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2022年01月15日 イイね!

失敗!?やっちまった!? 残念フルモデルチェンジ”ザ・ベストテン”

失敗!?やっちまった!? 残念フルモデルチェンジ”ザ・ベストテン”

今回のベストテンは”変えなきゃよかったんでね?”とNEWモデルを見て皆さんも感じた事、一度はあると思います、そんな思いをしたクルマ達のフルモデルチェンジ(FMC)をやってみっかなと…

最初に断ればこれもあくまでもワタシの基準、思いです、まぁ、大体市場の評価や実際のFMC前後の人気/売上げは比例しているとは思いますが中にはヒトによっては”えっ、アレって新型の方が良くね?”ってのもあると思いますがそこは元Gure個人的意見としてスルー願います!



例によって定義としては国産4輪限定で乗用車(一部商用含む 軽/登録車)とさせて頂いておりますので宜しくお願いします。

それでは早速『 残念フルモデルチェンジ”ザ・ベストテン”』やってみたいと思います。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!

【初代→2代目トヨタセリカ】
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(初代TA/RA20-30系セリカ 1970~1977)

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(2代目TA/RA40-50系セリカ 1977~1981)

1970年に三菱ギャランGTOと共に日本初のスペシャリティカーとしてデビューしたセリカ、HTノッチバッククーペと後にはHBクーペのLBを追加、当時は希少なDOHCエンジンを1.6/2Lに設定し流麗なスタイルとスポーツカー並みの高性能を売りに絶大な人気を誇りました!

初期ダルマ(HTクーペ)が発売されたのがワタクシ小学生になるかならないかの時期、クルマに関しては多感になる入口と言っていいかな?オヤジの影響で僅か6~7歳でも菱贔屓でしたがセリカ、素直にカッコ良かった!

初代セリカはこの種のモデルとしては異例な売上げと人気を誇り7年の長寿で末期ですら売上げがダウンが起きなかったという伝説もある程でしたんで77年、輸出先のアメリカ等の要望を採り入れボディを大型化しアメリカンナイズされたスタイルにFMCされた時はマジにガックリしたもんです…。

DOHCを2種TOPに据えた搭載エンジンは普及型を新採用した以外基本同じ、排ガス規制期なので走行性能的にも不利な時期でもありそれに増して軽快さを失い贅肉をタップリと蓄えてようなイメージになってしまったその変わり様にはショックさえ受けたモノでしたねぇ、市場的空気、評価も同様、セリカファンからはFMC前に”どうか変えてくれるな”との要望が殺到したとかしないとか?こんな根強いファンの要望を無視したFMC、当然初代を下回る人気と販売となってしまいこのFMCは失敗と言っても過言ではないかもしれない…

しかし有名な2代目セリカのコピー『名ばかりのGTは道を開ける』が象徴するように当時日本では貴重なDOHCエンジンを有する事から一定以上の評価はあり人気が無かった分現在残存する2代目セリカは初代よりも希少な存在な事は確かですナ!

続いて第9位!

【2代目→3代目プリメーラ】
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(2代目P11型プリメーラ 1995~2001)

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(3代目P12型プリメーラ 2001~2008)

オースター/スタンザの後継であった初代P10プリメーラ、日本車離れした秀逸なハンドリングヤサス設定、名器SRエンジン等で稀に見る高評価を獲得、常に不人気車の烙印を捺され続けた先代モデルとは正反対の高い人気を誇り大黒柱のブルーバードをも上回る販売量を記録したのも有名…

その流れを引継いだ2代目P11プリメーラも基本はP10のキープコンセプト、ボディ拡大による重量増で若干P10の走りはスポイルされるものの評価が高かった欧州車風のスタイリングを始め玄人好みのファミリーセダンとして存在感を発揮、P10程ではないながら評価も上々でした。

そして2001年の3代目P12がデビュー、P10~11のイメージはすっかり消え失せ近未来的ではあるもアクの強いスタイルとなりこれも正直凹まざるをえない!といった感じ。

好き嫌いはあると思うも何よりP10~11にあった軽快感とスポーティさがなくなりセダン(ワゴンもアリ)としては見慣れない摩訶不思議な出で立ちはワタシのような保守的な人間には確実に嫌われるモノ、新しさは認めるもこれをプリメーラと言うには無理があると思ったモノでした。

言い過ぎ承知で初代、2代目の評価を台無しにした感すらあるP12、セダン人気衰退もありましたが実際この代でプリメーラは消滅してしまいましたしね、日産としては無かった事にしたい失敗FMCだったと思います!

そして第8位!!

【7代目→8代目トヨタコロナ】
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(7代目AT/ST/RT/CT140系コロナ 1982~1985 ※営業向けは除く)

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(8代目AT/ST/CT150系コロナ 1983~1987)

今は無き長い歴史を誇るトヨタの大黒柱だったコロナ、世が世ならヤバいネーミングですわなw

そんなコロナの7代目時代、1982年当時はこのクラスに旧態のFR→FFに転換される時代でありFF化に積極的だった日産はライバルのブルーバードを一気にFF化、三菱ギャランΣやマツダカペラも順次FFに切り替わっていく中、保守層ユーザーが多いトヨタはFF化に慎重でコロナはまず6→7代目でもFRでリリース、翌83年にまずメインではない5ドアとして次期型となるFFの150系を140系のボディバリェーションとして追加、FF慎重姿勢故に140系はデビュー僅か1年で8代目の一部がお目見えするという特殊な状況となった訳です。

その後セダンでも5ドアベースのノッチバック4ドア(8代目150系)を83年暮れに発売、140系は廉価版、スポーツモデル、営業用に縮小され実質的に140は2年で次期型への置き換えになりました。

コロナと言えば昔から典型的な”オヤジ車”としてのイメージが強固、同じファミリーセダンでもカローラのようにリーズナブルさもなくカリーナのような若々しさもない、40代以上をターゲットにしたよく言えば落ち着いた大人のセダン、悪く言えば前述の如くオヤジセダン…

そんなイメージをFR最後だからかどうかは知りませんが140コロナは大幅に打破、セダン/HT共にこの代から兄弟化されたカリーナやセリカよりも妙にスポーティで妙にトンガッていたイメージ、ライバルのブルーバードが当時のスーパースターであるジュリー(沢田研二)をキャラに一世を風靡する910ブリーバードが大当たり、ジュリーのスター性とカッコ良さを見事にブルに投影し大人気を得ていたのが要因、ジュリーに対抗して映画007のR・ムーアをCM起用、ツインカムターボや最後となるFRを最大限に謳いセダン/HT共にシャープで鋭角的なスタイリングはとてもコロナのそれではなく特にHTは”ミニソアラ”と言われこれまでは無縁だった若い世代からの支持を集めました…。

これに対し83年から追加された次期型150はまぁ正常な従来型コロナの進化形といった印象、スタイリッシュでもなければ若々しさもないこれまで通りの”オヤジセダン”然とした出で立ちは残念と言うか「あぁ、コロナ、正常に戻ったなぁ」といった印象、商業的にも150も順調に売れある意味、140がコロナとしては異端児だったのでコロナ、FR最後のハッチャけでありトヨタやコロナユーザーには150がアンパイでもありワタシ個人の意見が強いのは間違いないですがスポーティモデル好きには共感して頂けると感じます!


さぁ、7位行ってみましょー!

【8代目→9代目日産ブルーバード】
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(8代目U12型ブルーバード 1987~1991)

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(9代目U13型ブルーバード 1991~1996)

過去の企画『 偉大なる“UP! DOWN! 野郎たち”!!!…ブルーバード編』で語ったようにブルーバードというモデルは失敗と成功を繰り返してきたクルマでイチイチ取り上げるとキリがないので今回は最も近年の8代目→9代目を7位に入れてみました!(ブルーバードの遍歴は こちら ①~⑩をご参照下さい)

ブルーバードは初代(310)→2代目(410)、3代目(510)→4代目(610)、6代目(910)→7代目(U11)とし成功→失敗の繰り返し、かつてBC戦争と言われトヨタの小型車屋台骨を支えるコロナのライバル、日産小型の重要基幹車種であってたにも関わらず少々見ていて危なっかしかったのが正直なところ、安定した人気と売上を誇るコロナに対し売れるのは爆発的に売れるもダメなのはコロナの足元にも及ばない、まぁ、通して見ればバランス取れているかもしれんけどw

8代目U12は大ヒット作の910をFFにしながらキープコンセプト化したU11が失敗、910のバランス取れたプロポーションをFF化により崩し似て非なるモノの印象が強くブルとしては久々の6気筒(V6)マキシマを追加したり気合を入れたモデルでしたが910の劣化コピー的出で立ちに酷評されました、とは言っても基幹車種、それなりの販売はなされるも910があまりにも偉大過ぎたって感じ。

そこでU12は910の精神に立ち返りシンプル&クリーンさを強調、マキシマは別車種とし本来のファミリーユースに戻り嫌味の無いスタイリングで万人向けを狙いながらアテーサやツインカムターボも採り入れさり気ない高性能さも持ち合わせ410や510時代に築いた見かけはファミリーセダンでも高性能=SSSの意義を再び味わえるモデルとして好評でした!

そんな中次期U13は再び失敗作、かつて410で犯したやっちゃいけない尻下がりのデザインにより日本人には嫌われ一気に不人気車に転落となってしまいます、このスタイルは北米からの要望で採用されたもので同時期のレパードJフェリーも同じデザインで大コケ、日本では410ブル始めとして尻下がりのデザインは当時鬼門でもありましたが日産は米国の意見を採ったため日本のユーザーから見捨てられた格好、今も昔も日産は海外で強い部分もあり日本市場を軽視?って訳ではないでしょうが他メーカーに較べそのキライが強い気がしますネ、U13が出た時、素直な印象は「ナンじゃこりゃ、410の悪夢再びか?」なんて思ったのが残っておりまする。。。

さぁ、第6位!!

【6代目→7代目日産スカライン】
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(6代目R30型スカイライン 1981~1985 ※バン、ワゴン除く)

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(7代目R31型スカイライン 1985~1989 ※ワゴン除く)

今でこそ7th=7代目スカイラインも高評価されていますがそれはあくまで後追いの2ドアクーペがメイン、6代目R30までの最強のスポーツセダンのイメージをかなぐり捨ててハイソ路線に突っ走ったデビュー当初のR31は失敗FMCとしてリアル世代には名高くある意味R34→V35になった時よりもショックは大きかった…

85年当時は好景気の中、所謂ハイソカー=高級車が持て囃されその火付け役、中心はトヨタのソアラやマークⅡ、日産も負けじとレパードやローレルでそれらに対抗しますが当時のトヨタの神がかり的な人気には敵わずに遂に当時でも国産名車に数えられた著名なスカイランまでもそのハイソ流行に巻き込まれる結果=それがR31スカイラインであり従来のセダンはそのままにスカイラインの象徴でもあった2HTを廃止し4HT化、高級版には以前からローレルという兄弟がいながらもスカイラインも高級路線化させた内容いはさすがのハイソ時代でも多くのクルマファン、スカイラインファンは大ブーイング、ともすれば高級を謳うばかりオヤジ臭さ、旦那臭さがはびこるハイソカーの中でR31はスカイラインらしい若々しさは持ち合わせるもカーマニアにとってはスカイラインは特別なクルマ、それが大衆迎合、時代に流された事は許されず酷評という結果になりました、日産はこの結果に慌てて翌86年に従来の2HTに代わる2ドアクーペをラインナップ、そのクーペにかつてのS54~R30までのスカイラインの精神を注ぎ込みどうにかファンの溜飲を下げた訳ですね~。

しかしさすがのスカイライン、R31のセダンや4HTだとしてもそのような過去は既に時効?現代のスカイラインが変わり果てたモノになってしまったのもあり今では評価されている訳ですからあの頃を知る世代には感慨深いモノがあります!

☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくも(?)ベストテンに入らなかった じゃない方 はこちら!

【4代目→5代目カローラ】
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(4代目KE/AE/TE/CE70系カローラ 1979~1983)

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(5代目AE/CE80系カローラ 1983~1987)

ダハハ、このFMC時期、実際ワタシこれ売ってたんでワタシの思いも当然ながら販売現場で感じた空気や体験からこれも失敗FMCと言わざるを得ませんナ。

但しこの時期のトヨタはFR→FFに移り行く過渡期でありその流れに一気に乗らず慎重、コロナの項でも述べた通り段階的なFF化を行いカローラの場合はメインであるセダンと従来のLBから変わる5ドアHBをまずFF化、スポーツバージョンとされる2ドア(70時代がHTとクーペ、80になり2ドアクーペと3ドアクーペ=レビン)は旧70系のシャシでFRのまま(ボディはFMC)とされました。

レビンに関してはメインを2T-G DOHCから代わり新開発の4A-G搭載とし後のアニメの影響もあり今や押しも押されぬ高額プレミアムカーとして人気のAE86、これに関しては個人的にはシャープなスタイリングの旧レビン(TE71)が好みというユーザーも少なくなかったながらも当時のテンロクとしては並外れた高性能な4A-Gの前にはスタイリング云々よりも旧態以前の2バルブDOHC 2T-Gは完全に時代遅れでしたし人気販売は順調でした。

一方のセダン系はカローラとしては冒険的な個性的スタイリングを採用、レビン系含めて丸っこくなりそれまでのカローラに較べ非常に個性的、しかしセダン系を選ぶユーザーには4A-Gとか関係なくやはり保守層にはFF化は受け入れられずかつその丸ッこいデザインもショールームに見に来たお客さんの多くは「なんでこんななっちゃったの?」という声が多かったのも事実、ワタシもそのお客さんのご意見はごもっとも!と思ってたんで同じFFでも角ばった当時のAL20カローラⅡを薦めたりしてましたっけ(笑)

それでも当時最量販車種のカローラでしたんで報奨金に困らない程度には売れましたが70時代は黙っていても売れていたのが80になると結構努力しないと売れない、そんな思いはありましたねぇ…。

失敗FMC、売る側の思いも多分に入っていますが次期90系が同じFFでもあれほど売れまくったのを見たりその後の80系(セダン)の評価を鑑みるとそう言わざるを得ません!

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【6代目→7代目三菱ギャラン】
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(6代目E30系ギャラン 1987~1992)

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(7代目E50~80系ギャラン 1992~1996)

稀に見る菱バカ、ギャランバカ?な元Gureとしてこれはショック以外何者でもなかった…

所有車輛なのであまり褒めちぎると嫌味になるんで軽くですが三菱らしいマッシブなスタイリング、空力無視のイケメンな逆スラントノーズに2分割グリル、当時2L最強の4G63エンジン搭載のVR-4を頂点とするE30ギャランは好き嫌いは別れるでしょうが非常に個性的、世はハイソブームで背の低い流麗な4HTばかりの中で背高でメリハリの効いた迫力あるスタイリングは正にラリーウェポンそのものでしたし国際ラリーで常にTOPを走るVR-4の雄姿に惚れたのはワタシだけではないでしょう…

そんなギャランは1992年にやめとけばいいのにクラスUPしてFMCを実施、E30にあった個性や迫力は皆無となりそれまでの”スポーツセダン”の訴求は下級ランサーに譲りV6エンジンをも搭載する高級路線に変化、上にディアマンテが存在するのに無意味な3ナンバー化、ボディ拡大と併せて贅肉タップリのふくよかなスタイリングはE30ギャランとはあまりにも変わり果ててしまいそのサマにはこれほどの菱バカですら”尾いていけぬ!”と思う程残念でした。

中身的にはバブル期設計の恩恵で質感は大幅にUP、新開発V6エンジンのフィーリングもよく世界初のファジーシフトAT等も採用し決して悪いクルマではなかったながらいかんせんそのスタイリングが受け入れられずE30で築いた名声を失墜させたといってもいい程、とのかくこれも失敗FMCの5本の指に入ると思いこの順位としています!

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【2代目→3代目マツダコスモ】
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(2代目CD系コスモ 1975~1981)

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(3代目HB系コスモ 1981~1990)

3代目コスモデビューの時も”あちゃー、やっちまったナ~」と思ったモンですw

何せ先代2代目コスモが1975年にデビューした時は鮮烈でしたからねぇ、OILショックでRE戦略からなる瀕死のマツダを救った2代目コスモ、名車の名が誉れ高いコスモスポーツ亡き後、3年ぶりにコスモの名を名乗りスポーツとは異なる当時ではいすゞ117位しかなかった後高級パーソナルクーペとしてデビュー、当時の富裕層向け高級2ドアはクラウンやセドグロの2HTやマークⅡ、ローレルのやはり2HT、それらとは一線を画すクーペ専用ボディ、ピラーウィンドウと呼ばれた独特なサイドビューの美しい処理、そして排ガス対策などには何ら影響なくパワーを誇示するREエンジンがメイン(レシプロもあり)という富裕層にとっては燃費などそれほど重要ではなかったのを逆手に取りCDコスモは大人気、当時としては高額な最高グレードのLTDでは200万に近い金額ながら発売以降飛ぶように売れマツダの窮地を救った功労車でした。

そんな2代目コスモは6年のモデルライフ、さすがに4年を過ぎた辺りから売れ行きは鈍り81年にFMCしますがこれは?と思う得る程の不思議なスタイリングに変貌、流行のリトラを採用したのはいいとしても4灯全てがリトラで大味な感じ、スタイリングもペキペキ調で流麗さもない、先代のピラーウィンドウはモチーフとして残されますが取って付けたような印象で酷評、後期ではこれが取り払われたりしていました。

REパワーも健在で82年にはRE+ターボも追加、この時期の第二次ハイパワー戦争に名乗りを上げますがいかんせん個性的過ぎるスタイリングが支持を得られずREターボもサバンナRX-7に設定されるとコスモは影が薄くなり先代当初の勢いがウソのような不人気モデルとなってしまいました。

HB系コスモは従来別モデルだったルーチェと実質統合されたのもありパーソナルらしさを失ったのもありますがとにかく万人受けし難いスタイリングが仇、マツダらしい冒険と個性は評価できるもそれが悪い方に行った一例でこれも完全に失敗FMCだと思います!

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【2代目→3代目ウイングロード/ADバン】
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(2代目Y11型ウイングロード 1999~2005)

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(3代目Y12型ウイングロード 2005~2018 ※ADに関しては現行)

これに関してはほぼワタシ個人的な思いが強いのでご了承願います、Y12型をお好きな方には失礼ですし決してY12型、後半は日産の手抜きもあり撃沈しましたが失敗FMCという程世間では酷評ではなく逆に数少ない小型クラスワゴンとしての存在感は高かった方と思いますね、日産が適切にMCやFMC等の商品陳腐化を防いでいればまだまだ需要はあったと思います。

Y11はかつて仕事でも使っていた程でシャープなスタイリングがワタシ好み、スタイル優先なのでウイング/AD共に積載性や後席は犠牲になっていましたが当時ライバルのE100系カローラワゴン→E120系カローラフィルダーと互角に渡り合う実力もああった。
そして何より気に入っていたのがルーツであるサニーバンの軽快さを持ち合わせていた点、カローラにこれはなく日産は商用やワゴンであっても乗り味が軽快で運転を愉しめる、そんな伝統を失わない点は贔屓でした(その分タイヤや足には不安がありましたが…)

そしてY12になってからは個人的には苦手な丸っこいデザインとなりロングルーフ故にワタシには芋虫にしか見えない出で立ちは受け入れ難い、しかも持ち味であった軽快さは大幅な車重増に伴いモッサリしたフーリングとなりA型~QG型に至る歴代エンジン、サニーバンから受け継いだ俊敏さは消え失せたのもワタシには失敗FMCとしか映りませんでした…。

商用ADバンは今も現役、つい最近までは三菱もオリジナルのランサーカーゴを止めADのOEMとなり売ってましたが正直止めてくれ!って感じ、ランサーの名を汚すな!って心境でOEMランカゴが廃盤となり正直ホッとしているかもwww

とうとう来ました!第2位!!

【4代目→5代目サニー 】
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(4代目B310型サニー 1977~1981)

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(5代目B11型サニー 1981~1985)

これも大ショックでしたねぇ…。
まぁ、時代背景もありFR→FF化の時代でしたのでそれもこの古きFR世代としては大きく影響しているとは思いますがサニーは2代目B110~310迄、ワタシら世代には青春期、様々な意味で運転の愉しさを教えてくれた秀逸な教材、OHVという一見非力に感じるパワーユニットながら軽量さとクイックなハンドリング、重量バランスで腕さえ磨けば下手なスポーツカーをもカモれる実力から本来万人受けファミリカーであったサニーですが走りの愉しさという点では王者カローラをもよせつけない、そんな郷愁のあるクルマでした。

ところがFF化に積極的な日産は1981年、まだFFが異端な時代に早くもサニーをFF化、1970年にチェリーでいち早くFFをラインナップした日産でしたが81年当時ではまだまだFFの悪癖は顕著、あれほど運転に愉しさをを与えてくれたサニーはどこ行った?と哀しくなる程でした。

とは言えE型エンジンは元気で俊敏、あくまで駆動形式の変更からなるFR世代の偏見も多分にあると思います、しかしスタイリングもFFの特徴を活かす為という大義から従来のサニーにはなかった鈍重さ、セダンやワゴンのカルフォルニアにはそうした”走り”の要求は少なく影響は僅かだったでしょうがかつてレースの世界でも輝いたTSサニー=クーペモデルにもその片鱗は皆無となりズングリムックリした出で立ちは市場的にも受け入れられずB11になって僅か2年で廃止されるという憂き目に…

まっ、その分次期型B12ではB11の酷評を徹底して改革し大人気を得たのでB11はFF第1弾、実験的要素もあったかな?と納得しますが今思い出してもB310→B11のFMCはマジでショック大きかった、「オレたちのサニーはもういないのか…」って淋しい思いでしたねぇ。。。

さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【2代目→3代目ソアラ】
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(2代目GZ/MZ20系ソアラ 1986~1991)

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(3代目JZZ/UZZ30系ソアラ 1991~2001)

今回の1位はこれしかない!ダントツの残念度合いは2→3代目ソアラでした…

我々世代には初代10~2代目20ソアラはそりゃもう憧れのクルマ、10代~20代の憧れだけは強くともソアラなんて雲の上のような高額車輛、憧れが強い分思い入れも強く富裕層や金持ちボンボンが乗り回すのを指を咥えて見ているしかなかった貧乏人にとっては眩し過ぎる存在。

しかし!そんなソアラが91年の3代目にして大変革、直線基調で芸術的にさえ思えたあの美しくスタイリッシュなデザインは何処へやら、ナマズのような大味な顔になりヌメってとしたスタイリングに変わり果てソアラ、終わったと思えましたねえ…

現代では貴重なFR縦置き6発という部分からドリ車としては評価されるようですが当時としては市場的にも”やっちまった“感全開で10年掛かって築いたソアラの名声はこの30で失墜したと非常に残念、10~20系では国内専用モデルだったソアラを海外進出としたのも米人好みを意識した結果が30不人気を呼び高級クーペ需要の衰退という要因もありますがソアラやレパード、コスモ等高額パーソナルクーペがスタイル他に魅力を失ったのも要因だとも思います。

デビュー時のセンセーショナルさはどんなクルマにも負けないソアラは30以降は様変わり、最後はレクサスに吸収されて終了、あの鮮烈なデビューを思い返すと寂しいソアラの終盤だったとシミジミ思います。


ランキングは以上となります、残念FMC、12~20位は下記の通りです!
12位スカイライン(10代目R34→11代目V35)
13位スカイライン(8代目R32→9代目R33)
14位シティ(初代AA/VF→2代目GA1/2)
15位インプレッサ(2代目GG/GD→3代目GE/GH/GR/GV)
16位プレリュード(3代目BA4/5/7型→4代目BA8/9/BB1/2/3/4)
17位レガシィ(4代目BL/BP→5代目BM/BR)
18位セルボ(初代SS20→2代目SS40)
19位シルビア(5代目S13→6代目S14)
20位ディアマンテ(初代F10/20→2代目F30/40)

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如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれも酷かったじゃん!!』的なご意見もあろうかと思いますがこれはほぼワタクシの基準です、これを読んで皆様も独自に”あのFMCは最悪だったなぁ”と思いを馳せて下されば幸いです!

尚、本文中に記載した特定車種のファンの方、オーナーの方には不快に感じる記述もありますがそこはお見逃しくださいまし<(_ _)>

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2022/01/15 22:15:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2021年12月17日 イイね!

儚い命・短命”ザ・ベスストテン”

 儚い命・短命”ザ・ベスストテン”今回のベストテンは短命、文字通り短い命=せっかくこの世に産まれながら僅かな生産期間でお蔵入りとなってしまった悲運の名車?迷車?をランキングしてゆこうと…

一口に短命と言っても現在では人間同様クルマの寿命=一つのモデルの生産期間は長くなってきており過去と現在ではその感覚も違うと思います、今回のベストテンをやるにあたっての定義としては60~00年代初頭まではモデルチェンジのサイクルは4年というのが常識的、一時的に昭和50年排ガス規制の時期にこれが延びたりした事はあるのと一部スポーツカー、商用車等は必ずしも当てはまらないながらも多くの一般向け乗用車は1モデル=4年、これを過ぎると”古臭い、いつまで造ってるんだ”等揶揄されたものです…。

これを鑑み今回の定義は概ね4年以下で生産を終えたモデル、在庫販売は計算せずあくまで生産終了までを数えたいと思います!

例によって国産車のみ、軽、登録車に分け隔てはありませんが乗用モデルを主としています、また一部限定車(限定グレード)やそれであっても後続限定モデルが存続し通算4年以上、一つのモデルとして生産されたモデルは除きます(例:三菱ランサーエボリューションシリーズ)、尚今回に限ってはワタシの個人的な見地ではなく公式に記録される生産期間に基づいてのランキングになっておりますんで宜しくどうぞ。

それでは早速『 儚い命・短命ベストテン』やってみたいと思います。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!同率で2台ランクイン!

【マツダユーノス300】
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発売1989年10月
製廃1992年10月(生産期間3年)

【フォードテルスターⅡ】
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発売1994年8月
製廃1997年8月(生産期間3年)

第10位は開始早々の同率でマツダコンビでした!

どちらも双子兄弟モデルでユーノス300はペルソナ、テルスターⅡはカペラが本家、この時期のマツダ無謀5チャンネル政策に伴う派生車種大量発生の一環であり両車マツダ店扱いのベースに対しユーノス店、そして提携先フォードブランドを着たオートラマ店向けのモデルとなります。

300の本家ペルソナは1985年のカリーナEDによってブーム化したスペシャリティ4HTに参入するべく開発され質の高い内装、ライバルにない気品を身に着けたのが特徴でしたが人気/販売は芳しくなくテルスターⅡは本家カペラ→クロノスにFMCしたのが大失敗、庶民的なカペラから3ナンバー化し高級さを強調し過ぎたのが仇となり売れ行き不振、急遽マツダは5ナンバーの新型カペラをリリース、クロノスのフォードブランドがテルスター、そして慌てて開発した新型カペラのそれがテルスターⅡでした。

ユーノス300は本家すら販売はイマイチなので売れる筈もなくテルスターⅡも本家カペラはテルスターよりいくらか持ち直すもののⅡに関しては存在すら知られない程のマイナーさ、これにより当時のマツダ派生モデル全般に言える事ですが300、Ⅱは3年という短命にて廃盤となっています。


続いて第9位!

【トヨタスパーキー】
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発売2000年9月
製廃2003年8月(生産期間2年11カ月)

元々は富士重工(現スバル)が軽バンをベースにサイズを最低限登録車としかつ多人数乗車を可能とした小型ワゴン『スバルドミンゴ』(1983)が元祖となるこのカテゴリー、開発費を抑える事ができ当時、主に道の狭い地方などで多人数乗車にある程度の注目を集め需要を喚起、しかしスバル一択という状況が暫く続く中でスバルが開拓したユーザー層に訴求する為、ダイハツが既存ハイゼットのワゴン版である『アトレー』をベースにした7人乗り登録小型ワゴンとして『アトレー7』を発売、これをOEM供給を受けトヨタとして販売したのが『スパーキー』となります。

肝心の元祖ドミンゴは途中、2代目となりますがスパーキー発売前の99年、販売不振と軽の規格改正もあり廃盤、この受け皿を狙うかのようにスパーキー(アトレー7)を始めスズキエブリィプラス→エブリィランディ、三菱タウンボックスワイドなど続々とデビューするもこの時期だけの現象、所詮軽ベース、軽クオリティのこれらモデルはその後支持される事はなく現在ではこのような軽ベースの小型多人数ワゴンは開発されず登録車として専用設計(例:トヨタシエンタ、日産ラフェスタ等)モデルに流れて行きます。

さすがのトヨタもそんな流れに逆らえなかった点、そして本家アトレー7より高級化がなされた事によるベース車からの大幅価格UPが仇となり販売不振、本家より1年以上早い2003年8月をもって廃盤、2年11月という短命はトヨタとしても珍しい部類です!


そして第8位!!同率で2台ランクイン!

【トヨタグランドハイエース】
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発売1999年8月
製廃2002年5月(生産期間2年9カ月)

新世代のワゴン=ミニバン文化の創成期であった95年、トヨタ最上級ミニバンとしてデビューした『グランビア』の兄弟車として99年8月にデビュー、グランビアがトヨタオート店扱いだったところ細かな意匠をリ・デザイン、トヨペット店扱い車種としての登場でした。

当時のペット店最上級1BOXだったH100系ハイエースから名前を取り『グランドハイエース』として投入、97年にデビューし絶大な人気を得ていた初代日産エルグランドに対抗させる為、エルグランドを意識しグランビアに比較して押し出し強いFrマスクなど派手なデザインが与えられました。

大人しめのグランビアに対し派手顔デザインにして若年層にも訴求するこの手法は以降のアルファードvsヴェルファイア、ノアvsヴォクシー等にも受け継がれています。

しかしエルグランドの絶大な人気、販売にはグランビア含めて叶わずこれに更に対抗するために2002年。新たに”打倒エルグランド”『アルファード』を新発売、vsエルグランドとしてハイエースのBigネームを背負い遅れて投入されたグランドハイエースはその期待も果たせないまま僅か2年9カ月での終焉、ベースモデルはぞれなりの在任でしたが派生モデル故の短命となりました。

【トヨタヴェロッサ】
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発売2001年7月
製廃2004年4月(生産期間2年9カ月)

長年マークⅡの兄弟として親しまれたチェイサー、クレスタでしたが本家マークⅡが2000年、8代目X100→X110系にFMCするのを機に2つの兄弟を統合し新たにリリースされたのがヴェロッサでした。
マークⅡのシャシやパーツを共有する点に変わりはないながらヴェロッサは保守的だったマークⅡ、チェイサー、クレスタに比較してイタリア調の攻めたデザインが特徴、車台は同じでもこれまでのような似て非なるモノから完全に別なモデルを訴求しました。

しかしその攻めた、アクの強いデザインが嫌われ一気に不人気車に転落、これまでのマークⅡ兄弟にはない売れ行き不振により僅か2年9カ月という失敗作に成り下がりましたが現在一部ドリフト愛好家の中にはマークⅡやチェイサー(X100系)では数が多く物足りない、変わったドリ車が欲しいというマニアも存在、これもリアルを知る世代からは驚く再評価とプレミア化を実現しています!


さぁ、7位行ってみましょー!

【ホンダエレメント】
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発売2003年4月
製廃2005年12月(生産期間2年8カ月)

元来はアメリカ人向けに既存CR-Vをベースにアメリカホンダにて設計、生産がなされたエレメント、アメリカですこぶる評判が良く人気が高かった為、いすゞのOEMビッグホーン(ホライゾン)亡き後、大型クラスのSUVが途絶えた日本市場向けにアメリカから輸入され2003年に発売されました。

現在エレメントは再評価され中古車市場でも高騰していますが当時は個性的な外観(観音開きドアやアメリカ人好みでも日本人の好みに合わないデザイン)が敬遠され僅か2年8か月で国内販売は打ち切られています、反面アメリカ本国では2002年~2011年、9年という長寿であらゆる面でクルマを遊びに使う文化があるアメリカでは受け入れられてもまだ当時の日本にはそこまでの需要が無かったのが悲運、しかし現在、もしエレメントが存続していれば確実に支持は得られた筈でその証拠に前述の中古車高騰があり出るのが20年早過ぎた!って感がありますね。


さぁ、第6位!!

【三菱500】/
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発売1960年4月
製廃1962年6月(生産期間2年2カ月)

三菱自動車以前の三菱重工時代の初の量産乗用車だった三菱500は時の通産省が掲げた”国民車構想”に応え開発されました。

しかし名乗りを上げたのはトヨタ(パブリカ)、ダイハツ(コンパーノベルリーナ))東洋工業(現マツダ ファミリア)等強敵揃い、そこに軽自動車のスバル360やスズキスズライトも絡み激戦区の中、三菱500は撃沈、大幅MCで質素過ぎた500を反省し1962年には初めて三菱の代表的ネーミングであるコルトを名乗る『コルト600』にバトンを渡し500は僅か2年2カ月という短命に終わっています。

その後のコルト600も3年5カ月で終わりますが500-コルト600通算でも5年2か月と決して長い期間ではなく商業的には成功とは言い難いモノがありましたがその後の三菱乗用車の基礎を造った事には相違なく三菱にとっては歴史的価値と貢献は見過ごせません!

【マツダアンフィニMS-9】
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発売1991年10月
製廃1993年12月(生産期間2年2カ月)

このMS-9も5チャンネル政策の被害車?長年マツダのフラッグシップを務めた『ルーチェ』から改名&FMCされた『センティア』=ルーチェ時代からのマツダ店モデルであり新店舗のマツダアンフィニ店向けにセンティアの顔やテールをリ・デザインした双子兄弟がMS-9でした。

ユーノス300/テルスターⅡの項でも触れたようにこの時期のマツダはバブルに浮かれ数えきれない程の派生双子兄弟を乱発、MS-9もその1台…

本家センティアは旧ルーチェユーザーからの代替え需要、そして時代にあったルーチェ以上の高級路線化、マツダらしいセンスある上品な佇まいでそこそこ好評、これによりMS-9もそのおこぼれに多少預かりますがバブル崩壊と共にマツダの経営悪化=5チャンネル政策見直しの煽りを受けて僅か2年2カ月で廃盤、センティアはその後も継続されますがやはりMS-9も派生車の悲運を味わう事となった訳です。

【ホンダジャズ】
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発売1993年10月
製廃1996年12月(生産期間2年2カ月)

メーカー同士が互いに足りないジャンルのモデルを融通し合う”相互OEM”その一環でデビューしたのがホンダジャズでした。

当時ブームが来ていたクロカン/RVを持たないホンダと乗用車自社開発を諦めたいすゞの相互OEMでホンダはアコード/ドマーニを供給していすゞアスカ/ジェミニ、ホンダはこれの代わりにいすゞビックホーン/ミューの供給を受けそのミューがジャズになります。

本家ビックホーンは時代を反映して人気も高くそれなりに生息しましたがRVのミューは本家でも人気薄、それがホンダバッジになろうとも変わらずでホライゾン(ビッグホーンのホンダ版)含めディーゼルエンジンに慣れていないホンダディーラーも売るのを躊躇、セールスも売りたがらないという中で積極的アピールすらなされず人知れず産まれ消えて行った印象、結局この相互OEMはいすゞ側に多少理があった程度であまり効果があったとは言えない感じ、結局ジャズは国内では売れ行き不振から2年2カ月(ホンダブランドでの輸出は継続)の短命、ホライゾンもジャズよりはマシ程度で約5年で生涯を終えています。


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくも(?)ベストテンに入らなかった じゃない方 はこちら!

【日産ピノ】
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発売2007年1月
製廃2010年2月(生産期間3年1カ月)

失われた20年?30年?長引く不況から登録車の売り上げに肉薄→逆転するという著しい軽自動車の躍進、かつて軽を持たず登録車オンリーだったトヨタや日産もこの時代の流れには生き残る為無視できなくなりトヨタは子会社のダイハツ製軽のOEMを受け日産はスズキ、三菱と提携します。

そんな中ピノはスズキMRワゴン→日産モコ、三菱ミニキャブ/ekワゴン→日産クリッパー/オッティに次ぐ日産の軽進出第4弾となるモデルで2006年にスズキアルトのOEM供給を受けて発売、グリルや各部をリ・デザインされた双子兄弟車でした。

バリェーションはアルトから大幅に縮小、アルトの4ナンバー商用は設定されず乗用のみグレードを絞り展開、軽を持たなかった日産がモコ、ピノ、オッティ、そしてこれ以降初代キックス(三菱パジェロミニ)やクリッパーリオ(三菱タウンボックス)と一気に軽バリェーションを拡大して攻めの体制に入った訳ですね!

しかしベースのアルトが2009年にFMC、この後も旧型を1年程販売継続しますがオッティやモコが順調でピノの存在も不要との判断から3年1か月でカタログ落ち、アルトは他にマツダにもキャロルとしてOEMされておりピノの設定で一時はアルト3兄弟化を形成しました僅か3年でEND、アルトとキャロルは現在でも継続しておりますがピノは既に忘れ去られた存在になりかけて来てる様相、10位のピッタリ3年とほぼ変わらないながら惜しくも?目出度く?短命ベストテン圏外でした(笑)

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!同率で2台ランクイン!

【マツダAZ-1】
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発売1992年9月
製廃1994年10月(生産期間2年1カ月)

今でこそ”ABCトリオ”(A=AZ-1 B=ビート C=カプチーノ)の一環として軽スポーツの名車として崇められるAZ-1ですがこれもバブルに浮かれブッ飛んだマツダが放った名車?迷車?…

スズキからアルトークス用F6ハイパワーエンジンの供給を受け2シーター、MR、ガルウィングというスーパーカー並みの装備を持ちデザインもそのまんまスーパーカーを軽サイズにしたような出で立ち、リアルタイム世代としてカッコはいいけど冗談か?と思いましたねぇ、世界最小のピュアスポーツ、ショーモデルや限定車でもなく正規のカタログモデルとして発売されましたしこれは今じゃ絶対出せないし当時のどこかネジが外れたマツダだからできたモノに相違ない、実用性皆無、コンビニ行くにもいちいちガルを開閉って…よほどの目立ちたがり屋じゃにと乗れないなんて言われましたっけ。

案の定ほぼ売れずの状況で逆に2年以上ラインナップした事が驚きかも?しかしこの冒険心旺盛なAZ-1(OEM供給したスズキキャラ含む)はその希少性から現在ではプレミア価格が当たり前に提示さる軽自動車界のスーパースターでもありますね。

【マツダエチュード】
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発売1987年1月
製廃1990年2月(生産期間2年1カ月)

エチュード、逆にレア過ぎてマニアには有名な変態車認定でしょうねw

これは当時のファミリアをベースにFC RX-7の雰囲気や高級な内装を施したファミリアのスペシャリティカーとしてデビューしました。

しかし非常に中途半端なイメージでRX-7程のスポーティさもなければファミリアに比較してそう高級感が高い訳でもない、値段は当然ファミリアより高額でありそれならファミリアの高グレードで充分という事で全く売れずの状態、2年1カ月で終焉となっています。

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【ホンダ145】
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発売1972年11月
製廃1974年10月(生産期間1年11カ月)

本田宗一郎氏の空冷エンジンへの強い拘りから産まれ鳴り物入りでデビューさせたホンダ1300が不発、ホンダらしい工夫と意欲は解るもこれが空回りして市場では全く受けずこれの見かけや機構はそのままに最大の欠点とされた重量級の空冷エンジンをシビック用に開発された水冷エンジンをスケールUPし置き換えたのがホンダ145、セダン/クーペのボディを持ち当時は珍しいFF方式は1300を踏襲しましたが一応別モデルとしてラインナップしました。

まだ稀少だった機械式燃料噴射装置の採用、水冷化により重量バランスの改善など意欲的な仕上がりだった145ですが元々が不人気、売れ行き不振の1300と見かけは同じだった事から販売テコ入りとはならず1年11カ月の短命で終わりました。



ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!同率で3台ランクイン!

【マツダオートザムクレフ】
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発売1992年5月
製廃1994年3月(生産期間1年10カ月)

これもバブル期の狂乱マツダの放った”クロノスの悲劇”の1台、マツダオートザム店向けのクロノス派生モデルでした。

軽や小型メインのオートザム店初の3ナンバーモデルでしたが店舗展開やユーザー層にマッチしていたとは思えず最初から地味な存在、数多い兄弟を超えて僅か1年10カ月の短命で終わり当時も今もその存在を知る者はマニアと言ってもいいでしょうね(笑)

【スズキキャラ】
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発売1993年1月
製廃1994年11月(生産期間1年10カ月)

5位のAZ-1のスズキ版であるキャラ、エンジンを供給したスズキにマツダがOEM供給していました。

しかし積極的販売展開がスズキではなされずAZ-1以上に生産/販売台数は僅少でほぼ売れず、これもAZ-1同様に逆に1年10カ月もカタログモデルであった事を褒めたいですね。

【いすゞビークロス】
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発売1997年5月
製廃1999年3月(生産期間1年10カ月)

当時はまだまだ乗用車分野にも意欲のあったいすゞが放った今で言うクロスオーバーSUVがビークロス、開発(ショーモデル)段階では乗用車も自社開発しておりジェミニのシャシを使い企画されるも市販化の段階ではビッグホーンやミューといったRVモデルのみになっていた為、ビッグホーンのシャシを使用してエキサイティングなデザインを纏うRVスペシャリティを訴求しました。

いすゞのデザインは117にせよジェミニやピアッツア等先進性が高いのが特徴でしたがそれが悪い方向に転ぶと市場に受け入れられない?なスタイルと採られ販売不振になる部分がありビークロスも見事にそれにハマった感じがありました、元々ジェミニベースで意図されたスタイリングはビックホーンベースとなり間延びしたような印象となり一時は変態車扱いされた時期もあります、しかし現在ようやく時代がビークロスに追いついた感がありまた、生産期間、台数の少なさもありこれも今ではプレミア価値化、往時を知っていると驚愕プライス展示も見かけられるモノも出始めています。

パーソナル性の高いモデルとしてメーカーも多くの販売台数を見込んでいなかったもののその想定の1割程と低迷、これも1年10カ月で姿を消す事になりました。


とうとう来ました!第2位!!

【トヨタヴォルツ】
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発売2002年8月
製廃2004年3月(生産期間1年7カ月)

トヨタとGMの共同開発されたモノで製造は米国で輸入販売だったヴォルツ、シャーシやパーツを当時のE120系カローラ系を用いエンジンも1ZZ/2ZZエンジンを採用。

国内では廃盤となったスプリンターカリブに代わるRVモデルとしてラインナップされましたがカリブからの価格上昇と同時期の悪評高き三菱ブーレイ顔を彷彿させる顔付から販売不振となりトヨタには稀に見る短命と希少度となっておりメーカー想定の月販ノルマを達成するどころか採算割れレベルの販売台数から1年7カ月で終焉となっています。


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【三菱ビスタチオ】
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発売1999年12月
製廃2000年2月(生産期間0年3カ月)

栄光の第1位はブッチで我が三菱のビスタチオが獲得!!!!

これも少量・短期間生産としては超有名ですが2位以下と同じに語るのが無理があるモデル…

ビスタチオは当時の三菱、環境エンジンとして鳴り物入りで他社に先駆けて開発した量産直噴エンジン(GDI)のアピール的存在でラインナップ、軽自動車のH40系ミニカのボディに登録車となる1.1L 4気筒DOHC-16バルブのGDIエンジンを搭載、環境アピールから自治体を対象に50台のの限定生産で発売したモデルでした。

当初から台数限定なので生産期間は短くなって当然でありこの事から2位以下の事情と異なりますのでブッチ1位にはこうし理由があってこそです。

実際には自治体対象とは言え軽自動車ボディの乗用車という事から実用性が低く販売実績は40台との記録、生産期間は僅か3カ月という内容ですが戦前や戦後間もない頃のような10台程度の試作車とも異なり一応カタログモデル、積極的セールスはなされないまでも一般人も購入可能だった点を鑑み栄えある1位と致しました。


ランキングは以上となります、4年以下短命12~20位は下記の通りです!

12位:マツダクロノス(1991/10~1995/12 3年2カ月)
13位:スズキX-90(1995/10~1999/1 3年3カ月)
14位:ホンダMDX(2003/3~2006/7 3年4カ月)
15位:三菱コルト600(1962/6~1965/11 3年5カ月
同率:三菱カリスマ(1996/10~2001/3 3年5カ月)
16位:ホンダロゴ(1996/10~2000/4 3年6カ月)
17位:日産バサラ(1999/11~2003/6 3年7カ月)
同率:トヨタプロナード(2000/4~2003/11 3年7カ月)
同率:ホンダラファーガ(1993/10~1997/5 3年7カ月)
同率:スバルトラヴィック(2001/8~2005/3 3年7カ月)
18位:ホンダキャパ(1998/4~2002/2 3年8カ月)
19位:スズキフロンテ800(1965/12~1969/10 3年10カ月
同率:トヨタタンク(2016/11~2020/9 3年10カ月)
同率:三菱エメロード(1992/10~1996/8 3年10カ月)

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如何でしたか?こうして振り返ってみるとやはりアンチョコさが拭えない双子兄弟車や海外モデルが多い、海外で好評でも日本でウケるとは限らずまた、マツダのように一粒で何度美味しさを求めるのも無駄という点が改めて解ります、マツダの5チャンネル時代はバブルで景気も良く造れば売れる!ラインナップすれば売れる!という時代ではありましたがそれは大メーカーのみにで当てはまる事(当時はトヨタ、日産、三菱、ホンダ)…

マツダのアンチョコな政策が色濃く反映されたベストテンになった事は意図したモノではありませんが短命車、あの狂乱の時代を思い出し人間もクルマも浮かれていたなぁ…と再認識した次第です!

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2021/12/17 17:54:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2021年12月06日 イイね!

じゃない方”ザ・ベスストテン”

じゃない方”ザ・ベスストテン”今回のベストテンはよくあるコンビ芸人や歌手なんかで”じゃない方”=つまりは全然目立たず知名度も低い、街頭インタビューなんかで顔写真見せても名前が即座に浮かばないなんてのがありますよね、そのクルマ版って事で(^^)v

まっ、これもいつものようにワタシの基準で選んでます、メジャーな方(元ネタ?)は街で石投げればそれに当たる!位ウジャウジャいるのに”じゃない方”は滅多にない、大体がかつて行われていた別チャンネル向けや経営合理化による他社OEMのモデルになりますがその見かけない、知名度薄い度合いが強ければ強い程上位になるって感じですんでよろしくどうぞ、あっ、またまた長文になっておりやすんで覚悟してお読み下さいませ<(_ _)>

言うなれば”じゃない方”悲運の影武者、日影モノ扱いされそれら”じゃない方”にもスポットを当ててやろうって企画ですナ、定義は国産車のみ(一部除く)、”じゃない方”はおおまかに二つのパターンがあり以前は販売店違いの同一メーカーの双子~三つ子、若しくはそれ以上(笑)、しかし最近は販売店統合によりこのようなモデルは少なくなりその代わりに現代はメーカー違いのOEM、非OEM車がほぼ、別メーカーながら大メーカーのグループ、或いは業務提携等で経営効率化の為に協業したり共同開発、または商用中心にコスト削減の為に別メーカーの車種をバッジチェンジ(エンブレムやマーク)のみ変更したり乗用では一応別あつらいのグリルやテールでリ・デザインしたりと…年代は関係なく新旧織り交ぜての順位となりますね!

それでは早速『じゃない方ベストテン』やってみたいと思います。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!

【トヨタスプリンター(元ネタ=カローラ】
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2代目KE/TE30・60系(1974~1979)

いくら”じゃない方”でも大トヨタの、それもベストセラーカーだったカローラの影武者だったスプリンターですからその揶揄が相応しくない程現役の頃は見かけたと思いますヨ、えぇ…

しかしそんなスプリンターですがまず出会わなかったモデルが↑のKE/TE60時代のHT、元々このHTは74年のカローラ/スプリンターのFMC時にカローラのみに設定されたモノでスプリンターはその代わりクーペをラインナップ、初代KE10カローラ時代にそれのクーペ名がスプリンターでしたがトヨタオート店(現元ネッツ店)向けに70年のカローラFMC、20系時代にカローラのグリルやテールのもリ・デザインした双子モデル ながら独立デビューしたスプリンターは2代目30系でセダン、クーペともオリジナリティを強調、カローラセダンがセミファストバックに対しスプリンターセダンはノッチバック、そしてカローラのHTに対しスプリンタークーペはセダン以上にデザインの違いが明らかでフェアレディZ並みに抉れたヘッドライトやスタイリッシュなクーペボディがカローラHTが当時の日産的なRrサイドウィンドウが切れ上がる所謂インポブルメントデザインだった事からあまり人気無かったのでこれを上回る好評さでした。

しかし77年のカローラ/スプリンターのMCを機に(この時型式を30→60に変更)カローラにクーペを、スプリンターにHTを設定、つまりはカローラ顔のスプリンタークーペとスプリンター顔のカローラHTが出来上がった訳でわざわざFMCでイメージを異にしたのにこの追加設定で再びまんま双子になると言う施策、トヨタの売るためなら何でもアリという商魂には呆れ、もとい、感心しましたネw

スプリンター時代から好評だったカローラクーペは販売力の高いカローラ店によりシュア拡大の出助けとなりますが元々あまり人気のないカローラHTボディをスプリンターに与えても何も役立たず?セダン、クーペ、そして76年から両車に追加されたLBはかなりの頻度で見かけるもスプリンターのHT、見た記憶がほぼない、この10位というランクインはこのHTの存在が大きなウェイトを占めているのは相違ない!

その後のKE/TE/AE70になって以降のスプリンターは全ボディともカローラと共通化(一部派生車種のカリブ、シエロ等はスプリンター専用)しながらもカローラより少し高級でスポーティさも強調、70のHTはオーソドックスな顔付のカローラに対しスラントノーズ、80系(AE86)ではカローラレビンには装備されないリトラがスプリンタートレノに採用(その後のAE90系まで継続)されアニメの影響もありこれらはカローラの人気を上回りスプリンター独自のファンも存在しましたねぇ。

3代目スプリンターHT KE/AE/TE70系(1979~1983)
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スターレット→ヴィッツに次ぐトヨタオート店の稼ぎ頭だったスプリンターですが2000年のNCVカローラ(9代目、E120/130系)デビューと同時にカリブやバンを除きリストラの対象となり廃盤、2002年には残るそれらも生産終了となり32年の歴史に幕を閉じています、”じゃない方”ながらもそれなりに知名度があったスプリンターの廃盤には当時驚いたモノでした…。


続いて第9位!

【日産ガゼール(元ネタ=シルビア】
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初代S110型1979~1986

かつての人気スポーツ、シルビアに1979(S54y)、兄弟車としてデビュー、シルビアが日産サニー店(現サティオ店)扱いだったところセドリックやローレル等がメインで若向け車種を持たない日産モーター店に向けたモデルでした。

お決まりのFrフェイスやRrをリ・デザイン、日産モーター扱いなのでシルビアより若干の高級風味とし価格もやや高め、初期モノではシルビアにはないトランザムのような派手なボンネットデカールをOP設定したり当時の人気ドラマ『西部警察』に小暮課長(石原裕次郎)専用にオープンに改造したモデルをタイアップ出演させる等、若者にアピールしていました。

ガゼールを有名?にした西部警察の特別車輛であったガゼールオープン!
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しかし高級車販売に長けた日産モーター店は大衆的スペシャリティの扱いが手に余った点、長年、大衆車の扱いを行ってきたサニー店に較べ拠点の少なさも災いし最後まで日陰者であり販売台数はシルビアの半分にも満たなかった様子…

2代目ガゼールS12型(1983~1986)
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グレードはシルビアと名称違いはあるも同一、搭載エンジンもZ18/Z18E、Z20E、FJ20E/FJ20ET、ボディーバリエーションもHTとHBクーペで全て一緒。

1983年にシルビアが4代目S12型にFMCしたと同時にガゼールも無事2世代目を迎えるも販売不振を理由に86年、シルビアのMC機に廃盤、S12型ガゼールはモデルライフを全うできずに終了となりました。

ガゼール、”じゃない方”ながらも大メーカー日産の当時人気のスペシャルティカーカテゴリーでしたんで往時は少ないと言えどそれなりに見かけたモノでしたがシルビアの目撃頻度の1/10位?シルビアが次世代S13で爆発的ヒットを飛ばしこちらもS15をもって生産終了となった今、名車扱いされている傍ら、ガゼールを憶えているヒトはどん位いるんでしょうかねぇ、若い世代にはシルビアは有名でもガゼール!?何それ?ってのも多い事でしょう…。


そして第8位!!

【日産ローレルスピリット(元ネタ=サニー)】
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初代B11型(1982~1986)

”じゃない方”の宝庫?日産が続きますが日産は昔から結構~小さな高級車~に拘りがあり勿論その名が示す通りローレルの精神を注ぎ込んだサニーがローレルスピリットですねぇ、まぁ、注ぎ込んだという宣伝文句ですが単にサニーの前後をリ・デザインして内装を高級化しただけで中身はまんまサニーなのは当然、ついでにスカイラインの精神を注入したラングレー、セドリックのそれ=スタンザ、ブルーバードのそれ=リベルタビラなんてのもありましたw

尚、サニーがセダン、HB、ワゴン(カリフォルニア)クーペ(RZ-1=B12)と幅広いボディを持つ中でスピリットはセダンのみに特化、エンジンもサニーのE13、E15、E15E、E15ET、CD17、GA13S、GA15S、GA15E、CA16DE、CD17(B11~B12通し))のラインナップの内、1.3L(E/GA)は設定されずそんな部分でもサニーより高級を謳っていました。

しかしサニーにローレルのグリルを付けて高級車になる筈はなく当時の日本人は高級車=見かけもデカくて立派で見栄を張れる!っていう心情の中、ローレルスピリットの評判は芳しくなくこれもシルビアvsガゼール同様にサニー店vs日産モーター店の闘い、しかしローレルの顧客にウケる筈もなくモーター店のエントリーモデルとしての存在感も示せない、またサニーより値段が高いのもありスピリットの売り上げは低迷、そこで86年のサニーがB11→B12にFMCしたのを機にB11が完全にサニーと同一ボディだったのに対しFr及びRrパネルは専用品となりエクステリアの豪華さも一段と増し先代がパッと見サニーと区別がつかない印象だったのに対し明確な差別化を図っています。

2代目B12型(1986~1990)
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80年代末期の日産の深刻な状況下の中、販売店統合により存在意義を無くしスピリットもリストラ対象化、サニーが90年にB13型にFMCするとほぼ同時に廃盤となります、80年代に前述の通り上級車のイメージを着せた大衆車を大量にラインナップし続け売り上げ低迷した日産、リバイバルプラン以降はこのような愚策を止めパイクカー等新たな販路を築き再生する訳ですがね、元ネタのローレルやセドリックまで消えてしまいそれも逆に00年代以降の日産の低迷になっている点を鑑みるとつくづく売り方が下手やなぁ…と思うのはワタシだけでいょうか…!?


さぁ、7位行ってみましょー!

【三菱ランサーフィオーレ(元ネタ=ミラージュサルーン】
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初代A170系(1982~1983)

我が三菱もやってますw ランサーフィオーレ、小型クラスがFR→FFに移行、元々FFでデビューした日産チェリー(パルサー)やホンダシビック、トヨタターセルコルサに対抗するために三菱初のFFとして78年デビューのミラージュ、そのセダン版サルーン(82年追加)の例によってFr/Rrのリ・デザイン版って訳です…

しかしミラージュが車輛発売と同時に立ち上げたカープラザ店専売であり従来からある店舗数、販売網もそれなりに多かったギャラン店にはまだFFモデルが存在せず俄かに小型FFが脚光を浴びそれまでのFRモデルもFFに転換していく中、ギャラン店にもFFありますヨー!と用意したのが双子兄弟のフィオーレ、元のミラージュがモデル末期のサルーン設定であり83年には早くも次期型にFMCした為初代フィオーレなんて僅か1年半の存在で見る暇無かったって感じ、あくまでランサーは当時の2代目のFR、ランサーEXがメインであり別車の意味でサブネーム「フィオーレ」を授けたって訳です。

83年の2代目デビューでも初代同様にミラージュのようにHBは持たずにセダンのみ、尚85年以降は初代A70系ランサーがバンを延々ラインナップしていましたがこれをミラージュ/フィオーレベースでFFとなりバン/ワゴンをミラージュと共にフィオーレにも設定しますがこちらは単に「ランサーバン/ワゴン」としフィオーレ名は付記されません。

2代目C10/30系(1983~1988)
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FR→FFの過渡期でもありランサーEXも87年まで併売、特にスポーツイメージの強いランサーですのでメインはフィオーレ2代目となってもEXの印象が強くそれは販売店、営業マンの意識も同様、フィオーレはあまり拡販に積極的姿勢ではなかった事もあり(バン/ワゴン除く)EXが79~87年という長寿の中、モデル末期の85年以降でようやくフィオーレがそこそ増えたかな?の印象でしたね、それとてFFになった80系カローラやB12サニーに較べると半分以下の目撃頻度でしたが…

87年に元ネタのミラージュが3代目C50~80系にFMC、その後1年フィオーレは旧型(ミラージュ)のまま存続しますが88年、新型ミラージュの5HBモデルとしてランサーが新型にFMC、これによりフィオーレは名実共に終了となりました、FF化の波に乗ろうと頑張った末のフィオーレでしたがランサーEXの素性が良くまだまだ保守層も多くFRの支持もある中、果たしてフィオーレの存在意義はあったのか否か?この当時の三菱は不振の時期でもありながら現在とは違いふそうを持っていた事によりトラックの利益があるからこそのフィオーレのようなモデルもラインナップできた訳で現在の三菱ではこのような”無駄なモデル”は許されません…


さぁ、第6位!!

【三菱ギャランΣエテルナ/ギャランΛエテルナ、エテルナΣ/エテルナΛ、エテルナ/エテルナSAVA、アスパイア(元ネタ=ギャランΣ/ギャランΛ、ギャラン)】
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初代ギャランΛエテルナA120/130系(1977~1980)

三菱が続きます、これもミラージュ一だけじゃ立ち行かんだろうって感じでカープラザ店向けに当時の三菱屋台骨を支える初代ギャランΣ、同Λの双子兄弟車としてギャラン系の1年遅れである1977年に投入した双子モデル、その後カープラザ店が旧ギャラン店(現三菱店)に統合された2003年迄、98年にはアスパイアと名称変更されますが都合26年の歴史を誇る偉大な”じゃない方”かもしれませんナw

特に最後のアスパイアなんてワタシみたいな菱バカじゃないと知らんモデルかもしれない、それだけ見かけないにも程があるって感じですが同年代のEA/ECギャランがそれなりに往時は走ってたのでそれに埋没してる可能性大です。

元祖?エテルナは80年、ギャラン店で売ってないギャラン名なんておかしかろうって事で改名しエテルナΣ/Λとなりますが先代同様にFr/Rrの単なるリ・デザインモデル、バリェーションはギャラン系より少し簡略化されますが同グレードなら同じプライスでした。

2代目エテルナΣ A160系(1980~1983)
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その後Λがスタリオン→GTOに発展していく中、これらはギャラン店、カープラ店で併売されエテルナΣ1本となりギャランと帯同しますが88年の6代目E30系ギャランの時に大きな変化!

ギャランには設定されない5ドアHBモデルをエテルナとしボディ前半はE30系ギャランと同一ながら後半は別車、多用途性も一枚上手でこれをアピール、元々欧州向けギャランに設定された5HBをそのままエテルナとした訳ですが当時の日本は5HBと言うボディは鬼門、欧州ではメジャーなこのボディ、せっかくあるのだからと数々のメーカーがこれを日本にも普及させようとラインナップしますがどれも撃沈、エテルナも御多分に漏れずギャランが絶好調の中で不人気モデルの烙印を押されてしましました…。

4代目エテルナE30系(1988~1992)
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あまりの不人気でカープラ救済の為?アンパイなノッチバックの4ドアセダンであるエテルナSAVAを89年に追加、これによりカープラ店でもエテルナの販売は若干上向くもギャランの販売台数には遠く及ばずでした、SAVAは従来からセダンであるギャランより車高を下げRスクリーンも寝かせるなどギャランとの差別化をデビュー以来初めて大胆に行うもそのマイナーなイメージ脱却にはならず92年の次世代E50~80系では完全にギャランとは別デザインとなるもベースの7代目ギャラン同様に無意味な肥大化により大コケ、ついにデビュー以来芳しくないエテルナ名を98年の最終ギャランの時に前述の通りアスパイアに変更、この時から再びギャランと完全双子化、ギャランのTOPグレードであるVR-4を持たない事、業界的にセダン市場の衰退もあり地味なイメージはより深刻となり加えて三菱不祥事=カープラ店の消滅と運命を共にしています…。

アスパイアEA/EC系(1998~2003)


今ではエテルナに限ってはマイナーな中のメジャー車?になりつつあるようですがアスパイア、ホンダみたいな名前にしたのがより傷を深めた感じがしないでもない(-_-;)


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった じゃない方 はこちら!

【ダイハツコンソルテベルリーナ/コンソルテ/コンソルテクーペ(元ネタ=トヨタパブリカ/パブリカスターレット】
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EP30型(1969~1977)

まだOEMという言葉の無かった1969年、トヨタ傘下に入ったダイハツが傘下入り前のダイハツメイン車種であったコンパーノベルリーナの代替えユーザー向けにトヨタより供給を受けた双子兄弟車がコンソルテベルリーナ!
まだセドリックとグロリアが別車種だった当時、元祖双子政策モデルでもありますね。

パブリカは大トヨタのボトムで初代は時の通産省提唱による『国民車構想』に呼応して産まれたメジャーモデル、そのパブリカの2代目がコンソルテとなる訳ですが例によってFr/Rrのリ・デザインモデル、ただ搭載エンジンはトヨタ製ではなく従来のコンパーノに搭載されていたFE型1Lとしダイハツの矜持を示していました。

但し71年にはカローラやパブリカに載る1.2Lトヨタ3K型も追加搭載、72年のパブリカBIGマイナーもパブリカに帯同しこの時に名称から伝統のネーミングであった「ベルリーナ」を外し単に「コンソルテ」になっています。

73年、それまで2ドアのみでファミリー層訴求だった本家パブリカに若者訴求のクーペモデルと4ドアセダンである「パブリカスターレット」を新追加、これを「コンソルテクーペ/同4ドア」として供給を受けました。

コンソルテクーペEP40系(1973~1977)
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ただ親会社の供給だけでは辛抱できずダイハツは自社開発をトヨタに直訴しそれを受け入れられ当時旧型となった20系カローラのパーツを使いながらもほぼオリジナルの「シャルマン(4ドアセダン/バン)」を74年に発売、これによりコンソルテ4ドアは僅か1年で廃盤となります。

その後排ガス対策の影響で51年規制はパスしたものの53年規制に適合できずダイハツの矜持であってた1Lエンジンを失いトヨタ3K(3K-U)のみになりますが77年後続となる完全オリジナルである「シャレード」デビューによりコンソルテは役目を終えてます、パブリカ/同スターレットに較べリセールバリューが低い=中古価格が安い点で若者には手の届き易い存在、当時唯一のダイハツ登録車だったのでダイハツディーラー関連社員などには需要もあり当時はそりゃ本家に較べると格段に少ない生息ながらパブリカを見るとダイハツエンブレムでないか?と凝視する変な小僧には真に存在感のあるモデルであったのでギリの圏外と致しました(笑)


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【日産ディーゼルバイソン(元ネタ=日産キャブオール/クリッパー)】
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YC341型(1979~1981)

トラックにも意外に”じゃない方”はいるものです、そんな究極のトラック”しゃない方”はこのモデルで決まりでしょう(笑)

何せに日産関連企業や工場が多い我が横浜、中大の旧日デトラックは多く見かけるも2tクラスはバイソン以後のコンドル(2t)になってから、バイソンなんて実物、多分1回2回の目撃でした。

元々日デは民生ディーゼルを元祖とする大型トラック/バスメーカー、その後日産の資本が入り日産ディーゼル(現UDとラックス)になる訳ですが2tクラスは日産が古くから持っており日デはラインナップを見送ってきましたがそれまでディーセル4社の中で同様に2tを持たなかった日野が提携先のダイハツデルタ、トヨタダイナの兄弟としてレンジャー2を発売し三菱ふそう、いすゞという伝統的に2t2強市場に参入、これにより日デも日産キャブオール/クリッパーのグリルチェンジで仕立てたバイソンをラインナップしその闘いに加わろうとした訳ですな。

しかしトラックという性格上、乗用車と違い頑強さとトルクフルなパワーが求められる中で元の日産製トラックは評判芳しくなく一般商店等では細々と売れるもプロはまず使わないというのが当時の定説、安かろう悪かろうの評だった日産トラックをベースにしているのでバイソンも不評、存在すら知られないウチに僅か2年で消えるという…

バイソンは81年、ネーミングのその響きが”倍損”を連想させると言う縁起を担ぐ商売人からの評価もありキャブオール/クリッパーを統合し新設定された日産「アトラス」の兄弟となり「コンドル」と名を変えイメージUPを図りますがそれでも売り上げは伸びず皮肉な事に95年にいすゞエルフをOEM供給された以後、その目撃頻度は格段に高くなりました。
しかし時代の流れからそのエルフコンドルも現在はキャンターベースの「ガセット」と名を変えるという日デ→UDトラックスになる中で提携先の変更というエルフvsキャンターという永遠のライバル両車をOEM供給されるとい数奇な運命を辿っています。

バイソン、搭載エンジンは社名の通り元ネタに用意されていたガソリンモデルは設定されずディーゼルのみの設定、イメージカラーがキャブオールの青、クリッパーの緑に対しバイソンは白、顔付は日デのCシリーズ(大型)やコンドル(4t)のイメージが与えら押し出しの強さは2t随一だったとは思いますが果たして「バイソン」、知ってるマニアはどん位いるのだろうか…!?

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【いすゞジェミネット/ジェミネットⅡ(元ネタ=スズキカルタス、スバルレオーネバン】
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ジェミネットAA43Z型(1986~1988)

永年いすゞはライトバンモデルとしてベレットエキスプレス~フローリアンバンを持っており城下町である我が神奈川県では他県では滅多に見ないこれら車種もそこそこ見かけたモノ、神奈川では当時工場が2~3つもあり関連企業も多いためそれなりに生息していましたが一番印象に残っているのはいすゞディーラーのサービスカー、ディーラーも中型/大型専門の神奈川いすゞ、エルフとジェミニ等乗用車を扱う横浜/湘南いすゞ、エルフを除く乗用専売のジェミニオートがありこれも他県に比較して拠点が数多く存在、そこがそれぞれにサービスカー持っていたんで結構見かけモノ、まぁ、それでもコロナバンやカローラバン、ブルバンやサニーバンの1割の目撃頻度でしたが(笑)

そんないすゞも83年にフローリアンがセダンと共に廃盤、後続のアスカにはバンモデルが存在しなかったのでサービスカー需要を含めいすゞ関連での業務用車種が無くなってしまいさぁ困った?そこで白羽の矢が立ったのが当時業務提携していたスズキ!

しかしスズキは当時今以上の軽専門メーカー的要素が強く登録車でラインナップしていたのは他メーカーで言うコンパクトクラスのカルタスとジムニーワイドのみ、ジムニーは業務車としては論外なので必然的にカルタス一択、幸いカルタスにはなんちゃってバン(HBの乗用モデルとボディは同一にしてRrシートを極端に立たせ基準の荷台寸法を確保した4ナンバーモデル)を持っていたのでそれをバッジチェンジで導入、車格は全く異なるもこれを乗用のみだったジェミニのバン的に86年にラインナップしたのが「ジェミネット」でした。

Frグリルのみいすゞオリジナル、後はエンジン(1L G10型)含めまんまカルタス、これも一時的には前任同様にいすゞ社用車等で見かけましたがやはり1Lのなんちゃってバンでは役不足、そこでお次はやはり業務提携している富士重工(現スバル)のレオーネバンの供給を受ける事としこれが「ジェミネットⅡ」として88年、カルタス版と入れ替わってラインナップされます。

ジェミネットⅡ AP8/9型(1988~1993)
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ジェミネットⅡになり積載力、広さ、パワーは以前のフローリアンバンの水準となりカローラやコロナバン、ブルバン、サニーバンとも何ら遜色なくあくまで神奈川県内限定として語ると元ネタのレオーネバンより見かける度合いは多かった気がします、何せ前任が珍車中の珍車だったんでジェミネット系は結構注目しておりカルタス版では当然Sマークばかりながらレオーネ版は6星じゃなくいすゞマークの方が見かけニヤッとしたモンですw

ジェミネットⅡもバッジチェンジのみ、バリェーションも本家からは大幅に減り1.6L EA71エンジンのみでFFと4WDをラインナップしていました。

先代より使い勝手も良く93年迄5年という長期で存在したジェミネットⅡも本家レオーネエステートバンの生産終了(販売は翌94年まで)、これによりいすゞの自社~OEM供給のライトバンラインナップは幕を閉じています、尚その後のサービスカー、業務車輛には1BOXのファーゴ→コモ(これも日産OEM)が勤める事になり現在まで継続中…。

神奈川県人には特にⅡは本家よりも親しみを持てた(ってスバル嫌いのオレだけってかwww)んでネ、いすゞディーラー前を珍バン見たくて覗き込んでいたあの日が懐かしくこの上位順位としました!


ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【いすゞファーゴ/ファーゴフィリー/フィリー/コモ(元ネタ=日産キャラバン/エルグランド】
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2代目現行コモ(2012~現在)

いすゞも90年代初頭のバブル崩壊による深刻な経営難以前は1BOXに売れないながらも「ファーゴ」という車種をラインナップ、商用バンと乗用ワゴンがあり後者はそれこそいすゞの社員位しか乗ってなかった印象ながらバンの方はジェミネット系同様にそれなりの見かけたモノです、しかしバブル崩壊後は当時人気カテゴリーだったクロカン/SUVを除く乗用(商用小型)モデルは撤退する事になりそこからは日産から当時のE24型キャラバンを相互OEMというカタチでラインナップ、キャラバンの供給を受ける代わりにエルフを日産「アトラス(2t以上のモデル)」として供給しました。

2代目E24型ファーゴ(1995~2001)
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こちらもキャラバンのバリェーションを絞りながらもエンジンはガソリンNA20S型、KA20DE型、KA24DE型 、ディーゼルTD27型、TD27ETi型、QD32型を搭載、キャラバンの最大の当時の売りだったVG30E以外は同一でした。

先代同様にバンとワゴンを設定、どちらも他のOEM同様のバッジチェンジのみという内容でしたが97年、本家がキャラバンがワゴン系(日産ではコーチ名)をエルグランドにFMCした事によりファーゴ乗用もエルグランドOEMに切り替わり「ファーゴ・フィリー」となりかつ99年のエルグランドに合わせたMCで名称を「フィリー」に改めています。

E50型ファーゴ・フィリー(1997~2002)
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フィリー(ファーゴフィリー含む)もE24同様にバリェーションを絞りエンジンは同一でガソリンVG33E→VQ35DE、ディーゼルQD32E→AD32DDTIという内容、外観上はバッジチェンジに留まらず専用グリル/Rrガーニッシュを採用。

しかし2002年のエルグラFMC時にいすゞは細々OEMで繋いできた乗用市場からの完全撤退を決断(但しファーゴ→コモのワゴン系は残る)し2代目E51型エルグランドの供給は受ける事なくここでフィリーもENDとなりました。

一方の商用ファーゴはフィリー後も継続、2001年にキャラバンがE25型へFMCしたと同時に継続してOEM供給されるも名称を自社生産時代からのファーゴ名を捨て「コモ」に変更し現在に至ります。

コモE25は2001~2012年、2代目E26が2012年~現在(2017年に一度廃止されるが2018年復活)、当然本家キャラバンと同じ道を歩みコモの場合はバッジチェンジのみ、一部グレード縮小といったカタチを継承。

ファーゴ時代同様、コモも先代、現行共にやはり神奈川では時折見かけます、他県では恐らくそうはいないでしょうねぇ、コモを見たけりゃ神奈川へどうぞ!って感じで堂々のベスト3としました(笑)

とうとう来ました!第2位!!

【スバルビッグホーン/ホンダホライゾン/ホンダジャズ/(元ネタ=いすゞビッグホーン、ミュー】
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初代スバルビッグホーンUBS55FMS/CMS/CWS/FWS/FWRS型(1988~1992)

80年代半ばから訪れたクロカン/RV(現在のSUV)ブーム、82年に新感覚の4駆クロカンとしてデビューした三菱パジェロによって火が着いたものでしたがこれによりトヨタのランドクルーザー、ハイラックス、日産サファリやダットサンにテラノ等もブームに乗ります、当時はまだ乗用車参入もしていたいすゞも得意のディーゼルエンジンを活かす「いすゞビッグホーン」を投入、クロカンブームに参入しました!

何と言ってもこの当時、そのような車種を持っていれば飛ぶように売れる!という時代背景の中、元来乗用車や軽、スポーツカーを得意としていたスバル(当時富士重工)やホンダにはそのラインナップはなく開発も間に合わない、そこでスバルはレガシィセダンをいすゞアスカとしてOEMする代わりにビッグホーンの供給を受け相互OEMにて欠けているラインナップを補完、これにより1988年にバッジチェンジの「スバルビッグホーン」がデビューします。

本家いすゞよりはグレードを縮小、いすゞのスポーツグレードであったイルムシャーのみを設定、搭載エンジンは2.8Lディーゼルターボの4JB1-T型のみでのラインナップ。

92年には本家のFMCがあり2代目ビッグホーンに移行、そのままスバル版もFMCを実施、エンジンは新たにガソリンV6の6VD1型、ディーゼルターボ3.1L 4JG2型に変更、スバル版はイルムシャーとは異なるスポーツグレードでハンドリングbyロータスのみを設定します。

しかしFMCの1年後である翌93年、いすゞ-富士重の相互OEM契約が切れいすゞは更新せず相手先をホンダに変更したためスバルビッグホーンは廃盤となりました。

新相互OEM契約先のホンダ、アスカをホンダアコードに変更、そして新たにジェミニも自社開発を断念した事によりホンダドマーニを新型ジェミニとしていすゞは供給を受ける事となりその代わりにやはりクロカン、RV車の開発に手間取っていたホンダにミューとビッグホーンを供給する運びとなりました。

ホンダジャズUC69DWH型(1993~1996)
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ホンダ側のネーミングはミュー→「ジャズ」、ビッグホーン→「ホライゾン」とされますが両名は既にホンダの2輪(ジャズ=原付アメリカン、ホライゾン=CBX750ホライゾン」で名付けされており新鮮さはありませんでした。

ホンダホライゾンUBS25/69/73GWH型(1994~1999)
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ジャズは3.1L 4JG2ディーゼルターボ、ホライゾンは前期型にスバル同様に6VD1型と4JG2型、後期になって6VE1型 3.5L V6 DOHC ガソリン、4JX1型 3.0L 直列4気筒 DOHC I/Cターボ 直噴ディーゼルが搭載されています。

外観上の差異はエンブレムは勿論、A/Wやボディカラーがホンダ版は専用、ミューはバッジチェンジのみながらホライゾンは専用グリルが与えられています、ミューは専用シートを持つモノグレード、ホライゾンはハンドリングbyロータス、同SEという内容…。

しかしホンダは高性能DOHC等は得意でもディーゼルに関して苦手、このため特にディーゼルモデルのサービスは請けれず請けたとしてもそんままいすゞに外注という有様、先代?のスバルも同様で各営業マンも店舗も売りたがらずいすゞ版は当時のブームの中、結構な台数を見かけるもHや6星マークはほぼ皆無、ワタシもスバルを1回、ホライゾンを2~3回、ジャズについては見た記憶ナシ!って感じなので2位という輝かしい順位と致しました!

さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【ダイハツアルティス/ダイハツメビウス(元ネタ=トヨタカムリ、プリウスα】
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5代目アルティスXV70型(2017~現在)

ダイハツは過去、コンパーノベルリーナから始まりコンソルテ→シャルマン→アプローズと軽メーカーながら登録車も設定、トヨタ子会社の立場としてはこれら登録車がフラッグシップであり重役や販売店の上席専用とも言えるラインナップを行ってきましたがコンソルテ以外は一応自社開発、しかし合理化の名の下にアプローズ亡き後の2000年、親会社のトヨタからOEM供給を受けトヨタカムリ→「アルティス」としてラインナップ、6代目のカムリXV20系から始まり現在まで継続しアルティス単独で5代目を数えています。

当然、カムリのFMCに合わせて進捗していますが2010年から約2年の間は一時設定なし、2012年に再びカムリOEMで復活、伝統的にカムリのバリェーション、搭載エンジンを絞ってアルティスに与えています。

一方のメビウス、復活の4代目アルティスがHV専用となった6代目カムリ、親会社のHV推しもありダイハツ版HV第2弾として売れに売れた30系プリウスのワゴンバージョンであるプリウスα(アルファ)を「メビウス」として供給を受け2013年に発売、これにてダイハツ社員の登録車選択の幅が広がった訳ですナ(笑)

メビウスZVW41W型(2013~2021)
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メビウスも完全なるバッジチェンジ、プリウスαと違う点はαには7人乗りが用意されていましたがメビウスは5人乗りのみでの展開、8年の長きに渡り人知れず?ラインナップされてきました、しかし本家プリウスαのステーションワゴン人気衰退による廃盤に合わせて2021年、こちらも終焉になりました。

アルティスはもう20年超え、メビウスでも8年という決して短くはない期間売られていた両車ですがダイハツディーラーですらまずおらず目撃は現行アルティスをあるダイハツディーラーのお偉いさん送迎で出くわしたのが1度、メビウスも街中目撃は一度きりという凄まじいレア度!!

まぁ、カムリはともかくαは一時人気があり結構走っていたしそのα全てのマークがTでなくDだったかもしれなかった訳で元ネタが多数だと見慣れて埋没してしまうのはメビウスに限らずなんで一概に超レアと言ってはいかんかもしれませんがね、しかしこの2車がこの世に存在している事を知っているクルマ好きってどんだけいるんだろうか!?と思う程の見かけなさなんでブッチ切りの第1位とさせて頂きました(*^^)v

ランキングは以上となりますが他にも”じゃない方”モデルは枚挙に問いません、そこで圏外として以下に記します!

12位:ホンダトルネオ(ホンダアコード)
13位:三菱2代目ディグニィティ/プラウディア(日産フーガ/シーマ)
14位:ダイハツデルタバン・ワゴン・750㎏積トラック(トヨタタウンエース/ライトエースバン・ワゴン・トラック)
15位:いすゞ4代目ジェミニ/2代目アスカ(ホンダドマーニ/スバルレガシィ、ホンダアコード)
16位:日野レンジャー2(ダイハツデルタ2t~/トヨタダイナ)
17位:マツダAZオフロード(スズキジムニー)
18位:マツダアンフィニMS-6・フォードテルスター・オートザムクレフ・マツダMX-6(マツダクロノス)
19位:フォードレーザー(マツダファミリア)
20位:マツダタイタン(いすゞエルフ)
21位:トヨタヴェロッサ(トヨタマークⅡ)
22位:初代日産キックス(三菱パジェロミニ)
23位:ホンダビガー/セイバー(ホンダアコード/インスパイア)
24位:トヨタセリカカムリ(トヨタカリーナ)
25位:三菱デリカD2(スズキソリオ)
26位:ダイハツブーン・ストーリア(トヨタパッソ・デュエット)※元ネタはダイハツながら販売台数は圧倒的にトヨタ
27位:日産リベルタビラ/ラングレー(日産パルサー)
28位:アンフィニMS-9(マツダセンティア)
29位:日産グロリア(日産セドリック)
30位:日産バネット・三菱デリカ(ボンゴ)

他にワタシの思い出す限り以下の”じゃない方”がありますが順位に関係なく羅列しておきます!

・スバルレオーネバン、三菱ランサーカーゴ、マツダファミリアバン(日産AD)・トヨタハイエーストラック(トヨタトヨエース)・日産モコ(スズキMRワゴン)・トヨタレジアスエース(トヨタハイエース)・トヨタクレスタ/チェイサー(トヨタマークⅡ)・日産オッティ(三菱ek)・トヨタビスタ(トヨタカムリ)・2代目スバルジャスティ、トヨタルーミー/タンク(ダイハツトール)・日産クリッパー/クリッパーリオ(三菱ミニキャブ/タウンボックス、スズキキャリィ/エブリィ)・三菱ミニキャブ/タウンボックス(スズキキャリィ/エブリィ)・マツダスクラム(スズキキャリィ/エブリィ)・スバルサンバー、トヨタピクシストラック/バン(ダイハツハイゼット)フォードテルスター/J80/J100/スペクトロン/ユーノスカーゴ(マツダ/カペラ/ボンゴ)・ダイハツクー/スバルデックス(トヨタbB※開発はダイハツ)・スズキランディ(日産セレナ)・トヨタグランビア(トヨタグランドハイエース)・ホンダラファーガ(ホンダアスコット)・スバルトレジア(トヨタラクティス)・マツダキャロル(スズキアルト)・ホンダバラード(ホンダシビック)・マツダラピュタ(スズキkei)・マツダAZワゴン/フレア(スズキワゴンR)・三菱コルディアXP(三菱コルディアXG)・トヨタマスターエースサーフ(トヨタタウンエース)・三菱ランサーエボリューションⅩ(三菱ギャランフォルティス)・日産プレジデント(日産インフィニティQ45)・トヨタエクスファイア(トヨタノア/ヴォクシー)・トヨタピクシスエポック、スバルプレオ(ダイハツミライース)・日産オースター/スタンザ(日産バイオレット)・トヨタアリオン(トヨタプレミオ)・トヨタ3代目~ライトエース(トヨタ2代目~タウンエース)・トヨタツーリングハイエース(トヨタハイエースレジアス)・マツダロードペーサー/いすゞステーツマン(GMホールデン)・三菱ジープ(ウィリスジープ)・スズキキャラ(マツダAZ-1)・トヨタサクシード(トヨタプロボックス)・マツダファミリアバン(トヨタプロボックス)・マツダボンゴ、ボンゴブローニィ(トヨタタウン/ライトエース/ハイエース)・UDカゼット(三菱ふそうキャンター)・トヨタダイナ、トヨエース(日野デュトロ)・UDコンドル(いすゞフォワード)・日野リエッセⅡ(トヨタコースター)・日野ブルーリボン(いすゞエルガ)・いすゞガーラ(日野セレガ)・いすゞエルフ100(日産アトラス) 等々……

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如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なお好きなベストテンを思い浮かべて愉しんで頂けたらと思います。

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2021/12/06 22:20:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2021年11月28日 イイね!

後ろに付くと「ババ引いた」と萎える”ザ・ベスストテン”

後ろに付くと「ババ引いた」と萎える”ザ・ベスストテン”
またまた下らないお遊びブログ(;^_^A

いやー、皆さんにもきっとあると思うんですが綺麗事抜きに?コレの後ろに付いたら『最悪、・やっちまった・ババ引いた・ウザい』と思う事ってあると思うんだよね~ って何々!?いつも余裕持って運転してるからそんな事は思った事はナイ!って方はどうぞスルーして下さいませ、当然ですがこのベストテンはワタシの完全なる独断と偏見に間違いないので中には読んでいて”イラっ”と来る御仁もいるかとは思いますがイチイチ噛みつかれても困りまする、だって正直そう思う事をネタにしてるんでワタシの思いは誰にも変えられんしで…

と、言う訳で早速『後に付くと「ババ引いた」と萎える”ザ・ベスストテン”』(なんちゅータイトルやwww)やってみましょー(*^^)v

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!

【先代及び現行マツダデミオ/マツダ2】
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該当車種にお乗りの方には申し訳ないですが勿論全てがそうではない、標準グレードでシルバー等の地味色で老人マークが付いていたらもうビンゴw

きっと家族から軽は危ないヨとか止められてる?偏見承知で書けばワタシ的には地味色老人マークデミオ(マツダ2)はほぼお婆さん確定…

老人なので仕方ないですがとにかく遅いしヨロヨロ、下手すりゃ見てるんだか見えたないんだか信号無視や一時停止無視も平然とはするしで後ろ付くと危険を感じるんでこのテのデミオ(マツダ2)がいたら後続車に抜かせるか自分がブチ抜くか(勿論合法箇所にて)にしていますねぇ。

老人事故がクローズUPされる今、一概に年取ったら免許剥奪とも言えんし高齢化の日本の深刻な問題だと思います。

続いて第9位!

【先代日産ノート】
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これもデミオ同様の理由で9位、デミオが婆さんならノートは爺さんって感じかな!? 
何故かeパワーでなく標準ガソリンモデルのE12ノートが多い気がするのは気のせい?やはりマルーンやシルバーの地味色が多く画像のような明るい色は少ないけど逆に明るい色はお婆さんの印象かもw

要はデミオやノートに限らずコンパクトは老人が多くしかも運転がご勘弁レベル、年寄り専用車化しているトヨタのプレミオやアリオン、先代カローラ、日産のシルフィなんて乗ってるのはそれなりに運転はまともな気がする、決めつけ承知だけどこれら車種ってのは歴史が長い(コロナやブルーバード時代からの継承)ので若い頃から馴染んだ車種に乗り続けており運転も好きで現在でもスキルがそこまで衰えずって勝手に思い優しい眼差しを向けてますw

そして第8位!!

【軽トラ】
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最近脚光を浴びてる?軽トラ、これも地方限定のウザさw

さすがに都会で見る軽トラってのは仕事で毎日乗る若い世代が多いので当てはまらいも田舎、田園地帯の軽トラはほぼ100%年寄り、中にはAT乗れないのでしょう、MT転がすのは大したモノと思うもローでブォンブォン吹かしながら蟻のように進む農作業帰りの軽トラは最悪、40制限を40で走るならまだいい、下手すりゃ30km位で行くのもありそれらの後続になるとマジ「夜が明けるぜ」なーんて思ったりでorz…

さぁ、7位行ってみましょー!

【原チャリ】
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これも勿論全てではない、制限30㎞という特殊な?乗り物を理解し道の左端を遠慮がちに走るのを見るとコチラも優しい、労わりの目で見てやれるも高校生位のクソガキなんかはイキって堂々真ん中を走る、当然ヤツらは30㎞なんかでは走らんもせいぜい50㎞とかで幹線道路を汚ねぇ爆音マフラーで前でチョロチョロされると思わず跳ね飛ばしてやりたくなるのはオレだけか!?

まっ、あくまで妄想の世界(中にはホントにやるのも最近はいるけど…)ですがそろそろ原付1種にも実技を導入して普通のバイクとしてのマナー、道徳を教育すべきだと思いますが如何なモンでしょうか…。

さぁ、第6位!!

【2(3)tダンプ】
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何だろう、小型ベースのダンプって〇カチンが多いせいか?やたら運転荒いのが多い、しかも現場で泥だらけになって走るから後ろ付くと乾いた土や小石をやたら飛ばしてくるのも多く2輪の時はまずこれが前にいると見送るか抜くかですナ。

4輪でも飛び石でFrに傷付いたりガラスひびとかやられる可能性もあり近寄らないに限る、ただ下手に抜くと輩なんで仕返しの煽りとかやられる確率も多いんで触らぬ何とかに祟りなしってとこかなw

☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったババ引きはこちら!

【ママ&ガキのチャリ軍団、または単独ツールド何とか気取りの暴走ロードスポーツチャリ】
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弱者保護の観点からチャリお邪魔だと思ってはいかんのは重々承知ですが…

しかしこれも社会問題にもなっているようにあまりに傍若無人なのに出会うとやはり跳ね飛ばしたくなる(-_-;)

子供載せた暴走ママは歩道からいきなり見もしないで車道に飛び出てくるし小学生~中坊のクソガキ軍団も大群で道いっぱいになって走っているのもいる、コイツらなんて注意すると言い返してくる始末、まぁ、生意気盛りだから仕方ないけど何かあれば問答無用でクルマが悪くなるんで対チャリはホント始末悪い。

あっ、競輪選手か?位気合入れてカッ飛んでるツールドフランス気取りもヤバい、下手に速いからクルマでも抜きにくいしようやく抜いたと思っても信号待ちとかですり抜けしてきたまた前に出る、それでも手や腕で合図をするマナーのあるサイクリストなら優しい目も向けられるがチャリ乗りの殆どは無敵、歩行者には当然勝つしヤツらはクルマからは全て見えていて自分に優先権があると思い込み予測しない動きを平然とやるしね、チャリを見たら油断大敵って事でクルマではないけどベストテン圏外11位に入れさせて頂きやした!

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【先代トヨタ30プリウス】
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”ミサイル”の異名を持つプリウス、やたら売れた先代30プリウスは売れた分母が大きい分変なのがいる分子も大きくコイツが前にいる、或いは対向で来ると緊張せずにいられない(+_+)

んな事言ったら緊張しっぱなしで運転せにゃいかんですが勿論全ての30プリウスって訳ではないんで誤解なきように…。

20は古くなりもう少なくなったし50は不人気?でそうは変なのも目立たない、αなんてもっと見ないしやはり危険度MAXは30でしょうナ、この意見には大かたの方々が賛同頂けるんじゃないかな?

老人マーク貼付車は逆に解りやすくていいんだけどそれが嫌で貼ってない、若しくは微妙な年齢のヨロヨロジジババ、そして何故か時折輩も乗ってるし怪しい外人も数多い、エコカーのアイコンとして幅広く認知されたプリウスながらクルマ好きには”危険な運転しがちなクルマ”アイコンの方が最早知れ渡っていると言っても過言ではない気が…

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【トヨタシエンタ】
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ファミリーに人気があり売れているだけあり先代/現行とプリウス同様やたら見かける、ただプリウスと違い老人や輩はおらずほぼ家庭のママさん中心…

アルファードとかセレナとか乗ってるママさんは車体デカイの転がしてるのもありそうトロいって気はしないもシエンタは高確率でトロい感じ、遅いだけならともかくちょっと狭い道でスレ違いに手間取る、塾前では交通の支障も考えずにお迎えの為なら平気で停まる、大した坂でもないのにブレーキランプ光っぱなしってのも多い、ジェンダー差別が煩い現代なので書けませんがこんなのに出会うと「これだから〇は!!」と嘆きたくなるのは正直なところですナ(-_-;)

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【ダイハツタント】
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一般車最強のウザさ!?は間違いなくタントw(カスタムやドレスUP系除く)

これも前にいられるとほぼ99.9%トロいし9割方女のドライバー、シエンタと違い若いネーちゃんから婆さんまで多種多様、まっ、これは車体重くNAだと速く走りたくても走れん!ってのもあるけどどうしてタントに目立つんだか…

同じ背高軽のNボやスペーシアではそうトロい運転も見ない気がするけど何故かタントは多い、勿論っこれも凝り固まった偏見だけど見かけの可愛らしさやピラーレスの利便性から走行性能や安全性二の次?で選ぶ女性が多いせいか?

とにかく後ろにもっと気ぃ遣えや!ってタント後続になると呟くのであったwww

とうとう来ました!第2位!!

【4t/大型トラック】
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トラックに深い関わりのある仕事してるんで敵には廻したくないんだけど素直に前にいられると”ハ~ッ”となりまする…

いや、ワタシも大中小トラック転がすんで特性上トロいのは仕方ないのは重々承知、しかし乗用車目線だと前方は見えんしバイク目線だとすり抜けもできんし正直邪魔!
コロナ禍以降は物流を支えるヒーロー扱いも一時され何か勘違いしてる運ちゃんもいて高速道路は我がもの顔ってのもいる、大型なんてリミッターで90㎞しか出ないのは皆さんご承知の事と思いますがそれでも普通に追い越し車線に出てきて85㎞を90㎞で抜く目くそハナクソ走行は日常茶飯事、始末悪いのは追い越し車線塞ぎっぱなしってのも珍しくない、いや、ワタシも大型乗るから解るんですよ、一度走行車線戻ると前に自分より遅いトラック抜きたくてもなかなか追い越し車線の乗用車が譲ってくれんのである程度その遅いトラックと距離があっても譲らない心境は…
乗用からすれば邪魔だし入れたくないのは本音、トラックvs乗用のマナー論争は永遠に終わらないでしょうし綺麗事で「どっちらも譲り合い、マナーを持って」で終わりがち、まぁ解決にはトラックと乗用(一般)の道路を別にするしかないんでしょうがそんな事が出来る筈もなく…。

大企業の運送便なんかは社速が決められたりデジタコでバッチリ管理されるので昔みたいな雲助もそうはいなくなったとは思うけどリミッターもない、デジタコなんて知らねぇみたいな小規模運送屋の4tも高速や街中で酷いかな?このご時世でも煽るし大型知らずに旧普通免許、或いは中型免許で乗る連中は車体がデカい=自分が偉くなったという錯覚からか酷いのが多くこの意味でもトラックにはできるだけ近寄らん方が懸命ですナ。

さっ、オオトリですね!!第1位はこれ!!

【路線バス】
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やっぱこの企画の1位はコレしかないでしょうw

いや、コレだって特性上業務上トロくなるのは当然でこれの後ろに付いても広い心でいるようにはしていますがね、内心はこれほどウザいモノはない(笑)

勿論クルマに乗れない人、子供、学生、老人等の足ですから優しい労わりの目で見なきゃいけない、それは理屈では理解するも本音で言えば道路上からバスがいなければもっと走りやすいだろうに!と思う事は数多くあるのが正直なところです、ハイ。

ダメですな、こんなのを1位にしているようじゃまだまだワタシも修行、精神鍛錬が足りんです<(_ _)>

ランキングは以上となりますが如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイながらこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準と独断と偏見ですので宜しくお願いします。

尚、本文の画像はあくまでイメージでブログ内容とは一切関係はありません。

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/

Posted at 2021/11/28 19:35:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2021年08月18日 イイね!

ニックネーム”ザ・ベスストテン”

ニックネーム”ザ・ベスストテン”我が家の新入り、タウンボックスの仕上げが終わったんで通常営業に戻りますわw

てな訳でタウンボメンテ中に思いついたんでお久なザ・ベストテンシリーズ”ニックネームベストテン”、やってみたいと思います(^^)v

ニックネーム=あだ名、親しみを込めて昔はクルマにも全てではないにせよそれで呼ばれる車種も多かったですよね、現在ではあまりない?あってもいい意味でなかったり(例えばプリウス→ミサイル)とか‥


70~80年代は一部ディスってるのもあるにはあったものの殆どがそのモデルに敬愛の意味を込めてクルマ好きは呼んでいたと思います、そんな愛すべき”あだ名”で呼ばれたクルマ達のベストテン、早速やってみたいと思います!

いつものように定義としては特になくいつも通り国産車のみ、スポーツ/ファミリーも分け隔てありませんがし商用車等も含みます、ただ、記憶の限りので羅列してるんでアレがないとかコレがないとかはご容赦下さいませ、また、一部の地域でしか言われていなかったニックネームも中にはもあるでしょう、そして単に略しただけののも(例:ランクル、ダットラ、サニトラ等)は除いております。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!

【ガメラ=2代目日産ローレルセダン】
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HTは”ブタケツ”で有名、ブタケツは既にワタシがクルマ乗り始めの80年代初頭でも言われていましたがセダンの”ガメラ”は比較的近年(90年代以降?)に思います、少なくとも80年代に誰もこれを”ガメラ”とは言っていなかった筈、このニックネームも誰が最初に言い出したかは知らんけどうまい事言い当てていますよね!?

ガメラ!
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説明不要の我が国古参の特撮映画の主役だった怪獣の”ガメラ”130ローレルセダンはライトベゼルからFrの造形に何となくガメラを彷彿させるイメージが確かにありますよねー。

00年代になるまでHTは裏腹にセダンは無価値扱い、ブタケツ人気が高まった80年代初めでもセダンなんて見向きもされませんでしたが昨今の旧車ブームで今ではセダンも高騰、HTがあまりの高額になり過ぎたのと数が少なくなってきた煽りを受けたのもあるんでしょうが往時セダンの状況を知る世代にはただただ驚きのガメラ””になりました(笑)

続いて第9位!

【ハマグリ=2代目日産シルビア】
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S10シルビア→ハマグリ も比較的近年になり言われ出してような気がします、このシルビアは有名ですが日産がマツダに続いてREを搭載してデビューさせる筈ながら丁度発売のタイミングでOILショック到来、止む無く既存のレシプロエンジンを積んで登場しますが当時として首を傾げるような”三次曲面”なるスタイリングが受け入れられず商業的には失敗したモデルでした。

80~00年代には後続のS110やS13の人気もあり忘れ去られた存在になりましたがやはりこれも旧車ブームで記憶の彼方から戻ってきた?って感じですよねw

ハマグリ!
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このニックネームもうまい事言いますよね、S10の全体的プロポーションや例の三次曲面による特に真後ろから見ると正にハマグリ!

不人気故に現存は限りなく少ないでしょうしあればこれも例外なき高額、驚異のハマグリに違いありませんナ(笑)

そして第8位!!

【シーラカンス=初代三菱デボネア】
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これに関しては姿カタチではなく発売の1964年から22年間FMCを行わなかった事で「走るシーラカンス」と言われたのが始まりですね。

シーラカンス=古代から生息する魚、”生きる化石”とも言われそんなサマが初代デボネアのイメージにピッタリですよね~。

シーラカンス!
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初代デボネアの時代は日本は高度成長期、造れば売れる、乗用用車は特に新型にすれば売れるという背景の中、普通は4年程度でFMCを行い常に商品寿命を低下させず商戦を生き抜く中でデボネアはほぼ三菱財閥関連の役員車専用車という側面から当時としては異例な22年間不変(実際にはスタイル以外は定期的にアップデート)、ワタシがオギャーッと産まれた時とほぼ同じ時期にデビュー、その赤ん坊が成人し就職するまで同じスタイルでしたからデボネアは「いつまで造る気なんだ?」なんて当時も言われてましたっけ…

以降FMCのサイクルも伸び長寿車(例:サニーB120トラック、Y31セドリック営業用セダン、ボンゴ等)も現れるようになりましたが元祖シーラカンスデボネアの存在感は現代でも色褪せないのはさすがですネ(笑)

さぁ、7位行ってみましょー!

【ロケット=3代目日産サニーエクセレントクーペ】
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よく言いました”ロケットサニー”ってw

B210サニーは73~76年迄が1200とエクセレントと言われた1400シリーズがありそれぞれにセダン(2/4ドア)とバン、クーペが存在、1200とエクセレントではFrとRrのデザインが異なり更にセダンとクーペではRrもリ・デザインされており”ロケットサニー”と言われたのはそのRrの造作からエクセレントクーペのみです!
(※76~77迄はエクセレントは1600となりこれのクーペも含む)

由来はロケットの噴射口のように〇型ランプが3つ、ボコボコと並んでいるところからでありこれも最初に言い出したヒトは的を得てますねw

ロケット噴射口!
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合計6個の〇テールは当時としてはかなりの個性でアクが強く個人的にはオーソドックスな1200(76y以降は1200/1400)横長テールの方が好みでしたが一目でエクセレントと解る強烈な印象を残し正にロケットの如く走り去る後ろ姿を思い返します(笑)

さぁ、第6位!!

【ブタ目=3代目マークⅡ/2代目チェイサー】
(マークⅡ)
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(チェイサー)
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超有名なニックネーム、単に丸目2灯がブタの鼻を連想させるだけでこのように言われているのだと推測しますがワタシ的には他にも丸目2灯のクルマは腐るほどあるので何でX30/40系だけが”ブタ目”と言われるのかが不思議、X30マークⅡデビューの1976年はミディアムクラスは丸目4灯(或いは角目4灯)が当たり前の頃、そんな中でジャガーをモチーフし敢えてクラシカルな顔付で下級車のような丸目2灯で出て来た時は逆に?新鮮でしたのでそんなインパクトも要因かなとは思いますが…。

ブタ!
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しかしこのようなニックネームがあるといちいち「マークⅡ」「チェイサー」と分けて云わなくていいので便利だったりしますナ、オーナー時代は 豚とは失礼な!とも思いましたが何となく憎めないニックネームに思いますw

☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったニックネームはこちら!

【広島ベンツ=3代目マツダルーチェ】
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これは悪意ありましたよねw

現在にも通じるディスリの範疇に入る広島ベンツ、これを拝命した3代目ルーチェ後期(1979~1981)ですが当時の高級車、ハイオーナーカーは日本人の憧れであるメルセデスベンツの顔付、多かれ少なかれそのデザインの影響を受けておりベンツ模倣は何もルーチェだけではなかった!

3代目ルーチェと同時期のベンツ
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しかしまだ当時は高級車=トヨタ、日産のみ という認知が高く三菱やマツダの高級車はマウント取られて見られていた感じ、まだまだ”マツダ地獄”がはびこる当時、マツダを揶揄する意味合いで語られる広島ベンツ、当時のオーナーはさぞ腹正しい事だったと思いますがこれも年式とか型式を言わずとも一発で「このルーチェ!」と判別できるんで何気に便利なあだ名かもしれませんナ(笑)

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【ダルマ=初代セリカ】
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”ダルマセリカ”これはかなり昔から言われており今でも有名なニックネーム、初代セリカと言うより”ダルマ”と言われる方が圧倒的に多いですよね!

これもS10シルビア同様、真後ろから見た造形がダルマに似ているから来ているモノでセリカの他にも初代ST10型コロナやUDの大型トラックCシリーズ等も同様なニックネームで呼ばれましたがセリカ程メジャーに広く根付いたモノではは無いですね。

ダルマ!
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初代セリカは70年に2ドHTのダルマのみでデビュー、73年にHBクーペのLBがデビューし人気の的はこのLBに移りますがそれでも「ダルマ」「エルビー」と呼ばれそれぞれがカーマニアには40年を超しで親しまれたニックネーム、クルマ好きなら知らん者はおらんであろうBIGあだ名ですよね~(笑)


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【ブタケツ=2代目ローレルHT】
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”ガメラ”に続く同車種ベストテン入りの快挙!

ブタケツローレル、これも130型2代目ローレルHTの代名詞になっていますよね~。
このニックネームもかなり古くから言われておりました、マークⅡ/チェイサーと同様、当時は斬新だったRrバンパー内に2分割して組み込まれたテールランプのデザインから由来しているものと思われます!

またブタ!
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このテールのデザインは当時のアメ車の模倣、旧いアメリカのドラマなんか見てるとバンパー組込みテールのフォードやクライスラーがよく出てきます、国産ではこのローレルが初採用で非常に個性的で今も昔も"ブタケツ”がマニアを魅了するのはこのリアスタイルという点は間違いないでしょう。

尚、テールランプ以外のトランクの盛り上がりから別のあだ名としてあまり有難くない”棺桶”なんて言われる事もありますね。

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【クジラ=4代目クラウン】
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クラウン史上最大の失敗作とも言われる4代目S60/70クラウン、これの”クジラ”も昔から浸透したBIGあだ名w

今でこそその個性的なスタイルから人気の高いクジラですが往時を知る世代として正直、何だこりゃ?的なスタイリング、先代の50系クラウンやライバルの230セドグロのような端正なフォーマルセダン的ではなくカプセルのような丸っこいデザイン、鉢巻きと言わたFrのサイドシグナル等、とてもカッコイイとは言えない出で立ちは市場でも大不評、ワタシ的には昔も今も受け入れられないデザインですがこれも最初に言い当てたヒトは尊敬する位いいニックネームだと思います!

クジラ
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クジラクラウン、史上最低と言われながらも方やそのインパクトは現在まで続くクラウンシリーズの中でも随一の個性と存在感、あの時代にクラウンという重要車種にあれだけの冒険をしたトヨタはある意味さすがですナ(笑)

とうとう来ました!第2位!!

【サメ=4代目ブルーバードU2000GT/2000GT-X】
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サメブルと言われる610型ブルーバード、サブネームにユーザー本意という意味でユーザー→Uの文字が付記されます。

ブルUの2000GTシリーズのみがベースの4気筒モデルからFr/Rrをリ・デザイン、スカイラインから学び6気筒L20型の長いエンジンを搭載するためロングノーズ化されたFrデザインはホントにサメをイメージしてデザインされたのでは?と思える位ソックリ!

サメ!
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逆スラントの顔付、エラのようなサイドフラッシャー際にあるスリットやFrホイールハウス~ドア間にある装飾がサメそのもの、獰猛なサメそのままなツラ構えは同じロングノーズでスマートでシュッとしたケンメリスカイラインや130ローレルのお洒落さは無くとも迫力満点、しかし往時~中古市場では圧倒的にそのお洒落で気品あるケンメリ、ローレル人気が高くサメブルは不人気、一度位の再販で価値なしとされ潰される事が多く残存はそれら兄弟に較べ絶望的になってきている事もあり今やその即解体時代が嘘のような高額取引されていますよね~。

天邪鬼元Gureは誰も見向きもしない時代からサメブルファンでしたので現代のプレミアム化は嬉しい限りでこの高順位とさせて頂きました♪

さっ、オオトリですね!!第1位はこれ!! 同じ車種で超メジャーなBIGニックネームですので2モデル同時1位としています!

【ハコスカ=3代目スカイライン/ケンメリ=4代目スカイライン】
(3代目スカイライン)
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(4代目スカイライン)
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これの1位は誰も文句言わんでしょうw それ位もう完全に馴染んだニックネームですよね!

10人いたら10人が「ハコスカ」「ケンメリ」と呼ぶ、3/4代目スカイランなんて言う者は皆無、ここまで浸透したニックネームは他にないでしょう…。

ハコスカの由来はズバリ”箱型”からきているもの、車検証上従来の3BOX型のクルマは全て”箱型”と記載されますのでセダン(HTやクーペ含む)全て頭に ハコ と付けてもおかしくない筈ですがハコブブルとかハコカロなんて言わないですよねwww
ハコスカ=C10型スカイラインの場合はそのスタイリングがカクカクしていて正に”箱”のイメージでありその部分から古くからこのニックネームで呼ばれています。

一方のケンメリ、これはC110型デビュー時のCMで「ケンとメリーのスカイラン」と大々的に謳われたのが由来なのは有名なところ、CM撮影で使われた北海道のポプラの木が”ケンメリの木”と観光スポットになったりKen&Maryを相合傘で模ったステッカーやグッズ等作られる程4代目C110型スカイラインの人気は凄いモノがありワタシの知る限りこれほど市場人気を独り占めにし伝説的人気を誇った車種をケンメリ以前にも以降にも思い当たりません!

ケンメリの木
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Ken&Maryステッカー
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ケンメリ(これ以前のS50時代から)時代は神的存在だったスカイライン、第二世代GT-Rの存在するR32/33/34を最後に現行では?な存在になってしまいあの頃を知る世代では真に哀しい限りですがハコスカ・ケンメリ、これほど1位に相応しいニックネームも無いと思います!


ランキングは以上となりますが他にもユニーク、斬新、感心するニックネームは枚挙に問いません、そこで圏外として以下に記します!

12位:3代目コロナ(トヨタ1964~1970)⇒バリカン、カミソリ
13位:初代ピアッツァ(いすゞ1981~1991)⇒マヨネーズ
14位:2代目ブルーバード(日産1963~1967)⇒銭ブル
15位:2代目キャンター(三菱1968~1978)⇒Vキャン
16位:3代目エルフ(いすゞ1975~1991)⇒寅さん
17位:3代目グロリア(プリンス/日産1967~1971)⇒タテグロ
18位:初代ホンダZ(ホンダ1970~1973)⇒水中メガネ
19位:3代目セリカ前期(トヨタ1981~1983)⇒ヒラメ
20位:フロンテクーペ/初代セルボ(スズキ1971~1982)⇒和製カウンタック

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如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なお好きなベストテンを思い浮かべて愉しんで頂けたらと思います。

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2021/08/18 17:10:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

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