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2022年10月16日 イイね!

溶接面をとっかえひっかえ被ってみた違い

誰も言ってないと思うんですが、ESAB SENTINELと中華緑レンズの比較で、電極先端を注視すると、交流の120Aあたり、シェード11-12でSENTINELのほうが電極先端が見えます。

SENTINELは色は電極が赤く、アークは白に見えますが、それに加えて相対的にアーク光が抑えられています

色識別ができるからよい、というのが最近の遮光レンズのコンセンサスですが、電極先端が強いアーク光でマスクされるかどうかは「見える」に大事。それと視覚ってのはそこに意識を集中しないと、色の差にごまかされて認識できないんですね。

遮光レンズのキモというかイノベーションが集中しているのはは液晶でなくバンドパスフィルターです。それにより可視光以外は常時通していません。遮光面の不調で「目ぇ焼いた」のうち、翌朝目が開かないほうの症状は溶接後すぐ面を上げて見たり、壁や衣服反射で入射した紫外線によるものです。

可視光だけ通す性質のフィルターなぞないので、ローパス、ハイパスなどを組み合わせ、20枚以上重ねることで480 nm (blue) all the way up to 720 nm (red)を実現しているんだとか。


ヒトの感覚を考えると網膜の3種の色センサである錐体細胞のうち、緑(G)細胞とRの感度スペクトルはだいぶん重なってるけれど、紫外線側のBは離れています。電極先端は赤熱するけれど、温度が低いときの鈍い赤は赤外線寄り、温度が上がり青光成分が多いのなら遮光レンズによる違いが出るという仮説が成立する。


この分野の特許は海外勢からの登録でおさえられてて、日本メーカーや大学での研究開発はされてないっぽい≒日本語の読み物がなく、素人が仮説を立てるしかない。
日本が遅れてる分野の研究発表や総説の導入部が「近年の◎〇技術や観察装置の進歩により、なんたらかんたら…」って最先端イノベーションが海外発であることをぼやかす研究姿勢。総説ならガラパゴス市場にとどまらず世界の情勢を説明すべきだと思うんだけど、学術研究が産業や機械販売と密接に結びついている製造業方面だからかなあ。

Sentinelは電極先端見えるんですが、他のTrue Colorレンズがどうなのかはわかりません。6061.comの動画で、2年くらい前からアーク光があまりカメラに写らなくなっていました。仕事ではMillerの面をつかってるみたいですが、カメラ遮光になにを使ってるのかは不明。

2分から数秒。パルス入れてますけど。動画下に書いたボタンを使った指パルスなのかは不明


ペダルコントロールの代わりになるトーチボタンを発明しています。スイッチでなくアナログですね。アナログスイッチはXYジョイスティックが有名ですがそれでなく押下圧を電圧変化に変換するボタンみたい、ちょっとググってみたけどそういうスイッチ(でなくボタン)はサーチにひっかかりませんでした。日本の誰かも似たような機能のアタッチメントを作って売ってますが、ビード引きながらのダイヤルによる電圧電流調整はむずかしそう。電子部品調達力の差でしょう。
Posted at 2022/10/16 15:37:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | TIG習得 | 日記
2022年10月15日 イイね!

溶接カメラはヒトの目よりアークが明るく見えてるらしい

cavitar.com

動画でみる溶接は下の画像みたいなのばっかりですが、ここんとこ溶接してるとアークはこんなに強く見えず、赤い電極の先端まで見えます。

これは溶接中に遮光レンズをカメラ(スマホ)の前に出し入れしている動画でも同じなので、素通しで撮影して明るいところが飛んでる現象でなく、アーク波長は人間にはあまり見えてないんじゃないかと。カメラはその波長を可視光として再生してしまう、というなんともお粗末な半導体撮影素子周辺技術だと思いませんか。

わたしの目でみる溶接はどちらかというと上のモノクロ画像に近いんですが、これはバンドパスフィルターでアークや赤外線領域をほぼ見えなくして、レーザー光を当てて反射した光をカメラで撮影してるそうだ。

ソニーの出番はなくて、スウェーデンの会社。

光波長のことがわかる人は下の図。アーク波長はワイド、カメラの拾う波長はわからないけど、可視光よりは広い。端的にすぐわかる例では赤外線リモコン発光部にスマホカメラを向けてスマホ画面で見ると白く光って見えますが、スマホ液晶のRGB白あたりで表示するのおかしいと思わないのかという話です。


それと、従来型遮光レンズは緑なのは紫外(-緑-)赤外。可視光のまんなかの波長だから、短波長波をカットしたらこうなった、ということ。
しかし、それなのになぜ短波長波をカットする緑の遮光レンズを通してカメラで写したアークが白色光に変換されるのか不思議。

従来型遮光レンズの旧面でどう見えてるのか再確認してみます。もしかしたらTrue ColorのESABもスウェーデン製、というか上のモノクロ特殊カメラの撮影現場で使われているわけで、この現象を知っており、アーク光のうち可視光領域の特定の波長をバンドカットしてる可能性があるかも…シェード9の120Aまでだとそんなことはなく、緑レンズの旧面とアーク光の見え方は差を感じませんでした。100Aくらいならどちらも電極先端は見え、120Aだと遮光しきれてないからどちらも先端がアーク光で飛んでしまうわけで、シェード上げて続けます。
Posted at 2022/10/15 00:19:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | TIG習得 | 日記
2022年10月14日 イイね!

2% ランタン電極棒なのに先を丸めてみる

セラミックトーチ5Lに変更、ガスを絞り先に玉を作るため+バランス70%で捨て板にアーク。丸まったけど酸化。これはやや青くらいですが、青紫にもなる。そうなると最初のアークが飛びにくい。


ガス絞ったせいだろうか。ポストフロー時間なども変更してみるか。先端丸める効果がわかるのはずっと長いビードを引いてからっぽいけど、ビードは広くなるっぽいです。2%ランタンは先端が溶けにくいがそれでも使っていくうちに溶けると角餅を焼いたとき角から中身がミューと出てくる風ないびつな変形が起こるのは確かにそうで、それを予防するための玉なんだそうで。
【更新】バランスをプラス70%にしてアークを飛ばすと電極先端が赤熱→溶けてあっさり丸くなりますが、例えば120Aでペダルから足をストンと離すとアルゴンが止まるまでに冷えきれずに酸化するわけ。ペダルをゆっくり戻せばその時点で電極温度が十分下がっていて酸化無しという結果になりました。通常溶接ではプラスマイナスバランス設定が逆、そこまで電極に熱は入らないから6秒のポストフローでも酸化せず大丈夫なわけ。


これのときは熱が電極先端に集中するからアルゴンガス2倍流せといっている動画がありました。この方の動画でもときどきアーク光がほとんど見えないのがありますが撮影リグの説明がないんですよ。

このところ動画みてましたがビードの美麗さをドヤるのが目的、やりかたを説明するばかりで強度等に言及しないyoutuberは当てにならない。試した限りでのベストのやり方があることには異論はないが、試してはいない他の電極などをダメと断言しがちだし、収益化が左うちわまで達していないかけだしの場合、おススメを視聴者が買うと金が入るシステムを導入しているyoutuberばかりだし。

このところの練習した溶加棒の切れ端。おとといくらいから本数増やしたにしてもあまりやってません。


練習板はもとの2倍の厚さになったのでお役御免、次を切り出すの面倒。

今日は旧溶接面も使ってみましたが、以前より見えます、複視トレーニングが効いた模様。乱視に関心を集中すると2重に見えてますので、やはりメガネ屋に行きます。脳で演算、補正しちゃうんですよね、実際には遠近感はあいまい。

アルミ缶トライアルは無理でした。試す前に中を洗い乾燥させたほうが良い。


電極研ぎにも重宝したヘッドライトルーペのヘッドギアベルトが一部切れました。溶接面のヘッドギアを買うかな…


オイルスキマーはベンチテスト…でなく、立てて固定して続きをやろうと。アルミのあとで1ミリスチールやるとドロッとw
Posted at 2022/10/14 19:27:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | TIG習得 | 日記
2022年10月14日 イイね!

溶加棒4043→5356、全く違う

5356は溶ける。テラテラのyoutube動画アルミ溶接はマグネシウム系溶加棒でやってるんだと思うけど、うちの4043棒が腐っている可能性もないこともない

下の板の左側の空白スペースから始めたんですが、棒が注す前から溶けた。


ビードの隙間や上に棒5本盛り、厚いとこは3層くらいになった。棒で溶け方が違うのは知らんかった。


溶接面がよくなると練習する気にもなるので上達しますよ。ガスレンズ絞り無しズドンのパイレックスノズルはよく見えた。アルミ溶接ならもう意味なさげなのでセラミックの絞ったヤツで続きをします。
でもこのあと溶接作業が控えてはいないんだけど。RB26オイルパンがもう一つあるな…ドライサンプはもういいから後ろツボを作ろうかな。

【更新】ズバリ比較してる動画がありました。視聴者が「Youtubeは5356ばかりだけど、4043のほうが仕上がりが難しいのよね」に応えたかたちの。


ビードがツルツルになりやすいのは5356、溶けてなじみやすいのは4043と言っています。用途で使い分け、4043はエンジンや駆動系のキャストパーツ&温度が上がるパーツに、ということでいいかと。ただし6061は4043、まあそれでも割れやすいんで溶接かんたんではいですけど。
Posted at 2022/10/14 01:41:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | TIG習得 | 日記
2022年10月13日 イイね!

英国のFF→FRキットカーにはMAZDA Miataギアボックスが搭載される

マツダUK広報サイトより

The Plus 4 – Morgan’s biggest seller – uses the 2.0-litre Ford Duratec engine. By happy coincidence, that engine was designed by the same person who developed Mazda’s 2.0-litre in the MX-5. As a result the MX-5 gearbox bolts straight onto the engine.


デュラテックとマツダ2リッターはなんと設計者が同じだし、ギアボックスボルトパターンが同一

73sevenさんのコメント裏付けとれました。
Posted at 2022/10/13 18:01:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 駆動系 | 日記

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