未だにトヨタ車を所有したことがない法被です。
遅くなってしまいましたが、実は新型コロナ緊急事態宣言前にレンタカーを借りて乗りました。
久々のレンタカー、今回は冒頭に書いた通りトヨタ車です。
クラウン2.5ハイブリッド S Four
2年前の2018年6月に15代目としてフルモデルチェンジしたS22#系クラウン。
長らくクラウンの代名詞的存在だったロイヤルシリーズを廃止して先代S21#系アスリートシリーズのイメージを踏襲したフロントマスク、歴代クラウンでは初採用となる6ライトウインドウ&4ドアクーペ風のスタイリングが特徴的で、街中でも見掛ける機会が多いクルマです。

個体は初度登録が2018年7月、貸出時の走行距離が50890km。
公式サイトを調べたところ、グレードは2.5Lハイブリッドシリーズのベースグレードかつフルタイム4WDのS Fourということになります。
インパネのデザインもクラウンとしては先進的なイメージ。
ただ個人的にメーターのデザインは子供っぽくて馴染めず…。

前席に座ると、意外にも着座位置が低めで足を投げ出すスポーティな感覚。
後席にも座りましたが、頭上も足元も余裕があって快適です。
一方でFRの宿命かセンターのフロアトンネルの出っ張りが大きく、5名フル乗車時に大人が後席中央に座らなければならない場合は足が辛そう…(汗)

エンジンはA25A-FXS型の2.5L 直4ガソリン、それに1KM型モーターを組み合わせたハイブリッドシステム。
私が乗っているY50フーガの3.5Lがアクセルを踏み始めた瞬間からトルクがモリモリと立ち上がるのとは違い、必要十分なトルクでスルスルと走り出していく印象です。
加速時にアクセルを多く踏み込めば若干うるさくなるのは4気筒の弱点でしょうか?
モーターやエンジンの接続や切り替えはスムーズかつ自然で、先月デイズの車検時に代車で乗ったノートe-POWERの粗っぽさとは無縁。この辺は流石トヨタですな。
高速道路を往復で170km程度走り、足回りは硬めでしっかりしていますし安定性の良さを実感。
疲れることなく快適に移動出来ました。
一つ気になったのは、高速時での風切り音が伝わってきたこと。
クルマ自体静かなのもあり余計に気になってしまいましたネ…(--;
1日半程度走り(370.4km)、レンタカー返却時にガソリンを使用分満タン給油(24.83L)した結果、燃費は14.9km/Lとなりました。
指定燃料もハイオクではなくレギュラーガソリンというのが助かります。

ここからはあくまで個人的感想ですが、歴代のクラウンに感じられたCピラーがガッシリと太くて落ち着きのあるスタイリングから6ライトウインドウや4ドアクーペの欧州車風なスタイリングへ大変身したことには、クラウンとして名乗ると未だに違和感があるかな?
ついでに言うと全幅は日本国内での取り回しを考慮して1,800mmに留めていて、実際に取り回しは良かった半面、あと40~50mm程度ワイドだったら一層カッコ良くなっていた気がします。
こんなことを書いているけれど、私はクラウンの若返り作戦に否定的ではありませんし、『クラウンやフーガのような高級車は50代になってから乗るクルマ』などといった時代錯誤な価値観を持った頭の固い人間でもありません。
それに、自分が好きではないクルマを所有している相手に対して『あなたが乗っているクルマは好きではありません』など、相手だけでなく同じクルマを所有している他のユーザーにまで不快感を与えるような発言をする人間とも違うことをお断りしておきます。
■フォトアルバム■
Posted at 2020/04/26 08:33:54 | |
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