終わってみれば結構ブッチぎって勝ったG6フェスティバル。
エントリーリストではラストに某全日本選手がいたので、どこまで食いつけるかと思っていたわけですが、結果は1本目2本目とも0.3秒上回れました。
2本目はパイロンタッチのため沈んでますが、生タイムでも上回れたのがとても嬉しかったです。
では本番1本目。
この時点では完全に雨なので、浅間台の定説通りに空気圧を前後とも300KPaにしました。
減衰はドライ同様F6段、R8段戻しのまま。雨でも特に変えなくても問題ないので。
車をスタートラインに並べて、ふと前を見たら進行が止まってます。
・・・なんと前走者が土手に登ってました・・・。
ここでしばし休憩。というわけで車から降りて状況を見守ります。
無事に救出されて、ダメージはバンパー破損と左前アライメントの狂いだけだったそうです。2本目は元気に走って3位になってました。
う~ん、スタートから滑る滑る。まっすぐ加速しません。
適当にアクセル抜いて姿勢を整えながら加速します。
排水口前でのブレーキングは、ロックさせるとぶっ飛ぶので慎重にやります。
左奥は滑るので、かなりゆっくり入ったのですが・・・曲がらない。大アンダー。
ゆっくりなのに曲がらなくて土手が迫ってきてでも曲がらなくて・・・我慢大会です。
へろへろとなんとか曲がってスラロームして、島を曲がったのですが、1速グリップで曲がる予定なのにやっぱり曲がらない。
あまりに曲がらないので出口でちょっとサイド足しました。
そしたら案の定横スライドが止まりません。
適当にアクセル加減して前に進めてみたものの、ロスったかなぁ・・・と思ってました。でも映像では結構普通に見えますね。
左奥はぶっ飛ぶのでゆっくり進入して、右へ真横に走るイメージで回しました。
普通なら大きな円弧で回すわけですが、それをやると外周で滑るので、最短距離で外周を済ませ、右の新舗装で一気に向きを変えるという作戦です。
さらにこの後の下りでも結構大回りしてますが、これはできるだけ新舗装を走ろうという狙いからです。新舗装とバスストップは雨でもまだ食いますから。
狙い通り舗装の力で速度を乗せたのですが、それを止めるのは大変でした。
ブレーキロックまでしちゃって少し突っ込みすぎましたが、なんとか止まりました。
あとはもうひたすらフルグリップで走ります。ヘタにサイド引くと全く立ち上がらないので、浅間台の雨ではできるだけサイドを使わないのが鉄則だと思ってます。
が、3本巻きの進入で止まりきれず、突っ込みすぎました。
ただ映像を見る限り、これは結果オーライだったようです。
脱出ラインがフルグリップの回転半径ぎりぎりですね。
予定通りに止まってたら次の180度が苦しかったでしょう。
あとは我慢のフルグリップでそのままゴール。
ダメかなぁ、と思いつつ一応トップタイム更新。
でもFRより遅いタイムだし、まぁ抜かれるだろうと思ってたら・・・抜かれず1位。
4駆は2駆よりアンダーで苦労したようで、みんなタイム伸びませんでした。
雨も止んで、だんだん路面が乾いてきて、昼の完熟歩行ではかなり乾いた路面が増えてきました。
これで2本目はドライか?と思い、空気圧をF200KPa、R220KPaというドライセッティングに変更。減衰はもともといじってないのでそのまま。
ところが・・・4WDクラスが始まる前に小雨が降り出しました。
なんてこったい、もう空気抜いちゃったよ~。
と焦ってみたものの、この雨ならすぐに路面が濡れるということもなさそうだし、どのみち前半ゼッケンが乾いた状態で走れちゃうので、今更ウェットセッティングにしたところで勝ち目はない、と開き直ってそのままドライセッティングで行くことにしました。路面が持ってくれるのを願うだけです。
そして本番2本目。
なんとか路面は持ちました。
みんなタイムが上がっているので、その分早く順番が回ってくるのが功を奏したようです。
ドライと信じてスタートダッシュ・・・ダメです(爆)。
やっぱり滑るので少しアクセル抜いて食わせながら加速します。
一応3速まで入ったので、明らかに路面は良いです。
そこからブレーキングしたら、リヤが滑り出して横を向きそうな挙動をしだしました。
なんとかこらえて次のパイロンに向かったものの、結構危うかったです。
でも映像見ると普通ですねぇ。どうやらロスにはならなかった模様。
1本目にアンダーで苦しんだ左奥は、今回はちょん引きサイドで向きを変えます。
回り過ぎると致命傷なので、クラッチを切らずにサイドを引いてます。
おかげで今度は向きが変わったのでちゃんと踏んでいけます。
そのままドライと信じてアクセルを踏み抜き、上まで駆け上がっていったら奥で突っ込みすぎました・・・。
今になって思い出しましたが、ここでとっさにサイド引いて向きを変えたような気がします。
予定では1本目同様の進入のはずだったんですが。
路面が乾いているので今回はバスストップまでの大回りはせずに、直線的に下って島のS字に進入します。
ここのS字は入口も出口もちょん引きサイドで向きを変えるつもりでしたが、入口で回り過ぎてロスってしまいました。
なんとか出口を抑えてそのままテクニカル進入。
テクニカルの路面はちょっと湿っているので、普通のサイドだとまだ滑ると思い、ちょん引きの嵐でテクニカルを処理。
ここの処理が見事に決まってそのままゴール。
多分テクニカルは誰よりも速かったのではないでしょうか。
タイムは58秒を狙っていたのですが、結果はそれをはるかに上回る56秒台。
自分でびっくりしました。
この時点でトップタイムを3秒ぶっちぎってのゴールです。
ラストの全日本ドラの結果だけが気がかりだったのですが、車を止めて早々に見ようと思ったものの、なかなか戻れず結局見れたときにはゴール直前でした。
オフィシャルがパイロン修正しているのが見えたので、これで勝ったと思いました。
そしたら生タイムでも勝ってたんですね。
今回は完全勝利でした。
たまにはこんな日があってもいいですよね?ね?