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2021年05月04日 イイね!

珍車PART904

珍車PART904
珍車シリーズ、久々にトラック行きましょ、殆どの方はアウトオブ眼中でしょうがねwww

いや、仕事上の探索やっててさすがに首都圏は当然、地方でもまずもう残っていない太古のレアトラック発見してしまったんでね、ご紹介!

⇒『昭和57年(1982)初代CM85型日産ディーゼルコンドル 平ボディ』!!


懐かしい社名=日産ディーゼル、かつて民生ディーゼルと言われた老舗トラックメーカー、日産の資本が入りこの名前になり以後ボルボの傘下となってUDトラックスに改名、現在もこの名前は残るも今やボルボからいすゞが買収、いすゞ傘下となりかつて同社の代表的ネーミングだった『コンドル』(元々は民生時代のバスの名称=後に日産ディーゼルの2/4t車のネーミングとなる)も今や4tはいすゞフォワードのOEMモデル、2tは『ガセット』に改名され三菱ふそうキャンターのOEMとなっておりますがこれも早々、かつての2~3tコンドルがエルフOEMだったように早々エルフに切り替わるのでないかと思われます。

自社生産は今や唯一、大型の『クオン』のみという有様、かつては2t~大型まで揃え”ディーゼル4社”の一角を担い特に大型では現在でもトラクター(トレーラーヘッド)では信頼も高くシュアもNo1(業界全体では第4位)、いすゞのニューパワーや810、ギガとは良きライバルでしたが時代は移りましたなぁ…

旧日産ディーゼル、社名が表すように古くからディーゼルエンジンを造り単流掃気方式2サイクルディーゼルエンジンから始まり数々の新技術を打ち出す独創的メーカー、4tクラス初のターボモデルのリリース、トラック(大型)でもいち早くイージードライブ(2ペダルのエスコット)を提唱、年々厳しさを増す排ガス規制では初めて尿素SCRによる排ガス浄化システムを開発しました!

現車は民生以来の『コンドル』を名乗った初代CM85、型式から初の4tクラスターボチャージャー付が業界では大きな話題となります、乗用車にターボが搭載された1979年(日産430型セドリック/グロリア)の2年前の1977年にデビュー。

初代コンドルCM


現車ですが内装Cの3点評価、働く太古のクルマとしてはかなりのイイ評価!
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距離は5桁なのでアテにはなりませんが全体のコンデションから約13万㎞、行ってても23万㎞程度ではないかと推測、年式の割に劣化も最小限の様子なので結構大事に整備されてきた個体と思われますがキャタラーザー等の記載はないので国内で乗るにはかなり厳しいレベル、勿論貿易向けでしょう。

このコンドル、当時の大型Cシリーズのキャビンをそのまま流用、当時ドア等は共通としても日野、いすゞ、ふそうは大型と中型では造り分けていたのでこの事から大幅にコストダウン、4t(と言うか他社トラック全てに対して)では最安値でありましたが日デは当時ブレーキが独特のカックンブレーキ、これにより運送業等の顧客には車体の安さで注目されるものの運転手からは”安かろう悪かろう”と悪評が立ちワタシもこの時代の日デ車も何度か経験ありますが慣れればいいんでしょうが明らかに他社とはブレーキのフィーリングが異なり最初は”停まらない!!”と焦る、3代目コンドル辺りでは他社に遜色なくなっていましたが初代、2代目はやはり”カックン”のイメージ…

C評価だけあり綺麗なキャビン、当時資本関係のあった日産乗用車のパーツが多く使われていました(シフトノブやドアハンドル等々…)
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ボディは恐らくクレーン外しの様子、荷台の荒れや破損も見られずまだまだ海外で活躍するでしょう!
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一時このCM85=ターボ付きは外人に引っ張りだこの時代がありました、建設系(クレーン付きやダンプ)等はゴミ同然の様相でも100万200万で飛ぶように売れた!なんていう時代、ワタシがトラックの商売に入った頃なんてそんな感じでしたが今でも一応値段は付いています。

クレーン外しのただの平ボなんでかなり安いですがこれがダンプやクレーンでしたらまだ5~70万にはなるんではないか?と予測できる金額、相変わらず日本のトラックは海外では人気高いですナ(^^)/

Posted at 2021/05/04 18:36:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | UD | クルマ
2019年01月08日 イイね!

珍車PART798

珍車PART798
2019年一発目の珍車シリーズはいつものように業オク出品車輛から珍・レアトラックのご紹介(^_-)-☆

昨年11月に上げた 私が惚れた!ネーミング“ザ・ベストテン” トラック編  の中でも少し触れましたが国内トラックの墓場?的日本最大のトラックオークション会場に出てきたコレ↓がお題!

⇒『昭和57年(1982)日産ディーゼルCM85GC型コンドルキャブバッククレーン付き平』!!

ネーミングでも触れたとおり“コンドル”名を名乗るUDトラックは数多いですが4tがこの名前の本質、今もいすゞフォワードOEMに残っているのがUDのこの名前への思い入れが伺えます。

出品車はそんな数多きコンドルのパイオニアモデルで75年に初めてその名を名乗った初代!?コンドル(4tとしては)、当時の大型Cシリーズのキャビンや可能な部分のパーツを共用化しコストダウンして登場したもので4tクラスでは最廉価、日野にせよいすゞにせよふそうにせよ4tモデルは大型のお下がり?的部分は多かれ少なかれあるもそれぞれ専用開発された部分も多くこれに較べコンドルは徹底した共用化とコストダウンでリーズナブルさをアピール、値段の安さからそれなりに普及はしましたが耐久力、ブレーキ性能などで芳しい評価はなく特にヘビーな運輸業からは「安かろう悪かろう」と嫌われUD製=安物イメージが代々つきまとう元区となってしまいました、この悪評が払拭されるのは93年のMK型デビューまで実に20年近くの歳月を要しました…。

大型Cシリーズは古くはサングレイト時代から定評ある重量級輸送(トラクター)や建設系(ダンプ、ミキサー等)では高い評価を得ながらも4tは真逆に近い評判でしたが2代目コンドル辺りからはシャシも強化されエンジンもパワーアップ、特に海外には数多く出ており現在でも2代目以降は古くても部品取りとして需要があり実働であれば年式不相応な値段で貿易されています。

コンドルは当時の大型Cシリーズのコンポーネンツを使って開発されました!


現車、37年を経過したユニッククレーン付き、建設系ですのでカーゴ系ほどは走らないとしても実働6万㎞台は奇跡的少走行、恐らく農機、建機やハウスレンタル等の業種で近場の配送のみに使われてきたのでしょう、経年劣化は致し方ないとしても荒く使われるこの種のトラックでまず40年近く前のモノが現役で残っている事が驚きでしょう、排ガス規制、De規制で首都圏は当然、さすがに初代コンドル実働は地方でももうほぼ残っていないでしょう…

下廻りやキャビン、クレーンの痛みはさすがに隠せませんが海外ならばまだまだ現役通せるレベル!


フレームは黒ニス(シャシブラ)厚化粧にてパッと見は綺麗ですが内部は結構やられている様子


ユニックはUR30Vという骨董品、ブームもまだ5角形になる以前のモデルで日本初の油圧式トラック積載型クレーンを開発したユニック、現在は古川ユニックとされますがまだ古川に吸収される前のモデル、ワタシとしてもトラックを扱い始めた15年前ですらこまで旧式のユニックは扱かった事はなく基本性能や見かけは大幅に変更ないながら興味ソソられたりします(^^;)

基本的な3段ブームで今は常識なフックインやラジコンなんて装備されていません!


評価はC2(事故落ち2点)、外装は評価ナシで内装がC、事故修復の部分に不具合が出てきている感じもありますが見かけは年式かからしたらかなり綺麗で主にシャシやキャビン部の修復がなされ貿易に出ればUDのネームバリューにより特に東南アジアでは高嶺で取引されるでしょう。

キャビン内はそれなりのクタビレは否めないながら不快レベルにはなっていない様子


Cシリーズ譲りのキャビンにボクシーなブラックマスクが特徴的、初代コンドルは4tクラス初の直噴ターボ搭載(1977)も話題になりました。


荷台は鉄板張りでまだまだ状態もよくこのままイケるでしょう!


Rrビュー、荷台後部も致命的痛みは皆無


この年代のDe車を国内使用するにはコスパも悪くハードル高いので当然貿易落札と推測、落札額も乗用相場しか興味ない方には目ん玉飛び出る金額で海外に行き修復かかれば恐らく200~300万の売買になるんではないかな!? 元々UDは海外で強いながら初代4tコンドルは国内同様そう評価は高くないものの後続4t(CM→MK)や大型C→レゾナ→ビッグサムが人気が高くこれに引っ張られ古いUDも貿易価格、上がってきているようです(^^)/
Posted at 2019/01/08 17:55:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | UD | クルマ
2018年03月13日 イイね!

珍車PART759

珍車PART759
前回に続いてもう1丁デカい珍いきましょ、略して“デカチン” なんちって~(*_*;

コレも見なくなりました、まだ地方にはかろうじて現役実働もいるでしょうがそれでも個体数は減少の一途、何せ海外で大人気ですから一時期は信じられん値段で貿易に出ていましたしね、値段はこの型に関しては落ち着きましたが人気はまだまだアリますんで…

⇒『昭和63年(1988)日産ディーゼル(現UDトラックス) CW53HD改コンクリートミキサー車』!!

シーダブの愛称で業界では呼ぶこのモデル、CWとは3軸の2デフを意味し建設系(ダンプ、ミキサー)では頑強、パワフルさが古くから定評があり噂では昔、過積載が普通にまかり取っていた時代は10、20倍積んでもUDは壊れなかったとか?(フレームやエンジン)ホントかウソかは知りませんが年輩のダンプ、ミキサーのオーナーと話すとそんな事をよく聞いたモノです!

他にUDはトレーラーヘッドも人気、ハマには言わずと知れた港湾地区があるのでそこ行けば傍若無人?いや、いつも忙しそうにヘッド、トレーラーが所狭しと走り回っていますがやはりUDのシュア、高いです。

カーゴ系はUD、あまり芳しくないですがそれでも前任ビッグサムの時代からはかなり評価を上げ以前の“安かろう、悪かろう”のUD のイメージは払拭、現行クオンになり完成度は日野やいすゞ、ふそうと較べても遜色なく現車、通称レゾナ時代のカーゴ系で聞かれた悪評はなくなりましたねー…

UDの大型は古くはサングレイト、Cシリーズ、そのCシリーズの後続が79年デビューのこのレゾナとなり以降ビッグサム→現行クオンとなります。
ただ、レゾナのネーミングを採用していたのは一時期のみ、初期やモデル末期には名乗らず単なるUD大型トラックと呼ばれましたが業界では79年~83年の初期丸目以外は末期(90年)まで『レゾナ』で通していたりと。
従ってここでもレゾナと記載しますが年式的には多分もうその名前を名乗っていない時期のモデルだと思います。

現車、関西からのお出ましでまだ西には残っていたんですナ~、東(関東)では地方行ってもまずもう見かけない、2~3年前までは山梨群馬長野なんかには比較的生きてましたが旧くても値段付くのでほぼ買い取られ貿易に出た感じです。

↓事故落ち、OILや燃料漏れもあり状態はイマイチ、年式なりのヘタリはあるも距離は推定22万㎞台と大型としては少走行!


大型はタコメーター(タコグラフ)が付くのがほぼ、このためオークションではメーター交換とみなされ距離不明扱いとなってしまうのですがクルマの年式が88/1、タコの年式が88/8なのでそこまで距離に狂いはないでしょう、あくまで推測ながら実走+5万㎞位かな…!?

余談ですがUDトラックス、2010年までは日産ディーゼルという社名でしたが事実上ボルボに吸収され国内資本ではなくなってしまいました、バスからもバスボディ製造会社との絡みや提携していた三菱ふそうとの破断等もあり撤退、シェアは元々国内ディーゼル4社のブービーでしたが現在は3位のふそうにも大きく離され近々では4tからも完全撤退するなんて噂も…

先代MK(コンドル4t)では完成度を上げ大きくシェア向上は果たしながらも現行では会社の環境からそれも落としましたしね、確かに旧々MKに較べ旧MKは少なった感じ(現行はいすゞフォワードOEM)、それでも我が横浜は日産関連工場が多いのでまだ見る方ですが他県の場合は数減らしているのは間違いなくお客さんなんかもいすゞや日野に鞍替えっていうのも多いです。

民生ディーゼル時代からの老舗も今や海外資本、家電のシャープにしてもそうですが工業国、ニッポンの企業がこんなんなるなんてねーorz…

話をレゾナに戻して個人的にはこの型、カクカクっとしたボクシーな出で立ちが好み、当時のライバル他社がとにかく厳つい顔ばかりの中、4t/大型ともジェントルな佇まいは好感持てましたっけ!

窓が大きく視界良好、キャビンも明るくて乗った感じも快適、ブレーキが弱いとか色々欠点もありますがネ(笑)

↓サイドウィンドウ上端に桟が入るのがレゾナの特徴


この画像見てピンと来た方はド変態www
何が?そう、シフトノブなんてR30とかC31ローレルと共通部品、ドアハンドルなんてケンメリと共通!当時日産グループですから当たり前ながら他にも日産乗用車からの流用部品も多くそんな部分も感激したりと(^^;)

三角窓も今や大型でも見れなくなりました、エアコン普及が乗用に較べ遅かったので90年代設計のキャビン(旧型のビッグサムやコンドル、日野スーパードルフィンやレンジャー等)までは付いていましたが。。。

↓V8のRE8型エンジン、太いトルクと粘りで名機と言われるエンジンながらガスだだ喰いw



今や大型と言えど燃費や排ガス規制の絡みで直6のターボとなってしまいそりゃもうこの時代のV8やV10、V12なんかに較べると走らない×2!!
まぁ昔は過積載前提でメーカーも造っていましたのでとても直6なんかじゃ役に立ちませんが時代は変わりました、大型も今はほぼAT(セミAT)だし昔みたいに黒鉛モクモクなんてよほどの田舎行かないと見れませんしねw

↓ミキサー部にはそれほど痛みはない様子



まだまだこれも海を渡れば立派な現役、発展途上国の建設現場で今後も働く事でしょう。

UDは古くから海外に出ておりエンジンや補修パーツもふんだん、タイやインドネシアではその辺のおっちゃんが道端でUDやいすゞのOLDトラックを直してるというからそんな光景も見てみたいです(笑)

↓角目4灯になった中期~後期モデルは他社の強面に対しジェントルなイメージ!


落札額、相変わらずいいお値段です!

トラック知らない、興味ない方にズバリ言ったらぶったまげるような金額で新車のコンパクト2台分くらいかな?30年前のくたびれたトラックでこんな値段出るのは日本車のみ!やはり工業国ニッポンはまだまだ安泰!?!?!?
Posted at 2018/03/13 22:46:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | UD | クルマ
2014年03月07日 イイね!

保存版・ 珍車PART382

保存版・ 珍車PART382“建機オクに出て来た珍トラック”の第2弾です(笑)

前回のいすゞSMRには珍度としては劣るもこれももうなかなか見られなくなりました⇒『昭和60年(1985)旧日産ディーゼル レゾナP-CW53Pセルフローダー』!!

このレゾナも排ガス規制で首都圏ではもうまず見れなくなったモデル、現在のUDトラックス・クオンの2世代前、79~90年の11年の存在で土地柄日産関係の工場の多いワタクシの生息する神奈川県では比較的多く目にするモデルでしたが前述の通り現在では皆無、地方に行けば特にこの型では定評があり未だ貿易用として人気の高いダンプは時折見れますし第2生息地の山梨でも、また、北関東などでもチラホラいたりします!

ただ、レゾナでもこの“CW53”のみが高人気、因みに型式は2デフ6×4を示しています。
CW53という型式は後続にも受け継がれ次期型ビッグサムや現クオンでも同様にダンプやミキサー、そして出品車のセルフなどは高人気、特に海外ではこれの評判は他日野、ふそう、いすゞの同型など問題にならない人気ぶりですので現車のような太古のモデルでも立派な値段が付き出品車も200万に届く勢いです。

経験からするとやはり外人さんの数がトラックオークションよりも圧倒的に多くやや値段が高いように感じますが遠目ながらこのレゾナは非常に状態が良く距離も40万㎞に届いていませんから約30年のモデルでもここまで高騰したと感じます。

上物はリスト記載ありませんので遠めの推測ですがタダノかフジタというこの類では人気のメーカー物と推測、どうしてもクローラ(キャタピラ)の建設機械を搭載するので床面はズタボロになるローダーですが現車はまだまだ綺麗ですので1~2度張り替えしているかもしれません…

このコーナーでご紹介するレゾナも3台目になりますが一番これが状態がいいですね!男前でボクシーなレゾナ、とても好きでしたがそろそろこれも全て海外に渡りかけており全く見れなくなる日も近いと切実に感じます、UDトラックスと母体が変わり以前の日産ディーゼルほど歴史を重んじる事もなくなりましたしそろそろマニアさんによる旧型トラック保存も必要かと感じますネ(^.^)/

Posted at 2018/07/07 19:16:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | UD | クルマ
2013年11月28日 イイね!

保存版・珍車348

保存版・珍車348久々にデカいの行きます、しかも御無沙汰でこのコーナー、ブービーのUD(日産ディーゼル=現UDトラクス)のモデル(*^^)v

De規制のある首都圏/中京・関西地区ではもうお目にかかれない大型ダンプを取り上げます⇒『昭和59年(1984)旧日産ディーゼル レゾナP-CW53HDダンプ』!! 



レゾナ、堂々二回目の登場ですが基地のある山梨県ではまだ時々見れます、変態車王国ナシヤマ県以外の地方でもレゾナが強かった特装車(ミキサーやダンプ、クレーン等)ではまだ現役いるかもしれませんね!

現車、ゼッケンからやはり?山梨出のクルマ、前回は珍しい てかもうこの車型はほぼ死滅した平ボでしたが今回はレゾナ定番のダンプ!

レゾナ、と言うかUDのダンプは中東他大人気車種で年式古くても海外ではまだまだ人気のモノ、国内では排ガス規制の影響もあり使える地域が限定されますし地方でもいくら走行の少ない仕事が多いダンプと言えこの年式ではよほど物持ちのいいところでしか残っていませんがトラックに素人な方は御紹介の都度記載していますが見かけ、どうみてもポンコツのゴミだろうが“UDのダンプ”というだけで驚く値段で競り落とされています。

一時期のUD人気と狂乱落札は収まりましたがそれでもFUSO、日野、いすゞに較べるとやはり割高でして国内でダンプとして評価の高いFUSOに対しても同じような程度、年式、エンジンだとUDの方が10~30万位は高く付いています。

現車、32年前の酷使されたダンプとしては外観は比較的まだ程度がいい状態、ただ走行は訳分からん感じですしエンジンはOIL漏れ、フレーム曲がりもあるので現車をよく確認しないと何ともですが評価総合3ですのでこれを信用すればまだ大丈夫、特にダンプの命であるホイストや荷台に関しての注意記載はないので立派に海を渡って活躍する事でしょうね(^^)v

↓内装Cの総合3ですから32年前のダンプとしては好成績です!


現代の大型車は環境や燃費の関係で多気筒(V12/10/8)エンジンは皆無ですがかつては大型らしくこれら大排気量多気筒エンジンが主役、実際現代のL6ターボの大型は箱車にせよ特装にせよ昔を知っているとどれ乗っても頼りなくフル積載でもしようものなら発進ですら一苦労って感じですがこのレゾナは定番?のV8!

型式CW53は2デフのV8生エンジンを表しこの上にCW52というのが存在、こちらはターボ付きで一時輸出で引っ張りダコ、生エンジンの53はそこまでではないながら今となってはV8の強大トルクでグイグイ走る大パワーは太古のダンプならではです!(他にレゾナはL6やV10も設定あり)

↓荒れ放題の室内が多い中、個人事業使用車らしく比較的大事に扱われたのが伝わるキャビン内


↓画像の限りダンプの命である荷台やプロテクター(平ボの鳥居にあたる部分)は非常に状態!


この型は79~90yの11年に渡り存在、後続は今でもまだまだ見かける『ビッグサム(90~05)』や現行『クオン(05~)』となりますがこれらがどんどんスマートにカッコ良くなっていった反面、レゾナは昔のUDらしくボクシーでワイルドさが溢れる顔付が魅力!
それでも現役当時は日野という極悪な顔をした大型がありましたからそれに較べるとかなりイケメン?柔和?に個人的には思ってましたが現代のスマートさを見るとやはり武骨で迫力ありますね。

レゾナと言えば西部警察の悪役ダンプで度々登場、これ以前の大都会シリーズではふそうが悪役を務めていましたが日産全面協力の西部警察、悪役も日産で揃えたようです(笑)

↓この面構え、スクエアでボクシーな感じがふそうの次にお気に入りでした!4tのCM系もこれに準じた顔でしたがやはりレゾナは迫力ある!


さて、お楽しみ!?の落札価格ですが三桁を軽くオーバー、間違えなく外人落札だと思いますが輸出先ではこれの倍、3倍になるケースもありますからね、国内での一般的買取価格はこれの遥か下ですから外人さん、日本のダンプで相変わらず濡れてに泡???

出品は日本一のトラックオークションである北関東栃木の物件でした、以前は神戸でもよく出ましたがねレゾナ、さすがに西でも少なくなってきた様子です(^.^)/
Posted at 2018/08/28 23:24:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | UD | クルマ

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「大慌て!?雨中走行後のケア! http://cvw.jp/b/2682511/47677134/
何シテル?   04/25 16:50
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