2013インディカーは
ついに最終戦が終わりました。
最後はオーバルでした。
琢磨はプラクティスでのクラッシュがあり、
予選に出走できずに決勝スタートは
最後列から(
最後尾25位のトリプルファイルスタート)でした。
それでも途中まで、
昨年のようにリードラップ!
…とまではいきませんでしたが、
14位までは順位を上げました。
なんとかトップ10フィニッシュでもできれば
と思っていましたが、叶いませんでしたね。
ラジエータ―に異物が入ってオーバーヒート。
無念のリタイア。琢磨は
17位ということでした。
残念でしたね。
琢磨自身がレース後どういう様子だったか心配でしたが、
TCに入っていれば閲覧できるMOVIE MESSAGEを見て少し安心しました。
まぁ、琢磨のことだから、そういうふうに振る舞ってくれているんだと思います。
今シーズンはついに第3戦ロングビーチでインディカー日本人初優勝を飾ったり、
2011年のアイオワ、エドモントンに続くキャリア3度目のポールを第17戦ヒューストンで獲ったり、
光を見せるシーズンでもありましたが、一方では琢磨流に言うと
本当に精神面でもタフなシーズンだったでしょう。
中盤からとても苦しかったに違いありません。
現実は現実として受け止めるしかありませんが、いい意味でリセットし
来季があることを信じ臨んでもらいたいですね!
琢磨、がんばれ!!
応援するファンとしてはこれしかありません。
2013 Fontana Race Highlights
Honda HPより。
スコット・ディクソン(5位、2013年シリーズチャンピオン)
「レース序盤のマシンはハンドリングがベストではなく、苦しい戦いを強いられました。しかし、ピットストップの際にセッティングを変更することで、マシンのパフォーマンスを向上させることができました。レースが終盤に入ってからは、オーバーヒートのトラブルも発生しましたが、チームが的確な対応をしてくれたことでゴールまで走りきることができました。作戦でもピットストップでもチームが考え得る最高の仕事をしてくれました。チームの総合力によってタイトルを獲得できたと思います。シーズン半ばには、今年はチャンピオンの可能性はないと考えていましたから、今でも自分が3度目のチャンピオンになれたことが信じられません。タイトル獲得を本当にうれしく思います。多くの人々に感謝しなければなりません。」
佐藤琢磨(17位)
「ラジエターを異物が覆ったことによるエンジンのオーバーヒートにより、リタイアとなりました。とても残念な結果です。プラクティスでアクシデントがありましたが、クルーたちがマシンを完ぺきに仕上げてくれました。彼らはレース中のピット作業でもすばらしい仕事ぶりを発揮してくれ、着々とポジションを上げていくことができました。それだけに、今日のレースは最後まで走りきりたかったんです。今年はロングビーチで優勝を飾ることができ、ファンタスティックなシーズンでした。苦戦が続いた時期もありましたが、ヒューストンでポールポジションを獲得し、私たちがスピードを取り戻したことと、チームが高い力を備えていることを証明しました。ハードワークを続けてくれたチームに感謝したいと思います。」
アート・セント・シアー|HPD 社長
「とてもエキサイティングなレースで今シーズンは幕を閉じました。私たちは今シーズン中にインディカーでの200勝目を喜ぶことができましたが、ほろ苦さも味わいました。スコット・ディクソンの3度目のタイトル獲得をたたえたいと思います。Hondaはこれで15度目のドライバーズタイトル獲得を達成しました。全Hondaチーム、そしてHPD関係者にも、シーズンを通してみせ続けたすばらしい仕事ぶりに対し、おめでとうと言いたい気持ちです。私たちはすでに2014年シーズンのスタートに目を向け、明日からまた全力を注いでいきます。」
<決勝>
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差
1 12 W.パワー Team Penske シボレー 3:13:42.8699
2 20 E.カーペンター Ed Carpenter Racing シボレー +1.4883
3 11 T.カナーン KV Racing Technology シボレー +1.8615
4 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー +3.0395
5 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +15.8759
6 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー +1Lap
7 25 M.アンドレッティ Andretti Autosport シボレー +2Laps
8 78 S.デ・シルベストロ KV Racing Technology シボレー +3Laps
9 1 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー +8Laps
10 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda DNF
11 98 J.R.ヒルデブランド Barracuda Racing/Bryan Herta Honda DNF
13 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda DNF
14 10 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda DNF
15 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda DNF
17 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda DNF
18 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda DNF
20 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda DNF
21 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda DNF
22 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda DNF
25 18 ピッパ・マン Dale Coyne Racing Honda DNF
<ポイントスタンディング>
ドライバー
順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 577
2 H.カストロネベス Team Penske 550
3 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports 508
4 W.パワー Team Penske 498
5 M.アンドレッティ Andretti Autosport 484
6 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 472
7 R.ハンターレイ Andretti Autosport 469
8 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 449
9 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 427
10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 418
14 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 348
17 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing 322
18 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing 319
19 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing 294
20 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports 266
23 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing 185
24 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta 180
25 J.R.ヒルデブランド Barracuda Racing/Bryan Herta 112
29 アナ・ベアトリス Dale Coyne Racing 72
30 ルカ・フィリッピ Barracuda Racing/Bryan Herta 53
31 ピッパ・マン Dale Coyne Racing 34
32 ジェームス・デイビソン Dale Coyne Racing 27
33 ステファン・ウィルソン Dale Coyne Racing 14
34 コナー・デイリー A.J. Foyt Racing 11
36 ルーカス・ルアー Sarah Fisher Hartman Racing 8
37 キャサリン・レッグ Schmidt Peterson Motorsports 8
マニュファクチャラー(エンジン)
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 シボレー 144
2 Honda 141