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2016年06月29日 イイね!

保存版・珍車PART631

保存版・珍車PART631
投票日には山梨なので地元にいるうちにと役所に期日前投票に行ったら…

ギョエーーーッ!! 20年ぶり位に弟に出会ってしまった(+_+)
念のため申し添えますが私には実も義理も弟はいませんwなら何事!?ですよね〜

そう、弟とは我が愛機E30ギャランの弟であるC60/70系ランサーの事なんです!

役所のPに停めた時にはいなかった、このため愛機の後ろ姿を「シブい」と自己満全開で眺め庁舎に入り投票を済ませ出てくるとマジに腰抜かすかと思う程驚きのヤツが居ました(^^♪

↓愛機の後ろ姿にホレボレしながら油断しているととんでもない出会いが訪れーのw


そう、そこに居たのは久々の目撃!

⇒『平成2〜3年C73A型ランサーGSR』!!


まだ実働が残っていた事に驚愕と共にE30ギャランのオーガニックフォルムを纏いながらも何故か日本受けの悪い5ドアオンリーで出た為、殆ど売れなかったC60系ランサー、ベースのミラージュにはオーソドックスなセダンも存在し当時はそれなりに見かけるもランサーはさっぱり見ないモデルでした、それを四半世紀過ぎた現在でこうひょっこりと見れるとは!

フルタイム4駆+DOHC I/C 16Vの1.6L4G61ターボ145psというまんまギャランVR-4の弟分であったC73A、この時期三菱は兄弟モデルのミラージュ販売にご熱心、普及モデルは先代からミラージュと兄弟であるランサーフィオーレとなっておりランサーは79年発売の2代目ランサーEXがマニア向けにターボモデルのみになってしまい実質的にはミラージュに統合という時期、73年以来本格走りをできる玄人好みの由緒あるランサーが新参者(78y〜)のミラージュに統合とは嘆かわしい!!なんて思っていた時期のモノでしたし個人的に5ドアはNGのGure、この頃のランサー/同フィオーレにはあまりいい印象ないので売れなくて当然!なんて思っていました…

↓一見すると正統派セダンに見えるフォルムですが実は5ドア、アプローズもビックリ!?


しかしランタボ無き後のC63AGSRにも代々受け継ぐスポーツ精神は継承、むしろ女性向け訴求が強かったミ
ラージュに対しそのために存在したようなモデルでギャランVR-4に対するVR-4RSのように競技専用モデルのRSを揃えたりラリーアートのチューンパーツも豊富に用意されこれだけ聞けば骨あるランサー、健在!って感じもしますよね。

しかし!!そのボディは何ともモータースポーツとは似つかわしくない5ドアという点が全てブチ壊し、初代A73、2代目A175Aランタボのようなラリーシーンでの活躍はほぼありませんでしたしホットはッチとして同じテンロクハイパワーを積むミラージュサイボーグはレース他でも活躍し一定の支持を得るもランサーはさっぱりって感じでした。

ボディの頑強さと高品質な設計で定評あるE30ギャランと同時期のモデルですからランサーもオーバークオリティな程の出来栄えでしたがその出で立ちから不憫な立場にいましたからね〜、弟分とは言え往時は大量に見かけたギャランに対しランサーはその1/10?1/50?って程当地では少なかった…

現車、ブラックのボディは非常に綺麗、劣化しやすい色ですが車庫保管なのか艶も充分残っている、ナンバーは懐かしの『横浜70』、記憶では横浜70は平成5〜6年頃でしたので2オーナー目で中古新規にてその頃登録、以後大切に乗り続けておられるといった感じでしょうか!?

私が言うのも嫌味ですがギャランはおかげ様で現在名車と言われる域に達しましたがC63/73Aなんて私みたいな菱ヲタでさえ“珍”扱いするモデル、ましてや三菱に思い入れがない方には単なる地味車でしょう、しかしそういったモデルでも大事に乗り世間に見る目、評価等に左右されず自分が気に入っているから維持し続けるといったサマはあくまで勝手な想像ながら感銘を受けます!

↓何十年ぶりに再会した弟とギャランは何を語る?


いやいやぁ、真面目に国民の義務を果たしに来たおかげでいいご褒美を頂きました(^^)v
Posted at 2017/12/02 19:09:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2016年06月28日 イイね!

保存版・ 珍車PART630

保存版・ 珍車PART630 珍車630台目は少し変わった視点で…

いや、珍って訳ではなく業界(売買・流通)では比較的に目にする事も多く昨今の外国人旅行者の増大で需要が増え取引も活発、一時のバカげた高騰は収まりつつもありますがやはり以前に較べると相場は高値安定って感じですかね〜。

⇒『平成5年(1993)2代目U-MS821PA型ふそうエアロクイーン』!!

ふそうの代表的観光バスですね、バスは寿命(使用期間)が長いのでまだまだこの2代目は現役、現在エアロクイーン2007年に登場した3代目9系になっていますので2代目MS8系は一世代前、92年〜2007年のモデルです。

MS8系はそう、今年1月に不名誉なカタチで世間の注目を集めてしまいました⇒軽井沢バス横転事故…

改めて亡くなったドライバー、学生さんのご冥福をお祈りしますしお怪我なされた方にはお見舞い申し上げます。

この時2チャンネルなんかには過去のふそうリコール隠しの事故を取り上げクルマ側の責任を追及するような書き込みも多かったですが調査機関の結論は大型車の運転に不慣れなドライバーによる過失という事で終わりましたね。

まぁ、この事故の背景には色々な問題があり当時は騒がれましたが抜本的対策は何もされていないようで憂慮すべき事ではありますがその辺はまた別の機会にでも!

さて、出品車です。

22年モノ、走行は1週して現在135万kmの様子、バスやトラック知らない方は乗用車感覚で言えば年式はともかく距離にまずビックリでしょうね、しかし今はこのレベルでも立派に流通する訳で上述した外国人旅行者の急激な増加によりこれより古い昭和モノや200万?300万?でも普通に高額で取引、日本のバスは優秀ですがさすがに古いモノは大規模な整備も必要、しかし儲け一辺倒の業者(売る側や買う側含め)が手を抜いた結果火災事故なども多発し問題になっておりますがこういった部分も何らかの規制が必要なのでは?と販売の片隅に携わる者としては感じます。

↓このMSもOIL漏れやエア漏れがあるようできちんと整備の上で運行される事を願います。


普通の方はバスにお客目線以外で触れる事はまずないと思います、よほどのバスマニアは別として私も昔はよく扱いましたがここ最近は手はなるべく出さない、特にあんな事故があるとやはり躊躇する部分はありますネ。

まぁ、現車に限らずいすゞでも日野でもUDでも同じ事、現在の中古バス業界は一種のバブル(やや壊れ気味?)なので古かろうが何だろうがメシの種になるのは間違いないのですがそこは人間としての良心を持つ商売をして欲しいものです!

エアロクイーン=スーパーハイデッカー、この形式はお客の見晴らしと広大な積載スペースを確保できるため現在の観光バスでは主流の形態ですが運転は結構気を遣う、客室と違い運転台はせいぜい2t車程度の高さなのでまず高さを把握する点が重要、しかも頭が重くなり重心が高くなるのでお客満員で件の碓井峠みたいなカーブの連続では気が抜けません。

↓御覧のようにこの年式ですと既にシフトレバーは電気式でこれも事故原因追及のポイントになりました。


電気式シフトは回転数が合っていないとレバーは動いてもシフトダウンされない、オーバーレブ防止のための安全装備ですがあくまで個人的な憶測ですがあの事故も不慣れなドライバーがこの辺の落とし穴にはまったかな?と感じます。

先日陸屋で4tを同じ道回送しましたが試しに?頂上からNにして少し下りましたがとてもじゃないですがあのバスがコーナーに入った速度までは怖くて出せない、何らかのミスがない限り絶対に現場手前まで減速する筈と思いを強くしました、居眠りや体調変化であればまだ理解できますが意識正常であればあのジェットコースターのような恐怖の中、ドライバーは色々あの数分、何とか速度制御を試みた筈、それでも操作ミスに気が付かず一向に減速しないバスがあのカーブに入った時の恐怖を考えるとやりきれません…

↓これは皆さんも見慣れた室内、この部分は非常に手入れがいい感じ!


エアロクイーン、この名前が使われたのは79年の初代MS7系からですがふそうの観光型はかつて国鉄バス(高速バス)で大量採用されたMA/MAR系が元祖、このモデルは62年発売という古い歴史を持っておりトラック同様バスの分野でもシュア争いを常に演じていました。

路線はいすゞが強かったですが観光ではUDが強敵、今やUDは身内になりましたしいすゞと日野も同様、高度成長期に日本が贅沢に向かい観光業が盛んになる中で観光バス市場も活発になりましたがやはりバブル以降は衰退産業?この事から今は実質的にバスメーカーは2社に減りましたがここにきて外国人観光者の急激増加で新車の観光バスが供給不足に陥り以前ですと解体か輸出に回されていた100万?オーバーにまで驚く値段が付く現在に皮肉な運命を感じますね。

↓“死のカーブ”に突入するこの後姿を映像で見た方も多いでしょう…


普段生活する山梨県、温泉も多く東京から近くて利便性も良く富士山を始め観光地が多いのでG/Wや夏休み以外でも土日になれば観光バスの目撃は多い、平成5年なんて新しい部類で昭和モノもいる、このMSもそうですがU-のモデルは現況排ガス規制に引っかかりキャタライザー(つまりは排ガス適合装置)もべらぼうに高いので以前はほぼこの世代は輸出って感じでしたがねー、バスマニアにはヨダレものってのもいますがバス事業者、整備だけはビッチリやりドライバーの管理(業務内容、就労時間管理なども含め)楽しく安全なツアーを行って欲しいモノです。

↓見た目はまだまだ綺麗なエアロクイーン!無個性なバスの中でも各部にふそうらしい味付けが好みでした!


出品は大型車専用会場、落札額は幾らだと思いますか?想像に任せますがレス頂いた場合にお答えします(^^)v

いつもの珍車コーナーとはやや異なる感じになっていますがこうした車種を取り上げる事によりやや風化してきている悲惨な事故が起きたという事をもう一度思い出し教訓になればと思っています。
Posted at 2017/12/02 18:03:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ
2016年06月27日 イイね!

保存版・ 珍車PART629

保存版・ 珍車PART629
これも1年ぶりに出てきましたぁ(^^)v

稀代の人気車でしたから今でもイベント等には数多く集まる10ソアラですがさすがに街中を走る姿は見ない、いや、10どころか20〜40ですら何か急にソアラって消えた気がする???


これも若き日の憧れのクルマ、デビューの相前後してからトヨタ販社に就職したんで社割で買おうかとこれも悩んだっけ、えっ、勿論最高峰GT-EXTなんて買うのも維持も無理、最廉価のV?はさすがに惨めながらその上のV?でもいいから欲しいと本気で考えましたネ〜…(デビュー時のグレード=下からV?/V?/VR/VX(2000) GT/GT-エクストラ(2800) )

⇒『1982年(昭和57年)MZ11型初代ソアラ2800GT-リミデット』!!

我々世代では憧れの的だった初代ソアラ、これ取り上げる度に書いてますが何せインパクトあり過ぎ!
当時のTOP馬力を叩き出したDOHC-6 5M-GEU型エンジンはそれまでトヨタでは18R-GEUの135ps、日産のL20型ターボが145psでDOHCvsターボの闘いが盛り上がる中、それにとどめを差すかのような170psという当時としてはとんでもないスペック、そして国産初のデジパネ=エレクトリックディスプレイメーターは視認性はアナログには敵いませんし子供騙しのギミック的ではありましたがやはり目を惹きました、実際ドライブすると従来にはなかった光るダイオードがエンジン回転と同時に性能曲線をイメージしたタコメーターに駆け上がるサマはもう驚きと興奮で呆気に取られたものでした!
他にもエア式のランサポ、大型プレスドア等とにかくステータス感を煽る装備がイチイチ目を奪う、そんなクルマでした…

“上級グライダー”の意があるソアラというネーミングも上品、ハイクラスのクーペモデルとしては117クーペやコスモが存在していましたが時代が裕福に傾いてゆく中、まず日産がレパードを発売、ソアラは78年に2代目A40型セリカLBをM型縦6搭載し高級装備と贅沢な外観を盛られたセリカXXが存在していましたがソアラは実質的にこれを継承(XXはスーパースポーツに傾倒)、トヨタでは最も高級2ドアだったクラウン2HTも先では吸収、そのインパクトは並み居るライバルを圧倒、80年代初頭、一世を風靡した車でしたよね、ご同輩!!

現車ですが81年にデビューしたソアラショック?が収まらない時期である82年に追加された最高グレードのGT-リミデット(GT-LTD)、それまでの最高峰GT-エクストラを更に高級化、雲母片入り特別塗色(つまりは今で言うパール)やテクニクス置型スピーカー&オーディオ等を装備、他にもRrワイパーに本皮シート、ESC等を装備しエクストラを上回る超高級車!
エクスオラですら当然手の届く訳ない若き頃でしたのでLTDなんてもう羨望の眼差しでした…

↓内外はやや劣化の目立つD評価ですが総評3は35年モノとしたらご立派!


OIL漏れやダッシュ割れ、錆などもそこそこ多そうですがまだまだ整備によって生きれるレベル、10ソアラも希少になってきましたしこれは金掛けてでも綺麗にしたいですね!

現車、何より凄いのは走行が実走4万km台!これが総評3の根拠でしょうが35年でこの距離って最近はほぼ大きなプラモデル状態か!?

走らな過ぎも良くないですが少走行に越した事はない、ビッチリ整備して快調ソアラを目指して欲しいモンですネ。

↓D評価の内装ですが年式から考えるとこれもかなり綺麗!


ソアラですから当時でもAT比率が高い、LTDやエクストラは特にでした、元々トヨタはDOHCにATは相性悪しと従来の18-Gや2T-GにATを設定した事はなかったのですがさすがに高級クーペにそれを通す事はせず前言を翻してDOHC+ATを最初にリリースしたのもソアラ、クルマがクルマでしたから当時ATなんて邪道と思う車好きが多い中でもこれはすんなりと受け入れられましたっけ。

10ソアラは83年にMCが行われこの時、GX61マーク?兄弟やGA61セリカXXと同様に2Lのスポーツ新エンジンである1G-GEU DOHC24V 160psを追加、まだ3ナンバーモデルの税金がベラボウの時代でしたから実質的にソアラが一般に広く普及したのはこのMC後の後期だったと思います。

いや、前期でも82年にはM型ターボ145psのVR/V?ターボも加わってはいましたがやはりトヨタは“DOHC”、ターボに関しては日産や三菱にイメージありましたから2.8Lに24バルブの2LのDOHC、やはり華もありターボ軍団にはないメカニカルな魅力はトヨタが上だったように思います、まっ、同じ頃トヨタ自らが“DOHCvsターボ”に決着をつけるべくツインカムターボ(3T-GTE)エンジンもリリースしてきますが(^^;

↓当時は聴き慣れない“雲母片塗装”という言葉に妙にステータスを感じたGT-LTD


大傷や大凹はなさそうですがその“雲母片塗装”もややクタビレ気味かな?乗ってなかった割には痛みがある様子、青空保管でしょうかねー…

ソアラも10→20→30→40と代を追うごとに個性もオーラも弱まり最後は高級クーペ市場の凋落と共に消えてゆきましたし現役時はハナで笑っていたF31レパードがあぶデカ効果でソアラ人気を過去のモノとしてしまいましたが個人的には当時の空気、そしてクルマ造り、質感、性能全てを鑑みてもF31は10ソアラを上回れないと思っています、乗り較べたら一目瞭然、ボディ剛性からして全く違うし高級クーペの最高峰と今でも信じて疑わない、さすがBMやベンツSLをライバルとして開発しただけのクルマでした!

↓35年経ってもクタビレても初代ソアラはオーラがあります!


菱に限らなければこれも保護したい逸品!しかしやはりもうプレミアが付き始めこれも手が出せるレベルではない額で落札されていましたわ…

現在何を訴求したいのか?どんな方向を目指すのか?イマイチ解らないトヨタさんですがこの頃は本当アツかった!そんなトヨタが最高に面白かった時代の生き証人でもあり代表作でもある10ソアラ、まだまだ現役を貫いて欲しいモノです(^^)/
Posted at 2017/12/02 17:55:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2016年06月26日 イイね!

保存版・♪とっておきの風さ〜(^^)/

保存版・♪とっておきの風さ〜(^^)/ とタイトルは大昔のサンデンだったかな?まだ後付けエアコンがあった時代のCM、ユーチューブ探したけどこのバージョンのは残念ながら無かったですが憶えてるヒトおるかな!?

と、そんな事はどうでもいいw久々登場のギャラン!
孫チャン連れて来た5月の末以来1か月放置でした(-_-;)


何故に放置か!?そう、エアコンの効きが弱かったんでね、A/C付き車は他に売るほどあるんでwこの時期は乗らんでおこうと思っておりましたが…

しかし横の繋がり(お客さん通して)ガス充填、安くやってくれる所を紹介頂いたんで本日ラブ注入ガス注入してきました!

この年代ですから当然ガスはフロンR12、このギャランは8年寝太郎麻生太郎でしたが驚く事にガスは抜けきっておらず炎天下でない限り効いてたんです!
しかしレシーバータンクは泡ボコボコでしたんでね、やはり30℃にもなると風量最強で何とか誤魔化せる、中だと暑い、弱だとサウナ状態でしたんでR12もあるうちに入れんとって感じで。。。

↓ガス注入開始!


充填作業してくれた業者さんも驚く程エアコンユニットは異常なし、簡単に漏れがないかも診てくれましたが大丈夫との事、やはりバブル期のクルマはコスト掛けてるねーと。

そこそこ残っていたので一缶でOK!!との事、本来全量抜いて真空引き→充填としたいところでしたが何せ貴重R12、一缶6000円しますんで取りあえず継ぎ足しにてお願いしました。

このおかげで工賃含めても万単位にはならずリーズナブル、2万以上覚悟していたので助かりましたわ!いや、持つべきモノは横の繋がりですね〜。

↓充填完了!


↓行きは暑くて参りましたが帰路は快適でビンビン冷えます、これで夏もギャラン活躍できますゼ(^^♪


↓もう窓開けずに済むしwVR-4で窓開けはやはり抵抗ありましたし…


↓フとオドメーター見たら昨年11月復帰から3333km走行!意味ないですがゾロ目記念で!


明日からはまた横浜シティに移動、暑い時期はナシヤマの山の上が快適なんすが向こうの仕事もやっつけんとならんので暫く都会人に戻ります、しかしギャランも快適になったので道中が楽しみですナ〜(^^)v
Posted at 2017/08/19 14:58:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ギャランVR-4 | クルマ
2016年06月25日 イイね!

保存版・ 珍車PART628

保存版・ 珍車PART628 久しぶりにこんなのが出品!
いやー、まだ残ってたんですね、このモデルも菱車以外で非常に好みだった1台、しかもより好きだった前期モノのセダン…

往時は今も昔もマイナーないすゞセダンとしてはバカ売れしたんでかなり街中で見かけたものですが今や残存はどの位なんだろうか?(誤解なきように申せば1950〜60年代はいすゞはトヨタ、日産と並び“御三家”と言われてましたんですぜ、若者諸君w)

マニアックないすゞファンからしたら売れ過ぎてメジャー扱い?117やベレット、フローリアンやベレル、ワスプにエルフィン(後ろ2台は誰も知らんってw)のような価値も見出されておらず動態保存も少ないでしょう、ジェミニに限らず往時普通に売れて普通に走ってた普通のクルマ程20〜30年になると残るのは絶望的ですしネ〜。

⇒『昭和61年(1986)JT600型2代目ジェミニ1500C/Cディーゼル』!!

このジェミニ(デビュー当時はFRのPFジェミニと併売のためFFジェミニと呼ぶ)を見ると我々世代では嫌でも思い浮かぶのが“街の遊撃手”のCM!!

このCMは2台のFFジェミニが街中(海外)をアクロバット走行するモノでしたがその演出が鮮やか、一部では車体下で繋げているとかの噂もありましたがキビキビと元気のいいジェミニのドライビングを如実にアピールするいいCM、選曲から映像に渡るまで語り草ですよねー。

CM通りにこのジェミニの運動性能は卓越、デビューは85年(〜90年)でしたが当初はスポ車ファンを唸らせるDOHCのZZは旧来からのFRジェミニが担当していたのでFF版は普及版で強いてスポーツ度合いはアピールもしなかったですがFF用に新開発された“シグナス”と呼ぶ1.5LOHCガソリン(4XC1型)と同Deエンジン(4EC1型/同ターボ)のみのラインナップ、スペックには大きくソソられる部分もなくともすれば地味なイメージながら実際乗ればその元気さは実感、そして件のCMが大きく貢献し何の変哲もないエンジンながらこのジェミニは非常にスポーティという印象が高かったです。

FR時代より車格をやや落とし大衆車クラスに移行しカローラやサニーに挑むいすゞとしてはやや無謀とも思われたFFジェミニですがそれが功を奏しコンパクト&軽量になった事も成功の要因、パワフルで気持ちのいい吹け上がりのシグナスエンジンはDeであってもそれまでの“De=鈍重”という印象は皆無、いすゞらしくガラガラとエルフ的なエンジン音は相変わらずでしたが1.5Lとは思えないトルクフルで頼もしさはさすがいすゞのDe!と膝を叩く出来栄え、ターボ付きならガソリンモデル以上の軽快さを味わえ個人的にも当時数多かったDe乗用のイメージを一新してくれるものでした、それでも古くなると冬場の始動性に苦慮する部分はありましたがカローラDeの1C型1.8L、サニーDeのCD17 1.7Lと比較しても排気量は小さいながらドライバビリティではジェミニDが勝っていました!

さて、出品車を見てみますが31年モノの初期モデルでそのDe車です、当時から既にいすゞはDeに力を入れラインナップも充実させていましたがやはりCMの影響か?お洒落な外観にちなんでか特に都市部ではガソリンモデルが多数だったのでDeの残存は希少に思います。

↓総評R、内外Cという年式からしたら上々の内容!


走行も実走11万km台、Deエンジンは慣らしが終わった程度は大げさとしてもまだまだ大丈夫、燃料ポンプの在庫があるかは不明ですがこれさえ神経遣っていればエンジンそのものはまだまだ現役!

FFジェミニは86年にガソリンターボや今でもファンには人気のイルムシャーを追加、そして87年には併売してきたPF型FRジェミニを廃止してMC、後期型となりますしこの時から「FFジェミニ」の呼称はやめ「いすゞジェミニ」となります。

後期型はFrフェイスとテールをリデザイン、バリエーションも好調な事から大幅拡大していますが個人的には顔もお尻もゴテゴテとオーバーデコレート気味になり萎えた印象…

いすゞとは縁の深いJアローデザインでしたがせっかくの奇才のデザインをゴテゴテマスクが台無しにしてしまい後期はガックリな出で立ちでしたが市場にはそれほど影響なく後期型以降も販売は堅調、このジェミニ、販売力の弱いいすゞであれだけ売れたんですからね、トヨタが売ったら多分10倍は売れた?んではないかと思います。

↓オーバーデコレートなデザインになった後期型ZZ


ジェミニというクルマは代々、中の狭さが唯一の落第点、このサイズですから広々は無理としてもFR時代〜最終型まで同じようなサイズのライバルと較べても極端に中が狭い、後部座席なんてFF以降でも大人では辛い範疇でしたんで当時ファミリーカーという視点ではどうしても選べなかったんですわ、トランクもミニマム、広大なラゲッジを持つ3HBはデザイン的にNG、そもそも主力のセダンがこの狭さではカローラサニーの敵ではないですし…

↓C評価の内装、オリジナルを保ち割れ、破れもなく程度は良さそう!


上述の通り後期からはバリェーションが充実、スポーツモデルもPF型から変わるDOHC搭載のZZを設定、イルムシャーに加えロータス社とコンビを組む『ZZハンドリングbyロータス』はスポ車ファンには高い人気と支持を得ましたね!

現車、MTというのも嬉しい点?特にDeモデルの実力を生かすにはMTが必須、トルクが太いので手抜き運転でも充分に粘るしDeの良さをスポイルするATモデルはNGでしたがMTは快適そのものでした!
あっ、忘れちゃいけんのがこの代にはNAVi5モデルもあったんだw

これ、今のいすゞではエルフでお馴染みのスムーサーの原型、当時としたらセミATなんですがこれはNG、ATとMTの融合なんて当時言ってましたがあまりにも完成度が低くガクガクの発進、不快な振動は支持を得られず普及はしませんでした、電子制御5ATともとれる先進的なミッションでしたが1度乗るともうええわ!!て感じでしたね〜w

↓テンバータイヤ、プラ部分の経年劣化以外は綺麗な状態の様子!


ジェミニと言えばこれの次世代の最終(いすゞオリジナル)型で有名なニシボリックサス!
このフィーリングはラリーストには高評価ながら街乗りとして考えると個人的には?なんですが2代目の時代はまだ未採用、逆に2代目時代は平凡な前トラット、後トーションビームでしたしこの味付けが微妙にイイ感じ、ZZになると若干柔い印象で強化の必要性を感じますが普及/一般グレード(D/D、T/T、C/C、G/G)では乗り心地も良く腰もありやや日本車離れしたしなやかさを感じさせる出来栄え、いすゞは脚廻りに関しても古くはベレットの時代から独特な味付けが評価の高い部分、ベレットや最終ジェミニはややもすればマニア向け?って感じですが2代目ジェミニは素人でも玄人でも満足できる完成度を感じたモノです!

↓いすゞらしく今でも古さを感じないデザイン!シンプルな嫌みのない顔付の前期はかなり希少…


出品は東、落札は無事なされプレミア価格までは付きませんが皆さん思う程安くもない、ちょっと前ならば解体価格でしたでしょうがこれももはや希少品、しかもDeMTですしこれですと海外需要もありますしね、値段はそれなりに付くようです。

今は亡きいすゞ乗用の傑作が117ならば2代目ジェミニは後にも先にもいすゞ乗用の最多販売モデル、これを造っていた時代は勢いもあり誰もいすゞを“トラックメーカー”なんて言いませんでしたがねー、そんないすゞの華やか時代の生き証人、末永い残存を願わずにいられません(^^)/
Posted at 2017/12/02 17:51:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

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