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令和になっても昭和のスカイライン、結構出てきますナ、さすが稀代の名車ですよねー、40年50年経過車がこれ程残っている車種、他にはナイですし…

イベント等ではハコスカ～R31迄、少々食指気味になる位？残存するスカイライン、今回はその中の1台です！



⇒『昭和56年（1981）5代目HGC211型スカイラインセダンGT-EX』!!

ジャパンですねー、トヨタから名ばかりのGT扱いされたヤツ（最後にその汚名挽回したけんどw）
まぁ、こんだけの有名なクルマ、ワタシづれがくどくど書く必要はないですね（汗）

しかしこのジャパン、デビューした1977年は日本車にとっては暗黒期、世界一厳しいと言われた排ガス規制が行われた真っただ中の時代でしたんでスポーツ性が売りのモデルはスカイラインでなくても青色吐息（マツダREを除く）、そうした事もあり歴代スカイラインの中では性能的には一番悲運のモデルがこのジャパン、先述した”名ばかりのGT”はこの時期でも大幅なパワーダウンを受けながらもDOHCを持ち続けたトヨタからの強烈な皮肉をCMで言われてしまった訳で…

しかしデビュー時こそ日産NAPSによる排ガス規制を受けたヘタレエンジンのみ（L18/L18E/L20/L20E）でしたが後期になってからは日産が初めてセドグロで国産市販化したターボモデル（L20ET SOHCターボ145ps）を搭載したりやや？的な2.8LDeを搭載したりでハイパワーバージョンも充実、Deはこの時期省燃費で注目されておりこのクラスで4気筒2～2.2L程度のところに直6の2.8L!!Deとしては驚くパワーと静粛性でアッと言われたりもしましたっけ、売れなかったけどwww

とにかくL20ETでそれまでのスカイラインにこびりついた”非力”（1975～1979年までのケンメリ後期～ジャパン＝51/53年規制モデル）を返上したジャパンのターボ、リアル世代としてはキャッチコピー通りの”夢のスカGターボ誕生！”と日産ファンでなくても狂気したモノです。

さて、現車ですが年式と内装を見ればすぐに解るように外観を前期型にカスタマイズ、確かにジャパン前期は非力ながら精悍さでは後期より上（個人的見解）丸4のハニカムグリルに魅せられた前期マニアがオーナーだったようですネ！

後期オリジナルは角2のスラントノーズ、みんな大好きな刑事ドラマで大活躍でしたね！

後期型ジャパンHT


私的にはFrは絶対前期、インパネやRrは高級感を醸し出す後期が好きで妄想で？ジャパン乗るなら顔だけ前期にしようと思っていた時期もありましたっけ。。。

後期型ジャパンセダン


出品車、やる事やった感じながらそれほど下品な仕様になっておらず車高もイイ感じ、非公認L28載せ変えのソレックス他諸々、改造マニアも振り向く感じ！


R点、内外CDの内容でそれなりの痛みは出ていますが40年経過車です、それでこの位の内容なら上等でまだ暫くは大掛かりな修正やレストアなくとも乗れそうですね。

ジャパンは主に前方視界改良の為、後期（79～81）ではインパネデザインを改良！


内装Cだけありイイ状態、ダッシュ割れナシ、シート破れ等少々の様子でこのまま快適に乗れそうです。

当時の最高峰GT-EXですのでこの時代では高級装備なP/Wも標準装備！後付けダッツンコンペハンが懐かしい！


ボディは錆が下回りには出てる（出て当然）ようながら大凹、大傷は見当たらずまだ全塗とかは不要でしょう！





外観に関しては前後が前期型となっている以外メッキミラー→黒ミラーに変更、ローレル（C130）ウインカー、デュアル管がオリジナルとは異なる部分、タコ足も入って当時L20系弄りのお約束（Z、230/330、ハコスカ/ケンメリ/ジャパン,、ブタケツ、サメブルといった面々）”ソレタコデュアル”はしっかりキープされていますw

ソレタコデュアルが懐かしいL28型に換装されたEngルーム！


いやー、80年代の雰囲気そのままのジャパン4枚、ワタシらの年代では懐かしく若い方々には新鮮でしょうね～、80年代かぶれには涎モノでしようナ！

出品は北海道、落札はジャパンなら当然で今更驚きませんが3桁オーバーは勿論、Wスコア以上、旧車専門店に並ぶ時は300?400万は行くでしょう(+_+)

冒頭申し上げましたようにスカイラインは歴代結構残るもジャパン、しかも4枚は結構希少、排ガス規制過渡期のモノなので潰しの憂き目に遭った個体も多く下手するとハコやケンメリより少ないのではないか？と思われます、スカイラインキ〇ガイの方、如何ですか!?

(^^)/