これを装備すると、車高はオフロード用で固定となる。

 コックピットのデザインは、エレガントなものになった。MPGイエローを基調としたなかに、「カレラGT」にインスパイアされたカーボン製のミッドコンソールが設けられていて、各部にカーボンのアクセントが配されている。

 センターコンソールには、ナンバリングが刻まれたシリアルプレートも装備。このMARSIENは、40台限定で発売されるのだが、10台限定のローンチエクスクルーシブはすでに完売。さらに、生産台数の半数もすでに売れてしまっていて、残りは数台、という状態となっている。

 価格はベースとなる911ターボSに加えて、49万5000ユーロ(邦貨換算約6400万円)だ。日本での911ターボSの車両価格が2947万円(消費税込)なので、乗り出し価格は1億円からということになりそうだ。

 最後に、MARSIENのスペックを紹介しよう。

・ベースモデル:ポルシェ911ターボS
・エンジン:RUFアップグレードツインターボ・フラット6
・最高出力:750ps(RUFステージ2:830ps)
・最大トルク:930Nm
・最高速度:330km/h(オンロードタイヤ装着時)
・0-100km/h:2.6秒
・エキゾースト:アクラポビッチ・チタンエキゾーストシステム
・サスペンション:Fダブルウイッシュボーン、Rマルチリンク KW・DDCC/HLS付きソリッド・ピストン・ダンパー
・地上高:オフロードモード250mm/オンロードモード120mm
・ディメンション:全長4714mm×全幅2030mm×全高1450mm(オフロードモード時)
・タイヤ&ホイール:センターロック式20/21インチ鍛造アルミ/ミシュラン・ウルトラハイパフォーマンスタイヤ(オンロード用)、センターロック式19/20インチMPG鍛造アルミ/オールテレーンタイヤ(オフロード用)



【砂丘を走るスポーツカー】新型ゲンバラ・マーシャン ポルシェベースのオフロード車 40台限定

「火星人」襲来

text:Joe Holding(ジョー・ホールディング)

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

マルク・フィリップ・ゲンバラ(チューニン会社ゲンバラの創業者である故ウーヴェの息子)が製作する、オフロード対応の野心的なスーパーカーが発表された。今年後半に生産が開始される予定だ。

最新のポルシェ911ターボSをベースにした新型マーシャン(Marsien)の名前は、フランス語で「火星人」を意味し、開発の舞台となったUAEの砂漠にある火星のような砂丘をイメージしている。

チューナーのルーフ(RUF)が6気筒エンジンの出力を750ps、トルクを94kg-mに向上させ、0-100km/h加速2.6秒、最高速度330km/hに達する。

さらに、ターボチャージャーの強化、エンジンマッピングの見直し、トランスミッションの変更などにより、出力を830psに向上させる「セカンド・ステージ」アップグレードも用意されている。

ゲンバラによれば、このエンジンは最新のユーロ6排出ガス規制に適合しているとのこと。

足回りはオン・オフに対応

かつて「プロジェクト・サンドボックス」と呼ばれていたこのベース車両は、起伏の多い地形にも対応できるよう、数々の抜本的な変更が施されている。

サスペンションは、KWオートモーティブ社の特注品で、ソリッド・ピストン・ダンパーと「インテリジェント・アクティブ・ダンパー・コントロール」を採用したダブルウィッシュボーンをフロントに装備している。グランドクリアランスは、「ロードモード」では120mm、「オフロードモード」では250mmまで上げることができる。

ダンパーは20ミリ秒で状況に応じて反応するという。また、ポルシェがすでに提供しているロード走行用のモードに加えて、グラベル、マッド、サンド、スノー用のドライビングモードが追加されている。

マーシャンには、センターロック付きの鍛造アルミホイールと、ミシュランのウルトラ・ハイパフォーマンス・タイヤおよびオールテレーン・タイヤが装着されている。

また、オフロード走行に重点を置きたいユーザー向けに、ライガーサスペンションとラリーダンパーを装備したオプションパッケージが用意されており、標準仕様よりもさらにサスペンショントラベルとグランドクリアランスが拡大される。

40台限定、価格は?

その他のアップグレードとしては、F1チームにも供給されているカーボンファイバー製ボディがある。専用のチタン製エグゾースト、4輪に安定してパワーを供給できるように改良されたトランスミッションのほか、高速走行時の効率と安全性を確保するためにCFD(流体力学)ソフトウェアを用いて空力性能を最適化したボディワークなども特徴的だ。

インテリアは、カーボンファイバー製のセンターコンソールに合わせて、フルレザーまたはアルカンターラのインテリアトリムを選択できる。ゲンバラは、「フルカスタマイズ」が可能であると述べており、予算の許す限り豪華なキャビンを指定できるようだ。

価格は49万5000ユーロ(約6380万円)から。

マーシャンは現在、欧州、中東、米国市場向けにホモロゲーションを取得中で、生産台数は40台に限定されている。40台のうち、10台の初期限定モデルはすでに販売されており、残りの30台についても半数以上が販売されているという。
Posted at 2021/07/22 22:46:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2021年07月22日 イイね!

正直AMGのA45とかばかりの記事を見ていたからベースグレードのエンジンがルノー製だったという事実に驚きなのですが…

正直AMGのA45とかばかりの記事を見ていたからベースグレードのエンジンがルノー製だったという事実に驚きなのですが…メルセデスベンツ Aクラス、ルノー製から独自開発の直4エンジン搭載か?改良新型をスクープ

メルセデスベンツは現在、エントリーモデル『Aクラス』改良新型を開発しているが、その市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

第4世代となる現行型Aクラスは2018年にデビュー、これが初の大幅改良となる。6月に高性能モデルのAMG『A45』をスクープしたが、ベースモデルはこれが初だ。

捉えたプロトタイプはAMGと同様にフロントマスクが完全に覆われているが、A45ほどアグレッシブでないことがわかる。改良新型では、新設計されたヘッドライト、強化された新しいグリルとバンパーを装備。『Cクラス』新型に寄せられたデザインが予想される。

リアは、ストリップがLEDテールライトをカモフラージュしており、グラフィックが変更される可能性が高い。リアバンパーもリフレッシュされるだろう。捉えた2台のプロトタイプはどちらも排気口がなく、フロア下部に設置されるPHEVモデルの可能性が高い。

パワートレインでの注目は、ルノー製エンジンを捨て、メルセデスベンツが独自開発しジーリーが中国で生産する新しい直列4気筒エンジンを搭載する可能性があることだ。これは同じくルノー製1.5リットルディーゼルエンジンにも当てはまるはずだ。

Aクラス改良新型のデビューは、最速で2022年初頭と予想される。


ただ、本文で言っているのがディーゼルエンジンのことなのか?ガソリンエンジンのことなのか??
で、設定されているエンジンとかも見てみるとディーゼルエンジンで直列4気筒ターボの1.5Lエンジンのことなんだね
A180d用1.5ℓ OM607型

A180dに搭載するエントリーレベルのディーゼルエンジンも刷新された。
OM607型という1.5ℓ直4ディーゼルターボだ。エミッションはEURO 6dに対応。RDEにも対応する。
ターボは、エキゾーストマニフォールドに一体化されたVGターボ(可変ジオメトリーターボ、メルセデス・ベンツは可変タービンジオメトリー=Variable Tubine Geometryと呼ぶ)を採用。タービンのジオメトリーを変えるのは電動アクチュエーターが受け持つ。
インテークマニフォールドも一体化されるシリンダーヘッドはアルミ合金製。燃料の噴射圧は前型が1600barだったのに対して、ソレノイド式インジェクターで2000bar(20MPa)まで上げている。噴孔数は8。1回の燃焼で最大6回噴射する。

シリンダーブロックは鋳鉄製だが、剛性を上げつつ軽量化している。ピストンは前型と同じくスチール製。

排気後処理では酸化触媒、AdBlueによる尿素SCR、そしてDPFを装着する。AdBlueのタンク容量は23.8ℓと大容量だ。

このOM608もルノーの協力によって開発された。
3つのエンジンのうち、1.3ℓガソリンと1.5ℓのディーゼルは、開発でルノーがかなり大きな力を発揮したのではないだろうか?
ちなみに、ルノーの1.5ℓディーゼルのK9K dCi75.90.110の、ボア×ストロークはM608と同一。鋳鉄ブロックだ。OM608はK9Kをベースにしていると考えられるかもしれない。

VWのディーゼルゲートで、欧州はディーゼルはそろそろ終わり、という声もあった。排気後処理のコストを考えると、Cセグでディーゼルは厳しくなるのでは、と考える人もいたが、ダイムラー&ルノーは、1.5ℓのディーゼルを新規に投入してきた。やはりまだまだディーゼルの活躍する余地は残されているのだろうか?
1.5ℓ直列4気筒DOHCディーゼルターボ
エンジン型式:M608型
排気量:1461cc
ボア×ストローク:76.0×80.5mm
ボア/ストローク比:1.05
ボアピッチ:85.0mm
圧縮比:15.1
バルブ数:2/シリンダー
最高出力:85kW(116ps)/4000rpm
最大トルク:260Nm/1750-2500rpm
リッター当たり出力:58kW/ℓ
ターボ:VGターボ
Posted at 2021/07/22 22:26:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記
2021年07月22日 イイね!

ちょっとソコまでの足車にコイツを使うっていうのは恐れ入るねw

ちょっとソコまでの足車にコイツを使うっていうのは恐れ入るねwトヨタ「ランクルプラド」価格で「対空ミサイル車両」を落札!? ピザを買いに公道走行も可! どんな代物なのか

■イギリスではミサイルポッドが買える!? オークションに出品された個人所有の対空ミサイル車両とは

 コレクティングカーズは自社が運営するオークションサイトで、イギリスやオーストラリア、ドイツなど世界中のクルマを競売にかけています。
 
 2021年6月には、「対空ミサイル車両」が出品され2万9500ポンド(約440万円)で落札されましたが、どのような車両なのでしょうか。

 今回オークションにかけられた対空ミサイル車両は、アルヴィス「スターストリークミサイルシステム搭載ストーマー装甲車(以下記事内ではストーマー)」という個人所有の車両です。

 この車両のメーカーであるアルヴィスは、イギリスにあった一般向けのクルマや軍用車両を生産していたメーカーで、今は存在しません。

 今回出品されたストーマーは、イギリス陸軍戦闘車両シリーズであるCVR(T)シリーズの最新車両。

 ストーマーに搭載されているスターストリークミサイルシステムは、通常放出される際に軍によって取りはずされることが多いのですが、ハードウエア(機構)自体は残されており、誘導システムの電子機器の一部が取り外され使用ができなくなっています。

 エンジンは最高出力253馬力のパーキンス製6リッター6気筒ターボディーゼルエンジンを搭載、これに前進7段、後退7段のデビッド・ブラウン製TN15Dトランスミッションが組み合わされ、最高速度は約80km/hに達します。また車両の軸線上で360度回転する超信地旋回が可能です。

 ボディはアルミニウム製で、トーションバー・サスペンションを装備、重量は約12トン、航続距離は約400マイルです。

 外部のツールや装備は、大型のバールを除いてオリジナルのまま残されており、室内には、ドライバー、ガンナー、コマンダー用の3つの油圧式シートが設置されています。

 この車両は軍のなかで、予備車として使用されていたため、車体に大きな損傷はなく、ボディカラーのNATOグリーンもとても綺麗な状態です。

 内装もシートに若干の傷や汚れが見られますが、全体的には非常に綺麗な状態です。

 この車両は、公道走行が可能で、前オーナーはピザを食べにいくためにこの車両を使ったこともあるとのことです。また前オーナー落札者に対しドライビングレッスンをしてくれます。

 オークションサイトでは239枚の高画質画像とともに本車両は掲載されており、書類まで公開されています。

 このストーマーは2021年6月2日に50回の入札の末、2万9500ポンド(約440万円)で落札されました。

 440万円というと、日本では新車でトヨタ「ランドクルーザープラド」や三菱「デリカD5」、ホンダ「オデッセイ」が買える値段です。
Posted at 2021/07/22 22:16:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2021年07月21日 イイね!

初めてZOOMでウェブ会議しましたよw

ウェブ飲みは何回もしたことあったけどちゃんと仕事でこういうの使うの初めてだったんですが、面白いっすね
現物触りながらじゃないと打ち合わせ出来ない事が多いけど簡単な打ち合わせだけならコレは良いですね〜
Posted at 2021/07/21 23:20:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年07月20日 イイね!

お膝元のネッツでもやらかしてるんだし、あるでしょ〜他のお店でもって考えてしまうのが普通の考え方なのでは?それだけ現場に圧力かけまくりってことなんだろうからさ

お膝元のネッツでもやらかしてるんだし、あるでしょ〜他のお店でもって考えてしまうのが普通の考え方なのでは?それだけ現場に圧力かけまくりってことなんだろうからさなぜレクサス高輪が不正車検を? トヨタが経緯を説明

トヨタモビリティ東京とトヨタは2021年7月20日、レクサス車両の販売・整備を行うレクサス高輪店で行われていた不正車検についてオンライン記者会見を開いた。


レクサス高輪で行った自動車検査(車検)にかかる指定整備において、一部の検査が行われていなかったという。

これについて、トヨタモビリティ東京の関島誠一代表取締役社長が、「レクサス高輪のオーナーや同社の多くのお客様、関係者の皆様に大変なご迷惑、ご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。自動車販売店としてお客様の安心と安全を何よりも優先させるべきであるにもかかわらず、それらを損なう結果となりましたことを何よりも重く受け止めております。また、国の認可を受けた指定整備事業者としても、国の検査を代行する責任ある立場にあるにもかかわらず、絶対にあってはならないことを侵してしまいました。本当に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。」と陳謝し、不正車検が行われた経緯を説明した。

その説明によると、2021年6月17日、レクサス高輪において国土交通省関東運輸局東京運輸支局による監査が行われ、車両の継続検査(車検)について指摘。車検は点検整備と検査の段階があり、点検整備については問題がなかったが、検査の領域で5つの項目の追加調査の指示を受けた。

同社は、監査が行われた6月17日より2年間をさかのぼって調査したところ、565台について基準を満たすように書き換えが行われたり、検査を実施しなかったことが判明した。これはレクサス高輪で整備・車検を行っている車両全体の3分の1にあたる台数だという。

具体的には、ヘッドライトの明るさやフロントタイヤの角度、パーキングブレーキの効きに関しては基準を満たす値への書き換えが行われ、排気ガスの成分やスピードメーターの精度(誤差)については検査を実施していなかったという。

これらの5つの検査項目について、レクサス高輪の検査員やエンジニアなど関係者への聞き取り調査を行った結果、検査員4人が値の書き換えや検査をしなかったという事実が確認された。レクサス高輪には現在、検査員の資格保有者が5人おり、そのうちの3人と、過去に検査業務をしていた1人を合わせた4人が今回の不正に関わっていたという。

詳細な調査を行った結果、検査結果が疑わしいと思われる車両も含めて前述の565台が再検査の必要があると特定し、対象となる車両のオーナーへの謝罪と無償での再検査を行う予定だ。

なぜこれらの不正が行われたのか。

トヨタモビリティ東京はトヨタとともにその原因追及の作業を進めてきた。その結果、2つの要因があると説明。

1つは、増加する仕事量に対してエンジニアを中心とした人員や設備が不足しており、慢性的に負荷の高い状況が続いていたこと。

2つ目は、決められた時間内に車検を終わらせることが目的となっていたことによるもの。クルマは1台1台、車種や走行距離、使われ方による車両の状況により、必要な作業時間が異なる。それにもかかわらず、当初予定した時間で仕上げることを最優先とした結果、今回の不正につながったと分析した。

これを基に、今後は安全・安心なクルマの整備に必要な追加作業にかかる時間や追加整備の費用をしっかりと顧客に説明していくこと。そしてレクサス高輪の社員がオーナーのために一生懸命に尽くそうとしているなかでの苦悩に対し、経営陣が適切な対策を講じられなかったことを反省し、経営者として責任を感じしっかりと改善を図っていくとした。

具体策として、まずは必要な人員の増強や検査機器やサービス機器の更新などを最優先で進めるとともに、エンジニアのための十分な休憩スペースを設置するなど、働く環境の改善を実施する。

トヨタモビリティ東京の関島社長は再発防止や信頼回復のため、
「エンジニアや販売スタッフはお客様の満足のために日々努力している。社長としてオペレーション上の負荷と悩みをしっかりと現地現物で把握し、エンジニアの処遇改善や働く環境の改善など会社として店舗における業務のあり方を抜本的に見直し、社員全員が目指すべきものに向けて1つになれる環境を整え、お互いが話し合える風土を作ることが、再発防止向けて果たすべき責任であると考える。社長が先頭に立って再発を防止するのはもちろんのこと、お客様の声に真摯に向き合い信頼を回復できるよう尽力してまいります。」
と述べた。

トヨタの不正車検については、2021年3月にネッツトヨタ愛知でも起きている。相次いで起こる不正車検。トヨタ直営の販売会社であるトヨタモビリティ東京で行われた今回の不正車検について、トヨタの国内販売事業本部 佐藤泰彦本部長は、

「全国のお客様に不安とトヨタの信頼をなくすような案件についてお詫びしたい」
と述べ、
「ネッツトヨタ愛知の事案は、45分車検という短時間で作業しなければならないということが不正車検につながった。今回のレクサス高輪については、車検にかかる時間を通常2時間いただいている。共通するのは時間が“目的”になっているということ。こういったことが全国の販売店で不具合を起こしていないか、という観点で調べていきたいと思っております」
と続けた。

そもそもトヨタが販売店で行っている短時間車検が生まれたいきさつは、
「豊田章男社長が業務改善のメンバーだったとき、販売店のサービスの現場を見て、お客様からお預かりしたたくさんのクルマが並んでいることに対して、これをもっと楽に、そしてお客様のために早く届けられないかを改善メンバーと現場の人と一緒に原因を追及。さまざまな状態のクルマがあるなかで標準作業を作り上げていき、結果、ある条件が整った場合に例えば60分でできた、というのが始まり。

その後、国内営業部や国内サービスの改善部隊が全国の販売店に、その思いとオペレーションを伝えていった。だが、『誰のために、何のためにやっているのか』という思いを伝えきれていなかった。問題はその定着であったと思う。標準作業はマニュアルではなく、変化に応じて改善していくべきもの。これをメーカーとして販売店とともに定着させられず、結果として(短時間で作業するという)時間だけが残ってしまった。」
とメーカーとしての反省点を述べた。

また、
「メーカーや国内営業部が販売店を評価する指標が、新車であれば販売台数、サービスでは入庫台数であり、営業や経営の結果指標で販売店に対して会話をし、リードしてきた。現場がモラルを持って正しい仕事をしていたか、お客様のために仕事ができていたかを見ておらず、結果として、一番弱いサービスの現場に現れてきた。」
とメーカーが販売店を表彰する制度に対しても反省すべきところがあるとした。

トヨタでは再発防止に向け、まずは全国の販売店で不正車検が行われている事実はないかの調査をするとともに、自動車メーカーとして、販売店への表彰制度の内容について改めて精査していくという。

定期的な点検・整備により車両の不具合をなくし、ドライバーや交通社会全体の安心・安全を担保するひとつである車検制度。一部の不正により、多くの不安が生まれることをしっかりと認識し、再発防止に取り組んでほしい。


〈文=ドライバーWeb編集部〉
Posted at 2021/07/20 20:29:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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