何シテル?
にも書きましたが、
琢磨はついにロード・ストリートでも
初となるポールポジションを獲りました!!
インディでの通算ポールは2回目。
琢磨によると、新レイアウトとなったことで
自分たちにもチャンスはある
という気持ちで臨んだそうです。
かといって決して楽に獲れるわけではありません。
その中、琢磨は
W.パワーの2010年7月開催のトロント以来となる
ロード・ストリートの連続PP記録を阻止しての獲得となりました!
そして、決勝レース。
琢磨は順調にスタートし、18周のリードラップの後
15周目辺りからのフロントタイヤの内圧アップ、グリップダウンに悩まされ
後続のトップ集団に抜かれてしまうのでした。
パワー、ディクソン、ダリオ、琢磨…4位に後退。
さらに、その後のピットではペンスキーのブリスコーに先行され、
ステイアウトの2台もいたため琢磨は7位に。
しかし、その後のリスタートで5台抜きの2位に!
さあ、これから!というところ、追い上げてきたハンターレイに
ターン5で無理なインへのダイブをされて接触、琢磨のエンジンはなんとストール。
いつもならイエローが出てもおかしくない状況でしたが、ノーコーション。
さらにはエンジンスタートも遅れ、痛恨のラップダウン。
その後は早目のピットでコーションによるラップバックを狙う作戦をとりましたが、
結局ノーコーション。
琢磨は願ってもいない21位フィニッシュでした。
問題の、ハンターレイが突っ込むシーンの39周目。
タイミング的に微妙な感はありましたが、レース後にハンターレイがすぐに
全部自分の責任だと謝りに来たので、やはりそういうことなのでしょう。
ハンターレイはドライブスルーペナルティでしたが、琢磨はラップダウン。
痛過ぎる代償でした。
琢磨を取り巻くKVレーシング・ロータスと、ハンターレイのレース後のやりとりの一部始終は、
コチラをご参考になさってもよろしいかと思います。
そして、いつもだったらフラッシュロールで
チーム各ドライバーのシーンを流す
KVのHPトップ画像ですが、
琢磨への配慮もあってか、今回は琢磨のポール獲得の1シーン固定貼り付けでした。
チームオーナーのジミーは特におかんむりでしたしね。
次は、昨年琢磨は予選最高の3位を記録したミッド・オハイオ。
もうこうなったら連続だろうが何だろうが、ガンガン行ってもらいましょう!!
まずは予選の良いイメージで
2011 Edmonton Indy Highlights
2011インディカーシリーズ第10戦エドモントン決勝レポート
佐藤琢磨(21位)
「こんなに後方順位でのフィニッシュになるなんて、本当に残念です。スタートはとてもエキサイティングで、レースをリードし、とてもいい気分で走っていました。しかし、そのあとに小さな問題が発生していくつかポジションを落としました。そこでフルコースコーションになってピットストップを行い、我々はタイヤを交換しました。そしてリスタートを迎え、失ったポジションをほぼすべて取り戻す2番手にまで順位を上げました。すべてが順調に戻り、余裕を持ったペースで走り続けていました。そう思っていたところへ、残念なことにハンターレイがヒットしてきて、マシンにダメージが与えられ、周回遅れにもなってしまいました。そこからはとても長いレースとなり、モチベーションを保ち続けるのも難しくなっていました。クルーたちのためにも今回の件は本当に残念です。彼らは週末を通じて一生懸命に働いてくれていました。アクシデントの起こったレース中盤までは、自分たちのチームにとって非常にポジティブだと感じることのできる週末となっていました。私としては、今日のレース結果はただただ残念で仕方がありません」
<決勝>
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム
1 12 ウィル・パワー Team Penske D/H/F 1:57:22.5177
2 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F +0.8089
3 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing D/H/F +1.1735
4 82 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus D/H/F +11.1507
5 22 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +11.7835
6 19 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing D/H/F +12.6681
7 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport D/H/F +18.0259
8 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport D/H/F +18.3563
9 7 ダニカ・パトリック Andretti Autosport D/H/F +21.0430
10 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F +31.1578
11 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing D/H/F +35.5404
12 14 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises D/H/F +37.5572
13 24 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +67.2455
14 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport D/H/F +70.2013
15 06 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing D/H/F +71.1179
16 34 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing D/H/F +75.7811
17 77 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports D/H/F +75.8866
18 18 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing D/H/F +76.1893
19 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing D/H/F +1Lap
20 59 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus D/H/F +48.2156
21 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus D/H/F +60.5636
22 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing D/H/F +4Laps
23 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing D/H/F +6Laps
24 78 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing D/H/F +26Laps
25 38 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing D/H/F +80Laps
26 8 ポール・トレイシー Dragon Racing D/H/F +80Laps
<ポイントスタンディング>
順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 388
2 ウィル・パワー Team Penske 350
3 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 282
4 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus 253
5 オリオール・セルビア Newman Haas Racing 244
6 ライアン・ブリスコー Team Penske 239
7 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport 232
8 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing 218
9 エリオ・カストロネベス Team Penske 212
10 J.R.ヒルデブランド Panther Racing 212
11 ダニカ・パトリック Andretti Autosport 195
12 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises 189
13 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports 186
14 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing 183
15 マイク・コンウェイ Andretti Autosport 180
16 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 180
17 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport 176
18 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing 173
19 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing 149
20 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus 147
21 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 141
22 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing 128
23 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing 120
24 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing 114
25 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing 100
26 エド・カーペンター Sarah Fisher Racing 72
27 ポール・トレイシー Dragon Racing 68
28 ラファエル・マトス AFS Racing 67
29 ダン・ウェルドン Bryan Herta Autosport with Curb/Agajanian 59
30 アレックス・ロイド Dale Coyne Racing 58
31 ベルトラン・バゲット Rahal Letterman Lanigan 30
32 トーマス・シェクター KV Racing Technology-SH Racing 28
33 ジェイ・ハワード Rahal Letterman Lanigan Racing 27
34 デイビー・ハミルトン Dreyer & Reinbold Racing 26
35 シモン・パジェノー Dreyer & Reinbold Racing 24
36 タウンゼント・ベル Sam Schmidt Motorsports 21
37 バディ・ライス Panther Racing 20
38 ジョン・アンドレッティ Richard Petty/Andretti Autosport 16
39 ピッパ・マン Conquest Racing 15
40 ワイド・カニンガム Sam Schmidt Motorsports 10
41 TBA Dale Coyne Racing 0
42 ブルーノ・ジュンケイラ A.J. Foyt Enterprises 0
43 ホーピン・タン Schmidt Dragon Racing 0
44 スコット・スピード Dragon Racing 0