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久々のリアル珍車、第667弾は業オクからこんなの見つけてきました！

これはもうなかなかお目に掛かれませんヨ、新車時、人気イマイチでしたので再販は一度位されて後はほぼ潰されたって感じ、現生に残っているという点、かなり希少なので有り難く見てやって下さいw

⇒『昭和50年（1975）4代目P610型ブルーバードUセダン1800SSS』!!

610ブルU、業オクでも初めて発見です！

街中では当然、これはイベント等でもまず見れないモデル、いてもL20を積んだロングノーズの2000GT系”通称サメブル”位でしょう、ショートノーズなんて私がクルマ乗り出した80年代でももうそうはおらず90年代待たずに死滅って感じでした。

日産の基幹車種であるブルーバード、4代目は「ユーザー本意」という意味合いから“ブルーバードＵ”と名乗り先代の510よりワンサイズ車格UPで1971年にデビューしますがキッチリしたスーパーソニックラインで一世を風靡した510に較べふくよかでグラマラスなデザインは人気急降下、510で王者トヨタコロナの迫る販売、人気を得ながらもブルUでトーンダウン、日産にとっては不幸な結果となってしまいました。

同時期のスカイライン（C110=ケンメリ）が神的人気を後目にブルUはジリ貧、ケンメリ人気にあやかろうと73年からスカG同様にロングノーズにし直6 L20型エンジンを搭載する2000GＴシリーズを追加しテコ入れしましたが努力の甲斐も虚しかった(*_*;

↓73年に追加されたグランドツーリングモデルである2000GT/GT-X


しかし子供時代でも天邪鬼なGure、世間のスカG一色にて脚光を浴びる中で妙な？反骨精神でサメブルに惚れ込んだという…

いかにもスマートで速そうなケンメリGT、何か軟弱っぽくて好みではなかったのでで無骨で漢を感じるサメブル、相当ファンでしたね、その仇名の通りド迫力の喰い付きそうなサメヅラ、インパクトありました～。

と現車は残念ながらサメではないショートノーズ4発のブルU、しかし50年9月登録ですからヘタレNAPS（排ガス規制）モデルに切り替わる直前の最後のSUツインキャブの硬派SSSってのがイイ！

ブルUSSSは未対策時代もツインキャブとEGI（SSS-E）の2種が存在、同じカテゴリーのケンメリ4発、ローレル4発にはないラインナップでここは”外様”であるスカイライン、ローレルにはない日産の意地を感じましたっけ。

スタイリングもGTありきのスカイラインに較べブルUはショートノーズでもバランスの取れたスタイリング、ケンメリのショートなんて見れたモンじゃなかったんで4発もブルUに軍配です、個人的には（笑）

現車ですが40年超モデルながら総評3点が付けられかなりの程度、5桁メーターですから距離は？ながらこの程度ですと実走5万ｋｍ台もあり得る感じ…

↓内外もc評価と年式からすると奇跡的評価！


ケンメリならば掃いて捨てる程マニアはいますがブルUはなかなか、そんな中極上に維持してこられたオーナーさん、凄いですよね。

見た感じ未再生っぽいかな？適度にヤレも感じる外装はALLペンしていても1回程度ではないでいょうか、車庫保管で内装も神経質に気にしていない限り40年の歳月、この綺麗さは有り得ないです。

↓SSSはGTと同一意匠の角型連メーター！それにしても綺麗！


サメブル追加時にMCを受けたので現車は後期型、FrやRr周りを前期の素気ない？イメージから豪華意匠としたのが特徴でした。

↓Frオーナメントとフェンダー前部にウインカーが回り込むのが特徴の610後期モデル


↓SSSにはSUツインキャブと電子燃料噴射（EGI）のSSS-Eが存在


ブルUも乗ると旧態以前のぐるぐると風車の如く廻りなかなかセンター維持も苦労するハンドリングや豪華さを意識するばかりのヤワな足回りがイマイチですが未対策時代の各エンジン（L16/L18/L20）はどれもパンチがあり気持ちのいい加速ができたもんですし見た目以上に速くコーナリングはプアでも直線では快適！その走りは決してケンメリには劣っていませんでしたし軽い分、2000GT系は幾分ブルUの方が有利だったと思います！

あっ、NAPSは1600～2000論外ですぞ、ケンメリも勿論！
あれらは排ガス規制を恨むに充分な悲壮感しかなかったでけん。

↓懐かしいRrスタイル、バックは苦労したなぁw


出品地域は東、落札価格は同時期のケンメリと較べるとバーゲンプライスですがそうは言っても極レア極上のブルUですので店に並びプライスカードは三桁になるレベルで落ちていました…。

今後は610もスターでしょう、既に天井知らずのケンメリよりはリーズナブルに手にできますが何せ個体がないですし見飽きた？ケンメリより私には刺さりましたわ(^O^)／

ベースでのクルマ弄り記PART53

保存版・整備第8班からの～…ギャラン復活ツーリング(^^)v→ヴィーナスライン

倅との静岡陸事ツア―!?

昨日仕事で走行していると怪しい歩道…!?

何とR31スカイラインクーペGTSとS130Zマンハッタン夢の競演？？？

多分ここは工業団地の中なんで近くの工場、会社の方が停めているのでしょう、一番輝くいい時代の日産の人気No1/2の競演を普通に街中で見れるなんて(^^;
我が儘言えばスカイラインがC110（ジャパン）ならもう発狂ですわね、一人西部警察って感じか（笑）

2台共マニアなのは間違いない、ビカビカで30年～40年近くのクタビレ感が一切ない感じ、レストア車（特にZは)っぽい感じで相当なお値段しそう、ナンバーは3桁ですからマニアが最近路上デビューさせた個体でしょうし。

↓色々言われたR31ですがクーペは別格のスカＧらしい迫力！

　　
↓隣の86やNZE121と較べ改めて「こんな小さかったんかいのう…」と驚くS130


まっ、私もエボとギャラン並べて喜んでますからね、同じ会社の社員サン同士は毎日ここでこの並びで喜んでるのでしょう(*^^*)

今年、てかハチマルミはもう飽きたんで行かないつもりでしたがそこでのスター？である80年代のZとスカイラインに会えハチミに行ったような気で現場を後にしてきましたゼwww