決勝レポですが、
あえてこの画像を使いました。
想像できると思いますが、
また後ほど。
決勝レース。
残念でした。
日本人初のインディ初ポールを獲得した琢磨でしたが、
全250ラップのレースが残り68ラップとなったところ
183周目で突然テールが流れウォールへクラッシュ。
2コーナーのバンプにマシンが乗ってしまう恰好となりました。
スタートからの7周後に1位をあけ渡した琢磨でしたが、
マシンを調整しながらほとんど5位以内のトップグループを常に走行していました。
問題の最後のピットアウト後。
最終スティントでもあり、アンダーグリーンでのピットでもあったので
確かに勝つため、少なくともより上位を狙うためにはタイムを削り
攻めるべきタイミングでした。
それでも琢磨はアウトラップは様子を見るように問題なくクリア。
そして、バンプに乗ったのは次の2周目でした。
“1周目は大丈夫だったけど、2周目。アウトラップならわかるんですが…”
後からロジャー選手の解説がありますが、そこに落とし穴があったかもしれないのです。
イエロー中のピットではなく、先にも触れたようにアンダーグリーンでのピット後。
燃料はほぼ満タン。
それはいずれのケースでも同じです。
アンダーグリーン後のアウトラップ後の2周目では
タイヤはまだ十分に温まっていない(内圧が高まっていない)のに
通常はスピードをそれなりに出していかないといけない状況。
そしてそのため、ダウンフォースがより大きい。
よって、ボトミングしやすい。
こうだったかもしれないし、マシンのデータを見たらまた違うことだったかもしれません。
いずれにしてもオーバルは奥が深く、難しいということです。
万全でないといけない。
もっとも一番辛いのは本人だろうし、私も含め応援する人にはショックではありましたが、
次に向かっていかなくてはいけません。
決勝は残念でしたが、予選で琢磨が日本人初の偉業を成し遂げたことには変わりありません。
次はポディウムで↑の画像ような光景が見れる日を信じ、楽しみにしています。
“優勝は月に行くようなもの”
そんな考え方もあります。
がんばってください!!
IndyCar Series Highlights from Iowa(38:58)
2011インディカーシリーズ第8戦アイオワ決勝レポート
<決勝>
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム
1 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport D/H/F 1:53:00.1074
2 82 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus D/H/F +0.7932
3 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing D/H/F +1.1067
4 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing D/H/F +1.4856
5 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing D/H/F +1.8926
6 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F +2.3628
7 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F +2.6732
8 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport D/H/F +4.1625
9 06 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing D/H/F +5.6272
10 7 ダニカ・パトリック Andretti Autosport D/H/F +6.0327
11 67 エド・カーペンター Sarah Fisher Racing D/H/F +7.6745
12 22 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +14.1527
13 19 アレックス・ロイド Dale Coyne Racing D/H/F +16.8865
14 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing D/H/F +1Lap
15 38 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing D/H/F +13.3437
16 77 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports D/H/F +13.5985
17 59 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus D/H/F +11Laps
18 14 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises D/H/F +23Laps
19 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus D/H/F +68Laps
20 34 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing D/H/F +136Laps
21 12 ウィル・パワー Team Penske D/H/F +161Laps
22 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing D/H/F +188Laps
23 24 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +206Laps
24 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport D/H/F +206Laps
25 18 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing D/H/F +228Laps
26 78 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing D/H/F +250Laps
<ポイントスタンディング>
順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 303
2 ウィル・パワー Team Penske 283
3 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 230
4 オリオール・セルビア Newman Haas Racing 214
5 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus 211
6 ライアン・ブリスコー Team Penske 193
7 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing 191
8 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport 184
9 J.R.ヒルデブランド Panther Racing 169
10 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports 161
11 ダニカ・パトリック Andretti Autosport 161
12 エリオ・カストロネベス Team Penske 159
13 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 155
14 マイク・コンウェイ Andretti Autosport 144
15 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing 142
16 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises 141
17 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing 138
18 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing 117
19 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 117
20 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport 115
21 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus 113
22 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing 96
23 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing 92
24 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing 90
25 エド・カーペンター Sarah Fisher Racing 72
26 ラファエル・マトス AFS Racing 67
27 ダン・ウェルドン Bryan Herta Autosport with Curb/Agajanian 59
28 アレックス・ロイド Dale Coyne Racing 58
29 ポール・トレイシー Dragon Racing 44
30 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing 44
31 ベルトラン・バゲット Rahal Letterman Lanigan 30
32 トーマス・シェクター KV Racing Technology-SH Racing 28
33 ジェイ・ハワード Rahal Letterman Lanigan Racing 27
34 デイビー・ハミルトン Dreyer & Reinbold Racing 26
35 シモン・パジェノー Dreyer & Reinbold Racing 24
36 タウンゼント・ベル Sam Schmidt Motorsports 21
37 バディ・ライス Panther Racing 20
38 ジョン・アンドレッティ Richard Petty/Andretti Autosport 16
39 ピッパ・マン Conquest Racing 15
40 ワイド・カニンガム Sam Schmidt Motorsports 10
41 ティービーエー Dale Coyne Racing 0
42 ブルーノ・ジュンケイラ A.J. Foyt Enterprises 0
43 ホーピン・タン Schmidt Dragon Racing 0
44 スコット・スピード Dragon Racing 0