
スーパーチャージャー~スロットル間の圧力をデジタル圧力計で測り、そのアナログ信号でバイパスバルブを制御するために、圧力を取る口を給気配管に付けました。
それで圧力表示をさせてみたところ・・・スーパーチャージャー回っている間は正圧でした。
空吹かしだと簡単に100KPaを超えるのですが、まぁ実際スロットル開いてエンジンが空気を使いだしたら、供給能力が追い付かずにそこまでは上がらないだろうと思ってます。
まずは空吹かしでバイパスバルブを制御して、一定圧力を維持できるかをテストしました。
プログラムではPID制御命令を使っているので、とりあえずPIDパラメータをいろいろ変えてみて実験。
実走確認しないとなんとも言えませんが、一応そこそこ制御できるパラメータが見つかりました。
圧力が上がり過ぎないようにしてみると、スーパーチャージャーの音は静かになりますね。
やはり音がうるさい時は、それだけ負荷を掛けているということなのでしょう。
テストしていて気になったのは、スーパーチャージャーを動かしてスロットル開けたときに空燃比が薄いほうへ行ってしまうこと。
低回転だし長時間ではないので壊れないかもしれませんが、ちゃんと燃調取り直さないと本格的に全開で使うのはちょっと怖いかも。
3500回転まではスーパーチャージャーを併用して、その上ではクラッチを切り離すつもりでいたのですが、ちゃんと合わせるまではもう少し使用回転数を抑えておいたほうがいいかもしれません。
あと、空気をほとんど消費せずにずっとスーパーチャージャーを回していたせいか、やたらと配管が熱かったです。
ルーツブロワは圧縮しないとはいえ、それだけ空気の温度が上がっているということなので、実際に問題になるようならインタークーラーの前にスーパーチャージャーが来るように配管変更しないといけなくなるかも・・・。
今のところのターゲットは10/15の埼群戦なんですが、それまでにちゃんと使えるようになるかどうか。
アナログ入力が2点しかなく、元々バイパスバルブ開度と5V点火信号を入れていたのですが、今回圧力信号を入れたために点火信号が入れられなくなったので、現状ではエンジン回転数がわかりません。
点火信号はデジタル入力に入れれば済むのですが、PLCの入力が対応する信号レベルが24Vなので、そのまま入れても反応しません。
そのため少し前に信号変換基盤を買ったのですが、相変わらずの中国直送なので到着が遅いのです・・・orz
最悪、制御系を止めれば電磁クラッチOFFでスーパーチャージャー止まるし、バイパスバルブも全開になるので、ただ余計な重量が増えただけの普通のターボとして使うことはできます(爆)。
あと、バイパスバルブの分で口径絞られてるから、ある意味リストリクターになってる分もノーマルより不利です。
ノーマル以下でよければ走るだけなら走れる、というところです。
Posted at 2017/10/01 21:31:02 | |
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