横のクルマはコレでした！

昨日のブログ画像でコスモＬの横にもう一台実は写っていたのですが、コスモ以上に個性が強いクルマでそのまま載せるとコスモが霞んでしまうと思われるので、敢えてボカシました（笑）。



そのボカされたクルマの正体とは…







マツダ・サバンナでした。

1960～1970年代に登場したマツダ・ロータリーラインナップの一つで、このクーペの他に４ドアセダン、さらになんとステーションワゴン（名称はスポーツワゴン！）まで用意していました。

なかでもこのクーペ（ＲＸ－３）は当時のツーリングカーレースで常勝マシン「日産スカイラインＧＴ－Ｒ」を撃破したマシンとして有名に。ロータリーパワー＆軽量コンパクトなボディによりかなり速く、しかも価格も手頃ということで人気を博しました。しかし数年後にオイルショックが起こり、燃費が悪いロータリーエンジンへの風当たりも強くなり、ファミリアからなんとマイクロバスまでロータリーを展開していたマツダにとってはロータリーラインナップ変更や燃費改善を余儀なくされたり、またサバンナクーペの中古が出回ると暴走族御用達といった所謂「族車」としての人気も出たなど、エピソードが豊富なサバンナでした。

ところで画像をご覧頂いて判るように左には昨日のブログのコスモＬ、右には最新型のＲＸ－８があって、さらにコスモの前に停まってる黒いのはＦＤ３Ｓ型ＲＸ－７とロータリーマシンが固まっていました。でもこのお店はロータリー車専門店ではなく、普通の中古車も扱ってます。念のため…(^^ゞ。