
今回の東京モーターショーは殆どの海外自動車メーカーが出展を見送った影響が強く、それは会場のスペースにも現れていましたねぇ。
例えば休憩スペースに各自動車メーカーから懐かしいクルマや新型車などを展示している『モーターラウンジ』というのがあり、1917年に製作開始した日本での量産乗用車の先駆け『三菱A型』や初代ホンダアコードなどが展示されていて、休憩しながら懐かしいクルマを見る事が出来ました。
もう一つは『日本カー・オブ・サ・イヤー30周年記念展』。
歴代の日本カー・オブ・サ・イヤー(COTY)受賞車を展示したコーナーで、こちらも懐かしいクルマから最新のクルマまで一堂に見る事が出来ました。
このCOTY記念展で私が好きなクルマがありまして…。
まずは第2回COTY受賞車・初代トヨタソアラ。

『未体験ゾーン』というキャッチコピーを引っさげて1981年に華々しく登場し、2.8Lツインカム6エンジンやデジタルメーターなど当時の国産車最高の技術を惜しみなく注入したスーパーグランツーリスモでした。
子供ながらにカッコいいと思ったクルマで、親父とトヨタ店へ2000VRターボを見に行った記憶があります(^^)
もう1台は、第8回COTY受賞車・三菱ギャラン。

個性的なスタイリングやフルタイム4WD/4WS/4ABSなどの『アクティブフォー』といったハイテクノロジーを採用し、後の三菱のクルマ作りを決定付けた一台。最高峰グレードのVR-4はWRC(世界ラリー選手権)にも参戦していましたよね。
私事で恐縮ですが、最初の愛車を何にしようかという時に候補の一つだったのがギャランVR-4。でも結局初代レガシィを買ってしまいました(笑)
カッコよくて高性能…私はこういうクルマにどうも弱いらしいですなぁ(^^;
ところで、昨日をもって東京モーターショーが閉幕。
ニュースによると海外自動車メーカーの相次ぐ出展見送りなどが響き、来場者が前回(2007年)の半数にも届かない61万4400人とのことでした。
海外メーカーにとっては日本よりも成長著しい中国に目を向けていることもあり、今回は厳しいモーターショーでしたねぇ。
そういえば各ブースから貰ったパンフレットも心なしか前回よりページも少なくて薄っぺらな感じだし…(>_<)
Posted at 2009/11/05 20:58:51 | |
東京モーターショー | クルマ