以前から暖めて?いた2HTベストテン、やってみたいと思います(^^ゞ
ところでHT(ハードトップ)の定義ってご存知ですよね?
「そんな事お前如きにエラそうに語られたくないわい!」とお怒りの貴兄、まぁまぁ、ここは抑えて×2!!
うちの息子らもそうなんですが結構若い世代って話してみると意外に知らなかったりするのでおさらいの意味も含んで…
HT、元々はオープンカーモデルの用語でこれのルーフが幌か鉄板かにより使い分けられていた名称、幌=軟らかい=ソウトトップ、鉄=固い=ハードトップとなる訳ですねー…
日本でHTというと一部オープンカー(ホンダSやフェアレディSP/SR、近年ではロードスター)が“本来の意味”で使っていますが我が国初は1965年にトヨタがコロナ(RT40/50系)で採用、2ドアと言えばこの時代は2ドアセダンが当たり前の時にセンターピラーを取り去り左右ドアもサッシュレスとし後席のサイドウィンドウも前席同様に巻き上げ式にし前後窓全開時にはまるでオープンカーがハードトップを付けた姿!という理由からコロナがHTを名乗っています。
↓日本で初めて“ハードトップ”を名乗った65年発売のコロナHT
スポーティな外観にまだクーラーやエアコンの普及前でしたので後席までがフルオープンできるコロナ式?HTは大流行、次々と各社、各車がこの車型を取り入れ60~80年代中頃までは殆どの人気車にはこれがラインナップされていました。
ピーク時は軽自動車からフルサイズ(当時として)の高級車までこれをラインナップ、ワタシの幼少期~青年期ではクーペと並ぶ人気車型でしたしね、ピラーがないのでボディ剛性は悪く80年代後半になるとエアコンの普及でフルオープンする機会のなくなった事、乗降性の問題で後発の4ドアHTに人気が推移した点、そしてやはりボディサイド側面衝突時の危険度など様々な要因が絡み廃れてしまったモノです…。
確かに安全上問題あるのは認めますし古くなってドアやウィンドウ部のウェザーストリップの劣化が起こると風切り音の増加、雨漏りの問題がセダンやクーペに較べて高い確率で起こりましたしね、ワタシも若き日のDラー営業時代に随分このタイプを下取りましたが前述の不具合が発生してる固体、多かったです。
まぁ、現代の技術で仮に2HTを造ったら耐久性も安全性も当時のモノとは格段に立派なモノとなるでしょうがこの時代、まだまだボディ剛性なんてのは二の次三の次って感じでしたからねー、見栄えが良ければそれでいい、何とも大らかな時代でしたよねー…
そんな事言いながらワタクシ実はこの2HTの大ファン、色んなメンドい事は抜きにスタイルだけ純粋に見たら2HTに勝るカッコ良さはナイ!と断言できる程大好きなんです!!
いけねー、また前置き長げーし^^;
では2HT“ザ・ベストテン”、やってみたいと思います!
※このベストテンは単にワタクシの独断でスタイリングを主として集計しました。
また車名を○○・ハードトップと名乗っておらずとも車体の形態が上記コロナHTで解説した定義?に当てはまるモデルを含んでいます、当然ですが4HTや4ドアピラードHTは含みません。
例によって輸入車は含ません、単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。
一部過去ベストテンブログで取り上げた車種と被る部分がありこれについては詳細を割愛またはそちらから一部コピペさせて頂いていますのでご了承下さい。
さぁ、今週の!?第10位!!
【初代トヨタチェイサーHT2000SGS、SGツーリング後期型 MX41型(1978~1980)】
侍チェイサー、草刈チェイサーですね(笑)
77年に3代目マークⅡのヤングバージョンとして双子デビューした初代チェイサー、ベースのマークⅡが当時でもレトロ調のデザインで落ち着きのハイオーナーカーとしての立場を鮮明とし先代までにあったスポーティ度はほぼ払拭されました。
そこでそのスポーティ=若向き版としてこのチェイサーがラインナップした訳ですね!
チェイサーにもマークⅡ同様にセダン/HTが設定されますがスタイリング的にセダンはマークⅡが高級車然とし如何にもって感じがウケましたがHTに関しては個人的にはマークⅡはその落ち着きと2HTというイメージがどうも合わなくて圧倒的に若向き意匠であったチェイサーが好きでしたねー…
77年にデビューしながらもその1年後には76年デビューのため定期?MCのマークⅡに合わせてこちらもMCされ後期型となりますがこの時から後続モデル(X70/X90)でも採用された格子状グリルがチェイサーのシンボルとして初登場、この顔の2HTはかなり惹かれました!
友人がこれ(SGツーリング)のワインレッドを購入、ややシャコタンにしてRrを八の字切らせワークエキィップを履かせ見せに来た時は思わずウットリ!美しいワインにチョイ悪なカスタマイズをされたMX41のHTのカッチョ良さは今も瞼に残っています。
順位、10位としたのは限定グレードでのお気に入りである事、これもモロ排ガス規制の被害車で見るのはいいですが乗ると萎えるダルさ、限定したグレードはハーダーサスを備えたシリーズNo1のスポーティグレードのSGSと豪華装備の最高峰、SGツーリング、これはトロい40チェイサーでもM-EU型125psを搭載、これでもキツいのですがその出で立ちで許せるかな!?って感じ、コレ以下のM-Uや21R-U、13T-U搭載モデルはとてもじゃないですが非力でその名前が泣く位のレベルでしたので番外とさせてもらいました(+_+)
続いて第9位!!
【4代目日産ブルーバードU HT2000GT/GT-X 610型(1973 ~1976)】
前回の 4枚“ザ・ベストテン”ではセダンが8位になりましたがHTは9位という結果、やはり箱好きのGure、サメブルはこの迫力ある顔にセダンという意外性?がツボでした…。
しかしHTでも全然OK(節操ないヤツ…笑)、当時巷では610ブルUってスタイリングが主な要因で不人気、何せ前任が名車と呼ばれる510ですからこれと比較し肥大化したボディ、独特なサイドウィンドウデザインのJラインが不評でしたがワタクシは結構このデザイン好きでした。
視界はこれのおかげで穴蔵でしたがケンメリHTや710バイオレットHTよりはマシ、後年免許取ってこれ乗るまではスタイル優先のワタシには無問題でした(笑)
元々ショ-トノーズでデビューしたブルU、サメが73年にラインアップされその迫力に虜になった次第です。
しかしかつて必ず人気車にはラインナップされたHTですからね、さすがのサメブルもこの順位でした~(-。-)y-
さぁ、8位行ってみましょー
【初代三菱ギャランΛA120/130系(1976 ~1980)】
これも過去ベストテン(1度やってみたい企画!!) にてセダンのΣと共に11位にランクしていますが今回はHTがお題ですからね、単独で堂々8位です!
そちらでも書きましたがΛは全てがそのスタイリング、国産初の角目4灯、1本バーテアリング、ロールバーリアルーフ、アップアラウンドRrウィンドゥetcと話題に事欠かないΛ、個人的には敬愛するギャランGTOを引っ込めて出した(つまり後釜)でしたので若干イラっときた部分もありましたがこのクルマの成功、Σと併せてですが三菱を当時No3メーカーにする程の人気と売り上げを達成した事は大いに評価したないなと。。。
アメリカンで思い切ったド派手な出で立ちは素直にカッコ良かったですがねー、いかんせんΣΛとも排ガス規制直後のモデルだけあり1600と2000がラインナップされますが全て旧ギャラン、同GTOからの流用エンジン(4G32→G32B/4G52→G52B、Σのみ1850の4G51もあり)だったのですがこれらより車重が極端に増えドライバビリティは決して褒められたモノではなかったですしね、GSRはそれでもツインキャブ(但し51年規制モデルのみ、78年には廃盤)搭載でしたので2Lとしては及第点でしたがライバルがほぼ6発の中で4気筒モデルのみっていうのも苦しく魅力を若干スポイルしていた気がします。
そんな理由で今回は8位という結果!!
盛り上がってまいりました(汗)第7位!!
【6代目日産スカイラインHT RS/GT系 R30型(1981~1985)】
はい、こちらもこれも過去ベストテン “1度やってみたい企画!!”で同じく7位に入れたモデル、理由はそちらから一部コピペにて(汗)
~出ましたR30!! あっ、若い方々は西部警察でファンになった方も多いと思いますがワタシ的には西部警察の前番組、大都会シリーズが好みなので西部~の影響は皆無、純粋に個人的に好きな4気筒が主役となる珍しいスカイラインである事、無敵の出で立ち、スカイラインに乗っているという満足感からファンでした。~
やはりハコスカ以来長い事L20が主役を張ってきたスカイラインでFJ20 16VDOHCがメインとなった稀に見る珍しい代、HTはハコ、ケンメリ、ジャパンのイメージを忠実に継承しながら新時代=80年代としてのスカイラインらしさをプラスし“スカイライン”としてのオーラ、盤石でしたねー!
個人的には後期鉄仮面よりも画像の3本グリルまたはハニカム調のGT系が好み、まぁ、鉄仮面も今見れば見慣れたせいもあり悪くないですが当時は個性的過ぎて苦手でした。
R30HTは4代に渡ったスカイラインの最後の2HTとしての特別な感慨もありここにランクインとさせて頂きました!
どんどん行きます、第6位!!
【初代トヨタカリーナHT A10系(1972~1975)】
“足のいいヤツ”の初代ですネ~!
これは当時絶大な人気を誇っていた初代ダルマセリカよりも個人的には萌えました!!
セリカも確かに良かったのですがねー、カリーナに較べグラマラスで丸っこいスタイルが女性的な部分が若干好みには合わずキッチリとボクシーで男性的だったカリーナHTのデザインの方が好みでした。
初代カリーナは70年にセリカと同時デビュー、当初は“セリカのセダン版”との位置付けから2/4セダンのみのラインナップでしたので当時のブラボーコロナや20カローラのデザインのいいとこ取りしたようなセダンにはあまり興味なかったのですがこれを基本としたHTのデザイン、セダンのサンダーウェーブラインと独特な窪んだテールランプが非常にキまっていて惚れました。
セリカ程派手ではないがセダンやコロナHTのような地味さもない、この微妙な立ち位置がGood!!
それでもしっかりと2T-Gや18R-GなどのDOHC高性能モデルも設定されており(これはセダンにもありましたが…)走りでは当時1級品でしたからね、後年友人がHTのSRを買いましたし下取りなどで数種乗ったカリーナ、CMで誇示するほどの足の良さはさほど感じずハンドリングも70年代の乗り味ですのでこれを上回るスポーツモデルは数多くあったと思いますが何故かカリーナHTには独特な存在感を持ってました。
その一つはまたドラマの話で恐縮ですがワタシ世代は幼少~青春期には欠かさず観ていた刑事ドラマの金字塔『太陽にほえろ!』の影響があるかもしれません(笑)
初期の太陽~、ジーパンからテキサス刑事の頃にこのカリーナHTが活躍、よく殿下が乗っていた印象があり殿下、好きでしたのでねー、彼の操るカーキ色のHT1600GTが非常にカッコ良かったです。
後年殿下殉職時に乗っていたTT130コロナが“殿下コロナ”と太陽ファンからか?命名されたようですがさしずめこのカリーナHTを見ると“殿下カリーナ”とワタシは思ってしまします^^;
↓この色のHTは正に殿下イメージ(画像は1600STなので劇中使用の1600GTとは若干異なります)
尚、初代カリーナは75年に排ガス規制適合と同時にBigMCが行われ所謂“BIGカリーナ”となっておりトレッドや全長が拡大、インパネも新デザインになり型式をA30系とし出で立ちそのものはより現代的、豪華なイメージとなりますがご想像の通り何せTTCは何とか生き残ったDOHC(2L 18R-GU)も含めてとても未対策時代の機敏なカリーナの走りは皆無、これも乗ると腹が立つ程の悲惨さがありましたので6位は75年までの未対策モデルに限定します、特にこの範疇であればグレードには拘りません、未対策モデルはベースの1.4Lはややダルいながら1.6LのT型ならばシングルキャブOHVでも必要充分な走りをしていましたし…。
☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…
【初代トヨタコロナマークⅡ HT1900GSSRT72型(1969~1972)】
初代マークⅡ、11位としてますがこれもグレード限定です(^^ゞ
そのグレードとは最高峰の1900GSS!!
“グランド・スーパー・スポーツ”ですよ!70年のセリカ発売以降はトヨタのDOHCモデルは『GT』で統一されましたがGSSはそれ以前の設定でしたのでこのエキサイティング!?な名称が付けらていた訳ですねー…
“GT”普及後も75年迄、2代目マークⅡでもGSS(2L 18R-G 145ps搭載)を名乗りますが排ガス規制と路線変更でマークⅡはこの時DOHCを廃止、80年のRX63で再び18R-G(EU)を載せた時にはGTとなりますのでGSS、トヨタでは希少なグレード名で後にも先にもこの初代~2代目マークⅡのみが名乗りました!
個人的には初代と2代目のマークⅡHTってスタイルはあまり好きではなかったんです、どちらかと言えば初代の方がいいですが…
初代はネーミングにコロナを名乗るように当初はコロナの次期型として開発、このため人気のあった3代目コロナT40/50イメージをキープしたスタイリング、しかしそれよりはサイズ拡大され大きく伸びやかな初代マークⅡでしたが何かコロナと代わり映えしない出で立ちが子供心にあまり興味が持てませんでした、元の40/50コロナがジジ臭く好きではなかったので。
しかし68年にデビューしたマークⅡに丁度1年後となる69年にこの1900GSSを追加、スポ車好きの亡父とDラーに見に行くと何か野暮ったかったマークⅡHTに専用スチールホイール、ストライプに当時は希少な5MT、サイドに付けられたGSSのオーナメントがこれの追加以前の最高峰1900SLにはない非常に獰猛さを醸し出し更にトヨタ2000GT、1600GTに次ぐDOHC搭載というのも父に教えられ当時トヨ2の150psに次ぐ140ps(1.9L 10R型4気筒DOHCソレックス×2…後にエンジン型式を8R-Gに改称)というスペックに憧れと驚愕を憶えたモノです。
トヨ2に次ぐMAX200kmというのもスポ車好き幼児を興奮させるのに充分であの幼き頃目を輝かせて見たGSSの勇姿、鮮明に憶えています…。
まだこの頃はトヨ2も現役、1600GT同様に量販モデルに高性能DOHCを載せトヨ2はトヨタイメージリーダーの高額スポーツカーであり極一部の富裕層しか手にできなかったのですがこれをリーズナブルに供給、この時代にDOHCを庶民に近づけたマークⅡGSSの功績を称え圏外ながらも高順位としました!
このモデルは前述の通り性能が全ての順位ですので11位という結果でした~!
さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!
【3代目トヨタクラウンHT2000SL MS51型前期(1968~1969)】
これも過去ブログカッコいいクルマベストテン”で8位にランクさせたモデル、恐縮ですがこれも一部コピペにてm(__)m
~これは憧れましたねー、「大人になったら乗りたい!」と…
何せワタシも子供時代なんてクラウン、セドリックなんてタクシーかパトカー、後は黒塗りのおエライさんが乗る車!ってイメージしかなかったところにいきなりスポーティかつ美しい2ドアHTボディで現れフルサイズの堂々とした出で立ちは眩しかった!ソアラの原型と今でも信じてます。~
とにかくお堅い?公務員の中に突然遊び人が混じったって感じのクラウンHTの追加は驚きました、さすがHTの火付け役のトヨタ、こんな高級車までやるんだー…と。
69年にMCされ後期になると顔のカタチが若干変わります、個人的には逆スラの前期、1年しかないという希少性も萌えポイント!依って5位は前期HTのみとさせて頂きます!
いよいよ上位に行きます、第4位!!
【3代目日産スカイラインHTGC10型(1970~1972)】
デヘヘ、これも“カッコいい”に被ってますので5位同様一部コピペ<(_ _)>
~王道の登場ですね!コレが好きなんですからワタシは変態ではないと(爆)
やっぱこの迫力は大概のクルマでは敵わないですね、泣く子も黙るハコスカ、コイツはファンもマニアも多いですしそれぞれ好きなモデルがあるでしょいがワタシはミーハーと言われようが何だろうがNo1はHTのGT-Rに尽きますネ! ~
この迫力!特にGT-Rはやはり凄い!! 素の2000GTやGT-Xでもオーラは勿論ありますがGT-Rの存在感はやはり現役時も今も歴代どのスカイラインを並べても適わない!と個人的には思っています。
ハコスカはセダンも良かったですがねー、ミーハーGureとしてはやはりHTがツボ、免許取った頃はGT-Xですら20~30万、あの時買っておけば良かったと今でも後悔中ww
ベスト3に入ります!今週の第3位!!
【7代目トヨタコロナHT T140型(1982~1985)】
スンマセーン、これも4、5位同様です(もうええーって…)“カッコいいベストテン”同様の3位ですね!
~コロナが入るとは自分でも意外ですがそれ位このFR最後の140HTには惚れてました、ランタボ、XXと共に所有しなくて後悔している1台です。
やはり名前とクルマのギャップがイイ!同じカテゴリー→兄弟なるセリカ/カリーナに較べ常に地味でジジ臭かったコロナが何を思ったかこの140だけは突然これらよりもエキサイティングになってしまいその衝撃はハンパなかったです! ~
永きに渡るコロナの最高傑作だとワタシが信じる140HT、これはホントに目が飛び出る程の衝撃でしたヨ~!
前任のT130やそれ以前がとにかくオヤジ臭かったコロナ、突然007ロジャームーアをCM起用してこのド派手さでしたからねー、トヨタのカッコいいデザインのベスト3以内にも入ると個人的には思っていますので特にグレードには拘りませんがやはりこのスタイルですからね、18R-GEUの2000GT、3T-GTEUの1800GT/GT-R、4A-GEの1600GT/GT-Rがいいっす!
とうとう来ました!第2位!!
【初代三菱コルトギャランHT A50系(1970~1973)】
↑前期型(70~71)
来ましたよー、菱ヲタ本領発揮!(^^)!
菱ファンならばこれを上位にするのは当然ですよねー(爆)何せ三菱初の2HTモデルですし69年に発売された元になるコルトギャラン(セダン)ですら非常にカッコ良く好きでしたのでね、うちのオヤジはこのセダンのAⅡGSを発売と同時に購入しましたが翌年このHTやGTOが追加され地団駄踏んで悔しがっていましたから(笑)
70年発売のギャランHT、間髪入れずにGTOも発売されたので正直、GTOに話題が集中しあまり注目度はなかった感じ。
しかしGTOのベースになったHTですから米マッスルカーのようにマッチョで迫力!はGTOが上ながら美しく気品溢れる大人しめのデザイン、こちらも好きでした。
教習車を除いて人生初めて合法で(?…謎)初めてクルマ転がしたのも先輩のコレでしたし個人的にはGTOに次いで三菱車の中では思い入れがあります。
実はコレ、GTOより軽量でしたので同じエンジンなら僅かに加速はギャランHTの方が良かったんですヨ!
70年、後追加のHT、角目前期は1年少々のラインナップ、71年には丸目4灯でGTO調のグリルに手直しされ後期型からはギャランL(14L/16L/17L)となりますが個人の思いとしては気品は前期、スポーツ度が高いのは後期だと思いますのでどちらも好み、73年のFMCで三菱稀代の不人気だった2代目ニューギャラン(NG)となった時はマジに心の底から泣き叫びたい心境でした(>_<)
まっ、今NGを見てみるとそう悪くはないのですがね、当時は子供心をスゲェ傷付けてくれたもんでしたわwww
↑後期型(71~73)
さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…
【三菱コルトギャランGTO A53/55/57C型(1970~1977)】
↑前期型
ハイ、予想通りの結果でしょ?(^O^)/
「そんだけ好きならハヨさっさと買えや!ゴルァァァ」って感じの方も多いでしょうがかつての愛車、時と共にもう手が出せない高額車輌となってしまいました(泣)
あっ、これも“カッコいい”で当然!?1位に輝いたクルマ、こうして振り返るとこの手抜きコピペが象徴するようにワタシの好み=2HT!!っていうのがお分かり頂けたでしょ?(笑)
~これは思い返せば幼き頃父に連れられた行った69yのモーターショーで一目惚れ、その後TBS土曜の9時(関東地区)でやっていた『キイハンター』で千葉ちゃん(千葉真一氏)がカッコよく劇用車として乗りまわしていた姿に再度惚れとうとう免許取ってからは2台乗ったという、まぁ、ワタシにとっては見て惚れ乗って惚れの初恋の?初体験の?クルマでした!
これよりカッコいいと思うクルマはいくらでもあるんですがね、今の愛車を売っ払らってでも現在欲しいと思うのはコレのみ!! 初めての女性を忘れられないかの如くコイツだけは忘れられんです…~
て訳でGTOは大きく分けると3期、メッキ2分割&サイコロテールの前期、格子状グリル&バナナテールの中期、トンガリ2分割グリル&バナナの後期…勿論細かな仕様変更はこれ以外にも行われていますがザックリ分けるとこんな感じ。
ワタシが愛車にしたのは中期と後期でしたが前期も勿論好き!免許取得の81年頃ですと前期はMR以外は桁で売られていましっけ、中期の未対策オバフェンGSRや後期は当時としてはまだ最終ですと4年落ちでしたのでそれなりにしてましたがね、少なくとも今のプレミアよりはMR以外は安かったです、あの頃に戻りたい。。。
↑後期型
菱ヲタとしては1位は当然の結果ですナ!失礼しましたぁ^_^;
ランキングは以上となります!
恒例、圏外は下記の通りとなりました。
11位:初代トヨタコロナマークⅡ HT1900GSSRT72型(1969~1972)
12位:初代トヨタセリカ A20系(1970~1977)
13位:2代目日産ローレルHT C130型(1972~1977)
14位:5代目日産スカイラインHT2000GT GC210型(1977~1981)
15位:2代目マツダルーチェHT RE LA系前期(1972~1975)
16位:3代目日産シルビア/初代ガゼール S110型(1979~1983)
17位:4代目トヨタカローラHT1600GT TE71型(1979~1983)
18位:トヨタ1600GT-5 RT55型(1967~1969)
19位:2代目トヨタカリーナHT 前期A40系(1977~1979)
20位:4代目日産ブルーバードUHT1600/1800SSS 610型(1971~1976)
21位:4代目日産スカイラインHT 2000GT GC110型(1972~1977)
22位:3代目トヨタマークⅡHT X30/40系(1976~1980)
23位:3代目トヨタカローラレビン TE37型(1974~1975)
24位:2代目日産シルビア S10型(1975~1979)
25位:ダイハツフェローMAX HT L38型(1971~1976)
26位:2代目三菱ギャランΛ2000GSRターボ/GTターボ A164A型(1980~1983)
27位:初代マツダルーチェREクーペ M13型(1969~1972)
28位:ホンダZ SA型(1972~1974)
29位:3代目トヨタスプリンターHT1600GT TE71型(1979~1983)
30位:2代目三菱ギャランHTA110系(1973~1976)
如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。
2ドアHT、かつてはスポーツ&パーソナルの王道車型で冒頭述べました通り人気のあるモデルには必ずと言っていいほどラインナップされ各社、各車、その性格から使い勝手や室内の広さなど利便性は無視したスタイル優先!が当たり前で非常に解り易くかつとにかくカッコいいモデルでした。
時代の移り変わりからその存在は遠い過去の事となりましたし現代の日本でまずもう造られる事はないでしょう、これも国産車の青春期と言えば簡単ですが面倒な事に縛られず各社が自由に単に“カッコ良さ”だけを追求し、同時に我々クルマ好きに夢を与えてくれたモノも他にないと思っています。
この頃から既にHTの向こうを張る2ドアクーペは現在に於いても比較的安全性、車体剛性をクリアできるのでその存在は許されますがHTは絶望的、そう考えると尚更郷愁の思いが深まるのはワタクシだけですかね~……