アップが遅くなってしまいましたm(_ _)m
琢磨は
予選15位でしたが、
ここでの過去の成績を振り返ると
2014年20番手からスタートして4位でフィニッシュ。
2015年のレースでは18番手から8位まで浮上ということがありました。
また、レッドタイヤの落ち込みが早そうと予想していた中
琢磨にはフレッシュなタイヤが残っている。
さらには、ファイナルプラクティスで3位ということもあり、
ストラテジーに頼ってはしまいますが
決勝での十分な巻き返しは充分期待されました。
しかし、今年のソノマでは良い方向に行きませんでした。
琢磨は早目のピットインをするも、その後フルイエローが出ますが、
その前に多くのクルマがピットインを済ませていたことやレッドタイヤが予想よりももったことが
終盤に響きました。
琢磨は最高6位走行までいきますが、最後で他よりも多いピットインを余儀なくされ
終わってみれば予選順位より1つ上の
14位フィニッシュ。
うーーん、正直なところ残念な結果でした。
兎にも角にも、インディカーは2016シリーズが終わりました。
…となると、いつものことですが気になるのは来年のこと。
もちろん琢磨ですね!
琢磨はレース後や他の場所でも
“学んできたことを来年も繋げるべく、今後も頑張っていきたい。
僕自身はやっていきたい気持ちはある。”
なんてことをコメントしています。
受け入れがあれば!
そんな中、気になる記事が「こちらGAORA INDYCAR 実況室」のサイトに一昨日ありました。
“AJフォイトレーシングが大改革へ”
かいつまむと…
AJフォイトは「正直言ってひどい年だった。チームは何一つかみ合っていなかった。
来シーズンは大幅に体制を変えて一新したい。」
来シーズンはホンダからシボレーに変更するのではないかという情報が漏れ伝わってきています。
AJフォイトはワトキンスグレンでの琢磨選手のスピンに納得がいかないとしています。琢磨選手は予選22位から8位まで追い上げたものの単独スピンで17位に終わっています。「予選22位から5位フィニッシュできそうだったのにあそこでのスピンは納得できない。攻める必要は全くなかった。」
一方でラリー・フォイトは琢磨選手のオーバルでの予選の調子の良さを高く評価しています。
ラリー・フォイトは「インディカーシリーズのすごいところはチームのレベルが僅差だということだ。歯車がわずかに狂ったところであっという間に最下位まで落ちてしまう。逆に言えば、わずかなアジャストでトップに復帰することもできる。自分とすれば今シーズンの結果が再建5年計画から外れたものだったとは思わない。ポジティブなこともたくさんあった。弱点を強化すればいい。」
AJはスポンサーから成績について突き上げを受けていることを認めています。
憶測が憶測を呼ぶ感じですね。
今の段階でなんとも言えませんが、もしAJフォイトチームが
ホンダからシボレーに本当にスイッチすれば琢磨の離脱は必至でしょう。
個人的には琢磨の現役継続は見たいです。
AJフォイトチームに残ることが賢明かどうかは微妙なところはありますが、
現役続投には大きく寄与するチームの1つであることには違いありません。
さぁ、来年の開幕戦にはどうなっているのか?!
ここしばらくの気になるトピックになりますね。
佐藤琢磨(14位)
「決勝に向けて用意したマシンはいいペースで走るセッティングになっていました。スタートでポジションをいくつか上げることができ、ピットインするタイミングを少し遅らせて戦いました。しかし、フルコースコーションの出されるタイミングが自分たちに有利なものになりませんでした。逆に、一番悪いタイミングでレースの半ばに出されてしまいました。オーバーテイクを仕掛けるのに必要なコーナーでのスピードが少し足りませんでしたが、ターン11でパスをすることはできていました。自分たちの持っている中ではレベルの高いマシンを作ることができていました。今シーズンの私たちは、リザルトに現れたもの以上の進歩を遂げることができていたと思います。シーズン序盤のストリートレースではHonda勢をリードする戦いを見せることもできていました。しかし、今年は表彰台に上がることができませんでした。それはとても悔しいことですし、残念です。しかし、私たちチームは全力で戦っていました。今シーズンも応援をありがとうございました。」
<決勝リザルト>
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 22 S.パジェノー シボレー 85 2:00'12.9424
2 15 グレアム・レイホール Honda 85 +3.2523
3 2 J.P.モントーヤ シボレー 85 +18.0157
4 28 ライアン・ハンターレイ Honda 85 +29.7224
5 98 アレクサンダー・ロッシ Honda 85 +30.6649
6 21 J.ニューガーデン シボレー 85 +32.2754
7 3 H.カストロネベス シボレー 85 +32.8490
8 27 マルコ・アンドレッティ Honda 85 +34.3002
9 83 C.キンボール シボレー 85 +34.9353
10 11 S.ブルデー シボレー 85 +43.8965
11 7 ミハイル・アレシン Honda 85 +49.3242
12 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 85 +51.1304
14 14 佐藤琢磨 Honda 85 +52.6331
15 26 カルロス・ムニョス Honda 85 +56.6756
18 41 ジャック・ホークスワース Honda 84 +1Lap
19 19 RC.エナーソン Honda 84 +1Lap
21 18 コナー・デイリー Honda 36 +49Laps
<ポイントスタンディング>
順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 22 S.パジェノー シボレー 659
2 12 W.パワー シボレー 532
3 3 H.カストロネベス シボレー 504
4 21 J.ニューガーデン シボレー 502
5 15 グレアム・レイホール Honda 484
6 9 S.ディクソン シボレー 477
7 10 T.カナーン シボレー 461
8 2 J.P.モントーヤ シボレー 433
9 83 C.キンボール シボレー 433
10 26 カルロス・ムニョス Honda 432
11 98 アレクサンダー・ロッシ Honda 430
12 28 ライアン・ハンターレイ Honda 428
13 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 416
15 7 ミハイル・アレシン Honda 347
16 27 マルコ・アンドレッティ Honda 339
17 14 佐藤琢磨 Honda 320
18 18 コナー・デイリー Honda 313
20 41 ジャック・ホークスワース Honda 229
22 19 ギャビー・シャヴェス Honda 121
24 77 オリオール・セルビア Honda 72
26 ルカ・フィリッピ Honda 61
27 19 RC.エナーソン Honda 55
28 29 タウンゼント・ベル Honda 55
29 63 ピッパ・マン Honda 46
31 35 アレックス・タグリアーニ Honda 35
33 88 ブライアン・クロウソン Honda 21