
コンパクトカーを所有したことがない法被です。
先週某日、買い物を終えて駐車場のフーガ君の横にとめてあったクルマ。
こんなクルマありましたね~!
発売当時から非常に個性的なスタイリングのコンパクトなセダンが、私のフーガの隣に降臨❢
その名は…
WiLL Vi
『うぃる・びぃ』ではなく『ウィル・ブイアイ』と読みます。
トヨタが2000年1月から2001年12月まで販売したコンパクトセダン。ベースは初代ヴィッツでした。
WiLLというのは1999年にスタートした異業種合同プロジェクトの名称で、今でいうコラボ企画といったところでしょうか。
このプロジェクトに参加していたのはトヨタの他にアサヒビール・花王・松下電器産業(現:パナソニック)・近畿日本ツーリスト・江崎グリコ・コクヨの各社で、それぞれの業界を代表する企業が名を連ねていましたが、商業的に成功とはならなかったようです。
このWiLL Viは内外装にトヨタのエンブレムも付かなければ車名もトヨタを名乗らないという、『トヨタ車であってトヨタ車ではない』こだわったクルマでした。
3ボックス・4ドアセダンでありながら生活臭のないシンプルでオシャレなスタイリングが唯一無二の個性を放っています。
ボディサイドやボンネット&トランクフードに刻まれた3本のプレスラインが良いアクセントになっている気がしますねぇ~。

女性が乗るにはサマになるけど、私のようなオジサンにはキツイです(泣)
この手のクルマはBe-1やパオ、フィガロなどのパイクカーを生み出した日産のお家芸と思いがち。しかし、トヨタもWiLLブランドではViの他にサイファやVSといった個性的なクルマを出していたものの、天下の大トヨタをしても人気とはならなかったようで…。
電気自動車や水素自動車、ハイブリッドカーといったエコでSDGsな今流のクルマ、巷に溢れるSUVやスーパーハイト軽ワゴン、ファミリー向けのミニバンも結構ですが、こういった遊び心や個性が溢れるクルマも令和の世の中にあってもいいのではないでしょうか🌝
Posted at 2022/11/13 00:13:02 | |
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