
先日、6年ぶりにフルモデルチェンジしたスバルの主力車種『レガシィ』。
フルモデルチェンジ以前からネットや雑誌などで話題になっていて、3世代乗り継いできた元レガシィ乗りの私にとってもちょっと気になるクルマです。
そこで今日はスバルDへ向かい新型レガシィを見てきました。
ショールームに入り、迎えてくれたのは女性のセールスの方。
社外秘のセールスマニュアルを持ちながら色々レガシィについて説明してくれました。
丁度ショールームには先代ツーリングワゴン(在庫車)も展示されていて新旧レガシィが比較出来る状態。
やっぱり大きくなってますねぇ!アテンザやアコードといったライバル達も軒並みサイズアップしていますし、同門のインプレッサも標準モデルで3ナンバーになり先代レガシィ以上にワイドになった下克上状態ですから仕方がないのでしょうねぇ…。
ワゴンのデザインも先代まで大き目のリアクォーターガラスを継続していた『レガシィらしさ』を払拭してしまいましたし。
例えばVWゴルフのように世代を重ねてもゴルフだと一目で判る『ゴルフらしさ』があるように、レガシィも一目でレガシィだと判る『レガシィらしさ』がある日本車では稀有なクルマだったような気がします。
それを否定してしまって何処かで見たようなデザインになってしまったのは残念かなぁ…。
残念がってても仕方がないので新型レガシィを試乗してきました。
■グレード:B4 2.5GT・Lパッケージ
■トランスミッション:5速オートマチック
先代より大型化されたレガシィ。しかし運転席に座ってみるとボンネットがちゃんと確認出来るし(インタークーラー部のエアダクトがなくても)、ドアミラーの縦方向が大きく視認性も良かったです。市街地を試乗してみて大型化されたボディによる運転しづらさは感じませんでした。この辺りは昔から真面目なスバルの精神が生きているように思いますネ。
2.5Lに排気量アップしたエンジンはアイドリングからとても静かで私が日頃乗っているフーガより静かに感じましたし、レスポンスもなかなか。
17インチタイヤということもあり乗り心地も硬さを感じる事はなく快適そのもの。
少し試乗しただけですが、これといった不満やクセは感じませんでした。
しかし前述したように大型化したボディサイズやレガシィらしいスタイリングではなくなったのが、どちらかというと保守的な方が多い(と思う)レガシィ乗り・スバリストの皆さんにはどう映るか?
試乗車を降りて後ろに回ると女性セールスさんが『後ろがレクサスGSっぽくないですか~?』と仰っていて確かに似ているなぁとは思いましたけど、これをレガシィとは呼びたくないというのが私の偽らざる印象です(- -;
Posted at 2009/05/24 20:01:10 | |
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